【月見・リエーヴル】へびもち米を捕まえろ(あご マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

つきうさ農区のとある一画。
ここでは、ラビットたちが丹精込めてへびもち米を栽培していた。

へびもち米とは、つきうさ農区で採れるもち米の一種で、
見た目は地上のもち米とさほど変わりないが、
収穫しようと手を伸ばすと蛇のようにするりと作業者の手を逃れてしまうことがその名の由来である。

それでも地面に根を張っている以上は遠くへ逃げることはなく、
地面から抜いてしまえば栄養が行き届かなくなり、動かなくなる


はずだった。



「そっちへ行ったぞ!」

「逃がすな!捕まえてふんじばっちまえ!」

依頼を受けた二人が指定された農区の一画へ向かうと、木製の柵の向こうから物騒な声が聞こえる。
見ると、麻縄、虫取り網、草刈り鎌など、思い思いの農具を持った黒いラビットたちが
血相を変えてへびもち米の植えられた農区内を駆け回っている。

二人は責任者と話をしようと、柵についた入り口の小さなドアを開け農区内に一歩足を踏み入れた。



「おい、君たち!後ろだ!」



ラビットの一人に声をかけられ後ろを振り向くと、
二人が今入ってきた入り口に一本のへびもち米が根をまるで足のように動かして全速力で走っていく。
慌ててドアを閉めると、運悪くドアに挟まれた走るへびもち米はくったりと動かなくなった。

足元に倒れたへびもち米を拾い上げると、もぞもぞと動くそれをちょうど目の前に歩いてきたラビットに手渡す。
……どうやら、彼が責任者のようだ。

「いやぁ、待ってたよウィンクルム君たち
依頼内容は見てのとおりだ
ヴァーミン化してしまったへびもち米をなんとか収穫して欲しい
普段は歩いたりはしないんだが、異変のせいか走って逃げたりこちらに攻撃を加えてくるようになってね
……まあ、攻撃と言っても稲穂で私たちの手を叩いてくる程度のもので、命の危険は全くないんだがね

農区の作物を守るため柵の外に出ないようにはしているのだが、何せ私たちの攻撃は効かなくてね
君たちならなんとかできるんじゃないかと思って呼んだんだ」


試しに二人がトランスして先ほど捕まえたへびもち米に触れると、へびもち米はたちまちその動きを止めた。
どうやら防御力・攻撃力ともに、問題外の弱さのようだ。
ただ厄介なのは手を伸ばせばひらりひらりと逃げ回るその素早さにあるらしい。

ラビットたちも農区内を走り回り、捕獲だけでもしようと頑張ってくれてはいるのだが、
へびもち米の素早い身のこなしに作業は難航しているようだ。
伸ばした手を、踏み出した足を、するりするりと躱され続けた農区のラビットたちの顔には、疲労が色濃く浮かんでいた。

「どうか、よろしくお願いします!」

責任者ラビットの言葉に、二人は深く頷き合った。


解説

●目的
逃げ回るへびもち米を捕まえ、収穫祭で神様に奉納する餅の材料を用意する。

●へびもち米収穫数
50本未満は依頼失敗。
100本以上→普通、150本以上→成功、200本以上→大成功 です。

●場所
つきうさ農区の一画、木製の柵に囲まれた体育館ほどの広さのへびもち米栽培区です。
出入り口は木製のドア一つだけ、ウィンクルムもへびもち米もここ以外からは出られません。

●敵
へびもち米
異変により、自発的に地面から根を引き抜き、
その根を使って二足歩行ならぬ二根歩行が可能になったもち米の稲。
基本的な行動理念はいのちだいじに
素早い身のこなしで農区内を逃げ回ります。
たわわに実った稲穂で攻撃してきたり、攻撃を防いだりもしますが、
攻撃力、防御力は稲穂のままのため、甘く見て大丈夫です。

ゲームマスターより

プロローグをご覧いただきありがとうございます。


月見といえば餅つきうさぎ!と言うわけで餅の材料を集めていただくところから始めてみました
ヴァーミン化しているものの、ステータスは全部素早さに振られてしまった走る稲穂とのおいかけっこ、いかがでしょうか?

リザルトノベル

◆アクション・プラン

篠宮潤(ヒュリアス)

  おびき寄せる罠(バケツに水汲んで適当に置いとくだけ)を
事前に柵内隅っこに設置
トランス

基本ジェシカさんとブルーシート(借りれたら。無かったら麻縄等で代用)を張って持ち
もう一組&かのんさんの指示と連携し追い込む
時に土の上に置き通った瞬間持ち上げ捕獲試み

「本当に、根っこで走ってる…っ」
未知の物体への好奇心人一倍

へびもち米まさかの学習能力で作戦突破され始めたら
真正直に全力で追いかけっこ開始
「すご、い!」
速さに感嘆

バケツに稲穂居たら捕まえ
居なかったら移動させようとし…コケ!ばしゃぁ
根に足引っ掛けられ転ぶ
水も被る
水求める稲穂に踏まれてる間に皆が捕まえるとイイ
「イタタッ…え?ヒューリ何…動くなっ?」ガーン



かのん(天藍)
  収穫前にトランス
ディスペンサーは天藍のMPに応じて適時

ブルーシート等(軽い物、2枚で栽培区の幅を網羅できるサイズがベスト)を2枚借りられないかラビットに相談

シート借りれた場合
他の神人と協力し4人でシート広げ栽培区内の壁とする
精霊が追い立てる後に続きシートで区切りへびもちの行動範囲を狭くする

宝玉を使用しシートと並んで盾に
周囲見てへびもちを囲うよう他の神人を誘導
足下等からへびもち米が逃げないよう注意を払い、場合により根元の方を踏む
空いた手で攻撃も
逃走防止に扉の戸締まり状況確認

収穫の留意事項を天藍に聞き周知

植物学を扱うので月の植物に興味津々
面白いので自宅の庭で栽培できないかと思ったら天藍に止められる



上巳 桃(斑雪)
  初めてトランスするお仕事だね、はーちゃん
でもオーガとかデミ相手じゃないんだし、はりきりすぎないほうがいい…
…ぐぅ(→気を抜くと、眠る奴

農家の人たちにブルーシートか茣蓙かそんなもの借りれないだろーか
で、基本の作戦は、はーちゃん達にそこへ追い込んでもらって一網打尽で掴まえる
定置網漁法の要領ってわけ
神人でも精霊でもどっちが触ってもいいんだっけ
そのへんは臨機応変、近くで掴まえられる人がチャレンジ

シートで壁作ったり
地面において、お米が載ったの見計らって、がばぁって持ち上げたり
私は菫さんと協力
へへー、同じ年齢の神人さんと組めてなんだか嬉しいな

はーちゃん、お疲れ様
よくがんばったねーいい子いい子(なでなで



ジェシカ(ルイス)
  ヴァーミンってなんでもありなのね
ま、さくっと捕まえてお餅の材料にしちゃいましょ

入る前にトランスしておくわ
でもハードブレイカーの技って命中下がるわよね…
うん、地道に頑張ってね!

まず中に入る時から気をつけないとね
出入り口にたまっているようなら声を上げて脅かしてみるわ
驚いて後ろに逃げてくれたらいいんだけど

あと農家の人に私達が入ったらドアを押さえててってお願いしておくわ
ここさえ死守できたら他からは出られないみたいだし

中に入ったら私は潤さんと組んでブルーシートを張るわ
どう動くかとかは誘導係の指示に従うわね

臆病そうだし隙間をついて逃げそうだったら声で驚かせるわね
素早い分、頭は悪いとちょっとは楽なんだけどね


菫 離々(蓮)
  へびもち米へ挑む前に、
あなたたちは神様のご飯に、皆さんの元気になるのですよ
いただきます、と手を合わせて。

軍手をして髪をまとめて。
麻縄をお借りして、簀巻きにして沈めたるですね
ドアを潜る際は要注意。
一本だって見逃しませんの心意気です
トランスは栽培区に入る前に。

精霊さんが稲穂を駆逐もとい収穫する後ろから
神人が1+2組でバックアップです
出入口を背に、稲穂の行動範囲を狭めるような陣形です
誘導係のかのんさんの指示に従います

私は桃さんと一緒にブルーシートを持ち、
こちらへ向かってくる稲穂へストップ!の壁に。
桃さんに作戦あれば声を掛け合ってシートを動かし協力します
動かなくなった稲穂はさっさとふん縛っておきますね


「本当に、根っこで走ってる…っ」

「……天藍あたりが一番素早さ互角だろうかね」

 木柵の中を縦横無尽に駆け回る稲穂を見て、篠宮潤が感嘆の声を上げ
のんびりと観察したヒュリアスが感想を述べる。

それを聞いて、隣にいたルイスとジェシカもつられて柵の中を覗きこんだ。

「な、なんかすごいシュールな光景なんだけど
これが月なんだ…」

「ヴァーミンってなんでもありなのね
ま、さくっと捕まえてお餅の材料にしちゃいましょ
潤さん、よろしくね!」

 にっこり、と効果音まで聞こえてきそうな笑顔で
ジェシカはこの後二人で作戦を共にする予定の潤に微笑みかけた。

「!……よ、ろしく、ね」

 潤がぎこちない微笑みでジェシカに微笑みかけた時
背後から荷車を引いた責任者ラビットが現れた。


「いやあ、待たせたね、ウィンクルム君たち
ここに、頼まれたものと、必要そうなあれこれは用意してある
確認を頼むよ」


 荷車に乗り切らなかった農具は天藍とかのんが抱えている。
早速、 上巳 桃と斑雪がシートを出したり農具を広げたりと
一つ一つ荷物を確認し始めたのを見て、菫 離々と蓮も倣う。

「へへー、同じ年齢の神人さんと組めてなんだか嬉しいな
よろしくね、菫さん」

「こちらこそ、桃さんよろしくおねがいしますです」

 同じくらいの年齢に見えるという事もあり、離々と桃は顔を見合わせて挨拶しあった。
 

その間に、天藍は聞いておきたかったことをラビットに確認することにした。

「へびもち米の扱いについて、なにか気を付ける事はあるか?」


「してはいけない事はひとつだけ、稲穂を傷つけないことかな
穂の中には、我々が育てた大事なもち米が入っているからね
それ以外であれば、茎を切ろうが根を踏みつぶそうが、構わないよ」


 では、宜しく頼んだよ、と頭を下げ、ラビットはその場を離れて行った。





借りた農具の確認を終え、軍手をはめ髪を纏めた離々が麻縄を片手に蓮に近づいて話しかける。

「農区内に入る前にトランスしましょう、簀巻きにして沈めたるですね
ハチさん、準備はいいですか?」

「……沈めちゃいけませんし、そもそもお嬢がお持ちなのは縄ですし
それは縛って吊るし上げるだけです」

 やや物騒な言葉と共に、離々が口づけやすいよう片膝をついた蓮。
目の前まで降りてきた小麦色の頬に離々はそっと口づけた。

「手折る由を。」

 オーラに包まれた蓮が、ゆっくりと立ち上がると、
周囲の仲間たちも次々にトランスの準備に入り始めた。




「ネクタル」

 眠そうな目のまま、桃が斑雪の頬に口付ける。
トランスの口付けはこれが初めてだ。

「初めてトランスするお仕事だね、はーちゃん」

「主様、一緒に頑張りましょう!」

 任務に目を輝かせている斑雪とは対照的に、桃は眠そうな目を擦る。
なんとか立ってはいるものの、重力に負け
いまにもくっついてしまいそうな瞼の力に、桃が抗う事はない。

「オーガとかデミ・オーガとか相手じゃないんだし、はりきりすぎないほうがいい……ぐぅ」

「主様、寝ないでくださいー!」





「共に最善を尽くしましょう」

 かのんと天藍の間に翠雨が落ち、ふたりを中心にオーラの波紋が広がっていく。

「ねえ、天藍」

「やめておけ」

「まだ何も言ってないじゃないですか」

「だいたいわかる
アレを育てようと思っているんだろう?」

 天藍の言葉に、かのんは口籠った。

先ほどからかのんが走り回る稲穂という珍しい植物に
強い興味を示していることを天藍はわかっていた。

おそらく、次にはアレを育てたいと言い出すだろうと睨んでいたのだ。

「月の植物が地上で同じように育つとは限らないだろ、諦めろ」

 天藍の言葉に、かのんは残念そうに肩を落とした。





「走る稲穂かぁ、アレでついたお餅って、やっぱり走るのかしらね
ねえルイス?」

「う、うーん、どうだろう
どっちにしても、イメージ的にちょっと食べにくいかな……」

 うねうねと動く稲穂に、ルイスはやや怯えた目を向ける。
そんなルイスを見てジェシカは、心配性なんだから、と笑う。

「大丈夫よ、いざとなったら私が助けてあげるわ
さ、トランスしましょ……自分を信じて」

 緊張した様子のルイスを、オーラが包んだ。



仲間たちが次々にトランスしていく中、潤とヒュリアスは、バケツに水を汲んでいた。

「お水、飲み、に来ると、いい、なー…」

「飲むというより、浸かるじゃないのかね」

 潤を手伝い、両手にバケツを持ちながらヒュリアスが訂正する。
相手が稲穂である以上、水分摂取は根から行うと考えるのが妥当だ。

「よし、おっ、けい」

 潤も両手にバケツを持ち、稲穂を逃がさないよう注意して木戸を押し開け
ヒュリアスと素早く柵の内側に入り込むと、4つのバケツを農区内の隅の方に設置した。

「ヒューリ」

「わかった」

 そのまま収穫に入るつもりで、潤はヒュリアスの頬に口づける。

「バイス・エル」

 言葉と共にヒュリアスの体から立ち上るオーラ。


その時、ヒュリアスと潤は見てしまった。




偶然、ヒュリアスの側を走っていた稲穂が
立ち上ったオーラを纏ったヒュリアスの尻尾に触れてぐったりとその場に倒れ伏したのだ。



「も、しかして」

「彼らは、ものすごく防御力が低いのじゃないかね?」





 
 トランスした仲間たちも次々に木戸を押しあけて農区内に入ってくる。
事前に考えていた作戦は二通り。

1・ブルーシートを地面に広げ、上に乗った稲穂をまとめて捉える定置網式

2・ブルーシートを壁にして範囲を狭めていく追い込み式


まずは定置網式を試すことにした。


入ってきた木戸を背に、ジェシカと潤で一枚、離々と桃で一枚のシートを地面に広げ獲物を待つ。
ルイスが稲穂を傷つけないように斧の柄の部分で威嚇したり
斑雪が熊手で一気に追い立てたりしてブルーシートの上へ稲穂を追い込むことはできるのだが
シートを持ち上げる際の振動を嫌がった稲穂たちは
シートが動く瞬間にその上から飛び降りてしまうのだった。

「がばぁってならないね……」

「作戦、変更、だ、ね」

「大丈夫、次こそこの落とし前をつけるです」

 肩を落とす桃と潤を離々が力強く励ました。



「行くわよ、せー、のっ!」

 ジェシカの声に合わせ、ぴんと張られた二枚のブルーシートが稲穂たちを徐々に農区の端に追い込んでいく。

「離々さん、もう少し右です
潤さんは少し速度を落として」

 二枚のブルーシートの間で、かのんが様子を見ながら指示を出す。
そのかのんの手の中の赤く輝くオーブが
かのんの周辺に魔法力場の円形の盾を構築し、シート二枚の隙間を埋めていた。

じりじりと範囲を狭める途中、シートを持つ神人たちのオーラに触れた稲穂が
ぱたり、ぱたりと倒れていく。

天藍が拾おうとするのを、蓮が押し留めた。


「天藍のダンナ、俺が拾い集めておきますよ
落ちてる稲の一本一本も大切な供物ですし
俺は素早さじゃ天藍のダンナには叶わない、ダンナはお嬢たちの方に集中してください」

「そうか、悪いな、頼む」

 素早い相手に対し、どちらがより有利に動けるかを判断した蓮の言葉に
天藍も素直に頷くと、意識をシートの壁の方へと集中させた。



「斑雪さん、左です!」

「承知した!」

 逃げようとしていた稲穂が斑雪の操る熊手が目の前に出現したことにより
驚いて向きを変え、ビニールシートの壁の中に追い込まれていく。

蓮と同じく、素早さ勝負には分が悪いと判断したルイスは、
稲穂のある性質を発見し、農具を持って稲穂を追う斑雪に追い立ての指示を出していた。

「ルイス様はすごいですね、どうしてそんなに稲穂の動きがわかるのですか?」

「良く見ると、移動の時に稲穂の先が行きたい方向を向くんだよ」

 そうなんですか?と首をかしげる斑雪だったが、
目の前を稲穂が駆け抜けたのを見るや
気を取り直して、待てー!と熊手を持って追いかけて行く。

ルイスも、自ら発見した方法で稲穂の行く先に先回りし、順調に収穫数を伸ばしていった。




「そろそろ、いいか、な?」

 覗き込んだシートの壁の向こうに追い立てた稲穂が
行き場を失って右往左往しているのが見え、潤は呟いた。

広さは元々の農地の四分の一ほどにまで狭まっている。
潤と同じように、シートの向こう側を覗き込んで離々も頷いた。

「これ以上詰め込むと、稲穂同士でぶつかり合って実が傷んでしまう恐れもあるのですよ」

「じゃあ、捕まえてもらっちゃおーか
おーい、はーちゃんたちー」

 
 桃の呼びかけに、農区内で個々に稲穂を捕まえていた精霊たちが集まってくる。
かのんが指揮を執り、全員で突入の順番を決めていった。

「シートとシートの間、私の盾の横から中に入って稲穂を捕まえてもらいます
いっぺんに入ると、その隙間から稲穂が逃げてしまう恐れもありますのでひとりずつ
まずは天藍が」

「アナリーゼだな
麻縄、借りていいか」

「もちろんです」

 離々が持ってきて未だ使用していない麻縄を借りると、天藍はかのんの隣で盾が消えるのを待つ。
その後ろには蓮、最後に農具を持った斑雪が並び
ルイスとヒュリアスはかのんの両脇に立ち、逃げ出そうとした稲穂を捕まえる手筈となった。

「それでは、いきますよ」

 声と共にかのんが体を半身ずらし、その隙間に天藍は体をねじ込むと、一気に駆けだす。

洗練されたステップを踏む天藍が二人いるように見えるのは
彼の持つオスティナートと、壁の中に入ってすぐに発動したアナリーゼのためだろう。
麻縄を持った手が目にも止まらぬ速さで動き、あっという間にかなりの数の稲穂を括り終えてしまった。

「よし、ハチさん、がんばってくださいです!」

 離々の声に一つ頷くと、かのんが再度開けた隙間に蓮も滑り込んだ。
天藍が取りこぼした稲穂が、束になっているところをうまく狙って抱きつくようにして収穫していく。

大部分を収穫した頃に、斑雪が農具を持って登場し、残った少数の稲穂を天藍と蓮の近くへ追い立てていき
あっという間にシートの中の稲穂は束になって積み上げられてしまったのだった。

隙間から逃げ出した稲穂も、ルイスとヒュリアスがそれぞれの武器の腹で進路を妨害したため
あっさりと捕まえることが出来た。

「はーちゃん、お疲れ様
よくがんばったねーいい子いい子」

 農具を振り回し続けて、少し疲れた様子の斑雪を桃が撫でながら労うと
撫でられた斑雪は、嬉しそうに頬を染めた。


「あとは、壁の中に追い込みきれなかった子たちね」

 ジェシカが振り返って見渡す農地内には
量こそだいぶ減ったものの、未だ元気に走り回る稲穂たちが見えた。

「そんなに数も多くないし、個別に捕まえるのがいいかな、と僕は思うけど……」

 ルイスの意見に天藍も頷いた。

「追い込むにもこの数じゃ時間がかかりそうだしな
捕まえたら、シートの隣の稲穂とまとめておこう」
 
 一同が思い思いに稲穂を追いかけはじめる。

潤もまた、稲穂を追って駆けだした……のだが

「すご、い!」

 全力で走っているのに追いつかない稲穂の速度に、潤は本日二度目の感嘆の声を漏らす。
稲穂との追いかけっこで目を輝かせる表情は、普段の硬い表情とは少し違って見えた。

「……人以外には生き生きしとるな……」

 自身の横をすり抜ける稲穂をオーラを纏った尻尾で打ちながら
ヒュリアスがパートナーの様子に脱力感を感じたその時
潤が あ、 と声を上げた。

全員で潤の方を見ると、その視線の先、初めに潤が仕掛けた水を張ったバケツに
稲穂がまるで温泉にでも浸かるかのような風情でのんびりと足(根)を浸していた。

「バケツ温泉、気持ちよさそうだね~
眠くなっちゃいそう……おやすみな、」

「主様!寝ないでください~!」

 稲穂が水に浸かる様子に、入浴を連想した桃が立ったまま寝ようとするのを斑雪がゆさゆさと揺さぶる。

「もしかしたら、他のバケツにもいるかもしれませんですね」

 バケツに浸かっていた一本を引き揚げながら、離々が呟いた。

「まだ捕まえ切れてない稲穂は、皆バケツに誘導しましょうか」

 蓮の提案に一同は稲穂をバケツへと追いやることにした。





「あなたたちは神様のご飯に、皆さんの元気になるのですよ
いただきます」

 離々はそういうと、そっと手を合わせてから片隅にあった麻縄を持つ。

「ハチさん、よろしく頼むです」

 二人で両端を持ち、地面と平行になるように麻縄を張ると
向かってくる稲穂をひっかけて纏め麻縄で縛り、また縄を張る。

この方法で、離々、蓮それぞれ9本と10本の収穫に成功し、
周辺の稲穂もだいぶ数が減ったように感じられる。

「だいぶ数も減ってきましたね
最初はあんなにわらわらいたのに」

 稲穂だけに、と蓮が付け足すと
離々の白々しい視線が蓮に突き刺さった……





「たああーっ!」

 元気な掛け声と共に斑雪が熊手で稲穂をバケツの方へと追い立てていく。
バケツを見つけると、大抵の稲穂は一旦水に浸かり休憩(?)をするようだ。

水に使ったところを、桃が捕まえて束にする。

「おいしいおもちになりますように」

「……拙者おこわが好きです」

「おこわ……あるかなぁ?」

 心の内でおこわへの期待を抱きつつ、
桃は10本、斑雪は15本の稲穂を収穫した。





「ジェシカ、右だよ」

「わかったわ!」

 ルイスの声を聞き、大きく息を吸い込んだジェシカは
駆けてくる稲穂に向かって思い切り大きな声を上げた。

「わああああっ!」

 声に驚いたのか空気の振動に反応したのか、真偽は定かではないが
くるりと向きを変えた稲穂はそのまま走って行き
ルイスが持ったバトルアックスの腹にあたってその動きを止めた。

二人はそれぞれ12本ずつ、稲穂を捕まえたようだ。

「なんだか、だんだんちょっとかわいく見えてきたわね」

 目の前に持ち上げ、だらりと垂れさがる稲穂を束にしながらジェシカが呟くと
ルイスは、そうかな……と首をかしげるのだった。





一方こちら、最初から稲穂がかわいく見えているかのんは
稲穂を捕まえるたびに、興味津々で茎を撫でたり葉を引っ張ったり夢中になり
天藍に定期的に呼び戻されていた。

「かのん、手が止まってるぞ」

 双月「白黒」で稲穂の根の部分だけを上手く切り落としながら、天藍はかのんにまた声をかけた。

「ねえ、天藍、やっぱり私……諦めきれないみたいです」

 そう話すかのんの紫水晶の瞳には、強い意志の光が輝いている。

「この稲穂の苗を地上に持って帰れないか、ラビットさんに聞いてみようと思うのですが」

「好きにしてくれ……」

 束になった稲穂を抱えながら、そう話すかのんに天藍は溜息を吐いた。

すっかり止める事をあきらめた天藍の、たくさん捕まえたらラビットも快く許してくれるかもな、という一言で
俄然かのんが張り切り、稲穂は二人でそれぞれ33本ずつ捉えるという快挙を成し遂げた。





「わぁっ!」

 思い思いの方法で稲穂をバケツへと追い立てはじめてしばらく経った頃、不意に潤の悲鳴が聞こえた。

「ウル、どうした!」

 すわ一大事かとヒュリアスが駆けつけると、そこにはバケツの水を頭から被った潤がいた。
どうやら、稲穂を追いかけるのに夢中になりすぎて自分でおいたバケツに躓いたようだ。
地面に座り込んだ潤に、ヒュリアスは溜息をついた。

「なにを遊んでおるのかね……おや」

 助け起こそうと手を差し伸べたとき、水浸しの潤に次々と稲穂が張り付いてきたのを見て、
ヒュリアスは差し伸べた手を引っ込めた。


「ウル、でかした。動くな」

「イタタッ……え?ヒューリ何……動くなっ?」


 取ろうとした手を無情にもひっこめられ、ショックを受ける潤に稲穂が群がりはじめる。

「わ、わ!なにこ、れ」

 群がったオーラに当てられてその場に倒れていく稲穂。
潤の周りには、あっという間に稲穂の束が出来上がった。

最終的に、ヒュリアスは27本、潤は19本の稲穂を束にすることが出来た。










「いやぁ、みなさんありがとうございました
これで、無事美味しいお餅がつけそうですよ」

 にこにこと人のよさそうな笑みを浮かべて、責任者ラビットはウィンクルムたちに礼を述べた。




「初めて主様にトランスしてもらっちゃいました
嬉しいから、帰ったら主様とお祝いなのですー」

 未だ初トランスの興奮冷めやらぬ斑雪が嬉しそうに頬を染める隣で、
当の主様はずり落ちてくる瞼に何度目かの白旗をあげていた。

立ったままの桃の唇から、軽い寝息が漏れる。

「だから主様、拙者をおいて寝ないでくださいー」

 桃を揺さぶる半泣きの斑雪の声は、肝心の桃には届かなかった






「へびもち米の苗?」

 責任者ラビットは素っ頓狂な声を上げた。
まさか、ウィンクルムの一人が、この米の苗を欲しいと言い出すとは思わなかった。

「はい、面白い植物なので、ぜひ地上でも育ててみたくて」

 目を輝かせながらラビットに交渉しているのはもちろんかのんだった。
天藍は無関心そうにその様子を眺めている。

「そうですか……お気持ちは大変うれしいのですが……」

 ラビットは、言いづらそうに重い口を開いた。

「月の作物は、基本的には地上への持ち出しは原則できないんですよ
生態系が壊れてしまう恐れがあるんです」

 確かに、月の物と地上の物では周辺環境も抵抗力も全然違うだろう。
ラビットの説明に、かのんは残念そうに礼を言い、天藍の元へと帰った。




「そうだ、ウル」

 帰りがけ、ヒュリアスが思い出したように潤に声をかけた。

「転んだところ、怪我はないかね」

 全てが終わってから向けられる労りの言葉に、潤が少し迷ってから

「大丈、夫、だよ」

 と返答すると、
ヒュリアスは安心したように尻尾をひとつ振った。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター あご
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 日常
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 09月25日
出発日 09月30日 00:00
予定納品日 10月10日

参加者

会議室

  • [25]かのん

    2014/09/29-22:16 

  • [24]かのん

    2014/09/29-22:16 

    こちらもプラン提出しました、皆様よろしくお願いします

  • [23]上巳 桃

    2014/09/29-21:54 

    プラン終了しました。
    よろしくおねがいしまーす。

  • [22]ジェシカ

    2014/09/29-21:18 

    ブルーシートは潤さんとね、了解よ。
    よろしくね!

    もうちょっとで出発ねー。
    成功させられるようみんなで頑張りましょうね!

  • [21]上巳 桃

    2014/09/29-21:00 

    はい、了解っ。<菫さんと一緒

    強力に協力しようねー。

  • [20]菫 離々

    2014/09/29-20:13 

    …………。

    きょ、強力に協力します……。
    頑張りましょう!

  • [19]菫 離々

    2014/09/29-20:11 

    あ、もうこんな時間ですね。

    すると私は桃さんとご一緒させて頂いてよろしいですか?
    ブルーシートの活用法などいろいろ考えていらっしゃるようですから
    強力する旨プランに添えておきますね。

  • [18]篠宮潤

    2014/09/29-18:35 

    かのんさん、誘導頼もしい、よっ。よろしく、ね。

    ブルーシートは…じゃあ、僕はジェシカさんと組もう、かな?
    ジェ、ジェシカさんがよけれ、ば…(モゴモゴするダメな成人)
    (しかも結局身長見た←)

    うん、皆で、色々な方法試して、頑張ろう、ねっ

  • [16]上巳 桃

    2014/09/29-08:57 

    はーい、じゃあ私もブルーシート持ちまーす。
    ええと、どういう組に分かれよう?

    篠宮さんありがとう。
    …うん、いろいろ言ってるけど、実はあたしもまだまだノープランで(汗)
    できれば、ブルーシートの利用法いろいろプランに書いちゃいたいけど

    はーちゃんには農具持って、もち米追っ掛けてもらうつもり
    なんか楽しそうだし
    忍法霞は今回使えないよね…

  • [15]ジェシカ

    2014/09/29-02:41 

    もともと稲穂だし目とかはなさそうな感じよね。
    私も考えるな感じろ系のあれなイメージだったわ。
    ま、具体的な時間制限はないみたいだし色々と試しつつ頑張りましょ!

    じゃあ私はブルーシート持つわね。
    ルイスは何か追いかけるの気が引けるみたいで、素早さもそんな高くないから最初は誘導を頑張るみたい。
    武器が斧だからそっちで対応して、あんまり稲穂を傷つけないで欲しいって言われた場合は柄の方で対応する感じね。

  • [14]菫 離々

    2014/09/29-01:46 

    稲穂の感覚器官……、
    実際の蛇のように地面や空中の振動を感じ取っているような、
    そんなイメージで考えていました、ね。
    威嚇が効くのかどうか試すのも面白そうです。

    ブルーシート。
    かのんさんが誘導係ということでしたら、
    他4人の神人が2組に分かれる、でよろしいでしょうか。

    我が家の精霊さんは、積極的に捕まえに行くようです。
    ただ速さに自信がない(数値的な意味で)そうなので、
    その辺り工夫して動いて貰わないとなりませんね……ふむ。

  • [13]かのん

    2014/09/28-23:27 

    目?(考えてもいなかった)
    表面全体が感覚器だとか・・・?

    えーとブルーシートの組なのですが、言い出した本人があれで申し訳ないのですが、誘導係でも良いでしょうか?
    持ち物の中ににオーブがありまして、これで魔法の盾(直径1m)が作れるみたいなんですよね、折角だから活用してみたいなと・・・

  • [12]篠宮潤

    2014/09/28-23:18 

    ・・・・稲穂、目、ってどこだろう… ←
    あ。ごめん;独り言;ジェシカさんの言葉から、「いのちだいじに」は、何に反応してるのかな、って…
    殺気なのか音なのか、見えてる行動からなのか…(悩)

    僕の方、多分プラン余裕ある、から、ブルーシート下に敷いて時に罠待機とか、書けると思う、よ。
    (むしろまだノープラン ←そろそろ焦ろ)
    桃さんの方で、もしもやり方、具体案あったなら桃さんに委ねる方向でも大丈夫、だし。
    どう、かな…??

    ブルーシート、2人で一枚でいくなら、ペアと残り一人の誘導係り、はどうしよう、か?
    動き、合わせること書こうかな、って思うけど。
    …身長近い、同士?(つるっと適当ツッコミ待ち)

    天藍さん、切り離していいか聞くの、ありがとう、だ。助かる、よ。
    ヒューリ(精霊)はー…
    なん、か…あんまり走ってたりしなそ、う…、…年…(言いかけて自精霊に睨まれた)
    他のみんなが捕まえやすいように、農具使って誘導してる、かも。
    (多分、ブルーシート突破されたら駆け回ってるのは神人)

  • [11]かのん

    2014/09/28-21:27 

    (少々恥ずかしく、うさ帽子更に目深にかぶった模様)
    ブルーシート、とりあえずラビットさんから2枚お借りする事と場内の壁にして動ける範囲を狭めるようにする事はプランに入れ込む予定ですが、桃さんが言われる状況に応じての使い分けをこちらで含めるには字数にちょっと難がありそうです
    使い分けの後段何方かにお願いできると嬉しいかも・・・

    農具!そうですね、既にラビットさんが持っているのを、その場で借りる事も出来そうですしジェシカさんが言われるとおり使える物は使った方が良いと思います

    稲穂の知能・・・どうなんでしょうね?
    基本行動が逃げる、らしいので、こちらが攻撃的な要素で威嚇なりの行動する限り離れていく方向ではと思いたいのですが
    躱し方にバリエーションつけられたら厄介そう

    精霊の対応:天藍は固まった稲穂を捕まえる事に専念するみたいです
    武器使わないで手で押さえに行った方が良いのか、武器手にして茎の部分と稲穂の部分と切り離しても構わないのか現地でラビットたちに聞いて、それに合わせた捕まえ方にすると言ってます
    1本1本捕まえてもキリが無いので、一束纏めて鷲掴みにするのかしら?

  • [10]篠宮潤

    2014/09/28-20:33 

    かのんさ、んっ、ウサギかわ…、ゴッホン;
    ブルーシート案、僕もよい案だと思う、よ!
    桃さんの言う、下に敷いて通った瞬間持ち上げるのもありだと思う、から、
    状況に応じて使いわけ、る?

    う、ん、僕も稲穂の知能、少し気になるかな。
    ……スライディングとか、ジャンプってする、のかな…
    ブルーシート、突破のコツ…とか掴まれ始めたら、今度はじゃあ借りた農具で追い込む、感じかな。
    ブルーシート持ってる間は、神人はあまり他のこと出来ないかな、って思うから。

    精霊さんたち、は、ひたすら追い込まれた稲穂を捕まえる役割、でいいかな?

  • [9]ジェシカ

    2014/09/28-19:43 

    ジェシカよ。パートナーはハードブレイカーのルイス。
    みんなよろしくね!

    私も今出ている追い込む案で問題ないと思うわ。
    出入り口が一つだけで、それ以外から出る方法がないのなら扉さえ気をつけていれば何とかなりそうよね。

    プロローグだと麻縄、虫取り網、草刈り鎌が出ているし、これなら農具は一般的なものなら借りられそうね。
    使える物は使ってしまっていいと思うわ。

    あとはあれよね、ステータス全部素早さって事は普通に頭は悪いのかしら。
    農具でも音でも脅かしてみれば結構逃げる方向を操作できるのかなと思ったわ。
    でも方針がいのちだいじにだと臆病そうでもあるしどうなのかしら…。

  • [8]上巳 桃

    2014/09/28-18:19 

    >かのんさん
    それでいいと思うよ-。
    落とし穴のトラップみたいに、地面に敷いといて、もち米が載ったらがばあって持ち上げるっていうふうにも使えるかな?

    農家だから、熊手とかレーキ(運動場で整地に使うトンボ)とかモップとか、T字型の農具を借りられないかな?
    それで追い込むのはどうだろう。
    武器じゃないから、ただの威嚇にしかならないだろうけど。
    ……お米に威嚇ってできるのだろーか。

  • [7]菫 離々

    2014/09/28-11:48 

    >かのんさん
    (わあ、うさぎさんかわいいです……!)

    稲穂足止めに有効な手段だと思います。
    一本一本に構っているとなかなか集まりませんものね。

  • [6]菫 離々

    2014/09/28-11:39 

    初めまして。スミレ・リリと、精霊はシンクロサモナーのハチスさんです。
    い、依頼を受けるのもこれが初めてなのですが
    足を引っ張らないように! 頑張りますね。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    追い込む……ですね。はい、了解しました。
    丸囲みだと手が足らなそうなので、一列配置でしょうか。

    ええと、トランスした精霊さんが触れるだけ、でいいみたいですが
    具体的にどうやってこの量の稲穂の動きを止めましょうか。
    討伐ではなく収穫なので、やりすぎたらいけないのかなと思いまして。

    へびもち米稲穂が向かってきたら、麻縄を中腰で張りつつ近づき、
    転けたところを押しつける、など考えてみましたが、
    それだけで動かなくなるものなのですかね……。

  • [5]かのん

    2014/09/28-11:20 

    皆さんが揃っていない中での発言恐縮なのですが、思いつきを忘れそうなので
    ブルーシートの様な物をラビットさんからお借りして、精霊さん達の後ろで私達神人がシート張って壁を作れないかしらと
    5人居るので2人1組を2組、1人は全体を見て2組の誘導はどうかなと
    ・・・本当に思いつきなので、皆さんのツッコミと寧ろもっと実効性のある手段のご意見をお待ちしています(苦笑)

  • [4]篠宮潤

    2014/09/28-10:15 

    お邪魔しま、す。
    篠宮潤(しのみや うる)と、パートナーのヒュリアス、だよ。
    皆、どうぞよろしく、だ。

    追い込むの、僕たちも賛成だよ。
    …体育館くらいの広さ、みたいだから…結構難しそうでもある、けど…
    ハードブレイカーや、シンクロサモナーの武器伸ばして持って、
    横幅稼げない…かな……
    もしくは、遠心力で振り回してじわじわ追い込ん、だり?

    ヒュリアス:
    …………いくら俺たちが精霊とはいえ…
    三半規管や上腕二頭筋やらが悲鳴をあげると思わんかね…
    (自神人に容赦なく『却下』を言い渡し)
    追い込みつつ、素早さで勝てそうなシノビ殿やテンペストダンサー殿方面へ
    誘導でもしようかと思っとるよ。

  • [3]かのん

    2014/09/28-08:14 

    おはようございます、かのんと天藍と申します
    皆様よろしくお願いします
    動く稲株ってとっても光景がシュールだと思うのですが・・・
    効率良く餅米集めたいですので、桃さんが言われるように何処かに追い込まないとですね
    入口背にして皆で並んで奥に追い込むとか、丸く囲めるように動いてみるとかでしょうか?
    精霊が前で1列に並んで、後ろに神人が並んで、精霊の列が逃した稲をフォロー方法もありますね
    (すみません、誤字見つけてしまって削除の上、再投稿しています)

  • [1]上巳 桃

    2014/09/28-06:52 

    はい、どーもー。
    『じょーしもも』と『はだれ』っていいますでーす。
    初めまして、そんで、此度もよろしくおねがいしまーす。

    って相談期間みじかっΣ( ̄□ ̄;)
    えっとえと……
    どっかにもち米を追い込んでけばいいのかな?


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