プロローグ
地獄だ!
壮麗なセレモニーホールに差し込む光は、すべて電灯を用いぬ自然光。
光は天窓と、窓のステンドグラスを通して降り注いでいた。
結婚式が執り行われている。
壇上には新郎。いくらか緊張はしているが薄笑みを浮かべ、己の人生の頂点とも言うべき瞬間を、白いスーツ姿で待ち受けている。
やがて流れる音楽は、昔ながらのパイプオルガンで奏でられたものだった。
新郎の視線の先、両開きの扉が開いた。そこには白無垢の花嫁が、彼女の父親に付き添われ立って……いたのだが、
いきなり、背後から蹴倒された。
花嫁はどたっと前のめりに倒れ、床に両手をつく。泡を食った父親が彼女を助け起こそうとしている。
だが会場の誰一人として、もう花嫁に視線を向けてはいなかった。
花嫁を蹴った、狼藉者を見ているのだ。
狼藉者は女性だ。
しかもなんと、ウェディングドレス姿の! 倒れているのも花嫁、蹴ったのも花嫁ということになる!
「この結婚はインチキよ!」
女は叫んだ。当然、場内は騒然たる有様だ。新郎はカエルを丸呑みしてしまったようにうろたえて、
「し、知らない……こんな女は知らない!」
と大声を出すも、無様にも壇上に尻餅をついているのである。
「よくもそんな嘘を……健太郎! 逆玉狙いで資産家の娘になんか乗り換えて!」
「ひぃぃ……! 頼子、ご、誤解だぁ……!」
今にも失禁しそうな状態で花婿が身をよじったその瞬間である。
「有罪(ギルティー)!」
キィィンとハウリング音混じりに場内放送が鳴った。
参列者の一人が気づいて、あっと声を上げた。
いつの間にか式の進行役の立ち位置に、ストールのようなもので口元を隠した女が立っているのであった。加えて目深にフードを被ってもおり、その顔はよくわからない。まとうのは、体にぴたりとはりつく赤いローブだ。花嫁を蹴倒した犯人に続く第二の闖入者である。(なお本来の進行役は、ぐるぐる巻きにされて彼女の足元に転がされていた)
「静粛に!」
すべての視線が彼女に向かう。ざわついていた会場がたちまち、水を打ったように静まりかえった。
マントの女の目に勝ち誇ったような色が浮かぶ。彼女は、注目を浴びていることを意識するように、わざとらしくゆっくりとマイクを台から外して握った。
「我々マントト……あっ!」
ここで『あっ』と思ったのは彼女だけではなさそうだ。
噛んだ。
セリフ、噛んだ。
静まりかえっていた会場に、ヒソヒソヒソと囁き声が立つ。
恥ずかしさかいたたまれなさかは判然としないが、マントの女は肩を怒らせ、前蹴りでどーんとサイドテーブルを倒して吼えるがごとく、
「なしっ! 今のなしっ!」
片足をテーブルにかけ、一声叫んで叫ぶのだった。
「我々マントゥール教団テューダー派は、この結婚の無効を宣言するものである!」
今度はうまくいった。マイクは調整が悪いようで、あいかわらずヒュウヒュウひどいハウリングをしているが、彼女は誇らしげに胸を反らしている。そうして、マイクに向かって大声をあげた。
「者ども、かかれ!」
今時『者ども』なんて発言をする人間が実在するのも驚きといえば驚きだが、会場にもたらされた驚愕と混乱はその程度ではすまない。
このとき「イーッ!」だか「ヒーッ!」だか悲鳴にも似た奇声を発し、すっぽり黒覆面で顔を覆った怪しい集団が、会場のあらゆるドアを開け、ステンドグラスを突き破り、床板を外し……と、いたるところからゾロゾロ出現したのだ。二十人はいるだろう。もうちょっと芸のある言い方をしたいところだが、連中を表現するのに最適の言葉はやはり、シンプルに『戦闘員』ではなかろうか。
「私はテューダー派幹部の一人、プリム・ローズ! ようく覚えておくがいい!」
セリフを噛んだというミスを忘れさせようとでもいうかのように、マントの女……プリム・ローズは哄笑するのである。
引き裂かれるカーテン、踏み消される灯火、窓ガラスは砕け散る。乱入した戦闘員たちはすぐさま、椅子を蹴倒したり参列者を追い立てたりと大騒ぎを始めた。逃げ回参列者たち、なんか楽しそうな者も混じっているが、大半の人は阿鼻叫喚の有様だ!
「イーッ!」
戦闘員が追う!
「きゃー!」
親戚のおじさんが逃げる!
「ヒーッ!」
戦闘員が追う!
「ひょえー!」
親戚のおばさんが腰を抜かす!
「イーッ!」
式に退屈していた子どもたちが大喜びで、逆に戦闘員を追い回す!
「イーッ!?」
なぜ、というような声を上げて戦闘員が逃げる! いやこれでも結婚式の破壊活動になっているのだからいいのだ。
そのころ壇上では放心状態の新郎を尻目に、ウェディングドレス姿の女ふたりが激しいつかみ合いを演じていた。
……地獄だ!
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A.R.O.A.職員の葵は今日も浮かぬ顔をして現れた。……どうもこの人が、笑ったり食べたりしているところは想像しがたい。
今日も葵の肌は透き通るように白く、どこか、血圧が低そうな印象を与える。
「……」
癖なのだろう。葵はこのときも、細く長い指をこめかみに当てていた。とんとんとこれを叩きながら、
「マントゥール教団に、テューダー派という別働隊がある。聞いているかもしれないな。先日、連中は銀行強盗の未遂事件を起こした」
銀行強盗はA.R.O.A.の活躍によって防がれた。しかしまた、テューダー派が動き出したという。
「今度は、結婚式の破壊活動を請け負っている連中が出てきた」
主犯はプリム・ローズと名乗る女であること以外わかっていない。この女は式場に突然乗り込み、戦闘員のような怪しい連中を放ってさんざっぱら暴れ、式を台無しにするという。
どの結婚式破壊も、新郎ないし新婦のことを深く恨みに思う関係者が金を払って依頼したものである。とはいえ破壊を依頼した人間も、プリム・ローズやテューダー派にはまるで面識がないという。なのでどうしても、敵を引っ張り出す必要があるということだ。
「このような秩序への挑戦を黙って見過ごすわけにはいかん。……A.R.O.A.は情報網を使って、このプリム・ローズと接触する方法まではつかむことができた。あとは囮作戦だ。この女幹部に接触し、偽の結婚式をひらいて連中を一網打尽にしてほしい」
結婚式場は押さえ、A.R.O.A.職員を中心として、エキストラによる参列者(偽の親戚や友人)を集める段取りでまではできている。
「最低限必要な人員は、プリム・ローズに接触する『結婚式に恨みを持つ第三者』つまり、依頼主の役だな……と、『新郎』役『新婦』役、それに司会役か……他にも必要な役割が考えられるならアレンジは任せる。他の者は、親戚や友人のふりをして会場に伏兵するといいだろう」
かくしてミッションが下った。
「テューダー派を騙して動かすには、それなりの説得力のあるストーリーが必要になるはずだ。また、これまでの結婚式破壊の例では登場がなかったとはいえ、連中はデミ・オーガを戦力として繰り出してくる恐れもある。ため、甘くみないことだ」
かくして、ウェディング・ブレイカーたちをブレイクするという作戦が動き出す……陰謀を粉砕せよッ!
解説
●目的
プリム・ローズなる幹部に率いられたマントゥール教団テューダー派をおびきだし、懲らしめてしまいましょう。
以前のシナリオ『大銀行強盗ッ!』に出てきた幹部バル・バラとは違い、プリム・ローズはは自分たちを正義だとか思っていないようです。なので、追い詰められたら残虐な振る舞いにでる可能性もあります。
拘束できずとも、彼らを撃退できれば成功とします。
●プリム・ローズ
ストールとフードで顔を目以外の場所を隠した謎の女幹部です。まだ少女と言えそうな声をしています。
ごらんの通り割と単純な性格のようですが、依頼者のことを頭から信用したりはしないので、『なぜ結婚式を妨害したいか』という作り話をするにしても、整合性のあるものでなければ見破られる恐れがあります。
また、彼女はデミ・オーガを使って破壊活動をすることに躊躇しません。危なくなればきっと出してきます。
ただ、セリフを噛んだことを気にするなど、存外プライドが高すぎるきらいがあるので、そこを利用して冷静さを奪うということもできるかもしれません。
●結婚式会場について
ホテルの結婚式場を使いますので、会場に大がかりなトラップをしかけたり会場そのものを改造したり……というのはできません。(そもそも、事前にそんな動きをしていればテューダー派側に見破られてしまうかもしれません)
披露宴会場もついていますが、今回は式場が舞台になるはずです。
●流れについて
プリム・ローズを作り話でひっかけるシーンは、ご希望に応じて描写の「あり」「なし」を切り替えます。
当日の場面を多くしてほしい場合は「プリム・ローズはひっかかった」という前提で話を進めて下さい。どなたか一名、代表者が「あり」「なし」のどちらを希望するか書いていただけると助かります。(指定がなければ私が考えます)
以上、ご健闘をお祈りしています。
ゲームマスターより
GMの桂木京介と申します。よろしくお願いします。
アドベンチャーエピソード『大銀行強盗ッ!』につづく、マントゥール教団テューダー派登場エピソードですが、前回シナリオとはほとんどつながりがありません。ですので『大銀行強盗ッ!』を読んでおく必要はまったくありません。
コミカルテイストな冒険譚です。初心者の人も、上級者の人もお待ちしております。
お話の性質上、激しく負傷するような展開にはしないと思います。
どうせお芝居をしかけるのですから、変装や偽名など、普段の自分たちとは違うキャラを演じてみるのも面白いかもしれませんね。
また、『新郎』役『新婦』役については、同一のウィンクルムである必要はまったくないので、いつもと違う組み合わせにしてもいいと思います。格差婚とか年の差婚とか、はたまた同性婚というのもありですよー。
それでは、素敵なプランをお待ち申し上げております。
桂木京介でした。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ニーナ・ルアルディ(グレン・カーヴェル)
花嫁の友人、参列者として参加 ドレス、紋章隠しのため手袋着用 式の席はグレンのすぐ側確保 エキストラの一般職員の方に、 会場から逃げたあと扉を閉めて 封鎖に協力してもらうよう事前にお願いしておく。 護身刀はハンドバッグに隠す。 グレンの両手剣は預かり目立たないよう、 自分達の座る場所の極力近くに隠す。 布で包み席の下に置いたり、 柱の影に隠したり。 隠し場所はグレンと合流次第こっそり伝える。 プリム・ローズ一行が出現後、 エキストラ半数以上の避難を確認したらトランス。 ハイトランス・ジェミニを使用。 戦闘員を一人でも減らせるように頑張る、 あんまり関わりたくないけど頑張る。 戦闘後は式場のお片づけ。 |
手屋 笹(カガヤ・アクショア)
代表:あり 配役:列席者の子供 (司会の付近の2・3列目辺りの席) 服装:子供用フォーマルドレス &子供用ブライダルグローブ(紋章隠し) カガヤは司会者の偽物頑張って下さいね。 戦いになってからは思いっきりやりましょう。 列席者を装い偽の式に参加します。 プリムローズが出現するまでは列席者の席で大人しくしています。 出現後は皆様の影に隠れて司会のカガヤの近くまで移動。 戦闘員が進入して来たら一気にカガヤに接近、 武器を回収しトランス&ハイトランスジェミニを行い 戦闘体勢に入ります。 職員の皆さんにもドア封鎖後後ろに下がってもらうように声掛け、オトーリデコイを放ち敵の注目を引きます。 わたくしもよくデミを狙って攻撃します。 |
日向 悠夜(降矢 弓弦)
◆設定 アサミ 派遣社員 新郎に捨てられたスミレの母親 スミレへの愛情と正への憎しみを持つ 依頼人に正の写真と情報を渡した 人手不足で式場に派遣される事が決まっており、プリムローズ達に協力したいと思っている 作戦当日は職員の服装 手袋着用 武器は事前に式場スタッフルームに隠しておく ◆ 事前に式場の手伝いをしておく 協力する場合はプリム・ローズらの求める情報などを提供 提供情報は仲間と共有しておく 当日はアサミとしてプリムローズらの成功を祈る プリムローズが乱入したら武器を準備 戦闘員が乱入したのを確認後逃走に使えそうな場所を封鎖し、会場へ 弓弦に走って近づきトランス 戦闘員の無力化、捕縛を優先 デミオーガが出てきたらそちらを優先 |
ロア・ディヒラー(クレドリック)
花嫁役として露平 愛子(つゆひら あいこ)を名乗り参加。当日ウエディングドレス(プリンセスライン)姿にロンググローブ(紋様隠しのため)、ティアラとベール着用。ウエディングドレスの下には動きやすい衣服を着ておく。 新郎の嘘になど全く気づいていない設定。 普段はローテンションだけど、テンションあげつつ、丁寧語口調で夢見る新婦を演じる。(会話術5、フェイク2スキル使用)事前に武器のスカルナイトナックルはふわっとしたドレス内側のガーター部分に仕込んでおく。 「私の事を騙していたなんて…!!」 襲撃開始と共にこちらへ来たクレちゃんと速攻トランス。ドレスを脱ぎ捨て動きやすい衣服とナックル装備 ディスペンサ使用も考慮 |
ヒヨリ=パケット(ジルベール=アリストフ)
事前にドアや机の数、配置を把握 職員へ作戦伝達と連携相談 また楽しそうな依頼ですわ♪ ★衣装 橙色の大リボン付きドレス ドロワーズ 髪はツインのフィッシュボーン 多花粉の百合の花束 ★当日 隠し子:スミレ役 明るい笑顔でママに寄り添う まだ見ぬパパに夢見てる超前向き幼女 日向さま本当のお母様に少し似てますわ 戦闘直前 目くらましに花束をプリム・ローズの顔に投げつける 素早くジルの元へ ★トランス後 「おじちゃまたち、あそんで♪」 戦闘員に集中 小さくすばしっこい体を活かして 戦闘員を笑顔で追いかけまわす 死角から複数同時に殴りたい 床から出てきたらモグラ叩き 可能であれば神人、一般職員と追い込み攻撃の連携 みなさんと一緒って楽しいですわね |
●猫の目
古典的だな――というのが、グレン・カーヴェルが最初に思ったことだった。
接触点として指定された街角でグレンを迎えた男たちは、自動車に乗るやすっぽりと顔を隠す黒覆面をかぶった。以後はただ、車内でも「イーッ!」とか「ヒーッ!」とか言うばかりである。よく考えるとこれ、口調や声で個人を特定されないという便利な方法なのかもしれない。
そしてグレンは彼ら戦闘員に目隠しをほどこされ、方向感覚を失うほどにぐるぐると回り道する自動車に小一時間ほど揺られた上で、ようやく地下らしき一室に通された。
「目隠し、取ってもいいよ」
やや不機嫌そうな少女の声。ゆっくりとグレンは目隠しを外し、まぶしそうに目を細めた。
殺風景な一室だ。壁も床も打ちっ放しのコンクリート、自分が座らされている椅子とテーブル、向かいにもう一つ椅子がある以外は家具らしい家具もない。ただ一つのドアが右手奥にあった。
向かいの椅子に、赤いローブを着込んだ少女が座っていた。ローブには幾何学的な模様が織り込まれている。やや釣り上がった猫のような目の形で、涼やかで大きな鳶色の瞳をしているようだ。けれど彼女についてうかがい知れるのはそこまでである。少女は目深にフードを被り、口元もやはり赤いストールで隠していたから。
暑くないのかその格好――という本音の質問は心に秘めて、グレンはおずおずと切り出す。
「あなたが……プリム・ローズ様ですか……」
「あたし、男は嫌いなの」
ご挨拶だな! グレンは思ったがそんな考えはおくびにも出さず、自分は依頼人の『リオウ』で、プリムに依頼したいのは幼なじみの結婚式を粉砕することだと告げた。もちろん、木訥とした口調を装いながら、である。
以下、箇条書きで依頼に至る内容を記そう。
・幼馴染の『露平愛子』がある日ある男と、あっという間に結婚することになった
・気になってその男『弓削正』の身辺を調べれば、三又四又はいつものこと、『スミレ』という隠し子までいると判明した
・愛子には再三、不幸になると伝えたが、恋は盲目というのか、彼女は聞く耳を持たなかった
・だから式を邪魔して、愛子の目を覚まさせてほしい
戦闘員、というか、最初に接触してきた連中にはこれで通った。一通り話しただけで彼らは、「イーッ!」と車に乗せてくれたのだ。多分あれは「良(い)い」という意味だったのだと、今になってグレンは思う。
ところが、
「どうだか」
プリム・ローズの反応は冷淡だ。そればかりか、
「あなた……リオウって言うんだっけ?」
と鋭い目をして言ったのである。
来る――グレンは身を強張らせた。きっと試されるのだろう。プリム・ローズは疑り深い性格だと聞いている。
予想に反して、プリムはグレンの手のことには触れなかった。包帯で手の甲の文様を隠していることをとがめられるかと思い、身辺調査中に怪我を負わされたという話をグレンは仕込んできたというのに。
代わりにプリムが問うたのは、もっと根本的なことだった。
「これがあなたの、単なる横恋慕ではないという証明はできる?」
返答次第では――プリムの猫目がそう言っている。
あのローブの下には短刀でも仕込んでいるのだろうか。それとも、戦闘員たちがドアの外にスタンバイしているのだろうか。いずれにせよ、嘘とばれれば愉快なことにはなるまい。
グレンは迷わなかった。
「違う。横恋慕じゃない」
即答した。
「愛子のことは幼馴染として心配している。妹のことを案じるというのに近い」
「意外ね。どうして?」
「なぜなら私……俺には、別の想い人がいるからだ」
嘘に嘘を重ねるつもりはない。
嘘に重ねるのは、真実だ。
グレンの脳裏に浮かぶのは、黄金の髪、透き通るブルーの瞳――愛らしいその人は、そう、ニーナ・ルアルディだ。
言ってみて初めて、胸がカッと熱くなる。気恥ずかしくもあったが、すがすがしい気分でもあった。
「男は無責任で嘘つきで虚栄心の塊で、なのにいざとなると臆病で……あたしは基本的に男の言うことは信用しない、けど」
プリムの目が、じっとグレンに注がれていた。
「聞こうじゃない。詳しい話を」
●結婚式、開会
クレドリック、胸に紫の薔薇飾りをあしらう男、同じ色の髪を背で束ね、悠然と木製の椅子に腰掛ける伊達男。背もたれに預ける背中の角度も、投げ出した足の長さも、これ以上ないほど完璧だ。それに服装、彼ほどスーツの似合う男も他にいないだろう。高級デパートでないと扱わないようなスリーピース・スーツを、まるで普段着のように着こなしている。
彼は今、新婦の兄『露平呉夫』という役柄で、式場の前方に腰を下ろしているのだった。なお普段より長めの髪なのは、角をウィッグで隠しているためである。同様に手袋で手の甲の文様を、衣装で尾を隠していた。よほどのことでもないかぎり、クレドリックが精霊だと見破られることはないだろう。
姿勢には余裕がうかがえるが、クレドリックの眉間には苛立ちが見えていた。
「下品な輩には下品な参列者があるものだ……」
憎々しげに呟き、彼は新郎側の参列者を一瞥した。新郎『弓削正』の一族や友人たちである。
――なんだかクレドリックさん、本当に新婦のお兄様かと錯覚してしまいますわ。
すぐ斜め後ろの席で、彼を眺めながら手屋 笹は思った。新郎側の列席者といっても、その正体はA.R.O.A.職員らによる即席のエキストラ俳優だったりするので、やはり偽物ばかりの新婦側と大差があるわけではない。けれどもクレドリックの言葉には、切れば流れるような血が通っているように思われ、笹も彼の視点に引き込まれてしまっていた。その上で新郎側を見るとなるほど、どこか育ちの悪い、成金趣味のように見えるのである。
現在、クレドリックは『呉夫』になりきっている。可愛い妹をあんな男にやるものか、と思っている健気な兄の姿である。演じているつもりはクレドリックにはない。今日に至るまでずっとイメージトレーニングした成果であろう。
一方笹は『列席者の子ども』役で、幼い雰囲気のフォーマルドレスを身につけ、やはり子ども用のブライダルグローブで手の甲を覆っている。彼女の役には名前がなく、プリム・ローズ一派が行動を起こすまでは比較的楽な立場である。それでも笹はやはり作戦の性質上、つい、重い鉛みたいな緊張を胃に感じていた。うかつな行動をとればたちまち、プリムたちは罠と気付いて退散してしまうことだろう。
――わたくしでもこれほど緊張するのですから……。
笹は髪をなでつけるような姿勢を取りつつ、そっと司会者を盗み見た。
結婚式の司会進行は、フォーマルな黒スーツの男性であった。ピン留めした胸の名札には『トゥール』と書かれている。どうも司会者としてはまだ新人のようだ。慣れないのか彼は、コツコツと司会台の後ろを往復しながら、台本を何度も確認している。
もちろん『トゥール』も見た目通りの人物ではない。その正体は笹と組む精霊、カガヤ・アクショアなのだ。だから、司会役に不慣れというのは本当だ。
――騙すためとはいえ司会者なんて緊張する……!
カガヤは両の頬が突っ張るような感覚を覚えていた。つい安請け合いしてしまったが責任重大だ。司会者の定位置は会場すべてが見渡せる場所、司会は司会でこなしつつ、式会場全体を眺めて異変を察知しなければならない。上手くこなせるだろうか。
「ハイ! トゥールサン! 今日はヨローシクお願いシマース!」
急に背後から声をかけられカガヤは飛び上がりそうになった。けれどそれは内心だけの話、動揺が口にも態度にも出なかったのはさすがであろう。
「神父様でしたか。今日はよろしくお取り計らいください」
言葉がとくにつっかえもせず、すらっと出てきたあたり、鍛えてきた会話術がものを言ったというべきだろう。内心カガヤは、そんな自分に驚いてもいた。
「ハイ、本日はお日柄もグッドで大変おめでたい一日になりソーデス」
ブロンドの神父は穏やかに会釈した。
随分と若い神父である。それも、顔立ちの整った神父である。豊かな髪は蜜の滝のように肩先から流れ落ち、唇には優しげな笑みが浮かんでいる。理知的な目鼻立ちをしているにとどまらず、慈愛に満ちたまなざしをしており、物腰も穏やかだ。正直、この服装が似合いすぎるくらい似合っている。
「ジルベールさんって、もしかして神父の経験者……現職だったりして?」
カガヤがそっと告げた。するとイエスとも、ノーともとれる曖昧な笑みを見せて神父……いや、ジルベール=アリストフは言うのである。
「まあ、似たようなことはしたこともありますけど――」
語尾はすっと溶けるようにして消えてしまった。
この『けど――』の続きが少しカガヤは気になったものの、やめておいた。ジルベールの切れ長の目にうっすらと愁いの色を認めたためである。誰にだって心に、デリケートな部分を抱えているものだ。それは笹なら、どうしても姉に対し憧れとコンプレックスの入り交じった感情を持っているということになるだろうし、自分ならたとえば、酒好きすぎて他人に迷惑をかけ続けてきた父親の記憶について当てはまるかもしれない。
ジルベールが瞬時見せた愁いは、現れたと同時に消え失せていた。彼は妙な、けれど楽しげに聞こえる朗らかな片言の発音に戻って、
「そろそろ時間、デスカネ?」
と、地味な色の制服を着た式場職員に聞いた。グレーの制服を着た女性だ。おそらく実際は若いのだろうが、彼女はやや冴えない顔色をしており、実年齢はよくわからない。
「そうですね……」
彼女は顔を伏せるようにして、ジルベールと視線を合わせない。そればかりではなく、目線そのものが宙をさまようようであった。背も丸めがちで、蝙蝠のように黒く大きな影を背負っているようにも見える。なにか大きな不安でも抱えているのだろうか。胸の名札には『アサミ』とあった。
『アサミ』は派遣労働者だ。この式場にもときどき手伝いに来たことがある。彼女は今日ここに派遣されることを希望し、合法的に式場に入り込むことに成功している。けれども彼女には、ただ働くこと以上の隠された目的があるのだ……。
なにやらサスペンスの香りがしてくるところだが、といっても無論『アサミ』も見た目通りの人間ではないのである。彼女も役に没頭するあまり、ほとんど別人格が憑依した状態になっていた。実際は日向 悠夜が、『アサミ』を演じているということを読者諸氏にはご記憶いただきたい。
「いよいよですね」
ニーナ・ルアルディが手首を返し、白い腕時計を見て言った。ニーナは名前のない『花嫁の友人』役だ。こうした場にふさわしい薄緑色のドレスで、隣の席のグレン……いや、『リオウ』にほほえみかけた。グレンは硬い表情でうなずいてみせる。
――本当に、『いよいよ』です。
ニーナはハンドバッグを握りしめる。表情こそ、友人の晴れ舞台を楽しみに待つ女性そのもので無邪気ではあるが、このハンドバッグにはひやりと鋭い護身刀が潜ませてあるのだ。彼女の足元の床も取り外せるようにしてあって、そこにはグレンの両手剣が隠されている。
やがて時間となった。司会者『トゥール』が開会を宣誓する。
「新郎のご入場です、拍手でお迎え下さい!」
舞台が動き出した。決して広くないこの会場のほうぼうで、それぞれの物語が展開される。いわば人生模様だ。たとえ芝居であろうと、このときだけはまさしく真実のドラマということができた。
『神父』ジルベールは優しく笑んで祭壇に上がり、両開きの扉を見つめる。
『花嫁の友人』ニーナは、なんの疑いもないようにぱちぱちと手を叩く。
一方で『リオウ』は唇を噛みしめ、どこかにいるであろうプリム・ローズ一派が、聞き耳を立てているのを意識する。
ギリ、と奥歯を噛みしめるのは神父の兄『露平呉夫』だ。呉夫は、睨み殺そうとでもするかのような視線を扉に向ける。
『列席者の子ども』こと笹は、そんな『呉夫』や『リオウ』のただならぬ気配を察して不思議そうな顔をしている。
派遣社員『アサミ』の目に赤い灯火がさした。彼女は、新郎に見られることを恐れるように顔を伏せて柱の陰に立つ。
扉が開いた。
正装姿の新郎、『弓削正』が得意そうな笑顔で、胸を反らし気味に入ってくる。
なんとも誠実そうな印象を受ける新郎だ。爽やかで、花婿という言葉がよく似合う。満月のような金色の目は優しげで、綺麗にセットされた髪型も見事に整い、礼服もしゃんとして様になっていた。育ちが良さそうに見えるあたりは、演じる降矢 弓弦の素が出ているからだろう。良き夫となり良き父となりそうなタイプに見え、軽薄な雰囲気はまるでない。
――弓弦さん、素敵じゃない……。
うっかり悠夜は自分が『アサミ』であることを忘れかけてしまった。どういう花婿姿になるかは想像もしていなかったので、不意打ちとも言える弓弦の晴れ姿に、つい見とれてしまう。彼の性格の良さが全面に出ているような麗しさだ。あんな姿で「結婚してください」なんてプロポーズされたら、一も二もなく「はい!」と返事してしまいそうだ。
――いけない!
悠夜は自分の頬を手早く両手で二度叩き、すぐに『アサミ』役に戻る。入念に役作りしてきたというのに、一発で解かれてしまった気分だ。今の彼は弓弦じゃない。『正』だ。『正』はクズ男、それを忘れてはいけない。
――今、一瞬だけどぼうっとしてしまったこと、プリム・ローズに目撃されてないかしら……。
悠夜は不安に思ったが、実はそう心配することはないのである。仮に目撃されていたとしても、それは『かつて愛した男に、まだ未練のある姿』と映っただけだろうから。
弓弦はジルベールに導かれて所定の位置に立った。笑顔のまま振り返る。
舞台が整いつつある。
ここでもう一人の主役の入場だ。
「さあ、いよいよ新婦のご入場となります!」
『トゥール』つまりカガヤが高らかに口上した。彼の緊張はもうかなりほぐれており、式会場を眺めて異変がまだないこともしっかりと確認できていた。
カガヤは、マイク一本だけで会場の空気をコントロールしている自分に気がついていた。
「どうぞ拍手を、盛大な拍手をお願いします!」
と声を上げれば、それだけ会場の期待が高まっていく。これが全部お芝居で、前にしているのもエキストラばかりの参列者とはいえ、今ここにいるのはすべて彼の大切な聴衆なのだ。しっかり盛り上げよう。人の気分をもり立てるのも寒くするのも、すべて司会の腕次第というわけだ。結構、司会役って楽しいかも――なんてカガヤは思ったりもする。依頼がないときに、司会のバイトなどしてみてもいいかもしれない。
扉が開いた。
――!
クレドリックは思わず立ち上がりそうになった。
ウェディングドレスを着てブーケを手に、『露平愛子』ことロア・ディヒラーが姿を見せたのである。
クレドリックは心臓を押さえようとする右手を抑えるのに必死にならねばならなかった。ロアは……目の覚めるような美しさではないか。
これは素の自分、つまりクレドリックがそう思っているのか、それとも、大切な妹を案じる『呉夫』の想いなのか、それは自分でもわからなくなっていたが、大きく心が動いたこと、それは確かだ。
普段からロアのことを観察(無自覚的なストーキングともいう)しているクレドリックだが、彼女のこんな姿を見るのはおそらく初めてである。
白いヴェールで飾られたロアの顔(かんばせ)は、緊張からか幸福からか、わずかに紅みを帯びていた。伏せがちの瞳はわずかに潤み、磨き抜かれた紫水晶を連想させる。黒髪を飾る白薔薇型のティアラ、たおやかなるロンググローブも鮮やかだが、それらはあくまで、彼女を飾り立てる小道具でしかない。ルージュで染めた赤い唇、白磁のような首筋、優雅な布地からかすかにのぞくのは、なめらかな胸元ではあるまいか……。
――ロア、今すぐ攫って逃げたいくらいだ。
その忸怩たる念が表に出かけたが、クレドリックはやはり懸命にこらえる。その様子がちょうど、『妹想いの兄』という演技にますますのリアリティを与えている。
なおロアもとい『愛子』の付添人つまり『花嫁の父』役はA.R.O.A.職員が務めていた。彼はすらりと背が高いが、白い髭と同じく白く長い眉で顔は半分以上隠れている。しかしその手は色白ですべすべとしており、実のところトータルで見ると違和感ばりばりだったりするのだが、誰もそのおかしさには気がつかないだろう。
なぜって、きっと会場の誰もが麗しき『愛子』に注目しているであろうから。
「それでは、この若いふたりに誓いを求めようと思いマース。汝、弓削正は……」
癖のあるイントネーションを残しつつも、ジルベール『神父』はどことなく熟練しているような様子でなめらかに式を運んだ。
新郎『弓削正』の誓いが終わる。そうして『愛子』に、
「誓いますカー?」
と、問いが投げかけれたところで、
「パパー♪」
バタンッ、と派手に両開きの扉が開け放たれた。
扉の向こうに立っているのは、うら若き少女だ。幼女というほうがしっくりくる。
年齢は七から九歳の間くらいであろうか。少なくとも十歳にはいっておるまい。橙色の大リボン付きドレスにドロワーズという可愛い衣装で、髪はツインのフィッシュボーンにしてあって、これまたとてつもなく愛らしい。両手には丁寧にラッピングされたとおぼしき大きな百合の花束を持っていた。
この場面で会場のほぼ全員が、言葉をオウム返しにしたのはごく当然の反応といえよう。
「パパ?」
壇上の『神父』と『愛子』だけではない。来客も式場の職員も司会者『トゥール』でさえも、それはもう特大バネに背中を弾かれたかのようにギョッとして繰り返したのである。
ところがここに一人だけ、異様なほどに落ち着いている人物があった。
「パパ……? お嬢ちゃん、会場を間違えたんじゃないかな?」
新郎の『正』である。その『弓削正』という名前に「添『削』して『正』す」という意味が隠されているのだとすれば、これこそまさに名前通りの、冷徹なまでのカット&編集口調といえよう。
ところがそんなごまかし、許さないのである。
たとえ天が許そうとも、悠夜……ではなくて『アサミ』は許さないのである!
ぐっと顔を上げてツカツカと舞台に迫ると、新郎を指さし『アサミ』ははっきりと言ったのだ。
「覚えてる? 私、あなたに捨てられたアサミよ! あのときお腹にいた『スミレ』が、もうこんなに大きくなったの!」
爆弾である。四方八方に炸裂する殺傷度の高い爆弾。といっても言葉の爆弾ではあるがこの告白は、実際の炸裂弾に勝るとも劣らないほどの衝撃を与えたといっても過言ではない。一気に会場はどよめく。
さすがの『正』も冷静ではいられなかったようで、一瞬、目がキッとつり上がった。
しかしその鬼気迫る表情はすぐに姿をくらまし、たちまち『正』は冷静に、冷酷といえるほどに落ち着いた口調に服して言ったのである。
「君とは、終わったことだろう? ……それとも、まだ金が必要なのかな」
弓弦はこのとき、小説や実録本に出てくる悪人を意識して『正』の言葉を紡いだ。己の悪を悪と意識し、それでいて悪びれないこの態度、演技と判っていても胸が痛むほどのクズ男っぷりだ。しかし弓弦は弓弦らしく、誠意を持って不誠実な男を演じきった。
幼き『スミレ』にはまだ事態が飲み込めないようだ。『パパ』と『アサミ(彼女にとっては『ママ』)の顔を交互に見比べている。とはいえ不穏なものはすでに感じ取っており、
「ぱ……パパ!?」
と怯えた表情だ。たとえ、演技者ヒヨリ=パケットはまるで怯えておらずそれどころか内心、
――修羅場、というやつですわね♪
と楽しんでいるとしても、そんなところは微塵も出さない。なぜって今、ヒヨリは女優なのだから。
「あ、あなた一体何のつもりですか!」
花嫁『愛子』としてはたまったものではないだろう。いきなり式を中断されたあげく、夫となる男性にむかって「パパ」と書かれたバズーカ砲が放たれたのだ。
「正さんは、あなたやこの子のことなんて知りません!」
けれどもその声は震えていた。『愛子』はこれまで一度も新郎のことを疑ったことがないのだろう。結婚に関して疑念すら抱いたことがないのではあるまいか。
このとき『呉夫』は血相を変えて壇上に上がろうとしていた。『リオウ』も腰を浮かせかけている。
だが決定的な一打を放ったのは、やはり『アサミ』だったのである。悠夜は『アサミ』になった気持ちで『愛子』を見る。その目に、怒りではなく哀しみと哀れみを浮かべながら。
「可愛そうな子……まだ夢の中にいるのでしょうね。かつての私みたいに……。その人が優しいのは最初だけ。彼が愛しているのは自分と、お金だけよ」
「そんなはずありません。正さんは……」
と返す『愛子』だったが、もうさっきまでの勢いはなかった。彼女は言葉を中断して夫となるべき男を見た。
「馬鹿馬鹿しい話だ。愛子、君はあんな言葉を信じるのか」
けれども『正』は目を逸らせていた。それが自分にできる、唯一の抵抗であるかのように。
なんら物理的な証拠があるわけではない。けれどもこのとき、ロアは、じゃなかった『愛子』は悟ったのである。
「私のことを騙していたなんて……!!」
これ本当に自分が『スミレ』の立場だったらトラウマになりますわね――と思いながらもヒヨリは後退する。
「パパ……生まれて初めて見るパパ……あの人が本当に……!?」」
そのとき、
「どいて」
とヒヨリは誰かに押しのけられた。
その人は赤いローブを着ていた。
少女のようであった。
「マイク」
どこからか会場に入りこんだ少女は、迷わず『トゥール』のところまで歩んで片手を差し出した。
「え?」
「マイク、貸しなさい!」
と言うが早いか、少女は『トゥール』つまりカガヤの手からマイクをもぎ取る。そうして声を上げたのである。
「有罪(ギルティー)!」
●場面一転!
だがこの必殺の決め台詞は、「ギル」のあたりでブツっと途切れてしまった。
漢字で書くと「有」くらいで終わった感じか。いや漢字で書く意味あんまりないけど。
マイクのプラグが抜かれたのだ。
「抜けちゃった♪」
ごめんね、と舌を出して『スミレ』が笑った。片手にぷらんとマイクコードを握ってぶらぶらさせている。いやもう『スミレ』ではないだろう。彼女は本来の彼女……ヒヨリへと戻っていた。
赤いローブの少女すなわちプリム・ローズは「げっ」というような眼をしたが、すぐに、
「……良い子だからそれ、元のところに戻してね」
と猫なで声を出した。しかしそれもつかの間、
「毎度お騒がせしております。司会のトゥールです」
突然『トゥール』はそう言って、ジャケットの内ポケットからもうマイクを出してきてスイッチを入れた。ところがこれを見てプリムは、勝ち誇ったような声を上げたのである。
「甘いわね司会さん、そのマイク、コードがついてないわ」
「あ、これワイヤレスマイクなんだ」
「なんだとー!」
実際、トゥールがマイクのボリュームを調整すると、彼のマイルドな声がエコーをきかせつつ、会場中のスピーカーを響かせたのである。
「申し訳ありませんが、本日の結婚式はここまでにしたいと思います。列席の皆様に関しましては速やかにご退出ください」
「こ……こらこらこらー!」
もう余裕もなにもあったものではない。プリムは『トゥール』に飛びついてマイクを奪おうとする。されど、
「いけませんわ、司会の邪魔をなさっては」
鮮やかな緑色の髪をした少女に体当たりされ床によろめいた。この少女が、笹であることは言うまでもないだろう。
その間、『トゥール』の誘導で、あっという間に列席者の大半は会場から抜け出てしまった。プリムはますます激高して、
「リオウ、リオウはいるっ!? あの司会者をなんとかしなさい!」
と振り返ったものの、そこに彼女が見たのは、列席客の一人(ニーナ)に案内されて床板を外している彼の姿だった。
「そう、そこを外して」
「これか……うん。綺麗に包まれてるな、礼を言うぜ」
彼がはらりと包みをほどくと、蛇のような鞘に収まった太刀が出てきた。
「グレンが大切にしている剣だから、大切に扱いました」
「何言ってるんだ、俺が大切にしているのはニーナ、お前だ」
「そうですか……って、な、なに言ってるんですかこんなときに!」
「ははは、これだからニーナはからかいがいがある」
「リオウ、その子が例の『想い人』ってわけね。お会いできて光栄だわ……って違ーう!」
動転しているのだろう、プリムはノリツッコミ気味に赫怒して両腕を振り上げた。
「騙していたのねリオウ! あれだけ真剣に語っておきながら!」
それを聞くや『リオウ』はプリムに向かって屹立し、素直に頭を下げた。
「……すまん。確かに嘘だった。あと、俺の本当の名はグレンだ」
「嘘つき! 嘘つき男! 最低!」
プリムの目が潤んでいるように見えた。
――もしかして、プリムのこと傷つけちゃったかな……。
グレンは胸が痛んだが、それをフォローするように壇上から『正』こと弓弦、そして『アサミ』こと悠夜が呼びかける。
「もう察したかもしれないが、僕たちはA.R.O.A.だ。だが信じてほしい。君を騙して喜ぶような趣旨じゃなかった」
「そう、私たち、詐欺的な結婚、不幸な結婚を妨害するというあなたたちの考えそのものを否定する気はないんだよ。ただ……過剰な破壊行為はやりすぎと思ったからやめさせようとしただけ」
弓弦と悠夜はしっかりと手を結んでいた。先ほどまでの愛憎劇が嘘のようだ。
プリムの口元からストールが落ちた。目鼻立ちの整った美少女といえる顔つきだ。ただ、声のイメージよりさらに幼くも見えた。
「もう誰も信じない……ッ! 者ども、かかれ!」
どうやらこの言葉が合図だったらしい、
「ヒーッ!」
「イーッ!」
ようやく登場、とばかりに、ドアを開け天井を破り、さらにパイプオルガンの中から、ぞろぞろ戦闘員が出てきた。
「オルガンの中に隠れてた人には正直、お疲れ様って言いたいね!」
白いヴェールが空に舞う。花嫁『愛子』はドレスを脱ぎ捨てていた。その下から現れたのは、動きやすく腰をしぼった巫女服。戻ったのだ、本来の姿つまりロアに。
「受け止めて!」
無助走でロアは跳躍した。階下の座席めがけて飛ぶ。
「させるか! 花嫁を捕らえよ!」
プリムが指示すると「ヒーッ!」の集団が三人ほど、一斉にその方向に走った。
けれども彼らは間に合わない。たちまち『呉夫』、いやクレドリックに花嫁を攫われてしまった。
「ロアは私のパートナーだ。見誤ったな……」
ぱっと空中でロアを抱きとめ、クレドリックはそのまま舞台上に飛び乗ったのである。
「永久(とこしえ)に誓う」
それは婚姻の宣誓か。いや違う、ロアとクレドリックのインスパイアスペルだ!
ロアの唇がクレドリックに触れる。ライラックの光があふれ出し、彼女と彼はトランスを果たした。
彼らばかりではない。このとき次々と、ウィンクルムたちのトランスが完了していった。
「さあ、参りましょう」
その鍵語とともに、乳白色のオーラを放ったヒヨリとジルベールも同様だ。
こうなったら遠慮はいらない。
「おじちゃまたち、あそんで♪」
言いながら元気に声上げて、ヒヨリは戦闘員を笑顔で追いかけ回す。その強いこと! 戦闘員はたまらず逃げ出した。
「ヒーッ!」
「まてまてー」
「ヒイイーッ!」
「まてまてー!」
小さくすばしっこい体を活かして、ヒヨリは彼らをぐるぐるパンチでポカポカ叩くのである。こう書くと可愛いが、油断していると骨が砕かれそうな拳の威力だ。戦闘員は必死で逃げるほかない!
ジルベールはそんなヒヨリの行動を、ハラハラしながら見守っているのである。いくら実力差があろうとも、あまりに好き勝手しすぎに見える……どうしても、気が気でない。
「くっ、罠にかかったっていうの……!」
プリムはギリギリと歯ぎしりしていた。
ヒヨリだけではない。ウィンクルムたちは一斉反撃に転じている。
グレンの太刀が空中に弧を描く。それはまるで光の奇跡、しかしただの光ではないのだ。剣閃がやむと同時に、三人の戦闘員たちがドミノのようにバタバタと倒れた。
「安心しろ、峰打ちだ」
涼やかに言うグレンの足元で、「うぐぐ……」と戦闘員たちは唸っていた。どうやら奇声以外も出せるらしい。
その頃、
「ロアには指一本触れさせない」
とロアを横抱き(通称お姫様抱っこ)したまま、クレドリックは足使いだけで軽々と戦闘員たちを翻弄していた。戦闘員の拳も剣も紙一重で避け、重力を無視するかのごとく、くるくる旋回したりして自由自在である。
「ち、ちょっとクレちゃん、下ろしてくれない!? っていうかどうして戦闘中なのにそんなに楽しそうなのっ!?」
「戦闘? 私にとってはダンスのようなものだよ」
哄笑を上げるクレドリックなのだが、どうも彼の場合、他意がなくても悪人っぽい笑いになってしまう。
カガヤの両手斧は、司会の台の裏手から出した。同じく笹の剣と盾も、さっと出してカガヤは笹に渡してい。
すでにトランス状態に入っている笹とカガヤだが、
「カガヤ、思いっきりやりましょう」
笹はそこから、彼の手の甲に口づけてハイトランス・ジェミニを発動した。
「助かるよ笹ちゃん。手加減するにしても、連中より圧倒的に上回っているほうがやりやすいからな」
こうなるともう無敵に近い。カガヤはオトーリ・デコイを放り投げた。これに注意を向けた戦闘員たちを足払いで転ばせ、瞬時にして、カーテンを引き剥がした即席のロープで縛ってしまう。
はっきり言って一方的な展開だ。戦闘員というと強そうだが、単なる「ヒーッ!」集団がウィンクルムに勝てる公算は限りなくゼロに近い。
「く……」
次第に形勢不利になりゆく状況に、唇を噛んでじりじりとプリム・ローズは後じさった。
その背中が誰かに触れた。
そこにいたのは『神父』であった。そう、ジルベールだ。彼はゆっくりと首を振った。
「何故こんな事ヲするデースカ。いくら寂しくとモ、リアじゅう爆発させるの良くないデース」
「さ、寂しくなんか……!」
パンッ、とジルベールが差し出した手をはたいて、プリムは目を怒らせた。
「そもそも、リア充だかなんだかを爆発させているつもりはない! あたしは不誠実な男が不幸を引き起こそうとしているのを妨害しているだけ!」
「オー、悲しいことデース」
ジルベールは憐憫の眼差しをプリムに向けていた。たしなめるのではない。叱るのでもない。ただ、可愛そうに、というように語るのである。
「基本的にはあなた、優しい人と思いマース。けれど独善いう言葉、知っていてクダサイ。幸か不幸か決めるノハ、あなたデハナク、当事者ではアリマセンカ?」
「独善……あたしが……!」
「そうだな。そういうのを二流の悪役と言うんだ」
そこに乗じたのは弓弦だ。新郎のスーツのまま、ぴしっとプリムを指さして言う。
「巨悪であれば、もっと大局的にものを見るべきだろう。それができず、自分の小さいレベルでしか判断できない。勝手に他人の行動を幸不幸で単純二分化し、自分が不幸と認定したものを一方的に悪とし叩いて正義ぶる」
弓弦の言葉は厳しい。苛烈といってもいいくらいだ。本来、彼はそこまで厳しい人間ではないのだが、ここではプリムの式を打ち砕くべく、あえて鬼に徹しているのだ。
「それが二流でなくて何だ!」
弓弦は剣を振るったわけではない。拳銃も忍ばせてきたが抜きもしていない。彼が放ったのは言葉の弾丸だ!
弓弦の言がプリムを貫いた。
「そんな……はずは……」
彼女は力が抜けたのか、よろめいてどんと腰から祭壇にぶつかってしまった。その拍子に、ばさっと頭のフードが落ちた。頭髪があらわになる。
「あっ」
ジルベールは知っていた。
プリムの髪型、それを見たことがあった。
その華麗な曲線は夜の海、渦潮のように螺旋を描きその尾は外側に跳ねている。
しかもそれが両サイド、鏡に映したかのごとくそっくり同じ形同じ位置で左右にあるのだ。
……これがプリムの髪型の、最も際立った特徴であった。
ジルベールの記憶にあるテューダー派幹部、バル・バラという青年も、そっくり同じダブルタイフーンを頭に宿していた。といっても彼女の髪色はバルと違う。プリムの髪はブルネットだ。それに顔つきも、どことなくバルと似てはいるが同じではない。
けれどもなにか血というか、ジルベールが彼女とバルの間に何か関連があると感じたのは事実だ。
「その髪……」
ジルベールがそう言いかけたときである。
「危ない!」
悠夜が声を上げた。
「彼女、何か出そうとしてる!」
それとほぼ同時に、プリムは懐に手を入れ、ぱっと白いボールを取り出した。床にたたきつける。
「覚えてなさい! この屈辱はいつか倍にして……」
破裂したボールはもくもくと派手に白い煙を吹き出した。といっても毒ガスのたぐいではなく強烈な煙幕のようだ。悠夜もそのすぐそばにいたが危険は感じない。とはいえたちまち、プリムがいた一帯はミルクのように濃い霧に覆われてしまった。
「その捨て台詞に煙玉? とことん古典的よね……!」
悠夜は咳き込みつつ言うのであった。少々あきれるのは事実だが、ここまで徹底してオールドファッションドだと、むしろ一周回って新鮮にすら感じてしまう。
「さてこうなると……」
弓弦は即座に悠夜をかばうように立ち、懐に手を入れて片手銃を抜いた。名は「レジェンド・グルラー」、エメラルド石の一種グルラーで作られた、見た目も鮮やかな工芸品のような銃だ。されどその命中精度は高く、鉄の塊にはない適度な重さもあって弓弦は気に入っている。いかにも機械という金属銃とは違って、どこか温かみのある手触りもいい。
撃鉄を起こす音がジャッと鳴るのは宝石銃の特徴だ。そのジャッ、を聞いたかと思いきや、弓弦の銃口から赤い火花が散った。
「デミオーガの出番、と思っていたらその通りだったね」
ナチュラルボーン機械音痴の弓弦も、宝石銃なら話は別だ。宙に舞った薬莢がチィンと音を立て床に落ちる頃には、もうその射撃の技量は証明されていた。額を撃ち抜かれたデミ・大ラットが横ざまに倒れて動かなくなっていたのだ。煙幕もおおかた晴れている。
「プリム・ローズがいない……彼女を追うべき?」
悠夜が問うも弓弦は首を横に振った。
「今はデミオーガの掃討を重視すべきだ」
それに、と彼は『弓削正』ではなく降矢弓弦としての、嘘のない笑みを悠夜に向けたのである。
「プリム・ローズの特徴と行動は記憶したよ。次、街ですれ違ったとしてもすぐ彼女だと気付くと思う」
●終幕!
「プリムローズってのはハーブティーの名前でもあったと思うが」
グレンはデミ・大ラット相手に剣を振るっていた。
「そのイメージと違って、ずいぶん泥臭い手を使ってくるもんだな!」
出てくる出てくる、デミオーガはいくらでも出てくる。戦闘員とは違ってこの敵相手に加減は無用だ。稲妻のようなグレンの太刀筋は、動物本能だけではとても読み切れまい。走る閃光は次々と、ラットをたたき落としていく。
「まったく……『イーッ!』の戦闘員ともあんまり関わりくたいないものだけど、ラットなんてもっとご免ですね」
ニーナは椅子を使って即席のバリケードを作り、ラットが飛びかかりにくい状況を築いていた。
緑の髪が躍る。噴水のように清らかに躍る。笹もそのバリケードの内側に入り、左手の盾を前面に突き出しつつ、短剣でラットに応戦していた。
「神聖なる式場を、これ以上汚す行為は許せませんわ!」
剣は短剣、といってもクリスタルを加工して作ったものゆえ、その輝きは神々しいほどにまぶしい。白刃が走るたび、邪なるラットたちは恐怖にすくみ上がる。そのまばゆさを直視して、たまらず逃げてしまう個体もあるほどだ。
「キリがないかと思ってたが……」
両手をぐっと下げて両手斧をまるでベースギターのように構え、カガヤは両膝をそろえてバリケードを跳び越えた。
「そろそろ終わりになりそうだ。一気にたたみかける!」
「カガヤ、無茶はいけませんよ!」
「無茶じゃないさ、笹ちゃん。こういうのは蛮勇って言う」
「それ、無茶を別の言葉で言い換えただけじゃないですか!」
「はは、冗談だ。笹ちゃんがネズミを相手にするの、もう見たくないんでね!」
頼む、とカガヤは声をかけた。
「任せろ」
応じたのはクレドリック、霧を発生させてカガヤを援護する。混戦になったがクレドリックの伊達男ぶりに変化はない。髪型だって、まるで乱れていないのだ。とはいえ彼が、
「さあ、惑うがいい。この霧に溺れゆくのだ……!」
と、なんだか厨二病ライクな芝居がかったセリフを言うところにだけは、毎度のこととはいえロアは軽く引いてしまうのだった。
「クレちゃん、絶好調よね……」
多少気怠げにそう言ったものの、それをどう聞いたかクレドリックは、
「楽しいだろう! ロアも思いっきり自分を解放するといい! 解放はいいぞ!」
と笑うのである。悪人っぽい笑顔で。
けれどもロアは、クレドリックの笑顔が凶悪げに映るのが単に、普段彼が無表情な分の裏返しであることを学習していた。むしろこうして楽しそうなクレドリックを見ると、なんだか安心するのも事実ではあった。
「よーし!」
ロアはナックルをふるった。やはり自分には悲劇のヒロインより、こうやってクレドリックと並んで冒険しているほうが似合うように彼女は思う。ナックル、ナックルパンチ!
この混乱に乗じて逃げようとする戦闘員もあった。ぐるぐる巻きにしばられているのに、もぞもぞ這って出て行こうとする。
それをヒヨリは目ざとく見つけて、
「おじちゃま、イモムシごっこ?」
なんて言って飛び乗ったりする。
ああやっぱり――ヒヨリは思わずにはいられない。
やっぱり、普通の子どもを演じるのって楽しい!
「ちょ、ちょっと、ピヨ、それはあまりに無茶です!」
援護と回復役に徹していたジルベールが、ヒヨリの元に飛んできた。ヒヨリの父というか母というか、保護者の気持ちになっている。ヒヨリの成長を見守りたい気持ちもあるけれど、ヒヨリがケガをしたりするなんて、想像するだけでも恐ろしい。
そんなジルベールの不安が的中したというのか、
「イーッ!」
がばっと戦闘員が、縛られていたカーテンから抜け出てヒヨリに飛びかかろうとした。
けれども、大丈夫。
「これ、プリム・ローズに使いたかったんですけれどもね♪」
にこっと笑ってヒヨリは登場時に持っていた花束を拾い上げ、これをばさっと戦闘員の顔面に叩きつけた。
百合の花束だった。
それも、他花粉の百合の。
「ヒーッ……ハックショイ!」
戦闘員は甲高い声でくしゃみをした。そこをヒヨリがその武器、ボートのオールでぼがんと殴りつける。漫画だったら目から星が飛び出す演出があったかもしれない。戦闘員は哀れ、ぱたりと気絶したのである。
戦いはウィンクルムたちの圧勝に終わった。
「やれやれ……」
出口付近で戦闘を眺めていた『花嫁の父』が立ち上がった。
「肝心のプリム・ローズは逃したか……だが、構成員はずいぶん捕縛できたし、デミ・オーガの掃討にも成功した。首尾は良し、と見ていいだろう」
と言って『父』は、長いつけ眉毛と付けヒゲを取る。その下の顔は、いつも浮かぬ顔をしている葵である。この作戦の紹介をしていた指揮官だ。
「まさに地獄の結婚式って感じになったな」
苦笑気味にグレンは言った。会場は、戦闘員が飛び出した跡、デミ・オーガが壊したものなどでグシャグシャだ。
「ですね……ではまあ、後片付けをして帰るとしましょう」
ニーナはそう言って、思いだしたように付け加えた。
「そうそう、グレンがどうやって、プリム・ローズさんを騙すことができたのか、聞いてませんでしたね」
「えーと……」
言葉を探すように割れたステンドグラスの天井に顔を向け、グレンは唸ったのである。
「ああまあなんというか……本当に聞きたいか?」
依頼結果:成功
MVP:
名前:ニーナ・ルアルディ 呼び名:ニーナ |
名前:グレン・カーヴェル 呼び名:グレン |
名前:日向 悠夜 呼び名:悠夜さん |
名前:降矢 弓弦 呼び名:弓弦さん |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 桂木京介 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 冒険 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 06月19日 |
出発日 | 06月26日 00:00 |
予定納品日 | 07月06日 |
参加者
会議室
-
2015/06/25-23:58
-
2015/06/25-23:57
-
2015/06/25-23:56
プリム・ローズに依頼する時に時期的に手袋で隠すのはどうかなーと思って
グレンには手に包帯ぐるぐるーってしてもらいました。
新郎の身辺調査の時に色々あって怪我したとかそんな設定です、うん。
武器、うまく隠せてるといいんですけど…
それではよろしくお願いしますっ! -
2015/06/25-23:55
お待たせしました。
当日の流れ、果たしてこれで大丈夫だったのか不安ですが、
これ以上弄るのも難しいですし行ってしまいましょう…!
皆様お疲れ様でした。
後は結果を待ちましょう。 -
2015/06/25-23:41
-
2015/06/25-23:41
ギリギリでごめんね。
笹ちゃん、当日の流れが分かりやすくて助かったよ!
私は逃走経路に使われそうな場所の封鎖と、戦闘員の無力化と捕縛を行う旨を。
弓弦さんはプリムローズに話しかけ、おちょくったりする旨をプランに入れておいたよ。
ひよりさんのママをちゃんと演じられるといいな…。
成功します様に…! -
2015/06/25-23:33
ああ、後クレドリックの角や尻尾は変装スキル使用でウィッグやエクステで隠してもらってますっ(尻尾は服の中に)一応身内役ですし、精霊の身体的特徴は隠しておいた方がいいですよね?
もうすぐ出発ですがどうかうまくいきますように…! -
2015/06/25-23:30
-
2015/06/25-23:29
笹ちゃんはまとめありがとうございますー!
ニーナちゃんはドア閉鎖、ジルベールさんは作戦伝達と連携についてありがとうございます。
私の方は何を入れようかなと迷ったあげく、捕縛用にロープを会場の各所に仕込んでおくと書かせていただきました。隙があったら捕縛する旨も。や、役に立ったらいいのですが。
私のナックルですが、ウエディングドレスのスカートの中って仕込みやすそうなのでガーターにはさんで着用して隠す事にしました。
クレドリックは参列者ですが、身内の方が近くに座れるかな…と思って新婦の兄露平 呉夫(つゆひら くれお)として参加してもらってます。戦闘時は朝霧の戸惑いで敵の回避と命中を下げたり、小さな出会いかカナリヤで攻撃してもらう形にしてます。
-
2015/06/25-23:29
-
2015/06/25-20:07
>手屋さま
当日の流れのご提案とプランをありがとうございます
参考にさせていただきます。
僕の方でも一般職員の方への作戦伝達と連携など書いておきますね
戦闘では前衛の方の防御と回復に専念します。
それと常にプリムローズの位置にも注意しておきますね -
2015/06/25-19:34
>笹さん
とりあえずこちらで文字数に余裕ありましたので
職員さんへのドア封鎖のお願い入れておきますね
●参列者としての行動
・職員への扉封鎖のお願い
・花嫁の友人として参加
・座る席はグレンの側を確保
・武器はハンドバッグに入れておく
●依頼人の行動
・幼馴染が隠し子持ちの最低男とくっついてどうにかしたいけど
聞く耳もたないから何とかして(要約)と伝える
・同じ会場に協力者(アサミ)もいるけど何かこちらで用意するものある?と、
相手を信用しないということで「必要なし」と突っぱねられそうだけど
一応聞くだけ聞いておく。
まだ途中ですけど、うちは今のところこういう感じです…
うーん、グレンの両手剣、何処に隠しましょう… -
2015/06/25-16:06
何回も連投してごめんなさい…!
そろそろ拝見できない時間になるので最後に。
現状のプランはこのようになっています。
笹
ひっかけシーンあり
服装・配役について
プリムローズが出現してから戦闘員が入るまでの動き(カガヤの元へ静かに隠れながら接近)
戦闘員が入ってからの動き(トランス、武器用意)
戦闘(デミ、戦闘員をオ・トーリ・デコイで注目集める)
カガヤ
配役について(偽名:トゥール)
服装・手袋について
事前に会場で武器を隠せそうな場所(司会で立つ付近)を確認&隠す
司会進行しながらプリムローズの襲撃待機
戦闘員も出現したら、トランス→戦闘体勢。
とおおまかにこんな内容になっています。
先の発言で一般職員の方にドアの協力して封鎖をと書いてますが
事前にお願いしておく旨等々入れられておりません…入れられそうな方お願いします…
設定などもあると思うので無理そうでしたらわたくしの方で入れるように文字数調整しますので
お知らせ下さい。
あと、プリムローズが訪れてからの行動で、隠れてとしていますが、
これも列席者として参加している一般の職員の方にプリムローズが現れたら、
驚く素振りで席を立つようお願いする方が良いでしょうか。
隠れて移動しやすくなるかと。
とひとまず今書けるのはこの辺までですね…
23:00頃からまた確認します。 -
2015/06/25-15:13
すみません、少し早めにお知らせです。
背後事情により16:00~23:00辺りまで会議室を確認する事が出来ません。
先の発言でプラン進めてありますが、
何かご意見あれば23:00以降反映しますので発言残して頂ければと思います。
ただあまり大きな変更の反映は難しいかもしれないのでご承知下さい。 -
2015/06/25-11:26
(何故か同じ内容を二連打投稿していたようです)
-
2015/06/25-11:24
相談最終日…気合入れていきましょう!
配役確定できましたね。
後は当日の動きでしょうか。
改めて今回の目的を確認しましょう。
目的:プリムローズ一派をおびき出し懲らしめる、とありますので、
全員捕縛、プリムローズのみ捕縛&戦闘員の戦意喪失、全員戦意喪失、のどれか辺りが達成できればOKかなーと思います。
同じことを繰り返させないのが目標ですね。
床板外して出てくる戦闘員に備えてこちらから床板外して覗くわけにもいきませんので、
特に作戦が無い限りは向こうに襲撃されてからの反撃になりそうでしょうか。
プリムローズらの襲撃
→プロローグのように口上を述べている間から実際に襲撃に動くまでの間に列席者に混じっているメンバーはパートナーの下へ静かに移動。武器の用意やトランスに備える。
→戦闘員が突入してきたら一般職員の方にも協力してもらい、ドアを封鎖。
→プリムローズの捕縛、デミオーガを出してくるようなら討伐を最優先で戦闘。
おおまかにはこんな流れを考えていました。
相談の残り時間少ないですが、ご意見ございましたら遠慮なくお願いします。 -
2015/06/24-23:33
>日向さま
私の髪は白に近いですが、一応青系(水色)なのでなんとかなると思います。
目は父から、髪は母から、ですね。
甘えんぼな6歳くらいを演じたいと思います。
当日はよろしくお願いします。・・ママ(照
ロアさまもクレドリックさんも頼もしいですわね!
お仕事でこんな事を言ってはいけないのかもしれませんけれど
当日が楽しみになってきました。
>当日
囮結婚式の当日の流れはどのような感じなのでしょうか
敵はプロローグにあるように、途中でイーッなどと言いながら
ドアや床や窓から乱入してくるのでしょうか。
教団員全員の捕縛は難しいでしょうか。
-
2015/06/24-23:16
>配役まとめ
依頼主:グレンさん()
新婦:ディヒラーさん(露平 愛子(仮))
新郎:降矢さん(弓削 正(仮))
女A:日向さん(アサミ(仮))
隠し子:ヒヨリ(スミレ(仮))
司会:アクショアさん
神父:ジルベール(ペペス神父)
列席者:手屋さん、ルアルディさん、クレドリックさん
こんな感じですかね!
僕は当日長いローブを着るので武器防具はその中に。
まだ現場経験があまりないので、戦闘ではお役に立てないかもしれませんが
精一杯がんばります。援護と回復を!
-
2015/06/24-22:50
こ、後半に突入してしまいましたね…!遅くなってすみません。
>配役
新婦役が務まるのかは分かりませんが、誰もいなければ私立候補します…!
クレドリックは参列者で…!
会話術(5)&フェイク(2)&会話術(5)をあわせて演技しようかと思います…っ
クレちゃんにやってもらうことも考えたのですが、変装スキル(4)と演技スキル(1)があるとはいえ、精霊の特徴もあるし(角)ちょっとリスクが大きすぎるかなー…なんて。もし作戦の上で新婦が精霊のほうがいい場合がありましたらめ、メイクでがんばりますがっ
>偽名&服装
露平 愛子(つゆひら あいこ)とか新郎の降矢さんの偽名に合わせて作ってみましたがどうでしょうか…?
ウエディングドレスはロング丈&ロンググローブにして、スカルナイトナックルを隠し持っておきます。
クレドリックは参列者なのでフォーマル衣装で手袋、座るテーブルの下に杖を隠しておく予定です。 -
2015/06/24-21:39
あんまり会議に参加出来なくてごめんね。
>配役
ふむふむ、私は女A役に立候補したいな。
年齢的にも適任そうだし、普段とは全く違う関係っていうのも楽しそうだなって。
証言者役として、必要なら新郎の写真やらの資料も用意できそうだしね。
ヒヨリさんと髪の色なんかが違うけれど…それは私の父からの遺伝っていう設定で誤魔化せそうかな。
瞳の色は弓弦さんと同じだから、隠し子の設定で通せそうだけどね。
>偽名
あんまり長いとプランを圧迫しちゃうしね…。新郎以外は名前だけでも良さそうかな?
新郎:弓削 正(仮)
女A:アサミ(仮)
とりあえず、新郎だけは名前と性格が完全に正反対の名前にしようと思ってこういう名前を考えてみたよ。
>服装
弓弦さんは新郎役だから白のタキシードだね。
武器に関しては片手銃を懐に忍ばせる予定だよ。
襲撃に協力…臨時の職員として式場に居るのも設定として無理は無さそうかな。
職員の制服でいこうと思うよ。武器も式場に隠しておけそうだし。
私も紋章は手袋で隠すね。
……女Aは捨てられてから、派遣社員として女手一つで隠し子ちゃんを育て上げていたのかも…。 -
2015/06/24-19:56
>配役
誰も立候補する方がいなければグレンに依頼人を任せようかな…と。
嘘つくのが…偽の情報を流すのが得意みたいですし、
プリム・ローズからもし不意の質問とかあっても
ある程度対応出来るとは思うんです。
私は様子見でとりあえず参列者に混ざっておきます
>武器の隠し場所
机の下とかでしょうか…?
テーブルクロスや参列者に隠れて足元見えなくなりそうですし。
大きな武器とかになると、式場のセットの裏とかの
大きいものの影に隠すしかなくなっちゃいそうですけど。
どんなタイミングで襲撃を受けても
自分から近い位置になる場所に武器を隠したいですよねぇ…
-
2015/06/24-18:17
(書き忘れました。連投、申し訳ありません)
>女A
どこかのシーンで乗り込んでくるとか物騒な事を考えていましたが
手屋様のご提案、とても自然でいいですね!
女Aは依頼主の協力者(証言者)という事ですね -
2015/06/24-18:03
ジル:
>ひっかけ場面
なかなか決められず申し訳ありません
それでは、手屋さま「あり」の方向でお願いいたします。
>配役
では、僕は神父役をやらせていただいても宜しいですか?
誓いマスカー?とか言ってみたいです
どうしても女A役がいないときは僕が女装しますので!
>当日の服装
新郎新婦はタキシードとドレス、参加者はフォーマル、結婚式場の職員は制服を着ていますよね
前回の銀行の時も参加させていただいたのですが
武器防具装備だと感づかれるという事で
事前に会場の間取りや物を隠せる場所を調べました。
大きめのコートなどで武器防具を隠す方もいらっしゃいましたが、今回は難しいでしょうか
女性はロングドレスだったら武器を隠せそうですね
>紋章
前回はみなさん手袋などで隠していらっしゃいました
>参列者
今回はA.R.O.A.職員の方々がエキストラとして参加して下さるとのことなので
一般人の避難などは考えなくて大丈夫そうですね
職員のみなさんは、戦闘が始まったら出入口を封鎖などして下さるのでしょうか
非戦闘員の方々だと危険ですかね・・
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2015/06/24-14:27
先程の投下分が長いにも関わらず連投で申し訳ありません。
配役についてですが、
他にご希望無ければ司会者はカガヤにやらせてもかまわないでしょうか。
わたくし自身もまだ考え中ですが
当日の動きについて考えるべきと思われる部分をリストアップしておきますね。
・主要配役の偽名(司会進行で使う為)
・当日の服装
・契約済みのウィンクルムの紋章を隠すべき?→隠し方(手袋等)
・必要であれば武器の隠し方
・プリムローズ襲撃があってからの戦闘や捕縛に関しての動き -
2015/06/24-13:12
相談の日程も後半に入りましたね。
頑張りましょう。
>ひっかけ場面ありなし
作り話については結局書く必要があると思いますし、
描写はそのままお任せに出来るのならありでお願いしましょうか。
もし皆さんありでOKでしたらわたくしが代表で「あり」と記入しますが
どうでしょう。
>作り話と配役
必要な配役はジルベールさんが挙げて頂いている通り+神父さん、
後はプロローグでも触れられているように司会者などもでしょうか。
動きやすさ重視で主要な役以外の方は列席者に混じるで良さそうですね。
ぼちぼち配役の確定、当日の動きについても話を進めなくてはですか。
配役についてわたくしは…実年齢通りに見えない見た目なので、
主要な方々の直接の関係者よりは
列席者の子供として参加しておいた方が良さそうですね…
わたくしの身長だと普通は小学生に見えるみたいですから…(歯噛み
配役(仮)
依頼主:精霊さんどなたか
新婦:神人さんどなたか
新郎:弓弦さん
女A:ヒヨリさんがお子さんとして居てもおかしくない方
隠し子:ヒヨリさん
神父:精霊さんどなたか
司会者:誰でも可。司会進行会話に自信のある方がよい?
列席者:笹
>ニーナさん
確かに女Aの設定で酷い扱いをされて、
会場に来てまで大人しく式を見守っている状態ではなさそうですよね…
女Aは依頼者が新郎についての調べを進める中で知り合い、
今回の襲撃に協力して貰っている等は如何でしょう。
後設定に補足するなら、依頼者が今回教団員に頼んでまで式を壊そうとしているのは
新婦さんにあの男に騙されてはいけない!と事実を説明にしたにも関わらず
聞き入れてもらえなかったからで良いでしょうか。 -
2015/06/24-12:33
>ひっかけ
文字数に勝てそうになかったらその場所は
ばっさりカットしちゃってもいいかもしれませんねぇ…
>設定
ひ、ひっかけるために考えた設定とはいえ、新郎なかなか酷い人ですよね…
これなら依頼人の動機も問題はなさそうです。
女Aと隠し子役は普通に式に参加している感じでしょうか、
それとも式のどこかのタイミングで言い合いしてたりとか?
これだけ酷いことされてて式場で大人しくしてるかなぁ…と思いまして。 -
2015/06/24-01:51
ジル:
>演出のありなし
個人的には見てみたいのですが
ひっかけシーンについても書くとなると
文字数が足りるか不安ですね
あ、GMにお任せもできるようですね(苦笑)
>作り話
今までの流れでいくとすると登場人物は
依頼主:新婦に思いを寄せる幼馴染み
新婦:新郎を信じている純粋な女性
新郎:資産家で口のうまい最低男
女A:新郎の元彼女。妊娠発覚後、一方的に別れを告げられた
隠し子:新郎と女Aの間に生まれた子ども
結婚式場が舞台だとすると、神父なども必要でしょうか
-
2015/06/23-01:18
こんばんは、今回はよろしくお願いいたします。
ロア・ディヒラーとエンドウィザードのクレドリックです。
ヒヨリさんとジルベールさん初めましてっ
結婚式を邪魔しに来るとか不届きな輩…やっつけてやりましょう!
>演出の有り無し
確かにマントゥール教団の情報を引き出す名目だったら効果的かもしれませんね。
ちょっと難しいところではありますけど…うーん迷いますね。
>作り話
後考えられる依頼人は新婦のことが昔から好きな幼馴染とかそういうのロマンティックですよね…!
クレドリック:
「幼馴染…今まで出ていた設定を生かすと、「あの男がつい数ヶ月前ポット現れたかと思ったら。巧みに幼馴染をたぶらかしてついに結婚までいってしまった。何かあると思い調べたら隠し子までいる男だった。この結婚をぶち壊して花嫁の目を覚まさせて欲しい。そうしたら私が幸せに…」といった感じだろうか。
…クレちゃんが言うとなんか怖いんだけども…。こんな設定も映画みたいなのも同情を誘って敵も油断したりするかな…? -
2015/06/22-22:11
弓弦:
どうも、プレストガンナーの降矢 弓弦です。パートナーは日向 悠夜さん。
初めましての子もそうでない子も、よろしく頼むよ。
>作り話
うーん…設定かぁ。
異性同士の結婚を、それを良く思わない何者かが邪魔をする…そういうオーソドックスな設定しか思いついていないなぁ。
あ、ヒヨリさんの隠し子設定を使うなら…可能性がありそうな年齢は僕かな?
…演技のスキルはないけれど、酷い男を演じるというのも楽しそうだねぇ。あはは。
子供が出来たとたん捨てた屑男なんてどうだろう。金に物を言わせてそうな所もあると依頼人の悲哀さが出ていいかもね。
うん、本の世界ではよく見る設定だ。
>ひっかけシーン
僕はまだどちらがいいとも言えないかな…。
でも「あり」の場合、「なし」の場合よりもプリムローズの…マントゥール教団の情報を引き出せそうかとも思っているよ。 -
2015/06/22-13:19
>作り話でひっかけシーンのありなし
完全に好みでの選択で良さそうでしょうか。
他の方の反応もお待ちするとしてわたくしはどちらでもかまわないと思っています。
プリムローズが騙される時の反応を見たい!(あり)か
それよりウィンクルムの出番を少しでも多く見たい!(なし)でしょうか。
強いて言うなら後者、のような気もしてきました…。 -
2015/06/22-12:10
皆様、ごきげんよう、ヒヨリ=パケットと申します。
(スカートの裾を軽く持ち上げ、うやうやしくお辞儀)
お会い出来まして、嬉しゅう存じます。
まだ慣れないことばかりですが、どうぞよろしくお願いいたします。
【作り話】
年の差婚、格差婚、同性婚などの場合は
新郎か新婦の家族が妨害、引き留めたいとの思いからという設定になるでしょうか
あ。でもいくら思い通りにいかなくても
大切に思う相手に対してこんな攻撃的な手段はとりませんね;
仲の悪い一族という設定になってしまいますね
二股云々の設定では
私が隠し子役など出来るかもしれません(昼ドラ風?)
>プリム・ローズを作り話でひっかけるシーンは、ご希望に応じて描写の「あり」「なし」を切り替えます。
とありますが、みなさまどうされますか? -
2015/06/22-01:35
手屋 笹とパートナーのカガヤです。
ヒヨリさん、ジルベールさんは初めましてですね。
今回も皆様よろしくお願いします。
作り話…オーソドックスには、プロローグのような
新郎か新婦のどちらかを好かない、二人の関係を好かない依頼者が
邪魔をして欲しいと依頼をするという風だと思いますが…
結婚する二人、依頼者の関係等細かい部分が浮かびませんね…。
思いつかなければ新郎、新婦、依頼者を誰が担当するか決めてから、
その方たちのイメージにあった作り話にするのも手でしょうか。
とりあえず相談は始まったばかりなのでわたくしも考えつつ、
案がある方のご意見をお待ちしています。 -
2015/06/22-00:40
ニーナ・ルアルディですっ、よろしくおねがいしますーっ!
女の子の夢な結婚式を無茶苦茶にしちゃうだなんて許せませんねっ!
作り話はどうしましょうね、そういうのはグレンが得意そうな分野ではありますけど…