プロローグ
●なりたいのぉ!!!
タブロス市街を歩く赤、ピンク、青、紫、黄色、茶色とカラフルな小熊。
旅をしているのか背中にリュックサックを背負い、赤は紫と、ピンクは青とそして黄色は茶色と手を繋ぎキョロキョロと街並みを見ながら歩いている。
もちろんタブロスの人々は珍しい光景に小熊達を見ているが、見られるたびに笑顔を振りまく小熊。
「くまさん、どうちたの?」
3歳ぐらいの少女がフワフワの毛並みに手を伸ばしながら声を掛けてきた。
小熊達は嫌がる素振りも見せずそのまま撫でられる。
「A.R.O.A.っていうところに用事なのぉ~」
1匹がそう答えると他の小熊も「なのぉ~」と同意した。
「?」
3歳児には良くわからないのか小首を傾げている。
暫く会話を続けていたが、
「よくわかんにゃいけどクマちゃんがんばってね」
そう言って去っていく少女に「ありがとうなのぉ~」と全員が手を振った。
「応援されたから頑張るのぉ~」
ピンク小熊がフワフワの拳を作り強く握る。
「絶対になるぉ~」
続いて青小熊。
そうして円陣を組みだして「なのぉ~」と気合を入れた後A.R.O.A.に足を延ばして行った。
昼下がり、A.R.O.A.の職員達は昼食を終えて皆午後の仕事に取り掛かっているところだった。
「たのも~~~~なのぉ~」
勢いよく扉が開く。
開いたドアを見ると小熊がいる、それもカラフル。
カラフルな小熊を見たことが無いのか、疲れのせいか目がおかしくなったのかと何度も瞬きしたり。擦ったりする数名の職員。
「失礼しますなのぉ~」
しかも言葉を話している……これ何?何者?と今度はまじまじと小熊達を見る。
そんな様子の職員に気にせずに受付にいる職員へと近寄る6匹。
その形相は鬼気迫るもの……のようだが、なんだかほわわんとしている。
「おねがいがありますなのぉ~!」
「「「「「なのぉ~」」」」」
代表にと茶色小熊が勢いよくそう言った。
茶色小熊は仲間から人の言葉を教えてもらったばかりで少したどたどしいが、その言葉には力強さを感じる。
「えっと……なんでしょうか」
どうやら依頼とかではないようだと、少し困り顔で対応をする職員。
「ウィンクルムになりたいのぉ~!!!」
瞳を輝かせながらそう告げた。
「は?」
その言葉にもちろん職員は呆気にとられている。
ウィンクルムはなりたいと言ってももちろんなれるものではない。
「お願いしますなのぉ~」
黄色小熊は瞳に涙を薄っすら浮かべて懇願してくる。
「小熊さん……」
弱ったなぁ~と職員は頭を抱える。
そこで小熊達は今まで出会ってきたウィンクルムについて語りだす。
瘴気で自分達の故郷が覆われたときのこと、家具の販売がうまくいかずに困っているところを人と話せるようにと教えてくれたこと。
そして茶色小熊がオーガ化しそうになった時颯爽と解決し、自分達を守ってくれたこと。
それを語る小熊達はうっとりとしていた。
職員はその話を聞き、「なるほど」とは思うもののウィンクルムはなろうと思ってなるものではない。
ウィンクルムとはなんなのか、そして危険性などを説明する。
しかしそれでも小熊達は「やなのぉ~」と言わんばかり首を横に振るばかり。
そして小熊達は持久戦へともっていく、良いと言われるまでここを動かないと。
いや、そう問題ではないのだが……。
1時間、2時間、そんな長い時間が経過していく。
職員はたまに小熊達の様子を見るが、強い意志の表れか動きそうにない。
「なるのぉ~」
紫小熊は目に涙を溜めている。
このままでは小熊達も可哀相だと、職員は一つ方法を考え付く。
今ウィンクルム強化のため訓練を日々行っていることを使い1日体験をさせてみてはどうかと。
そして現役のウィンクルムについてもらい、ウィンクルムの大変さや戦闘でのことなどを話してもらい説得してもらうのはどうかと。
ここにずっといても何も解決はしない。
それに憧れているウィンクルムの言葉になら耳を貸すだろうと。
募集をしよう、それしかない……頼むウィンクルム……あんな目で見られたら罪悪感とかなんかで……。
職員はその考えを「ウィンクルムになるのは無理」なことは伏せつつ小熊達に話した。
(今現在危険な場所になるが、頼んだぞウィンクルムよ!)
職員はそんなことを思っていた。
解説
●目的
タブロス旧市街で戦闘の見学、小熊達と一緒に訓練(指導)し、ウィンクルムにはなれないことを説得する。
●小熊の特徴
・小熊達(共通の特徴)……二足歩行し、人語を解します。行動や思考は人と変わりません。
好奇心旺盛で、フワフワの毛並みで人懐っこいです。優しく思いやりがあります。
好物ははちみつ、木の実、とうもろこしです。
・ピンク……リーダー的存在の女小熊、特に好奇心旺盛だが、集中すると周りが見えなくなる。
皆のためなら体を張る。神人希望。
・青……甘えん坊で無邪気な男小熊。喜怒哀楽がはっきりしているが小心者。抱きつき癖あり。
ピンク小熊の恋人で彼女を守る事を優先する。精霊希望。
・紫……泣き虫の男の小熊。綺麗な男性に目がなく、甘えたがる。
正義感は強く、恋人の赤小熊のためなら何でもする。精霊希望。
・赤……真面目な女小熊。皆があたふたとしていると落ち着かせる行動を取る。
神人希望。
・黄色……愛嬌があり、人の話を聞きつつ持論を展開する頭の良さをもっている。
恋人の茶色小熊をウィンクルムに助けてもらったので、自分もなりたいと願っている。神人希望。
・茶色……最近仲間の元に戻ってきた男小熊。行動力があるが抜けているところがある。
他の小熊達より少々言葉への理解が乏しい。精霊希望。
●してほしいこと
・男小熊は精霊を希望しているのでジョブを決めてあげ、訓練(指導)してあげてください。
・聞き訳がないわけではないですが、今回は意志が強くただ「なれない」というだけでは説得は不可能です。
・オーガが出た場合は守ってあげてください。(小熊達が邪魔になる場合もあります)
●訓練(指導)や土地について
・タブロス旧市街でウィンクルムの市民を守る戦いを見学し安全そうな場所で訓練(指導)を行います。
・デミ・ワイルドドックが最近その安全そうな場所でよく確認されており、撃退に時間がかかるとDスケールオーガがやってくるかもしれません。
ゲームマスターより
草壁 楓でございます。
小熊達再び登場となります。どうしてもこの子達が好きでしてまた書きたくなりました。
今回はウィンクルムになるべくタブロスまで旅をしてきたようですね。
言葉を話せるネイチャーって素敵♪
小熊達は過去エピソードに出ておりますが、そちらを読まなくても問題ございません。
楽しく愉快な小熊達をどうぞ宜しくお願いします。
皆様のご参加お待ちしております!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
手屋 笹(カガヤ・アクショア)
小熊さん達、お久しぶりです。 ウィンクルムになりたいとは何とも無茶な… 危ない事だけはさせないように。 演習の見学を見守ります。 訓練担当:赤小熊さん&紫小熊さん 紫小熊さんはどんなジョブが良いのですか? 特訓してもらいましょう。 赤小熊さんにはウィンクルムとして戦うにはインスパイアスペルと 神人から頬へのキスが必要だと説明します。 ウィンクルムはこんな いつ終わるか分からない戦いに身を投じています。 あなた達はそんな戦いを続ける事が出来ますか? と聞いてみましょう。 デミオーガが出現後カガヤとトランス。 小熊さん達を護符を展開して後ろにかばい 精霊さん達を抜けてこちらに向かってくるデミオーガに対処します。 スプーンで攻撃。 |
かのん(天藍)
ピンク小熊向け訓練 最近は前衛にも出ますけど神人って最初は守られてばかりです 精霊のサポートを行えるように身の守り方や怪我の応急処置の練習しましょうか おやつに木の実持参 説得 小熊さんがウィンクルムになって木工製品を手に入れられなくなったら悲しいです 小熊さん達が作った物は使い心地が良くて幸せな気持ちになれるんですよ オーガや瘴気に関わるとどうしても辛いとか悲しい気持ちが増えてしまうから、幸せな気持ちをくれる小熊さん達のお仕事は凄いと思うのですけれど 敵襲撃時すぐトランス 天藍の隣で調律剣天に掲げ彼の武器の攻撃回数増加 その後、安全な場所まで退避し護符を展開して小熊の護衛 近づく敵がいたら他の神人に護衛を任せ迎撃 |
吉坂心優音(五十嵐晃太)
☆会話術使用 ☆心情 「小熊ちゃん達が戦うなんて危険だよぉ! 怪我したら大変だもの!」 ☆戦闘 ・敵を発見次第トランス ・敵から小熊達を護衛 ・戦闘中小熊達を行かせない ・万が一敵が来たら武器や体術で応戦 ・精霊の動きを見て学ぶ様伝達 ☆茶熊担当 ・受身や体術等を教える ・インスパイア考える 「ねぇ茶熊ちゃん、ウィンクルムって結構危険な仕事なんだよ? 誰かを護る為の仕事だから怪我だってするし一歩間違えたら死んじゃう時だってある でも、大切な人達を守りたいって気持ちは分かるよ だから、今日はあたしが守る術を教えてあげる! 後、インスパイアも決めちゃおう! トランスは出来ないけど其れ位決めても良いよね! よーし!茶熊ちゃん頑張ろう!」 |
シルキア・スー(クラウス)
小熊さん達に 初めましてと挨拶を 可能ならもふらせてもらいたい(感想は「至福~!」 なれない理由を聞いた上でそれでもと願うのはよほどの決意なのかな? 本気度を知りたい、小熊さん達の態度や発言を終始気に留めておきたい 演習見学 連携と助け合いがわかるかしら、自分達の役割を理解した動きね 訓練中(トランス済 オーガ警戒 オーガ出現は皆に報告 小熊達の護衛につきたい 彼等の意思、考えがセラピーに沿うものならAROAに提案 彼等の容姿と性格を生かして、オーガ被害に遭った村等でのセラピー支援をお願いしてみてもいいのでは 浄化や慰問に向かうウィンクルムに同行する形で どうでしょう? 適正はもふればわかります 今日の経験が役に立つと信じ |
エセル・クレッセン(ラウル・ユーイスト)
小熊たちが、ウィンクルムになりたい、かあ。 うーん、小熊たち結構多才だからなあ、家具作ったり人語を話せるようになったり。 戦い方も、身につけられるんだろうけど…。 私たちは演習の見学と訓練中の護衛と警戒してることにするな。 私は周囲の警戒が主かな。何かあったら状況を観察して皆に伝えるようにする。 あ、でも訓練で一つ提案。 インスパイア・スペル、考えるのはどうかな?小熊たちどんなの考えるんだろう? 説得 ウィンクルムになりたいって思うことは止められないから。 でも、なろうと思ってなるものでもないから。 本当になれるまでは無茶しないで欲しい、かな。 …小熊たち、本当にウィンクルムになったら何がしたいとかあるんだろうか? |
●初めましてと久しぶりなのぉ~(ドキドキ目)
朝の日差しが眩しい中、タブロスのA.R.O.A.本部玄関前には5組のウィンクルムが集まっている。
軽い説明が終ったのを確認すると、エセル・クレッセンの精霊であるラウル・ユーイストが職員に近寄る。
「演習の地図はないか?」
そう言われると職員はタブロス旧市街の地図を手渡す。
手渡されたラウルは演習の見学をするのに邪魔にならない場所、訓練するのに安全そうな場所を確認しながらA.R.O.A.の職員に聞いていく。
そこにリュックを背負った小熊達が現れた。
「よろしくおねがいしますなのぉ~」
全員に丁寧なお辞儀をする。
手屋 笹がそれに応えるようにお辞儀をし小熊達に近付いていく。
「小熊さん達、お久しぶりです。ウィンクルムになりたいとは何とも無茶な……」
見知った顔を見ると小熊達は安心したように『お久しぶりなのぉ~』と返す。
少し困り顔の笹の精霊カガヤ・アクショアも挨拶を交わし、
「理想で危ない事されるのも困るしA.R.O.A.に来てくれたのは有り難いことかもね」
そうですね、と笹は答え思う。
(危ない事だけはさせないようにしなくては)
「初めまして」
シルキア・スーがにこやかに声を掛ける。彼女の精霊のクラウスも一緒に同じ挨拶を交わす。
「はじめましてなのぉ~」
人懐っこさからかシルキアに小熊達が近寄る。
「もふもふさせてもらっていいかな?」
「どうぞなのぉ~」
快くどうぞと全員の小熊が手を広げる。
シルキアは順番に1匹ずつもふもふしていくと、
(至福~!!)
と顔をほころばせた。
そこに吉坂心優音と精霊の五十嵐晃太も近寄る。
「小熊ちゃん……ウィンクルムになりたいって……小熊ちゃん達が戦うなんて危険だよぉ!怪我したら大変だもの!」
心優音の心配が嬉しいのか小熊達は頷きながらも、
「心優音ちゃんありがとうなのぉ~、でもなりたいのぉ~」
黄色小熊が少し熊耳を下げつつ瞳を潤ませる。
(まぁ、テイルスがおるっちゃおるけど……何かがちゃうねん、コレは……アカン奴や……)
そんな様子を見つつも晃太は困ったような顔をしそう思った。
かのんと天藍にも久しぶりと挨拶をする小熊達。
エセルは小熊達を見つつ思う。
(小熊たちが、ウィンクルムになりたい、かあ)
なりたくてなれるものではないと職員は説明をしたが納得しないことは知っている。
「うーん、小熊たち結構多才だからなあ、家具作ったり人語を話せるようになったり。戦い方も、身につけられるんだろうけど……」
そんなエセルの様子にラウルは少しやる気がなさそうに
「……憧れるようなものか?」
とラウル。
「憧れもあるのぉ~でも、どうしてもなりたいのぉ~」
小熊達は勢いよくラウルに近付くとは彼は一瞬たじろいだ。
シルキアはその様子にふと思う。
(なれない理由を聞いた上でそれでもと願うのはよほどの決意なのかな?)
本気度を知りたいと彼女は小熊達の態度や発言を終始気に留めておこうと考えた。
●見学なのぉ~(キラキラ目)
タブロス旧市街の地図を見ながらウィンクルム5組と小熊6匹は演習場へと辿り着いた。
多くのウィンクルムが実戦さながらの演習を各々行なっている。
ラウルもオーガ等が現れてはと少し離れた位置から周囲の警戒を怠らない。
天藍は歩きながら小熊達全員に聞こえるようにジョブについての説明を始める。
「精霊にはそれぞれ自分が選んだジョブがあるのは知っているか?」
「じょぶ……?」
小熊達は天藍に群がると教えてと懇願する。軽く触れる程度に天藍が説明すると憧れの瞳で精霊達を見つめだす。
「後で訓練を行なうからその時にもっと詳しく説明しよう」
「ラジャーなのぉ~」
紫小熊が敬礼する。
そんなやり取りをしている最中特に好奇心旺盛なピンク小熊が訓練をしているウィンクルムに近付こうとする。
「すごいのぉ~」
咄嗟にカガヤがピンク小熊の手を引っ張った。
「コラ、危ないだろ」
「ご、ごめんなさいなのぉ~」
それからは小熊達は他のウィンクルムの邪魔にならいように見学をしていく。
「連携と助け合いがわかるかしら、自分達の役割を理解した動きね」
シルキアは演習を指差しながら説明をしていく。
たまに手裏剣などが飛んできては驚くが、それをクラウスが当たらぬようにと杖で弾き飛ばす。
「危ないこともあるけど、守りたいからならないとなのぉ~」
「赤ちゃん、頑張らないとだめなのよ」
赤小熊と紫小熊が話しているのをシルキアは聞き逃さない。
(守りたいものか……何かあるんだね)
たまにこそこそと何やら話している小熊達の話題をしっかりと聞き本気度が強いようだと確信してくる。
その隣でエセルも小熊達の動向を観察している。
●訓練がんばるのぉ~(マジ目)
職員から聞かされた安全そうな訓練場所に辿り着く。
安全そうとはいえ、最近オーガの目撃情報が寄せられるようになったことも聞かされていた。
ラウルは先行して安全かどうかを確認し全員に今は大丈夫そうだと伝える。
訓練を担当するのはかのんと天藍、心優音と晃太、そして笹とカガヤの3組である。
訓練を始める前にエセルが訓練を担当する3組に提案する。
「インスパイアスペル、考えるのはどうかな?」
それはいい案だと皆が頷く。
シルキアとクラウスは襲われてもいいようにとトランスをする。
「光と風、交わり紡ぐ先へ」
シルキアがクラウスの頬に口付けすると2人の周りには光をはらんだ風が舞う。
「あれがトランスだよ」
カガヤが説明をする。
インスパイアスペルを唱え神人は精霊の頬に口付けることによりオーガを打ち倒す力を手に入れることができると。
「すごいのぉ~」
感動したのかシルキア達から目を離せないでいる小熊達がいた。
「紫小熊さんはどんなジョブが良いのですか?」
笹とカガヤが赤小熊と紫小熊に訓練を開始した。
「ジョブ……」
う~ん、と悩みだす紫小熊を見てカガヤが自身のジョブであるハードブレイカーについて説明をする。
カガヤの説明に『それはかっこいい』と瞳を輝かせる。
ジョブはカガヤと同じで良いのだと判断し、A.R.O.A.に申請しておいた木刀を渡す。
「さぁ、私たちは神人についての訓練ですわ」
「はい!なのぉ~」
笹はウィンクルムとしての戦い方の基本を説明していく。
「まず、オーガと戦うにはインスパイアスペルと神人から頬へのキスが必要になりますわ」
そう言われて良くわからないと小首を傾げている。
そこで笹は先程シルキアが行なった行動だということを説明する。
「じゃ~その言葉いって、チューってするのぉ~?」
「そうですわ、インスパイアスペルを決めてみましょう」
好きな言葉でいいと言われて、しばし考える赤小熊。
「んと……はちみつ食べたい!なのぉ~」
「いいですわ」
木刀で打ち合いをしているカガヤと紫小熊。
疲れたとカガヤに抱き付く紫小熊を抱きとめると微笑ながら言う。
「絶対君たち、ウィンクルムよりも合ってる仕事があるよ」
と頭を撫でながら言われた紫小熊はカガヤの胸にスリスリと甘える。
(ほんと可愛すぎるから……)
よしよしと撫でながら、笹と赤小熊の様子を見るカガヤ。
笹は真面目な顔をして赤小熊に問う。
「先程の演習はみましたね」
「笹ちゃん、見ましたのぉ~」
「ウィンクルムはこんな……いつ終わるか分からない戦いに身を投じています。あなた達はそんな戦いを続ける事が出来ますか?」
その真剣な眼差しに赤小熊も真剣に答える。
「ウィンクルムみたく戦えれば街の人、森の仲間少しは助けられるかもしれないのぉ」
「守りたい者があるというわけですね」
「なのぉ~」
笹の真剣な眼差しに真っ直ぐと答える赤小熊の瞳は真っ直ぐだった。
揺ぎ無いことを知ると笹は納得したように赤小熊を撫でた。
その頃、心優音と晃太は黄色小熊と茶色小熊に訓練を行なっている。
「茶熊なりたいんジョブはなんや?」
「晃ちゃんとおなじのぉ~」
「シノビか?」
「うん!なのぉ~」
素直に答える茶色小熊に晃太は頭を掻きながら分かったというように頭をポンポンと叩く。
訓練用の手裏剣を投げて見せる晃太。
「すごいのぉ~」
「持ってみるか?」
晃太は訓練用の手裏剣を渡すと「誰にも当てないように」と注意をしつつ投げさせてみた。
「心優音ちゃん!」
「黄熊ちゃん、じゃあインスパイアスペル考えて皆で一緒に訓練だよ」
笹と同じようにシルキアが見せたトランスについても説明し一緒にインスパイアスペルを考える。
「ちゃーちゃんといつもいっしょ!なのぉ~」
「一緒だよね!じゃあそれにしよう」
元気良く返事した黄色小熊の手を引きながら晃太と茶色小熊に近付く。
「まずは、一緒に基本になる受身、それから体術ね」
心優音は丁寧に2匹に教えていく。
黄色小熊は器用にこなしていくが、茶色小熊はどうもうまくいかない。
「いたいのぉ~」
「そうやで、怪我もするし危ないことがいっぱいや、とは言え一概に諦めぇ言うんは俺かて辛い、せやから今から戦いの基礎を教えたる」
転んだ茶色小熊に手を差し伸べる晃太の言葉は茶色小熊の心に響く。
「ねぇ茶熊ちゃん、ウィンクルムって結構危険な仕事なんだよ?誰かを護る為の仕事だから怪我だってするし一歩間違えたら死んじゃう時だってある。
でも、大切な人達を守りたいって気持ちは分かるよ!だから、今日はあたしが守る術を教えてあげる!」
晃太と一緒に手を差し伸べる心優音。
「もしウィンクルムになれへんとしても、恋人を守るんはお前だけやで!」
そう言われ茶色小熊は一緒に訓練をしている黄色小熊を見る。
「うん、がんばるのぉ~まもるのぉ~」
手裏剣やクナイ、剣術、受身、体術の基本を指南していく晃太に、茶色小熊は一生懸命くらい付いていく。
その一生懸命さに心優音と晃太も心から答えるように教えた。
かのんと天藍はピンク小熊と青小熊の指導を行なってる。
かのんはピンク小熊に神人としての指南をしている。
「最近は前衛にも出ますけど神人って最初は守られてばかりです」
天藍と出会ったばかりの自分を思い出しながら話している。
「精霊のサポートを行えるように身の守り方や怪我の応急処置の練習しましょうか」
「かのんちゃん、お願いしますなのぉ~」
その近くでは天藍と青小熊が訓練を行なってる。
「青小熊はジョブは何にするんだ?」
「天藍と同じの!かっこいいから!」
かっこいいからかと少し呆れ気味に笑う天藍。
テンペストダンサーの双剣の型を見せ、流れるような動きに青小熊はうっとりする。
「ちゃんと見ていたか?これを持って一緒にやってみるか」
A.R.O.A.から双剣の練習用の木刀を手渡す。
「がんばるのぉ~!」
訓練をしながらテンペストダンサーについての説明を天藍は行なう。
「あ!!」
しばらく一緒に訓練を行なっていると、度々木刀を落としてしまうことに青小熊は涙を浮べながら悔しがっていた。
「青小熊、ウィンクルムになったら恋人を守るだけじゃなく彼女も前線に出て2人で他の者を守る事になる。
……最近俺は一緒に戦っているかのんを守りきれずに怪我をさせてばかりで自分の不甲斐なさを思い知らされている」
静かに諭すように天藍は語りかける。
「天藍が?」
「そうだ、恋人という立場だけなら何よりも彼女を優先できるけどな。それでもウィンクルムにならなきゃだめか?」
「なりたいの……守りたいの」
その言葉に天藍は「わかった」と訓練を続ける。
かのんとピンク小熊はインスパイアスペルを決めたところだった。
「皆を守る、でいいですね?」
「なのぉ~」
「私、小熊さんがウィンクルムになって木工製品を手に入れられなくなったら悲しいです」
ピンク小熊を見つめながらそう告げるかのん。
「小熊さん達が作った物は使い心地が良くて幸せな気持ちになれるんですよ」
かのんの言葉に嬉しそうに抱き付くピンク小熊。
「ありがとうなのぉ~」
「オーガや瘴気に関わるとどうしても辛いとか悲しい気持ちが増えてしまうから、幸せな気持ちをくれる小熊さん達のお仕事は凄いと思うのです」
「そう言ってもらえると家具作りもっと頑張るってなるのぉ~」
「じゃあ……」
「家具作りはやめないの!でも守りたいって思う気持ちがあるの!」
かのんの言葉に嬉しそうにしながらも、その気持ちが強い事を瞳は語っている。
「そうなんですね」
笑顔を浮かべるかのんはそれでは訓練を続けましょう、と言った。
●敵なのぉ~(ビックリ目)
訓練が終盤に近付いている頃、
「こちらには6匹のデミ。ワイルドドックだ」
クラウスは殺気を探知しそうシルキアに伝える。
「皆!デミ・ワイルドドックだよ!」
訓練をしているウィンクルムに聞こえるようにシルキアは叫ぶ。
「こっちには4匹近付いてきてるようだ!」
それとほぼ同時に反対側にいたエセルも叫ぶ。
敵襲来との声にトランスをしていないウィンクルム達は即座に行動する。
「共に最善を尽くしましょう」
かのんは天藍の頬へと口付けると地面に水面が広がり翠雨の雫が落ち波紋が広がる。
そして近くにいた青小熊を天藍は抱える。
「さぁ真実を解き明かそう」
晃太の頬へと心優音が口付けると四葉のクローバーが舞い散り橙色のオーラが辺りを包む。
「私達の全ては、ただ潰滅の為にある」
カガヤが笹の身長に合わせてしゃがむと頬にキスが落とされ風が吹き荒れる。
「思いを現す為に」
そして最後にエセルがラウルの頬にキスをし、全てのウィンクルムのトランスが完了する。
これがトランスという行動なのなど小熊達は勉強だと凝視していた。
小熊達を守るように周囲を固めていくウィンクルム達。
小熊達は敵が現れてもいいように恋人を守ると、訓練用の木刀や手裏剣を構える。
エセルは小熊を護衛するためあらゆる方向に気を配る。
デミ・ワイルドドックを確認した笹は小熊達を庇うように前へ出ると護符を展開する。
その逆方向でもかのんが護符を展開すると、守りは完璧となる。
かのんは天藍の隣で『調律剣シンフォニア』を掲げると彼の攻撃回数を上げた。
シルキアは小熊達にデミ・ワイルドドックが近付かないようにと守りの体勢へと入り、クラウスはシャインスパークを放つ。
クラウスの武器『タートルワンド』の効果により有効範囲が広がると、複数のデミ・ワイルドドックの目くらましに成功した。
眩しさに遠吠えをする動きを見せようとしたとき、仲間を呼ばれてはとシノビの素早い動きで晃太が手足と胴体を狙っていく。
同時に動いた天藍は青小熊をかのんへと渡すと、素早い動きで晃太とは逆の敵の動きを止める攻撃を繰り出す。
ラウルはダブルシューターⅡを使い少し離れた位置に居るデミ・ワイルドドックを連続射撃で攻撃する。
3人の活躍によりデミ・ワイルドドックの数は3匹と2匹、その2人を掻い潜り2匹のデミ・ワイルドドックが神人達と小熊達の元へと襲い掛かる。
その近くで両手斧を構えていたカガヤが飛び掛ってきたデミ・ワイルドドックをなぎ倒した。
神人に守られながらも小熊達は震えを抑えつつ自分の恋人、そして戦ってくれているウィンクルムのためと警戒し、唸っている。
残りの4匹は四方から一斉に攻撃を仕掛けてくる。
させないとクラウスがシャイニングアローⅡを放つと複数の光の輪が展開し同時に仕掛けてきた2匹の攻撃を反射しカウンターが成功した。
一斉に飛び掛ったと思われた4匹のうち2匹はその攻撃をかわす為に一瞬の戸惑いを見せたため致命傷とはならなかった。
これ以上長引かせてはと精霊達は行動へと出ようとしたとき、デミ・ワイルドドックは勢いよく飛び掛ってくる。
「こ、この~化け物~なのぉ~!!」
茶色小熊が渡されていた訓練用の手裏剣を複数投げつける。
それはもちろん当たったところで何もならないが、一瞬の隙を作る。
かのんは抱えていた青小熊を近くにいたエセルへと渡すと剣を振るう。
心優音もその隙を逃さずと片手剣を振るった。
全てのデミ・ワイルドドックを地へと返す。
●ありがとうなのぉ~(ウルウル目)
新たなる敵が現れてはと安全な場所へと移動し腰を落ち着かせる。
小熊達が戦闘での疲れや怖かったこと、でも良い経験ができたなどと会話をしているところへエセルとラウルが近付く。
「……小熊たち、本当にウィンクルムになったら何かしたいことがあるんだろう?」
そう話し掛けてきたエセルに全員が向き直る。
「うん、あるのぉ~」
もちろんと紫小熊。
「今まで生きてきて、たくさ~んの人に守られたりお世話になったのぉ~」
胸の辺りに手を当てて嬉しそうに答える赤小熊。
「怖いのきたら皆、いなくなるかもなのぉ~」
黄色小熊は寂しそうに告げる。
「それヤなのぉ~」
いやいやと茶色小熊。
「だから守れるようになりたいのぉ~」
青小熊が優しく微笑む。
「ウィンクルムになりたいって思うことは止められないから。でも、なろうと思ってなるものでもないから」
「なれないかもしれない……でもなれるかもしれないのぉ~」
ピンク小熊の瞳は真っ直ぐエセルの銀色に輝く瞳を見つめていた。
「じゃあ約束だ、本当になれるまでは無茶しないで欲しい」
1匹ずつ頭を撫でられながら小熊達は『分かりました!』と手を上げるのとエセルは笑顔を向けた。
そこにシルキアとクラウスも近寄ってくる。
クラウスは優しく小熊達を見つめると話し出す。
「良きパートナーを得て是を守り絆を紡いでゆく。信頼する仲間もいる、それはウィンクルムとの共通点だ。
それで充分ではないのか……他の者を救うはウィンクルムでなくとも出来るだろう」
その助言に小熊達は振り返ると瞳を見開く。
「オーガ殲滅はウィンクルムに任せる、そしてお前達はお前達が出来る事を成せばよいのではないか。
例えば、オーガにより深い心の傷を負った者がいたならばどうする?」
そのクラウスの質問に少しの考えた後、小熊達は答えた。
「助けたいのぉ~」
「その傷を治したいのぉ~!」
答えにクラウスは満足気に頷いた。
質問をしたクラウスの意図はウィンクルム支援、オーガ等で心に傷付いた人々のセラピーの適正が小熊達にあるのではと思ったからだった。
シルキアはずっと小熊達の行動や言動を聞き逃さずにいた。
本気であること、なりたい理由などさまざまではあるが共通して言えるのは「救いたい」「守りたい」と頻繁に言っていたことを。
無事の帰還に労いの言葉を掛け、安堵している職員へとシルキアは駆け寄る。
「小熊達の容姿と性格を生かして、オーガ被害に遭った村等でのセラピー支援をお願いしてはと思いました」
小熊達の意思、考えがセラピーに沿うものならと職員に提案する。
「セラピーですか?」
「浄化や慰問に向かうウィンクルムに同行する形で……どうでしょう?」
唐突な提案に職員は少し考えてみるが、出来るのかと小熊達を見る。
確かにこのカラフルさと愛嬌のある顔をみれば……でも、と職員はぶつぶつと話す。
「適正はもふればわかります!」
そう言って小熊達を1匹ずつ職員にモフらせる。
こ、これは……ふわふわだと、至福の時を得る職員。
「ずっとこの小熊達といて本気なこと、そしてウィンクルムとの共通点を見つけました」
職員に真面目な態度でシルキアは話す。
小熊達も真剣な眼差しで何度も頭を下げている。
「わかりました、会議にかけてみましょう」
その返事にウィンクルたちは笑顔を浮かべる。
「じゃあ小熊達は引き取り、そのようにできるように取り計らいます」
職員はこちらへと小熊達を呼ぶ。
今日1日お世話になったとそれぞれにお礼を言ってく。
かのんはご褒美だとおやつの木の実を渡す。
「かのん、天藍……ありがとなのぉ~」
ピンク小熊と青小熊は抱きつきながらお礼を言う。
ちゃんと合っている仕事があると話してくれたカガヤにお礼をいう紫小熊。
それぞれにお礼を言って別れを惜しんでいる小熊達を見ながらシルキアは思う、
(今日の経験が役に立つと信じてるよ)
と。
最後のシルキアの行動は小熊達の未来を決め変えた。
そして今回のウィンクルムの想いを胸にお仕事をする未来のお話はまた別のお話。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:手屋 笹 呼び名:笹ちゃん |
名前:カガヤ・アクショア 呼び名:カガヤ |
名前:シルキア・スー 呼び名:シルキア |
名前:クラウス 呼び名:クラウス |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 草壁楓 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 冒険 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 05月26日 |
出発日 | 06月02日 00:00 |
予定納品日 | 06月12日 |
参加者
会議室
-
2016/06/01-23:55
-
2016/06/01-23:54
プラン完了しました。
わたくしとカガヤの説得にどうも不安があるのですが、
うまくいきますように…! -
2016/06/01-23:50
-
2016/06/01-23:48
-
2016/06/01-23:46
みなさん、ありがとうございます。
プラン、提出しました。
小熊さん達が納得できる結果になりますように。 -
2016/06/01-22:09
遅くなりました
>シルキアさん
AROAへの提案素敵です
ただなれないよりも、私達と一緒にできることがあれば小熊さん達も納得しやすいかもですね
>戦闘
先に天藍が言っていたとおり、天藍がデミ対応私は小熊の護衛を考えていますが、デミの数が多く小熊側に向かってきた時は私も迎撃に向かうつもりでいます
>小熊対応
早いうちから希望を言ってしまっていましたが……ピンクと青小熊さんペアに訓練の提案しています
説得は【12】の内容と、私は小熊さん達の今のお仕事(家具等の木製品制作)が好きなことを少しお伝えしたいなと -
2016/06/01-21:49
晃太:
中々顔出せずすまん!
>提案
それはえぇ案やな!
ナイスやと思うで!
ウィンクルムになれへんって頑なに言うんも辛いしな…
>戦闘
こっちも俺がデミに集中してみゆには小熊達を守る様言うてあるで
もしみゆ達の方にデミが来たとしても応戦する様にも書いとくわ -
2016/06/01-21:28
>AROAへ提案
うん、シルキアさんの提案、私もいいと思うな。
訓練担当はもう十分だから、私たちも護衛と警戒する感じでいくことにするな。 -
2016/06/01-20:48
>手屋さん
ありがとうございます!
えーと、こちらの行動は
挨拶の際、可能ならもふらせてもらえないかなという行動で始まり
演習見学にちょっと小熊さんに声掛け
訓練中はオーガ警戒
出てきたら私は小熊護衛
クラウスはシャインスパークとシャイニングアローで対処
AROAへの提案は
小熊さん達の意思や考えが沿うものならという条件付けて
[14]のセラピー支援をお願いしてみては?と提案
意思確認できそうな言葉かけや質問して
最終的にはウィンクルム支援の道もいいのでは
という方向で仮プラン提出しました。
調整、変更可能です。 -
2016/06/01-14:13
>シルキアさん
>AROAへ提案
なるほど…小熊さんたちの気持ちを思うと単純に「ウィンクルムにはなれない」で
終わらせてしまうのも可愛そうですし良い提案だと思います。
それをプランに入れて頂くことにわたくしは反対ありません。
-
2016/06/01-13:37
思いついた事を
小熊達は、職員からウィンクルムになれない理屈は聞いて理解している上で
それでもなりたいと言っている訳なので、その意思は尊重してあげられないかな、と。
彼らが出来ないのはオーガと戦う事、瘴気を晴らす事等で、それ以外なら出来る事はありそうです。
例えばオーガ被害に遭った村を訪問して、恵まれた容姿を生かして動物セラピー的な活動とか、
そういう活動はマントゥールに狙われる可能性もあるかもなのでウィンクルムに同行する形で、
そんな風に最終的に持っていけないかと思いました。
そういう提案をAROAにする行動をプランに入れたいと思ったのですが、どうでしょうか?
>小熊の訓練担当
紫熊さんのペアを手屋さん方で担当して頂くので異存ないです。
>戦闘
デミワイルドドッグは数で出てきそうなのでこちらのスキルはシャインスパークで目くらましを。
私達は小熊の護衛に付く感じでいようと思います。 -
2016/06/01-12:35
こちらもあまり顔を出せず申し訳ありません。
本日は張り付いて居られると思いますので、何かありましたら遠慮なく。
>小熊の訓練担当
現状希望を出しておいでなのは天藍さんが青熊さんと、晃太さんが茶熊さんでしょうか。
紫熊さんのペアを特に希望される方がいらっしゃらないようでしたら、
カガヤとわたくしで見ようかなと思っています。
>説得
皆さんそれぞれで思うように説得で良さそうですね。こちらも承知しました。
とはいえ個人的には悟らせるようにとは考えていたものの、具体案が旨く出ずです…むうう。
思案しなくては…
>戦闘
Dスケールまで出てきてしまうと厄介さが増すだけですね…
手早くデミワイルドドッグ退治承知です。
どのくらい数が出てくるのか分かりませんが、
安全確保できるまでカガヤメインで戦闘します。 -
2016/06/01-05:26
すまないが、今日はこちらにあまり顔が出せそうにない
内容は確認して出発までに動きがあれば、対応するようにする
今の所こちらは以下のような考えでいる
>説得
これはそれぞれ種類があっても良いと思うんで、
ウィンクルムになると自分達2人が第3者を守ることにもなるので、恋人(神人)だけを守るってわけにはならないことと、神人も怪我をする危険性もあるってことを男小熊には訓練しながら話してみようかと思ってる
>神人小熊
インスパイア・スペル考えるのは良いな
同じことを書くのもどうかと思うので、かのんは精霊のサポートってことで、精霊達の訓練見ながら怪我の応急処置の練習を提案してみるつもりらしい
>戦闘
デミが出てきたら、小熊の護衛はかのんに任せて俺は戦闘に専念する予定
小熊達もいることだし、Dスケールが来る前にさっさと片付けて安全な場所に退避できたら良いかなと -
2016/06/01-00:07
相談に顔出せずすいません。
流れについてはこちらも了解しました。
>訓練
2匹のペアで一緒に訓練、いいと思います。
私達は小熊と面識がないのでここはお任せした方が良いかと思っています。
>説得
みなさんそれぞれの視点で説得や諭してあげたらどれかは響いてくれるんじゃないかと。
ウィンクルムになれなくても、大切なパートナーを得ているという共通点があるので
私の方ではパートナーとの連携や助け合いなんかの話を
話せる機会があればできたらいいかなと思っています。
今日はまめに会議室チェックしてます。 -
2016/05/31-21:38
流れとジョブは五十嵐さんの行っているので了解。
私もそれでいいと思う。
担当は特に希望とかは無いなあ。一度会っただけだし。
>神人小熊
インスパイア・スペル、考えてもらうのいいかも。小熊たちどんなの考えるんだろう。
そう言えば、私たちのはなんでこれにしたんだったか…。
>説得
「なれない」というだけでは無理、か。
小熊たち結構多才だからなあ。家具作ったり話せるようになったり。
戦い方も、身につけられるのかもな。
ウィンクルムはなろうと思ってなるものじゃない、から。
本当になれるまでは無茶するなっていう風にもっていくのかなあ…?? -
2016/05/30-21:14
晃太:
>流れ
演習の見学→ジョブ決め→訓練+説得(並行作業)→デミドックとの戦闘、って事やな?
改めて把握したでー
>ジョブ
ほなら最初にどんなのがえぇのか聞いてみて、特に何でもいい感じやったら俺らの中のジョブに決めれば手っ取り早いやんな
武器も本部に申請出来るかプランに俺の方で書いてみるわ
>神人小熊
主に神人希望は、インスパイア唱えながら頬にキスする事や軽い戦闘か…
みゆが体術に長けとるから軽い受身なら教えられると思うで
>担当
個人的な希望を言うなら、俺は茶色担当がえぇかな
会ったことあるしな(にっ -
2016/05/30-05:58
>ジョブ
「してほしいことの中で、男小熊はジョブを決めてあげ訓練」、とあったので、プラン内に小熊ごとにジョブの記載が必要かと思っているのですがどうなのでしょう?
決める過程が分かればそこまでは必要ないでしょうか
>武器
精霊が常に手を添えていればなんとかなるかもと思いましたが、小熊サイズでは無かったとしても、訓練用の物があった方が危なくはないかもですね
>神人小熊
精霊希望の小熊さん達と精霊さんの訓練見つつ、神人からの説得が主になるかしらと思ってました
小熊さん達が希望するなら、女小熊さんも一緒に訓練も有りかなと思ったり
>流れ
改めて読み返しましたが、見学する旧市街の戦いはA.R.O.A.が実施している演習ですよね?
他のウィンクルムが演習をしているところをまず見るのかなと思ってました
演習の見学→ジョブ決め→訓練+説得(並行作業)→デミドックとの戦闘
こんな感じでしょうか? -
2016/05/30-00:12
ほんとに思っている事をざっくり書いてしまいましたが、
解説の特訓の部分に男小熊は~とありましたね…
男小熊さん達のジョブを決めた後、女小熊さんと特訓というのは可なのでしょうか。 -
2016/05/30-00:02
手屋 笹と精霊のカガヤです。
皆様よろしくお願いします。
小熊さん達とお会いするのは久しぶりですね。
>ジョブと小熊達の武器
ジョブはご本人達に希望があれば、それを優先特に無ければ
今回参加されている精霊さん達のジョブと何となく考えておりました。
武器はさすがに精霊さん達の武器を貸すのは危ないような…と思いました。
扱いきれない武器を渡して無理と悟らせるのも手かもしれませんが、
その前に思わぬ事故があっても怖い気がしますね…
AROAから訓練用に武器を借りられればそれが良い気がします。
>おおまかな流れ
概ね天藍さんと同じ流れを想定していました。
ただ説得は説得を行うというよりは、
訓練の中で、自分達には無理だと悟らせる感じが良いのかなとぼんやりと。
>神人小熊
ウィンクルムになりたいと仰ってるなら
二匹1組で見てあげればよいのではと思いました。
と現状思っている事をざっくりと。
-
2016/05/29-19:19
私はエセル・クレッセン。パートナーはプレストガンナーのラウル・ユーイスト。
どうぞ、よろしく。
私も、前に小熊たちに会ったことがあるから来てみたんだけど。
説得…、なんて言えば納得してもらえるだろうか…。
>流れ
解説を見ると、戦闘の見学→訓練→説得かと思ったけど。
ジョブを決めるのは訓練のところかな?
ただ、これ、戦闘の所で戦うのは誰なんだろうという気はする。
>ジョブ+訓練
小熊にジョブの希望があるなら、それに合わせればいいと思うけど。そこまで考えてるのかなあ。
性格で合いそうなジョブを提案してみるのもいいかもな。
訓練用の武器とかA.R.O.A.で貸してくれ、ないかな?
人間用の武器を小熊たちが持てるかどうか、ちょっと不安だけど。
それと、神人側の方は訓練とかどうすればいいんだろう? -
2016/05/29-14:31
全員揃う前に再び出てきて悪いんだが、晃太が小熊のジョブ案出してくれてるんで俺も思ったことと、個人的な希望と言わせて欲しい
>ジョブ+訓練
ジョブ決めてってことは訓練で自分達の武器に触らせる又は、事前に訓練用の武器用意していくのかと思ってた
↑の前提があったんで、持ち込みより自分の武器触らせる方向で、今回参加する精霊の中で訓練担当する奴のジョブにしたら良いんじゃないかと思っていた次第
(途中でデミが来た場合、素直に返してもらう必要が出てくるが)
で、小熊(精霊側)1人につき、精霊最低1人ついて護衛と訓練兼ねてたらどうだろうかと
>個人的な希望
もし、小熊(精霊側)に精霊1人ずつ貼り付けるんなら、前に2度ほど会っているんで、青の担当できたら良いなと思っている
勿論、現状の希望でしかないので、皆でまとめて指導とかでも構わない
>流れ
ジョブ決めは先かなと思ってた
説得して納得してくれるのなら、訓練の必要が無くなりそうだしな
ジョブ決め→訓練+説得(並行作業)→戦闘
俺はこう思ったってだけだから、皆の意見を聞きたいところだが -
2016/05/29-14:04
晃太:
心優音と晃太や、よろしゅうな!
小熊達をは何度か顔合わせしとるから参加したんやけど…
まさかこないな依頼やとは…
可愛えけど、なぁ…?(汗
イメージとしての小熊達のジョブを思いついたんやけど言っても良いか?
青→RKか後衛のLB
紫→PGとかEW
茶→前衛のHB、TD又はSI
を考えた
でもまぁ本人の希望を聞いてから決めるのも有やと思うしそこら辺どうするか皆の意見聞きたいわ
流れとしては、説得→ジョブ決め→訓練→訓練中に戦闘…って感じやろか? -
2016/05/29-08:38
シルキアとライフビショップのクラウスです。
指導人数は足りるみたいですね、訓練中私達は周りの警戒役でも全然構いません。
どうぞよろしくお願いします。 -
2016/05/29-00:29
神人かのんとパートナーの天藍だ、よろしく
何度か会った小熊達からの依頼だと来て参加したが……なんと言うか、だな
(それよりも小熊達が恋人同士だったことに驚いてる様子)
男の方にはジョブ決めて訓練と、説得に護衛ときたか
ま、怪我させるわけにはいかないよな