基本情報
エピソード関連情報
●ギルティ『六罪』
ギルティの中でも異例の強さを持つ者に与えられる六つの席。エロス、ルダス、マニア、アガペ、プラグマ、ストルゲの席が存在しており、
名前の通りウィンクルム達の愛の形を罪とし、その罪に応じた存在として君臨しています。
それぞれ席を持っているギルティは下記の形となっています。
エロス(情熱的な愛) → ヴェロニカ
ルダス(遊びの愛) → ハインリヒ
マニア(熱狂愛) → 詳細不明
アガペ(隣人愛) → ダークニス(ダークニス・サンタクロース) 【死亡したため、現在空席】
プラグマ(実利的愛) → グノーシス(グノーシス・ヤルダバオート)
ストルゲ(友愛) → ボッカ(イヌティリ・ボッカ)
●ギルティ・シード
かつてダークニス・サンタクロースが生成した『黒き宿木の種』をモチーフに複製された、人々の負の感情を煽り、オーガ化を促進させる種です。
神人や神々には効果がありませんが、精霊・一般の人間・動植物などに影響を及ぼします。
マントゥール教団は、オーガ化ギリギリまで追い詰め、オーガとなる前の状態で生贄に捧げようと考えています。
ノースガルド周辺、首都タブロス周辺の様々な場所に散布されており、
破壊する(浄化して枯れさせる)ためにはウィンクルム達のような強い愛の力が必要です。
●黒き宿り木の種
ラインヴァイス城によって吸い上げられたレッドニスの力と、ダークニスの瘴気を混ぜて作られた『寄生型オーガの種』で、ダークニスの命を削って作られていたものでした。
●オーガナイズ・シード
負の感情に支配されている人間が食べることで、一気にBスケールオーガまでオーガ化することが出来る種。マントゥール教団員が保有しており、マントゥール教団員以外が使用しても効果が出ません。
また、一度使用すると身体の中で消滅するため、取り出すことは出来ません。
●悪意の冠
魔力を秘めた黒曜石を埋め込んだガラス製の冠です。見た目は粗末ですが、知性が「犬並」以下のデミ・オーガの心に憑依してコントロールすることができます。
憑依中の本人は意識不明で眠ったような状態になります。(叩いたり強い刺激を与えると目が覚めて、憑依がとけます)
効果範囲は300mまでで、対象に意識が完全に憑依しており、対象の五感と特殊能力を使いこなせます。
対象の個体が、群れのリーダーなどであった場合、群れを統率することも可能です。
効果時間は1時間程度。1日に1回、能力を発揮します。
●ギルティ化の副産物
ギルティが誕生すると空間が大きく歪みます。瘴気の発生なども、この空間の歪みが原因の一つと考えられています。
この現象のため、過去ギルティが誕生するたびに、異世界とのゲートが開き地上に被害が出た記録が残っています。
ミラスのギルティ化が成功してしまった際には、この世界の空間にも影響を及ぼすかもしれません。
人物情報
●ユウキ・ミツルギ
セナとミラスの友人で、リーガルトの神人。連れ去られたミラスのために、セナと共に奪還を望んでいます。
常に人畜無害な笑顔を浮かべており、少し間の抜けた感じの特徴的な口調で話します。
愛に対して強い執着を持っています。
マントゥール教団員として活動しており、ウィンクルムの愛のためにどんなことでも犠牲にする思想も持ち主です。
●リーガルト・ベルドレット
ユウキの精霊であり、様々な国を渡り歩いていた元傭兵。無駄なことは話さず、言葉足らずな部分が多いため、ぶっきらぼうな印象を与えることもしばしばあるようです。
また、一般人が見ると引いてしまうような鋭い目つきをしています。
ミラスとは、一緒に酒などを飲み交わす仲です。
マントゥール教団員として活動しており、ウィンクルムが愛の象徴でないといけないと考えています。
●ブリアンヌ伯爵夫人
マントゥール教団員であり、貴族という立場を悪用して社会を混乱させようと企んでいます。未亡人であり、彼女の伴侶は不審な死をとげました。
表面的には優雅なマダムですが、笑顔を浮かべたまま皮肉やあてこすりをするような、醜い本性の持ち主です。
悪知恵は働きますが、根拠の無い自信や慢心などから、ボロを出すこともあります。
A.R.O.A.に逮捕され、『A.R.O.A.本部地下大監獄』第四監獄『大灼熱』に投獄されていました。
●イヌティリ・ボッカ
オーガ上位種のギルティで、過去に何度かウィンクルムと対決している敵です。ギルティ・ストリゲを司るギルティですが、本人は自由奔放に行動しています。
現在は、紅桜城の中で暮らしているようです。
●ダークニス・サンタクロース
元精霊のギルティ。レッドニスの弟です。大好きな兄にとって、自分は不要な存在であると思い込み、兄を逆恨みしていました。
ヴェロニカの部下でもありましたが、討伐され死亡しました。
ギルティ・アガペを司る予定となっていましたが、死亡したため空席になっています。
●ヴェロニカ
ギルティ・ガルテンにハインリヒに仕えている狼女型のギルティです。ギルティ・エロスを司るギルティの一人です。
●ハインリヒ
ギルティ・ガルテンに居城を持つ吸血鬼型のギルティの一人です。ギルティ・ルダスを司るギルティです。
●???
ギルティ・マニアを司るギルティの一人です。現在、素性が判明していません。
●レッドニス・サンタクロース
ダークニスの兄であり、セイントであり、サンタクロースです。現在は、夢見の塔でクリスマスの準備を主に行っています。
●ライラット
クリスマスの時期になると、人一倍活発になる。クリスマスに縁のある土地や情報に詳しく、
イベント関連や、それ等を滞りなく進行させることに尽力する。
地理情報
●『首都タブロス』
スペクルム王国の首都。中心部にはA.R.O.A.の本部があり、
式典などが行われる白亜のゴージャスな旧館と、科学文明式の新館が建っています。
・A.R.O.A.本部
新市街北部の官庁街のど真ん中に、新旧二つの建物に分かれています。旧館は、設立当時に建築されて白亜のゴージャスな建物で、現在でも式典などはこちらが使われています。
新館は昨年出来たばかりで、シューピーゲル財閥が建設寄付し、科学文明式の近代ビルディングになっています。
地下鉄駅からは少し距離がありますが、市電が通っているため、交通の便は良いです。
●ノースガルド
タブロス市のあるミットランドの北にある雪深い地域の地域名称です。ノースガルドの大半はスノーウッドの森と呼ばれる大森林地帯に覆われています。
中心都市はホワイト・ヒル町で、冬の観光地として有名です。
・スノーウッドの森
森林地帯の総称で、大小の森、山丘陵、村々を含みます。森のちょうど中央には「古代の森」があり、さらに中心には「メリーツリー」がそびえています。
・クリスマスツリーの原木「メリーツリー」
古代の森もちょうど中央にある巨大なモミの木です。名前は古代語のメ・リー=天空・もっと高い(天空より高い木)から来ています。
1000年以上昔の記録にも同じ姿で書かれており、特に神聖な存在とされてきました。
サンタクロースは、この木からパワーをもらって、ソリで空を飛んだり、
一夜にして全国の子供たちへプレゼントを配れると言われています。
・ミニメリーツリー
『オベリスク・ギルティ』内に生息している、年月を経ることで『メリーツリー』に成長する特殊な樹。『オベリスク・ギルティ』に生えているこの樹は、特殊な魔力を帯びており、攻撃による破壊は難しいと思われます。
・ホワイト・ヒル大教会
元々女神ジェンマに祈りを捧げるための教会であったが、マントゥール教団が現れほとんどオーガの信仰のために使用されていた教会。今回の一件によってマントゥール教団の幹部クラスの人間が多数生贄となったことから、
完全に元の用途の教会へと戻った。
現在、ウィンクルム達のためのパーティーが開催されている。
●オベリスク・ギルティ(別名:罪の塔)
マントゥール教団が、儀式『大罪訃君祭(たいざいふくんさい)』によって、ノースガルド『スノーウッドの森』の近郊に出現させた、ギルティ『六罪』を集めるための天を衝かんばかりの氷の塔。
世界全域から負の感情を集めており、瘴気を撒き散らしています。
マントゥール教団はこの塔に集まる瘴気をも利用し、ミラスを一気にギルティへと変貌させようと計画しています。
●A.R.O.A.本部地下大監獄
A.R.O.A.本部の地下に存在している、大監獄です。ミットランドで罪を犯した者が収容され、罪状によって収容される階層が異なります。
また、スペクルム連邦の中でも大罪人である者が収容されることもあります。
・第一監獄『想地獄』
盗みや詐欺といった比較的軽度の犯罪を行った罪人が収容される監獄です。監獄の中で最も広く広大となっています。牢屋には二人一組で収容されます。
決められた年数を軽労働作業を行いながら社会復帰まで生活することになります。
・第二監獄『黒縄』
過失による殺人・事故等、中程度の犯罪を犯した罪人が収容される監獄です。監獄内は、想地獄と同程度の広さで牢屋には二人一組で収容されます。
裁決された年数を労働作業に従事し、罪を償うための時間を過ごすことになります。
・第三監獄『邪淫』
種族異性同性問わず強制的淫行・暴行を行った者、またそれに類する犯罪を犯した罪人が収容される監獄です。また、オーガに組する行為(マントゥール教団に加担する等)をした者も収容されます。
牢屋には二人一組、罪状によっては一人で収容されます。
ここに収容される者で性的な罪状で収監された者は、淫罰刑による施術をされる場合もあります。
生涯を重労働作業に従事し、肉体的・心理的負担をもって、罪を償うために費やします。
・第四監獄『大灼熱』
殺人・強盗等の重罪やウィンクルムに対して淫行・暴行を行った者、マントゥール教団の中で、強い影響を与えていた者が収容される重罪人用の監獄です。
牢屋には一人で収容され、動きを封じるために常に身体中に枷が付けられます。
ここに収容された罪人には、厳しい処罰が待っています。
・第五監獄『無間』
世界を揺るがす程の悪事を行った大罪人でありながら、何らかの理由で厳罰を行うことが出来ない大罪人が収容されます。
全身を枷で拘束・深淵の暗闇の大部屋に一人で収容・完全な自由制限等、厳重体制管理化で収監されています。
その他 基本情報
●マントゥール教団の宗教観
彼らの考えでは、世界はオーガの始祖によって作られ、現在いるオーガ達は世界を支配するためにある存在です。オーガの始祖を頂点とする多神教ですが、詳細はわかっていません。
人間はオーガの家畜として生まれた存在で、教団のメンバーは神に選ばれた特殊な人間であると考えています。
いずれ、世界はオーガが支配する正しい時代がやってきて、選ばれた人間だけが生存を認められると説いています。
●邪眼のオーブ
メロン大の大きさをした、Cスケール以下のオーガを操る事ができるオーブです。マントゥール教団員が手にしていることをよく目にします。
●シンパシー
本格的なオーガの戦いのために女神ジェンマがウィンクルム達のために用意した新しい力です。古代の伝承によると、女神はオーガと人間達の戦いを憂慮して、この力を生み出したと言われています。
※詳細情報はこちらからご確認ください。
●メディ・トランス
『A.R.O.A.』が新たに開発した『シンパシー』を原料とした医薬品。トランス状態で経過した時間を一時的に全快復し、戦闘に望む事が出来る。
しかし、試作品段階の為、効果が切れた瞬間に強烈な脱力感に襲われてしまう。