プロローグ
●まぐろ!ご期待下さい
「た、た、助けてくださいぃぃぃ!!」
アモルスィーの統治者であるマダム・マーレから一人の男が依頼がしたいと紹介された。
濃紺色の麻布を巻きつけて麻紐で括った簡素な装いの男・マツカタは漁師をやっていてアモルスィー近海にて銛を使った漁をしているそうな……
「それで一体どうしたのです?」
A.R.O.A.パシオン・シー支部より仲介されてやってきた神人が焦燥しきった様子のマツカタを宥めながら事情を訪ねた。
「いつもの漁場に巨大なマグロが現れたんですが……そいつが他の魚を食べてしまうんですよ!
しかも、そのマグロの周りにも大きなタコが4匹ほど居てマグロの動きを支援しているような……そんな感じなんです。
マグロもタコも5体全部に角みたいなもんが生えていて、もしや……と」
慌てふためいていたが言葉にすることで落ち着いてきたのか、マツカタは最後にはぁ……とため息を吐いて項垂れる。
なるほど、とマツカタの話を聞いていた精霊も大きく頷く。
どうやら『水棲型オーガ』で間違いないようだ。
「他に気になった動きなどはありますか?」
「同業の漁師が止めようとして挑んだんだが、体当たりされたりヒレで斬られたり……タコも絡みついたり脚をムチみたいにして邪魔するもんだから引き剥がして逃げるのが大変でした」
このままでは魚が捕れなくなってしまう、どうか漁場の平和を取り戻してください!
マツカタは勢いよく頭を下げると、ウィンクルムは頷き返して漁場に現れた水棲オーガの元へと向かう。
解説
目的:
マグロ型オーガ&タコ型オーガ4匹の討伐
(以下の情報については全て説明を受けたものとして扱って問題ありません、※の文のみPL情報とします)
敵情報:
・マグロ型オーガ
体長3mの巨大マグロ。
回遊魚らしく止まることなく動き続けており、海中を飛ぶように移動します。
攻撃も高速タックル、ヒレカッターと素早い動きを利用した行動をとります。
※動きが早く、攻撃力も高いため道具を使用して拘束することは大変困難です!
・タコ型オーガ
体長1.5mのタコです、全部で4匹います。
長い脚を鞭のようにしならせて範囲攻撃したり、絡みついて拘束したりしてきます。
ただし拘束できるのは1体につき1人だけで拘束中は攻撃できなくなります。
カタコトの言語が喋られる程度の知性があります。
※部位狙いした場合、通常状態では常に動き続けているため
命中率が大幅に下がりますのでご注意ください。
戦闘エリア情報:
サザナミ岩礁。
海底世界にある、魔法世界にしか存在しない貝が多く取れる水中の岩場です。
この岩礁の端の方で、岩場よりも砂地が露出したエリアが戦場となります。
ゴツゴツとした1mほどの岩が砂上にいくつか点在しています。
日光が入ってくるので灯りなどを使う必要はないでしょう。
※魂の巻貝、魔法陣は戦闘エリア内にはありません
その他:
・集団戦闘です、作戦を相談されることをオススメします
・敵情報に注意点があるので確認しましょう
・スピリットチョーカーはすでに装着済とします
(装着中は海底を歩くことは出来ても魚と同じように水中を泳ぐことができません。
泳ぐためには外す必要がありますが、外した時点で呼吸が出来なくなります)
・タイトル名に反して純戦闘です。
ゲームマスターより
木乃です、好きな寿司ネタはエンガワと炙りサーモン!
久しぶりの純戦でございます、木乃印の難易度相応ですが油断は禁物ですぞ!
集団戦になりますので全員で協力して臨むと良いでしょう。
また戦場は『海中』でございます、陸上とは大きく異なります。
ウィンクルムの呼吸は保証されていますが道具などの持ち込みはかなり制限されることを想定して下さい。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
見慣れた姿をしていても、間違いなく敵はオーガだから 油断せず確実に倒していかないとね 接敵前にトランス 囮役がターゲットを決めたタイミングで残りのタコ対処へ向かう 後衛からタコに対して攻撃する人達の援護を行う 拘束とはいえ捕まっている時間は出来るだけ短い方が良いはず 一匹ずつ確実に討伐していこう 閃光効果で目晦ましを狙いクリアレインを放つよ 部位狙いはせずにタコ本体に当てる事を意識 マグロ側に加勢されないようアヒル特務隊も併用し、タコの気を逸らす 残りのタコと囮役の様子を気に掛け、場合によって優先順位の変更を申し出る タコを全て討伐次第、マグロ側へ合流 折を見てディスペンサを行う |
大槻 一輝(ガロン・エンヴィニオ)
なあ…ガロン。 久々に会った知合いが燦然と敵に立ち向かう歴戦の兵になっていたというこの気持ち、お分かり頂けるだろうか( うわぁ…(嫌な顔 そう、大槻よ落ち着くのだ…これは仕事、そう、仕事。 与えられた仕事を全うするのが社会人としてのあるべき姿…無心になるのだ… 戦闘では基本的にガロンの傍、俺はへっぽこだから戦闘なんでMU★RI。 というか何やねんこの不思議アイテム、青狸もビックリやで… うっせうっせ、どうせ貧弱男子だよ俺は |
ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
帰ったら寿司パーティー…否、今は任務に集中する 交戦前にトランス チョーカーを千切られないよう注意 囮役の前衛 仲間と連携 タコ撃退後、マグロに集中攻撃 タコの注意を惹く為に煽りわざと捕まる 捕縛中はマグロの移動パターンや攻撃のタイミングなど観察 気色悪い感触に耐える 囮の解放優先順はやよい>俺>珠樹 解放後、囮を引き離し残りのタコを大鎌で叩く マグロの泳ぐ軌道を修正して岩へ誘導 少しでも痛手を負わす 敵の攻撃で直撃を食らわないよう注意 身の危険感じたら距離を取る 小柄な体躯活かして岩陰に隠れマグロの死角に入り挟撃 マグロの背後から鎌の射程ほど離れて狙う 台詞 海での被害は最小限に抑えたい マグロに比べたら止まって見えるな、愚図め |
明智珠樹(千亞)
まずトランス ●留意 チョーカーを死守 ●動 手の空いたタコの一体を見つけ次第、囮として己から抱き付く 千亞の包容だと思い込み「ふ、ふふ素晴らしい締め付け…!」と 戯言でタコの気を引きつつ我慢 囮役終了次第、攻撃に転ず。 両手槍でタコの足を絡め取るように動かし、仲間が攻撃しやすいように ●タコ後 全てのタコ撃破後は、まず千亞の元へ 怪我多ければガロンさんに回復願い、酷いようなら岩場へ保護 千亞も戦えるようであれば共にマグロ戦へ MP少なければディスペンサ ●マグロ 千亞の引き寄せに期待しつつ、槍での攻撃 敵のスピードを少しでも落とすように 面積広そうな側面に来れるよう予測し、位置取り 「ソイヤ!」と付く 戦闘後の寿司目当てに尽力 |
新月・やよい(バルト)
ふむぅ…水中戦は初めて 水抵抗や潮の流れには気をつけないと 漁師さんの海、護りたいですね 緊張しますっ ●前準備 漁師さんに聞き込み ・敵特徴 ・場所や注意点 ・壊さないで欲しいものなど 教えてもらおう 装備は身軽に ●戦闘 前衛、戦闘前にトランス 囮役 逃げ回りつつ、言葉で挑発 幾つか言葉を投げ、反応する言葉を優先的に使う 敵との会話の中で、敵に何か裏の目的がないか探ってみる 砂を蹴り適度に相手の視界を邪魔したり もし捕まったら声で知らせ 噛まれない様剣で蛸口を牽制 皆と声を掛け合いながら敵全体の動きに注目 連携や奇襲に注意ですね タコ優先撃破→皆の支援へ 助けてもらった分、僕も頑張りますよ! 戦闘後 漁再開のお手伝いもしたいですよね |
●海流は潮風の如く
海底を歩く感覚はまさに不可思議である。海中を揺らぐ波は潮風のように頬をなで、水中を泳ぐ小魚は空を鳥のように見える。
「マツカタさんから聞いた話ではもう少し先ですね」
サザナミ岩礁を駆けていくウィンクルム達は端の領域に現れたという水棲オーガ出現の報を聞き、討伐に向かっている。新月・やよいはマツカタから確認した情報をもう一度思い出す。他の漁師に聞き込みをした方が良いかと思ったが、すでに襲撃を受けている状況を考えると事態は一刻を争うのではないかと出発を優先した。
「ふ、ふふ……タコ型オーガにマグロ型オーガですか、奇妙なオーガもいるのですね……ふふ!」
明智珠樹は優雅な笑みを浮かべているが、タコやマグロがオーガに変異したという情報に驚きが隠せないようだ。
「……珠樹、今変なこと考えてないよね?」
「かかかかか考えてないですよ」
千亞から向けられる疑惑の眼差しになぜか言葉を詰まらせ、視線がさらに厳しくなる。
「見慣れた姿をしていても敵はオーガだからね、油断せず確実に倒していこう」
羽瀬川 千代も予想外の敵が出現したと感じており、気を引き締めていかねばと意気込む。
「マグロにタコか。残念ながら食せぬだろうが被害が出ている以上、全て狩ってやるとしよう」
ラセルタ=ブラドッツも同様にオーガである以上は全力で倒してみせると冷静に言葉を繋げる。
「うむ、オーガでは刺身にしても美味くはなかろう」
(帰ったら寿司パーティー……否、今は任務に集中する)
動きやすい格好で備えてきたアレクサンドルもラセルタに同意して大きく頷き、ヴァレリアーノ・アレンスキーは皆で寿司を食べられないものかとぼんやりイメージしたものの、頭を軽く振って目の前の一戦に意識を向け直す。
「あはは……僕も漁師さんの海を護りたいです。精一杯頑張りますねっ」
やよいは珠樹達のやりとりに余裕を感じながらもまだ戦う場に慣れない緊張から強ばった笑みを浮かべる、そこに気づいたのはバルトだった。
「そう固くなるな、何事も実践だ。先輩方から学ぶ事もあるだろうしな」
自身もまだ新人であるから不安は隠せないものの、やよいの様子をみるに自分がしっかりしなければという気持ちになる……だがそれ以上に表情を引きつらせている者が二人、数歩後ろを走っている。
「なあ……ガロン、久々に会った知り合いが悠然と敵に立ち向かう歴戦の兵になっていたというこの気持ち、お分かり頂けるだろうか」
「いや、いや……人間の成長というのは著しいね。カズキも存外に将来戦士になれるかもしれんぞ」
大槻 一輝とガロン・エンヴィニオである。かつて依頼に同行した者達が気づけば実力をつけて最前線で活躍している姿に実力差を感じてすでに気後れしている。
(というか何やねんこの不思議アイテム?戦闘も俺はへっぽこで無理だしガロンの傍に居るか……)
まだ情報を把握しきれていない自分では何も出来ないのでは? と、諦観した姿勢を見せる一輝にガロンもどう声をかければよいものかと思い悩む。そんな一輝の心情を置きざりにするように、岩礁地帯の端にある砂地に近づいていく。
「……いた!」
千亞の指さす方に大きな影が浮いている……否、泳いでいる。
八本の長い脚を器用に動かし砂上を歩く1.5mの大ダコが4匹、そして3mの巨体で悠々と泳ぐマグロ。それらは共通して額から短い角を生やしている。襲撃してきた水棲オーガに違いない。
「アーノよ、往くぞ」
アレクサンドルの言葉にヴァレリアーノは触神の言霊で応える。
『委ねよ、夜の帳に紛れし契約の名の元に』
「珠樹、僕達も!」
千亞も珠樹にトランスを急かすと優雅な仕草で発動する。
『咲き誇れ、誓いの薔薇』
「新月、トランスを」
バルトの言葉にやよいは緊張した面持ちで大きく頷く。
『独りじゃない』
「千代」
ラセルタが短く名を呼べば千代も意図を瞬時に理解する。
『静かに、微睡みが近寄るように』
「カズキ、腹をくくれ!トランスを頼む」
ガロンももうやるしかないと気後れする一輝を叱咤してトランスしようとけしかけると渋々唱え始める。
『絶えざる光を我等が上に』
煌々と輝くオーラを身に纏い、ウィンクルム達は不慣れな海中で水棲オーガとの戦いに挑む。
●VSあしはぽーん
「ふ、ふふ、ふふふ……!! さぁ、私と愛の抱擁を交わしましょう!」
珠樹は手近なタコオーガに迫って抱きつく、自ら囮になってタコの攻撃する手数を減らす捨て身の作戦だ。
『チューッ!!なんタコイツ?!』
『ウィンクルム!』
珠樹に飛びつかれて驚いたタコオーガはそのまま脚を絡みつかせて拘束していく。他のタコオーガも様子に気付くと二本の脚で砂上に立ち、六本の脚を構える。
「隙だらけですねぇ、こっちにも居ますよー!」
「マグロに比べたら止まって見えるな、愚図め」
やよいとヴァレリアーノも囮になり連携を取らせぬよう引き離すべく挑発してみせるとチュウゥゥッ!とゆでダコのように顔を赤くして怒りを露わにするタコオーガ3匹が追いかけていく。騒動に気づいたマグロオーガもギョロリとウィンクルムの姿を認めると動きを速めて戦闘態勢に入る。
「お前の相手は俺様達だ」
「いくよ!」
タコオーガに拘束された者が優先的に狙われる可能性が高いと推測し、ラセルタと千亞はタコオーガを殲滅するまでマグロオーガの気を引いていく算段だ。
『チュカマエタコ!』
「くぅっ!」
タコオーガの一匹はヴァレリアーノの脚を捕らえると一気に他の脚を絡めて拘束していく、締めつけによる痛みはないものの独特のぬめりが素肌をなぞる度に背筋に悪寒を伴う不快感がこみ上げる。
(耐えろ、こんな奴すぐに倒される……!)
今のうちにマグロオーガの動きを観察してやろうと視線を巡らせるが、相手は海中を縦横無尽に動いており自分も集中できる状況ではなく動きが読みづらい。
「うわぁっ!?」
点在する岩の間を走っていたやよいも死角から迫ってきたタコオーガに捕らえられてしまう。
「わあぁぁぁぁヌメヌメしますー!!」
「ふ、ふふ、素晴らしい締め付け……!」
タコ肌との触れ合いにやよいは鳥肌を立てながら絶叫し、千亞さんの抱擁だと思えばこんなの屁でもない! と、ほくそ笑む珠樹。珠樹を捕らえるタコオーガは反応に困っている気がするが気のせいだ。
『ドウダ!マイッタコ!』
「残念だけど、こっちもいるよ!」
ヴァレリアーノ達を捕らえて意気揚々としている手隙のタコオーガに向かって千代が後方から水晶弓の一撃を仕掛ける、乱反射した光が視界を奪いながら突き刺さる。
『チュウーッ!?』
「うわぁ……」
(くそ、僕に出来ることって……なにがあんねん!?)
一輝は他の神人達が積極的に動いている姿を信じられない様子で眺めている。しかし、社会人としてあるべき姿を全うせねばと思う一方、自分が何をすべきか焦燥するあまり思い浮かばない。
「足場の確保は、必要ないか」
ガロンも回復術が一度しか使えないこともあり、使いどきは前線の消耗が激しい時だと判断。今はその時を待ち、足場の確保は必要かと視線を巡らせていく。
「新月、今行くぞ」
「俺も合わせるとしようか」
バルトが両手剣を右手に持つと猛獣の魂を憑依させて巨大な爪へと変貌させていく、一体化しようと侵食していく毎に右腕に激痛を伴わせて獣の爪を形成していく。アレクサンドルも両腕から駆け巡る痛みに耐えながらステンドグラスの嵌め込まれた両手斧に人狼の力を憑依させ、自身の片目に魔を宿して潜在的な力を強引に引き出していく。
「捕食されるのは汝らの方だ!」
人狼の頭部に変貌させた両手斧をやよいに絡みついているタコオーガに向けて振り下ろすと危険を本能的に察知したタコオーガは慌てて離れた際に脚を数本、人狼の牙に食いちぎられる。回り込んだバルトがタコオーガの背後から大爪で刺し貫く。
「がぁぁぁッ!!」
胴体を貫かれ串刺しになったタコオーガは脱力して動かなくなる。バルトは死骸を振り落とすとヴァレリアーノを捕らえるタコオーガに視線をむける。
「あ、ありがとうございますっ」
「気にするではない、このままアーノと珠樹を救出してマグロも捌いてしまおうではないか」
やよいが慌てて立ち上がると続けてヴァレリアーノ、珠樹の救出にとりかかりタコオーガを殲滅していく。
●VSボスマグロ
「ラセルタさんっ!」
「マグロ風情が、俺様の手を煩わせるな」
千亞とラセルタはマグロオーガの高速タックルを躱しながら岩への衝突を狙って誘導していた。刃のようなヒレと3mの巨体を駆使した突進は、単調ながら身をかすめる際に生じる衝撃波に一撃の重さが伺える。 遠距離から攻撃を仕掛けられるラセルタが不規則な速射を交えた威嚇射撃で気を引き、隙を突いて千亞が本体や影法師を駆使して影に攻撃を仕掛けていくもののいまだ決定打は打てていない。 マグロオーガは大きく旋回するとラセルタめがけて一直線に突撃をしかけていく。
「お前の動きはお見通しだ」
ラセルタが横へ飛び退くとマグロオーガは狙い通り、背後にあった岩めがけて突っ込んでいく……しかし、そこに誤算があった。衝突したマグロオーガは岩を粉砕しただけでダメージを受けた様子はない。オーガに傷をつけられるのはウィンクルムの攻撃のみ、マグロオーガも例外ではなかった。
「あんな見た目でもやっぱりオーガなんだね」
苦々しく呟く千亞の視線を受け流すように破壊力を見せつけたマグロオーガは大きく浮上していく、ラセルタももう一度気を引いて千亞の攻撃が当たるよう仕向けに動きだすとマグロオーガも再び移動速度を速めていく……しかし、向いている方向がおかしい。
(何処を向いているのだ?)
ラセルタは疑問に思いながら威嚇射撃を続ける、千亞もマグロオーガが再び接近してくる隙を狙って注視していた……故に気付いた時にはすでに照準は定まっていた。マグロオーガの視線の先にいたのは待機していたガロン、無防備な姿に気づき急速に速度を上げていくマグロオーガは回復の機会を伺うガロンを死角から捉え肉薄する。
「避けてぇ!!」
「ッ!?」
千亞の叫びはマグロオーガの攻撃と共に到達し……咄嗟にガロンを突き飛ばした一輝の体が跳ね飛ばされ、鮮血を吹き出しながらドサリと地面に叩きつけられた。
「かは……ッ」
「カズキッ?!」
ガロンが一輝の元に駆け寄ると一輝は脇腹を大きく裂かれ、おびただしい出血を起こしている。
「社会人として……あるべき姿をって、ゲホッゲホッ……でも、全然思い浮かばなくて……はぁ、ガロン、平気か……?」
灼けつくような激痛に苦悶の表情を浮かべる一輝は自分の今出来ること、ガロンの危機を救うことは成せたかと問う。
「ガロンさん、一輝さんを連れて岩陰に潜みましょう」
「僕も協力します」
タコオーガから救出された珠樹とやよいも駆けつけると一輝の両肩を支えて離れた岩陰に隠れる。
「カズキ、しっかりしろ! 全知全能の神よ、汝の審判は真なるかな、義なるかな」
ガロンは神々しい癒しの光を発して回復を試みる、わずかに傷が塞がり始めるものの怪我の深さを考慮すると早急に医療機関での治療が必要だ。
「こっちに来るなよ、っと」
バルトが右腕の獣爪を砂上で振り抜き、砂塵を巻き上げて咄嗟にマグロオーガからの視線を遮る。自分達の視界も遮る諸刃の策だが負傷した一輝から狙いを逸らすには充分。
「ラセルタさん、こっちは終わったよ!」
千代は威嚇射撃を続けるラセルタに駆け寄ると、額に口付けて自身の魔力を全て注ぎ込む。反動でクラリと目眩が起きるが千代は持ち堪えてみせる。
「よくやった千代、ちょうど飽いてきたところでな……終わりにする」
ラセルタはタコオーガが殲滅されたと聞き、ここから本番だと大口径のリボルバーを構え直す。射撃間隔をあけた乱射でマグロオーガに攻撃を仕掛ける、威嚇射撃とは違う本気の銃撃は正確無比の狙いでマグロオーガの体に撃ち抜き、移動速度が徐々に遅くなり始める。
「残念、こっちもだよ!」
千亞が続けて舞い上がる砂塵から飛び出し、小型メイスを思い切り砂上に浮かぶマグロオーガの影にぶち当てる。巨体を揺さぶる衝撃がマグロオーガの脳も揺さぶり、動きが止まると同時に海底に落ちていく。
「サーシャ、好機は活かすぞ」
「ああ。真ん中からかっ捌いて三枚におろすのだよ」
千亞の背後からヴァレリアーノとアレクサンドルが飛び出し、メイスの一撃で気絶するマグロオーガに向かって武器を振り下ろす。ヴァレリアーノの一撃に続けてアレクサンドルが両手斧で左右に円を描くように振り回すと、マグロオーガの両側面が切り落とされた。
マグロオーガはアレクサンドルの華麗な手捌きで三枚下ろしにされ、討伐が終了した。
●フィニッシュ
「大槻さん、大丈夫!?」
目眩の収まった千代は戦闘が終わると負傷した一輝の元に慌てて駆け寄っていく。意識はあるが回復術だけでは傷が塞がりきらないほどの深手を負っていた、一輝は駆け寄ってきた千亞達に申し訳なさそうな表情を見せる。
「ご心配おかけしてすみませんでした、なにも出来ず申し訳ないです」
(あー……ホント貧弱男子やな、僕)
「カズキ」
悔しさを噛み締めながら頭を下げる一輝にガロンは笑みを潜めて神妙な面持ちでみつめる。
「委託された仕事を引き受けた以上、仕事を完遂する為に思考して協力しながら行動する姿が社会人としてあるべき姿じゃないかと、俺は思う……だがカズキの怪我は俺の力不足だ、すまない」
A.R.O.A.からウィンクルムに提供される依頼はあくまで『委託されているもの』であり、自ら選択して引き受ける以上はその仕事に対して自分の為す事を考えることも仕事の内だ、ガロンも襲われた際に咄嗟に動けなかったと悔しさを滲ませる。
「ふ、ふふ……ついでに私もひとつよろしいでしょうか」
「え」
唐突に珠樹が申し訳なさそうに手を挙げ、千亞は目を点にしていると神妙な面持ちで口を開く。
「槍と間違えて短剣を持ってきてしまいました」
「……珠樹、来る前に確認したはずだよね?」
「いやぁ、普段使わないので」と続ける珠樹に千亞はお尻をペシッと一発。
「はぁ……何事かと思ったが、大事にならなくてよかったな」
(救出したあと慌てていたのはそのせいか)
ラセルタは気が抜けたように小さく溜息を吐き、隣でバルトは珠樹が救出後に水晶の短剣を手に固まっていたことを思い出す。
「一緒に立ち向かう仲間が居なければ出来ないことって沢山あると思います、今日の作戦も皆さんが居なければ成立しませんでしたから……僕も勉強になりました」
やよいはポリポリと頭をかきながら囮作戦を思い返す、まだまだ自分に出来ることがあったのでは? と思う気持ちは一緒のようだ。
「ひとまず、みな治療せねばなるまい。手当てと報告が終わったのちに美味い食事でも頂こうではないか」
「……寿司、とか」
アレクサンドルの言葉尻にこっそりヴァレリアーノも一言添えて、仕事の疲れを美味しい食事で癒そうと提案。
「OH☆SUSHI……ふ、ふふ!いいですね、マツカタさんはお寿司をご存知でしょうか」
「漁師さんならきっと美味しい漁師飯も知っているかもしれないね」
寿司という言葉に目を輝かせる珠樹に千代も空腹を感じていたのか話に乗ってくる。
「カズキ、手当が終わったら俺達も混ぜてもらおうか」
ガロンはそう言って一輝を背負いあげる、負傷の痛みもあり一輝はそのまま移動してもらうことにした。
「行くか、報告は早いに越したことはない」
バルトの一言にラセルタ達は頷き、アモルスィーへと歩きだす。
(僕はみんなみたいに出来るんか……?)
一輝は歩き出すガロンの背中でぼんやりと自分のあるべき姿を考える。
マグロオーガ撃破の報を聞きマツカタはウィンクルム達に感謝を述べると新鮮な魚介料理で労い、ウィンクルム達の空腹を癒した。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 木乃 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 07月18日 |
出発日 | 07月26日 00:00 |
予定納品日 | 08月05日 |
参加者
- 羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
- 大槻 一輝(ガロン・エンヴィニオ)
- ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
- 明智珠樹(千亞)
- 新月・やよい(バルト)
会議室
-
2015/07/25-23:51
-
2015/07/25-22:48
同じく俺もプランは大方完了している。
囮の解放優先順位は俺の方で書いておいた。 -
2015/07/25-22:29
こんばんは、千亞だよ。皆さんよろしっくね、頑張ろうっ(ぐ)
珠樹は発言前にリロードしろよ、と思いつつ
アーノくん、補足してくれてありがとう(にこ)
えっと、ラセルタさんもマグロ専念してくれて凄く心強いです!
岩場近くで派手に動いて、近づいてきたら忍法霞で瞬間的に移動する予定です、
避けるときは攻撃のチャンスでもありそうだと思うので
スキル使う際は声かけしますね。
ひとまずこれまでの流れからプランは完了しているよ。
ただ、珠樹が囮になるけれど、タコの囮の解放の優先順位とか書けなかったから
どなたか補足していただけると助かります(ぺこ)
あと、囮として向かう際も「手が空いてるタコを見つけ次第向かう」としてあるよ。
何か変更やアドバイスなどありましたらなんなりと言ってくださいね。
ギリギリまで変更できるハズ、です。
頑張ろー!(イクラとタマゴと海老が好き) -
2015/07/25-22:24
-
2015/07/25-19:45
やよいは囮を引き受けてくれて感謝だ。
自分達になるべく意識を向ける、引きつけるの認識で問題ない。
千代達も了解だ。
ラセルタは最初からマグロ対処に当たってくれるとのことなのでこうなるな。
囮:やよい、ヴァレリアーノ、明智
タコ撃破:千代、アレクサンドル、一輝、ガロン、バルト
マグロ:千亞、ラセルタ -
2015/07/25-19:03
ふ、ふふ…!やよいさん、チーム囮ご参加ありがとうございます…!!
一緒にウネウネしましょう、ふふ…!
囮の認識は私も一緒です、大丈夫です。子羊のように震える身体がなんとも(千亞の蹴り)
●タコ優先
囮:やよい、ヴァレリアーノ、明智
タコ撃破:千代、ラセルタ、アレクサンドル、一輝、ガロン、バルト、
マグロ:千亞
●流れ
囮を捕まえていないタコを撃破後、レベル低い囮から引きはがし、撃破。以下同じ繰り返し。
タコ全滅後はマグロ総攻撃。
タコの打たれ弱さなどにもよりますが、囮解放すれば攻撃手が一人増えるわけですし
状況によってラセルタさんだとかマグロ回ってもいい気がしてきつつ
戦闘経験豊富なお二人の判断に任せたいところです…!
ガロンさんは貴重な回復手ですゆえ、一輝さんのガロンさん護りに期待です。
タコ強くて私がウワーってなってたり、千亞さん攻撃受けた際は何卒回復お願いいたします…!
●マグロ
回遊魚ですゆえ、止まることは難しそうな気も少ししますが、
なるべく挟み撃ちできそうな位置取りを。
岩にぶつけるような誘導等をし、少しでも動きを鈍らせ攻撃のチャンスを作りたいですね
●あけちあ
私の武器は少しでも攻撃届くように槍にします。
千亞さんは気絶効果狙いのメイス、ドルミート。
しかしタコ殲滅までは攻撃は控えめ、マグロの誘導を優先します。
岩場によって、シノビのスキル「忍法霞」で姿をけすような瞬間移動で避けるのを
目標に頑張る、と可愛いウサギが申しております。
★作戦の穴は勿論「もっと、こうしたほうがいいぜ!」などなんなりとおっしゃっていただければ
たまちゃんうれすぃ!
●注意
トランス忘れずに!
首のチョーカー気を付けて!
終わったら寿司パーリィ(嘘) -
2015/07/25-18:40
なかなか顔が出せずにすみません、面子が揃ったようで何よりです。
大槻さんとガロンさんはお久し振りですね、またご一緒出来て嬉しく思います。
改めまして、皆様どうぞ宜しくお願いします。
>マグロ
タコ対処側に近接攻撃の精霊さんが多いようなので
ラセルタさんには最初からマグロ対処に回ってもらおうかと思います。
千亞さんと連携して動きつつ、回避を上げて岩へ誘導などもお願いするつもりです。
>タコ
俺は前衛として動くと宣言しましたが、より確実に攻撃が届くよう
後衛から援護中心のプランになりそうです。
俺もこの後は適度に掲示板を覗けると思いますので、
お気づきの点などありましたらお気軽に仰って下さいね…! -
2015/07/25-15:17
呼ばれた気がしてこんにちは。
打たれ弱さに評定のある新月です。ども。
囮で良ければ引き受けますよ。
ちなみに囮役はタコを引きつける
(自分を追いかけさせる・又はわざと捕まる)
と認識してますが間違ってたら教えて下さい(震え声)
タコは囮三名が引きつける
・フリーのタコから優先撃破
・次はレベルが低い囮が担当するタコから順に撃破
ですね。
マグロの挟み撃ちは残ったところで良いですよ。
皆さんの纏めに感謝です。大変助かっております。 -
2015/07/25-13:40
俺も今日はぎりぎりまでアクション手直しも可能だから、相談の方は適度に見ておく。
>タコ
攻撃順番だが、珠樹の言うのも一理あるな。万が一囮に当たったら怖い。
俺は多少の傷ぐらいどうってことはないが…サーシャに溜息をつかれたので珠樹の案を推す。
3人が囮でタコ動き封じ、残り一体を攻撃
一体倒したら囮の内の一人を引き離し、動けるタコを総攻撃
上記の流れで考えておく。囮側でなるべく此方に気を向かせるよう試みる。
意見感謝だ。
珠樹は色々まとめ等、礼を言う。見やすくて助かっている。
千亞のマグロの足止め了解だ。俺達も極力早めに其方に参戦したいと思う。 -
2015/07/25-10:54
ふ、ふふ…!遂に今宵出発ですね、楽しい時間はあっという間ということですよ、ふふ…!
>タコ
囮は私とアーノ様ですね、ふふ。
可能であればもう一方いらっしゃると心強いかな、と。
攻撃順番に関しましては…
囮を捕まえているタコに攻撃、となると囮役に攻撃が万一でも当たったら辛いな、と。
私にとってはご褒美ですが、アーノ様のその白い肌に傷がつくなんてアアア。
タコはカタコト言葉を話せるようなので、囮側も、また攻撃側も会話を試みたり
攻撃タコを怒らせて気を引き付けてみたりするのも、一つの手かな、とも思っております。
と、そんな感じで考えておりましたが…い、いかがでしょうか?
戦闘センス皆無なのでガンガンとツッこんでくださいね…!
私はタコにも負けない柔軟力を持っています、ふふ…!!
●妄想
また、タコに関しては近接攻撃のバルトさん、アレクサンドルさん、やよいさん、千代さんも前衛希望とおっしゃってますね。
ラセルタさんのみ遠距離攻撃班でしょうか。
ガロンさんは回復要因としてタコ側待機、でしょうか。
一輝さん、やよいさんのどちらかにタコ囮お願いしたいなー☆なんて思っちゃってますが
そこは無理にとは言いません、ふふ…!
タコ囮はレベルの低い方から解放、残タコが1~2体位になったら
遠距離攻撃できるラセルタさんはマグロへの攻撃に加わる、でもよさそうですよね。
正直、タコの強さが未知数…直ぐに対処出来そうなレベルでしたら
ラセルタさん直ぐマグロに向かっても良さそうですね。
千亞さんはマグロをタコ戦場に向かわせないよう留意しつつ動く予定。
武器は近接武器予定ですのでダメージはあまり与えられないかもですが…足止め頑張ります。
>マグロ挟み撃ち
背後希望:ヴァレリアーノさん、アレクサンドルさん
正面:
側面:
私、悩み中!
わかりづらかったら申し訳ございません…!
ちょこちょこ覗く予定ではありますので、何なりとおっしゃってくださいね。
私の妄想は勝手な案ですのでガン無視OK!です、ふふ…!
頑張りましょう…!(希望の舞)
-
2015/07/25-02:07
そろそろ締切が近いので、話を進めるな。申し訳ない。
スシを教える会か。……悪くない(こほん
>方針
タコ優先各個撃破 → マグロ総攻撃
俺はこの認識だったので、いいと思う。
>タコ
囮の希望者は今のところ、珠樹と俺か。
明智の案で行くなら、あと一人ぐらい囮が欲しいな。
俺のイメージでは囮でタコの動きを封じてる間に、動きが止まってるタコから確実に数を減らす方向で行くと思っていた。
動きを封じてないタコから一気に集中して倒す流れと皆はどちらがいいだろう?
>マグロ
挟み撃ちの件だが、俺とサーシャはマグロの背後から攻撃する側を希望したい。
正面側にマグロが気を取られている内に出来れば重い一撃を食らわせられればと考えている。
あと今回は水中だが、一応チョーカーがあるので声は出せる…と考えておいていいんだよな。
なるべく皆と連携を取るようにする。
敵にチョーカーを引き千切られないようにも注意する。
-
2015/07/24-09:07
希望の舞が通じた…!!くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん!
皆様。ヘイ、ラッシャイ!
一輝さんとガロンさんは、はじめましてですね。
何卒よろしくお願いいたします、なんという爽やかさんなお二人…!ふふ。
お陰様で満員御礼!
アーノた…すみません、心の声が…!
ふふ、レベルはほぼデートの成果ですよ、ふふふ。
そしてアーノ様、終わりましたらアーノ様に寿司を教える会です、ふふ…!
神人×5
ライフビショップ×1(8)
シンクロサモナー×2(6、18)
プレストガンナー×1(36)
シノビ×1(19)
そんな心強き10名ですね。後ろは無駄にレベルです。
●
タコ優先各個撃破 → マグロ総攻撃
と、いう流れでよいでしょうか?
●タコ班
3人が囮でタコ動き封じ、残り一体を攻撃
一体倒したら囮の内の一人を引き離し、動けるタコを総攻撃
(以下同じ流れ)
の、イメージですがいかがでしょうか。
私は今の所タコの囮希望です。むしろ此方から抱き付いて愛の言葉を囁き離さないレヴェルで。
●マグロ
幾人かでマグロ足止め&岩にドカーンできる感じで間を持たせつつ
皆の総攻撃待ち
(その際は挟んでの攻撃、フォーメーションどうしましょ☆)
んー、どこまで動けるか未知数ですが、千亞さんの手数生かして
マグロ影に攻撃、近づけたらドルミート気絶狙い…
そんな時間稼ぎに行くことも可能です。
でもタコ狙いでも全然おっけぃ、て兎さんが言ってます。
色々これ動けあったらおっしゃってください、ふふ。
取り急ぎそんな想いを置いておきつつ、楽しみになってきましたよ、ふふふふふふーーん!
-
2015/07/24-07:52
朝起きたら人数がフルになっていて驚いた。
千代は今回も宜しく頼む。バルトは初めましてだな、宜しく。
一輝は本当に久しいな。サイクリング以来か、元気そうで何よりだ。
寿司は皆のお勧めを食べてみ…、依頼の方に集中する。
>戦闘
千代の言うとおりタコ撃破中のマグロの対処に人数が割けるな。誰かいるだろうか?
俺達は当初はマグロを重点的にと考えていたが、今回はタコ撃破→マグロの方向で動こうと思う。
回復役がいるので心強いしな。
シャインスパークは回復中、敵へは目晦まし効果があって敵の命中が下がるので、そこも狙い目になるかと。
あと、この人数なら俺もタコ撃破の際、囮を希望しても対処出来そうなのでしておく。
因みにサーシャのスキルは「ウルフファング」と「デーモンズアイ」をつけさせていく予定だ。
ラセルタがもしマグロを抑えてくれるのなら、回避を上昇させた方がいいとは思っている。
目晦ましはそうだな。不意を突く時になどとても有効だと思う。
プランに組み込めそうなら書いておく。
マグロに対してだが、挟撃でいくなら誰が正面、背後へ回るかなど希望はあるだろうか。 -
2015/07/24-04:00
仕事の研修に行く前にはおっかなびっくり横に並ばせて頂いて親近感をこっそり感じていた方が
研修から帰ってきて久々に会った時に
燦然と敵に立ち向かう歴戦の兵になっていたというこの気持ち、お分かり頂けるだろうか。
大槻です。
ふんぐるい むぐるうなふ という声と舞に釣られまいとしていたら此処に居ました。
どうしてこうなった。
好きなネタは大トロですが、コーンがあるならそっちを取ります。
よろしくお願いします。
(ガロンが)ヒーラーです。
俺自身はへっぽこなのでガロンを盾にします。俺の事は鮒虫と思っていて下さい。
シャインスパークがあるので命中を下げつつ回復は出来るのかな、
とかちょっと思っていたりします。が、回復量と消費的にうんやらかんやらで悩んでます。 -
2015/07/24-02:17
希望の舞とお寿司に後押しされて、遅ればせながらお邪魔します。
羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです、皆様宜しくお願い致します。
…ちなみに寿司ネタは蛸としめ鯖が好きです(軽く頷き
此処までの流れを確認させて頂いて、出来る事をまとめていきますね。
俺たちもタコを優先的に攻撃、という認識で賛成です。
>戦闘
人数が増えたので、タコ撃破とその間のマグロ対処(時間稼ぎ?)に別れるのも一つの手でしょうか。
ヴァレリアーノさんに出して頂いた挟撃案も使えそうですし。
今のところ俺は前衛、ラセルタさんは後衛からの攻撃を予定しています。
回避を上げておくか防御重視かは、作戦次第で流動的に変更するつもりです。
目晦ましについては、今回地の利が向こうにあって此方の視界も悪くなってしまう点が少し心配です。
けれど、緊急脱出時や隙を突く際には有効なのではと思います。 -
2015/07/24-00:42
こんばんは。まだ寿司屋の席は空いてるだろうか?
寿司ネタは海老あたりが好きかな。
シンクロサモナーのバルトと新月、よろしくな。
今のところ、タコ優先撃破の後、
残ったマグロとの戦いって流れで良いだろうか?
明智さんの言うような敵の連携
(タコが足止めした人を、マグロが襲う)も
あるだろうし俺も賛成です。
マグロの認識は同じです。
海を泳ぐ魚は、陸で言う空を飛ぶ鳥みたいなものかと。
足元に砂地もあると言うことなので
砂で目眩ましも出来る…かも?
海底を攻撃して砂埃を起こすイメージなんだけど、
隙を作るのに使えないだろうか。
近接なので俺は前衛、タコ狙いを考えてる。
けど、何かやって欲しいことがあれば、教えて欲しい。 -
2015/07/23-22:09
たん…!?(驚)…こほん。俺にそんな呼び方は似合わない。
俺の方こそ。会わない内に随分と珠樹は逞しくなったように思えたが(レベルがん見
共に協力して依頼達成したいと思う。寿司…の為ではないが任務はこなす。
人数がもう少し増える事を俺も祈る。
>マグロ
動きが速い故に誘導出来るか分からないが、俺達目がけて襲ってくるなら可能なのではと思ってる。
そうだな、マグロは近距離攻撃で問題ないと思う。
あと俺も水中での飛行生物なイメージで考えていた。もしくは海中生物だな。
そういえば水族館にいるマグロだと光に弱いと聞いたことがあるが、
今回のオーガには果たして適用されるんだろうか…
海底まで日光が差し込んでるようだから、多分そんな事はないんだろうが。
>タコ
現状だとタコから片づけていった方がいいように思える。
マグロの攻撃に注意しつつ、タコから一斉攻撃の方が良いかと。
俺とサーシャは前衛で攻撃予定だ。
…少し思ったが、俺と珠樹が囮になれば確実に2匹は動きが止まるから、
四人で4匹のタコを殴るより、そちらの方が攻撃が通りやすいんだろうか。
クリーンヒットで15秒気絶させられる武器は大きいと思う。
少人数なら尚更だし其方の武器の方が有利に働くかもしれない。 -
2015/07/23-10:31
アーノたんっ!サーシャさまっ!
ご無沙汰しております、桜宴亭でのお花見以来でしょうかっ。
またお会いできて嬉しいです、心強いです、フフフ…!
こんなんですが真面目に頑張りますよ、無事に終えたら寿司パーリィです…!
この勢いで参加者様増えたらいいですね、と希望の舞を踊ります。
さて。
アーノさん、わかりやすい解説を誠にありがとうございます…!
>マグロ
そうですね、誘って岩にドカーン!出来たら素晴らしいですね、流石アーノたん!
攻撃はタックルにヒレカッター、ということですから遠距離攻撃はない感じでしょうか。
海底世界で海中を泳ぐ=タブロスとかで言う飛行生物なイメージですが
その認識で合ってますでしょうか、ドキドキ。
挟み込んで攻撃、ぜひ狙いたいです…!
>たこちゅー
4体は多い…!
そうですね、人語理解できそうですから挑発が効きそうですね。
やっぱり、マグロの目の前でタコ拘束受けたり、が怖いので
タコから倒していく感じでしょうか…!
>千亞たん
日光があるということで、影に攻撃することで本体にもダメージを与えられる
パッシブスキルの影法師をセット予定です。
メイスのドルミートなるクリーンヒットすると15秒気絶させられる武器があるので
手裏剣ではなく其方装備にしようか悩み中です。
今後の作戦次第ですね、ふふ…!
と、長々失礼いたしました。
全力コメディ隊な私ですので、何かありましたら遠慮なく罵倒してくださいね、ふふ…! -
2015/07/23-08:21
Здравствуйте、ヴァレリアーノ・アレンスキーとサーシャだ。
遅ばせながら俺達も参加させてもらう。
俺は…恐らくスシというものを食べたことがない。
珠樹とは花見以来だな。同じく全力で挑む、宜しく。
>タコ
誰かが拘束していれば攻撃が止まるとの事だから、
珠樹が言うように誰か囮にとも考えたが、どれほどダメージを受けるかが分からないのがネックだな。
拘束との事なので絡みついて電撃とかはない筈だから、そこまで被害はないのではとも推測してるが。
あと知性があるなら挑発など有効かもしれない。
>マグロ
素早い上に攻撃力が高いのでサーシャだと攻撃が命中しない可能性が大だな…
縦横無尽に動き続けてるならマグロの方からこちらに来てもらった方がいいだろう。
正面から対峙する側と、その人達に意識が向いてる間にマグロの背後から確実に攻撃する側など。
出来れば挟みこんで同時攻撃など出来ればいいんだが…。
あとは岩が砂上にあるとの事だから、岩にマグロが衝突するように誘導、なども考えてはみた。
部位にもよるだろうが、どれほど効果があるのかは不明だが。
俺達はチョーカー装着で歩けても泳げないから苦戦を強いられそうだし。
相手に有利な場所で、普段より俺達の動きが鈍くなるのは予想出来るしな。
俺達は本当はマグロの方を重点的に叩きたいのだが、攻撃が当てられるかが不明なので、
今のところはタコ中心でと考えている。
人数が珠樹達しかまだいないので、人数が増えたらまた変更する予定有だ。 -
2015/07/23-00:26
こんばんは、貴方の明智珠樹です。好きな寿司ネタはサーモンです。
隣はシノビの千亞さんです。
何故私が純戦に居るのでしょうか。戦闘センス皆無ですが精一杯頑張ります、ふふ。
体長3mの巨大マグロオーガが1体。
でかくてつよい(確信)
動きも早そうですし厄介そうですね。
1.5mのタコ型オーガが4体。
絡みつく間は攻撃できない、とのことですが
絡まれてるほうはジワジワダメージ受けるのでしょうかね。
ただ悶えるだけでしょうか。
人数多ければ、囮となりタコの動きを悦んで封じるのですが、ふふ。
ひとまず、体育座りで参加者様をお待ちしております。