五色の瞬き(あご マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

「え? 宝石の森に異変?」

 突如としてもたらされた依頼の内容に
A.R.O.A.の受付は一瞬ざわついた。
宝石の森、とは、以前ウィンクルムたちが
二度の死闘の末に事件を解決した森だ。
だが、ここへきてその宝石の森に新たな異変が表れているという。

 依頼のの詳細を確認した受付嬢は首を傾げた。
今回、異変に出くわした村人は五人いるが、
遭遇した異変の内容に、大きく差異があった。
どうやら、五人が五人とも、違う幻覚を見たようだった。
更に、幻覚を見ていた時間は一瞬。
隣に居た友人も、当人の異変に気づかない程度の時間だという。
持続時間が長かった以前までと比べれば、
明らかに短くなっていた。
そのおかげで、異変を引き起こしているらしい敵の姿も
しっかりと確認してこられたらしい。
 
どうやら、敵は以前と同じくデミ・バク。
ただし、大きさは以前のものより小さく、サッカーボール大とのこと。
それがどうやら五匹。
各々なわばりをもっていて、他の個体の近くには寄らない。
五匹それぞれに違う幻覚を見せて来るようだ。
更にたちの悪いことに、一匹ずつの能力は低いが、
五匹同時に倒さねば、一匹倒した時点で
他の四匹は逃げてしまうであろうということだった。


 受付嬢は、依頼内容を記した用紙を
A.R.O.A.の掲示板に張り出した。

【急務! 宝石の森のデミ・バク討伐!】

解説

宝石の森にてデミ・バクを退治してください。
敵情報 デミ・バク
・赤
 攻撃力が高く、火属性の攻撃の効果が半減します。
 周囲に落ちているルビーに当たると、一瞬、自分かパートナーが不治の病に侵される幻影を見ます。
・青
 素早さが高く、水属性の攻撃の効果が半減します。
 周囲に落ちているアクアマリンに当たると、一瞬、自分がパートナーからの信頼を失う幻影を見ます。
・緑
 防御力が高く、風属性の攻撃の効果が半減します。
 周囲に落ちているエメラルドに当たると、一瞬、自分の恐怖の対象の幻影を見ます。
・黒
 突出した能力はありませんが、全ての物理攻撃の効果が半減します。
 周囲に落ちているオニキスに当たると、一瞬、パートナーから敵意を向けられる幻影を見ます。
・白
 突出した能力はありませんが、全ての魔法攻撃の効果が半減します。
 周囲に落ちているオパールに当たると、一瞬、自分もパートナーも不幸になる幻影を見ます。

ばらばらの位置にいるバクたちを、手分けして五匹いっぺんに倒すこと。

ゲームマスターより

久しぶりの宝石の森ですが、今までのものを読んでなくとも全然問題ありません!
幻覚について書かれる場合は、
神人or精霊 が、五種の中からどんな幻影を見るのか。
そして何を思うのか、ご記入いただければと思います。
勿論、宝石に当たらずバクを倒すことも可能です。
今回の幻影は一瞬ですので、すぐに戦闘に復帰できます。
フラッシュバックのように垣間見えた幻覚を
パートナーに打ち明けるかどうかはお任せします。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)

  五匹同時に…か
インカムor時刻をあわせ同時に倒せるようにしないとな
あとは、タイミングだ
持ち場に付いたら気取られないような隠れようか


俺達は「緑」
*双眼鏡等で探索し確認

気付かれない距離からランスが一寸早めに魔法詠唱(詠唱時間の調整
俺は風下からバクに近づく
ランスが撃つ直前に身を起こしバクの注意を引く
弓を杖のようにして近接戦をしかける素振りだ
*飛び退り魔法の余波を避ける

ごめんな…
デミ化しなければのびのび生きられたろうに…

☆緑バクが倒れる時、他バクがまだ動いてたら、すぐ弓を射る

◆事後
ランスの様子が変なので案じる
彼の答えに怪訝な思い

エメラルドを一個持って透かす
何か、見えるだろうか
…宝石に罪は無いけれど…



セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  【白】担当

報告書は読んできたけど5匹同時に倒さないといけないのか
皆、信じてるよ僕らは僕らで頑張ろう

■仲間内で実行時間を決めておき、それまでに発見と準備トランス、ハイトランス・ジェミニ
隠れて待機。インカム(か装備のサイバースノーヘッド「ウサミミ」)で最終確認して同時に討伐を目指す
※音通不審やトラブルには時間を優先で討つ

(サポートするから一番はバクに集中してね)
確認し、手で丸印を作ってタイガに合図。攻撃開始

■銃でバクの行く手を塞ぐ
タイガの足元に触れそうになる宝石を弾く
逃げられそうなら撃ち

◆宝石
タイガ!
大丈夫。仕留めてる。発動後の着地にも気をつけてよ
…何か幻覚みえた?無理ならいいから

安心した(微笑


アイオライト・セプテンバー(白露)
  始めに皆で開始時刻を打ち合わせてから、それぞれの場所に散らばってトランス、約束の時間になったら一斉に攻撃…かな?
インカム(ネコミミ)で連絡出来るようなら、他の人にも聞いて確かめるよ

あたしとパパは【黒】狙い
最初の一撃はパパに任せるよ
デミが逃げ出したらすぐ追っ掛けられるよう、パパとは反対の方向で待機しよ

あ、オニキス触っちゃった
……(白露の裾ぎゅっ)
あのね、夢のパパがね
「ぱんつなんかで遊ぶ子は嫌い」って恐い顔であたしに言ったの
本当のパパはそんなことないよね、優しいよね?
ぱんつは止めないけど、AROAのお仕事もっとがんばるから
わーい、パパが可愛いって言ってくれたー
よーし、今日もがんばっちゃうぞー(笑顔



蒼崎 海十(フィン・ブラーシュ)
  【青】担当
五匹同時に倒す為、実行の時間を決めて置き、隠れて待機。インカムで最終確認して同時に攻撃開始
インカム不可の場合は、時計の時刻を皆で合わせ、同じ時刻に攻撃開始

トランス化→ハイトランス・ジェミニ
魔守のオーブで魔法力場
フィンの盾となりサポートする
俺を信じて、フィンは攻撃に集中してくれ!

動きが止まるフィンの前に出、攻撃を防ぎながらに叫ぶ

フィン!しっかりしろ!

フィンに何をした!
敵を睨み護身刀で斬り付け、フィンに今だ!と

戦闘後、フィンに幻影の事を聞いて驚く
そして笑う
だって、おかしいし。絶対に有り得ない
俺は世界で一番フィンの事を信じてる…フィンの手を取る
だから、そんな顔するな
…一緒に帰ろう(手を繋ぐ



俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
  ネカと二人で赤担当

インカムを申請しておき仲間との連絡を取り合う
支給無理なら腕時計をしていって、時間を決めてタイミングをはかる
何時何分かは事前に決めて周知しておく

ついたらトランスして前へ
探す時はネカが敵に気付かれないよう背後に隠しながら
魔法を警戒されたらやりづらいからな
敵発見後、盾を構えて、ネカが狙いをつけやすいように引き付ける
俺の攻撃で倒れるほどやわじゃないと思うが、とどめは刺さないよう気を付けて
できればネカの魔法の射線が通るような配置に誘導
宝石には触らないように気を付ける

戦闘後ネカを励ます
戦闘に集中してたんだ、気にすんな
仮に今同じ幻を見たらどう思う?
って、バカ泣くな
…ここにいるだろ(頭ぽん



 双眼鏡を覗き込んだアキ・セイジは、敵の姿を確認して身を屈めた。
隣にいたヴェルトール・ランスにも合図する。
幸い、敵は未だ彼ら二人に気が付いていないようだ。
手にした時計にちらりと視線を走らせれば、
事前に仲間たちと取り決めておいた攻撃開始時間にはまだ余裕がある。
「五匹同時に…か、あとは、タイミングだ」
 今回の依頼は普段の依頼と違い制約が多かったため
戦略面での対策を入念に打ち合わせ、
万全の体勢で一同はこの宝石の森へと足を踏み入れたのだ。
五匹のバクたちの中で、二人が担当することになったのは緑色のバクだ。
「セイジ、そろそろトランスしておこうぜ」
 ランスの言葉に、セイジも頷いてパートナーの頬に唇を寄せた。
詠唱するのは『神様のパン籠』
同時に倒すためにも、一度で大ダメージを与え短期決戦を図る。
緑のバクに気づかれないよう、ランスは慎重にエネルギー球を大きくしていく。
 一方、セイジは時計を見ながらタイミングを待っていた。
ランスが魔法を放つ瞬間に、バクをエネルギー球の直撃ポイントに誘導するため、
セイジは直前に敵の前に単身飛び込む予定だ。
上空の火球は十分な大きさに達し、時計の針は予定の時刻のほんの僅かに手前を指している。
時は来た。
いくぞ、とセイジが緑のバクの前に踊り出た。
弓を杖のようにして近接戦をしかけるような素振りでバクを誘導していく。
狙い通り、セイジに向かって体当たりで突撃しようとしたバクに、
上空からランスの放ったエネルギー球が落ちてくる。
「避けろ! セイジ!」
 エネルギー球の直撃に巻き込まれないよう、セイジが急いで飛び退ってバクから距離を置いた。
急に目標を見失って足が止まったバクに強いエネルギー球が襲いかかった瞬間、
魔法の衝撃で飛んできたエメラルドが、ランスの肩に当たった。
一瞬の沈黙の後、ランスのすげえ怖ぇ!という声で、
セイジはランスが何か幻を見たのだろうと感づいたが、今はバクの状態を確かめる方が先だ。
 武器を構えながら慎重に距離を詰めていく。
起き上がった時にはすぐに追い打ちをかけるつもりだったが、バクは完全に沈黙していた。
「ごめんな……デミ化しなければのびのび生きられたろうに……」
 沈んだ声で呟くセイジだったが、動物好きのはずのランスの反応はない。
「ランス? どこか怪我でもしたのか? それとも、なにか変な幻でも見たか?」
 セイジが問いかけると、ランスは我に返り、取り繕った笑みでセイジに笑いかけた。
「ん、ああ、ちょっとな。狐に襲われた幻だったよ。怖くなんかなかったぜ。
ただ、動物にあんな視線を向けられたことが無かったから、ちょっと驚いただけだ」
「そうか? ならいいが……」
 それだけ言うと、セイジはふと足元に転がるエメラルドを一つ拾い上げ、空に透かす。
 何か、見えるだろうか。
透かした先に、ランスの真意は見えない。ただ穏やかな緑色にセイジは溜息をついた。
……宝石に罪は無いけれど。
肩越しにエメラルドを放って、セイジは今度こそ足を踏み出した。
 ランスは、自分が見た幻のことを考えていた。
見たのは狐などではなく、冷たい目で自分を見るセイジの姿だ。
警戒心を露わにした冷たい瞳で、君は誰だと尋ねられた時、ランスは心臓が凍り付くような恐怖を感じた。
震える声で名を名乗る。
「俺だよ、ランス。お前の恋人のランスだよ?」
 名を告げれば、いつものようにあたたかな笑みで受け入れてくれるのでは、と。
期待した心は、勘違いでしょう?という冷たい声で木っ端微塵に打ち砕かれた。
俺にはちゃんと妻がいますよ、と。
冷たい目をしたセイジは、見知らぬ女性の肩を抱いてランスに背を向ける。
そこで目が覚めた。
セイジがいつか、自分のもとを去ってしまうかもしれないと
その可能性を突きつけられただけで、足が竦んで頽れてしまいそうになるほど怖かった。
いつの間にか、この関係が壊れる事をこんなに恐れているんだな、と
歩き出したセイジの背を見つめながら、ランスは胸の内で自身の思いを再確認したのだった。


 時計を見れば、少しずつ攻撃開始時間が迫ってきている。
敵に気づかれないよう、茂みの中から敵の姿を確認し
蒼崎 海十が隣にいるフィン・ブラーシュに目を向けると
フィンもまた、リボルバーネービーの弾倉の確認を終え海十に目を向けたところだった。
どちらからともなく身を寄せ合い、海十がフィンの頬に、そして左手の甲に口づける。
海十からフィンに託された力が、フィンから海十へと分け与えられた。
 二人が対峙するのは青いバクだ。
時間通りに倒すにはその速度についていける腕前が必要だと思われる。
そこで二人は、防御と攻撃を完全に分担して攻め入る作戦を取ることにした。
 ハイトランスジェミニで身体能力を底上げした海十が防御を
ラピッドファイアで攻撃力を上乗せしたフィンが攻撃を担当し、一気に畳みかける作戦だ。
お互いの準備が整ったことを確認し、フィンは海十に信頼の眼差しを向ける。
「海十、防御は任せたよ」
「おう、俺を信じて、フィンは攻撃に集中してくれ!」
 フィンの言葉に、海十は不敵な笑みを浮かべて応える。
その頼もしい言葉を胸に、フィンは呼吸を整え、意識を目の前の敵に集中させる。
ミスは許されない。ミスをすれば、この一匹は逃げてしまう事だろう。
時計の針が、打ち合わせた時間の数秒前を指したのを確認して
二人は身を顰めていた茂みを飛び出した。
海十が、手にした魔守のオーブを使用して魔法の盾を展開した。
一方、フィンは魔法の盾を展開した海十の背後に立ち、
バクからの攻撃を受けない立ち位置からの攻撃を試みた。
まずは挨拶代わりに数発の銃弾を撃ち込む。
この数発でダメージの通り具合を確認するつもりだった。
しかし。
「あまりダメージが通らないな」
 予想外にダメージを与えられないことにフィンは一瞬戸惑った。
その隙に、バクが蹴り飛ばしてきたアクアマリンが海十の盾を通過してフィンの腕に当たる。
一瞬にしてフィンの周囲から物音が遠ざかっていった。

「フィンには失望した」
 まるで氷のように冷たい声で、目の前の海十が吐き捨てるように呟く。
その言葉は鋭い氷の刃となって、フィンの胸を貫いた。
そんな蔑むような目で見ないでくれ、と懇願する言葉は、
なぜか喉の奥の方で引っ掛かって出てこない。
俺は、俺達は信頼し合っていたはずじゃないのか、と
海十の身体に縋って叫びたい。でも、足も、腕も、全く動かないのだ。
ああ、駄目だ、胸が痛い。
海十から向けられる冷たい視線に耐えきれず俯く。
俺は世界中の誰を敵に回しても、海十だけは……
海十の信頼だけは失いたくない……!

「フィン! しっかりしろ!」
「海、十……?」
 突然攻撃の手を休めたフィンに海十が声を荒げる。
だが、未だ状況の把握が追い付いていないようだ。
夢でも見ているかのような瞳で、海十の顔を見ている。
「お前! フィンに何をした!」
 咄嗟に抜いた護身刀でバクに斬りかかる海十の声で、フィンはようやく我に返った。
「随分と酷い光景を見せてくれるじゃないか!」
 幻を振り払うように深く息を吐き、フィンは手にしたリボルバーを構えなおした。
先程ダメージが通らなかった理由は、落ち着いて考えれば簡単だ。
海軍製のこのリボルバーネイビーには、最初から水の力が宿っている。
通常の攻撃では満足なダメージは与えられないだろう。
だが、ウィンクルムの力を活用した攻撃ならば。
フィンは、体内で凝縮した自身のエネルギーを装填した銃弾に込める。
これを外したら、と考えてしまい、一瞬幻の中の海十の冷たい視線が脳裏に浮かぶが、
頭を振って打ち消した。大丈夫だ、あれはただの幻だ。
目の前のバクを睨み据え、フィンはリボルバーの撃鉄を起こす。
「フィン!今だ!」
 海十の声に呼応するように、フィンのワイルドショットが放たれた。

 バクが沈黙したことを確認して、二人は大きく息を吐いた。
後は他の仲間たちの首尾を確認するだけだと、立ち去ろうとする海十の背に
フィンの小さな声が届いた。
「とても怖い幻影を見たんだ。一瞬だったけど永遠に続くかと思うくらい怖かった」
「どんな幻影だったんだ」
 フィンの様子から、よっぽど恐ろしい幻影だったのだろうと思ったのだが。
「海十が、俺に失望して……俺は信頼を失って……」
 ともすれば木の葉のざわめきに消えてしまいそうな小さな声だったが、
海十はその耳でしっかりと聞き取った。
そして、フィンの恐怖を笑い飛ばしたのだ。
「な、なんで笑うんだ!」
「だって、おかしいし。絶対に有り得ない」
 笑いながら海十はフィンの手を取り、青い目を見て告げた。
「俺は世界で一番フィンの事を信じてる。だから、そんな顔するな」
 フィンの不安を笑い飛ばした海十に、フィンは小さな声でありがとう、と告げ、
二人は手を繋ぐと、来た道を引き返していった。


「ね、パパ、あの子でしょ?」
 茂みに身を隠し、あたりの様子を伺っていたアイオライト・セプテンバーは
黒いバクの姿を発見して白露の袖を引いた。
バクは二人に気づく様子はなく、のっそりと辺りを歩き回っている。
黒のバクは物理攻撃に強いとのことだった。
同時に倒さねばならないことを鑑みても、のんびりと攻撃を加えている暇はない。
「出来れば、一発で決めたいですね……」
 時計の針は、もうじき予定の時間の五分前を指そうとしていた。
「アイ、お願いします」
 白露の言葉に、アイオライトが彼の頬に唇を寄せる。
トランスの光が白露を包んだ。
「パパ、あたしはあっちでバクを見張ってるね」
 あっち、とアイオライトが指し示したのはバクを挟んで向かい側の茂みだ。
万が一、バクが逃げを打とうとしたした際に足止めをする心算らしい。
白露が頷くと、アイオライトはバクに見つからないよう注意を払いながら対面の茂みへと移動し、
茂みの中からひょっこりと頭を覗かせた。
アイオライトの菫青石の瞳と、白露の紫水晶の瞳がお互いを見つめた。作戦開始だ。
初撃は白露。
ダイヤモンドショットから放たれた弾丸がバクに突き刺さるが、やはり威力は弱まっている様子。
茂みから飛び出した白露が再度近づいて放った二撃目は、致命傷には至らないものの
バクの行動の自由を奪うことに成功した。
隙を見逃さなかったアイオライトがルーチェフルスタを振るう。
鞭のようにしなやかなエネルギーの束がバクの身体に当たると、
その強固な外皮が、僅かに柔らかくなったように思えた。
白露が再度ダイヤモンドショットを構えたのとバクは体の自由を取り戻すのは同時だ。
バクは突進しようと足で地を蹴り、そのまま白露へと突っ込んでいく。
すんでの所で身を翻し、突進攻撃を躱した白露だったが、
バクの後方にいたはずのアイオライトが、あ、と言ったきり動きを止めてしまったことに気が付いた。
バクが地を蹴った際に飛んだオニキスを掴んでしまったのだ。
「アイ!」
 白露の声で我に返ったアイオライトがルーチェフルスタでバクの注意を引き付けている間に、
白露の放ったワイルドショットが、外皮が柔らかくなったバクに襲いかかった。

「なんとかなったようですね」
 バクの討伐を確認し、白露が安堵の息を漏らす。
その服の袖を、アイオライトがぎゅっと握った。
「……アイ? どうかしたんですか?」
 アイオライトは幼いが歴戦のウィンクルムだ。
彼に限って、バクが怖かった、と言うわけではあるまい。
「オニキス、触っちゃった」
 どうやら、瘴気に当てられたオニキスに触れた際に何らかの幻を見たらしい。
しょんぼりと俯いたまま、あのね、と小さな声で話し出した。
「夢のパパがね、ぱんつなんかで遊ぶ子は嫌い、って怖い顔で言ったの。
本当のパパはそんなことないよね? 優しいよね?」
 アイオライトの手にはだんだんと力が籠り、握っている服の袖にはぐちゃぐちゃと皺が寄る。
菫青石の丸い瞳には大粒の涙を溜めながら、アイオライトは縋るような瞳で白露を見上げた。
「私はここにいますよ」
 視線を合わせるために白露がアイオライトの前に屈み、
紫水晶の瞳が優しく細められる。
「まあ、アイのぱんつ好きに多少迷惑しているのは事実ですけど……」
 迷惑、と聞いてアイオライトの瞳に溜まった涙が一粒、柔らかな頬を伝う。
「はいはい、ごめんなさい、そんな泣きそうな顔……というか、もう泣いちゃってるじゃないですか」
 白露は指でアイオライトの頬を伝う涙を拭ってやり、そっとハンカチを手渡してやる。
アイオライトはハンカチを受け取るとそれを鼻に当て、思い切り洟をかんだ。
「ぱんつは止めないけど、A.R.O.A.のお仕事もっとがんばるから」
 まだ少し濡れている瞳に光が戻る。
白露はアイオライトの頭を撫でてやり、アイは可愛いですから、と笑った。
白露の声とあたたかな手の温度、それから、ほんの数秒前まで清潔だったハンカチの匂い。
大好きなものに触れて落ち着いたのか、アイオライトの涙は止まったようだった。
「わーい、パパが可愛いって言ってくれたー!
よーし、今日もがんばっちゃうぞー!」
 元気を取り戻したアイオライトが、他の仲間たちの様子を見るため
元来た道を駆けだしていく。
その背を追いながら、白露はそっと、
でも、ぱんつは止めてくれないんですね……と呟いた。


 トランスを終えた俊・ブルックスは早々に赤いバクと対峙していた。
盾を構え、じりじりと距離を詰めてくるバクの攻撃を警戒しながら、
その背後に、詠唱のタイミングを計るネカット・グラキエスを隠している。
時間通りに魔法を放つには、詠唱開始のタイミングも重要だ。
バクに一番ダメージを与えられる方法がネカットの魔法である以上、
外すわけには行かなかった。
突進してきたバクの攻撃を受け流し、時折俊も攻撃を加える。
俊の攻撃は少しずつバクにダメージを与えてはいるものの、
致命傷には至らないようだ。
ネカットが時計に目を走らせれば、皆と取り決めた時間まであと少し。
「俊! 詠唱を開始します!」
 バクの攻撃から自分を守ってくれている頼もしい背中に声をかけ、
ネカットは魔法の詠唱を開始した。
ネカットの詠唱に合わせ、俊は少しずつバクを彼の魔法の射線上に誘導する。
足元のルビーを踏まないように気を付けていたが、
バクが地を蹴った際にルビーがネカットの方へ飛んでいくのは予想外だった。
「ネカ!」
 慌てて呼びかけるが、時すでに遅し。
詠唱の為身動きしないネカットの胸に、ルビーがぶつかると、
一瞬、彼の瞳は輝きを失った。
このままタイミングを逃してしまえば、バクを逃してしまいかねない。
俊はもう一度、彼の名前を呼んだ。

 一瞬見えたのは、真っ白なベッドとシーツ、
ぶら下がる輸液バッグと、そこから伸びる管の先には、
ベッドに横たわり痩せ細っていく俊がいた。
その光景が何を意味しているか理解し、自分が何か感慨を抱く前に、
ネカ!と、強く自分を呼ぶ俊の声で、
ネカットは靄の中から意識を引きずり出されるような感覚を味わった。
足元に落ちるルビーに、先ほどの光景が幻覚かと得心する。
幸い、気を取られていたのは一瞬だったため、魔法の詠唱はまだ続いていた。
慌てて先の言葉を紡ぎ出し、鋭い視線を赤いバクに向けた。
ネカットが放った乙女の恋心Ⅱがバクの体を内から焼き尽くしていく。
更に、直前まで俊がコネクトハーツでバクに切りつけていたため、
魔法の威力は通常よりも高くなっていた。
バクはその場に蹲り、沈黙する。
「やった!」
 時計を見れば、予定していた時間通りの決着に
俊は喜色を浮かべてネカットの元へと駆けつけた。
しかし、ネカットは浮かない表情だ。
「私は、やはり酷い男でしょうか」
「なんだよ、急に?」
 突然のネカットの言葉に、俊は目を丸くして問いかけた。
「シュンを大切にしたいと思っているのに、戦闘中は幻を見ても無視しましたし……」
 あの時確かに、自分は俊が重い病に侵されている幻をみた。
大切なパートナーが苦しむ姿を見ても、
あの瞬間のネカットはそれを無視して戦闘に戻ったのだ。
その行動への罪悪感が、彼の心を苛んでいた。
だが、俊はネカットの不安を明るく笑い飛ばし、
丸まったネカットの背を励ますように叩いた。
「戦闘に集中してたんだ、気にすんな。
仮に、今同じ幻を見たらどう思う?」
「今、ですか?」
 俊に言われたとおりに、先ほど見た幻を頭の中に思い浮かべてみる。
病院のベッドの上で痩せ細っていく俊。
その頬は見る影もないほどこけ、大丈夫だと浮かべる笑顔も弱々しい……
「だ、ダメです、泣いちゃいますよ」
 潤み始めた瞳を隠すように、ネカットが急いで俊から顔を背ける。
まさか本当にネカットが泣き出すと思わなかった俊も、
バカ、泣くな、と慌てて顔を覗き込む。
俊はそのまま本格的に泣き出してしまいそうなネカットの頭に手を置いて、
宥めるようにぽんぽんと撫でると、ここにいるだろ、と笑った。


 茂みから顔を覗かせ、タイガは敵の様子を探った。
神秘的にも見える白いバクはまだこちらに気が付いていない。
白いバクの足元には、妖しく輝く無数のオパール。
タイガは、罠にかかることなく獲物を最短で狩る為のルートを
頭の中でシミュレートしていた。
「五匹同時に倒さないといけないのか……皆、信じてるよ」
 セラフィム・ロイスが時計を見ながら再度確認するように呟く。
皆で取り決めた時間が徐々に迫ってきている。
「タイガ、僕らは僕らで頑張ろう」
 そっと傍に寄り、彼の頬と左手にキスを落とす。
二人の力が相互に作用しあい、ハイトランスジェミニが完了した。
目顔で合図をするタイガに、セラフィムも手で丸印を作って応じ、
二人は隠れていた茂みから飛び出した。
同時に現れた二人の敵の出現に、バクは一瞬驚いたようだったが、
すぐに狙いをタイガに絞ったようだ。
地を蹴ってタイガに向かって突進していこうとするバクの足元の地面に
セラフィムが放った銃弾が突き刺さる。
「お前の相手は僕だ!」
 セラフィムは、バクの退路を断つように次々に引き金を引いていく。
思うように動けないバクに向かって飛び出したタイガがスネイクヘッドⅡを発動しようとしたその時。
バクが踏みつけたオパールが跳ねてタイガの脛に触れ、
しまった、と思った時にはタイガの視界は真っ白な吹雪に覆われていた。
 ほんの数十メートル先も見えないような猛吹雪の中、
タイガはセラフィムの手を引いて足で雪をかき分けるようにして歩いていた。
繋いだ手から伝わってくるセラフィムの体温は、吹雪の中を歩いているとは思えないほど高い。
おそらく、発熱しているのだろう。
かくいうタイガも足に切り傷を負っており、凍てつく寒さの中でそこだけが灼けるように熱く、
よく見れば二人ともまともな防寒着どころか、着の身着のまま、歯の根も合わないほどに震えていた。
 ごめん、俺のせいで。
無声映画のように、口だけが動く。
セラフィムの声も聞こえないが、なぜか話している内容は理解できる。
 違うよ、僕が好きで付いてきたんだ。
そう言って弱々しい笑顔を浮かべるセラフィムの顔色は吹き付ける雪と遜色ないほどに白かった。

「タイガ! タイガ、大丈夫?」
  スネイクヘッドⅡを放ったあと、唐突に動きを止めたタイガにセラフィムが駆け寄った。
幸い、バクは退治できたようだ。
「あ、ああ……って、ちゃんと倒せたよな!?」
 慌てて時計を確認すれば、時刻は丁度、皆で新市合わせた時間だ。
「大丈夫、仕留めてるよ。……何か幻覚見えた?」
 タイガが動きを止めたのは、おそらく足に当たったオパールが見せた幻覚が理由だろうと
セラフィムにも容易に想像できた。
尋ねられたタイガは、小さな声で、ボロボロの俺らが見えた、と答える。
「遭難か依頼かわかんねーんだけど、俺のせいで……
あ! でも笑顔だったぜ、ふたりとも」
「そう……安心した」
 どんな不幸が襲ってきても、ふたりならば笑っていられる、と。
そう考えていた自身の思いと同調するかのようなタイガの言葉に、
セラフィムは小さく微笑んだ。

 ウィンクルムたちの活躍により、五匹のバクは同時に退治されることとなり、
宝石の森に、また平和が戻ったのだった。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター あご
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 多い
リリース日 11月13日
出発日 11月19日 00:00
予定納品日 11月29日

参加者

会議室

  • [21]セラフィム・ロイス

    2015/11/18-23:12 

    皆お疲れ様。僕らも今やっと書けて提出したところだ
    最後の最後まで不幸の幻覚をどうしようか悩んでひねり出したけど・・・・・・
    うまくいくといいなあ。戦闘ももちろん

    後はよい結果になるのを祈ろうか『おうー!』

  • [20]蒼崎 海十

    2015/11/18-22:54 

    アイオライトさん、こちらこそ、確認不足で申し訳なく、
    全然我儘ではないです…!

    俺達もプラン提出完了しました!
    【青】狙い、インカムor時間で合わせる件も盛り込んでます。
    サイバースノーヘッドは所持していないので、普通のインカムを借りる事となります。

    個別の戦闘なので、足を引っ張らないように頑張れたら…と…!(ぐっ)

    成功を祈り、全力を尽くせたらと思います…!

  • [19]俊・ブルックス

    2015/11/18-22:39 

    こっちもプランは提出できた。
    時間を事前に決めておいて合わせるっていうふうに書いておいた。
    成功するといいなあ…

  • [18]アキ・セイジ

    2015/11/18-22:35 

    プランは提出できているよ。

    俺達は【緑】狙い。
    あとは、うまくいってることを祈るばかりだ。
    ところでこの宝石、少し拾って持って帰ったらダメ…だよなあ。(ガマン)

  • プラン出したよー。
    【黒】狙い、それから、インカムや時間の流れも書けたと思う

    あ、いつもどおり、ぱんつも書きました(いらない)

  • [16]セラフィム・ロイス

    2015/11/18-21:22 

    色は決まったみたいだね。後は個々で戦闘がんばらないと

    >タイミングの話
    できるのならインカム。できなければ時間で構わないよ
    アイオライトと同じサイバースノーヘッド「ウサミミ」ももってるので足しにするね

    元々、「実行時間を決めてインカムで~」と言い出したのは
    実行時間(討伐するタイミング)をあわせて準備しておけば
    もしもインカム不可や音通不審になっても、各自でその時に討つ気持ちでいれば打開できるかと思ってね
    もちろんインカムが使えれば建て直しもできるからその方が良いけれど

    >魔法職
    うん、発動タイミングも計ってくれれば確かだ

  • [15]アキ・セイジ

    2015/11/18-19:34 

    魔法って発動までにちょい時間かかるんで「いっぺんに倒す」ためにはちょい速く詠唱を開始しないと…になるのかな?
    きぃつけとくぜ。

  • [14]アキ・セイジ

    2015/11/18-19:30 

    >アイちゃん
    おっと逆か。ごめごめ。

    >担当
    えーと、どうなったんだ。

    ランス⇒緑
    ネカット⇒赤
    フィン⇒青
    タイガ⇒白
    白露⇒黒

    でOKかな?

    タイミングはインカム希望だけど不可の場合は時計で合わせるってことだな。
    あとは背後がネオチしないように祈る。

  • 直前で我が儘いってごめんなさいー。

    タイミングかー。そんなに遠くなければ、古典的に「いっせーのっ」って掛け声あげるって手もあるんだけど。
    蒼崎さんの言ってくれたみたいに、時計合わせたほうが確実っぽいよね。
    念のために、あたしがサイバースノーヘッド「ウサミミ」装備してこっかな。

  • [12]蒼崎 海十

    2015/11/18-07:55 

    すみません、見落としていました!
    では、俺達は【青】を担当しますね!
    よろしくお願いします。

    >タイミング
    そうですね
    インカム不可の場合は、時間で合わせるのはどうでしょうか。
    例えば、13時きっかりに攻撃開始…とか。

  • [11]俊・ブルックス

    2015/11/18-07:34 

    ネカット:
    埋まりましたねー、改めてよろしくお願いします。
    ええと、訂正したり変更したりのものをまとめると、

    タイガさんが白
    フィンさんが黒?
    白露さんも黒希望で、青をフィンさんと変わってほしい

    …んー、赤がいませんね。
    ランスさんは火属性だから、私が赤を担当してランスさんは緑に行ってもらうのがいいでしょうか?
    属性の相克的にもその方が有利っぽいですし。

    >タイミング
    これはセラフィムさんの案でいいと思います。
    ただ、最近インカムを貸してくれるかどうか結構ジャッジが微妙になってきているようなので
    ダメだった場合の代替案がいるかもしれませんね…どうしましょうか。

  • わー、いつのまにかちゃんと5組だー
    よっろしくー♪

    ご、ごめん、アキさん纏めてくれてありがとう。でも、パパの希望が逆になってるの(汗)
    パパが水属性だから、青だと力が半減しちゃう
    だから、フィンさんと出来れば交換して、うちが【黒】、フィンさんが【青】になってくれると助かるんだけど。
    でも、あたしが土属性だから、このままでもなんとかなるかなあ?

  • [9]蒼崎 海十

    2015/11/18-00:51 

    セイジさん、纏め有難う御座います。

    では俺達も変更して、『黒』を希望します。
    物理攻撃半減…ですが、フィンの手数で何とか押し切れたらなと…。
    こちらも被る場合は変更しますので、お気軽に仰って下さい!

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/11/18-00:42 

    5組そろってよかった・・・!これで精霊での高火力で逃げられる可能性が減ったよ
    海十は手段の賛同、セイジはわかりやすい表ありがとう

    >宝石の色
    【白】を第一希望にかえておくよ。
    精霊全員が光なら誰かがあたるんだし物理攻撃ジョブのタイガが良いと思うし
    『タイガ:んじゃ白は決定かなー?』

  • [7]アキ・セイジ

    2015/11/18-00:21 

    アキ・セイジだ。相棒はウイズのランス。よろしくな。
    ランスの属性は「光で火」だ。だが、他の人の希望が無かったものを担当しようと思っている。


    ●参考までに希望をまとめてみた
    宝石の色は、赤・青・緑・黒・白

    ランス(ウイズ)  :光・火 ⇒ 残りでOK
    タイガ(サモナー) :光・火 ⇒ 緑を希望。次点は白だが悩んでいる。
    白露(ガンナー)  :光・水 ⇒ 青を希望。赤は避けたい。でも他のでも良いよ。
    フィン(ガンナー) :光・土 ⇒ 青を希望。変更も可能です。
    ネカット(ウイズ) :光・水 ⇒ 緑>赤>黒の順番で希望。青と白は避けたい。

    緑と青を第一希望としている人が2人ずつだな。
    この二組で相談してどちらが担当するか決めてもらうのがいいかもな。
    それにしても、精霊全員が「光」なんだな。

  • [5]蒼崎 海十

    2015/11/17-23:59 

    書き漏れがあったので、連投失礼します!

    >タイミングを合わせる手段
    セラフィムさんが提案して下さった
    『実行の時間をきめておいて、隠れて待機。インカムで最終確認して同時に攻撃』
    で俺は問題ないと思います。

  • [4]蒼崎 海十

    2015/11/17-23:58 

    ギリギリの参加で失礼します。

    蒼崎海十です。パートナーはフィン。
    皆様、宜しくお願いいたします!

    セラフィムさん、わかりやすい解説、有難う御座います!

    フィンは「土」属性なので、ひとまず「青」を希望させて頂きますね。
    被る場合は、変更も可能です!

  • [3]セラフィム・ロイス

    2015/11/17-21:34 

    僕セラフィムとシンクロサモナーのタイガだよ。皆よろしく
    見てない間にメンバー増えてたね。最良は5組で出発できればいいんだけど・・・
    そうだね。まだ日にちあるし待ってみようか
    神人だけで戦う所がでたら有効な属性ではいきたいよねぇ

    ■属性(ワールドガイドから一部引用)
    風<火<水<土<風
    光→←闇(互いに反発)


    引くの面倒かもとコピペで置いておくね
    黒と白は、属性としては黒が闇で、白が光かな・・・?やっぱり
    物理半減、魔法半減とあるし考えなくてもいいかもだけど

    >宝石の色
    タイガは火属性だから、風属性だと思う【緑】を希望で
    ・・・ネカットとかぶったね。次点は【白】にしたいけど光属性だから悩んでる
    僕も戦うなら、片手銃で遠距離攻撃のハイトランス・ジェミニで。闇土だから・・・【青】か【白】かな


    >タイミングを合わせる手段
    実行の時間をきめておいて、隠れて待機。インカムで最終確認して同時に攻撃でいいかな?
    他に浮かばなくて。もっといい案があればそちらでもいい

  • [2]俊・ブルックス

    2015/11/16-23:10 

    俊・ブルックスとエンドウィザードのネカットだ。今回もよろしく頼む。
    今のところ3組だが、敵は5体同時に倒さなきゃならないってことは、
    現時点では最低でも二人、神人も攻撃に参加しなきゃならないってことになるのか?

    >宝石の色
    ネカは水属性で魔法攻撃だから、青と白以外のとこに当てたいな。
    希望としては、緑>赤>黒の順番かな。
    俺も攻撃役に回るとしたら、白が無難そうだが…まだ人数が増えるかもしれないから考え中だ。

  • こんにちはーアイとパパだよー
    今度もよろしくっ☆彡

    とりあえず宝石の色だけでも決めておいたほうがいい流れ?
    うちのパパが水属性だから、青は避けたいかな
    水属性は火に強いから…とすると、赤がいいっぽいけど、
    あんまり気にしないから、他のでもいいよー
    ネカさんとも被ってるし


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