『伝説の英雄達と、ギルティの記憶』

リザルトノベル【男性側】ボッカ親衛隊討伐部隊

ボッカ親衛隊討伐部隊

メンバー一覧

神人:ユズリノ
精霊:シャーマイン
神人:スコール
精霊:ネロ
神人:ヴァレリアーノ・アレンスキー
精霊:アレクサンドル
神人:シムレス
精霊:ロックリーン
神人:鳥飼
精霊:鴉
神人:ルゥ・ラーン
精霊:コーディ
神人:李月
精霊:ゼノアス・グールン

リザルトノベル

 バレンタイン城から少し離れた郊外寄りに位置する公園、『チョコレイトグラッチェ』。
 チョコレートで出来た樹木に岩石、水あめの池。
 甘いもので溢れた平和な自然豊かな公園である。
 公園の南側入り口にあるチョコレートの銅像の下に、ウィンクルム達は居た。

「この銅像を借りよう」
 李月がそう言うのに、ゼノアス・グールンは瞬きした。
「銅像を?」
「銅像をボッカに加工して、親衛隊を誘き寄せる」
 眼鏡の奥で、李月のアイスブルーの瞳が光る。
「誘き寄せる……何処に?」
 シムレスが尋ねると、李月は公園の地図を広げて見せた。
「ここに大きな水あめの池がある。そこに誘き寄せて……」
「池に落とすって訳だね」
 ロックリーンが続けたのに、李月は大きく頷く。
「いいね、僕手伝うよ」
「出来上がった銅像を運ぶ役も必要だよな」
 ユズリノとシャーマインがそう言えば、鳥飼が唇に指を当てて微笑む。
「銅像が完成するまで、敵を探す役も要りますね」
「手分けをした方が良いでしょうか」
 鴉が瞳を細め一同を見渡す。
「俺は敵を探す」
 即座にそう行ったのは、ヴァレリアーノ・アレンスキーだ。
「我もアーノと共に行こう。敵が見つかり次第、連絡を入れるのだよ」
 アレクサンドルは、A.R.O.A.から支給されたインカムを装着する。
「オレ達も敵を探すっす……ってことでいいよな?」
「ああ」
 スコールが尋ねると、ネロは首を縦に振った。
「では、私達も探索に参加させていただきますね」
「公園は結構広いしな」
 ルゥ・ラーンがふふと笑みを湛え挙手し、コーディが頷く。
「俺は銅像作りを手伝おう」
「僕も少しは役に立てると思うし、手伝いたい」
 シムレスとユズリノが声を揃えたのに、ロックリーンとシャーマインはどちらからともなく視線を合わせていた。
「それじゃ」
「僕達は銅像の運搬係に」
 最後に鳥飼が柔らかく微笑んだ。
「僕と鴉さんは、探索組の方に参加しましょうか」
「了解です、主殿」
 鴉は優雅に一礼する。鳥飼は、そうだとシムレスとユズリノの方を向いた。
「そうそうボッカといえば、マントは必須だと思います」
「なるほど」
「参考にするね」
 斯くして、ウィンクルム達は二手に分かれ、ボッカ親衛隊との戦闘準備を開始したのだった。 


「クオリティはボッカっぽく見えれば十分」
「鳥飼さんの言っていたマントと、角と耳をそれっぽくすればいいね」
 シムレスとユズリノは、早速どんな形にするか簡単に紙に描いて確認する。
 その間、ロックリーンとシャーマインはチョコレートの木を伐採し、加工用に溶かした。
 紙に描いた完成図を元に、四人は力を合わせて銅像を加工していく。


 公園内は、チョコレートの木々の甘い香りに包まれている。
 ヴァレリアーノは、地面に『アヒル特務隊「オーガ・ナノーカ」』を放った。
 人工的に作られた擬似的な瘴気を帯びた特別なぜんまい仕掛けのアヒル。小型カメラが搭載されている。
 また、ヴァレリアーノは『叛逆ノ黒外套』を身に纏っていた。この外套には、殺気を感じ取る効果がある。
 アレクサンドルはヴァレリアーノの死角を補い、二人は慎重に歩を進めた。

 スコールもまた、『叛逆ノ黒外套』を身に纏って、公園の奥を目指している。
 不気味な程、静かだった。
 ネロがスコールの隣で周囲を油断なく観察し、二人は木々の間を歩く。

 鳥飼は、『アヒル特務隊「オーガ・ナノーカ」』のカメラが送る映像を岩陰から見ていた。
 鴉はその傍らで、辺りを警戒している。
 アヒルが送ってくる映像は、一見平和な公園の風景。けれど、この何処かにAスケールオーガが居るのだ。

 ルゥは、『叛逆ノ黒外套』から感じた殺気に身震いした。
「ルゥ?」
 コーディから送られる視線に、ルゥは小さく頷く。
 ゆっくりとルゥが指し示す先に、三人の影があった。


 園内中心の巨大な木の下。
 マントを風に揺らす青年が三人。
「ボッカ様も自由だよねー」
 ぼやいたのは、ボブカットの水色の髪の青年だ。緩くウェーブを描く髪、存在を主張する三本の角を無視すれば、一見すると美少女にしか見えない容姿。
 ボッカ親衛隊隊員のセンである。
「まあ、そこがボッカ様の良い所だろうが」
 筋肉質で精悍な容姿の青年が笑った。短い赤髪の彼の頭にも角が二本。
 ボッカ親衛隊隊員、デクニーだ。
「私達はボッカ様の意に従うだけです。今のボッカ様に敵は居ないでしょう、多分」
 長い深緑の髪を掻き上げ、優雅に微笑む青年。
 彼も中性的な美青年だが、頭の一本角が彼にある。彼は、ボッカ親衛隊隊員のスガート。


 ルゥとコーディから連絡を受け、ウィンクルム達が公園の中心部へと集まった。
「ここからなら、水あめの池も近いのだよ」
 声を潜め、アレクサンドルが言う。
 三人のオーガが居る場所から、水あめの池は目と鼻の先だ。
 ──ボッカの銅像が設置出来るまで、どうか、まだ動かないでくれ。
 ウィンクルム達は祈るようにオーガ達を見つめた。

「ボッカ様は今頃、お城に到着したかな~?」
 チョコレート製のベンチに腰掛け、センが言う。
「ボッカ様が戦えば、城から煙が上がるだろ。そしたら、俺達も思う存分暴れられるってもんだ」
 わははとデクニーが豪快に笑った。
「ボッカ様に敵は居ないとはいえ、数で来られては面倒です。私達で出来る限りウィンクルムを引き付けましょう」
 スガートはチョコレートの木々の向こうに見える、バレンタイン城に視線を向ける。
「すべては、ボッカ様の為に──」

 その時、ヴァレリアーノのインカムに、銅像が到着した旨の通信が入る。
 ついに作戦開始の時が来た。
 ウィンクルム達は、それぞれ水あめの池の近くの木や岩陰に身を潜める。

 水あめの池の縁に、その銅像は立っていた。
 背中のマント、頭の角──そして、高慢な笑み。
 ぱっと見ただけで『ボッカ』と分かるそれは、今にも高笑いをしそうなポーズで佇んでいる。

『コケッコッコー!!』

 突然、鶏の声が響き渡った。──李月が仕掛けたICレコーダから流れた音である。

『コケッコッコー!!』

「何?」
「何だ?」
「この音って……」

 ボッカ親衛隊の三人が音に反応する。
 鶏の鳴き声は、主が忌み嫌う音であった。三人は音のする方へ歩いて──。

「ボッカ様?」
 その銅像に気付いた。

「何でこんなとこにボッカ様の銅像が……」
 デクニーがまじまじと見つめ歩み寄る。
「人間にもファンが居るのかな~?」
 センも続き、はっとしたスガートが二人へ手を差し伸べる。
「二人とも、待ちなさい──……」
 三人が限りなく池の縁へと近付いた。

『今だ!』

 李月の合図で、ウィンクルム達が物陰から飛び出す。
 ロックリーンは、『シャインスパーク』を放ち、親衛隊達の視界を奪った。
 シャーマインはデクニー、ヴァレリアーノとアレクサンドル、李月とゼノアスはスガート、ロックリーンはセンに体当たりを喰らわせる。
「!?」
 三人のオーガは驚きに目を見開き、蹈鞴を踏んだ。
「お前ら……!」
 デクニーが踏ん張り斧を振り翳す。
 ──体当たりだけでは、押し切れない。
 ゼノアスとアレクサンドルは視線を交わした。
「皆、下がってくれ!」 

 ゼノアスが叫ぶ。彼の手のネイルハンマー『モンストロカーペンター』が唸りを上げ、アレクサンドルの『ゴシックチャペル』にはめ込まれたステンドグラスが聖なる輝きを放つ。
 ウィンクルム達が後ろに下がると同時、二人から膨大なエネルギーが迸った。
 『コスモ・ノバ』──そのエネルギーの奔流に、まともに喰らったデクニーと回避が間に合わなかったスガートが吹き飛ばされ、水あめの池へと落ちる。

「スガート! デクニー!」
 間一髪で回避したセンが叫び、ウィンクルム達を睨んだ。
「全然タイプ違うな」
「は?」
 不意に背後から声を掛けられ、センがびくっと肩を跳ねさせる。
「誰が一番ボッカ様と仲いいの?」
 そう尋ねるのはスコールだった。センの背後から、小柄なその身体に手を回す。
 攻撃でなく、ただ触ってくるという行為に、センは只々目を丸くさせた。
「やっぱりあんたが一番ボッカ様と仲いいの?」
「あ、当たり前だけど、何なんだよ、お前……!」
 センが振り払おうと肘を打ち付けてくる。
「っ……効いた……」
 腹部の痛みにスコールは顔を顰め、それでもセンに後ろから抱き着いたまま水あめの池へと落ちた。
「!?」
 そして、直ぐに起き上がろうとするセンの体にべたべたと触り、水あめを付ける事を忘れない。
「ふ……ざけるな~! 変態!!セクハラ!!」
 肩を怒らせ、センはスコールを突き飛ばして水あめから上がる。
 デクニーとスガートも、水あめにべたべたする体に難儀しながら立ち上がっていた。
「げほげほ……」
 強く殴られた腹を擦るスコールに、ネロが手を差し伸べた。水あめを拭いながら、スコールは彼を見上げて口を開く。
「セクハラ? いや男の娘ならセー……」
「……アウトだな」
 返って来たネロの答えに、スコールは彼の手を借りて立ち上がりながら、半眼になった。
「アウトかよ」
「ついてたか?」
「それ聞く?」
 スコールとネロは軽口を叩きながら、武器を構えた。
「背中だ」
 ぼそっと囁かれた声に、スコールは口の端を上げる。
 センは明らかに背中に触れられる事を嫌がっていた。そこに弱点──『黄金の鱗』があるに違いない。
 スコールはセンを囲む仲間達を見た。
 ルゥと視線が合う。彼は微笑んで、インカム越しに仲間達へ囁く。
「弱点は背中です」
 センだけではない。デクニーもスガートも、『コスモ・ノバ』で吹き飛ばされた際、背中を庇っていた事にルゥは気付いていた。

 シャーマインの手の中で『盾「パヴィス」』が青白く発光する。
 更にその周囲に円形の聖域を作成し、シャーマインはデクニーと対峙した。
「不意打ちとはやってくれるぜ……!」
 水あめ効果で緩慢な動きながらも、デクニーの動きに隙はない。
 ユズリノは『ルーチェフルスタ』を振るった。当たれば、デクニーの防御力が下げられる筈だ。
 ヒュッと空を切った鞭は、デクニーの斧に弾かれた。
「おおお!」
 突進するデクニーの前に、鴉と鳥飼が躍り出た。
 パッと鳥飼の手で、『エレガンスパラソル』が花開くように開かれる。
 そうしてデクニーの視線を奪っている間に、鴉はスキルを発動させていた。
『ハハハハハハハ!』
 デクニーは、鏡に映った己が哄笑するのを見た。
 瞬間、攻撃が反射され、デクニーは後ろへ吹き飛ぶ。

「デクニー!」
 スガートが叫び、仲間を助けようと注意が逸れた瞬間を、アレクサンドルは見逃さなかった。
 青白く輝くウルフの頭部を宿す斧で、スガートの背中を狙い一閃する。
「くっ……!」
 スガートはこれを何とか身を捩って避けるが、即座にアレクサンドルの回し蹴りが顔面を捉えた。
 堪らず後ろへ後退する。

「やりたい放題、やってくれちゃってさ~……!」
 センの体から怒りの闘気が立ち上った。
「全員、死ねよ……ゴミ共!!」
 センの前に真っ黒な兎のぬいぐるみが現れる。
「させるかよ!」
 コーディの『【魔導書】サクラダイト』から、ハヤブサのぬいぐるみが飛び出し、黒い兎に体当たりした。
 続けざま、光輝く弓矢が黒い兎を貫き、爆発する。ルゥの放った『鉱弓「クリアレイン」』の矢だ。
「チィ……!」
 センは歯噛みしながら、懐から取り出したタロットカードを放つ。無数のカードは蝶のように舞って、ウィンクルム達に襲い掛かった。
「皆、下がって……!」
 ロックリーンは光輪を展開させながら前に出た。
 『シャイニングアローII』の光輪が、カード達を次々反射する。
 コーディは精神を集中すると、魔導書から猫のぬいぐるみを召喚した。
 ルゥがセンへクリアレインの矢を放ち、眩い光にセンが視界を奪われた時、猫のぬいぐるみはセンの背中へ張り付いて、爆発する。
「きゃあああああ!」
 センから甲高い悲鳴が上がり、彼を覆っていたオーラが消え失せた。

「セン! 今行くぜ……!」
 デクニーは体勢を立て直し、センの元へ走ろうとしたが、水あめがその動きを鈍らせた。
「行かせないよ!」
 ユズリノは、『神符「詠鬼零称」』に力を込める。神符から放たれた聖なる光がデクニーの腕に絡まり拘束した。
 鴉の『ブライズボード』からワシのぬいぐるみが現れ、動けないデクニーの背中へ突進する。
 爆発音と共に、デクニーの絶叫が響いた。

「何という……二人共、下がって下さい!」
 顔色を変えたスガートが叫ぶ。
「合流なんてさせねぇ!」
 ゼノアスのネイルハンマーが白い蛇のように光り輝き、スガートの手刀へと振り下ろされる。
「うぬぅ……!」
 手刀でそれを防ぐスガート。そこへ重ねるように、李月は『サベージソウルハンマー』を思い切り叩き付けた。
 ポップな水玉が周囲に弾け飛ぶと同時、スガートの動きが明らかに鈍る。
「貰ったのだよ……!」
 隙を狙っていたアレクサンドルは、マントに隠れた背中へ斧を振り抜いた。
 スガートが声にならない苦痛の悲鳴を上げ、パリンッと弾けるように体を包んでいたオーラが霧散する。
「……トドメだ」
 そこへ、小柄な体を活かし、滑り込むように真下へ回り込んだヴァレリアーノが、『デビルズ・デス・サイズ』を上に向けて全身をバネのように上へ一閃させる。
「ぐああああああ!!」
 マントは切り裂かれ、露わになった黄金の鱗に深々と大鎌が突き刺さった。

「ボッカ様……申し訳、ありませ……」
 どさりと、力を無くしたスガートの体が地面に沈んだ。

「スガート!!」
 デクニーは力任せに神符の拘束を弾く。弾かれたユズリノの体をシャーマインが支える。
「てめぇら、許さねぇ!」
 怒気を放ち、斧を振り下ろすデクニーに、鴉のワシのパペットが覆いかぶさるようにして妨害した。
 鳥飼は『【片手剣】スプーンオブシュガー』を、デクニーの背中に振るう。
 デクニーの足がよろけ、そこに駆け寄ったシャーマインが『フェザーアックス』を叩き込んだ。
「ぐ……あ……」
 デクニーは空を見上げ、そして倒れた。

「ボッカ様……すま……ねぇ……」
 指先一つ動かなくなったデクニーに、センが絶叫する。

「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう……!!」
 じりじりと後退するセンに、李月はゼノアスを見た。
 逃がす訳にはいかない。一気に決める。

『終わりなき栄光のロードを共に』

 同時にインスパイアスペルを唱え、ゼノアスが李月の紋章に口づける。
 李月をこれまで感じた事のない力が満たしていく。

 ルゥが光の矢を射る中、コーディのパペットが追撃する。
 センはそれらをトランプで弾いたが、その間、迫っていたネロの『バトルハンマー「ルグドラ」』を腹に喰らって地面へ倒された。
 光の翼が広がり、李月がセンへ跳躍する。
 センには最早反応出来る速度では無かった。『サベージソウルハンマー』がその背中に叩きつけられる。
「あ……が……」
 こふっと血を吐いて、センは唇を震わせた。

「ボッカ様……ごめ……な……さい……」
 そして、沈黙する。

 ウィンクルム達は、誰からともなく大きく息を吐き出した。

「リツキ!」
 セイクリッド・トランスの効果が切れて崩れ落ちる李月をゼノアスが抱き留める。
「暫く休んでろ」
 ゼノアスの囁きに、李月は血の気の引いた顔で微笑んだ。
「主殿、怪我はないですか?」
 鴉の問い掛けに、鳥飼は緩く首を振る。
「鴉さんは?」
「怪我の内に入らないですよ」
 鴉はマジックブックの表紙を撫でた。
「リノ、怪我は?」
 シャーマインは、ユズリノの手を取って確認する。神符の拘束を弾かれた際、付いた傷を丁寧に手当てし、口づけた。
「……ありがとう」
 頬を染めてユズリノは微笑む。
 スコールの視線の先には、動かないセンが居た。
「……スコール?」
 ネロの声に、スコールは瞳を上げる。
「何でもねぇよ」
 ひらっと手を振って、スコールは公園の外へ歩き出した。
「行くぞ」
 右瞼から頬へ真っ直ぐ縦に入った傷に指先で触れ、ヴァレリアーノもまた踵を返す。
 バレンタイン城での戦いがまだ続いているのならば、そちらに駆け付ける。
 小さな背中に強い意思を感じて、アレクサンドルはそっと口元に笑みを刻み、彼の背中に続いた。
 ルゥは空を見上げる。
 公園に漂っていた異様な空気は、また異質な空気に変わって──ルゥは胸を押さえた。
「ルゥ?」
 コーディが覗き込んで来たのに、ルゥは瞳を上げて微笑みを浮かべる。
 ロックリーンは、池の縁に立つボッカ像を見上げる。不敵な笑みは変わらない。よく出来ている。
 そんな像の下に、三人の親衛隊が物言わぬ体となり横たわっていた。
「……」
 シムレスが瞳を閉じたのに、ロックリーンも瞼を落とした。
 二人の鎮魂の祈りが、静かに響いた。


(執筆GM:雪花菜 凛 GM)


戦闘判定:大成功
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