【チョコ】VSぷるつやゼリー魚(錘里 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

 ショコランドの中心部に、シュガーレイクと呼ばれる甘い甘い砂糖の湖があると言う。
 その湖に、ごくごくまれに、巨大なゼリーの魚が出没すると言う。
 シュガーレイクに流れ込むソーダの川の一つを遡って、また戻ってを繰り返すゼリー魚。
 その体は透き通ったぷるぷるのゼリーで、ひれに当たる部分はナタデココのような小気味良い食感。
 ショコランドに住まう小さな漁師たちは、幻の魚であるゼリー魚が現れたとなれば、喜び勇んで収穫に向かう。
 ――のが、常の事だったの、だが。
「オーガの瘴気にあてられてしまったのか、ゼリー魚がとても凶暴化しているんです……」
 まず水鉄砲のように砂糖水を飛ばしてくる。しかもその命中精度はかなり高い。
 それでも果敢に挑めば、羽のように長く伸びたひれで、大波を起こすのだ。
「人間の皆さんなら、そんなにダメージにはならないと思いますが……」
 小さな住民たちにとっては、自分たちと同じようなサイズの魚からの攻撃は深刻なダメージとなる。
 ゼリー魚自体がデミ・オーガになってしまったわけではないようだと言うのは、交代でゼリー魚の観察をしている妖精たちから確認が取れている。
 だが、どうやらゼリー魚を暴走させている要因である瘴気を発するオーガが居るらしい。
 ゼリー魚の暴走もそうだが、オーガが居るとなれば、見過ごせる話ではない。
 職員は、妖精たちから詳しい話を聞くことにした。

 どうやらシュガーレイク近辺に居るのはヤグアートのようだ。
 高い所からムササビのように無音で滑空しての奇襲を得手とする。
 近くの森に潜んでいるようだが、湖の岸辺まで誘き寄せる事が出来れば、攻撃は比較的容易になるはずだ。
 が、岸辺に寄れば、ゼリー魚が攻撃してくるとのこと。
 ダメージが少ないとはいえ、顔面でも狙われようものなら、確実に行動の邪魔になるだろう。
「その辺りは、皆さんで相談して上手く立ち回ってください。あと、オーガを倒しても、瘴気が薄れるのに数日かかるようなので、できればゼリー魚の捕獲を手伝ってあげてください」
 捕獲自体は小さな漁師たちが行うので、彼らをゼリー魚の攻撃から守ってあげて欲しいとのこと。
「ゼリー魚、食べるのが一番ですが、稚魚サイズなら可愛いんですよ。ピョンピョン飛んで、鳴くんです」
「……鳴くんですか」
「はい、「アゴー」って」
 果たしてそれは魚の鳴き声だろうか。そもそも魚は鳴くのだろうか。
 思ったが、メルヘンなショコランドの生き物の事だ。きっと、そう言う物なのだろうと職員は疑問を飲み込むことにした。

解説

目的:オーガを倒してゼリー魚を収穫しよう!

●敵
ヤグアート×1
ムササビのように滑空して音もなく奇襲を仕掛けてくる飛翔型オーガ
素早く攻撃は当たりにくいです
鉤爪で攻撃してきます
湖近くの森の中に潜んでいるので、誘き寄せを推奨します

ゼリー魚×1
全長1メートルほどの巨大魚
ゼリーで出来た体にトビウオのような長いひれ
ひれはナタデココのように歯応えが
岸辺に寄ると水鉄砲や大波攻撃を仕掛けてきます
ダメージ自体は大したことありませんがべったべたになります

●補足情報
機械類はショートする危険が高いのでお貸しできません
ゼリー魚の捕獲・調理に関しては現地の住民が行います(妖精と小人)
甘いの苦手な方はお弁当持参したらいいと思います

ゲームマスターより

え?このゼリー魚、何かに似てるって?
さぁ、なんでしょうね!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)

  謎の魚アゴー…、食用なのかアゴー
どんな鳴き声なんだアゴー(うーむ

◆戦闘
俺は囮役の仲間と協力して周囲の森を巡りオーガ探索
フードを被って武装と鞭を隠す
光でバレるからトランスもしない
山菜取りの素振りだ

音や臭い、鎧の殺気看破も活用でオーガを察知
大声で注意を引き、逃げるフリで、岸で開けた所(かつアゴーの射程外が望ましい)へ誘導だ

仲間の網隊に対処を任せ、トランス⇒ハイトランス
フードをポイ捨て
鞭でオーガを強打だ
*巻きつきが発生したらそのまま引き摺り下ろす!

◆戦闘後
アゴーの稚魚をガラス鉢に入れて暫し観察
餌をあげたい
(可愛いな)

和んだら、湖に帰そう
そりゃ飼いたい気持ちも有るけどさ、自由に泳いでいる方が良いもんな



セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
  オレの役目は敵を捕獲し皆が攻撃しやすくする事だ。
現場に着いたらトランスするぜ。

かすみ網を2本の棒の間に張った物を用意していく。
敵を網に引っ掛け捕縛するぜ。
鳥を捕獲する網のイメージだ。
棒はオレと鹿鳴館さんと棒を1本ずつ担当。
囮役が敵をおびき出すまでは網は地面に。
敵が出たら網を立てて敵を引っ掛ける。
囮が通過→網を立てる→敵引っかかる、が理想。
無理なら網広げたまま敵に向かい
鹿鳴館さんと上手くタイミングを合わせ
積極的に敵を引っ掛けるぜ。
敵の気を逸らすためデコーイも放つ。
敵を引っ掛けたらそのまま地面に落とし
網で押さえるようにして敵の動きを阻害。
「攻撃は皆、頼む!」

漁時は囮になる。いっぱい食べて幸せ満喫。



アイオライト・セプテンバー(白露)
  ゼリーは美容にいいんだよ(多分
アゴーなお魚さんは何味かなっわっくわっく

あたしとパパは湖の岸辺で、囮の人たちがオーガを呼び寄せてくれるまで待機
そのまえに「何処らへんに誘き出すか」打ち合わせといたほうがいいかな
で、あたしは、パパ達が湖に落ちないよう、水際からちょっと離れたところで湖を見張ってるね
お魚さんがパパ達にしかけてくるような素振りをしてたら、パパ達に声かけるの
戦闘に集中してるパパ達が湖に近付きすぎないよう、そっちも注意

小人さんが漁するときは、あたしも湖に入って、盾になろうっと
べたべたになっちゃうかな
このお洋服(ボディ)アキさんに譲ってもらって、気に入ってるんだけど
ふりふり踊って乾かせばいっか



鹿鳴館・リュウ・凛玖義(琥珀・アンブラー)
  「しかし、ゼリー魚って言うからには、切り身も甘いのかねぇ。
どんな食感か想像がつかないや」
まあ、そんな事はヤグアート倒してから考えよう。

敵が来る前に
セイリュー君とゲートフラッグの棒をそれぞれ持って移動。
こちらからヤグアートを網に引っ掛け、
身動きさせなくする為だよ。
それで出来るようなら短刀で攻撃しよう。
あ、でも白露君の攻撃の邪魔にならない所に移動しないとね。

そして、これがゼリー魚ねぇ。
(周りが食べているのを見つつ、表面は笑顔で一口食べる)
「琥珀ちゃん、美味しい?」
そ、そう。
でも、何だか僕も魚に対する世界が変わりそうだ。
何だろこの感覚。



ハーケイン(シルフェレド)
  ◆目的
魚だ。魚を食うぞ
シルフェレドはトランスしたらヤグアートだ

◆ヤグアート
俺は魚を食うための準備に行く
貴様はヤグアートを叩いて来い
俺は神人だぞ、戦闘なら貴様だろうが
わざわざ盾も買って来てやったんだ、精々働け
トランスするから顔をよこせ

◆魚
多少べたつくくらいがどうだと言うんだ
ガントレットと鎧が盾代わりだ
現地民は俺を壁にするがいい
その分食わせろ。特にヒレだ
肉はシルフェレドにくれてやる



●空飛ぶ敵
 シュガーレイクに瘴気を齎しているヤグアートを退治してほしい。
 そんな任務を遂行するため、琥珀・アンブラーはヤグアートが潜む森の手前で元気に準備運動をしていた。
「ゼリーのお魚、甘くて美味しそう! 食べたら、お魚みたいな食感で甘い味しめるのかな!? りく! 早く食べに行こ行こ!」
「うんうん、楽しみだねぇ。そのためにもお仕事頑張らないととだね」
「うん、頑張ってくる!」
 気を付けてね、をパートナーの鹿鳴館・リュウ・凛玖義と共に告げ合って、琥珀は共に囮として森に向かう予定のアキ・セイジと向かい合った。
 お互い準備は万端だ。セイジはヴェルトール・ランスと動きを確認しつつ、自身の武具を隠すためにフード付の外套を装着している。
 殺気を感知する能力を持つジャックオーランタンの憑りついた鎧を確かめるように撫でて、セイジと琥珀は森へと踏み込んだ。
 それを見送りながら、セイリュー・グラシアは棒に網を結えていた。飛翔するオーガ、ヤグアートを捉える為の準備だ。ハンティングスキルを活かして制作したのは、二人で持つ網だ。
「良し、出来た。凛玖義さん、片方宜しくな!」
「任されたよ。琥珀ちゃん達が上手く誘き寄せてくれると良いねぇ」
 両端を二人で持ち、ピンと張ってみる。これに上手く絡めとる事が出来れば、飛翔する敵への脅威も薄れる。
「しかし、ゼリー魚って言うからには、切り身も甘いのかねぇ。どんな食感か想像がつかないや」
 ヤグアートを倒してからゆっくり考えよう、と、楽しみな顔を引き締めた凛玖義。
 その一方では、憮然とした顔でパートナーを見つめるハーケインの姿があった。
「いいか、俺は魚を食うための準備をしに行く。貴様はヤグアートを叩いて来い。俺は神人だぞ、戦闘なら貴様だろうが。精々働け」
 パートナーのシルフェレドに有無を言わせぬまま、まくしたてるように言ったハーケインは、最後に男の胸ぐらを掴むような勢いで迫った。
「分かったら、トランスするから顔をよこせ」
 その勢いに動じることなく、軽く首を傾げて頬を見せたシルフェレドに、些か乱暴に口付けたハーケイン。
 小さな舌打ちが、聞こえていたのかいないのか。シルフェレドはトランスのオーラを確かめながら小さく鼻を鳴らす。
(ハーケインめ、働けだの偉そうに言っておきながら……偉ぶるなら悔しそうな顔を少し誤魔化せ)
 喉が鳴るのは皮肉ゆえだろう。妖精や小人に漁の方法を聞くハーケインの姿を見て、すぐに視線を逸らして、シルフェレドは森の方へと向き直った。
「神人が精霊ほど戦えないのがそんなに悔しいか、お人好しめ」
 それを、素直に言われたいとも、言いたいとも、思わなかったけれど。
 ヤグアートへの対応準備が着々と整う中で、アイオライト・セプテンバーは岸辺に少しずつ近寄りながら、ゼリー魚の様子を確認した。
「うーん、ここまでなら、攻撃してこないみたい」
 もう一歩近づいてみようと思ったが、ざざざっ、と勢いよくこちらへ向かってこようとしているのを見止めて、慌てて後退したのだ。
 くるん、と翻すように靡かせた防具は、雪の精霊が恋人を思って紡いだという、アイオライト気に入りの服。
 上から下までフルセットでコーディネートしたアイオライトは白露に笑顔を向け、ガッツポーズを作った。
「あたしがここでパパ達にゼリー魚の攻撃が行かないように注意するね! 夢中になってても大丈夫だよ!」
「はい、宜しくお願いしますね。アイも気を付けるように」
 微笑と共に促される注意に、大きく手を挙げるアイオライト。
 そんな彼を微笑ましげに見つめながら、ラキア・ジェイドバインは戦場を確かめる。
 ゼリー魚の攻撃が届かない位置となると、流石に森との距離は大きく開かない。囮が上手く誘き出し、一度で上手く捉える事が出来なければ、すぐさま森に引き返し、警戒してしまうだろう。
「なかなかに、一発勝負だね」
 もちろん、その一発勝負を上手く決めてくれることを、ラキアは信じて疑わなかったけれど。
「オーガだ!!」
 森が、俄かに騒がしくなる。
 全員の表情が、引き締まった。


 森は、甘い香りがするけれどとても静かだった。
 山菜鳥の素振りでも、と思っていたセイジは、群生しているマシュマロの実や砂糖菓子の花を眺め、思わず和む。
 だが、一部のお菓子植物がどす黒い色に変色しているのを見止めて、眉を顰めた。
(オーガが近くに居るんだな……)
 音を、匂いを、気配を探る。
 そよ風が葉を撫でていく心地よい音を聞いて、聞いて――。
 不釣り合いな、違和感を醸し出す音を頭上に聞き留めて、顔を上げた。
「アキ!」
 琥珀が叫ぶのとほぼ同時、ヤグアートがセイジ目掛けて滑空してきた。
 事前に気付けば脅威は半減。だが、掻き消える事のないのがオーガという存在そのものの脅威だ。
 先制の蹴撃を地に伏すようにながら何とか交わしたセイジは、そのまま怯えた素振りで森の外へ逃げ出そうとする。
「オーガだ!!」
「大変、アキ、逃げて!」
 合わせ、琥珀がアプローチを展開し、声を張り上げて自身へ注目するよう示唆した。
 セイジを捉え損ねたヤグアートは、ふわりと木々の中に紛れ、琥珀へと狙いを変える。
 ガサガサ、見上げた木の枝が揺れるのをじっと見つめて居た琥珀は、それが動き出す素振りを見せるや、自身も森の外へと向かい駆けた。
 すぐ後ろに迫る気配を感じながらも、駆けて。急に騒々しさを増した森を抜ければ、見慣れた笑顔が迎えてくれる。
「お帰り、琥珀ちゃん」
 セイリューと共に網を構えた凛玖義が、琥珀の背後、滑空してくるヤグアートへ向けて、せーので網を振るう。
 真っ直ぐに降りてきたヤグアートは、身を捩ってそれを躱そうとするが、琥珀に引きつけられた上に白露が放ったアヒル特務隊の喧しい鳴き声に気を取られ気付くのが遅れたようだ。
 そもそも自在に飛び回れるわけではないヤグアートにが、完全に逃れることはできず。網を引き千切られながらも、地面に引きずり倒すことに成功した。
「よし! 今だ!」
 今の内に攻撃を。駄目押しで網で絡めとろうと奮闘するセイリューの声に、真っ先に応えのはシルフェレド。
 真正面から狙える最大の好機に、迷わず詰めた間合い。
「働くさ。精々な」
 薄らと釣り上げた口角を見上げたヤグアートの体躯へ、全力を。
 その一撃で仕留められるとは当然思っていない。だが、そこから引き継ぐように、畳みかけてくれる仲間が、居る。
 上空へ逃げられた時の対処の為に高めにしていた矢じりの先端を地に這うヤグアートへ向けるや、連続で放たれる白露の矢が、ヤグアートを刺し貫いていく。
 ランスへのトランス、そして己へ還元するハイトランスを施したセイジも、ヤグアートの拘束を、それ以上のダメージを狙って地を鳴らした鞭を振るう。
(鞭って、叩くだけじゃないんだな……)
 詠唱を紡ぐほどに収縮するエネルギーを感じながら、ランスはセイジの鞭捌きに若干の恐ろしさを感じていたが、本人には内緒だ。
 ふるりと首を振って、凛玖義が射線を開けるように動くのを確かめてから、熱線を放つ。
「焼きオーガにしてやんぜ!」
 ヤグアートが熱線のエナジーを吸い込むのは一瞬。最早袋叩き状態で体力の削られていたヤグアートは、焼ける苦しみにもがく。
「妖精さん達はもう少し下がってた方がいいね……」
 暴れる度に網が引きちぎられていくのを見て、ラキアはシュガーレイクとの距離も測りながら、少し後退の指示を出す。
 はらはらと見守る琥珀は、斧の柄をぎゅぅと握って、そっと覗き込むように見つめていた。
「た、倒したかな?」
「しぶとさは侮れないからな……」
 ランスが油断なく二発目の詠唱に入るのを横目に見ながら、セイジは足を狙って鞭を振るう。
 足に巻き付き拘束されるのを見て、シルフェレドがもう一撃、と肉薄したところで、軽く目を剥いた。
「……死んでいるな」
 ピクリともしない肉塊は、焦げ臭くて。
 甘いショコランドには、あまりに不釣り合いだった。

●甘い戦い
「あーんパパぁ……べとべとになったぁー」
 ヤグアートの後始末を済ませ、妖精たちの漁の手伝いに参加したアイオライトは、漁開始数秒で泣きが入った。
 というのも、妖精たちを補佐するために自らが盾になる発想は良かったのだが、いかんせんアイオライトも身長が高いわけではないのだ。
 136センチは果敢に挑んだのだ。挑んだが、湖に入った分低くなった体は見事に頭から波をかぶったのだ。
 シュガーレイク、意外と深い。
 砂糖水の為体が沈まない程度の浮力は何もしなくとも得られるが、1メートルの魚が大暴れできる湖は、それなりの深さもあるのだ。
 なお、泣き出しそうなアイオライトを宥める白露もまた、上空の妖精を狙い打とうとするゼリー魚からの攻撃を防ぐために振った手や、自分に向けられた水鉄砲を防いだ影響でべたべただった。
「アイ、ラキアさんのチャーチの中で休んでてください」
 白露が示す少し後方の避難所へ、こくりと頷いて大人しく入るアイオライト。
 ラキアが展開したチャーチは、初めはそれを使用して手伝うつもりで居たが、チャーチは壁を作るものだ。あちらからの干渉を防げれば、こちら彼の干渉も難しい。
 ゆえに、現地民やウィンクルム達の緊急避難場所としてやや後方に展開されている。
 同様に、ランスによる天の川の彼方も、触れた物に攻撃を与える事の危険性に対して攻撃の類を防ぐための物ではない為、使用は難しく。
 結局は、ウィンクルムが体を張るのが単純かつ確実な手段となったのだ。
「しがみついて陸揚げの補佐をするのは大丈夫か?」
「結構暴れますよ? 私たちは問題ありませんが……」
「っし、そんならやってみるか!」
 腕まくりをしてゼリー魚に立ち向かうランスもまた、果敢だった。
 果敢だったが、ゼリー魚、ぷるぷるで掴めなかったため、砂糖の水にべたべたになるばかりだった。
「くっそ、ヤグアートより手強いぞ!?」
「ゼリー魚の気を逸らしてみようか」
 ざぶざぶとシュガーレイクに挑むセイリューを見送って、ラキアは岸辺へ向けてアヒル特務隊を出動させる。
 がぁがぁがぁがぁ――ざっぱーん。
「よし、今だ! ランスさんそっち!」
「網投げろ網! 引っ掛けてやる!」
 小人や妖精から投げられた網をゼリー魚に絡ませるランスとセイリュー。
 大暴れするゼリー魚がばしゃばしゃと跳ね上げる砂糖水を、ハーケインは全身で受け止め、小人を守る。
「俺を壁にしていろ。波ぐらいでは倒れんぞ」
 自分の戦場はここだと言わんばかりに堂々と立つハーケインの後ろで、小人たちは続けとばかりに懸命に網を引く。
 そして、とうとうゼリー魚が陸に上げられた。
 まだ網の中でバタバタと暴れているが、こうなってしまえば怖い物ではない。
「ウィンクルムの皆さんありがとうございます!」
「綺麗な水と人間サイズの着替えは用意してありますので、どうぞお休みになっていてくださいね!」
 喜ぶ妖精たちがゼリー魚を引きずっていく。調理に取り掛かるのだろう。
「なかなかダイナミックな漁だったねぇ……」
 感心したような凛玖義の裾を掴みながら、わくわくと琥珀はゼリー魚を見送った。
 べたべたになった服の襟を窮屈そうに寛げていたハーケインへ歩み寄ると、シルフェレドはその腕を引く。
「なんだ急に」
「べたべただろう。水があるらしい、洗って置け」
「これくらいどうという事も……」
「私が落ち着かん。どうせ魚もまだ調理中だ」
 ぐいぐいと引かれていくハーケインの後を、やはりぐいぐいと白露の袖を引くアイオライトが続く。
「パパも洗お。このお洋服、アキさんに貰った物だし、シミにならないといいなぁ。洗っても、ふりふり踊ってたら乾くかな?」
「素直にお日様にお任せした方がいいと思いますよ。シミは……現地の方が詳しいかもしれませんし、聞いてみましょうね」
 お疲れ様、と頭を撫でて。皆で水浴びを済ませた頃には、大きなテーブルにたくさんのゼリー菓子が並んでいた。
「りくぅ! ぷるぷる、ぷるぷるだよ!」
 小人用の小さ目の器に盛られたゼリーは、いわゆる肉の部分なのだろう。
 最早ただのゼリーだが、これが元々魚だったのだなと、真顔で見つめた凛玖義は、笑顔で食べる琥珀をちらと見てから、ぱくり、一口食べてみる。
 しゅわっとしたソーダの感覚がする。泳いできた川の影響だろうか。
 その後に舌に触れるフルーティな味が、きっとゼリー魚自身の味。
「琥珀ちゃん、美味しい?」
「うん!」
「そ、そう」
 元の形を知らなければただのゼリー。ただのゼリーなのだけれど……
(魚に対する世界が変わりそうだ……)
 ショコランド、奥が深い。
 琥珀と同様に笑顔でぱくついているのはアイオライト。
 色々な器に、色々な部位が盛られており、部位によって味が違うのだと聞いて、幾つも食べ比べをしていた。
「あまーい! ここはリンゴ味かな? こっちは……中トロの部分、で、レモン味?」
 説明される度にきらきらと瞳を輝かせて、ぱくりと一口。
「ん、甘酸っぱい! ゼリーは美容にいいんだよね!」
「そうかもしれませんね……」
 考えない考えない。
「檸檬味のトロ……」
 そう言う想像の仕方は止めた方がいいのだ。
 気付いた白露は素直に素直に、ゼリーの中で星型に型抜きされたナタデココを味わっては、砂糖水を足したお茶を味わった。
「……肉の部分は要らないのか」
「要らん。俺はひれの部分だけで良い」
 こりこりとしたナタデココのひれをひたすら味わっているハーケインに、シルフェレドはぷるんとするゼリーを掬いながら、小さく笑う。
「気に入るものがあってよかったと、言うべきか」
 たまにはそう言う甘い時間も、彼にはきっと必要なのだろうから。
「ん? これはなんだ?」
 ひょい、と。透き通ったゼリーの中で、ナタデココとも違う色をした物が盛られた器を手に取って、セイリューは首を傾げる。
「ホイップゼリーです。ゼリー魚を一度加熱して溶かして、泡立てた物ですよ」
「何だか不思議な触感だね」
 意外なところでゼリーの応用レシピをゲットしてしまった。
 ふわふわとした見た目だが、意外としっかりとした食感で。不思議な感覚に、ラキアとセイリューは顔を見合わせて満足気に微笑む。
 通常のゼリーと二層になっている者は、見た目にも可愛らしく、セイジは器を掲げてまじまじと見つめた。
「それにしても、ゼリー魚の稚魚は、なかなか見られる物じゃなかったのか……」
「ゼリー魚自体が幻の魚らしいからな……残念だな」
 アゴーと鳴くらしい可愛らしい稚魚を見て和みたかったのに、と残念な顔をしたセイジの頭を、ぽんぽんと撫でて。ランスは魚の形に抜かれたひれを掬い上げて見つめた。
「これくらいのサイズだったら、可愛いな。アゴー」
「鳴き真似か? ふふっ、似てるんだろうか」
 セイジの前に掲げて裏声を出すランスに、おかしそうにセイジは笑っていた。
 甘いばかりの食卓は、宴というよりはお茶会という空気がぴったりで。
 妖精たちと笑い合いながら、ウィンクルム達が過ごした時間は、きっと、この湖の周りから瘴気を払ってくれるだろう。



依頼結果:大成功
MVP
名前:アイオライト・セプテンバー
呼び名:アイ
  名前:白露
呼び名:パパ

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 錘里
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 冒険
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 01月25日
出発日 02月01日 00:00
予定納品日 02月11日

参加者

会議室

  • プランは提出出来た!
    上手くいくように祈っている。
    今回は手伝ってもらってるからいつもより念入りに祈ろう!
    きっと大丈夫!(と自分に言い聞かせる)

    皆さん、相談とか色々、お疲れさまでした。
    (イチゴゼリーもぐもぐ)

  • [26]アキ・セイジ

    2015/01/31-23:37 

    プランは提出できた。一息つこうか。(ぷるぷるした一口イチゴゼリーを皿に乗せて差し出す

    イチゴゼリーの数:3+サイコロA*B

    【ダイスA(6面):3】【ダイスB(10面):10】

  • [25]アキ・セイジ

    2015/01/31-23:30 

    >琥珀さん
    協力して囮、頑張ろうな。

    トランスしてると淡い光でウィンクルムだってバレるから、警戒させてしまうかもしれない。
    だから、俺はトランスせずにオーガを誘う。
    逃げるときは頑張って逃げないと怪我するから真剣だよ。
    なんとか皆のところまでオーガを誘導したいな。

  • はーい。セイリューさんお返事ありがとっ。
    そだね、それがいよね。
    プランもそういうふうにするね。

    っというわけで、あとは微調整モード!

  • >鹿鳴館さん
    ゲートフラッグは何かに固定するんじゃなくて
    棒を1本ずつ、オレと鹿鳴館さんが持って敵を積極的に引っ掛けに行く予定。
    棒を寝かせれば敵を地面に落とす事が出来るから。

  • プランまだできてないけど、一通りは把握してる。
    ゲートフラッグってのだけど、これは棒を幹にくくりつけるの?それとも、最初から自立させて貼る?
    場合によっては脚立やロープやらで事前準備する必要があると思ってね。

    琥珀:
    アキ、あの、答えてくれてありがと。
    出来るなら、はくも囮させてほしいっ。アプローチⅡ使ってヤグアート呼びたい。

    だから、セイリューごめん。
    フォトンサークル、また、違う依頼で必要になったら使う。

  • >アイちゃん
    網そのものがあると的に判ってしまうと警戒されるから
    アヒルが不自然に空中に浮いてしまう『網に引っ掛ける』より
    普通に地面の上でガアガアと『敵の気を逸らす』方が良いかも!

  • はーい、まだプラン真っ最中でーす(汗)
    こういうギリギリのときに限って思い付くんだけど、

    セイリューさん、デコイ持ってたでしょ
    あれを網に引っ掛けたら、囮効果で、オーガが網にかかる確率高くないかなって思ったの
    やってもいいなら、うちの1羽もひっかけるけど…いい?

  • アキさん、フォローありがとうっ
    セイリューさんも、ごめんなさい
    あたしの懸念はなくなってるし、それでいいと思う
    無茶苦茶急ぎのオーガ退治でもなさそうだから、どっかで買い物ぐらい出来るんじゃないかなあ
    あと気になるのは必要経費ぐらい?
    ケチ付けたのあたしだから、必要になりそうなら、あたしがお金出すけど

    あと、「湖のどこら辺に誘き出すか事前に打ち合わせ」もプランに書いておくね

    …はい、プランまだ書けてません orz

  • じゃあ、小人達から借りるのは止めて
    事前に網と棒をゲートフラッグ形式に作って持って行くよ。
    地面に落ちたって戦闘状態に入ったヤグアートが素早くて
    テンペストダンサー的な攻撃を仕掛けてくる事は変わらないし。
    滑空中に敵の動きを封じられるなら封じてしまいたい。

  • [17]アキ・セイジ

    2015/01/31-18:46 

    暴れるのを押え易くするためにも、飛び上がったり走ったりするのを防ぐためにも、
    オーガの動きを封じることは有益だと思う。

    森に逃げ込まれたら解決どころでは無い。
    死ぬまで攻撃をし続けてくれる…とは限らない。
    たんなる全力攻撃ではリスクが高いと考えるよ。

    アイオライトさんが指摘した懸念は「住民の網」という点が大きいと思う。一理ある。

    こうしないか?

    括って広げるのは、自宅のレースカーテンでも良い。
    スポーツ店に売ってるバレーボールのネットでも良い。
    ホームセンターに売ってる園芸用のネットを括って広げるのでも良いぞ。
    (ロープに石を括りつけたものを何本も投げて引っ掛けるのでも無いよりはまし)。
    ようするに猟師たちの物品でない物品を工夫して使ってみるんだ。

    それなら問題無いだろう?
    「精霊達による攻撃」と「動きを封じる援護行動」を併用した方が、全体の成功率も高くなると思うんだ。


    ◆囮
    >琥珀さん
    「1」の書き込みから、琥珀さんも囮役を担ってくれるのだと解釈していたよ。
    オーガの居場所が不明であるので、囮は1人より2人の方が良いと思んだよね。

    森の中に探しに入り、手分けしてオーガを探そう。
    そして、オーガを見つけたら、岸近くの開けた場所までつれてこよう。
    ただし、アゴーの攻撃射程にはできたら入らないように、したいな。

  • ごめん、セイリューさん
    あたしその作戦ちょっと賛成できないや

    理由は
    ・ゼリー魚の漁法が網とはプロローグのどこにも書いてない
    たしかに網漁がメジャーだけど、魚をとるには、銛でついたり釣りだったりいろいろでしょ
    「全長1メートルほどの巨大魚」を「身長は50~1m程度の小人」がとるんだから、
    他の方法かもしれないし、そしたら網はないかもしれないよ

    ・オーガ退治の直後に、ゼリー魚捕獲の予定がある
    こっちのほうが問題なんだけど…もしも網漁だったとしても、
    網を貸してもらってあたし達が破壊したら(オーガだから、強力だと思うし)
    小人さんたちがゼリー魚捕獲できなくない?

    それよりは、ヤグアートはムササビ型でしょ
    いったん地面に落ちたら、すぐに飛ぶのは難しいんじゃないかなあ ←このへんは自信ない
    だから、精霊のみんなで真っ先に、全力で攻撃したほうがいいと思うの

  • 鹿鳴館さん協力ありがとう。身長も似た感じだから良いかも。
    棒の長さは2mくらい。
    自分達の身長含めて4m程度の高度まで対処できるよな。
    この辺はあまり細かく決めずにざっくりとでいいと思う。

    もし上手く敵を絡め取れなかった場合
    先ず敵に狙われる可能性が大きいのはオレ達2人なので、
    琥珀さんには鹿鳴館さんの傍でフォトンサークル使ってもらうのがいいかな。
    敵を網に引っ掛けようとする時に使えば、敵からの一撃に間に合うと思うし。
    捕獲が成功したらオレと鹿鳴館さんは
    敵を網に絡ませた状態で地面に押さえつけて、身動きできない敵を
    他の人達(近接系武器の人)が攻撃すると良いと思うんだ。
    ただし白露さんの射線を塞がないように気をつけようぜ。
    フォトンサークルなら敵を殴るため近づいてきた仲間全員の防御を上げられるし。
    効果が切れてももう1回発動できるし。
    2R耐えたらランスさんの魔法が来るからそれまで頑張ろう。

  • 琥珀:
    えっと、こんな感じで、いい?

    ヤグアート
    ・囮:アキ
    ・捕獲:セイリュー、凛玖義
    ・攻撃:白露、ランス、シルフェレド

    ゼリー魚
    ・監視:アイオライト
    ・包囲:ハーケイン
    ・防御:ラキア

    アキ、一人で囮担って大丈夫?はく、アプローチⅡかフォトンサークルあるよ?

  • そういやあ、僕も挨拶忘れてたね。ハーケイン君、お初になるかな。凛玖義っていうよ、よろしくね

    セイリュー君、網の件なら僕が手伝うよ。棒の長さはどれくらいにする?
    あと棒がもし用意できなければ、現地の幹(※ある程度太ければ)の枝に引っ掛けて
    ヤグアートを捕まえるつもりだよ?

  • ヤグアートは素早くて攻撃を当てにくいし、
    空を飛んでる敵は扱いにくい。
    網に絡め取って敵の動きを封じようと思う。

    小人達の漁網は糸も細くて見えづらいだろうし、
    漁をするからある程度の広さもあるだろ。
    2本の棒の間にその網を張り
    広い範囲でぱっと広げられるようにしてさ。
    セイジさんがおびき出したヤグアートを
    その網に引っ掛け動けないようにするんだ。
    空中に張ったかすみ網で鳥を捕まえるイメージだな。
    おびき出すまでは森から出た近くで地面に広げて待機。
    敵が出てきたら目の間にバッと立ちあげる、みたいな。
    ただ、これをするにはオレの他に
    もうひとり誰かに手伝ってもらわないと難しい。
    誰か手伝ってもらえないかな?

    ラキアは負傷者の回復をするか、
    岸辺の傍でチャーチ展開して
    ゼリー魚の水鉄砲を防御とか考え中なので
    網を広げるのは難しいかな・・・と思うので。
    (チャーチ使った場合はそこから出る訳にいかないから)

  • [10]ハーケイン

    2015/01/31-13:16 

    書き方は気にするな。俺も喋り方がこれなのでな
    まだ経験がないがとにかく依頼に突っ込んでいる状態だ
    アドバイスはありがたく受け取ってやろう
    囮役の立候補は他にもいるのでこちらは包囲する方へ移る
    俺は魚だ。魚の方に行く。魚を食うぞ。

  • ええと、じゃあ、アキさんが湖の岸辺まで囮で誘き寄せてくれるって考えていいかなあ?
    で、そうやって森から出てきたヤグアートを、待ち構えてたみんなで囲んで叩くってかんじ?
    こっちは前にも書いたけど、
    パパはヤグアートに集中して、ダブルシューターかダブルシューター2の逃げ場封じに期待
    あたしは湖のおさかなを警戒する予定
    そんで、ヤグアートを退治したら、小人さんたちのお手伝い……は、具体的に何するかまだ全く決めてないけど。


    >ハーケインさん
    初めまして♪ っていうの忘れてた・汗
    ちょっと気になったけど、ヤグアートはD級とはいえオーガだから、LV1なら気を付けた方がいいと思うよ
    本当に大雑把な括りにすると、
     ネイチャー(原生生物)<デミ・オーガ(オーガになりかけ)<オーガ
    で、→に行くほど、基本強くなってくから
    気分を悪くする書き方になってたら、ごめんなさい

  • ん?本当だ。対応武器が盾になってるねぇ。
    そういや、今まで琥珀ちゃんが真面目に発動したの見たことなかったし、まいったなぁ。
    あ、大丈夫だから気にしないで。教えてくれてありがとね。

    琥珀:
    りくぅ、それ、はくが言うとこ……

    凛玖義:
    あ。

  • 今更お邪魔して、ごめんなさい。
    両手銃「トキシラズ」(鮭)を使うなら今しかないような気がして、来ちゃいました。
    アイオライト・セプテンバーです、よろしくでーーすっ♪
    でもヤグアート相手なら、対空効果のある弓のがいいよね…と、今更気が付きました…

    オーガへの攻撃はパパや他の精霊さんにまかせて(どんな攻撃パターンにするかはまだ決めてない・汗)
    あたしはゼリー魚が精霊さん達に攻撃しないよう、そっちの動きを警戒するほうに回ろうと思うんだけど

  • セイリュー・グラシアとライフビショップのラキアだ。
    今回もヨロシク。
    ハーケインさんは初めまして。
    お魚食べるために頑張ろうぜ。

    >琥珀さん
    スキル『アプローチⅡ』は対応武器が『盾』だから
    今の装備のままだと効果が低下するんじゃないかな?
    ショップの『盾』でも効果ちゃんと発揮できるし、
    他スキルなら『防具』も対応だから効果低下はないし。
    後でスキルや装備調整するつもりだったら
    余計な事言ってゴメンヨ。

  • [5]ハーケイン

    2015/01/29-19:02 

    シルフェレドのスキルを確認したが一直線に突撃して攻撃……。
    いっそシルフェレドを一直線に突っ込ませるか?
    木にでも攻撃した後にたかってきた敵を連れて待ち伏せ場所まで走らせるとか。

  • [4]アキ・セイジ

    2015/01/29-12:11 

    よろしくなハーケイン。

    レベル1にもスキルがあるから「マイページ」の「精霊設定」のタブをクリックしてみるといいよ。
    あと、アイテムは「ショップ」に多少売っているから、初期配布のお金で買うのもありかもな。

    ◆戦い方
    俺の相棒は魔法を使うので遠距離攻撃になる。俺はそのガードというのが基本のやりかただよ。
    今回も俺達2人はそのフォーメーションでいくつもり。

    森に潜まれると見つけ難いし樹が邪魔で剣があたり難いんで、なんとか引き寄せたい。
    なので、俺はオーガを誘い出す「囮」をやろうかなって思ってる。

    岸辺にはあまり寄らずにいきたいな。「アゴー」の攻撃はくらいたくない。

  • [3]ハーケイン

    2015/01/29-09:18 

    変わった魚が食べられると聞いて来た。
    ハーケインとシルフェレドだ。魚が食いたい、よろしく頼むぞ。

    スキルやアイテムの類はまだ持っていない。
    俺は魚を食う準備をしているからシルフェレドを使え。
    ムササビ叩きくらいには使えるだろう。

  • [2]アキ・セイジ

    2015/01/29-00:07 

    アキ・セイジだ。相棒はウイズのランス。よろしくな。

    どこが見たことがあるようなサカナなのはどういうことなんだ(興味津々
    素早いヤグアートをなんとかしたいが、さてどうするかな…(考え込み

  • お魚欲しいお魚欲しいお魚欲しいお魚欲しいお魚欲しいお魚欲しいお魚欲っ(※舌を噛む)

    凛玖義:
    琥珀ちゃん、とにかく落ち着こ?
    というわけで鹿鳴館さん家の凛玖義と琥珀ちゃんです。よろしくね。

    精霊の戦闘スタイル上、ヤグアートへの攻撃は向かないんだけど、
    おびき寄せか神人の護衛なら、喜んでやっちゃう予定。代わりに攻撃は、僕が承るね。


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