【ギルティの復活】煌きの簒奪者(鷹折 曖 マスター) 【難易度:難しい】

プロローグ

●光を求めて
 A.R.O.A.本部。鶏の声も鳴き止まぬ早朝から、誰もいない事務室で書類に目を通す女性職員。
 ファイルを探す指が『テルム温泉』のタグで止まり、整えられた書類束が引っぱり出される。
 頻発する野犬がらみの事件や温泉郷で起きた地震、オーガの石棺へのヒビ……は、調査の結果待ち。
 どれも処理済みの案件だ。今日もまた仕事がはじま――
 がだんっ! がだっ、がたがたっ、どんっ!
 無遠慮を通り越して無秩序な打音が広い事務室によく響いた。職員は仏頂面で音の出処を見ると、治療具を抱えて跳び寄る。
「はぁ……は……ぁっ。ほ、報告を……」
 見ればそこには、扉に身を預けてかろうじて立っている青年がいた。
 見覚えがある。テルム温泉へ派遣した調査隊の一人だ。
 ところどころ傷はあるものの軽傷だ。しかしながら強烈な疲弊が見て取れる。
「石棺への、調査隊……全滅です」
 女性職員は眉根を潜め、傷の手当を施しながら報告を促した。
 淡々と語る生き残りの青年は、驚愕の光景を紡いでいく。
 職員が漏らした言葉は一言だけだった。
「死体が……結晶に?」


●Moonlit
 テルラ温泉郷、テルム温泉。その山の中。
 ヒビの入った『オーガの石棺』なる巨大な石塊は、そこから異様に濃密な妖気を迸らせ続けている。
 薄紫の霧となった妖気はまるで意思があるかのように、その石棺を中心に渦を描くように山を包み込んでいく。

 一般人3人とウィンクルム2人の調査隊がそこへ足を踏み入れたのは、ヒビが入りだしてまもなくの頃。
 彼らの目に映ったのは、野犬を始めとした無数の山の生き物たちが、互いに殺しあい続ける様だった。
 野犬が。
 野良猫が。
 狼が。
 甲虫が。
 蜘蛛が。
 藪蚊ですら。
 躊躇いなく戦っているのがわかる。
 ……戦いに決着がつくのもわかる。

 何故なら、決着がついた瞬間、負けた側が透明に輝く結晶体に変化するからだ。
 負けた側、死んだ側の全身に薄紫の霧が注がれ染み込み、まばたき程の間に透き通った重い晶体へと変わる。
 ああ、今野良猫が勝ったのかと頭が理解する間にも、上から小蝿の形をした結晶が降ってくる。
 薄紫の霧は、互いを殺しあわせ、魂を食らうのだ……。
 そう感じながらも青年は、剣を握る力が増すのを感じる。殺してしまいたい――
 
 ――ふいに衝動が掻き消えた。随伴するウィンクルムが施したサンクチュアリに似た技……調査に特化した彼らだからこそ成し得る秘術が、恐怖と不安を跳ね除け心の平穏を導く。
 「大丈夫ですよ」「私達がついています」
 優しい男と女の声が、3人の心を和ませ、同時に闘志を沸き立たせる。
 こんなおぞましい妖気の中でも、希望はあるのだと。

 襲いかかる獣を払い辿り着いた、石棺が視える小高い丘の上。
 濃密な妖気の吹き溜まりには、石棺を守るように取り囲んだオーガの姿。
 1、2、3、4、5。多すぎる。
 5体のオーガたちは、不揃いな獣の結晶をオーガの石棺の周囲へ、せっせと意味ありげに配置していた。
 一際大きな山鹿の結晶を、1体のオーガが運んで消えていく。『置く場所』が決まっているようだ。
 明らかに何らかの目的と知性の備わったその行動はまるで、石棺の下で眠るモノがオーガを操り、命の亡骸を以って己の再誕を成すための……儀式のようだった。
 ふいに光が伸び、石棺へ当たる。先ほどのオーガが歩んだ先からだ。
 光は石棺のヒビ割れの奥に注がれ、強力な妖気が脈動するように放たれる。赤子が乳を吸って悦ぶかのように。
 そして、大きな音を立ててヒビ割れたのだ。

 恐怖感に心が締め付けられる。青年は震える手で、辛うじてそれらを写真に収めた。
 「これは……もう明らかだ」「早く報告に戻りましょう。封印が破れるより前に……」
 優しげな瞳に戦慄を湛えたウィンクルムの先導で山を下る。
 焦りと不安が心臓を叩き、怯えが糸をひく。
 どこでそれを感じ取られたのか。追いかけるだけの価値があると、察知した蝙蝠様の頭をしたオーガが跳ね跳んでくる。
 1人、2人と命を落とした。きれいでおおきな結晶ができた。
 必死に走る青年を、優しい声が後押しする。
「ここで私達が抑える」「貴方だけでも逃げて。それが一番大事よ」
 すらりと抜き放った美しい剣がオーガへ振り下ろされ、しなやかな腕が青年の背を突き飛ばす。
 背を向けて走る。
 インスパイア・スペルが聞こえる。薄紫の霧が弾け飛び、清浄なる力が奏でられる。
 青年は必死に走る。今は生きて帰るのだと言い聞かせて。
 
 
●ブリーフィング
「緊急事態です」
 A.R.O.A.職員は眉根を動かさず告げた。
 テルム温泉の山の中で異様な事態が起きている。調査隊の生き残りの証言を元に、上層部はウィンクルムによる戦闘部隊を送り込むことを決定した。

 オーガの石棺は、強力なオーガが封印されたという伝承のあるただの岩……と思われていた。
 が、今そこで発生している現象は、その伝承が真実であることを如実に表していた。
「信じ難いことですが、石棺が破壊されることは強力なオーガの復活を許すことになります」
 そして今起きていることは、結晶化した動物を利用した『儀式』だ。
「結晶化した動物は、オーガの石棺を中心におびただしい数が規則的に配置してあります。これらは今、ありとあらゆる光を吸収し、オーガの石棺へ送っているようです」
 そして石棺は結晶を通した光を受けるたび激しくヒビ割れ、脈打ちながら妖気をバラ撒くのだと。 

 ごほん。

「今回の目的は『儀式の妨害』です」 
 執り行われている『復活の儀式』は、調査隊の生き残りの言葉を借りれば以下の通り。
 
 ・オーガの石棺を中心に、生物の死体が結晶へと変化し、光を石棺へ注いでいる。
 ・それにより石棺が徐々に結晶化し、ヒビ割れが大きくなっている。
 ・オーガ達はその石棺を、まるで守護するかのように囲っている。

「石棺が砕けてしまえば封印を維持することはできないでしょう。その前に、この儀式を止めていただきます」
 居並ぶウィンクルム達からはそれぞれの反応が返る。どうやって……という言葉に職員は答えた。
「結晶体の破壊です。これらが放つ光が復活のための力なら、それを止めてしまえばいい」
 オーガの石棺までの道中を含めた周辺にある『石棺へ光を放っている結晶体』
 それらを破壊すればいいと、職員は言う。
「無数の結晶体があるとはいえ、光るものを探すのは難しくないでしょう。いくつあるかはなんとも言えませんが、それを壊せば、復活のための力も薄れるはずです」
 今ならまだ間に合うかもしれない。もし復活されたとしても、その強力なオーガの力を半分、1/3、いや、1/10、1/100にだってできるかもしれない。

 居並ぶ彼らはウィンクルム。伝承通りなら、たった二人でだってその『強力なオーガ』を倒した力を宿す者達。
 今はただ、最悪の結果が訪れないよう、最高の結果を祈るのだ。


●きらめき
 既にヒビ割れ激しいオーガの石棺。その周りを囲うオーガ達。
 石棺の真ん前には、美しい剣を相手に突き立て。
 しなやかな腕で相手の首を締めて。

 そんな作り物であれば最高に美しい二人が、きらめいていた。

解説

●目的
成功
・オーガの石棺を破壊させないこと
・一定数以上の『結晶体』の破壊

どちらかの達成。

失敗
・これ以上ウィンクルム達に死者が出ること
・強力なオーガの完全復活

どちらかの発生。


●ステージ
夜の山奥。光輝く太陽が沈み、代わりに満月が登りつつある。

山道から石棺までは獣道になっているが、結晶体は道以外にもいたる所にある。


●『オーガの石棺』
人の背丈よりはるかに大きい四角い岩。
伝承とされていたが、その下には本当に強力なオーガが封印されていたようだ。
今は激しくヒビ割れ『結晶体』からの光により、徐々に崩れつつある。


●『結晶体』
妖気に囲まれた山の中で死んだ生物が変化した、透き通った美しい結晶。
大抵は精霊のスキルで破壊できるが、その耐久度はサイズに比例する。

生き物の魂を光に乗せ、石棺へ注ぐことで封印を破る。
ただし光を届かせているのは、大きなものかオーガが配置した物のみ。小蝿の結晶など、小さいものは基本的に無害。

精悍な男性の結晶が2つ。一体となったウィンクルムの結晶があるらしい。


●『薄紫の霧』
石棺から吹き出した妖気そのもの。
これに当てられた生物は殺戮の衝動が湧き上がるため、長い時間この霧に接することは死に直結する。
人間、精霊とて例外ではなく、抗うには強靭な精神力が不可欠。

対抗手段として最も有効なのはトランス状態である。


●エネミー
・オーガ×5

ヤグズナル×1
蝙蝠様の頭部を持ったオーガ。音波を使った感知能力と遠距離攻撃能力を持つ。
片目が深く斬り裂かれており、その戦闘力はかなり落ちている。

ヤックドロア×2
爬虫類様の頭部を持ったオーガ。全身が鱗に覆われている。
自身の周り3m四方に敵の攻撃を防ぐ力場を発生させる力を持つ。
他よりも石棺の付近に配されている。

ヤックハルス×2
ハイエナ様の頭部を持ったオーガ。長い鉤爪を振るい襲い掛かる。
本来相手の実力を図れる程度には知性があるが、今回妖気により好戦的になっている様子。

ゲームマスターより

ご無沙汰しております。鷹折 曖です。
参加される方のスタンス次第で、色んなものが見えるかなと期待しております。

内容は簡単。『結晶体』の破壊です。
貴方はこんな時、どんな気持ちになるでしょうか。
隣にいてくれる人は、どんな顔をしているでしょうか。
そんなことを考えて挑んで頂ければ嬉しいです。

『結晶体』は山のあっちこっちにあります。一人で周ると結構しんどいかも。
またトランス以外で長居するのは危険です。

あとえーと。オーガいるよ。
戦闘についても気を配って頂ければよいかと思います。


というわけで、少々情報量が多いです。
また、いくつかギミックも仕込んであります。
難易度の「難しい」はそんなあたり。
例えば会議室で役割を分担して頂いたり、連携を考えたりして頂ければ良いかと思います。



封印を守り、世界の危機を乗り越えてください。
貴方達だけが希望です。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

淡島 咲(イヴェリア・ルーツ)

  大変な事になってしまいましたね…亡くなった方の為にも頑張らないと。
これがもギルティの影響なのですね…これ以上の犠牲は出したくありませんし。
…それはもちろん私達にも言えることです。
私達が倒れてしまっては元も子もありませんから…。
危ないと思ったら引く。今回はこれも大事かもしれません。
その中で多くの結晶の破壊を目指さなくてはいけない。難しいことですがやり遂げたいです。
しっかりトランスをして臨みましょう。
イヴェさん…貴方のことを信じています…!

ギルティ…以前接触をしたことはあります…それがきっかけで顕現したわけですが…。
今の私ではまだ足手まといになってしまうでしょうでも私はこの依頼に臨みたいのです。



音無淺稀(フェルド・レーゲン)
  死してなお自分が悪用されるなんて…
ウィンクルムの方々はきっとそんな未来を望んではいないでしょう…
せめて安らかに眠れるように
私達が結晶を壊して解放してあげましょう

今回は黒い霧のようなものも確認されているみたいですし…用心して山に入る前にトランス状態に…

ただ、絶対に無茶はしないで下さいね

私も「湯煙」をいつでも抜けるよう準備しておきますが…
結晶の後ろに隠れながらいざとなれば結晶を盾にできるように進みますよ
結晶はオーガが配置してる結晶を中心にスキルで破壊して行きましょう

結晶破壊がこれ以上不可と判断した場合
配置されている結晶を動かしながら撤退したいと思います

この行動に少しでも意味があればいいのですが…



リゼット(アンリ)
  まずトランス状態にしておかなきゃだめよね
「そ、その…頼りにしてるわよ。私の、リズの王子様」
屈ませてキス
これで最後なんてことになったら承知しないんだから

敵に見つからないよう
布をかぶせて足元を照らせる程度に光量を抑えたランプを持って行く

結晶体にされている動物の種類を見て
大きい種類の動物を記憶力のスキルで覚えていき
石棺に辿り着くまでに2体はアンリに破壊させる

戦闘時はアンリが狙った敵を攻撃
「私が結晶体にされたらあんたにしか壊させないわ。だから絶対私より先に倒れないで」
私が死んだら壊す力もなくなるでしょうけどね

石棺を破壊しようとするオーガは最優先で阻止

味方に4人戦闘不能者が出たら動ける人で担いで撤退


(レント)
  霧を認識したらトランスして進入
レント君のサバイバルやハンティング知識、
過去の石棺調査の際の道順の記憶も頼りに
周囲に気を配りながら石棺へ向かっていきます


破壊向きのスキルは持っていないので
他の人が結晶に攻撃している間は周囲を警戒、
その場から離れないように
オーガの動きや光る結晶の存在に目を光らせます


オーガを見つけたらレント君と一緒に
軽く手を叩いたり声を掛けたり
近ければ攻撃して挑発、注意を引きます
もしも効果が薄ければアプローチも使用して
回避、防御に徹して被害を小さく時間を稼ぎます

回避の際には結晶体を背にしておいたり、
可能であれば結晶体の後ろに回り込んだり、
オーガの攻撃によって壊す試みもやってみます



リヴィエラ(ロジェ)
  リヴィエラ:
・可能な限り常時トランス状態を保つ
・ケガをした方にはすぐにスキル『医学』『薬学』で治療
・絶対に誰も死なせません
・ケガ人が多ければ撤退も考慮

必死に戦ってきたウィンクルム様が…結晶にされた挙句、オーガ復活の為の贄に
されているなんて…本当に本当に悲しいです。
私がもし結晶になったら、やはりロジェ様に壊して欲しい…
だから私はあの方々の為に、せめて冥福を祈ります…



●挑む者達
 そこは平常な世界であるとは言えなかった。
 元来此岸はモザイクの如く世界が食い込み合っているが、今ウィンクルム達の眼前に広がる景色はまるで、御伽話のワンシーン、少女の夢のような綺羅びやかであった。
 既に満月は少しずつ傾きだした、そんな夜に煌めく美しい結晶。内側に光を湛えたように輝くそれらは、生き物の形そのまま、生前を思い起こさせる躍動感を伴っている。
 一つ難があるとすれば、どの結晶も猛烈な殺傷への衝動に満ちた表情を崩さないことだろうか。
 獣道へ足を踏み入れたウィンクルム達は、その光景に各々の反応を見せた。
「なんてこと……。この結晶全てが、命あるものたちだなんて」
 眼前全てで明滅する結晶体。あまりの数に肩を震わせる『リヴィエラ・フローレス・シエンテ』
 この場に似つかわしくない程の可憐さを不安で彩って。
「気をしっかり持て。行きたいといったのはリヴィーだぞ」
 傍らの精霊、『ロージェック・イクサリス』は前を向いたまま声をかける。
 その声音に心配の色が滲んでいることを悟ったリヴィエラは、震えを止め、微笑む。
「……そうでしたね、ロジェ様」
 山道入口と書かれた看板だけが辛うじて、ここが常世であると伺わせる。
 ここから見ても獣道は街灯の並んだ夜の街のようで、明かりの心配はないかもしれないと『リゼット・ブロシャール』は判断した。
「じゃ、そろそろやっとくか」
 彼女のパートナー、『アンリ』の声に一同頷き、互いのパートナーに向き合う。
 自身のうちに鎌首もたげるドス黒い感情。薄紫の霧が心へ忍び込む。しかし臆することはない。
 リゼットはアンリの肩に手を置き、屈ませて呟いた。
「そ、その……頼りにしてるわよ。私の」
『リズの王子様』
 交わした口づけの後、彼は彼女に向け嬉しそうな笑みを向けた。
「おう、まかせとけよ。俺のお姫様」
 続き重なり鳴る絆。

『我が名に誓いて、力を解き放たん』

『今度はきっと、守って見せる』

『貴方に加護がありますように』

『貴方にすべてを捧げる』

 超常の煌き、強かに薄紫を払う。
 これが神に選ばれし者達、ウィンクルム。

●抜き足差し足
「大変な事になってしまいましたね……亡くなった方の為にも頑張らないと」
 山道を登りながら『淡島 咲』がぽつりと呟いた言葉。
 死してなお悪用されるなんて。『音無淺稀』は抱えたそんな思いで答えた。
「せめて安らかに眠れるように、私達が結晶を壊して解放してあげましょう」
 互いの精霊、『イヴェリア・ルーツ』、『フェルド・レーゲン』は静かに目線を合わせた。
 山道を、小さな結晶体を踏み締め砕きながら進むと、視界のあちこちに金色の光があるのがわかる。
 それらは今自分たちが目指す場所、オーガの石棺がある位置へ、あらゆる方向から伸びている。
 徐々にそれらが近づいてくるのが判る。きっとこの周辺から、オーガの配置した結晶があるのだろう。
「……おかしいですね」
 先陣を切る『広小路・葵』は、自分の感じた違和感を口に出す。
 思った以上にオーガの気配がないのだ。
「レント君、どうですか?」
「見当たりません。近づく音もしないですね」
 狩猟の心得から、獲物を探すような目線を周囲へ配っていた相棒『レント』も首をひねる。
 てっきり山に入ったらすぐ襲われるくらいの気持ちでいたのだが。
「ロジェ様は如何です?」
「……オーガが踏み均しただろう足跡はあるが、近くにいる気はしないな」
 備えた狩猟と生存の知識を活かす。が、今は収穫がないようだ。
 生き物の気配が消え、今やこの山はオーガとウィンクルム達しかいない死の世界。
「……少なくとも近くにオーガはいません。それなら、そこにある結晶を破壊するといいかもしれません」
 結晶を探すことに注力していた葵が指差した先には、結晶から放たれているであろう光の道。
 山肌に隠れているが、2本はあるようだ。
「なら早く済まそう。大事な機会を無駄にしてはいけない」
 すっと前に出てきたイヴェリア。結晶を壊すチャンスについて、彼は誰よりも思考を巡らせていた。
 警戒を保ちつつも、彼らが早足で辿り着いたそこには。
「……!」

 そこには、胸に大きな空洞の空いた男性の結晶体があった。
 見覚えのある服はあの生き残った青年と同じもの。
 悲痛な表情の輪郭をそのままに、美しく力強い光を纏っていた。

「なんて……こんな……」
 咲の押し殺したような声に、イヴェリアが彼女を支えた。
 その双眸は見開かれ、今にも大気を壮絶に揺らしそうな表情をしている。
 しかしその輪郭は美しい煌きを乗せ、人であったとは思えない宝石の風情を纏っている。
「……解放、してあげないと。こんなの……っ」
 数歩後ずさった音無。自然と短刀を構えるも、震えが走る。
「壊すしかないよね」
 そんな彼女に代わるようにフェルドは、淀みなき動きで二挺を構える。
 躊躇いなく銃爪を引く。
 驚くほど小さな身体から繰り出される弾丸は、その衝撃により原型を留めぬ程結晶を破壊しつくした。
「オトナシ、感情に流されないように」
 その一言がどう受け取られるかはわからない。だが解放するには、これしかない。
 これで確実に石棺への力は減ったはずだ。
 
 続いて先に見えた年老いた大鹿の結晶へは、イヴェリアが銃を向けた。
 38口径二挺の雄々しい嘶きはフェルドに劣らぬ威力と正確さで、数秒でそれを解体する。
 光が消え、またひとつ力が減る。
「これで2つ、か」
 そこに割り入る声。
「皆さんっ! 来ましたっ!」
 周辺警戒を重ねていたレントが睨みつける先。ハイエナの頭を持つオーガ――ヤックハルス――がその姿を表す。
 がちがちと歯を鳴らし唾液をまき散らしながら、それは間髪入れず飛びかかってきた。
 薄紫の霧により殺戮衝動の増したそれは、最も弱いと睨んだ音無へ爪を振るう。
「きゃ、きゃあっ!!」
 その勢いにバランスを崩す音無。
 回避するには至らないが、腕に浅い切り傷を受けた程度で済んだ。
「この野郎ッ!」
 いち早く得物を構えたアンリが横薙ぎに斬りかかる。
 身をひねるもかわしきれなかったオーガに鋭い横一文字の傷をつけた。
「これ以上やらせないっ!」
 鎧を鳴らし振りかぶった剣で深々と一閃。即座に離れるレント。
 オーガの眼前には、小さな剣士が消えた先、並び向く四つの黒穴。
「撃破する」
「守ってあげたいんだ、俺は」
 ロジェとイヴェリアが同時に連射。弾丸がその身にめり込み傷になり、出血をもたらす。
 血液を流しながら震える爪を尚振るおうとするそれに、小さな影が向き合う。
「よくもオトナシを狙ってくれたね」
 眼孔を狙った一撃は、容赦なく死出の旅を突きつけた。

●天道の光
「……はい、これで大丈夫です。浅い傷で何よりですね」
「ありがとうございます。リヴィエラさん」
 音無の傷に優しく巻かれた包帯。彼女の医療に関する知識が功を奏した。
 その傍らでは。
「うおおおおおおおおッ!!」
 剛剣を構え高速回転するアンリ。
 それは目の前の結晶体――死して光を放とうと明滅していたヤックハルスの亡骸――を見事に砕き散らす。
「死んだオーガも結晶になるなんて……」
 思案顔のリゼットの脇でこれで3つぅー! とアンリ。
「……やっぱり、出来るだけ結晶を壊す方がいいのではないですか?」
 咲が不安げな顔で誰ともなく声をかける。
 もとより10人は、オーガの撃破よりも結晶体の破壊に比重を寄せていた。最後に強力なオーガの復活があろうとその力を削ぐために。
 男の結晶体が石棺付近でなく道中に配置されていたこともあり、別の光を目指して進むことを選んだ。

 なにぶん夜の山中で光が伸びている位置というのは非常にわかりやすかった。少し上を見上げれば薄紫の霧に彩られた木々を背に、金色の光が物凄い存在感で石棺へ進んでいる。
 山歩きに少々の苦労はあれどいざとなればリゼットのランプが隠れた悪路を見通すし、サバイバル能力や狩猟に長けた精霊たちの助力もあり、大きな怪我もなく次の結晶へ行き着いた。 
 満月は静かに光を増していく。

「……また、男性の結晶ですね?」
 リヴィエラの震えたか細い声が闇に溶ける。
 確認できる首から下の服装から、調査隊のもう一人のものだと判る。
 位置は先ほどの男性からほぼ真反対。規則的に配置されたものだというのも判る。
「ここは俺が壊そう。まだ技を使っていないのは俺だけだ」
 公平にいこう。と、余力のあるアンリに投げかけ、ロジェは携えた銃を向ける。
「気をつけて。またオーガが出てくるかもしれない」
 先ほどのヤックハルスは結晶を壊した音を聞きつけてきたのだろう。
 精霊達はそれぞれパートナーを守りながら、ロジェに引き金を引くよう促した。
 それに頷き、結晶を見据えてウィンクルムの御業を解き放つ。
 アイアンサイトの示す通りに、上から下へ砕けていく結晶体。力ある銃弾が通過する度、光は掠れ揺らめき、背景に紛れていく。 
 激しい炸裂音と破砕音、硝煙の臭いが立ち昇る。鳴り響いた音のあまりの大きさに、警戒心がより一層高まっていく。
 音が止み、夜の静寂が立ち代わる。

 ……

 ……

 ……

 数間を置き、ロジェ、フェルドの表情からわずかづつ緊張が消えていく。
「……気配は、ありません」
 レントの言葉で、全員に一瞬の安堵が渡る。
「どういうことだ」
 イヴェリアが首を捻るも、それに答えるだけの確信は誰も持っていない。
「まだ気づいたばかりかもしれねぇし、配置通りならそこの奥にもあるだろ? 俺が行ってくるぜ」
 動くのは早い方がいい。と、アンリが剣を構えて進んでいく。
 慌ててリゼット他も続くが、積み上げられた野犬の塔を粉砕する彼にオーガの襲い来る気配は一切ない。
 その後も臨戦態勢を構えていたが、それでも気配はなかった。
「つまりこれって……」
 不穏な空気の中、咲と顔を見合わせた音無は不安気な顔で目線を上げる。
 リゼット、葵もそれに倣う。
「ええ、きっと……。石棺で待ち伏せているってことだと思います」

●意地
 事前の綿密な相談の結果、結晶体の破壊を最優先にしていたウィンクルム達。
 口にこそ出さないが、彼らに共通しているだろう目的はすなわち弔いであり、破壊。
 人間二人分のサイズを持つ……ウィンクルムの結晶。
 それが最も危険な場所にあるのなら飛び込まなければならないし、オーガ達――特に感知能力の高いヤグズナル――が動かないということは復活はもはや間近であることの裏返しでもある。
 そして、そのような組織的行動が取れるということは……。
 結晶体からの光は当初と比べると半分以下になっているが、それでもかなりの長時間当てられ続けていることに変わりはない。
 満月が傾く。

「……この先がオーガの石棺です。準備はいいですか?」
 過去に石棺の調査に関わっていた葵の先導で、ウィンクルム達は石棺直前の岩陰にいる。
 その声に各々、自らの武器を構える。
 狙うはウィンクルムの結晶、ただひとつ。

「行くぜ!」
 先陣を切るアンリ。剣を振りかざす。
 眼前にはハイエナ頭のヤックハルスが1体。その奥、石棺を守るように爬虫類頭のヤックドロアが2体。
 ヤックドロアの間にウィンクルムの結晶。そして……今にも砕け散りそうなオーガの石棺があった。
「喰らいなぁっ!」
 奇襲を受けたヤックハルスはアンリに向き直る間もなく、その肩に深々と斬撃を受ける。
「気をつけて、このイ……アンリっ!」
 続いたリゼットの振るう小さなナイフは、仲間が進むだけの隙を作り出すに十分だ。

 ヤックハルスが怯んだ隙を突き、リヴィエラ&ロジェ、音無&フェルド、咲&イヴェリアが連れ立って抜ける。

「餞別だ、アンリ君!」
 すれ違いざまの3人による援護射撃がヤックハルスに直撃。
 それでも妖気で高揚したそれは、防御も回避も忘れ突っ込んでくる。
 リゼットを一歩下がらせ、アンリはそんな愚かな化物を、真正面から両断した。
「やったぜ!」

「ほら! こっち! こっちを狙って!」
 葵はやや離れた位置でオーガへの挑発をかけた。返答は視界の外から。
 蝙蝠頭のオーガ、ヤグズナルが、葵の真上から遠距離攻撃、腕から自身の骨片を撃ち出す奇怪な特技を繰り出す。
 超音波によりこの個体にだけは、ウィンクルム達が岩陰にいた時点でその動きが見えていたのだ。
 それは例え片目が潰れていても――調査隊のウィンクルムによる重傷を負っていても――失わぬ力。
「葵さんっ!」
 レントがその骨片を身を持って受け止める。盾を逸れ肩に突き刺さったそれは、鋭利だ。
 彼がいち早くオーガへ対抗できた理由は、彼が葵の指示、挑発を無視していたことにある。
 きっちりと構えた盾でオーガを払った彼は言った。
「すみません、葵さん。でも、守るために、僕ができることは!」
 蝙蝠頭に向かい合い、言葉とともに強烈な気合を放つ。眼前の邪なる存在は、それを無視できない。
 信頼の積み重ねとはまた別の所。抱えた意思とともに、剣を構える。

 ヤックハルスの脇を抜けた3組のウィンクルムがそれぞれ無骨な機械武器を構える。
 それは思い思いの構えで涼やかな銃口を一対二挺、未だ動かぬヤックドロアの間、ウィンクルムの結晶へ。
 それは互いを殺す姿。
「……本当に本当に悲しいです」
 首を絞め、剣を突き立て。
 しかし目線は合わさったまま。
「せめて安らかに眠れるように」
 妖気に魅入られ獰猛な殺意のままにであったのか。
 あるいは、生死を共にし、来世を誓い合った故であったのか。
「これ以上の犠牲は出したくありませんから……」
 今はただ、現実を撃ち砕くだけ。
 ロジェ、フェルド、イヴェリアの構えた銃が、夜の闇に無数の奇跡を描く。
 鳴り響く銃声はまるで怒涛のように、鉛弾の波を結晶体へ流し込み、跡形もなく破壊する。
 最優先事項。
 精霊たちはその力を存分に発揮した。
 各々の両手、その先から、白くたおやかな煙が立ち上る。
 愛しき姫にに寄り添い。
 神聖なるウィンクルムの絆を以って、勇敢なる二人へ鎮魂を。


 月の角度が、石棺へ届く。

 砕けた欠片の真後ろに、オーガの石棺。

 そしてその真上に、薄紫の霧その渦の目に、煌めく満月。
 

●輪郭
 満月の光が石棺へ降り注ぐ。それは連なった結晶体からの光に逆流し、そして返る。
 一層強くなった結晶体からの光。
「何……ロジェ様、これは一体?」
「封印が解けるのか!」
 石棺を破壊したリヴィエラ&ロジェ、音無&フェルド、咲&イヴェリアはその様子に距離をとった。
 襲い来るヤグズナルを辛くも斬り倒したレントだったが、例のごとく結晶化したその肉体は、アンリの最後の一撃に頼る他なかった。
 オーガの石棺は、どんどんヒビ割れが激しくなり、崩れていく。
 一瞬の静寂の後。
 凄まじい光をその真下へ向け迸らせた。
「きゃあああああっ!」
「オト、ナシっ!!」

 その勢いは圧力を伴い、山一帯、テルム温泉に届くほどの強烈な光と妖気を吹き出した。
 ウィンクルム達が光に目を眩ませたその刹那、石棺が砕け散る轟音が何度も、何度も響く。
 山にあった結晶が全て細かな欠片にバラけ、生前の形を失っていく。

 どれくらい経っただろうか。

 それが止み、強烈な耳鳴りとともに目を開いたウィンクルム達の眼前には。

「ん~~~~~」
 一糸纏わぬ青白い痩身を晒した、銀髪の男が立っていた。
「結構ぉ……寝てたなァ……」
 その耳はファータのようにぴんと尖り、額には3本の角を掲げている。
 周囲を覆う薄紫の霧が、どんどんとその身体に纏わり付き、吸い込まれていく。
「へっ、御苦労下僕共。ちゃぁ~んと命捧げてくれたなァ~!」
 明るい声音で笑っているが、軽薄に歪んた口元。
 生き残っていた2体のヤックドロアが、その足元に跪く。
「ゴホウビだ」
 爬虫類頭を青白い両手が掴む。
 その瞬間2体の身体が一瞬で結晶化し、即座に灰に変わる。
「俺様の血肉になることを、許ゥす。はーっはっはっはっはははははァ!!」

 眼前で展開される光景に一瞬面食らうウィンクルム達。
 満月はいつの間にか過ぎ、山の遥か先には、空が白みだす気配がある。
 枯れ葉や土、結晶の欠片、そして出血で身を汚した彼らの眼前に、それは立っていた。
「アレが……」
「復活したってことね」
 リヴィエラ、リゼットの二人が現実に答えを出す。
 怯えるようにロジェの裾を掴むリヴィエラ、小さなナイフを力強く握りしめるリゼット。
「本物なのか、こいつは」
「じゃなきゃ、説明つかねぇよな。やっぱ」
 傍らのリヴィエラをかばうロジェと、剣をなんとか構えるアンリ。
「……ああ。そういやなんか煩かったなお前ら」
 痩身裸体のそれは、やっと気づいたかのようにウィンクルム達へ目を向ける。
「貴方は、何者ですか!」
 声の震えを隠しながら、葵が叫ぶ。
「オマエ……なんだよ先に言えよォ俺様に会いたかったんだろ? はっはっはっ!」
 途端馴れ馴れしい笑顔と声音で葵に詰め寄ってみせる。
 一度この場に踏み込んだことのある葵のことが、記憶にあるらしい。
「葵さんから離れろッ!!」
 レントの強い言葉に、それは指先から放つ光で応える。
 寸暇レントの身体を貫いた衝撃は、彼を昏倒させるに十分だった。葵の叫び声が響く。
 それは眉根一つ動かさず、冷たく不気味な仏頂面であった。
「あなたは……あなたはっ!」
「……悪い冗談だね」
 音無が閃光の衝撃に未だ揺れる頭を抑えながら、怒りの声をあげる。
 フェルドも音無を支えようと手を貸し合う。
「……守らねば」
 イヴェリアが皆をかばおうと前に一歩踏み出し、
「オーガ上位種……ギルティ」
 それに触れることで人生が変わった女、咲が口に出す。
 言葉を聞いたそれは、唇の端をにぃぃと持ち上げる。
「その通りだぜ弱小種族共。俺様の名はボッカ。イヌティリ・ボッカ。ボッカ様と呼べェ!!」
 復活したそれは、オーガ上位種、ギルティ。その一体と名乗る。

 ウィンクルム達の間で無言の選択が、思考が渦巻く。

 戦うべきか。

 逃げるべきか。

 空はもう白みだした。

 沈黙を破ったのは。

「おいおいてめーら、これはリアクション待ちんとこだぜ! ……あー。わかりにくい? ウソっぽいか? じゃあよォ……」
 異様に軽薄な言葉の後、その細長い指が、下から上へ、空をなぞる。
 次の瞬間、大地が斬り裂かれた。
 仄青い光が一直線に走る。それは山肌から遥か先の温泉地まで伸び、青白く煌めくオーロラのような光の刃が立ち昇る。
「嘘……」
 自然と漏れたリヴィエラの声。
「んあー? ……もっと派手に殺るつもりだったんだがな。弱ってんのかァー……」
 遠くで、人々の叫び声が聞こえる。
「やったなお前ら! はっはははははは!!」
 それは、人間の価値感とは到底かけ離れた感覚でケラケラと笑っていた。
「化け物……!」
 ギリと歯を噛み締めたリゼットが、しかしそれ以上は進めない。
 一歩でも近づけばさっきのオーガのようになるかもしれないと、脳裏によぎる。
「さて、よくも儀式を台無しにしてくれたなァ。よくやった! すげぇぞお前ら。まさに英雄だあんときのクソカップルさながらだぜ!」
「伝承の事を言っているの……」
 音無の呟きに満面の笑みで答えるボッカ。
「あーそれだ。さぁそんなお前らは、伝承として永遠に語り継がれるべきだ」
 ボッカの指先に小さな光が灯る。それは両手揃えて、10個。
「俺様が直々に手伝ってやるよ。ククッ」
「!?」
 強烈な戦慄が走る。
「ギルティ……あなたなんかに!」
 咲が折れぬ心で言い放つ。  
「ゴホウビだぜ」
 ウィンクルム達が一斉に態勢を立て直そうとする。 
 精霊たちが愛するものをかばおうと身を震わせる。

 太陽が顔を出す。

 犬や鶏の鳴き声が朝を知らせる。

 瞬間、ボッカの表情に明確な『無念さ』が浮かんだ。
「ちっ、なんだよ……。俺様苦手なんだよ、朝! アイツらが煩ぇからさぁー!」  
 ボッカの指先から光が失せる。
「お前らまたな! はっはっはっはっはァ!!!」
 一方的に言い放ったそれは、薄紫の霧を全身に纏い、寸暇の間に消えた。



 ……そこには、いつもの朝があった。

 精神と体力をすり減らしたウィンクルム達は、砕けた結晶が煌めく砂と化した山の中、静止したような空間にいた。

 圧倒的なそれがどこへ消えたかわからない。

 だが一つだけ言えるのは、彼らが任務を達成し、全員帰還に成功したということだ。



依頼結果:普通
MVP

メモリアルピンナップ


( イラストレーター: 紬凪  )


エピソード情報

マスター 鷹折 曖
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 難しい
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 4 ~ 5
報酬 多い
リリース日 05月07日
出発日 05月15日 00:00
予定納品日 05月25日

参加者

会議室

  • [43]葵

    2014/05/14-23:44 

    攻撃を誘導するの、良いと思います。
    実際ダメだとしても、試すだけの価値はあると思います
    ので、アプローチと合わせてプランにも盛り込んでみました

    みんな無事で帰れるように、頑張っていきましょう、ねっ

    あとすごい遅いですけど、トランスの記述、忘れずにですよ!

  • [42]リゼット

    2014/05/14-23:21 

    ううん。気になったことや思いついたことは
    どんなことでも言ってくれる方がありがたいわ。
    正しいことだけ言わなくちゃ、となるとみんな静まり返ってしまうもの。
    意外なことの中にナイスアイデアがあるものだしね。

    みんな揃って戻ってお茶でもしましょ。
    って、フラグじゃないんだからね!約束!

  • [41]音無淺稀

    2014/05/14-20:09 

    んー…。
    やっぱり、難しいですかね。

    死亡判定=任務の失敗って事も考えると安易に自分から行かない方がいいかも?

    …そうですね。
    壊して貰えたらめっけもんくらいの気持ちで結晶をスキルで破壊した後は遮蔽物を利用しながら味方の援護と撤退に徹してみようかと思います。

    そうなりますと…スキル使用後は多分後方支援になると思うので…囮と撹乱に回った方が得策ですね。

    戦況を見て、結晶を破壊後は囮役としての動きをしてみようと思います。

    もう時間ぎりぎりなのに書きこんで申し訳ありませんでした;

  • [40]リゼット

    2014/05/14-13:26 

    音をかき消すには大きさというよりは同じ高さ…なんというかうまくは言えないんだけど
    相手の出す音が波形レベルわからないと打ち消せないんじゃないかと思う。
    大きな音を出せば敵をおびき寄せる事になってしまうかもしれないわ。

    結晶体を盾にできたらラッキーよね。
    メタな話だけど戦闘の判定がどうやって行われているのか詳しくわからないから
    自分と対象の間に何かがあればそもそも攻撃ができない、という可能性もあるけど。
    うまく壊してもらえないとしても遮蔽物を使って戦闘をするのは作戦としてはありよね。

    アンリのスキルは戦況を見つつできるだけ大物狙いで使うように頼んでおくわ。
    石棺まで辿り着けそうになかったら周りにあるできるだけ大きなものを壊すようにという感じかしら。

  • [39]リヴィエラ

    2014/05/14-10:42 

    (紙とペンを持ちながら)な、何とかプランを書いてみました。
    リゼット様の仰る通り、撤退も考えておいた方が良さそうですね。
    …も、もう、誰も死なせたくない、です…(俯きながら)

  • [38]音無淺稀

    2014/05/13-23:14 

    んー、一応思いついた策なのですが…
    というか、スキルが2回しか使えなかった為の苦肉の策を考えたのですが…

    敵さんはかなり強いオーガで死亡してしまう可能性もあるくらい強力な攻撃力があるんですよね?

    だとしたら…結晶を盾にしてオーガに壊して貰うとか…どうですかね。

    現実にできるかどうかは置いておくとして、物理攻撃であるなら結晶を破壊してもらうのも可能なのかなぁと…。

    ただそうなると気になってくるのはヤグナズルの音波による攻撃とヤックドロアの力場が厄介になってきそうなのですが…。

    ヤックドロアはともかく、ヤグナズルの音波の攻撃だけであれば…あるいは…いけるのかなぁと…。

    音波ということは空気を振動させての事ですから…同じくらい大きな音でかき消せればあるいはいけるのではないでしょうか…。

    んー…流石に作戦的に苦しいですかね。

    音を出す物…というので思いつくのもCDプレイヤーのようなものしか思いつかないので…(考え込み

  • [37]淡島 咲

    2014/05/13-22:26 

    音無さんいろいろありがとうございます…!(ぺこり)

    合言葉は『いのちだいじに・じゅもんせつやく』ですね!

    今回は撤退も考えおく~というリゼットさんの意見に賛成です。
    オーガ退治の方は絶対しなくてはならないこと(勝利条件)ではありませんが
    「これ以上ウィンクルム達に死者が出ること」…というのは陥ってはいけない事態(敗北条件)に入る入りますし。
    「いのちだいじに」です。


  • [36]葵

    2014/05/13-21:28 

    アンリさんのスキル使用回数が多いのは頼もしいですねっ
    攻撃力も高いですし、大きい結晶を優先的に壊してもらえると助かるな、とか…
    ど、どうでしょう?
    その、ちょっと、そうすると、辛い役目になっちゃうかも、ですけど…



    あ、あとその、ヤグズナルヤグズナル言ってるけど
    振り返ったらまともに順序立てたこと言ってないな、と思ったので…

    私はどうしてもどこかで戦闘はあると思ってるんですけど、
    その時に私達が気づかないうちに相手にだけ見つかって、
    最悪挟みうちにされたりするかも、と思ったので…
    索敵能力が高いヤグズナルは特に危険だな、って思ってたんです。

    だから、これはやりすぎだと思うしスルーでお願いしたいですけど、
    「わざと見つかってでもヤグズナルを倒す」くらいが良いかも、とも思うんです。
    それこそ、考えすぎかも、です、けど…

  • [35]葵

    2014/05/13-21:10 

    あー、そっか、MP消費による破壊が前提なんですね…
    じゃあ、試してみたりはナシで、オーガ戦は温存してで確定ですね
    なんか、余計なこと言っちゃってごめんなさい、
    音無さんは教えてくれてありがとうございますっ

    えと、じゃあ、ロイヤルナイトのスキルだと壊す方はあんまりですから
    私とレント君は囮役っていうか、オーガの注意を引く方で頑張りますね
    あ、もちろん、いのちだいじに、ですねっ



    ヤグズナルの感知範囲、予め聞けたら良いんですけど…
    感知範囲外からを前提として、感知されたらどう立ち回るかも
    一応危機管理的に気にしておきたいな、と思います

  • [34]リゼット

    2014/05/13-21:09 

    なんだかすごい裏ワザを見た気がした…。これは大助かり、ありがとうね。

    結晶体破壊を重視していくとしても
    やっぱり戦闘重視で索敵しつつ動く人と
    結晶体破壊にスキルを使う人と分担していかなきゃいけなそうね。

    うちは遠距離攻撃が不可、かつスキルの命中率が低いから
    結晶体の破壊の方にトルネードクラッシュを持たせていこうかしら。4回は使えるはずなの。
    オーガとの戦闘の時には使わないように心がけるわ。
    その分オーガと戦うときは私もがんばろうかしらね。
    あいつにばかり頼るのもなんだか癪だし。

    あと、今回は撤退についても考えておいたほうがいいかしら。
    4人位重傷を受けてしまったら、とか。

  • [33]リヴィエラ

    2014/05/13-21:07 

    わわっ、さすが音無様…!(目を輝かせつつ)
    かしこまりました、『いのちだいじに・じゅもんせつやく』ですね(拳をぐっと)
    私も一生懸命頑張ります!

  • [32]音無淺稀

    2014/05/13-20:36 

    ちょっと気になりましたので、運営さんにお問い合わせしてみたのですが

    「大抵は精霊のスキルで破壊できるが」に関しまして、
    こちらは、MPを消費してジョブスキルで破壊の事でございます。

    通常攻撃で破壊できないことはないが、
    かなり時間がかかるので得策では無いでしょう。

    MP消費の低いジョブスキルなどを
    セットしていくことをお勧めいたします。

    戦闘と結晶体破壊、守護、様々な目的が織り交ざり、
    難しいエピソードとなっておりますが、ウィンクルム達の生還、
    任務の大成功、心よりお祈り申し上げます。

    との事でした。

    ということで、MP節約が大事ですね今回…。
    また、死亡判定についてもお問い合わせしたところ

    死亡判定に関しましては、判定として存在致します。
    滅多な事で死亡する事はございませんが、判定の内の一つとして存在しております。

    また、怪我の判定に関しましては、
    緊急搬送や、動けないくらいの重症(HPが0、または0付近)、
    など特別な描写が無い場合は、次回のリザルトまでには完治しております。
    ご安心下さいませ。
    もし、HPが0、または0付近となる致命傷を受けた場合、
    リザルト内でどれくらいの傷なのかなど詳細な描写をいたします。

    とのご回答を頂きました。

    今回の任務では死亡判定=任務の失敗を意味しておりますので
    できれば無茶はして欲しくはないといえばないのですが…

    MP消費のスキルでの破壊が必須であるならやはり温存せざるを得ないのかなぁというのが個人的な印象になっております。

    今回の任務の成功条件が
    ・オーガの石棺を破壊させないこと
    ・一定数以上の『結晶体』の破壊

    どちらか二点である以上、オーガ討伐より結晶の破壊を優先する方がいいかもですね。

    そうですね…今回の作戦を簡単に言うなら…

    ・『いのちだいじに』
    ・『じゅもんせつやく』

    ですね♪
    頑張りましょー♪(えいえいおー

  • [31]淡島 咲

    2014/05/13-16:35 

    オーガとの戦闘についてはヤックハルスは妖気で好戦的になっているのすぐにこっちに向かってきてくれると思います。
    ヤグズナルの感知範囲外からの攻撃についてはイヴェさんがブレストガンナーですのでうちは可能かと。

    結晶に対してはMP攻撃でしか破壊できないのか?というのを事前チェック。
    MP攻撃でしか破壊できない場合はMP節約が必要ですが。
    MP攻撃以外でも破壊できるとなれば戦闘は少し楽になりますよね…?
    この辺りは難しいところです。

  • [30]リゼット

    2014/05/13-13:52 

    私もオーガを全く無視するつもりはないわよ?
    邪魔する奴はバシバシ排除してやるわ。

    ヤックドロアを引き離す具体的な方法だけど
    遠くで暴れるというのが結局いいんじゃないかしら。
    直接攻撃して挑発するというのもできるんだろうけど
    それは他のオーガを倒すかやり過ごすかをうまくやっていかないと厳しそう。
    石棺の近くにはそう簡単には行かせてもらえないでしょうし。
    あとちなみにうちのアンリは遠距離攻撃はできそうにないわ。ごめんなさいね。

  • [29]リヴィエラ

    2014/05/13-09:33 

    その、あの…葵様の仰る通り、オーガも無視できないと思っていました…
    自身の周り3m四方への攻撃を無効化する2体の『ヤックドロア』が
    もし、結晶体を守ろうと結晶の傍にいたら、やはり誘き寄せないと
    結晶体への攻撃も通らなくなってしまいそうですね…(俯きながら)

    『ヤグズナル』は感知される前に、その…感知されない距離から
    狙撃・奇襲をかけるのはいかがでしょうか…

  • [28]リヴィエラ

    2014/05/13-09:23 

    あ、あの、皆様、お茶でも…きゃっ(ずべっと転ぶ)

    ロジェ:
    『オーガの石棺に光を届かせている結晶体は、オーガが配置した物か大きな物のみ』
    …とすると、一般人の男性二名とひとつの塊となったウィンクルムの結晶体(計3つ)が
    オーガの復活にとっての一番の贄だろうと考えたんだ。

    俺は一応、それらをスキルで破壊できるだけのMPは温存しておこうと思う。
    ただ、MPが20しかないから、スキルを2発しか撃てない。
    『結晶がスキルでしか破壊できない』場合、2つまでしか破壊できないな…

  • [27]葵

    2014/05/13-00:56 

    すいません、さっきの、ヤックハルスじゃなくてヤックドロアでした…っ


    続けてごめんなさいですけど、
    それぞれのオーガの性格も、ちょっと考えておいた方が良いのかもですよね。

    好戦的なヤックハルスは姿を見せれば襲ってきそうな感じですし、
    防御型のヤックドロアは簡単には動かない気がします。
    そしてヤグズナルは感知能力が高いことと、
    遠距離攻撃をできるのに深い傷を負っていることから、
    率先して索敵・攻撃してくる性格なのかな、とか。


    なんとなく、イメージですけど…どうでしょう、楽観しすぎ、でしょうか…?

  • [26]葵

    2014/05/13-00:43 

    えーと、言葉足らずで申し訳ないですけど。
    私も結晶体の破壊を優先するのは賛成です。
    オーガの撃退も必要最小限と、あとは迎撃だけで良いと思います。
    ただその必要なラインが、私は「ヤグズナルの撃破」と「ヤックハルスの誘導」だと。


    結晶体の破壊にウェイトを置きすぎたら、
    「これ以上ウィンクルム達に死者が出ること」の危険性が上がる気もしますし、
    戦闘にスキルを使うか破壊に使うかの分担は確かにアリかもですね。
    あと一応、スキル以外でも壊せるかどうかのチェックもやっぱり押しておきますね

  • [25]リゼット

    2014/05/12-23:44 

    正直、私はどちらかと言うと結晶体の破壊を優先に考えているわ。
    オーガを倒すのは成功条件ではないけれど
    結晶体の数を減らすことができればひとまず成功になるわ。
    敵としても儀式の成功を優先するだろうから石棺の破壊は最終手段でしょうし。
    それに私達が石棺から離れたところで結晶体を破壊していけば
    妨害するために石棺から離れて私達を狙ってくるオーガも出てくるはず。
    敵がきた!石棺を破壊しろ!とはなかなかならないと思うのよね。

    もちろんオーガ対策も大事だと思う。
    オーガについてはスキル攻撃でなくてもいいなら
    何人かは戦闘優先、残りは結晶体破壊優先でスキルを使うようにしてみるのはどう?
    戦闘優先は一人か二人というところでね。

  • [24]リヴィエラ

    2014/05/12-22:13 

    ロジェ:
    む、そうか…スキルでしか破壊できないとすれば、MPがその分
    もたないかもしれないな…
    葵の言うように、試しに通常攻撃をしてみるのも良いかもしれない。

    ヤグズナルは確かに、知性のある分要注意かもしれない。敵のブレーン役だろう。
    レントやアンリさんが囮で動いてる事すら、囮と見抜くかもしれないな…
    奴は『感知能力』と『遠距離攻撃』を持つが、どうやって討伐したものかな…

  • [23]葵

    2014/05/12-22:03 

    スキルで破壊できるとは言われてますけど、
    スキルでしか破壊できないとは言われてないっていうのは、考えすぎでしょうか…
    その、つまり、道中で小さな結晶にでも試しに攻撃してみるのはどうかな、と。
    それで、普通の攻撃でも壊せるようならオーガとの戦いを全力でやって、
    壊せなかったら温存して戦うようにするとか、どうでしょう?


    あと、石棺の破壊に関してなんですけど
    私はやっぱりヤグズナルは倒したいな、と思います
    敵にある程度の知性があって、さらに封印されたオーガからの統率がされてるなら
    自身だけじゃなくて、儀式の危険にも敏感に反応しかねないと思うんです
    上手い具合に効率よく破壊できたとして、早い段階でしれるのは怖いな、と…

  • [22]リヴィエラ

    2014/05/12-22:03 

    かしこまりました。咲様のまとめのように、仮プランを作成します!
    わ、私は戦闘では足手纏いになってしまうので、『医療』『薬学』スキルで出来るだけ治療をします。

    ロジェ:
    俺はフェルドの加勢として、スキルでの結晶体の破壊を優先する。
    あとは…辺りに漂う『紫の霧』なんだが、これに対しての有効手段はトランス状態のようだな。
    可能な限り常時トランス状態の方が安全かもしれない。

  • [21]淡島 咲

    2014/05/12-19:20 

    えーとざっくりまとめるとこんな感じでしょうか?(メモメモ)

    ・オーガに関してはトランス状態での通常攻撃。
    ・MP温存し結晶の破壊にスキル使用。
    ・できるだけ多くの結晶の破壊。
    ・オーガの体力減退時に石棺破壊の可能性あり

    イヴェリア;
    目的としては結晶の破壊が一番の優先
    敗北条件にはオーガの復活(=石棺の破壊?)も含まれる。

    水晶体の場所の把握だが俺は一応記憶力はいい方だ(スキル)
    覚えるという作業は得意だ水晶体の破壊には有利だと思う。

  • [20]リヴィエラ

    2014/05/12-09:36 

    つまり今回は、
    『いかにオーガの猛攻を突破し、MPを温存しておいた
    精霊のスキル使用にて結晶を多く破壊できるか』
    という事なのでしょうか…(不安げにちらりと横を見る)

    ロジェ:
    (ワールドガイドを開きつつ考え込む)
    オーガはトランス状態での攻撃で倒せるようだが、戦いが長引くようなら
    リゼットの案はとても良いものになると思う。
    オーガの討伐がメインではなく、つまりは復活を阻止できれば良いのかもしれん。

  • [19]リゼット

    2014/05/12-09:09 

    オーガ討伐を優先というので考えていて気になったんだけど
    結晶体は精霊のスキルで破壊できる、というコメントがあったわ。
    もしかしてMPを消費するスキルでないと破壊できないってこと?
    だとしたら傷つけるだけというのが無理なら
    戦闘は極力スキルを節約しないといけないと思うんだけど
    その状態で5体を相手にするのは難しいかも?

    まだオーガと戦ったことはないんだけど
    トランス状態であれば通常攻撃だけでもオーガは倒せるのかしら。
    倒せるけれど長引くというようなら
    今回はスキルはすべて結晶体の破壊に回した方がいいと思う。
    オーガをピンチに追い込んだら、力が不十分な状態でも
    石棺を破壊して復活を急ごうとするかもしれないし。

  • [18]リヴィエラ

    2014/05/12-08:06 

    は、はいっ、かしこまりました。頑張って皆様についていきます…!
    レント様の道案内が心強いです…(ほっとしたように微笑む)

    ロジェ:
    結晶の破壊だが、俺もフェルドに加勢させて欲しい。
    MPを温存しておいて、『ダブルシューター』で結晶の破壊を狙ってみようかと思う。
    途中でオーガに出会ったら皆で倒すのは賛成だ。
    囮役は危険だが…レントとアンリさんは、どうか気を付けて。

  • [17]音無淺稀

    2014/05/12-03:41 

    そうなりますと…
    それでは私はお二人が囮をして下さってる間に結晶の破壊する側に回ろうかと。
    んー…ただ多分フェルドさんだけですといかんせん火力不足なところがあるかもしれないのでどなたか…一緒に…(震える声

    耐久度的に無理そうでしたら動かすか傷つけるかしてみたいと思います。

    あと、途中でオーガに出会ったら皆で倒すのは賛成です。
    ただでさえ強い相手ですし…用心してかからないと。

  • [16]葵

    2014/05/12-01:11 

    んーっと…もしかしたら、なんですけど…
    私、前にこの石棺まで行ってるんですよ、ね。
    だから、少しはスムーズに到着する助けになれるかな、とか。
    ロジェさんと一緒でレント君もサバイバル持ちですから、
    道の探索も行けそうですし


    あと私は、途中でオーガと鉢合わせるようなら、
    そちらの撃破を優先したいな、と思います。
    一体ずつでも脅威ですし、まとまってないうちに皆で叩けた方が良いかなって。


    あ、孤立しないようにということなら囮側増えるのは嬉しいです
    私達ふたりだと攻撃力に欠けますし、アンリさんの攻撃力に期待ですね
    惹きつける分にはレント君のアプローチで集めちゃうでしょうし…

  • [15]リゼット

    2014/05/12-00:04 

    オーガは石棺を守るように囲っているということだから
    石棺に近づいていくに連れて遭遇する可能性が高くなっていくはず。
    オーガと遭遇するまでは無理せず結晶体を壊していって数減らしを優先。
    オーガが出始めたら厳しくはなるけれど石棺への到達、ウィンクルムの結晶体の破壊を狙う。
    難しい依頼だし、安全策ばかりでは切り抜けられないと思う。

    うちのアンリは遠距離攻撃ではちょっとお役に立てないかもしれないから
    不意打ち狙いにはうまく参加できないかもしれない…
    だからレントくんと一緒に囮として動けば、孤立させることなく行けるかもしれないと思ったわ。

  • [14]リゼット

    2014/05/11-23:59 

    少し整理しましょうか。

    石棺は今回の作戦的には獣道を進んだ先にある、言い換えるとゴール地点であると言えると思う。
    まずは獣道を進んで、道中で見つけた結晶体を破壊、もしくは傷つけていく。

    オーガを見つけたら、結晶体を配置していないかしばらく様子見。
    配置したと確認できた結晶体は位置を変えてみる。

    石棺までたどり着くことができたらウィンクルムの結晶体の破壊を優先的に試みてみる。
    その際囮を立てるなどしてオーガの注意を石棺からそらす。

    流れとしてはこんな感じかしら。

  • [13]リヴィエラ

    2014/05/11-17:27 

    わわ、初めましての方、不束者ですがどうぞ宜しくお願いします(緊張しつつ)
    た、確かに…オーガが敢えてその位置に結晶体を配置しているのだとしたら
    動かす事に意味があるのかもしれませんね…!

    葵様の仰る通り、遠距離攻撃を持つヤグズナルの攻撃を避けるのは…難しそうですね。
    ケガをされたら…もしかしたら応急手当くらいならできるかもしれませんので
    あ、あの…どうぞお申し付けくださいませ。

  • [12]淡島 咲

    2014/05/11-15:57 

    遅れましての参加失礼します(ぺこり)
    淡島咲と言います。よろしくおねがいしますね。

    …少しでも水晶を破壊できるよう頑張りましょう。
    水晶に囚われたまま破壊を呼ぶというのは調査隊の方にはきっと不本意でしょうから…。

  • [11]葵

    2014/05/11-15:50 

    確かに、配置からずらしたら、何かしらの意味はあるのかもですね。
    壊すまでの耐久度が高いのなら、動かすように衝撃を与えたり、
    押し退けるように攻撃を加えたりとか、できたら良いかも?
    それで光が消えたらそのまま次行けますしね

    ただ、多分ですけど、感知能力が高いヤグズナルを避けるのは
    もしかしたら難しいんじゃないでしょうか…
    スピードももちろん大事なんですけど、
    あんまり散開しすぎないようにした方が良いかも、です

  • [10]音無淺稀

    2014/05/11-02:50 

    遅めの参加失礼します。
    音無淺稀と申します。

    …亡くなってしまった方の為にも…できるだけ早く水晶の破壊をしてあげたいものですね…。
    特に調査隊の方は、戦って水晶に囚われたままだなんて…。
    せめて安らかに眠らせてあげたいですね…。

    かの人達が利用されない為にも、作戦は必要、ですよね(握り拳

    個人的には、水晶を壊す事ができなかった場合は…配置を動かすだけでももしかしたら違くなってくるのかなと。

    これは、破壊が簡単じゃなかったらの場合ですし、オーガに襲われる危険も考えるとあんまりいい案ではないのかもしれませんが…(神妙な顔で

  • [9]リヴィエラ

    2014/05/10-23:36 

    (はっとしたように)ヤックドロアの力場が、常時発動しているかもしれない
    可能性を、考えていませんでした…
    そうすると、結晶そのものをそ、狙撃する方が良いでしょうか…

    で、でも、レント様の身が心配で…もしケガでもされたら…(涙目になりつつ)

  • [8]葵

    2014/05/10-22:40 

    んーと、ちょっと怖いな、と思うのが、
    確かに他の破壊で食い止めることは有効だと思うんですけど、
    大きくて石棺の近くにある結晶が脅威であるのもそうだと思います。
    前に石棺を見たときは、びっしり巻き付いてたツタを枯らしてましたし、
    最悪光じゃなくて、直接的なエネルギーの吸収もあるのかなー、とか…


    だからどうでしょう、不意打ちの対象をオーガじゃなくて結晶そのものにしたり。
    ヤックドロアの力場が常時発生しているようなものなら
    もしかしたらこちらのレント君がアプローチで囮やることもできるかもですし


    もちろんすごく危険ですし、可能な限り石棺に近づかない作戦に賛成です、けど…

  • [7]リヴィエラ

    2014/05/10-21:18 

    あっ、本当だわ、結晶体は山のあちこちにあるのですね…
    多くの結晶体を破壊するには、ひとつの物に時間をかけられない…さすがリゼット様!

    ロジェ:
    スキルについてだが…もし、山を探し回るなら『サバイバル』、ヤックドロアを不意討ちするなら
    『ハンティング』で狙撃できるかもしれない。
    力になれるなら言ってくれ。
    あえて近付かないようにするのも良いと思う。

  • [6]リゼット

    2014/05/10-19:13 

    少し砕くだけでも力の供給を抑えられるのかどうかは試してみる価値がありそうね。
    出来るだけたくさんの結晶体を破壊する必要があるんだから
    一つあたりにかける時間は短いほうがいいものね。

    ヤックドロアは石棺の近くに配置されているということだから
    あえて近づかないようにするのがいいんじゃないかしら。
    もし倒すなら遠距離からの一斉攻撃で不意打ち狙い、とか…?

    危険を冒してウィンクルムの結晶体を破壊しに行くというよりは
    周りの大きな結晶体を砕いて回って力の供給を可能な限り減らすのが
    今の私達の身の丈にあったやり方だと思うわ。

  • [5]リヴィエラ

    2014/05/10-18:35 

    ロジェ:
    横からすまない。
    葵の言う、『ヤックドロア』について気になっていた事があったんだ。
    『自身の周り3m四方に敵の攻撃を防ぐ力場を発生させる力を持つ』…という事は
    自身の周りにバリアーを張っているような状態で、
    ヤックドロアとその周り3mはいかなる攻撃も受け付けない…つまり無敵…か…?

    そうなると、囮で誘き寄せる必要が出てくるのかもしれないな…

  • [4]葵

    2014/05/10-18:13 

    挨拶が遅くなってごめんなさい、葵って言います、よろしくおねがいしますね

    ちゃんとした埋葬とかは難しいとは思いますけど、
    感傷はあっても良いと思いますよっ

    壊さなきゃは同意ですけど、
    たとえば少し打ち欠いただけでも力を失うならそれでもよし、ですし
    もしももっと砕かないとでも、皆の思いがなくなるでもないですし…


    うん、確かに定置される結晶体の重要性は高いと思いますし、
    ルールを把握して手早く破壊していけたら良いですね。
    けど、それを守るオーガも厄介ですよね。
    ヤックドロアなんかは居ると二人の結晶体も破壊しにくそうですし、
    数人で囮になって逃げるとかしないと、でしょうか…

  • [3]リヴィエラ

    2014/05/10-15:31 

    ご、ごめんなさい、私ったら感傷的になってしまって…リゼット様の言う通りだわ。
    せめて心の中で祈りつつ、あの方々の想いを無駄にしない為にも
    私も覚悟を決めます…!(ガタガタ震えながら)

    私もリゼット様の案に賛成します。
    『決められた場所』に配置している結晶体こそ、オーガにとっては
    封印を破る一番の鍵になっているのかもしれませんね…

  • [2]リゼット

    2014/05/10-15:13 

    リゼットよ。連れはアンリ。よろしくお願いするわね。

    きちんと埋葬して弔いたい気持ちもあるけれど
    おそらくウィンクルムの結晶体はオーガの復活に大きく影響を与えているんじゃないかしら。
    だからもしたどり着くことができたらその時は破壊する方がいいと思うの。
    彼らの思いを無駄にしないためにもね。

    オーガが「決められた場所」に配置しているっていう結晶体がにおうわね。
    手近な結晶体を破壊しつつ、オーガが結晶体を配置している場面に遭遇できたら
    その結晶体を必ず破壊するようにしていきたいわね。

  • [1]リヴィエラ

    2014/05/10-08:57 

    こ、こんにちは、リヴィエラと申します(緊張しながら一礼)
    死んでしまったら結晶になってしまうなんて…。
    危険な任務ですが、どうしても無念の中結晶化してしまった勇敢な方々を
    弔って差し上げたくて…
    足手まといですが、ど、どうかご一緒させて下さい…!

    ロジェ:
    こいつのパートナーのロジェと言う。
    危険過ぎる任務だが、こいつが退かないものでな…どうか宜しく頼む。


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