プロローグ
「はろはろ~。ルードゥスちゃん元気ぃ?」
「うわ、きたよ……何? リズのおばさん」
ルードゥスは面倒臭そうな顔になって言う。
迷惑な客人がやってきた。
少しずつ暑くなってきた陽気に合わせるように、華やかに髪をアップし、丈の短い黒のフリルスカートからは華奢な白い足がのぞく。そんな見た目は可愛らしい少女の挨拶の声は、しかし全てを裏切るように野太かった。
リズブール。
いつからかはもう覚えていないけど、気が付いたらたまにつるむようになっていた『仲間』だ。
そう、ルードゥスと同じ、人型のオーガ。
「やぁだつれなーい。最近お暇かと思って遊びに来てあげたのにぃ」
キャラキャラと笑う声が邪魔だ。何で野太いんだ。見た目はいいのだから喋るな。もしくはその野太い声を捨てろ。
そう思いながらも、ルードゥスは『遊び』という言葉に反応して思い出す。
「ていうかさぁ、なんかそっちも遊んだらしいじゃん、家畜で」
「家畜ぅ……? あぁ、うんうん、あの面白ーい玩具の子達☆」
言われたリズブールは一瞬考えてからすぐに破顔する。
「壊しちゃうかと思ったけど、意外と頑丈なのねぇ。あたしびっくりー」
「びっくりだよねー! あいつらさぁ、もしかしてオレ達に勝てるとでも思ってるのかなぁ? オレ達の事なーんにも知らないくせに生意気に睨みつけたりして、もう我慢できなくて笑っちゃった!」
嘲笑を隠さずに言いながら、興味本位で遊んだ事を思い出す。
ルードゥスはとある村で、リズブールは古い遺跡で、ウィンクルムという名の家畜、或いは玩具で遊んだ事を。
「んふ。あたしそう言う可愛いの好きよぉ。夢見る少年っぽくてだぁいすき」
その夢は叶わないけどね、とリズブールもまた笑顔を見せる。
「あ。あぁあぁ、そういえばさぁ」
ふと、ようやく本題を思い出したとばかりにリズブールが声の調子を変えた。
「ボッカ様が人探ししてるってお話ぃ、ルードゥスちゃんも聞いてるわよねぇ?」
「あー、聞いてる聞いてる。ていうかあの自称親衛隊が勝手に動いてるんでしょ? それがどうかしたのー?」
知ってはいるもののルードゥスはその事について興味がない。しかし、リズブールはそうではなかったようで。
「あたし達も混ざろ?」
可愛らしく両手を合わせて小首を傾げる。
「えー? それ面白いー?」
「だってほらぁ、見事見つければ、もっと好き勝手出来ると思わない?」
「あー、そうかもー。じゃあやろっかなー」
そう言うが声に張りが無い。それを見抜いたのか、リズブールが不満そうに口を尖らせる。
「なによぅ。やる気のないお返事ー。あ、じゃぁねぇ、どっちが先に見つけるか競争ーとか、どう?」
競争。
「あー、いいね、それ」
それならば多少は面白いかもしれない。ルードゥスはにやりと笑う。
「まぁオレが勝っちゃうけどねー!」
「あたしだって負けないわよぉ。じゃ、そゆことでぇ……勝負は今から、よーいドン!」
「は?! いきなりとかズルイ!」
訪れた時と同じ唐突さで、リズブールは『ゲーム』の開始を宣言し、ルードゥスの館から掻き消える。
「あーもー!」
文句の声をあげるルードゥスのその顔は、けれど子供のような無邪気な笑顔だった。
どこから入手したのか、ルードゥスはギルティであるイヌティリ・ボッカが描いた絵を何枚か手に入れていた。
その絵を見て、似ている人物を見つけ出し、自分の館に連れて来たのはいいのだが。
「……えー、これもしかして、間違ったっぽいー?」
改めて絵を見る。
そこに描いてあるのは長い金髪の少女、のように見える。
ところが目の前で座り込んでいる少女は、なんと長い金髪のウィッグをつけていただけだったのだ。
しかも冷静に考えてみればあまりにも若すぎないだろうか。まだ結婚が出来る年にもなっていないような幼さだ。
「あのさー、ボッカ様知ってるー?」
ルードゥスが小首を傾げながら尋ねても、少女は両目に涙を溜めてガタガタと震えているだけだ。
「んー、どうかなぁこれ」
「……そもそも」
「ん?」
ルードゥスの横に静かに立っていた付き人の青年が口を開く。
「こちらの絵では赤毛になっているのですが」
付き人の青年は、ルードゥスが持っているものとは違う紙を、ひらりと持ち上げて見せる。
「え?」
ルードゥスと青年が顔を合わせ、お互いが持っている絵を見て、そして震える少女を見る。
「……ッ無理!! もー、このデタラメな絵じゃわかりっこないよー! やーめた!」
わざとらしいほど大きく息を吐き出し、持っていた紙を放り投げながら『ゲーム』の終了を宣言する。
攫われてきた少女はルードゥスの言動にビクリと肩を大きく揺らしたが、すぐに言われた内容を把握し、震えながらも期待に目を輝かせる。
それが、ルードゥスには面白くなく、同時に面白かった。
「……あー、じゃあ、別のゲームしよっかなー」
にこり、可愛らしく笑って、少女の顔を覗きこんだ。
「お前を餌にしてー、沢山オーガを集めてー、とか?」
少女の目から光が消えていく。
それを見たルードゥスは、満足気に笑みを深めた。
異様な光景を発見したのは、イベリン領から少し外れた小さな村の人間。
村の外れの崖、その下にオーガが何体も集まって上を見上げている。
崖の上には一人の青年が武器を持って佇み。
そしてその崖から。
「いやぁぁぁぁ!! 助けて! 誰か! 誰かぁあああぁぁ!!」
縛られて吊るされている、泣き叫ぶ一人の少女。
解説
●目的と成功条件
少女の救出
・オーガの退治は成功判断に絡まない
●オーガ
崖下に集まったオーガは全て、少女を食べようとしている
・ヤグナム(2体)…豚頭。動きは鈍く皮膚が異様に硬い。腕が細長く鞭のように使う。奇怪な鳴き声で相手の命中や回避を下げる。
・ヤックハルス(2体)…ハイエナ頭。動きが早くて攻撃を当てにくい。伸縮自在の長い鍵爪を狂ったように振り回す。
・ヤックアドガ(1体)…猪頭。巨大な角で猛牛の様に突進する。角と周辺頭部は異様に硬い。興奮しやすい。
・デミ・オーガ化ウルフ(10体)…狼がデミ・オーガ化。狼より一回り大きく毛皮が丈夫。
・デミ・オーガ化ワイルドドッグ(20体)…野犬がデミ・オーガ化。犬よりタフで頑丈。
●青年
人間。剣を構えている。腰には投げナイフが5つ。
強さはそこそこだが、それよりも口がまわる。
ルードゥスの付き人の青年だが、現時点ではPL情報。
ただの人間が、武器を構えて、崖の上にいるだけ。
●少女
古いロープで縛られて吊るされている。
崖の淵に岩があって、そこにロープがくくられている。
オーガ達の手が届かないギリギリの高さで吊るされている。
ただし、ヤックハルスの爪は届いているが、なかなか当たっていない。
恐怖のあまりもがいて泣き叫んでいるが、そのせいでロープが千切れそう。
●村と崖
崖から徒歩5分の場所にある小さな村。
崖下からは徒歩1時間ほど。
崖自体は7メートルほどの高さ。
岩肌の崖で植物は何も無い。
依頼自体はこの村から。
依頼内容は「変な男がいて近寄れない、少女を助けてオーガを退治してくれ」
ゲームマスターより
成功条件自体は少女を助けることですが、大成功条件はそれにプラスアルファとなっています。
解説をよく読んで、何に注意するべきかよく考えてみてください。
そして少女を助け出してください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
村で女の子の名前を確認後崖上に急行 5分以上かかる行動は全部パス 到着直前までにトランス 名前判るなら呼びながら大声で声かけ 今そっちに行くからね。危ないからじっとしてて 可能な範囲で接近 男が何かしようとしたら止まる よく見れば見たことあるお顔だ。確かルードゥスのとこのおにーさん あの子もいるの?殺されに来てくれたの? 狙いが討伐だと少しでも思わせたい 別働が悟られないよう、インカムは隠し気味でこちらから声は掛けない 少し会話後に罠に見えるようこっそりオーガ・ナノーカを放つ なるべく女の子の近くに落ちるように方向調整 映像把握は駄目元。声と連絡を頼りに、落ちる前にはハイトランス 男は崖側に追い詰め 可能なら、仕留めたい |
羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
たとえ何が待っていたとしても、行くしかないね オーガが相手なら俺達にしか助けられないから 人数分のインカム申請 時間がかかる場合はすぐ諦め崖下へ出発 インカムが通じた際と到着時には必ず報告を 聞こえる崖上の状況は仲間にも共有 崖下の状況が見えた次点で大まかなオーガ数と女の子の様子、 ロープの状態を出来る限り崖上へ伝えておく 到着後ハイトランス、彼の射撃後ヤグナムの抑えに向かう 射程距離の中間に立ち視界を塞ぐように攻撃 他のオーガとの距離気にしつつ囲まれないよう常に移動する 君たちの相手はこっちだよ! デミ含め、最後の一体を倒すまで気を抜かず戦闘続行 オーガ戦後も周囲の警戒は続けておく あの人…前に見た時は二人組だったから |
ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
少女救助最優先 カナと崖上へ 少女には助けに来たからもう大丈夫と叫ぶ あと少し耐えてくれ 崖下に仲間が到着するまで男と対峙し時間稼ぎ 崖下の仲間の事は一切触れず此方から話さない 武器を背中に持つ 敵意剥き出しはしない 男の持つナイフと数に注意 ナイフは極力止めに行く ロープを切られないよう此方に意識向かす カナと適度に距離取り男を崖寄りへ追い詰める ◆聞く内容 何故この少女を攫ったのか 攫ったにも関わらず崖に吊るすような面倒な事をしてオーガを集めたのか 殺すだけならこんな手の込んだ真似はしない この少女でなければいけなかった理由…人質か それとも要求があるのか? 出来ればルードゥス達がゲーム中な事、ボッカが探す人物の情報を得たい |
柳 大樹(クラウディオ)
急いで崖下に向かう。 崖下に近づいたらトランス。 クラウディオが敵の気を引いた後に攻撃する。 男が居なくなるまで頭上にも注意を払う。 数を減らす事を優先で、デミを攻撃。 特にデミ・ウルフ。いると俺が安心出来ない。(無表情 敵の位置を頭の隅に留め、Dスケールの間合いに入らないようにする。 難しいかも知れないけど。 特にヤグナムの動向を伺い、奇声を上げる素振りがあれば通達。耳を塞ぐ。 味方と離れ過ぎないように注意する。 出来る限り味方と同じ敵を攻撃して、一匹ずつ確実に倒す。 女の子の下を確保出来たら、そこを基点に敵を迎え撃つ。 助けれたら「もう大丈夫だよ」って言いたいかな。 それにしても、ロープで吊るすなんて悪趣味だよね。 |
むつば(めるべ)
「吊るされた少女は何時死に晒されるか怯えとる。 じゃが、わらわ達は出来る限りの事をするまでよ」 崖上の者達と連絡を取るのにインカムを使う。 わらわ達は崖下に向かう。 デミウルフを発見次第、気付かれる前にトランス。 敵が少女に気をとられている隙に、岩陰から奇襲する。 背後からマシュマローンで デミウルフを一体ずつ一文字に斬り、気絶させる。 屍となった敵は自他倒したもの問わず引き摺って運ぶ。 少女が落ちると思う範囲まで拡げながら積んでおこう。 万が一、少女が落下した際、緩衝材の役割にする。 落下した場合、少女に怪我や痛い所がないか尋ねる。 擦り傷ならハンカチで止血するが、 捻挫や骨折した場合は、めるべと二人で彼女を運ぶぞ。 |
■崖へ
緊急性の高い案件としてインカム等の申請は間に合わず、更に依頼主である村で確認をすれば、少女はこの村の子ではないという事で名前もわからなかった。
それでも『羽瀬川 千代』と『叶』がサイバースノーヘッド「パンダミミ」を持っていた事により、崖の上と下での連絡には困らなさそうだった。
「妙な依頼だ。また教団関係者の仕業やもしれん」
マントゥール教団を思い浮かべながら『ラセルタ=ブラドッツ』が言う。もしも教団が起こした事なら、オーガを操ったりしているかもしれない。だが、それもわからない。
「状況が読めない以上、早急な対応を心がけるとしよう」
「うん。それに、たとえ何が待っていたとしても、行くしかないね。オーガが相手なら俺達にしか助けられないから」
千代が覚悟を決めた声で言う。
ウィンクルム達は二手に分かれる。
崖の上には叶と『桐華』と『ヴァレリアーノ・アレンスキー』が、崖の下には千代とラセルタと『むつば』と『めるべ』、『柳 大樹』と『クラウディオ』、そして『アレクサンドル』
神人と精霊で離れるヴァレリアーノとアレクサンドルが、先にトランスをする。
『委ねよ、夜の帳に紛れし契約の名の元』
ヴァレリアーノの顔が離れる時、アレクサンドルに不安がよぎる。近くで守ることが出来ないのだから仕方のない感情だ。だが、それを押し殺して信じる。
「我達がオーガを引き受ける、後は頼んだのだよ」
ヴァレリアーノへ、そして叶と桐華へ向けてアレクサンドルが言えば、それが出発の合図となった。
崖の下から村へは徒歩で一時間だが、それは険しい登り道となるからで、村から全速力で駆け下りていくならば、もっと早くつくだろう。
三人と七人はそれぞれの目的地へと急ぐ。
「吊るされた少女は何時死に晒されるか怯えとる」
駆けながら、むつばは確認するように聞いた事実を呟く。
自分達はウィンクルムとしての経験も実力もまだ頼りない。
「じゃが、わらわ達は出来る限りの事をするまでよ」
その出来る限りで、少女を助けるのだ。
「『崖』からの人助けじゃ、命『がけ』に決まっとる」
いつものクセで言葉遊びを口にするが、そのせいでめるべは胸がざわつき落ち着かなくなった。
オーガの数を考えれば、自分達の身が絶対安全などとは言えないのだ。
■崖の上の交渉
薄く声が聞こえてきた。誰かの疲れ果てた泣き声だ。恐怖の声だ。
崖の淵、そこに座れるほどの大きさの岩があり、実際に村人の言う『変な男』が座って待ち構えていた。
遠目ながらもその存在を確認すると、叶と桐華はトランスをする。
『おいで、遊ぼう』
オーラを纏って近づけば、気付いた男が立ち上がり剣を構える。しかし、そこから動かない。
三人は男に警戒しながらも、じりじりと近づいていく。
そして叶とヴァレリアーノが声をあげる。
「ねぇ! 聞こえる?! 今そっちに行くからね。危ないからじっとしてて!」
「もう大丈夫だ! あと少し耐えてくれ!」
叶とヴァレリアーノの声に、聞こえていた声が一瞬止まる。けれどすぐに何か風を切る音が聞こえて、また悲鳴が上がる。ぎしぎしと軋むロープの音と一緒に。
駆け出したくなる衝動を抑えて、三人はじりじりと崖の淵へと近づいていく。
男は動かない。
ヴァレリアーノは背中に隠し持っているボーンナイフを感じながら、それでも敵意をむき出しにはせず、男の持っている武器に注意を払う。
「駄目!」
叫んだのは叶で、ヴァレリアーノの腕を掴んで引き止めたのは桐華。
男の間合いにでも入ったのか、唐突に男が剣を薙いだ。
けれど、それで三人が止まれば、また男は動かなくなる。
『通信良好、到着まであと10分位だと思う』
叶の通信機に千代の声が入る。叶はヴァレリアーノにだけ見えるように、指を一本立てて教える。
(十分か。時間稼ぎをしなければ)
ヴァレリアーノは駆けていったアレクサンドルと仲間達を思い浮かべる。予想よりも早いが、それでもまだ時間が必要だ。
「桐華は口出さないで……いつでも男を狙えるように構えてて」
「ああ」
叶が小声で桐華に言う。会話を交わしながらも、二人の視線は男を捕らえていた。
二人にとって、男は初めて会った相手ではなかった。
「よく見れば見たことあるお顔だ。確かルードゥスのとこのおにーさん」
特徴的な駅のある、平和だった村での惨劇。そこで出会った人型のオーガ、ルードゥスと、付き添っていた男。
その付き添っていた男が、今目の前にいる。
「ルードゥス?」
ヴァレリアーノが小声で呟けば、桐華が小声で「そういう少年の姿をしたオーガがいたんだ」と答えた。
少年の姿、即ち人型。それが表す強さに気付き、ヴァレリアーノは背筋に冷たいものが走るのを感じた。
「あの子もいるの? 殺されに来てくれたの?」
煽るように、狙いが討伐だと少しでも思わせるように叶が言う。
「殺せると思ってるのですか? あなた方程度で」
男は表情を変えず淡々と返す。
「そう思うなら姿を見せてくれてもいいと思うんだけどなぁ」
「まずは私から、という事らしいですので」
言いながら男は剣を片手持ちにして、腰のナイフを一つ取り出す。
「どうぞ来て下さい。来た瞬間に、あのロープを切り落とします」
男の投げナイフの腕がどれほどか分からない。だが、切り込んできた鋭さと余裕の言い方から、ある程度の実力が垣間見えて三人は動けなくなる。
「何故この少女を攫った」
ヴァレリアーノが挑発を断ち切るように話しかける。
そもそもおかしいのだ。オーガならば食う為に生き物に近づく。それなのに崖に吊るすような面倒な事をして、さらにはオーガを集めて。
「殺すだけならこんな手の込んだ真似はしない。この少女でなければいけなかった理由……」
言いながらヴァレリアーノは推理していく。男の表情を見ながら、観察しながら。
「人質か、それとも要求があるのか?」
男の表情は、動かない。
「間違えただけですよ。こんな真似をしているわけは……」
けれどヴァレリアーノの問いに答えは返す。
「単純に、面白そうだから、かと」
返ってきた答えは、酷いものだった。
三人は改めて説得の効かない相手だという事を知る。
そうとなれば、やはり自分達は時間稼ぎだ。
「間違えたとは、どういう事だ」
ヴァレリアーノがロープを切られないよう、意識を自分達に向けるように話を続ける。
「目的の人物がいて、その人物と間違えたという事です」
「攫う相手を間違えたなら、解放すればいいと思うんだけど?」
叶も話に乗る。けれど男はどうあっても揺るがない。
「解放する義理があるとでも? あなたは間違って買った食材を店まで返しに行きますか? まぁ中には返しに行く方もいるでしょうが、ほとんどは返さずに食べてしまうのでは?」
会話が途切れそうになる。それでも、まだ早すぎる。まだ到着していない。
「目的の人物とは誰だ」
ヴァレリアーノが何とか繋げる。
けれど、それに対して男の答えはなかなか返ってこなかった。
―――これだ!
三人は取っ掛かりを見つけた。
男は三人から視線を逸らし、少し遠くを見るように、何かと確認を取るように沈黙した。
「答えられないのか? 目的の人物とは誰だ」
「ねぇ、こっち見なよ、どうしたの? もしかして誰かと連絡でも取ってるの?」
ヴァレリアーノと叶の問いかけに、男はやはり答えない。視線も合わせない。
三人はその隙を付くように、気付かれないようにじりじりと距離を詰める。
さっき切り込まれた間合い、その中にも入った。それでも男は動かない。
三人が男を取り囲んで畳みかけようかと目配せした時。
「……ああ、失礼、それ以上は動かないでください」
不意に、男が視線を戻した。剣を構えなおしながら。
「連絡を取ってるのか、と言いましたね。ええ、取ってました。確認していたんです、何処まで言っていいか」
「へぇ、それってルードゥスと? で? 何処まで言っていいって?」
「『教えるわけないじゃん、バーカ』だそうです。それと……」
そこで男は初めて表情を崩した。羨ましそうな、妬ましそうな顔で崖をチラリと見てから、自嘲する様に笑う。
「『もう殺していいよ』と」
■崖の下への道中
転がり落ちるように道を駆け下りていく。
もうすぐ距離としては折り返しだろうかという頃、千代の通信機が声を拾った。
「通信良好、到着まであと10分位だと思う」
千代は通じた事実と到着までの予測を手早く伝える。
「上が男と接触した」
進む仲間達にも口早にそう告げた。
振り向いたり前を見ながら頷いたり、仲間達が様々な反応を返した後、千代の耳に新たな情報が入る。
『―――よく見れば見たことあるお顔だ。確かルードゥスのとこのおにーさん』
叶の、はっきりとした声。
「ルードゥス?!」
思わず叫んだ千代に、ラセルタと大樹とクラウディオが驚きの顔で振り向いた。
この四人も叶と桐華と同じく、ルードゥスが引き起こした惨劇に関わっていた。
「誰じゃ?」
むつばとめるべが不思議そうに尋ねれば、ラセルタが吐き捨てるように「人型のオーガだ、少年の姿のな」と答える。
事実を知った七人の足は更に速くなる。
その間にも千代の通信機には音が入ってくる。
崖の上は戦闘にはならず、会話で時間稼ぎをしてくれているようだ。
『攫う相手を間違えたなら、解放すればいいと思うんだけど?』
叶の声がまた一つ情報を与える。
「吊るされてる女の子、誰かと間違われて攫われたみたい」
「酷い話だ」
ラセルタの眉根に皺がよる。
走る七人の耳に、獣の唸り声や嗚咽が聞こえてくる。崖下までもう少しのようだ。
そこへ、恐ろしい情報が入る。
『―――もしかして誰かと連絡でも取ってるの?』
「男が、誰かと連絡を取ってるみたい……!」
言いながら千代はぞっとする。
ルードゥスと一緒にいた男が連絡を取る相手など、どう考えても。
急がなければ。一刻も早く。
獣の声と嗚咽がはっきりと聞こえてくる。崖下はもう近い。
オーガ達の姿が見えてきた。
『静かに、微睡みが近寄るように』
『在るがままに在れ』
『康乃馨ーカンナイシンー』
まだトランスしていなかった者達が、走る速度を緩めてトランスをしていく。千代とラセルタはそのままハイトランスも。
全員がオーラを纏った、その時。
『やめて!!』
千代の通信機に叶の叫びが飛び込んできた。
■崖の上での戦闘
男が崖の方を向きナイフを振りかぶる。
「やめて!!」
叶が叫びながら男へと走り出し、続くようにヴァレリアーノも走り出す。桐華だけは崖の方へ、少女を守るために走り出した。
すると男はまた振り返る。近づいてきた叶とヴァレリアーノに剣で切りかかる。
「叶!」
「行って!」
視界の端で捕らえた神人の危険に桐華は振り向いて声をあげるが、叶は男から目を逸らさず叫んだ。その声に押されて桐華は崖を目指す。
叶は短剣「マンゴーシュ」で相手の剣戟を受け流す。受け流された相手はナイフを投げようとするが、ヴァレリアーノがボーンナイフで切りかかりそれを止める。
男は投げるのを諦め、身を捩って攻撃を避ける。避けながら、男はナイフを投げる先をヴァレリアーノへと変更する。
「!」
飛んできたナイフにヴァレリアーノは咄嗟にしゃがんで避ける。
ヴァレリアーノが避けた瞬間、男は叶を追い払うように大きく左下から切り上げる。視界の外からの剣に叶は受け流すよりも後ろに引いて避ける。
そうして男を邪魔するものが誰もいなくなったその瞬間。
男は岩を、岩に結び付けられているロープを目掛けてナイフを飛ばした。
「桐華!」
叶の叫びと桐華が崖近くのロープを掴んだのはほぼ同時だった。
そして、飛んできたナイフが見事に岩近くのロープを切ったのも。
ロープを掴んだ桐華の体がグッと崖に引き寄せられるが、何とか耐える。
改めて叶とヴァレリアーノが男に向かい合った時。
『ついたよ! すぐに倒すから!』
叶の通信機に千代の声が飛び込んできた。
■崖の下での戦闘
『今、桐華が切れたロープを掴んで耐えてる状態……! ごめん、戦ってる、通信無理!』
「ッ気をつけて! 下もどうにかする!」
力を込めた叶の声に、咄嗟に千代はそれだけ伝える。
上を見れば、確かにさっきよりも不安定に揺れる少女がいた。それでも、引っ張っている桐華が何か言っているのか、それとも眼下の光景を見ているのか、泣き声はおさまっていた。
戦闘は、ウィンクルムが圧倒的に有利に立っている。
まず、クラウディオが陽炎を発動させ二人となり、ヤックハルスへ一人ずつ駆け寄って困惑させた。
突然現れた存在に、ヤックハルスは二体とも少女へと伸ばしていた爪を一旦縮め、クラウディオ目掛けて伸ばしながら振り回す。
ヤックハルスの爪が、クラウディオの体を裂く。
だが、裂いたと同時にクラウディオが消えてなくなる。分身だ。
消えた相手に困惑して、ヤックハルスの動きが止まる。それを見逃さないラセルタのダブルシューターⅡが火を噴く。両脇からの連続射撃に逃れることが出来ず、ヤックハルスは大量に被弾して絶命した。
一方、本物のクラウディオが対峙していたヤックハルスもまた、クラウディオを攻撃しようと爪を振り回す。だが、クラウディオはその爪を良く見て避け、そして双葉弐式を発動させる。
クラウディオを狙い続けているヤックハルスは、左右から飛んでくるクナイ「月影」に気付かない。最期までクラウディオを爪で追い回し、そして左右から突き刺さる攻撃で絶命した。
二人がヤックハルスを倒している時。
「愚鈍で愚直な汝らはまだ自分が踊らされてると気付いていないのかね?」
そう言ってヤックアドガを挑発したのはアレクサンドル。
興奮しやすいヤックアドガの目の前に立ち、わざとゴシックチャペルを振り回す。
「遊ぶなら我達が相手になろう、捕食されるのは汝らだ」
その言葉が通じたかは分からない。いや、通じてはいないだろう。
それでもヤックアドガはアレクサンドルを侮辱する邪魔な敵だと捕らえ、そして案の定アレクサンドル目掛けて突進してきた。
警戒しながら突進してくるヤックアドガを、デーモンズアイとタイガークローⅡを発動させていなす。いなされたヤックアドガは更に頭に血が上り、もはや動きは丸見えだった。
綺麗なまでに真っ直ぐ突進してくるヤックアドガを、猛獣の大爪が切り裂いた。
ほぼ三体が同時に倒れた時。
「耳を塞げ!!」
ヤグナムの動きに注意していた大樹の叫びに、全員が即座に耳を塞いだ。
空気を伝わる振動に、ヤグナムが二体同時に叫んだことを知る。
ヤグナムが大きく腕をふるってウィンクルム達を打ちつけようとするが、叫ばれたことでかえって精霊達はヤグナムを意識していた。それゆえに、ギリギリで避けることができていた。
「大物はもう汝らだけだ」
アレクサンドルが発動させているタイガークローⅡでその鞭のような腕を切り落とす。
奇怪な叫びではなく、痛みによる叫び。
「さぁ、終わりだ」
その頭を大爪で切れば、その叫びは断末魔となった。
そしてもう一体はラセルタが。しなる腕を避けながら、再びダブルシューターⅡを発動させようとするが、気付いたヤグナムが逃げそうになる。
と、ヤグナムの頭上に、玩具のハンマーがポンと出てきた。めるべの罰ゲームだ。
ピコン! と音を立ててヤグナムの頭を叩く。それはヤグナムを倒すには軽い攻撃だった。だが、それによりヤグナムの動きが止まる。
そこへ、ラセルタのダブルシューターⅡが発動する。
ヤグナムが気づいた時には、迫りくる銃弾からの逃げ場所は何処にもなかった。
精霊達がオーガを倒している間、神人達はデミの退治に専念していた。
はじめに奇襲攻撃を仕掛けたことが功を奏したのか、むつばはマシュマローンで何体も切りかかることが出来た。
だが、浅い。
気絶させることが目的だったが、一文字に斬ったところでそう簡単に生き物は気絶などしない。激昂するか、動きが鈍くなるか、そのどちらかだ。その止めを大樹が儀礼刀「エムシ」でさしていく。
「気絶だけでいいのではないかのぉ」
確実に仕留めていく大樹にむつばが言えば、大樹は無表情のまま「いると俺が安心出来ない」とだけ返す。
その答えに何かあるのだろうと、むつばはそれ以上何も言わず、デミを切りつけていく事に専念した。
途中、精霊達の方へ向かおうとするデミがいたが、それらには千代の呪符「封魔」が炸裂した。
「君たちの相手はこっちだよ!」
千代がそう言えば、元々狙われやすいのは神人。デミ達は神人達へと向かい、そして神人達に倒されていった。
■救出
崖の淵で桐華は一人ロープを掴んでいた。
「お願い、離さないで、お願いだから……!」
震える声を安心させたいが、声を出すのも辛い。
力を緩める事は出来ない。強引に引けばロープが切れそうだ。少しずつ引き上げていくしかないが、それは予想以上に力が要る。
もしロープを掴んだのが精霊の桐華ではなく神人の誰かだったら、二人揃って真っ逆さまだっただろう。
「危ない!」
焦った叶の声が飛んでくる。同時に、自分の腕をナイフが掠めた。
「……ッ」
腕に赤い筋が走る。首だけ動かして背後を見れば、ヴァレリアーノが吹き飛ばされ、叶の武器が弾き飛ばされたところだった。
男が、桐華を見る。
手に持っているのはナイフではなく、長い剣。それを、投げつけようと振りかぶっている。
「飛んで!!」
叶の声に押されるように、桐華はロープを思い切り引き上げてから地面を強く蹴った。
ぶつり、ロープが切れる。少女の顔が絶望に歪む。けれど、桐華は少女を捕らえる為に狙いを定めて地面を蹴ったのだ。桐華は空中で少女を抱えることに成功する。
男の投げた剣は、桐華が今までいたところに刺さった。
デミ・オーガ化ワイルドドッグとデミ・オーガ化ウルフの数は多かった。
全部で30頭。
「少女が落ちそうな範囲は、こんなものかのぅ」
むつばとめるべが中心になって、その死骸を積み重ねていく。万が一少女が落ちた時、少しだけでも緩衝材となるように。
オーガを全て倒し終わった後は、全員で少しでも多くの死骸を集めて積み重ねる。
『危ない!』
千代の通信機に叶の声。千代がそれを周囲に伝えて全員が上を見れば、通信機に次の声が入る。
『飛んで!!』
声と同時に、見えていた少女が一度上に引き上げられ、けれどロープが切れたのを見た。
そして、桐華が少女目掛けて崖から飛び降りたのを。
全員が息を呑む。
だが、既に最善の対策は取られていた。
ドスッ!! と音を立てて、桐華と少女が死骸の山に落ちてきた。
「大丈夫?!」
全員で死骸の山を登れば、気絶した少女と、その少女をちゃんと抱きかかえていた桐華がいた。
確認と安堵の声が二人を迎える中、千代は緊張した様子で崖の上を見て、耳をそばだてて通信機に集中していた。警戒していた。
(……前に見た時は二人組だったから)
上にルードゥスの側にいた男がいるとして、それなら、ルードゥス本人は?
その警戒は正しかったが、意味の無いものでもあった。
「うん、面白かったよー」
声は、あまりにも唐突に降ってきた。
■救出の後
崖の淵にちょこんと座っている人影が見える。
人型のオーガ、ルードゥス。
「大サービスで下ろしてあげたー、感謝してねー」
降ってくる声に周囲を見れば、いつの間にか呆然とした様子で座り込んでいる叶とヴァレリアーノがいた。本人達にも何が起こったのかわからないようだ。
「崖から飛び降りるとかすごーい! あと死骸の山も面白かったー!」
パチパチと拍手をするルードゥスの横には、何事もなかったかのように男が立っていた。
「お前達は何がしたかったんだ」
問うたのはラセルタ。真意を見抜こうと注視し、何か一つでも情報を、と考えたのだ。
しかし返ってきたのは「だからぁ、教えるわけないじゃん!」という楽しそうな笑い声。
そうして笑いをおさめると、ウィンクルム達を見渡し、一人一人の顔を覚えていく。
名前を覚えた者もいる。顔を覚えた者も。
ああ、遊べる家畜が沢山だ。
「また、遊ぼうねぇ」
次は何がいいかな、そうだ、リズのおばさんどうなったかな。
そう言いながら、ルードゥスと男は消えた。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 青ネコ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 06月01日 |
出発日 | 06月10日 00:00 |
予定納品日 | 06月20日 |
参加者
- 叶(桐華)
- 羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
- ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
- 柳 大樹(クラウディオ)
- むつば(めるべ)
会議室
-
2015/06/09-23:55
>倒す敵
こちらからも礼を言う、皆ありがとう。
意見を聞いた限り、今回は最初から各々の敵に当たって攻撃する方がよいと解釈した。
ただ、目的は少女を救出する事ゆえ、完全に撃退するよりは、気絶させるまでに考えとる。
>千代
すまぬ、ラセルタが抜けておった……。
崖上の男に対処した後、ヤックハルスを攻撃する事は了解した。
千代との連絡はサイバースノーヘッドを通して通信してる事にする。
そしたら、大声で云々という必要はないのぅ(プランを書き直し)。 -
2015/06/09-23:44
おっけ了解。
一応保険として、敵が多い中でどれだけ気をつけれるかわからないけど。
頭上注意はねじ込んでおいた。 -
2015/06/09-23:41
あ、いちおー、男が投げナイフ使おうとしたら止めるつもりで居るよ。
まぁ、飛び道具対剣だから、完全に対処は無理だと思うけど、あんまり好き放題狙わせないようには頑張る予定。 -
2015/06/09-23:37
こんなギリギリに気づいたんだけど、とりあえず書いとく。
投げナイフ持ってるから、ロープ切られるとか、女の子狙うかもとか、崖上の人危険かもとは思ってたんだけど。
崖下も頭上注意かも?
あっちも飛び道具だから、崖下に攻撃届くよね。 -
2015/06/09-23:35
>むつば
まとめ感謝だ。見やすくて助かった。
倒す敵は出来れば集中した方がいいだろうが、大樹も言うとおり邪魔が入るだろうし、
敵との相性もあるだろうからある程度分散させた方がいいとも思っていた。
あと千代はサイバースノーヘッドの準備感謝する。
カナと上手く連絡取り合って欲しい。 -
2015/06/09-23:10
>むつばさん
記載ありがとう御座います!
俺の方で自前のサイバースノーヘッドを装備していくので、
もし支給が無い場合はそちらを利用して連絡を入れますから大丈夫ですよ。
>倒す敵
俺もお二人と同じような想定でいました。
お伝えそびれていましたが、男性への射撃後はラセルタさんにも
ヤックハルス対応に行ってもらう予定でいます。 -
2015/06/09-23:06
>倒す敵
あー、俺は叶が最初に言ってた方で考えてた。(それぞれ担当
敵の数が多いから、ヤックハルス先に倒そうとしても邪魔されるようにしか思えなくて。
できるだけ同じ敵倒した方がいいのは確かなんだけどさ。 -
2015/06/09-22:54
千代君が持ってた!
じゃあ、万が一支給に時間かかるって言われても一先ずは大丈夫そうだね。
連絡も了解。ありがとー!
いざ崖上で戦闘になったらなるべく崖寄りに追い詰めるようには頑張るね。
>倒す敵
んーと、優先はヤックハルス>ヤックアドガ>他で、
ヤックハルスを仕留めるのに邪魔かもしれないヤグナムを千代君が牽制しつつー、
あんまり派手に暴れられると迷惑なヤックアドガをアレクサンドルさんが相手しつつー、
ヤックハルスの気を引く&女の子に届きそうな腕の対処にクラウディオさんが頑張りつつー、
大樹君とむつば君とめるべ君で数の多いデミを対処…ってイメージに、なるのかな?
結構ばらけるね!
んー、多分、最低限、女の子が落ちついて、落ちないようにできれば大丈夫かなーって思うし、
気を引く&可能な限り数を減らす&ロープと崖を保守するって目的に添わせるなら、
ある程度ばらけてでも、各オーガへの対処は必要、かなぁと思う。
ので、ヤックハルスとヤックアドガを倒してから、じゃなくて、最初から分担、でも良いんじゃないかなと思ってる、よ?
皆は、どう認識してるんだろ? -
2015/06/09-22:41
そうなると、崖下で倒す敵の割り振りは、これでよいか?
ヤグナム (2体) …千代
ヤックハルス (2体) …クラウディオ
ヤックアドガ (1体) …アレクサンドル
デミ・ウルフ (10体)…大樹、むつば
デミ・ワイルドドッグ(20体)…大樹、めるべ
……すまぬ、混乱してきたので意見を聞きたい。
大樹の[12]の発言と総合すると、
最初はヤックハルス→ヤックアドガと倒してから、上記の敵を各々倒す解釈でいる。
それとも最初から、倒す敵に近付いて倒してしまったよいのか?
>千代
A.R.O.Aが支給してくれるかわからぬが、インカムで連絡する事をプランに書いた。
支給してくれなかった場合、大声で少女が無事かどうかは伝えた方がよいか? -
2015/06/09-22:03
遅くなってごめんなさい。
サイバースノーヘッドは所持しているので装備していきますね。
600m圏内に近付いた時と、現場到着時には必ず連絡を入れるようにします。
女の子の状況にもよりますが、崖寄りに男性が追い詰められ次第、
ラセルタさんに射撃をお願いしようかと。
男性へ確実に当てるというよりかは背後からの威嚇射撃で
崖上の皆さんが隙を突けるよう連携するイメージです。
まだ迷っている部分はありますが、俺はハイトランスで
ヤグナムの抑えに回る予定です。
倒せずとも、皆さんの妨害にならないよう立ち回れたらと思っています。 -
2015/06/09-21:17
同じく文字数との戦いの真っ最中だ。
カナは前にルードゥス達に会っているのか。なら気付く事があるかもしれないな。
少女に声掛けは俺も最低限になりそうな予感だ。
要求などを聞き出す内容は何とかねじ込んでみる。
カナ達がサイバースノーヘッドを持って先へ行くなら俺もついていった方がいいだろうか。
崖下の仲間については俺も触れないつもりだから、此方からは話しかけない。 -
2015/06/09-21:07
文字数との戦いに敗北中。
前回の時にこのおにーさんの顔見てて、ルードゥス含めて喧嘩売ってるから、
丁度対峙するのが僕と桐華さんとヴァレリー君っていう少数だし、
狙いが男とオーガの討伐だって思わせるように喋れたらなーと思って試行錯誤してるところ
女の子に声もかけるけど…ひとまず落ち着くまでーって感じになる、かなぁ…
要求とかを聞きだす内容はちょっと入れるの難しいかも…ヴァレリー君、いけそう…?
インカム申請次第かとは思うけど、僕はサイバースノーヘッド持って先に行くかも
…他の機種でも繋がる、よね。大丈夫かな…。
んと、別働の仲間がいるってばれないように、こっちからは話しかけないってプランにしてるよ
会話の内容くらいは届くといいなぁ… -
2015/06/09-20:17
どういたしましてー。
まとめが見易いなら良かったよ。
んで現状の振り分けがこうなったのか。
---(敬称略)
【崖上】
叶、桐華
ヴァレリアーノ
【崖下】
千代、ラセルタ
アレクサンドル
大樹、クラウディオ
むつば、めるべ
---
前言った通り、クロちゃんはヤックハルス優先して貰うとして。
俺は数が多いデミ・ワイルドドッグとデミ・ウルフを主、に相手するつもりでいるよ。 -
2015/06/09-18:20
村を出る前に依頼主に少女の名前が聞けたら聞きたいな。
崖下に仲間が向かうのは悟られない方向で了解だ。
カナが言っていたとおり、崖下へ仲間が到着するまでの間、時間稼ぎしたい。 -
2015/06/09-17:50
ヴァレリー君が質問の方に重点置くなら、僕女の子に声かけるの頑張ってみようかな
とりあえず村で名前とか聞けないかなぁ。
無理だったら仕方ないけど、名前呼んで声かけた方が聞いて貰えそうだし
今から僕らがそっちに行くから頑張ってね!って感じにして、
崖下に仲間が駆けつける予定なのは内緒にするつもり
男が女の子に何かしようとしたら止める目的で、
人質かなんかじゃないの?なんか要求があるんじゃないの?って聞いてみたいかな
この辺ヴァレリー君と被りそうだし、お任せするのも手かなと思ってる。
一先ず文字数と相談しながら考えて来まーす。 -
2015/06/09-17:13
>オーガ・ナノーカ
俺も試してみていいと思う。
そちらになるべく意識を向けられないように俺達がカバー出来るかもしれないし。
>インカム
俺達は所持していないから千代に任せてしまう形になる。すまない。
>話すこと
少女を落ち着かせる以外に、俺は男から情報を得る方面で「何故この少女を攫ったのか」、
そして攫ったのにも関わらず何故崖に吊るすような面倒な事をしてオーガを集めたのか。
人の命を何とも思っておらず遊んでる節が見受けられる、など。
上記の感じで男に話しかけられたらいいと思ってる。
ただ殺すだけだらこんな手の込んだ真似をしないと思ってな。
この少女だったから攫った、と考えてはいるが、何らかの理由があって必要なくなったのか云々プランに入れられれば。
そっからルードゥス達が「ゲーム」をしている事が分かればいいのだが。
出来ればボッカの名前を聞きだして、ボッカがどんな人物を探しているかなどの情報が得られたらいいとは思っている。 -
2015/06/09-14:29
>飛び降り
ふむ、そういう条件なら承知した。
こちらも出来るだけ、少女が落ちるまでに生きた敵の数は出来るだけ減らす。
[15]にも書いているが、倒した敵の屍は少女の真下から拡がるように積む予定じゃ。
>オーガ・ナノーカ
あれはオーガには見えないそうじゃが、
デミ化した、つまりオーガのなりかけになったウルフやワイルドドッグにも見えないのか気になる。
>少女を落ち着かせる
わらわも
「落ち着いて」「今、助けるから」の一言で少女が落ち着いてくれる事を願っておる。
勿論、崖下の敵を一体でも一掃しない限り、本当に安心するか心配じゃが。 -
2015/06/09-04:50
長くなっちゃったし分割ー。
>オーガ・ナノーカ
ゼンマイ式だから細かい調節できないし本気でお試し駄目元感覚にしかならなさそう…
男に見とがめられるかもー、はなるほど確かにだし、真っ先に、じゃなくて、
ある程度時間が経ったらとかにしようかな…結局使わずに終わるかもしれないし、
もしかして上手い事機能するかもしれないし、うん、駄目元で。
女の子とロープが無事な間は、崖から離れて貰った方が良いかな…?
一歩でも、二歩でも。こっちに切りかかってくるような脳筋じゃなさそーな気がするし、
こっちの口車には乗ってくれないだろうけど…時間稼ぎにもなるし、チャレンジ、してみたい所。
あ、ヴァレリー君はどんなことしたり言ったりするのか聞きたいー。
行動被ったら文字数勿体無いし、協力必要な事ならお手伝いしたいし。 -
2015/06/09-04:42
ねむねむ…時間も差し迫ってるし、あんま間開けれなかったけど…捕捉だけでも。
>飛び下り
キャッチする気はないよ。
女の子はオーガの手が届かないギリギリの高さだし、高くても2Mちょいくらいかなって思ってる。
それが落ちても、まぁぎりぎり怪我はしないと思うよ。
ただ、女の子一人でオーガの群れに落ちちゃったら、即食べられちゃうだろうし、
敵の数が多いから、あんまり早い段階で落ちちゃったら、
崖下組が駆けつける前に食べられちゃうかもしれない。
だから、万が一の時に桐華さんに 飛び下りてもらって、女の子の 盾になってもらえればなって。
桐華は怪我すると思うよ?足動かないかもしんない。
それでも腕が無事なら、悪意ある攻撃に勝手に反撃するユニゾンが発動するかも。
しなくても、肉壁くらいにはなれるでしょ。
崖下のオーガが十分片付いて、女の子が落ちてもすぐに保護できる状態なら飛び下りないよ。
飛び降りの想定は、そんな感じ。
>連絡手段
んと…場所がイベリン領から少し離れた村ってのがあるから、
もしかしたら道具類は調達に時間がかかるんじゃないかなって思う。
でもインカムは欲しい。お互いのタイミングとか合わせるのにも要るし。
んー…僕一応サイバースノーヘッドならあるんだけど、崖下組の子で持ってる子居るかな?
一個でもあれば、インカム申請より確実だし早いから、可能ならそれで賄いたいな、と。
トレジャー品だし、無かったら仕方ないけど。
申請必要ならお願いしたいけど…んと、準備に時間かかるならやめる、とかにしてもらえたら、僕が安心です。どーだろ。 -
2015/06/09-03:27
柳さん、いつも分かりやすいまとめ有り難うございます。
崖下に到着するまで走っても最低3、40分はかかりそうですよね。
崖寄りに男性を追いやると、同時に女の子への距離も
縮まってしまうのでタイミングが重要な気がします。
携帯か無線(インカム?)か、互いの状況が分かる手段があったら便利でしょうか…?
必要であれば俺の方で申請をしますね。
ラセルタさんには防御重視の装備をお願いしようと思っています。
スナイピングとパッシブスキル、ダブルシューター、
それと周囲2m以内が対象になるグレネード・ショットを。
こちらに関しては範囲が広いので女の子の救出以降、
もしくは崖を背にしての使用に限定してもらうつもりです。
倒す優先順位はまとめて頂いたとおり、ヤックハルスを最優先で。
村が近いので、出来るかぎり逃がさず倒せたらと考えています。
>オーガ・ナノーカ
オーガ以外には見えてしまうので、男性に見咎められる
可能性はありますが…試してみる価値はあるのではないかと(軽く頷き -
2015/06/09-02:25
すまぬ、返信を待たせた。
>叶
言いそびれた。
7mから飛び降りるというのは、わらわも勧められん。
ロープが切られた時、少女がどれくらいの落下速度で落ちるかわからぬゆえ。
どうでもいいかもしれんが、重さがある程、落ちる速度も速いという思い込みがあってな。
桐華が受け止める前に少女がすり抜けたりしないか気になるのじゃ。
>大樹
まとめてくれた事、礼を申す。
呼び方は……(一寸考えてから)まあ、「くん」でよい。
逆に「ちゃん」で呼ばれるのは慣れないからのう。
しかし、崖上に叶達とヴァレリアーノが行くなら、わらわ達は崖下に行った方がよいな。
仮にわらわ達含めて5人で行くと、向こうに警戒されるかもしれぬ。
ゆえに、崖下の敵(主にデミ・ウルフ)を倒したら、
その屍を山積みにして、落下した少女のクッション代わりにならないか考えておる。 -
2015/06/09-00:43
大樹君纏めありがとうー!いつもお世話になってます!判りやすいし見やすいし本当助かってる!
ん、一先ずはヴァレリー君と一緒確定だねぇ。
男を囲い込むのなら、味方の数は多いに越したことないし、出来れば桐華さんにもいて貰いたいけど…
やっぱり女の子優先。できるだけ時間稼げるように頑張ろ。
と。僕一応ハイトランス・ジェミニ使いたいんだけど、
いかんせん効果時間が親密度×Rでしょ…?
やっとこ覚えたばっかりの僕の場合、もっても30分が限界なんだよね。
だから、最初からハイトランスってわけにはいかないし、
女の子が落ちる直前か、下で戦闘が始まったくらいか、に合わせるつもり。
落ちた直後だと間に合わないかも知れないから、直前。
そんなわけで、出来れば女の子の様子を確かめられる手段が欲しいんだけど、なんかいい案無いかな…
オーガ・ナノーカでこっそり覗けたり出来たらいいかなぁ…試してもいい? -
2015/06/08-22:39
すまない、大分間が空いてしまった。大樹は纏め感謝する。
俺達の行き先を保留にしたままで申し訳ない。
俺は崖上でサーシャを崖下に向かわせようと思う。
俺も一応武器を持っていく。今回は刀の方で。
男を崖寄りに追い詰めるのも了解だ。
崖上のメンバーも多いから逃がさないように、ある程度距離を取って皆で回り込みながらが出来そうだな。
崖下の方の敵排除の優先順位も了解だ。
サーシャは前衛で打撃重視で行く。
ヤックハルスの速度にサーシャがついて行けるかどうかが怪しいので、
サーシャにはヤックアドガを狙わせる予定だ。 -
2015/06/08-20:05
連投ごめんね。
とりあえず今のところこんな感じで良いのかな?
---簡易まとめ(敬称略)
【崖上】
叶、桐華
(ヴァレリアーノ、アレクサンドル)
(むつば、めるべ)
・女の子を落ち着かせる
・男から情報を得る
・崖下から攻撃が届くように、崖寄りに追い詰める
【崖下】
千代、ラセルタ
大樹、クラウディオ
優先度:ヤックハルス>ヤックアドガ>他
【万が一】
桐華:女の子が落ちたら飛び降りて助ける
クラウディオ:桐華の着地を狙う敵の排除
---
今日入れて後2日だし、ざっくりまとめてみた。
ヴァレリーくん達とむつばくん達が括弧書きなのは、判断つかなかったからとりあえず。
違ってるところとかあったら気にせず言ってね。
とりあえず、俺は敵が多いから防御重視の装備で行く事にした。
クロちゃんは回避重視で。
使うスキルは、分身で回避上げる「陽炎」と、攻撃スキルの「双葉二式」。
攻撃して気を引けたら、陽炎使って撹乱の予定。
トランスは崖下に近づいたらしようと思う。 -
2015/06/06-22:43
>オーガの気を逸らす
どのオーガに初めの一撃入れるにしても、他のオーガも含めて囲まれそうな気がするから気をつけないとね。
回避重視の防具にしようかな。
まあ、その分防御が紙装甲になるけど。
>ヤックアドガ
確かに突進は脅威だね。
ヤグナムもこっちの回避と命中下げてくる奇声があるから、面倒なんだけど。
うーん。
とりあえず、クロちゃんにはヤックハルス優先して貰う事にする。
こんだけ敵がいるんだし、クロちゃんには多少の怪我をするのは許容して欲しいところ。
クラウディオ「大樹」
はいはい。
奇声もあるし、回避じゃなくて防御特化に変えるってば。
>飛び降り
わかった。
なら、そんなときの為にクロちゃんには注意して貰う。
余裕があったらになるけど。
敵が複数で桐華さんに飛び掛ったときに、少しはサポートできる。と思いたい。(願望 -
2015/06/06-15:29
千代君と大樹君が崖下言ってくれるなら、僕は桐華さんも吊れて崖上に行っても大丈夫そうかな。
一先ずの認識通り、理想は皆が崖下に駆けつけられるまでの時間稼ぎを目指す予定。
女の子を落ち着かせられるよう、声を掛けたいところだけど…聞こえるかな
声も届けたいし、少し近づきたい。
けど、男が何かする素振りを見せたら止まるよ
口の回る相手だし、何をお話した物かって感じだけど、なんとなーく時間を引き延ばせたらいいな。
嫌なパターンの想定としては、ロープを切られることと、投げナイフで直接女の子狙われる事…かな?
あんまり距離が開いてると、僕と桐華じゃすぐに対処できないんだよね…遠距離攻撃がないから
うーん、でも逆に、近づかなきゃ何にもできないって思わせた方が、
隙も作りやすいかな?って思うし、僕はあえて近接武器で行く予定。
あ、下から男を狙ってくれるなら、僕頑張って崖寄りに追いやるよ。
あとは…んー、7Mはやっぱり怪我するよねぇ…
でも、もし、女の子のロープが切れちゃって、落ちちゃう事があったら。
桐華さんに、飛び降りて貰う。
勿論、崖下の子がオーガをある程度片付けられてたら、即座にーとは思ってないよ。
下手打って間に合わなかったり、下で戦闘始まってすぐとかだったりした時に、ね。
ユニゾン使えば、腕さえ無事なら、勝手に反撃してくれないかなって、期待
女の子抱えて時間稼ぐか、崖下の子に預けるくらいまでなら、頑張れると思うよ。 -
2015/06/06-03:24
ご挨拶が遅れてすみません、羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです。
全員見知った顔で心強いです。前回、お世話になった方もいらっしゃいますし(こくこく
無事に救出できるよう、頑張りましょうね。
俺たちは今のところ、崖下側を希望します。
オーガの数が多いので、気をそらす人数は多くて困ることはないかなと。
柳さんの仰る通りプレストガンナー、飛び道具の射程距離は20mですから
崖下から男の人への不意打ちも不可能ではないと思います。
多少、崖寄りに追い詰めるなど連携は必要かもしれませんが…。
>オーガの気を逸らす
ヤックハルスを最優先に対処で俺も賛成です。
個人的に、崖に突進されるとロープや崖に間接的なダメージが
増えそうなヤックアドガも早めに倒しておきたい印象があります。 -
2015/06/05-22:39
そういや、むつばくんとめるべくんとはお初だね。
改めてよろしく。
(くんづけで合ってるのかな)(内心首傾げ
>青年
投げナイフ持ってるのが厄介だよね。
ロープから放せたとしても、なんかの拍子に投げナイフでロープ切るかも知れないし。
監視してるみたいに近くにいるのがほんと。(溜め息
>女の子
泣き叫んでもがいてロープ切れそうってなら。
もがくだけでも止めて貰えたら、その所為で切れるって心配はなくなると思う。
>オーガの気を逸らす
最初は女の子に攻撃届くヤックハルスを、まずなんとかしたい。
こいつの所為で余計に怯えてるんだろうし。
二手に分かる事になったとき、オーガの気を引くより先に女の子助け出せてるならヤックハルス優先じゃなくてもいいけど。
>崖上と崖下と村
『依頼自体は』ってことは村から移動なのかな。
だとしたら、崖下に行くまで結構時間かかりそうだね。
急ぐにしても戦える体力を考えて移動しないといけないか。
>7m
さすがに精霊でも厳しい気がするなあ。
オーガを下敷きにしてもどっか痛めそうだし。
数が多いから、着地の瞬間を狙われそうな気もする。
遠距離攻撃できるなら、7mなら届きそうだよね。
なんだっけ。飛び道具の有効射程距離は20mだったかな。 -
2015/06/05-08:53
改めましてーの、叶と愉快な桐華さんだよ。テンペストダンサーさんです。
むつば君達は初めましてだねぇ。ヴァレリー君達も…(王様ゲーム以来だなって思い出して)久しぶりだね!
千代君達と大樹君達は前回もお世話になりまして…こ、今回は、多分僕そんなあらぶらないと思うよ…(ごにょごにょ
具体的で細かい事はまだ僕も考え中だけど、ひとまず…一先ず…
んー、村から、崖上までは五分、崖下までは徒歩一時間なら、
物凄ーく急いだら、もうちょっと早くつけるかなぁ?
そんな淡い期待を抱きつつ、崖下の子が駆けつける時間を稼ぐために
崖上で女の子の説得と変な男への交渉?が必要って解釈でいいかな?
今のとこ、僕は崖上希望。トランスさえしちゃったら桐華さんと別行動でもいいのかなぁって思ってるけど…
一緒の方が良かったら、桐華さんにも崖上についてきてもらえたらな、と。
あと一個、確認って言うか聞いときたいんだけど……
7Mって、飛び降りたら怪我するかな? -
2015/06/05-02:04
千代とラセルタは蝶衣で会うていたのぅ。
改めて申す。むつば、じゃ。めるべはトリックスター。
叶、ヴァレリアーノ、大樹はお初になる。何卒よろしく。
ひとまず、わらわ達はそれぞれで出来る事を。
めるべはいずれにせよ、
ジョブスキルを使うとしたら、罰ゲームを発動して敵を攻撃し、気を反らす気でいる。
崖の上に向かう場合、わらわ達は青年と、少女を助ける交渉がしたい。
相手が何を要求するかはわからぬが、
下手したら、相手の警戒心を強めぬよう、
わらわだけは武器を捨て、トランスなしで行くかもしれぬ。
崖の下に向かう場合は、ふむ、こちらも大樹達と同じく、オーガの気を引くのぅ。
デミ・オーガ化したウルフとワイルドドックに目をつけられたり、
2種類で一斉に襲われる可能性もあるので、奇襲攻撃する事でこっちへ気を反らす方向じゃ。 -
2015/06/04-22:44
ヴァレリアーノ・アレンスキーとシンクロサモナーのサーシャだ。
むつばは初めましてか。カナや千代は久しいな。改めて宜しく。
崖上か崖下で分かれるなら、俺達はどちらへ行くか少し迷っている。
少女の救出が優先なので、崖上から助けるべきか大樹達同様、崖下でオーガを引きつけるべきか。
少女はかなり気が動転してる様子なので、何とか落ち着かせられたらいいとは思っている。
ロープが千切れてしまうのは困る故。
怖いのは高みの見物中の崖の上にいる青年が、少女を吊るすロープをナイフで切る可能性がある事だな。
また、どうせなら大成功も俺は目指せたらいいなとも考えてる。
依頼内容からして、俺達は何故この少女が捕らわれたか経緯が分からないだろうし、
ルードゥス達が「ゲーム」をしている事も知らないだろうしな。
青年と話せるならボッカがどんな人物を探しているかなどの情報も引き出せればなと。 -
2015/06/04-22:43
-
2015/06/04-21:55
柳大樹とクラウディオ、任務に参加させて貰うよ。
よろしく。
崖の上には武器持った青年が一人で。
ロープで崖に吊るされた女の子。
崖の下にはオーガがいっぱい、と。
崖下と崖上で分かれたとして、どっちに行くにも徒歩で1時間じゃ合流は難しそうだね。
俺としては、オーガの気を女の子から逸らす為に崖下に行きたいなと思ってる。
まあ、これからの話し合い次第だけど。
希望だけ言っておくよ。 -
2015/06/04-01:06