プロローグ
「……まだ、思い出せない」
レティシア・ハーカーという名の肖像画家は、目の前の描き上げた絵を見てポツリと呟いた。
彼女は過去に二度もオーガに襲われ、一度目は両親を、二度目は恋人を失った。その恐怖と喪失のショックから、両親と恋人の顔を思い出せなかった時がある。
だが、あるウィンクルム達の協力によって、過去の恐怖と喪失に向き合い、乗り越え、大切な人達の顔を思い出す事が出来たのだった。
けれど、まだ一つだけ思い出せない事がある。
烏のデミ・オーガを従えていた、真っ直ぐな角の生えた男。その姿が。
目の前のキャンバスには、飛び交う烏のデミ・オーガと、その中心に立つ黒い人型が描かれている。人型の部分は描きかけなのではなく、そうとしか表せないのだ。
常に描く事で感情や記憶を整理してきたレティシアは、描き表せない存在がどうしようもない異物のように感じて、異物を吐き出したくて、何度も何度も描く。
けれど、描けない。
今のレティシアの記憶には、忌まわしい存在の姿が残されていない。
はっきりと残されているのは。
―――『おいで、レティシア。いいものを見せてあげよう』
はっきりと残されているのは、恋人を殺される時に囁かれた、絶望の声だけだった。
* * *
タブロスからそう遠くない、それなりに発展したとある街の、とある催事会場。
そこでは新進気鋭の若手画家の作品を集めた絵画展が開かれていた。
「どう?」
「平和なもんだ。このままオーガもマントゥール教団も現れなきゃいいんだが」
「今日はエマさんとレティシアさんが来るんだよね。画廊との打ち合わせだっけ? 別の日にしてくれればいいのに」
「仕方ねぇよ、オーガがくる『かもしれない』って位じゃ日常生活は変えらんねぇし」
「まぁね。でもホント、A.R.O.A.支部にお願いした待機ウィンクルムとか、万が一の為のレティシアさんの警護とか、そういう備えが全部無駄になるといいわね」
「だな」
来客に紛れながら会話を交わすのは、A.R.O.A.に所属するウィンクルム。
他にも出入り口に警備の者と一緒に立ったり、主催者達の側に付いたりと、この会場には幾人ものウィンクルム達が入り込んでいる。
ごく普通の絵画展。客足は上々。恐らくは成功しているであろう催事。
それを密かに張り詰めたものにしているのは、一通の手紙だった。
『内容はよくあるものよ、「レティシア・ハーカーの絵画を買い取りたい」というね。ただ、欲しがっている絵画と、言ってきた相手が問題なの』
一月ほど前、A.R.O.A.支部に訪れた依頼人は二人。美しい女社長のエマ・ヴァンクリフと肖像画家のレティシアだった。
ヴァンクリフ社主催の絵画展の準備中、気になる手紙が届いたという。
手紙には「貴き御方の絵画はまだ描き途中のようなので、完成の為の援助は惜しまない。ご本人を是非お迎えしたい」と書いてあった。そして、差出人の名前にはしっかりとこう書いてあった。
マントゥール教団、と。
『あの、どうも私が仕事以外で描いたオーガの絵を、画商か誰かが私の家に来た時に見たらしくて、噂になってるんです……』
―――レティシア・ハーカーのところには生々しいオーガの絵があり、これからも描くようだ。
それが画商の間で流れている噂だった。
『世の中には「そういう」趣味の者もいるけれど、マントゥール教団は「本物」なのでしょう?』
エマが不愉快さを隠さず、人差し指で自分のこめかみ辺り、頭をトントンと叩いた。
つまり、頭がおかしい、と。
『わたくしの仕事としてもそんな団体とは関係を持ちたくないし、何よりレティシアに関わらせたくないわ。けれど、警察は現状では動けない。ただの宗教団体が絵の買い付け交渉をしているだけだもの』
『それで、A.R.O.A.ですか』
『ええ。手紙には「一度、絵画をご覧いただく事も考えております」と』
マントゥール教団が『ご覧いただく』という言葉を使う相手。それは。
『オーガが見に来る、と……?!』
『あくまで可能性よ。ただの教団幹部かもしれないわ。けれど万が一も許せないの。警護して頂戴』
『わかりました。万全の体制であたらせて頂きます』
そうしてA.R.O.A.とヴァンクリフ社と共同で警備にあたって迎えた絵画展だったが、今日、最終日までは実に平和に過ぎた。
展示時間も終わりに近づいている。
残っている客も少ない。余程気に入ったのか、出口付近にある絵画の前から名残惜しげに動かない者。たまたま立ち寄ったのか、帽子も取らずに歩き回りたまに止まって首を傾げながら見ている者。どちらもきっともうすぐ出て行くだろう。
いっそあの手紙は間違いで、このまま何事もなく終わればいい。
関係者の誰もがそう思っていた時。
「問題はなさそうかしら」
「こんにちは」
現れたのはエマとレティシアだった。
見知った依頼人の登場に、ウィンクルム達はほっと一息つきながらも心を引き締める。
今この瞬間にマントゥール教団がオーガを引き連れてやってくる、という可能性はまだあるのだ。
そして、その可能性は現実となる。
「思い出した」
首を傾げながら絵画を見ていた、銀髪の身なりのいい美しい男。
その男が、絵画を見ながら笑顔でポンと手を叩いて声を出した。
大声だったわけではない。けれど良く通る、人を魅惑する声だった。
ただ、レティシアだけは、背筋に恐ろしく冷たいものが走った。
レティシアも、エマも、そして警備の者もウィンクルム達も、吸い寄せられるように男を見る。
「そう、絵を描いていた、そうだ、フィオナ、じゃない、確か……そう、レティシア」
呼ばれた名前に、声に、レティシアは全身が凍りつく。
「レティシア・ハーカー」
男は楽しげに名前を口に乗せると、被っていた少し大きめの中折れ帽を取りながら、レティシアのいる方を振り返り、微笑む。
その頭上には、短くも太く真っ直ぐな二本の角。
「やぁ、レティシア。一緒に見た『いいもの』は覚えているかい」
レティシアの目が見開かれ、そして呼吸が引き攣るように乱れた、その瞬間。
バンッ!! という強い打撃音とそれに重なるように非常ベルが鳴り響く。レティシア
が狂気染みた悲鳴を上げる。ベルと悲鳴の騒音の中、格子状のシャッターが天井から下りてきて即座に床まで到達する。ちょうど男だけが閉じ込められた形となる。
隔たれたその向こうで、男が一歩、微笑みながらこちらへ近づいた。
咄嗟の判断で非常装置を稼働させた、この場を仕切るウィンクルムの一人が叫ぶ。
「逃げろ!! 全力だ!!」
解説
●目的と成功条件
・レティシアを連れA.R.O.A.支部まで逃げる
●レティシアとエマ
・レティシアは恋人が殺された時をフラッシュバックして恐慌状態に陥っている
・エマは責任者としてその場に残るが、専任の警護がついているので問題ない
●現状
・あなた達は『万が一の為のレティシアの警護』として此処に来ている
・シャッターは一般人には壊せず、武芸の達人が武器を使えば壊せる程度
つまり、ウィンクルムやオーガならば必ず壊せる
・残ったウィンクルム達は三組、経験もあり連携も取れている
「逃げろ」と指示したウィンクルムはこの場の警備責任者
・支給物はインカムのみ
移動手段として
1、人数分の馬(二人乗り可)
2、六人乗りの車二台
3、全員乗れる馬車一つ
以上のどれかが用意されているので、相談により決めて下さい
これに限って会議室で宣言して頂ければプランに書かなくとも反映します
●周囲の状況
・一番近くのA.R.O.A.支部は催事場前の大通りを三キロ進んだところ
そこに『待機しているウィンクルム』達がいる
・大通りの幅は四車線程、基本は歩行者天国、徐行速度なら運転騎乗可
両端一車線程が非常車用のレーンとして確保されている
ただし、非常車用レーンでも人が歩いている可能性大
一キロ毎に同じような大通りとの交差点がある
慌てて走るとぶつかる可能性がある位の人の量
●敵対勢力
・会場駐車場にマントゥール教団員が待ち受けている
頭と口のまわる男一人、戦闘要員の男二人、戦闘要員の女二人
以上の五人
武器は男はナイフ、女は鞭
選んだ移動手段と同じものを持っている
レティシアを仲間だと決め付け、連れて行こうと狙っていて、傷つける気はない
ウィンクルムはあわよくば……と思っている
・オーガらしき謎の男は、かつてレティシアの恋人をレティシアの目の前で殺している
レティシアに興味がある様子
敵対勢力は戦力差をわかっている為、A.R.O.A.支部まで逃げ込めば必ず諦めます
ゲームマスターより
逃走劇です。
色々と情報が多いですが、必要な情報を読み取って逃げてください。
とにかく逃げて逃げて逃げて、逃げまくって下さい。
敵勢力に捕まる前に、何としてでも恐慌状態のレティシアを守りながらA.R.O.A.支部まで辿り付いてください
リザルトノベル
◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
先行車に乗る タイミングはペディたちと揃えて 後部座席 レティシアを引っ張り車に乗せる ぎゅっと抱きしめ ぽんぽんと背中を優しく叩く 落ち着いて 大丈夫です 私たちは…あなたは あんな男に負けたりしません 「大丈夫」と柔らかい声を心がけて囁く 目を合わせ安心させるよう笑顔 敵が見えたらトランス 窓から弓で攻撃 タイヤを狙ってパンクさせる またはフロントガラスを狙い前が見えないように 敵の車に追いつかれたらインカムで後続隊に連絡 素早く車を降り敵の足止め 仲間と連携し 敵が車に乗っていなければ足元や手元を狙う レティシアさんは 貴方たちとは行きません はっきりした声で相手に告げ 敵が先行車へ向かえば追いかける |
ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
教団員妨害組(車後発) 開幕トランス レティシアさんが車に乗り込むまで時間が僅かにあれば 前にしたように手を強く握って語りかけてみます 「貴女の明日の為に今は気を確かに、私達がいます」と レティシアさんに届くかはわかりませんが 彼女に褒めてもらった勇気をまた贈りたい 記憶が戻ることは辛いけど、レティシアさんは乗り越えられる筈 妨害組の座席は私達は後部座席 追跡車の方向を見て左右の席(窓側)どちらかに座るか決定します、走行中も変わるかも レティシア護送組を先に行かせ2Rを目途に教団員の車への乗り込みを妨害 ジェンマで火力増強 ディスペンサによるMP回復 箱乗りでバランスを崩さないように精霊を支える等サポートに徹する |
七草・シエテ・イルゴ(翡翠・フェイツィ)
(あのシャッターが破壊されない間に、 レティシアさんを敵から引き離さなければ……!) 精霊達が戦闘員を妨害して戦っているのを確認したら、 乗る車を目指して、小走りに急ぎましょう。 途中戦闘員から妨害されたら、槍を振るったり、 突く等して追い払います、敵が怯んでいる間にすり抜けます。 私はレティシアさんが乗る車の、後続車を運転。 基本は、彼女が乗る車のすぐ後ろを徐行します。 (自動車スキル使用) 停車中は、前方右半分と右の窓側を目視して周囲も確認。 翡翠さんには、 前方左半分と左の窓側を見てもらうようお願いします。 その時、敵の車の位置をインカムを使って、 リチェルカーレさん達や車内の皆さんに教えるようにしましょう。 |
ひろの(ルシエロ=ザガン)
ガーバさんがレティシアさんを抱える僅かな時間にトランス。 会場を出るまでにトランスを済ませたい。 駐車場では後衛。教団側の様子を見て前衛の援護。 教団の太腿を狙う。降車する可能性を考え予め走りづらくしておきたい。 先行車を追う為、車に向かおうとする場合も牽制射撃。 合図があれば教団側の足元に射掛け、前衛が下がるのを援護。 後続車、席は窓側。 運転妨害にフロントガラスを狙う。できれば割って見えづらくする。 横づけはマグナライトで目晦まし。 降車後、後ろ向きで抱えられ後方確認。 追跡があればバランスを取り牽制射撃。 焦燥感を、意識して呼吸することで紛らわせる。 人に矢を向けたくないけど、できることをしないと逃げ切れない。 |
ペディ・エラトマ(ガーバ・サジャーン)
緊迫した依頼は初めてなので、とても緊張しています 「逃げろ」の指示があったらすぐにトランスします レティシアさんが暴れるようなら、ガーバを支えます 駐車場では弓を構えて警戒しつつ車まで移動し、運転席に(運転手) 全員が乗ったらドアをロックして出発 運転は慎重に 運転に集中するため、インカムのやり取りはガーバに任せます 必要なら、市民のパニックを避けるため軽くクラクションを鳴らします 交差点が赤信号の場合は、安全が確認できた時のみ信号無視しますが絶対に無理はしません 万が一追いつかれ、リチェルカーレさん達が降りた後に更に追いつかれたら ガーバとレティシアさんを降ろした後、車で敵に体当たりします |
■脱出
「逃げろ!! 全力だ!!」
その声に即座にトランスを行ったのが二組。『ペディ・エラトマ』と『ガーバ・サジャーン』、そして『ハロルド』と『ディエゴ・ルナ・クィンテロ』だ。
「ラムズ・タアーコド」
インスパイアスペルを唱えて頬にキスをおくると、ペディとガーバの体がオーラに包まれる。
「Semper fidelis」
常に忠実であれ、という意味のインスパイアスペルを唱えて頬にキスをしたのは、ハロルドとディエゴ。二人もまたオーラに包まれる。
ペディとガーバ、そしてハロルドは守るべき対象のレティシアの元へと向かう。また、『シリウス』もそちらへ向かう。
それを確認して、『ひろの』と『ルシエロ=ザガン』もトランスを行った。
「誓いをここに」
頬にキスをし、二人も荒々しい輝きのオーラに包まれる。
ひろのとルシエロ、ディエゴ、それに『リチェルカーレ』、そして『七草・シエテ・イルゴ』と『翡翠・フェイツィ』は入り口と裏口の二箇所を咄嗟に見て、どちらに出るべきか判断して誘導のために動き出す。
「レティシアさん!」
ガーバが名前を呼びながらレティシアの腕を掴むが、レティシアは意味を成さない叫び声を上げながら振り払う。その意識は完全にここにはない。過去の、恋人が殺された瞬間に戻っている。
「支えます! ガーバ、急いで!」
ペディがガーバとは反対側からレティシアの体を押さえこむようにするが、レティシアはなおも泣き叫び暴れる。
「レティシアさん!」
そこへ、名前を呼び手を掴んだのはハロルドだ。
握られている事にも気づかないように手を振り回そうとするレティシアに、ハロルドは両手で強く握り締める。痛むほどに。
「貴女の明日の為に今は気を確かに」
痛みからか、それともその声からか、レティシアの動きが止まり、遠くを見ていた目が現実へと焦点を移す。
「……ハ、ハロルドさん……?」
かつて、レティシアが記憶を取り戻して恐慌状態に陥った時、その時もハロルドがいた。同じように手を握り締め、声をかけた。
それが混乱の最中でも結びつき、レティシアを僅かながらも正気に戻す。
ハロルドは力強く頷き、落ち着かせるように、勇気付けるようにはっきりと言う。
「私達がいます」
だから、信じて欲しいと。一緒に乗り越えて欲しいと。
動きを止めたレティシアを、ガーバが無理矢理肩に担ぐ。
「こっちだ!」
ルシエロが裏口に通じるドアで呼び寄せる。
走り出したガーバに、ペディとハロルドがレティシアを支えながら併走する。そしてシリウスが周囲と、特に背後を警戒しながら殿を務める。
「……駄目」
正気に戻ったように思えたレティシアだったが、彼女はまだどこか虚ろな目をしていた。
目に映るのは過去と今。
自分を守ってくれた恋人。恐ろしい存在。今、自分を守ろうとしている人達。
「駄目……!」
過去は鮮烈に甦り今へと圧し掛かる。レティシアの中で、殺された恋人とウィンクルム達が重なる。
「駄目! 逃げて! お願いだから! 私を置いて逃げてぇ!!」
ガーバの肩の上でレティシアが泣き叫ぶ。ウィンクルム達が宥めても止まらない。
絶叫にも近い声に、先頭を行くルシエロは警戒心を強くする。
(会場にいた男だけとは限らないな。そもそも、マントゥール教団の奴らは何処だ?)
待ち伏せを警戒し、ルシエロは駐車場に出る裏口へとひた走る。
会場を跡にする時、シエテはチラリ、下ろされたシャッターを、その向こうにいる銀髪の男を見ていた。
微笑みを絶やさずにゆっくりと歩いていた男の姿は、恐怖でしかない。
(あのシャッターが破壊されない間に、レティシアさんを敵から引き離さなければ……!)
残ったウィンクルム達がスキルを展開していたのも見た。チャーチか、それに似た高度なスキル。恐らく自分達より実力も経験も上のウィンクルム達がしっかりと時間を稼ぐか、もしくは撃退してくれるだろう。
「逃げて! 私はいいから! 逃げてぇ!!」
敵はいつ来るかもわからない。そしてまだ沢山出てくるかもしれない。
不確定要素が多くとも、それでも、逃げなければ。
『逃げなければならない』
唯一つの簡単な目的は、しかし、追い立てられるような状況では難しくなる。
緊張と焦燥は、正しい思考と判断を鈍らせるのだ。
■逃走
駐車場にはA.R.O.A.から借りた六人乗りの車が二台用意されている。そこまで行けば逃げるのは容易い。そう考えていたが。
「待った」
駐車場に出る扉、そこに到着した時、翡翠が全員を止める。
「マントゥール教団員は会場にいなかった。てことは外で待ち伏せてんじゃないか?」
ルシエロが警戒していたことでもあり、全員が足を止めて逡巡する。
その間に翡翠が扉をそっと開け、外の様子を見る。
そこには、警戒していたものとは違う光景が広がっていた。
野次馬のような人が何人も集まっていたのだ。
(そうか、ここは大通りに面して……!)
催事会場の前は歩行者天国の大通り。しかも人通りは多い。そんな場所で非常ベルが鳴り響けば、野次馬が集まってくるのは自然だ。
そこにいるのが本当に野次馬なのか、それともマントゥール教団員なのか、それは見ただけではわからない。
「シエ、オ・トーリ・デコイを貸してくれ、試しに放って集まってる奴ら全員の気を……」
「何をしているの?!」
次の策を、と考えていたところに投げつけられたのは、厳しい追及の声だった。
ウィンクルム達が振り返れば、エマが怒りと焦りの形相でこちらを見ていた。
「逃げろと言っていたでしょう! 一刻も早くレティシアをA.R.O.A.支部まで連れて行きなさい! 早く!!」
ウィンクルム達は言葉につまる。警戒が先に出て、逃げるという最重要事項が後回しになっていた。
「エマ! エマ、貴方も逃げて!」
レティシアが乞うように声をかけると、エマは優しく微笑む。
「わたくしはまだやるべき事があるの。大丈夫、ウィンクルムが必ず貴方を安全なところへ連れて行ってくれるわ。そうよね?」
否とは言わせない。そういう迫力で微笑みを消したエマに睨みつけられ、ウィンクルム達は頷き、答えながら動き始める。逃げる為に。
ルシエロが扉を開ける、その後ろで、ガーバはシャイニングアローを発動させた。不確かな敵への対策には最適だろう。そして全員、目当ての車へと走り出す。
「人出てきた!」
「マジ? 何があったんすか? 警察呼びます?」
「え、精霊?」
「ていうかウィンクルムじゃね?」
飛び出たウィンクルム達を見て、携帯電話を片手に野次馬をしていた若者数人が声をかける。だが、返事など出来ず、ウィンクルム達は車へ向かう。
「何があったんすか? って聞いてるでしょう」
含み笑いの声がほぼ同時にウィンクルム達の耳に入る。同時に、ヒュッ、と空気を切り裂く音も。
警戒していたルシエロが咄嗟に、双剣『チェリーベリー』を振り、気配を頼りに飛んできた何かを弾き逸らす。
地面にたたきつけられ、それでもまた空気を裂いて遠く離れるのは、鞭。
「一般市民の声を無視するとは、さすが偽善者のウィンクルムですね」
にこやかな笑顔で言うのは、携帯電話を持っていた野次馬の男。
いや、野次馬を装っていた、マントゥール教団員の男。
何処にでもいそうな若者達五人は、持っていた携帯電話を既にしまって武器を取り出していた。
関わっている時間はない。
そう判断した翡翠が問答無用でトルネードクラッシュⅡを発動させ攻撃しようとするが。
「! 翡翠さん!」
シエテの焦った声で気付く。二人はまだトランスをしていない。スキルの発動は叶わない。
けれど、戦闘体制に入ったウィンクルムを見たマントゥール教団員は、下卑た笑みで大声を上げる。
「誰かきてくれ!! 殺される!!」
「なっ?!」
驚きの声をあげたウィンクルム達をよそに、マントゥール教団員達は続けて叫ぶ。
「助けて! 精霊が暴れてる!!」
「女の人が攫われるぞ!!」
ただでさえ非常ベルで催事会場の周りには人が集まっていた。そこに駐車場からのこの声だ。何事かと本当の野次馬が駐車場へと集まってくる。
「ガーバ、シリウス、先に行け!!」
叫んだのはディエゴ。オーラを纏っているディエゴが叫び、同じくオーラを纏っているガーバが動き出せば、集まってきた野次馬達もここにいるのがただの精霊ではなくウィンクルム達だと気付く。けれど、状況がわからない。それゆえに、野次馬達はその場から動かない。
車へ向かうガーバ達を止めようとするマントゥール教団員に、ディエゴはパルパティアンⅡを発動させる。襲い来る銃弾に教団員達の足が止まる。その隙にペディとガーバ、リチェルカーレとシリウス、そして抱えられたレティシアが車に乗り込もうとする。
「レティシアを放せ!」
なおも被害者のような叫びをあげて、パルパティアンⅡからは逃れていた教団員が、ナイフを片手に乗り込んでいるウィンクルム達に襲い掛かる。けれどそれはシリウスが双月『白黒』を使って弾き返す。
ガーバとリチェルカーレがレティシアを挟んで後部座席に乗り込んだのを確認し、シリウスは助手席に乗り込みながら叫ぶ。
「出せ!」
それに答えるようにペディはエンジンをかけてアクセルを踏み込む。
クラクションを鳴らしながら走り出せば、集まってきていた野次馬も身を引く。
こうしてレティシアを乗せた車は、無事A.R.O.A.支部へと向けて走り出した。
「クソ!」
行ってしまった車に短く吐き捨てると、教団員達はその場に残ったウィンクルムを無視し、自分達も用意していた車に乗り込もうと走り出す。
そこへ、ディエゴのダブルシューターⅡが火を噴く。
持っている医学の知識で、右足の、負傷したら力が十分に出せない足の箇所を狙うが、相手は動いている。両脇からの迫り来る着弾に、ナイフを構えていた相手は慌てて後ろへひく。
「ぐぅッ!」
それでも、ひいた位では逃げられない。狙いとは違う場所だが、男の教団員の右足にバッと鉄臭い赤が咲く。
「大丈夫か?!」
「いい、行け!」
教団員達は短い言葉を交わして二手に分かれる。車は二台。一方はディエゴが銃撃で攻めている。そして、もう一方へ乗り込もうとする女教団員の足元付近に、勢いよく矢が飛ぶ。ひろのが放った矢だ。
太腿を狙った攻撃だったが、ハンティングのスキルもなく、また、ごく普通の家庭で育ったひろのに、動くものへ、まして人へ向けての攻撃は難しかった。
それでも足元付近に飛んできた矢に、一瞬足が止まる。そこへ、ルシエロが斬り込む。
実力差を肌で感じた教団員は、ひたすらに引いて避ける。車から遠ざける事に成功したルシエロは、あえてそれを追わない。
「三十秒!」
ハロルドが叫ぶ。同時にディエゴが教団員への攻撃の手を止め、用意されていた車のタイヤを撃つ。
「チッ」
一台潰された教団員達は、もう一台へと全員向かう。怪我人も抱えて。
「乗って下さい!」
ディエゴはもう一台のタイヤに狙いを定めながらも、背後からのシエテの声ですぐに行動を切り替える。戦闘中にシエテが車を動かしたのだ。助手席には既に翡翠が乗っている。
「ひろの、退くぞ」
言いながらルシエロは後退し、それに合わせてひろのも退く。
ウィンクルム達も一斉に乗り込む。
目的はレティシアを逃がす事。A.R.O.A.支部まで届ける事。
この場にいるマントゥール教団員が全てとは限らない。だから先行している車を追い、その走行の補佐を、と決めていたのだ。
車は走り出す。駐車場を出て行こうとする時、最後部座席に乗ったひろのがうしろを見る。
そこには、自分達よりも大分送れて車に乗り込んでいる教団員達の姿があった。
■攻防
車は三列シートの乗用車だが、A.R.O.A.仕様で、最後部座席も窓が開くようになっていた。これならば運転手以外の全員が窓から攻撃できるだろう。
(急がなきゃ……でも……!)
トランスもまだ出来ていない、敵を全員足止め出来たわけでもない、敵対勢力の叫び声を聞いて一般市民が集まってくる、もしかしたらここに歩いている人々も……?
数々の想定外の出来事と焦りが、運転しているシエテを混乱させた。
大通りの運転騎乗は徐行ならば可。それを事前に聞いていたせいか、緊急車両用の非常車線を走っているのに、シエテは徐行運転を始めてしまった。
「シエ、もっとスピードを出せ!」
「で、でも……! ここは徐行って聞いて……」
翡翠の声にもシエテはまだ決心がつかない。先程の光景、教団員の仕組んだ事とはいえ、まるで自分達の方が悪役のようだった。そんな自分達が交通ルールを守らなかったら、更に悪役のようになるのではないか。そんな躊躇いがあった。
「緊急用の非常車線なんだ! 問題ない!」
翡翠の言う事は正しかった。徐行が定められているのは大通りの中でも非常車線以外のところで、非常車線は通常の速度で走っても構わないのだ。その為の車線なのだ。
そんなやりとりをしていると、最後部座席のルシエロが声をあげる。
「来たぞ!」
まだ催事会場からほとんど離れていない。そんな場所でルシエロが見たものは、自分達よりスピードを出して駐車場から出てくる車だった。
「向こう側の車線か!」
教団員達の車はウィンクルム達が走っている車線とは別の車線、つまり反対の端を選び走り出した。当然、非常車線上ならば問題ない速さで。
ものの数秒で並び、すぐに追い越されそうになる。そこへひろのがせめてもの妨害でマグナライトを運転手目掛けて光らせる。
だが、大通りの幅は四車線程、まして人が行きかう中。光は通行人の視界を邪魔するのがほとんどで、相手の目晦ましにはならなかった。
「シエ!」
翡翠の焦った声に、シエテはようやく躊躇いを振り切り、スピードを上げる。
それに合わせてディエゴが窓から身を乗り出し、相手のタイヤに狙いを定める。しかし、やはり反対側の車線。その間を行きかう通行人が邪魔で狙えず、そしてもし狙えたとしても通行人に当たる可能性を考えれば引鉄はひけない。
「交差点で、あちらの車線に移ります」
運転スキルの高いシエテが判断し、差し掛かった交差点でハンドルを切る。
そして教団員の車の背後に付く。
今度こそ、とディエゴが箱乗りの状態にまで体を出し、前を走るタイヤに狙いを定める。ハロルドはディエゴとは反対側に体を押し付けるように寄って、車のバランスが崩れないようにサポートする。
通行人の邪魔はない、目前にまで近づいている、そして運転中の車とはいえ、ハロルドの動きで大分安定している。ここまで揃えば、ディエゴは何の気兼ねもなくその実力を発揮できる。
ドンッ!! という重い銃撃音がしてすぐ、前を走る車の走行がぶれる。見事タイヤに当たったようだ。
だが、同時にこちらの車のフロントガラスに何かが飛んでくる。
「きゃあ?!」
悲鳴をあげたのはシエテで、次の瞬間、フロントガラスには蜘蛛の巣状のひびがビシリと刻まれる。前の車からナイフが飛んできたのだ。
タイヤをパンクされて制御の効かなくなった車は、蛇行した挙句急ブレーキをかける。そしてそのままスピンして石造りの建物に突っ込んだ。
妨害とも緊急避難の結果の誤算とも取れる教団員の車の動きに、けれど巻き込まれる事なく、ギリギリで避けて少し離れたところで止まる。
大きな衝突音に、あたりの人間は悲鳴と驚愕の声をあげる。そしてそろそろと近づいて人だかりが出来ていく。
遠目に教団員の車の中を見れば、中にいる者は皆ぐったりとしている。気絶しているのかもしれない。
酷い視界、目前に迫った車の急ブレーキ。もしもシエテの運転技術がなければ、ウィンクルム達もこうなっていただろう。
今の事故で巻き込まれた市民はいなさそうだ。その事に安堵しながら、ウィンクルム達は次の動きを考える。自分達の車は動かせる。だが、このフロントガラスでは危なすぎる。
「走るぞ」
すぐに判断したのはルシエロで、車から降りるとひろのを抱えて走り出した。
他のウィンクルム達もそれに倣い走り出した。
「ああ、これは大変だ」
その声が聞こえたのは、走り出してすぐ。
頭上から聞こえた声に、ウィンクルム達は足を止めて仰ぎ見る。
二階建ての建物の上。そこに、悠然と微笑む銀髪の男がいた。
その片手には、ボロボロに傷ついた人間を、荷物のように引きずり持って。
先行している車は順調に進んでいた。
駐車場を出る時こそ野次馬が多かったが、そこを抜けて暫く走れば野次馬はいない。緊急車両など来るわけがない、と思ってのんびり非常車線を歩いている人がいる位だ。
そういう人を見つける度に、ペディはクラクションを鳴らして気付かせる。
「緊急車両だ! 道を開けてくれ!」
シリウスが車から顔を出して叫べば歩行者は慌てて避ける。
車内の緊張した空気は消えないが、問題なく進む事ができていた。
後部座席では、ガタガタと震えボロボロと涙を零しているレティシアがいた。そして、そんな彼女を優しく抱きしめて宥めているリチェルカーレが。
「落ち着いて、大丈夫です」
抱きしめながら、ぽんぽんと背中を優しく叩く。それでもレティシアの震えも涙も止まらない。
「駄目よ、殺されてしまう、皆、皆あいつに殺されて……! また、また私の前で……ッ」
止まらない恐怖を零し続けるレティシアに、リチェルカーレは抱きしめている腕の力を強くする。
「大丈夫です!」
声も、先程よりも強く、はっきりと変わる。それに気付いたレティシアが緩く顔を上げる。
「私たちは……あなたは あんな男に負けたりしません」
ここにいる誰も、殺されたりなんかしない。リチェルカーレは「大丈夫」と柔らかい声で囁く。レティシアと目を合わせ、安心させるよう笑顔を作る。
レティシアの震えも涙も止まらない。それでも、その笑顔と言葉が胸に響いたのか、小さく小刻みに、縋るように何度も頷いた。
ウィンクルム達を信じて。
「大丈夫か?」
ほんの少しだけ落ち着いた様子を見せたレティシアに安堵したガーバは、後部座席から前の運転席に少し身を乗り出し、自分のパートナーに声をかける。
「大丈夫よ」
トランスの時の一瞬の触れ合い。その一瞬でもわかるくらいに緊張していたのに。今のペディは気丈に前を見据え、慎重に、集中した様子で運転している。
ペディの運転を止めるものはいない。このまま行けば後数分で支部へ到着するだろう。
一つ目の交差点を越え、二つ目の交差点にさしかかろうとした時。
インカムに、悲報が入る。
『シリウス、ガーバ、銀髪の男がそちらに向かった!』
「―――ッ?!」
緊迫したディエゴの声に、インカムで聞いていたシリウスとガーバ、そしてリチェルカーレの背に冷や汗が伝う。運転に集中する為にインカムを外しガーバに任せていたペディとレティシアはまだ事態の変化に気付かない。
『教団員は全員足止めしたが、こちらも車をやられた! 今走っているが、相手は建物の上を走ってる! ッ速い……!』
いかにトランスした精霊とはいえ、人ごみを避けながら走るのではスピードは出ない。それに比べて相手は遮るもののない屋根を道に選んだようだった。そういう場所を進むには技術がいるが、それを難なくこなしているようで、ウィンクルム達は追いつけない。
『車の方が速い、追いつかれないとは思うが、気をつけろ!』
「わかった」
短く答えて、シリウスとガーバは窓から身を乗り出し後方を見る。リチェルカーレは無意識にレティシアを抱く腕に更に力を入れる。
シリウスとガーバの視界には、まだ銀髪の男は見えない。
二つ目の交差点を越え、支部まではあと少し。
あと、一分もかからない。
「あれか!」
シリウスが鋭い声をあげる。常人には考えられないようなスピードで屋根の上を走ってきている姿を捉えた。支部に着くか着かないかのところで追いつかれそうな勢いだ。
「俺達は降りる。レティシアを」
「わかった」
シリウスがガーバに伝えると、ペディが急ブレーキで車を止め、シリウスとリチェルカーレが降りようとする。
「駄目よ! 降りたら駄目!!」
少し落ち着いたように見えていたレティシアだったが、リチェルカーレが離れたら必死になって引き止め始めた。それにリチェルカーレは一瞬心苦しくなったが、もう一度、さっきと同じ笑顔を見せる。
「大丈夫、あなたも、私たちも、負けません」
言い切るリチェルカーレに、レティシアは何も言えなくなる。不安と恐怖は消えない。それでも信じてもいいのか。信じられるのか。その逡巡の間に、リチェルカーレは車を降り、ガーバはいつでも動けるようにレティシアを抱えた。
リチェルカーレとシリウスを置いて車は再び走り出す。
遠ざかる車を見る事もなく、二人はインスパイアスペルを唱える。
「この手に宿るは護りの力」
頬にキスをし、オーラがふわりと二人を包み込む。
「……ここで止めるぞ」
武器を構えながらシリウスが独り言のように呟くと、リチェルカーレもまた独り言のように呟き返す。
「はい」
見据えるのは、迫る銀髪の男のみ。
二人は動き出す。近くの建物の外付けの非常階段を駆け上り、屋根の上を走る男に対峙する。
迫ってくる男は余裕の笑みを浮かべていた。そして、リチェルカーレとシリウスを認識すると、笑みを深くした。
「ウィンクルムか」
笑い混じりの声に、リチェルカーレが叫ぶでも啼くはっきりと告げる。
「レティシアさんは、貴方とは行きません」
その凜とした言葉にシリウスは薄く笑み、エトワールを発動させながらも相手へと斬り込んでいく。
この男がギルティならば、今の自分達にはどうしたって敵わない。リチェルカーレとてそれはわかっている。
それでも、自分達の任務は、レティシアを支部まで連れて行く事。逃がす事。
その為の足止めならば。
「リチェルカーレです、支部まであと五百メートルほどの建物の上で交戦、ペディさんとガーバさんは車で行きました」
『わかった、もう少し耐えてくれ』
シリウスはリチェルカーレの様子を確認しながら動いていた。リチェルカーレに近づかせないよう、そして支部へ向かわぬよう、ひたすらに邪魔をするような惑わす動き。
エトワールを駆使するシリウスを感心したように見ながらも、銀髪の男は冷静に一度大きく後ろへ跳んで、背後に隠していた刀にも近い大型のナイフをスラリと抜いた。
(武器を使うだと?)
オーガらしくないその反撃手段に内心驚くシリウスだが、表には出さず構える。
だが、その武器も使われる事はなかった。
銀髪の男は構えたシリウスに人間を投げつけた。
最早意識のない、ボロ雑巾のように傷つけられ、ここまで運ばれてきた人間を。
「?!」
咄嗟に武器を手放し抱きとめるシリウスの真横を、すり抜けるように銀髪の男は駆け抜けた。
「そんな!」
あくまで銀髪の男の狙いはレティシア。リチェルカーレとシリウスを倒さなくとも、振り切ればよい男にとって、それは考えるまでもない行動だった。
「ガーバさんすみません! 銀髪の男がそちらに向かいました!」
一気に青褪めインカムで告げるリチェルカーレ。だが、返ってきた答えは。
『大丈夫だ、今支部に着いた!』
リチェルカーレとシリウス、いや、仲間達全員を安堵させるものだった。
■幕引き―false―
A.R.O.A.支部に着いたペディが見たものは、武装して待ち構えている多くのウィンクルムと職員達だった。
その光景に二人はほっとするが。
『ガーバさんすみません! 銀髪の男がそちらに向かいました!』
耳に入ってきた情報に息を呑む。けれど、もう支部は目の前だ。
「大丈夫だ、今支部に着いた!」
返して、すぐにペディが言う。
「入り口に横付けするわ」
「ああ、俺が抱えて運ぶ。レティシアさん、いいですね」
レティシアは震えながらこくこくと頷く。
そして車は無事、支部入り口に横付けされる。
レティシアを抱えながら車から降りるガーバに、「こっちです!」と入り口の扉を開けている職員が声をかける。
周りを、いや、ガーバ達が来た方を警戒しているウィンクルム達の間を抜け、ガーバとレティシアは支部建物に入る。そこで迎えてくれた職員達に、震えているレティシアを引き渡す。
「お疲れ様でした、後はこちらで対応します。ありがとうございました!!」
ガーバにそう言って頭を下げ、二人がかりでレティシアを支えて奥へと連れて行く。
それを見送りながら、ガーバは深く息を吐いてインカムにて連絡する。
「ガーバだ、今、支部に到着してレティシアさんを引き渡した」
銀髪の男がどうなったかわからない。
ガーバは気を引き締めてもう一度外へ向かう。ペディはどうしただろうか、切れてしまったシャイニングアローを再び発動させなければ、等と考えながら。
それでも、辿り着いた。全員の協力で。
ガーバも、ガーバからインカムで情報を聞いた他のウィンクルムも、皆一度胸を撫で下ろす。何とか逃げ切ったのだと。
自分達に課せられた任務は成功に終わった。
胸を撫で下ろしながら、ウィンクルム達は残っている後処理へと動き出した。
■幕裏
ウィンクルム達に守られ、支部まで無事に辿り着いた事により、レティシアは大分震えもおさまって落ち着いてきていた。
「すみません! 怪我人の応急処置をお願いできますか?!」
レティシア達が移動している途中、裏口から職員が怪我人を抱えて入ってきた。
「オーガにやられたらしく、重傷で……! 今、病院にも連絡を取ってるんですが、騒動で道が混んでいて、ひとまずは応急処置を……!」
それは完全に意識をなくして全身傷つけられている人間だった。顔も歪んではいたが、レティシアには見覚えがあった。エマの警護をしていた者だ。
「あの、私よりこの人を……!」
レティシアの発言に、職員達は顔を見合わせ、一人がレティシアから離れて「わかりました、こちらへ」と怪我人と抱えている職員を誘導し始めた。
すると同じように怪我人を抱えた者が何人も入ってくる。
被害の多さにレティシアは胸が苦しくなる。そんなレティシアの肩にもたれかかった怪我人がいた。
「だ、大丈夫ですか?」
思わず尋ねると「大丈夫です」と苦痛に耐えた声が返ってくる。しかし、大丈夫と言いながらも、辛そうに右足を引きずっている。
自分よりもこの人を支えた方が、とレティシアが考えた、次の瞬間。
レティシアを支えていた職員の腹から、刃が突き出た。
「―――え?」
レティシアと職員、同時に声を漏らす。
突き出た刃が勢いよく引き抜かれて血が噴き出す。そして職員の顔が歪み、声も無く崩れるように倒れこむ。
倒れた職員の背後にいたのは、短く太い真っ直ぐな二本の角を持つ、銀髪の男。
「……わざわざ正面から行く理由もないだろうに」
銀髪の男が言えば、右足を怪我した人を支えていた職員が「ですよねぇ」と笑い返す。怪我人もまた、うっすらと笑っている。
ウィンクルム達が集まっているところを避け、実際の怪我人で職員を引き離し、そして自分達も職員を装って。
そうしてこの場には銀髪の男と、マントゥール教団員と、レティシアだけが残った。
「お待たせしましたレティシア・ハーカー、このような偽善者どもに囲まれてさぞや苦痛だったでしょう」
■幕引き―true―
銀髪の男は忽然と姿を消した。
追っていたウィンクルム達、怪我人を押し付けられたウィンクルム達、そしてレティシアを送り届けたウィンクルム達、それぞれが見失った瞬間に行方がわからなくなった。
全ウィンクルムが警戒しながらも一度集まり、状況を確認し始めた。
そこで、裏口の警備員が倒され制服を盗られていた事、職員の一人が刺されて重傷を負っていた事、そして、レティシア・ハーカーの姿がなくなっていた事が発覚した。
「……マントゥール教団員を足止めして、そこで確保はしなかったんだな?」
警備責任者のウィンクルムが、今回関わったウィンクルム達を集めて確認する。
逃走劇を終えたウィンクルム達は渋面で「はい」と答えた。
レティシアを連れての逃走は成功した。けれど、随所に失態と反省点があった。
それが今のこの結果に繋がった。
もっと早く会場から出ていれば、もっと大通り等の現場状況を把握していれば、もっと後処理を考えていれば、もっと相手の目的と動きを予想していれば、もっと、もっと……。
依頼人であるエマ・ヴァンクリフは、全ての報告を凍りついた表情で聞いている。
専任の警備員が目の前で重傷を負い、守るべき者を守る事ができなかった事実に、エマは責任者としての自分を責めていた。
同時に、ふつふつと湧き上がる怒りを押さえつけていた。
「……レティシアは我がヴァンクリフ社の、わたくしの保護下にある肖像画家よ」
聞き終えたエマは低い声で呟く。
「必ず、取り戻す……その時には協力してくれるわね」
エマは強い眼差しでウィンクルム達を見る。そこに責める色はない。それでも逆らう事を許さない。
そして、ウィンクルム達も逆らうつもりはない。
「勿論です、必ず」
警備責任者がその眼差しを正面から受け止めて答えると、エマは「ご苦労様」とだけ言ってその場を去った。
「色々と、まずかったな……責めてるわけじゃない。こっちも説明が足りなかったんだろうし、相手の動きが異常すぎたし、体制の不備も見られたし……俺達も未熟過ぎた」
あの会場からで相手を完全に止められなかったのは、警備責任者達ウィンクルムである。
「……オーガの動きが、オーガらしくなかった」
その言葉にシリウスも反応する。脳裏に武器を出して反撃の態勢をとった時が浮かぶ。
会場を抜け出る時も、銀髪の男はシャッターも特殊な力やスキルを使ったわけでなく、持っていた刀に似た大型のナイフで斬り壊し、ウィンクルムの攻撃は跳ね返すのではなく、すぐ側にいた普通の人間の警備員を捕まえ盾にして防いでいた。
人型のオーガゆえに頭が回ると考えればいいのか、マントゥール教団員と共に行動していたからなのか、それともほかに理由があるのか、それは現時点ではわからない。
「市街地への被害はA.R.O.A.がみてくれるが……市街地で動く場合は、もう少しウィンクルムである事を周囲に知らせて動いた方がいい。そうすれば市民も敵の扇動に惑わされずに協力してくれるだろうし、それで被害を抑えられる事もある」
次へと繋がるアドバイスを最後に、責任者は今回の任務の解散を伝える。
レティシアを連れてA.R.O.A.支部まで逃げる。その依頼は確かに達成出来た。けれど、その結果を胸を張って言える筈も無い。
参加したウィンクルム達の胸に、苦い思いを残した任務となった。
依頼結果:普通
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 青ネコ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 02月26日 |
出発日 | 03月07日 00:00 |
予定納品日 | 03月17日 |
参加者
- リチェルカーレ(シリウス)
- ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
- 七草・シエテ・イルゴ(翡翠・フェイツィ)
- ひろの(ルシエロ=ザガン)
- ペディ・エラトマ(ガーバ・サジャーン)
会議室
-
2015/03/06-23:59
>GM様
移動手段には
2、六人乗りの車二台
を選択します。
(会議室内で宣言をと書かれておりましたので、そろそろ宣言しておきますね) -
2015/03/06-23:45
翡翠:
そしたら、一発で気絶させようなんて事は考えない方がいいね。
2R以内で可能な限り、戦闘員を妨害しよう。
運転出来ない程度、追跡や走れない程度というのは、俺も念頭に置く。
-
2015/03/06-23:44
そうですね。
レティシアさんが静かとも限らない以上、扉の中で待機はあまり意味が無さそうですね。
では翡翠さんが奇襲に出たあと、ルシエロさんに続いて出ていきましょう。 -
2015/03/06-23:40
悪い、自分で書いててこんがらがってきたので流れをまとめる
翡翠奇襲
↓
先発組乗車
↓
30秒間妨害
↓
妨害組発車
だったな
トルネードクラッシュⅡで吹き飛ばし、その間に先発組が乗車&発車
そこから30秒間妨害…
ばらばらに攻撃を開始する、というのは先発が発車してからの方針だ
奇襲は良いと思う -
2015/03/06-23:31
基本、翡翠さんの奇襲→乗車の流れがいいと思いますが時間との勝負ですものね。
銀髪の男にいきなり追いつかれることにはならないと思いたいですが、こればかりはわからないですし。
レティシアさんを無事に逃がすためにも、可能な限り素早く的を振り切って車に乗りたいです。
あと、隠れるのはレティシアさんが恐慌状態、とのことなので、声とかあげているからすぐ見つかってしまうかも…? -
2015/03/06-23:18
>翡翠
30秒という時間の中でできることは限られると思うぞ
(恐らく統率されている)戦闘要員の者をその時間内で戦闘不能にできたらいいが、自分はできないと踏んでいる
追跡不能≠戦闘不能のつもりだった
俺たちはあくまで妨害であって戦闘員に時間をかけすぎてはいけないのは理解している
この場合狙うのは「運転できない、もしくは追跡(走る)できない」状態だ -
2015/03/06-23:13
>翡翠さん
スタート時点では、銀髪の男はシャッターに閉じ込められていて、
現場には3組の連携の取れたウィンクルムもいますから、
余程モタつかない限り、私達が駐車場にいる間に追い付いて来る可能性は低いと期待したいですね。
あと、前の話の中で
足止めのための戦闘は2Rに限定しようと決まっていますので
時間を掛けすぎるということは、心配しなくても大丈夫だと思いますよ。 -
2015/03/06-22:55
翡翠:
>ディエゴの兄さん
いや、メインの目的はレティシアの姉さんをA.R.O.A支部まで送り届ける事だから、
駐車場の戦闘員達に時間をかけすぎては、本末転倒になってしまう。
振り切るか失神させるつもりで攻撃しないと、速やかに乗車も出来ない。
>ペディの姉さん
確かにいきなり飛び出すのは危険だと俺も思う。
だから、オ・トーリ・デコイを起動させて、戦闘員達を誘い出したかった。
その上で油断させて、トルネードクラッシュⅡだったけど、
どうも、その間に銀髪の男に追いつかれそうで躊躇してるんだ。
インカムの有無は、インカム自体あればペディさんの案に従うつもりでいる。 -
2015/03/06-22:48
あら。リロードしていなかったわ!!ごめんなさいね。
連投失礼します。
インカムはありますから、リチェルカーレさんの仰る
敵の車が出発した、とか何人追いかけている、とかは教えてほしいですね。
私達もどこまで進めたかなどをインカムで皆さんに報告したいです。 -
2015/03/06-22:46
とりあえず、アクションは次のような要領でまとめました。
「逃げろ」の指示があったらすぐにトランス
全員が乗ったらドアをロックして出発
必要ならクラクションを鳴らす
リチェルカーレさん達が降りた後に更に追いつかれてしまったら
ガーバとレティシアさんを降ろした後、車で敵に体当たり
ウィッシュ
レティシアさんを車運ぶ間、シャイニングアロー使用
インカムで自分達の位置を他のチームに連絡
足止め班との位置はしっかり把握
追いつかれてしまったら車は乗り捨て、レティシアさんを担いで残りを走る
-
2015/03/06-22:42
>翡翠さん
駐車場で敵がどうしているか…本当、大変な事を見逃していましたね。
(う~ん)
急いで逃げるように指示はされていますが、
いきなり駐車場に飛び出すのはやめた方が良いかもしれませんね。
出入り口がどういう形状になっているか分かりませんが、
レティシアさんを運ぶ私達とリチェルカーレさん達は、
先行組が駐車場の状況を把握して、インカムで敵の位置を教えてくれるまで
扉の影などで待機していた方が良いかもしれませんね。 -
2015/03/06-22:33
ありがとうございます、ディエゴさん。降車する場合の連絡ですね。
…ねじ込みます! -
2015/03/06-22:20
俺は銀髪追跡確認+先発組が降車していたらインカムで先発組へ報告するつもりだった…
と、すまんがもし文字数が許せば降車する場合妨害組にインカムで報告頼む -
2015/03/06-22:12
倒すより足止めメインで考えた方が良さそうなので、バラバラに攻撃するイメージでした。
銀髪の男はなんとか足止めしたいですが…。
そういえばこのギリギリのタイミングで思い出しましたが、インカムは支給されているんですよね?
敵の車が出発した、とか何人追いかけている、とか多少なりと連絡し合えるということでしょうか? -
2015/03/06-21:06
>翡翠
すまない何か噛み合ってない返答だった
-
2015/03/06-20:50
>交差点で追いつかれたら
私とシリウスが降りて、できるだけ足止めしてみます。
車のタイヤをパンクさせるとか、フロントガラスにヒビを入れて目晦ましをするとか…やれるだけがんばってみます、ね。
振り切られても徐行速度程度しか出さないのなら、走って追いつけるだけ追いつくつもりです。
座席のことも了解です。
リチェルカーレ:後部座席奥(窓側)でレティシアさんを引っ張る
レティシアさんを落ち着かれるよう声をかけつつ 敵の車が追ってきたら弓で攻撃
タイヤ フロントガラスを狙う
シリウス:助手席
窓から「緊急車両だ。道を開けろ。」と声をかけ道を開けるよう促す
追いつかれたら二人とも車を降り 敵車両の足止め
当たりをプランに書くつもりです
-
2015/03/06-20:36
そういう風に警戒してくれると助かる(文字数足りてません…)
すまないがよろしく頼む
>バラバラに戦うかどうか
制限時間があるから、誰か一人を集中して叩くより
三人を同時に追跡不能にしたほうが良いかなと考えているが…
どうだろう -
2015/03/06-20:25
翡翠:
……思ったんだけど、俺達が駐車場で出会ったとき、
今回の戦闘員って最初から待ってましたとばかりに登場するんだろうか?
待ち受けてるとは、いうけど、向こうは正面から突撃する事もあるし、
車の陰から奇襲するんじゃないかって懸念があるんだ。
特に女性の戦闘員は、以前に受けた依頼のせいか、そう推定してる。
もし、駐車場に向かった際、男の戦闘員達が最初からうろついていたら、
俺が一人で囮と見せかけ、トルネードクラッシュⅡで戦闘員を吹っ飛ばす考えだ。
今回はグリップビートも持っているので、5人中2人は武器を落とせる。
その間に残りのメンバーが突っ切って、各々に乗車するといった所。
……それとも、ディエゴの兄さんの言うように、各自バラバラに戦った方がいいかい? -
2015/03/06-14:48
一応プランは完成したので概要を
神人
・話しかけられる時間がある場合、 レティシアさんと面識があるため声をかけててみます
・車の座席指定
・精霊のサポート
精霊
・駐車場での妨害
・走行中の妨害
・銀髪の男が来た場合の対処 -
2015/03/06-13:03
ルシエロ=ザガン:(連投失礼)
車での移動中に先行車が追いつかれて、下車する事態になれば。
追いつける距離であれば、オレとヒロノは先行車の援護に行きたいと思っている。
ただ、文字数の関係で援護に向かう程度にしか書けそうにないが。 -
2015/03/06-08:41
ルシエロ=ザガン:
>ペティ
オレも行動目的を言い忘れていたからな。
気にするな。
>リチェルカーレ
よろしく頼む。
>ディエゴ
ヒロノは弓を使う予定でいる。
窓側と指定だけはしておくつもりだ。 -
2015/03/05-23:41
…うむ、当日にならないとわからないな
だがこの車の形状がこうならこう座る、と細かく予想しプランに書くのはなんとなく違うと思う
それぞれのペアで隣同士(もしくは妨害をおこなうものが窓際)とかざっくりで良いんじゃあないか
普通に考えて同じところに座ってそれぞれ譲らないなんてことにはならないだろうし -
2015/03/05-23:32
うーん……翡翠さんの座席並びの発言としては、こんなイメージですね。
(会議室のホワイトボードにざっくり書く)
A
前
●◎
○○
○○
後
B
前
●○◎
○○○
後
C
前
●◎
(○○○○)
後
◎は運転席、●は助手席のイメージです。 -
2015/03/05-23:23
翡翠:
ディエゴの兄さん、席順の意見どうもありがとう。
>六人乗りの車
これは、当日見るまで車高も車幅もわからなさそうだな。
座席の並びも左右2席が縦に3列並んでるかもしれないし、前後3席が2列並んでるかもしれない。
あるいは前は2席で後ろは4人まとめて乗車って可能性もある。
>駐車場での戦闘
トルネードクラッシュⅡとグリップビートをセットする予定でいる。
戦闘員の5人中、2人なら武器を落とせるかもしれない。
-
2015/03/05-23:11
>ディエゴさん
大型タクシーなどで、セダンタイプのまま前に3人後ろに3人乗れるものもありますが…。
バンやワゴンを想像したほうが自然かもしれないですね。
-
2015/03/05-22:49
六人乗りだからミニバンやワゴンのような形状なんだろうか
(脱字あり再投稿) -
2015/03/05-22:42
>ディエゴさん
車の形は分かっていないけど、後部座席に大人4人並ぶのは苦しくないかしら?
>追いつかれたら
最悪の場合は、車を乗り捨ててレティシアさんを抱えて全力疾走の方が早いかもしれないわね。
偽装と言われると、私とレティシアさんが誰かの上着を被るくらいしか思いつかないわ。 -
2015/03/05-22:36
>ルシエロさん
ごめんなさいね。
私が少し勘違いをしていたみたいですね。
駐車場に出るまではルシエロさんが先行。その後は先行車と足止めに分かれる、ですね。
よく考えてみたら、ガーバのスキルにはシャイニングアローがあったわ…。
レティシアさんを担いでいても、このスキルを使用すれば無防備にはならなくて済むわね。
自分達のことなのに、気づくのが遅れてしまってごめんなさい。
>リチェルカーレさん
そうですね。
リチェルカーレさんとシリウスさんは、私達と一緒に行ってくれますか?
ガーバについては上記の通り、無防備ではないですけれど、
やっぱりレティシアさんを抱えている以上、狙われやすいと思うから助力をお願いします。
車の中では、
運転席→ペディ 助手席→シリウスさん
後部座席→リチェルカーレさん、レティシアさん、ガーバ
という順でいいかしら?
車に乗り込む時は、リチェルカーレさんにまず先に乗ってもらって、
リチェルカーレさんにレティシアさんを引っ張ってもらいながら、ガーバが押し込むとスムーズかもしれないわね。
>交差点で追いつかれたら
リチェルカーレさんとシリウスさんが車を降りたら、残りはガーバと私ね。
(う~ん)
車1台分は後続車が抑えていてくれるはずよね…。
こちらに来てしまった敵の一部は二人がひきつけてくれれば、敵の数は多くはないと考えているわ。
大変かもしれないけれど、私とガーバだけで頑張るしかないわね…。
むしろ、対向車線を逆走して追いかけてくるのが見えた時点で、何とか攻撃できないかしら? -
2015/03/05-22:08
妨害組の席順は
前座席がシエテ&翡翠
後部座席にひろのとハロルドを挟むようにして窓側にルシェと俺が座ればいいと思う…が
ひろのは弓で妨害するんだったか?それならひろのが窓側のほうが良いかもしれない。
>駐車場足止め
俺は移動射撃スキルで攻撃力を上乗せした後
残りの時間で教団員の足を狙っていくつもりだ
一応狙う敵はバラバラの方が良いよな?
>交差点
その場の状況で臨機応変に対応するしかないな
そうなる前にこちらで追跡をどうにかできれば良いんだが
残りの距離によっては乗り捨てて走るか…?
その場合少しでも人ごみに紛れるように何かしらの偽装が必要だと思う
銀髪の男には効かないだろうが。 -
2015/03/05-21:56
ペディさん、まとめありがとうございます。
お返事が遅れましたが、後続車の足止め係、お受けしたいと思います。
妨害する上での運転は今回が初めてになりますが、よろしくお願いします。
まだ、それぞれどちらの車に乗るか確定していませんが、
運転席の私以外の席順はどうしますか?
-
2015/03/05-21:15
私とシリウスがガーバさんたちを守る形の方がすっきりしますね。
私たちはそれで構いません。
精一杯頑張ります。 -
2015/03/05-20:07
ルシエロ=ザガン:
>ペティ
ガーバを先行の件だが。
オレとしては、無いとは思うが相手が会場を出て駐車場に入った途端に、仕掛けてきた場合への対応。
そして、そのまま先行車が発車するまでの引きつけと、2Rの足止めと考えていた。
ガーバの背を守るとしたら、わざわざオレが後続車に乗る必要は無いだろう。
その場合は、そのまま先行車に乗った方が時間が無駄にならない。
オレとしては先行車でも後続車でもどちらでも構わないが。
ガーバの背を守り先行車に乗る場合、足止めは出来ないんで、他のヤツに任せることになる。
リチェルカーレとシリウスが先行車に乗るのであれば。
できれば二人にガーバの背を守るのを任せたいんだが。 -
2015/03/05-19:50
まとめをありがとうございます。
車2台でのプランになりそうです、ね?
ええと、先に出ている分け方だと私とシリウスは先行車になるのかしら。了解です。
車の中ではレティシアさんが少しでも落ち着けるよう、声をかけたいと思います。
後は相手の車が追いついてきたら弓で攻撃、ですね。
>交差点で追いつかれたら
どうしましょう、ね。
追いつかれた時点で私とシリウスが車を降りて迎撃、でもいいですが…逆にレティシアさんの護衛が少なくなりすぎて危険かしら…?
-
2015/03/05-17:55
そうですね。
そろそろ時間も差し迫ってきましたし
一旦は車に決めてしまって話を進めてみるのがいいと思いました。
駐車場での足止めは2Rに絞るというのも賛成です。
手を狙えば攻撃手段を潰せるかもしれませんし、
足を狙う場合には、特に右足を狙うと運転しにくくなりそうですね。
あと、もし駐車場で教団員の車が判別するようならば、
その時点でタイヤなどを破壊できたらその後が楽になりそうかなって思いました。
ウィンクルムの分け方ですが…
ガーバはレティシアさんを運んでいますから、
私とガーバはそのまま先行車に乗り込んでしまった方が良いかもしれませんね。
少々不安ですが、私がそのまま運転をしていきましょう。
ハロルドさんとディエゴさんは、教団員の足止めをしてもらうために妨害用の後続車に。
ひろのさんとルシエロさんは、駐車場まではガーバを先行してくれると仰っていたので、
ガーバがレティシアさんを車に乗せる間、そのままガーバの背後を守ってもらえますか?
レティシアさんを車に乗せ終えたら、
ひろのさんとルシエロさんは、ハロルドさんとディエゴさんに合流して後続車に。
あと、これはまだご本人様のご意見がありませんので、
私からの提案という形になってしまうのですが
シエテさんは、この中で一番高い運転スキルを持っているので
後続車の運転をしてもらうのはどうでしょうか? -
2015/03/05-16:24
車ならば俺も妨害側に回る、2Rに全力を出す
駐車場内での妨害は腕も良いが足も有効かもしれないな
どちらにしろ二人くらい追跡が難しい状態にしておきたいものだ
ウィンクルムの分け方は
レティシア2:妨害3か
レティシアも乗せることを考えたらレティシア組は2組しか乗れないな…
-
2015/03/05-12:41
ペティさん、まとめありがとうございます。
車の方が多いみたいですから、車って事で合ってます、か?
レティシアさんを乗せた先行車と、妨害の後続車で分けるなら。
私とルシェは、後続車に乗ろうと思います。
駐車場での足止め、ですけど。
角の生えた男の人が、いつ追いついてくるのかわからないので。
あまり長く教団の足止めをしていると、足止めに回った人が、たぶん。角の生えた人にやられちゃうと、思います。
足止めしてる途中で、教団側が一台だけ先に追いかけちゃうのも、ありそうです。
ディエゴさんが言ったように、
教団の手を負傷させるか、2R(約30秒)ぐらいで逃走が良いんじゃないかな、って。
あ。えと。
教団の駐車場での足止めは、私は先行車が発車してから2Rって事で考えてます。 -
2015/03/04-23:14
あと、簡単なまとめも貼り付けておきますね。
『移動手段について』
・馬
利点)ハロルドさんの乗馬スキル5。ハロルドさんとレティシアさんが乗った一騎のみで逃げきる?
欠点)レティシアさんが落馬したり、暴れて通行人に怪我をさせる恐れあり
・馬車
利点)相手の移動手段が1台に絞れる、挟み撃ち等に逢う危険が少ない
欠点)馬が驚いて暴れる可能性がある、馬車の形状によってはレティシアさん落下の可能性あり
・車
利点)レティシアさんを安全に乗せやすい。1台を先行、もう1台で追っ手の妨害ができる
欠点)対向車線から回り込まれるなどで挟みうちにあう危険性あり
車→リチェルカーレさん、ハロルドさん、ペディ
馬車→ひろの
『移動中について』
・人通りをどうするか
・1キロ毎にある交差点をどう切り抜けるか
・男に追いつかれた際の対処
『移動手段までの移動方法』
・レティシアさんはガーバが運ぶ
・ルシエロさんがガーバを先行
・駐車場ではどうするか? -
2015/03/04-23:11
(う~~~ん)
私は車を推しますね。
1台を逃走用、もう1台を足止めように使えることに加えて、屋根や窓で覆われている安心感もありますし。
クラクションもありますから、人ごみを掻き分け易いかな…などと考えています
その場合には、今持っているスキルポイントを全て運転につぎ込みますね。(レベル2になれる)
その…私では、攻撃ではあまりお役に立てませんから。 -
2015/03/04-22:41
連投失礼
移動手段が決まっても共通している問題は多々あると思うから確認として書き出しておく
・人通りをどうするか
・1キロ毎にある交差点をどう切り抜けるか
・男に追いつかれた際の対処
(この時点で失敗濃厚だと思うのでどちらかというと教団員を確実に追跡不能にする方法を考えたほうが良いかもしれない)
例えば、車二台の場合レティシア組が先に車を発進させ妨害組が教団員が車に乗り込むまでの時間を稼いでそれから車に乗り込む…という事もできるんじゃないかと思う
今のメンバー的に一旦走行してしまったら教団員への攻撃ができるのは精霊の「攻撃手段としては」俺しかいない
だが駐車場でなら他のメンバーも攻撃が可能ということ
ただし倒すまで粘るのではなく、腕を負傷させたらとか何Rまでと目安を決めてその条件を越えたら逃走を開始、という考え方でも良いんじゃないか?
(脱字があったので再投稿させて頂きました) -
2015/03/04-20:52
乗り物についての意見は俺はすべて述べた
俺もひろのと同じ決まった方針に沿おうと思う
どちらにせよ追跡妨害をする、神人は乗り物の操縦(するかもしれない)することにそう変わりはない -
2015/03/04-20:41
あ、そっか。馬は、生き物だから……。
移動手段については、私とルシェの意見は言えました。
ので、えっと。
決まった結果に合わせます。
色々、言いましたけど。御者も運転も、できないので。(俯く
装備、ですけど。
私は、車の場合はバチューン(弓)で。
馬車だと、何か飛んできたときの為に盾にするつもりでいます。 -
2015/03/04-20:14
翡翠:
馬車を選ぶことで移動手段が一つになり、挟み撃ちされなくなるのは利点だと思う。
ただ、心配な事としては戦闘要員の男は、ナイフ。女は鞭を使う。
些細な事ではあるんだが、ナイフって投げる事も出来るし、鞭はどこまで飛ぶかわからない。
その時、馬に当たって暴れたりしないかが気になるな。 -
2015/03/04-19:46
えと。
馬車だと、ベティさんが言ったように。教団側の移動手段を一つにできます。
けど、こっちも一つだけで。
御者はハロルドさん。
車だと、二台使えるけど。向こうも二台の可能性が高くて。
運転手は、シエテさんと。ハロルドさんか、ぺティさん。
私は馬車がいいと、思います。
非常用レーンが両端に一車線ずつなら、車を二台使えても、後方車が一台妨害できたとして。
もう一台が、反対側の非常用レーンで追い越しをかけてから。
周り込んでくる可能性も高いです。
挟み撃ちになると、余計に大変、です。
そうさせないようにすれば、いいんでしょうけど……。 -
2015/03/04-00:38
ペディさんもリチェルカーレさんもごめんなさい。
シャッターを壊したら、オーガらしき男の人を逃がしてしまい、大惨事にさせてしまいます。
それを阻止するためのシャッターですから……壊してはなりませんね。
なので、逃げつづける事、防衛する事だけを考えます。
そうですね……車でしたら私も、先に逃げる側と、それを追跡する車を足止めする車に賛成です。 -
2015/03/03-23:56
発言のタイミングがペディさんと被っていますね…失礼しました。
ええと、私もシャッターは壊さなくていいと思います。
オーガらしき男がシャッターの中、私たちと教団員が外…だと。たぶん。 -
2015/03/03-23:32
ハロルドさんにディエゴさんはお久しぶりです。
シエテさん、翡翠さんは初めまして。よろしくお願いします。
車2台で行くか馬車1台でいくか、悩みどころですね。
片方の車のチームが多少なりと足止めできそうなので私は車に一票を。
その場合は先行する車にレティシアさんに乗ってもらって、ということになるでしょうか。
距離を取る方法…乱暴ですけど、後ろを走っている車をぶつけるとか…?
ぶつけるはともかく、逃げる車と足止めをする車に分ける?感じでしょうか?
まとまらずにすみません。
あ、どちらかと言えば…なので皆さんの意見に従いますね。
>オーガらしき男
追ってくる前提でいた方が良いでしょうね。トランスは早いタイミングでしたいです。
-
2015/03/03-23:29
こんばんわ、シエテさん、翡翠さん。先日ぶりね。
前の任務で一緒になった方ともう一度一緒になるのは初めてだから嬉しいわ。
自動車の運転スキル4を持っている方がきてくれたのは心強いですね。
車ならシエテさんと私がそれぞれ1台ずつ運転する。
馬車ならばハロルドさんに御者をお願いするという形になるのかしら?
あら…?
私達がシャッターを壊す必要はあるのかしら?
銀髪のギルティのオーガの男性が一人、その中に捕らえられていて、
その側にはNPCの三組のウィンクルムが残っているんだと、私は思っていたのですが…(自信がなくなってきた)
シャッターを破った銀髪のオーガの男性が、残ったNPCの三組のウィンクルムを倒してしまって
私達を追ってくる可能性があるから、急いで逃げなくてはならないのだと思っていたわ……。
-
2015/03/03-22:52
最後の枠で参加させてもらうよ、シエテの精霊、翡翠だ。
リチェルカーレの嬢ちゃん、シリウスの兄さんとは初めましてだね、よろしく。
まだ、話を読み込んでない感あって、すまないんだが、
自動車を使う場合は、シエがスキル(4)持っているから、運転出来ると思う。
シャッターは……一発で壊せるなら俺が承るけど、どのくらい頑丈か気になるな。
あるいは、こっちの自動車を破壊されないよう立ちはだかるつもりで防衛するつもりでいる。 -
2015/03/03-20:48
自分自身の言葉に突っ込んでしまうことになるが、移動手段が潰れただけで諦めはしないよな
さっきのは忘れてくれ、まだ考えてみる -
2015/03/03-18:09
すまん言葉の選び方が変だったか
撒く…というよりかは距離を離すだな
距離を離し一旦視認が難しい状態にしたいって意味だ
>馬車
これならハロルドのスキルを活かせそうなんだが
足止めをするとなると車輪や馬の足元を狙う
そうなると横転や馬の気が昂るなどして周囲に危険が及ぶかもしれないのが心配だ -
2015/03/03-14:37
>移動手段
『選んだ移動手段と同じものを持っている』ですから、
私達が車2台を選べば相手も車2台、馬車を選べば馬車、ということだと思っていました。
相手の移動手段が1つにできるという部分で、馬車には利点があるかも…と思っています。
>追い付かれる
徐行速度ということは、歩くより少し速い程度ですよね?
追い付かれてしまう事はありそうで怖いですね。
まくというのは…直線の大通りで可能なことなのでしょうか? -
2015/03/03-13:42
>敵の車
敵のモラルに期待できないと言ったのに想像では礼儀正しく一車線走行だった←
レティシアを捕まえるためにはそんなこと気にしないかもしれないな
早期の段階でタイヤを撃てれば良いけどな、それは任せてくれとしか…
>追い付かれる
追い付かれる前に教団メンバーを撒いておきたいな
それが成功するならまた考えもあるんだが
-
2015/03/03-12:41
ルシエロ=ザガン:
今回のメンバーが揃ったな。
改めてよろしく頼もう。
>敵の移動手段
『選んだ移動手段と同じものを持っている』の一文から、こちらを選んだ場合は向こうも車が二台の可能性はないか?
そうなってくると片方の車を妨害出来てたとしても、もう片方の脅威は残る。
>銀髪のギルティ
会場に残ったウィンクルムがどれだけ足止めして時間を稼いでくれるかというのもある。
それに、教団員の乗り物に同乗されると厄介だな。
>移動手段に辿り着くまで
念の為、ガーバよりは前に出るつもりでいる。
駐車場ではエトワールで相手の攻撃を躱して引きつけつつ、準備が出来次第下がって乗り込むつもりだ。
だが、トランスのタイミングが会場を出るまでの間に確保できるかが問題か。
移動手段に乗った後なら確実なんだが。
>移動手段
現状だと、車二台。ということでいいのか?
誰か運転して、どう分けるかも重要になってくるな。
>追いつかれた場合
嫌な仮定だが。有り得る話でもある。
その場合は、レティシアを再び抱えて人混みをすり抜けて移動。と考えている。
支部まで三キロ。長い時間になりそうだな。(息を吐く -
2015/03/03-00:24
あ、あら……(汗)
ディエゴさんとハロルドさん、はじめまして。
慰めてくれてありがとう。頑張りますね。
同じようなことを言ってもらって、酷い見当違いをしていないと少し安心しました。 -
2015/03/03-00:13
すまん
書いている内容がペディと被ってしまっていたようだ
-
2015/03/03-00:05
ディエゴ・ルナ・クィンテロ、着任した
宜しく頼む
ペディ、ガーバ
今は気にするなと言われても無理かもしれないが、気にしない方が良い…誰にでも失敗はある
俺は二人の意見を歓迎する、全員で最善の道を考えていこう
>追手
移動射撃スキルがあるからそれをセットしておく
一人は倒せればめっけもんだな
>乗り物
ハロルドが騎乗レベル5、運転レベル1だが…馬と馬車はあまり良い選択肢ではないような気もする
馬車は形状によるがな、恐慌状態のレティシアを乗せるのには危ないんじゃあないか
暴れられても困るしそれによって乗り物から落下したり(攻撃の)誤爆の恐れもある
レティシアを守り逃走するという目的を考えて車を推す
まあ、どの乗り物でも教団への攻撃はできると思う
車ならタイヤを狙えるしな。
>車二台
車二台になるなら、レティシアを乗せた車を先行させ
教団の車を妨害するようにもう一台の車を後ろにつかせる、ということもできそうか
そこまでスピードが出せる状況でもないから分断される心配はない…が
教団の連中に俺達と同程度のモラルを持っている風には考えられないから難しいところだ。
一般人避けは道路通行時にクラクションを鳴らし続ける…とかだろうか
流石に異常事態とわかるだろう…パニックになるかもしれないが。
ここまで車を推しておいてなんだが
徐行速度しか出せないということは、3キロ到達する前に銀髪の男に追いつかれる可能性がある
仕切っているウィンクルムはこの男の能力を見極めて「全力で逃げろ」と指示したのだと思う
ここをどうするか…今はまだ考えあぐねている
-
2015/03/03-00:04
ひろのさん、ルシエロさん。リチェルカーレさん、シリウスさん。
そのように仰っていただけるとほっとします。
ありがとうございます。一緒に頑張らせてくださいね。
>レティシアさん
ではガーバにレティシアさんを運んでもらおうと思います。
人手も十分とは言いがたいですし、あまり暴れないでいてくれる事を祈るばかりですね。
囮作戦は素敵な提案ですね。
高い変装スキルを持っている方がいて、あらかじめ準備しておくのであれば可能?でしょうか?
(首かしげ)
>移動手段
レティシアさんが急に暴れ出す可能性が高いなら、馬は避けたほうが無難かもしれませんね。
馬車の場合は騎乗スキルというのもとても納得できました。
ルシエロさん、教えてくれてありがとうございます。
車は6人乗りで、私達6人とレティシアさんがいますから
1台の車で移動するとなると、誰かが自力で併走するか、箱乗りするか、
それともレティシアさんが暴れても影響が少ないようにトランクに押し込むか…。
(ガーバにじっと見られて)
…あ、あくまで案、ね(汗)
人数には少し余裕が出ますが2台に分乗すれば、緊急車両用のレーンは1レーンですから
レティシアさんを乗せた車を先行させて、後ろの車が教団員の足止め役になることはできるかもしれませんね。
教団員が市民を平気で轢きにかからなければ良いですね(ぶるっ。
>教団員
頭と口のまわる男が指揮を執っているのは私も同意です。
頭と口のまわる男と鞭を持った女性2人を駐車場に足止めすることができれば理想でしょうか?
一撃で気絶をさせられるようなスキルや武器があればいいのですが(悩)
鞭は長さにもよりますが、馬や馬車を移動手段に選んだときに馬に手を出されるのも怖いですね。
あとナイフは近距離かと思いますが、投げてくる可能性はあるかしら?
>一般道
緊急車両だと叫ぶのにも賛成します。 -
2015/03/02-18:42
ペディさん、ガーバさん、どうぞよろしくお願いします。
とても心強いです。レベルは関係ないですよ、一緒に頑張りましょう。
>レティシアさん
恐慌状態ということですし、男性に運んでいただいた方が早くて安心ですね。
女の方ですし、精霊さんたちのうちひとりがついてくだされば丈夫じゃないかしら。
周りの警護もしないとですし…ガーバさんにお願いしてもよろしいですか?
囮ができるといいんですけど…教団員の人もレティシアさんの顔を知っているでしょうね。
…あれ、自動車を選択するとなると「2、六人乗りの車二台」になるのかしら?人数的に「一台」で移動と思いこんでましたけど…。
>教団員
ルシエロさんの言うように口の立つ人が指揮官だと私も思います。最初に抑えたいですね。鞭の攻撃も怖いです。攻撃力があまりないですが、遠距離攻撃のできる弓を持っていこうかしらと思っています。
>一般道
歩行者が沢山いるというのは怖いですね。窓を開けて「緊急車両です道を開けて」と叫ぶくらいしか思いつかない私です…。 -
2015/03/02-11:47
ルシエロ=ザガン:
ペディとガーバか。初めて会うな。
よろしく頼む。
いや、人手が増えるのは有り難い。そこまで気負うな。
>レティシア
恐慌状態とあるからな。暴れる可能性も高いだろう。
自力で動ける状態じゃ無さそうだから、オレが移動手段まで運ぼうと進言したに過ぎない。
レティシアを無事にA.R.O.A.支部まで送り届けるのが今回の任務だ。
役割に拘りはしていない。
ガーバが運ぶというなら任せよう。
>移動手段が馬車の場合
おそらく騎乗スキルだろうな。
馬車は馬がいなければ動かない。自動車でいう運転手の役割が御者になる訳だが。
肝心の御者が馬を操れなければ意味が無いからな。
>教団員
リチェルカーレの言うとおり、相手を倒す事に集中するよりは足止めを優先したいところだ。
移動手段に辿り着くためにもな。
相手側も同じ事を考えてくるだろう。
頭と口が回るヤツが、司令塔兼参謀役とは思うが。
戦闘要員の女が持っている鞭が厄介だな。武器を絡め取られないように注意が必要かも知れん。 -
2015/03/02-10:38
ごめんなさいね。
前の任務で、思い切り役立たずになってしまったもので…自分の考えに自信が持てないの。
何かおかしなことを言っていたら、教えてもらえると助かるわ。 -
2015/03/02-10:35
スキル…(え~っと、え~っと)
私、が未使用のスキルポイントが2あります。ガーバは1ね。
レベル的に戦闘ではあまり役に立てなさそうだから、今あるポイントを全て運転や騎乗に注ぎ込んで
私達は運転などを担当した方がいいかもしれませんね。
(ガーバに横目で見られて)
…………。
かなりドン臭いから……上手くできるかわからないけれど(汗)←役立たずフラグ
駐車場に教団員がいるのは厄介ですね。
戦闘になるように思えるので、レベルの高いルシェさんの身体を空けるために
レティシアさんを担いで連れていく役目はガーバに代わらせてもらうことはできますか?
格好いい役割を奪ってしまうようで申し訳ないのですが(汗)
ただ、レティシアさんは恐慌状態とのことなので、じっとしていてくれればいいのですが、
連れて行こうとした時に暴れられてしまったら、精霊さん一人では無理……?
……トランスしていれば大丈夫なのかしら(首かしげ)
ところで馬車の操縦ってどのスキルになるのかしら?
全員乗れるというところに利点を感じるのですけれど、逆に不利かもしれないし。
それにしても歩行者天国を突っ切って逃げるというのは怖いですね。
周りに一般市民がたくさんいるということですものね(悩) -
2015/03/02-10:29
こんにちわ。ペディ・エラトマといいます。はじめまして。
こちらはパートナーのガーバ・サジャーン。
ペディとガーバと呼んでもらえれば幸いです。
えっと…ごめんなさいね。
まだレベルも低くてご迷惑をお掛けしてしまうかもしれないけれど、一生懸命頑張らせてもらうわ。
よろしくお願いします。
-
2015/03/01-22:22
ひろのさん、ルシエロさん、お久しぶりです。
よろしくお願いします、ね。
私たちも騎乗も自動車スキルも持っていなくて…あ、でも、自動車のマニュアル本(スキル1)はあるのでどちらかが運転することはできます。
運転できるだけで高度なことはできませんが…戦闘のことを考えるとシリウスを運転席に固定してしまうより、私がした方がマシかしら?
乗り物まではレティシアさん(とルシエロさん)を内側に庇うようにして相手を牽制しながら移動、でしょうか?
相手を倒すより足や移動手段を狙って追ってこれないようにする方がいいかもですね。
-
2015/03/01-21:02
リチェルカーレ、さん。シリウスさん。お久しぶり、です。
えと。
私もルシェも、自動車と騎乗の一般スキルは持ってなくて。
運転はできない、です。ごめんなさい。
だから、移動手段は馬は使わないほうがいいかなって。思います。
レティシアさんは。
ルシェが抱き上げて移動手段の乗り物まで、連れて行こうかと思ってます。
けど、まず駐車場で教団をやり過ごさないと行けないので……。(眉を寄せる
それに移動中も、歩行者を轢かないように気をつけないと。駄目、ですよね。
先行して歩行者には避けて貰える様に呼びかけたい、けど。 -
2015/03/01-20:18
-
2015/03/01-10:39