小熊奮闘す!!!(草壁楓 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

●安全なはずの中の危機

 夕暮れが過ぎ辺りはすっかり闇夜に包まれ、空には多くの星が瞬いている。
 タブロスから車で2時間程離れた山間の村、そこの一角からは賑わう声が聞こえてくる。
「トリック!オア!トリート!なのぉ~」
 可愛らしい声が村の少し小さめの集会場に木霊する。
 集会場には多くの子供や大人、ここには全ての村民が集まっている。
 その中には6色の小熊がいる。
 ピンク、青、黄色、茶色、赤、紫の小熊達。
 それぞれハロウィーンの衣装を纏い村人達と親交を深めているようだ。
「ピンク小熊ちゃん~」
 子供達にもふもふされれば笑顔を浮かべつつ、抱き返したり。
「茶色小熊勝負!」
 と木の棒を向けられれば受けて立つ。
 最近この村はオーガに襲われ死傷者が出たばかり……。
 その心の傷を癒すために小熊達はA.R.O.A.からの依頼で慰安のためにこの村を訪れていた。
 もうこの村にはオーガが来ないことも調査済みであったため安全も保障されている。
 はずだった……。
 その楽しい雰囲気を壊すかのようにオーガの咆哮が聞こえる。
 その咆哮を聞いた途端村人達は右往左往と集会場の中を走り回り、そして辺りに悲鳴や恐怖の声が響く。
 先の襲撃で親を失った子供もいる、どうしてよいかわからず泣き出すしかない。
「ピンクちゃん」
 黄色小熊がピンク小熊に声を掛ける。
「守るのよ!」
 ピンク小熊は近くにいた子供をふわふわの手で抱き締めながら瞳を閉じる。
「ちゃーちゃん!A.R.O.A.に急いで連絡をするのぉ~」
 ピンク小熊はそれぞれに的確な指示を出す。
 その瞳にはウィンクルムにも負けない守りたいという力が宿っている。
「村の皆さんはここから動かないでほしいのぉ!私たちでオーガをどうにかするの!」
 その言葉に半信半疑になりながらも村人達は頷いた。

 茶色小熊は足の速さを活かし最寄のA.R.O.A.へと急ぎ駆け出す。
 残り5匹……先ほどまで着ていたハロウィーン衣装を脱ぎ捨てると臨戦態勢を整え外へと出る。
「倒せない……けど、ウィンクルムが来るまで……頑張るの!」
 紫小熊はハードブレイカーの構え、青小熊はテンペストダンサーの構え。
 そしてピンク小熊、黄色小熊、赤小熊は怪我をしても良いように応急処置ができるようにと準備し、撹乱をするために4足歩行になる。
「なるべくここからオーガを離すのよ……」
 その合図とともにオーガの咆哮のする方向へと皆駆け出していく。
 数キロ進むとオーガの姿が見える。
 体長4メートルの双頭のCスケールオーガ……小熊達では全く歯が立たない。
「紫ちゃん……」
 赤小熊は怖いのかそっと紫小熊の腕を掴む。
「いっぱい練習したのぉ~ウィンクルムのお姉さんもお兄さんも来てくれる……大丈夫なのぉ~」
 青小熊は少しずつ大きさを増しながら見えてくるオーガを見つめつつそう言う。
「いくのよ!」
 ピンク小熊はオーガを引き付けるように唸る。
 それに反応し敵は小熊達を見る。
 負けてはならないと獣の本能のような唸り声と共にウィンクルムを待ちながら戦闘が開始された。

解説

【目的】
  小熊達がオーガを引き付けつつ村を守っています。
  ウィンクルムが来るまでの時間稼ぎをしているので駆けつけ、オーガを討伐し村を守ってください。

 【小熊について】
  二足歩行し、人語を解します。行動や思考は人と変わりません。
  好奇心旺盛で、フワフワの毛並みで人懐っこいです。優しく思いやりがあります。
  好物ははちみつ、木の実、とうもろこしです。
 
  ウィンクルムの訓練を受け、後にA.R.O.A.の正式な訓練を受けた後にオーガに襲われた村などを
  慰安しながら回っています。
  多少の攻撃、回避、撹乱、応急処置はできます。

  指示なども理解できますので、戦闘に加わることも可能ですがオーガはもちろん倒せません。
  引き付け役や、応急処置には使える小熊達です。
       
 【オーガについて】
  敵はメダ・ルオ。
  体長は4m、数トンもある双頭のCスケールオーガです。
  動きは鈍重で、分厚い皮膚と皮下脂肪が攻撃を受け付けず、痛みにも鈍感です。
  同時に4人までの相手と戦え 連続して2回攻撃が命中すると、抱きしめられ
  てしまい、呼吸ができないほど締め付けられます。
  小さな子供程度の知能があり、2つの頭は常に話しをしているオーガです。

 【状態】
  村に近付かないようにオーガを撹乱しつつ村と逆方向の山にオーガを誘導しながらウィンクルム
  を待っています。
  オーガは鈍重ですので進みは遅いです。
  道案内は仲間の匂いを嗅ぎ、木の実をみつつ茶色小熊がしてくれます。
  ですが、辺りは闇夜が広がり真っ暗でこの山には他の動物もいるためたまに迷うかもしれません
  のでどうにか5匹の小熊の元へとたどり着いてください。
  到着が遅くなると小熊は怪我をしたり死亡の可能性が出てきます。

 【注意】
  小熊が死亡、重症になる場合失敗となる場合があります。
  アドリブが入る場合がございますので、不可の方はプランに「×」とお書きください。
  小熊は他エピソードにも登場しておりますが、他エピソードを知らなくても問題ございません。


ゲームマスターより

 草壁 楓です。

 ご閲覧誠にありがとうございます。
寒くなってきましたので小熊達を登場させてみました。
今回はかなりピンチなようですのでぜひとも助けてあげてください。
無事終ったらモフれたり、会話したり、いろいろしてあげると小熊達は喜びます。

 それでは、皆様のご参加お待ちしております!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

かのん(天藍)

  村付近に着き次第トランス
オーガ視認後ハイトランス

茶小熊にオーガの外見確認
オーガと小熊の場所へ向かう際、痕跡を探す仲間の邪魔にならないよう警戒
途中で迷子にならないよう来た道の木に石で傷をつけ目印つける

戦闘
近接攻撃者1人の連続攻撃を避けるため、敵の手の届かない所から呪符の攻撃を間に挟める
敵の攻撃を連続で受けないよう、誰か攻撃を受けたらカバーに入る

小熊さんは安全な所で自分達の身を守っていてください
ピンク小熊さん怪我している方には手当をお願いしますね

戦闘後
小熊達が怪我をしていないか確認
茶小熊さんからお話聞いた時はびっくりしました
ピンク小熊をハグ
村に戻り無事を伝え怪我人がいたら村の医療従事者に治療を依頼


吉坂心優音(五十嵐晃太)
  ☆簡単な救命セットを持参又は申請

☆行動
・懐中電灯を照らし道中痕跡無いか探しながら後を付いて行く
・終了後、小熊達ともふったり等して戯れる

☆戦闘
・到着後直ぐにトランス
・小熊達を安全な場所に誘導
・誘導後は護衛に付いて小熊達を護る
・応急処置が必要であるなら手伝う
・救命セットの持参又は申請許可の場合使用
・救命セットの持参又は申請不可の場合はハンカチや自身が着ている布を引き裂いて止血等手当
・敵がこちらに万が一来た場合のみ小熊達を護る為に手足や目を攻撃
・又は懐中電灯で目くらましや影を作りフォロー

「こぐまちゃん達、もう大丈夫だよ
後はあたし達が退治するから休んでて?
よく頑張ったね(微笑みながら一匹ずつ撫でる」


水田 茉莉花(八月一日 智)
  小熊さん、大丈夫かしら
ほづみさんにも手伝ってもらうけど
封樹の杖とシンクロすれば、どっち方面に行ったかわからないかな?

戦闘時はトランスからのコンフェイトドライブをほづみさんにかけて
あたしは小熊たちの護衛と、戦闘のサポート
時の砂「輝白砂」で敵の足止めを試みたり
封樹の杖で小熊さん達を護るようにお願いしたりするわ
「小熊さん、頑張ってくれてありがとね」って
子どもに声をかけるように話して、手当てをしている間元気づけるの
「ここから先は、あたし達が頑張るわ」

戦闘が終わったら、町に戻ってハロウィンのやり直しをしなきゃ、ね
って、ほづみさんは手当てして!
血のりぬぐってからじゃないと、町の子どもたち怯えちゃうでしょ!


瀬谷 瑞希(フェルン・ミュラー)
  小熊さん達を早く助けなくては。
現場周辺の地図で地形を記憶。
茶色小熊さんから地図で場所を確認。
マグナライトで皆の視界を確保。
山に入る時にトランス。

敵対応:私の役目は前に出て敵の攻撃が味方1人に集中しないようにすること。
敵にダメージが入らなくてもいい。
デコイを使用し敵の注意を散らす。
敵の動きを良く見て、敵の気を引くように杖で殴りに行きます。
敵からの攻撃は基本的に回避。
ライトで敵の目に光を入れ目を眩ませます。
フェルンさんと巧く連携し1人が連続で敵攻撃を受けないようにする。
「下がって」等指示も。彼の負傷はサクリファイスで対処。

戦闘後「怖かったでしょ、よく頑張ったわね、凄いわ」と小熊達を讃え抱きしめる。


エセル・クレッセン(ラウル・ユーイスト)
  小熊達、すごく成長してるなあ。
っと、感心してる場合じゃないな。早く助けに行かないと。

追跡?
山の中で夜だけど多少開けた所なら、月の光も少しは期待できないかなあ。
途中で戦い易そうな場所があったら、オーガを誘導できるといいかもしれないけど。
私も引きつけ役くらいなら…。

戦闘
オーガが近くなったらトランス。
天藍さんのジョブスキル・アレグロが成功したら、コンフェイト・ドライブも使おう。
ラル、ちょっと屈んでくれな。

小熊達は後ろにさがってて貰って。
一応護衛しつつ、オーガの様子を観察してるな。
弱い部分が無いか、オーガの攻撃や行動に変化があれば伝えるから。


●小熊達を探せ!!!

 茶色小熊は待っていた。
 A.R.O.A.に知らせをし村のためにと直ぐに戻ったのだ。
 ウィンクルム達が施した訓練のお蔭か彼はずっとシノビのような出で立ちで村を守りつつウィンクルムの到着を待っている。
 他の仲間の小熊も気になる……皆が無事でいてくれたらと心から思いながら。
 そこに5組のウィンクルムが息を切らしながら現れた。
 現れたのはかのん、とその精霊天藍。
 水田 茉莉花、精霊の八月一日 智。
 吉坂 心優音に精霊の五十嵐 晃太。
 エセル・クレッセン、彼女の精霊のラウル・ユーイスト。
 最後に瀬谷 瑞希、そして精霊のフェルン・ミュラー。
 その顔ぶれをみて少し安心したのか茶色小熊は一つ息を吐くと、地べたに座り込む。
「大丈夫やさかいな!」
 その茶色小熊の頭を数回晃太はポンポンと撫でる。
「晃太……」
 茶色小熊は晃太の足元へと飛びつくようにスリスリを繰り返す。
「もう大丈夫だよ、皆で倒すからね!」
 心優音も優しい微笑みを浮かべるとふわりと茶色小熊を抱き締める。
「よく知らせてくれた」
 フェルンは茶色小熊を労うように優しい口調で話しかける。
「皆が居るから大丈夫だ」
 続けてフェルンは茶色小熊が安心する声音で優しく撫でてやる。
 メンタルヘルスのスキルの力で茶色小熊はとても元気になる。
「茶色小熊さん、少々いいですか?」
 瑞希はそう言うと先ほど職員から受け取ったこの周辺の地図を広げる。
 今現在いる場所を瑞希が示すと茶色小熊はふわふわの手で仲間達が進行していった方向をなぞり示した。
「小熊さん達を早く助けなくてはですね!」
「茶色小熊、案内を頼む」
 悠長にしている時間はないと天藍が少し早い口調でそう言う。
「お願いしますね」
 かのんも続いて微笑みながらも真面目な視線を送った。
「がんばるのぉ~!こっちなのよ!」
 茶色小熊は立ち上がるとウィンクルムの先頭に立ち皆を案内していく。
 地図を見ながらの道中となるが、茶色小熊は進行方向のみしか分からないのでここからは目印や痕跡を追っていくしかないのだ。

 村から程よく離れたところでトランスを3組のウィンクルムが行なう。
「共に最善を尽くしましょう」
 かのんが天藍の頬にキスをすると2人の周りには翠雨の雫が広がった水面が落ち、綺麗な波紋が広がり美しいオーラを回りに放つ。
「さぁ真実を解き明かそう」
 今度は心優音が晃太の頬にキスを落とす、四葉のクローバーが森の中を舞い散り辺りを輝かすような橙色オーラが辺りを包む。
「皆を、護って」
 瑞希がフェルンの頬に口付けをするとこれで3組のトランスは完了した。
 周りは暗闇、各々マグナライトや懐中電灯を使い道を見失わないように、茶色小熊の案内で進んでいく。
 しかし、なかなか見付からないようだ。
 そこで茉莉花は『封樹の杖』を天に翳してみる。
「小熊さん、大丈夫かしら」
 茉莉花は心配そうな面持ちで封樹の杖を持ちながらその杖の効果で植物が協力的になってくれないかと考えたのだ。
「あいつらが頑張ってんだ……急いで追い付いてやろうぜ」
 智は茶色小熊に大丈夫だと優しい視線を送りつつ、封樹の杖の効果を待つ。
「枝が……山の頂上付近を……」
「木の実あるのぉ~こっちなのぉ~」
 枝が山頂付近を指すと同時に茶色小熊は仲間が落としていった木の実を見つけたようだ。
 辺りを明るく照らしたことと、封樹の杖のお蔭である。
 それぞれ慎重になりながらもそのまま山頂へと進む。
 光が照らされている箇所で智はサバイバルスキルを使用し痕跡を探しつつ前へと進む。
 また、ラウルもサバイバルスキルで痕跡やオーガの咆哮やオーガから逃げようとする動物や鳥の声等が聞こえないか注意を払いつつ追跡を続行。
「オーガの情報からして咆哮や痕跡があるだろう」
 ラウルは見落としがないように道を照らしながら言い放つ。
 天藍はハンティングと動物学等のスキル使い、オーガの外見から普通の動物の物とは違う痕跡を探しつつ小熊達の心配を心に秘めていた。
 その隣ではかのんは道に迷わないように来た道の木に石で傷をつけ目印を付けている。
 これで帰路の心配もなさそうだ。
 フェルンもまた小熊達の痕跡を辿っている。
 所々の小熊の痕跡や、オーガの足跡を無事に見つけそれを急ぎ足で追っていく一行。
 そんな時――
「これは……」
 ふと茂みに視線を送ると智が紫色のリボンを見つける。
「紫ちゃんのなのよ!」
 茶色小熊は驚いたようにそのリボンを受け取ると辺りを見回す。
「足跡だよ!」
 足元を照らしていた心優音が無数の小熊の足跡とオーガのはっきりとした足跡も見つけたようだ。
 それと同時に茶色小熊は耳をピクピクと動かすと目を見開く。
「!!??」
「どうしたんや?」
 晃太は真剣な眼差しを茶色小熊に向けるとそっと肩を掴む。
「聞こえる……皆の声……」
「どこからだ?」
 天藍は静かにそう尋ねると、茶色小熊は四足歩行で走り出す。
「いくで!!」
 晃太の合図と共に全員が走り出した。
 小熊とはいえ四足歩行は早い、それに遅れないようにと全力で走り出した。
 追跡には時間は掛からなかった。
 正味1時間程。


●救世主達

 走っていると徐々にオーガの重みからくる地響きが近付いているのが分かるようになる。
 そしてオーガと思われる咆哮と、小熊の咆哮。
 目視できるまでもう少し。
 ウィンクルム達はその地響きと咆哮が近付くにつれ戦闘準備を同時進行する。
「思いを現す為に」
 エセルはラウルの頬にキスを落とす。
「五月蝿い、黙れ!!」
 茉莉花もそれとほぼ同時に智の頬にキスをする。
 これで全員のトランスが完了した。
「皆!!!きたのよぉ~」
 その声と同時にウィンクルムが小熊達を見つける。
「あんさんら、よぉ頑張ったな、後は任せときぃ!」
 晃太は満面の笑みを浮かべて小熊達に聞こえるようにそう叫ぶ。
「待たせたな、後は俺達に任せろ!」
 天藍は【魂剣】ソウルダンサーを手に持ち左の口端を少しあげる。
「こぐまちゃん達、もう大丈夫だよ!後はあたし達が退治するから休んでて?」
 心優音も優しくそう叫ぶ。
 ウィンクルムの姿を見た小熊達は瞳に涙を浮べ、気が抜けたのかヘロヘロとウィンクルムの下へと集まる。
「小熊さんは安全な所で自分達の身を守っていてください」
 かのんもまた優しい声音でそういうと、小熊達に微笑みを向けた。
「ピンク小熊さん怪我している方には手当をお願いしますね」
「りょうかいなのぉ~」
 ピンク小熊は敬礼するように手を頭に持っていくが、疲労のためか少し震えている。
 茉莉花は1匹ずつ体に怪我などをしていないか確認をしている。
「小熊さん、頑張ってくれてありがとね」
 確認を行ないながらそれぞれにそう優しく声を掛けていく。
「ここから先は、あたし達が頑張るわ」
 黄色小熊を抱き締めながら茉莉花はそう告げると、小熊達は涙を流しながら何度も頷く。
「ほづみさん、私は小熊さん達の護衛とサポートに回ります」
 そう言うと智の頭をポンポンと数回撫でる。
 これでコンフェイトドライブが行なわれる。
 またその間にかのんと天藍はハイトランスを済ませおく。
 エセルは周りを見渡すと、ここは戦闘には不向きではないかと言う。
 確かにここは木々が多く、戦闘には不利な場所だった。
 すると、小熊達はもう少し先に広い場所があったと教えてくれた。 
 そこまで誘導しようということになり、神人達は引き付ける様にオーガ……メダ・ルオの誘導を開始した。
 それに付いて行く様に小熊達も後を護衛をしている神人達と共に進む。

 開けた場所は先ほどの場所から更に山頂付近にあった。
 木々はなく月明かりが辺りを照らしている。
 小熊達を木々の陰に隠すと茉莉花と心優音、エセルは護衛を開始する。
 よくよく見ると小熊達は大小さまざまな怪我をしているようだ。
 心優音は持参した救急セットを用いて手当てを始める。
「いちゃいのぉ~」
 そんな様子の小熊達を労いながら他の2人も治療を施していく。
 こちらにメダ・ルオが攻撃を仕掛けてきては小熊達の安全が確保できないと、護衛の気を緩めることはない。
 戦闘には7人が立ち向かうことになった。
 天藍の提案で村には近付かないようにメダ・ルオを取り囲む。
 まず最初に瑞希は『アヒル特務隊「オ・トーリ・デコイ」』を放つとメダ・ルオの注意をまず皆から離す。
 そして次に動いたのは天藍だ。
 天藍は周囲には見えないほどの速さでメダ・ルオに突進していく。
 アレグロの発動である。
 メダ・ルオは鈍重のためその攻撃を受ける。
 これで防御力は確実に下がった。
「下手の考え休むに似たりってゆーだろ、話してねーでかかって来な!」
 メダ・ルオは2つの頭を持ち、何事かを話しているオーガである。
 知能は小さな子供……その智の誘い文句に誘導されるように攻撃を繰り出してくる。
 それを天藍はエトワールで回避し、また晃太もシノビの動きで巧みに回避をした。
 フェルンはプロテクションで防御を上げると、アプローチⅡを放ちメダ・ルオの注意を引き付けることに成功する。
 アプローチⅡが成功したことでラウルは目や口に『両手銃「ガンスリンガー」』を打ち込む。
 かのんは後方から『【呪符】五行連環』で攻撃し皆のサポートに回っている。
 次にフェルンは『フォトンサークルⅡ』を展開すると味方の防御力をあげる。
 エセルは天藍のアレグロが成功したことを確認すると急ぎラウルへと走り寄る。
「ラル、ちょっと屈んでくれな」
 そう言われたラウルは素直に屈む。
 2人には身長差が約30センチほどある。
 エセルはラウルの頭をポンポンと撫でるとコンフェイト・ドライブが完了する。
 屈んでくれなければこれは完了することはない。
 エセルはコンフェイト・ドライブを無事に終らせると、小熊達の下へと急ぎ戻る。
 攻撃を仕掛けているウィンクルムの準備は万全である。
 メダ・ルオは分厚い皮膚と皮下脂肪が攻撃を受け付けず、また痛みに鈍感なためここからは長帳場の戦闘が予想される。
 また、今回の敵は腕が4本あり、同時に4人までの相手と対峙することが可能なことも判明している。
 怪我をせぬようにとそれぞれが攻撃を開始する。
 メダ・ルオはアプローチⅡを放ったフェルンを中心にその周りにいた、天藍、智、そして晃太に攻撃を仕掛けてくる。
 その重い腕の攻撃を受けては怪我を負うのは必須である。
 しかしそれはもちろんの如く回避する4人。
 またその攻撃を受けなかった、かのんにラウルと瑞希は見逃すことなく後方から支援する。
 ラウルの『両手銃「ガンスリンガー」』が火を噴くと、その弾丸は目や口、手足の関節の内側へと打ち込まれる。
 かのんもまたラウルと連携を取るように呪符を放つ。
 そして瑞希はライトを使用しメダ・ルオの目に光を当てると目潰しに成功する。
 メダ・ルオが怯んだため、攻撃の手が緩められる。
 攻撃を受けていた4人はその隙を見逃さなかった。
 智はすかさずメダ・ルオの目を中心に攻撃を仕掛ける。
 それと同時に天藍は一定の距離を保ちながらヒットアンドアウェイ戦法を繰り広げる。
 フェルンは状況を見つつ仲間に連続攻撃がいかぬようにと立ち回りつつ『獣骨斧フェンリル』での攻撃を試みる。
 晃太は朧月を使用し夜の闇に消えながらメダ・ルオに攻撃を仕掛けていく。
 アレグロの効果で防御力は下がっている。
 全員の攻撃はメダ・ルオの体力を大幅に削っている。
 その攻撃に更に怯んだメダ・ルオの隙を付きフェルンが『獣骨斧フェンリル』を足の間接を狙い振り下ろした。
 負傷させ敵機動力を削ぐことに成功をする。
 メダ・ルオの足の間接から血は滴り落ちる。
 これで小熊達を警護している神人と小熊の安全は確保された。
 動く範囲が狭くなれば小熊達が攻撃対象になりにくくなるからとの考えである。
 その傷を狙うのはラウル。
 傷に無数の弾丸が打ち込まれるとメダ・ルオは苦痛に歪む咆哮を上げた。
 その咆哮と共に力任せな攻撃が近接攻撃をしている天藍と智に降り注ぐ。
 回避をしながらの攻撃もあり2人はかすり傷ですむ。
 次の攻撃を受ければ呼吸ができないほどの抱き締め攻撃が来る。
 それを阻止したのは注意を払っていたフェルンとサポートをしていた晃太である。
 朧月を使用していた晃太は素早く悟られずに近付くと『手裏剣「桜襲」』を手足や目、頭に投げつけた。
 これでメダ・ルオの連続攻撃は阻止された。

 ウィンクルム達はそのままメダ・ルオに休むことなく攻撃し続けた。
 少しの疲労と小さい傷がウィンクルムの体力を奪っていく。
 しかしそれはメダ・ルオとて同じこと。
「下がって」
 瑞希は声を上げた。
 メダ・ルオは渾身の一撃を繰り出してきたのだ。
 その瑞希の声に戦闘している者達は回避行動に移る。
 誰も負傷することはなかった。
 そしてフェルンがダメージを受けている事に気付いた瑞希はそっと彼に抱きつくと、
「皆を、護って」
 とインスパイアスペルと唱える。
 サクリファイスは無事に発動され痛みを分け合ったことでフェルンは回復する。
「ミズキ、ありがとう」
「もう少しですね!頑張りましょう」
 そのフェルンの微笑みに瑞希も優しい笑みを返す。
 護衛をしている茉莉花、心優音、エセルはメダ・ルオから目を離さぬようにと凝視している。
 こちらに来ればこの小熊達を守ると。
「皆、目だ!目を狙うんだ!」
 エセルはよくよく観察をしていたことが功を奏してメダ・ルオが会話を止め目を何度も瞬きしていることに気付く。
 それと同時に茉莉花は『時の砂「輝白砂」』使用する。
 これでメダ・ルオの動きを封じることに成功する。
 目を中心に攻撃を繰り広げると、無数の傷口へも一斉に攻撃を仕掛ける。
 かのんは呪符で後方から目に集中的に攻撃し、その目を封じることに成功する。
 サポートは万全である。
 この集中砲火によりメダ・ルオは大きな地響きを立てながら地に倒れこんだ。
 ウィンクルム達の勝利である。
 それと同時に戦闘をしていたウィンクルムはその場に座り込んだ。
「晃ちゃん!!」
「みゆ……ちーとばかし疲れたで……」
 晃太の無事に心優音は安堵の息を漏らす。
 皆それぞれパートナーの疲労を労いつつ、戦闘の勝利と小熊達の無事を喜んでいる。
 小熊達はというと……安堵のためかその場で泣き出してしまっていた。
 空には大きな満月が輝いている。
 その場のウィンクルムと小熊達を照らし癒すように。


●トリック!オア!トリート!パート2なのぉ~

 村へと戻る道はかのんの付けてきた来た道の木に石で傷をつけ目印としていたことで迷うことはなかった。
 村人達はその勇姿達の姿を目視すると歓声を沸き起こる。
「ありがとうございます!」
 多くが村の安全とウィンクルムと小熊達の無事を祈っていたのだ。
「皆さんが無事で安心しました」
 大人や子供がそれぞれウィンクルム達にお礼と安堵したことを伝えてくる。
 少しその声が落ち着いた頃、かのんと天藍は小熊達に近付くと恐怖と緊張を抱えていたであろう小熊達の怪我や体調を確認する。
 そんな中突如青小熊が天藍に抱き付く。
「天藍……ありがとう」
 少し驚いた表情を見せたが、それは直ぐに微笑みへと変わる。
「がんばったな」
 天藍は青小熊の頭をわしわしと撫ぜてやる。青小熊の顔は途端に至福の笑みへと変わる。
「茶小熊さんからお話聞いた時はびっくりしました」
 ピンク小熊の体に怪我はないかと見ながらかのんは優しい口調で話す。
「あら……足に怪我していますね」
「かのんちゃん……」
「痛みますか?」
 ピンク小熊の左足には心優音が施した応急手当の痕があった。
「大丈夫、直ぐ手当てしましょう」
 そっとピンク小熊を抱き締めるかのん。
 ピンク小熊は瞳に涙を溜めながらその抱擁に心を温かくした。
 その直ぐ傍ではフェルンが小熊達に手当てをしていた。
 村人達が手当てをするものを提供してくれたのだ。
「君達は凄いよ」
 紫小熊を手当てしながら褒め称える。
「えへへ」
 それに照れながら応える紫小熊。
「怖かったでしょ、よく頑張ったわね、凄いわ」
 小熊達全員に聞こえるように瑞希は笑顔を浮かべて讃えた。
 そして優しくふわりと小熊達全員をそれぞれ抱き締める。
 小熊達の手当てが終えると茉莉花が手をポンと鳴らす。
「町に戻ってハロウィンのやり直しをしなきゃ」
 その声に小熊達は瞬時に茉莉花を見上げた。
 その小熊達の瞳はキラキラしている。
「トリック・オア・とりー」
 それは良い案だと智は茉莉花に視線を送ると笑顔を向ける。
 良い案でしょ!!と茉莉花は智を見ると驚いた顔をした。
「って、ほづみさんは手当てして!」
 智は所々に血が付着していたのだ。
 少し仰け反るような動作をすると、
「……いや、おれのこれはオーガの……」
 と説明するが、茉莉花は聞いておらず村から提供された手当ての道具を智に渡す。
「みずたまり!話しを聞け!!」
 そんなやり取りにその場に笑い声が木霊する。

 それぞれの手当てが済むと村の集会場ではハロウィーンパーティーのやり直しが行なわれている。
 茉莉花の提案を小熊達は嬉々とし開催する運びとなったのだ。
 もう深夜近く……しかし村人のほぼ全てが参加していた。
 小熊達の提案でウィンクルムは簡単な仮装をしている。
 かのんは魔女、天藍はドラキュラ。
 茉莉花は魔法使い、智は白い布を被ったお化け。
 心優音は天使、晃太は狼男。
 エセルは猫娘、ラウルは海賊。
 瑞希は妖精、フェルンはフランケンシュタイン。
 ウィンクルム達を仮装させたことで小熊達はご満悦である。
 小熊達が簡素にやったためその出来は完璧とは程遠いかもしれない……またそれもご愛嬌。
「小熊達も村の皆も楽しそうだな」
「たまにはいいだろう」
 エセルとラウルはその場の様子に、そして平和が戻ってきたことに軽く笑みを浮かべている。
「ねーねー、あの、ありがとうなのよ」
 そこに赤小熊が現れる。少し照れたように深くお辞儀をしている。
「凄く成長したな」
 エセルはそんな赤小熊をフワと軽く撫でる。
「あまり無理はするなよ」
 ラウルはその様子を見ながら口角を軽く上げたのだった。
 その傍では心優音と晃太が黄色小熊と茶色小熊と会話をしている。
「がんばったねー」
 よしよしと黄色小熊を何度も撫ぜる心優音。
「あんさんもよーがんばったわ!」
「晃太のお蔭でシノビの動き少し覚えた!」
「マジかいな!!」
 晃太も晃太で茶色小熊をもふもふと抱き締めながら会話している。
 その様子に微笑ましく見ていた瑞希とフェルンにそっと近付く紫小熊。
「ありがと、ございましたなのぉ~」
 その声に振り向くと紫小熊が笑顔を向けていた。
「無事で本当に良かったです」
 その瑞希の優しい微笑みに安堵したのか瑞希の胸にダイブ!する紫小熊。
「あら……」
 よしよしと優しく撫でるとご満悦の笑みを浮かべる紫小熊。
「疲れただろう……終ったらゆっくり休むといい」
 フェルンは紫小熊の頭を数回ポンポンと叩く。
「本当に怪我してないですか?」
「してねーよ」
 そこにはオーガの血をふき取った茉莉花と智。
 まだそのやり取りは続いていたようだ。
「大丈夫なの?」
 それを心配そうに黄色小熊が見つめている。
「大丈夫だ!問題ない!」
 その声に振り向きながら智は黄色小熊に笑顔を送る。
「黄色さんは大丈夫ですか?」
 手当てをした箇所をみつつ茉莉花は質問する。
「大丈夫なの!!」
 よかったと茉莉花は微笑んだ。
「本当、頑張ったな!」
 2人は傷が痛まないようにと優しく撫でてやる。
 それが気持ち良いのか黄色小熊はそっと瞳を閉じる。
 その横を天藍と青小熊が横切る。
「コラ、あまり走るな、怪我をしているんだ」
「これが天藍の動きなのよ!」
 どうやら訓練の成果を青小熊は天藍に見せているようだ。
 だが、それを心配そうに天藍が追い掛けている。
「お疲れ様でした」
 かのんはピンク小熊を抱きかかえながらゆっくりと話しをしている。
「かのんちゃん、来てくれてありがとうなのよ」
 そっとかのんの胸の中で安心したように瞳を閉じるピンク小熊。
 集会場の中は賑わい、平穏な空気が流れている。
 これも早急に駆けつけたウィンクルムのお蔭である。
 まだまだこの宴は続き、ハロウィーンのやり直しも成功させたのだった。



依頼結果:大成功
MVP
名前:かのん
呼び名:かのん
  名前:天藍
呼び名:天藍

 

名前:水田 茉莉花
呼び名:みずたまり・まりか
  名前:八月一日 智
呼び名:ほづみさんさとるさん

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 草壁楓
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 10月19日
出発日 10月25日 00:00
予定納品日 11月04日

参加者

会議室

  • [24]瀬谷 瑞希

    2016/10/24-23:54 

    プランの提出、できています。
    うまくいきますように。

  • [23]吉坂心優音

    2016/10/24-23:14 

  • [22]吉坂心優音

    2016/10/24-23:13 

  • [21]かのん

    2016/10/24-23:11 

    今までの方向性に変更はなし、かな
    俺とかのんはオーガの方へ向かうが、小熊達に何かあったら困るものな
    そばに誰かがいてもらえるのは有り難い、よろしく頼む

    とりあえず、俺とかのんはここで話した事を主にプラン提出してある
    メダ・ルオの皮膚と皮下脂肪がどれだけ分厚いのか出たとこ勝負になるが、アレグロが効くのを祈るばかりだ

  • [20]水田 茉莉花

    2016/10/24-23:10 

  • [19]水田 茉莉花

    2016/10/24-19:56 

    なかなか来られなくてごめんなさい!

    >あたしの行動について
    『封樹の杖』を持っているので、探索時は小熊ちゃん達がいるところを教えて貰えるかどうか
    戦闘時は小熊ちゃん達を護って貰えるように、杖とシンクロしてお願いしようと思うの。
    あたしは前に出ないで、小熊ちゃん達を励ましたり、護ったりするように行動するわ。

    あと、効くかどうか分からないけど、オーガの足止めに『時の砂「輝白砂」』を使ってみようと思う。


    >光源
    残念ながらあたし達は用意出来なかったの…皆さん、よろしくお願いします。

  • [18]吉坂心優音

    2016/10/23-22:22 

    心優音:
    かのんさんの行動は了解しました!
    あたしはまだハイトランス習得出来てないので、小熊達の護衛をしようかなぁと思ってます
    応急処置はこぐまちゃん達も出来るようですけど、もし必要なら応急処置もするようプランに書いておきます
    一応簡単な救命セットの持参又は申請が通れば良いなぁと思うので書いとこうかなぁと考えてます
    無理だったらハンカチ等を使って止血とかに使えればと思います

  • [17]かのん

    2016/10/23-22:00 

    そういや、かのんの動きを一切言ってなかったのでその辺含めて
    何かあれば言ってもらえると有り難い

    誰か1人にメダ・ルオの攻撃を集中させないように、ハイトランス使って俺は勿論かのんも前に出る予定
    かのんは手持ちの武器が呪符なんで、メダ・ルオの手が届かない距離を取りつつ攻撃になるかと思う

    小熊達の合流までの道中、俺がハンティングと動物学持ってるんで、そっちの視点から普通にいそうな動物の痕跡とメダ・ルオの痕跡と見分けがつけられると良いなと思っている
    数トンの巨体らしいから、普通山にいるような鹿や熊とはそもそもサイズ感が違っているような気もするが

  • [16]吉坂心優音

    2016/10/23-20:58 

    晃太:
    遅うなってもうて、すまん!!

    >懐中電灯
    運良くフリマでゲット出来たから、みゆに持たせといたで!
    三つもありゃなんとかなるやろ!

    >小熊達
    あぁそれは俺達も賛成や
    安全第一やで
    護衛にみゆがつく予定や

    >部位狙い
    ほなら俺のスキルに朧月っちゅうスキルがあんねん
    『動きを緩慢にし、相手に行動を読みにくくする。
    夜に発動すると、効果が倍増する。』
    それを使えば、少しは悟られずに近づいて攻撃出来ると思うで
    後、懐中電灯で少しでも目くらましと影が出来るならやって欲しい
    俺のパッシブスキル『影法師』が『【影法師】セットすることで敵の影への攻撃で ダメージを与えられるようになる。 影に攻撃を与えた場合その威力は+10される。』やねん
    取り敢えず出来そうならそれを屈指して攻撃してみようと思う

    >抱き締め攻撃
    確かに天藍さんが言うように両方の対応を考えといた方がえぇな
    解く方法はあるかどうか分からんから何とも言えへんけど…
    一番は抱き締められる事が無いようにやな(苦笑
    なるべくこっちは援護するようプランに書いとくわ

  • [15]エセル・クレッセン

    2016/10/23-01:10 

    懐中電灯、よろしくなー。
    山の中だけど多少開けた所があれば、もしかしたら月の光も少しは期待できるかもしれないけど。
    星が出てるくらいだから晴れてるんだろうし。
    小熊たちを追いかける途中ででも戦うのに良さそうな場所があったら、オーガを誘導とか考えた方がいいのかな?
    あ、サバイバルのスキルならラルも持ってるから、痕跡探すのに使ってもらうようにするな。

    >抱き締め攻撃
    天藍さんの言う、どっちでも対応できるよう用意、でいいと思う。
    うん、近接攻撃の間と、連続攻撃を受けないようカバー、までは無理かもしれないけど援護できるようにやってみるな。
    やるのはラルだけど。

    >部位狙い
    近接攻撃なら手や足を狙う方がいいかもなあ。
    他には傷が入った所を集中攻撃とか?

    >小熊達
    安全な所に退避でいいと思う。
    なんなら護衛していようかと思ったけど。
    …私より、小熊たちの方が強そうな気がする…。

  • [14]瀬谷 瑞希

    2016/10/22-23:56 

    >小熊達
    現場に着いたら小熊達は安全な所に避難、賛成です。
    小熊達の安全を第一にする方がいいと思います。

    >部位狙い
    敵の大きさを考えると難易度は高くなりますね。
    ただその大きさを逆手に取ると、
    シノビの五十嵐さんは敵に乗って部位攻撃をという方法も考えられます。
    スキルでこっそり近づくなど工夫も必要です。
    が、回避が厳しくなることも考えると積極的には勧め難い方法です。
    敵に乗った段階で居場所は正確にバレますし。
    間接などの可動部分は皮が薄くなっているかもしれないので
    防御は低くなっているかも。肩やひじ、首など。
    足関節を狙って敵の動きを阻害できないか私達は狙ってみますね。

    >抱き締め攻撃
    これは天藍さんの提案下さった方法がいいと思います。


  • [13]かのん

    2016/10/22-22:54 

    >抱き締め攻撃
    読み取り方が2つに分かれたんだな
    どちらかを検討するより、ひとまずどっちだったとしても対応できる方法を用意するのはどうだろうか?
    あくまでも例えばだが、
    ・近接攻撃は1人で連続攻撃をしない、2回目に中・長距離のジョブの攻撃を挟める
    ・メダ・ルオからの攻撃を連続で受けないよう、1人が攻撃を受けたら他の奴がカバーに入る
    とかな
    様子見て敵の攻撃が2回連続で当たると締め付けられる方なら、俺達は連続攻撃を集中すれば良いだろうし
    巻き付かれても解く方法があるのなら有り難いな

    >部位狙い
    いけるならそっちの方が良いと思うんだが、近接攻撃の場合体長4mの奴の顔に届くんだろうかと少々疑問を抱えてる
    飛び道具なら狙えば何とかなるんだろうけどな

    >小熊達
    俺達が現場に着いたら、小熊達は安全な所に退避させるで良いだろうか
    俺としては、あいつらあまり危険な目には遭わせたくないんだが

  • [12]吉坂心優音

    2016/10/22-22:40 

    晃太:

    懐中電灯は一つでもあればないよかはマシやろ
    天藍さん、瀬谷さん宜しゅうな!

    >メダ・ルオ
    あぁ成程な
    ベアハッグの場合もありそうやな
    兎も角、今回はヒットアンドアウェイ戦法で体力を削りまくるんがえぇやろな…

    前衛が天藍さんと八月一日さん、ミュラーさん
    後衛中衛が俺とユーイストさんやな
    最初に成功するかは運次第やけど、天藍さんのジョブスキル・アレグロを使用してもろうてえぇやろか?
    成功した場合、4Rの間にある程度までヒットアンドアウェイで、前衛回数分攻撃し下がったら間髪入れずに中衛後衛の俺達が直様攻撃…
    んで奴さんが死にそうになったら一気に畳み掛ける…
    って感じか?

    俺が狙うのは手足もやけど、八月一日さんが目を狙うならもう片方の目や頭も狙ってみよかと思う
    両方目潰しで見えなくなれば、敵の攻撃も当たり難くなるやろうしな

    >道程
    天藍さんの意見に賛成や
    俺達も痕跡を見付けながらの方が早く着く事が出来るし茶色ばっかりやと負担かけちまうし、それだけは避けたいからな

  • [11]瀬谷 瑞希

    2016/10/22-22:05 

    連投ごめんなさい。
    私は「メダ・ルオの攻撃が(他の人が攻撃対象とならずに)
    2回続けてAさんに当たった場合、メダ・ルオの巻き付き攻撃が付随する」
    のかと考えていました。
    なのでメダ・ルオからの攻撃が2回続けて当たらなければ大丈夫かなと。
    敵の巻き付き攻撃が発生した場合、クリアライトやマグナライトで目を眩ませて
    巻き付きを軽減する、という描写がシンパシー・リバレイト死守チームの
    リザルト内にありましたので、この方法で抜けだせるかもしれません。
    捕まらないのが一番いいですけどね。

  • [10]瀬谷 瑞希

    2016/10/22-21:51 

    こんばんは、瀬谷瑞希です。
    パートナーはロイヤルナイトのフェルンさんです。
    挨拶が遅れまして、申し訳ございません。
    アドベンチャーエピソードの経験は少ないので、
    皆さま、ご指導の程、よろしくお願いします。

    マグナライトは私とフェルンさんも1つずつ持っていく予定です。
    オ・トーリ・デコイも1つですが準備しました。

    敵は『荷物を積んだ2トントラック』が大きさ・形状敵に近い感じですね。
    小ぶりの工事現場で資材等積んでいるトラックのイメージでしょうか。
    知能は意外と高めですが、頭が2つありお互い相談をしているとのこと。
    頭Aが支配している部分を頭Bは動かす事が出来ない、
    指令箇所が2カ所あるため、とっさの動きが苦手な可能性も。
    つまり「こちらの素早い動きに対処しづらい」かも。
    素早さの高いTDさん達の動きで撹乱しやすいのではないかと推測されます。
    頭が2つある事で敵の死角は少なそうですね。

    小熊さん達が攻撃対象にならないように、
    フェルンさんはアプローチⅡで敵の注意を引くつもりです。
    これなら他の人もより攻撃しやすくなるでしょうか。
    プロテクションとフォトンサークルⅡで防御を上げます。
    敵からの攻撃は頑張って避けてもらうつもりですが、
    敵攻撃がフェルンさんに集中しても困るので、
    私も前に出て敵の攻撃対象を増やします。
    (私自身がダメージを与えられるは考えていません)
    神符「詠鬼零称」で敵を拘束できればいいなと考えています。
    フェルンさんの攻撃でダメージが通ってくれれば少しはお役にたてるのですが。
    ここは天藍さんのスキル効果の恩恵に縋らせていただきます。

    何か見おとしや解釈違い、可笑しな部分などあればご指摘くださいませ。
    小熊さん達と無事に帰れるように頑張りましょう。

  • [9]水田 茉莉花

    2016/10/22-21:46 


    おういぇ、話し合いに遅れっちった。
    テンペストダンサーの八月一日智と神人のみずたまりだ、よろしく…あでっ!(殴られた)

    >探索
    おれのサバイバルスキル、レベル1の初級だけど
    試しに使ってオーガの跡を辿ってみる、無いよりはましってレベルだろうけどな!

    >戦闘
    おれも天藍とおんなじように『おれたちの攻撃が2回当たったら』捕まれるのかと思ってたぜ。
    向こうの攻撃が、だったら、短期決戦で畳み掛けるのも良いかもしんねぇな。
    おれはみずたまりにこんぺいとうドライブ、だっけ?(コンフェイトドライブの事です)
    それかけてもらって、複数攻撃のヒット&アウェイで行こうかと思ってるんだ。
    部位狙いができるんなら、おれは目の付近を狙っていこうと思う。
    指示あればよろしく。

  • [8]エセル・クレッセン

    2016/10/22-21:36 

    >メダ・ルオ
    ああ、そうか…。
    『同時に4人までの相手と戦え』というのは、オーガがってことだよな?
    その後に続いてる部分だから、2回攻撃もオーガのことかと思ったんだけど。
    スペースが空いてるし…、どっちなんだろう?

    天藍さんのアレグロは助かるなあ。
    うん、じゃあ、その間にラルにもダブルシューターⅡとか使ってもらうようにしようかな。

  • [7]かのん

    2016/10/22-20:19 

    >懐中電灯
    マグナライトは1つあるんで俺が装備していくつもりでいる

    >メダ・ルオ
    最初依頼書見た時、俺達の攻撃が2連続して当たるとカウンターで抱き締め攻撃が来るのかと思ったんだが、エセルが言うようにメダ・ルオの攻撃が2連続で当たった時に抱き締められるってのもあるか
    今回の面子だと、近接攻撃と中・長距離から攻撃するジョブがいるから連携して当たれば、ベアハッグみたいなのは避けられるんじゃないかと思う
    近接攻撃するのがヒットアンドアウェイで離れた隙に、飛び道具で攻撃するとかで、メダ・ルオに的を絞らせないようにするとかな

    俺のジョブスキルのアレグロは、成功すれば敵の防御力を100下げる事ができる
    4Rって時間制限はあるが、うまくいけば攻撃が通りやすくなると思うんで、まずはこれを使っていこうかと思っている

    >メダ・ルオまでの道程
    暗い分見落としやすくなる懸念はあるが、相手がでかい分歩いた所にはそれなりに痕跡ありそうだよな
    茶小熊に任せっぱなしにしないで、俺達も痕跡探しながら進む事で迷わずに済めば良いなと

  • [6]エセル・クレッセン

    2016/10/22-19:43 

    私はエセル・クレッセン。パートナーはプレストガンナーのラウル・ユーイスト。
    どうぞ、よろしく。

    小熊達、すごく成長してるなあ。

    ええと、オーガは大きいみたいだから山の中を通れば、跡とか残ったりしないかな?
    それから、近くなればかもしれないけど、音も聞こえるかもな。
    私もアイテムの懐中電灯は持ってないなあ、ごめん。

    >連続2回攻撃が命中
    オーガの攻撃が2回連続で当たるとってことだよな?ええと、ベアハッグみたいな感じかな?
    お互いに援護しあったりして、連続で攻撃されないようにすればいいんだろうか…。
    鈍重ってことだから、一撃離脱みたいにして細かく位置を変えるという手もあるかな?

    分厚い皮膚と皮下脂肪も厄介だよな。
    とりあえず、部位狙いしてみようと思う。頭には皮下脂肪はない、よな?

    …今回、相談期間短いよな。
    緊急事態だからかな。

  • [5]水田 茉莉花

    2016/10/22-19:13 

  • [4]吉坂心優音

    2016/10/22-13:08 

    心優音:
    初めましての方もお久しぶりの方もよろしくお願いしますね!

    小熊ちゃん達、大丈夫かなぁ…(しゅん
    心配だけど早めに助けないとね!

    取り敢えず茶色ちゃんが案内してくれるんですよね?
    でも夜道だから迷ったりしたら大変だと思うので、懐中電灯持っている人がいればそれが使えるかと…
    生憎あたしは持ってなかったのでお役に立てませんでした…すみません…
    ショップとかに売ってれば、買えるんだけどなぁ…

    敵はCスケールのメダ・ルオ。
    連続二回攻撃が命中すると抱き締められて息ができない程の締めつけられる…
    それに中々攻撃が通らない…
    こっちの精霊さん達はTD×2、LK、PG、SI…
    TDとPGが二回攻撃可能でLKとSIが3回攻撃可能…
    連続二回攻撃以上命中すれば、締め付けられる事は、無いって事ですかね?
    んー?(混乱中

  • [3]吉坂心優音

    2016/10/22-12:48 

  • [2]かのん

    2016/10/22-09:27 

  • [1]かのん

    2016/10/22-09:27 

    神人かのんとパートナーの天藍、テンペストダンサーだ
    メダ・ルオ、体長4mに数トンのサイズか、でかいよなこれ
    小熊達が無事なように動けたらと思っている


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