胡 白眼(ふぅ・ぱいいぇん)。冴えない渡りの労働者。 辺境の遊牧民の家に生まれたが、訳あって旅暮らしをしていた。 特徴は糸のように細い目くらいのもので、風体は凡庸な一般人といったふう。 しかし埃っぽい衣に、肉体労働で培われた頑強な肉体を秘めている。
心優しく真面目な性格だが、決め台詞が決まらないズッコケ体質。 臆病な面もあり、今でもオーガには恐怖を感じる。 弱点は旨い酒と美女の頼み、それから精霊の弱った姿。
精霊の妻子の身に何が起きたかは、何となしに察している。 できるなら傷ついた彼の支えになりたい。
完全な異性愛者だが、精霊に迫られるとどうにもどぎまぎしてしまう。 彼への気持につける名前は見つからないが、大切な存在だとは感じている。
≫容姿補足 丈の長い東風の民族衣装。 背の中程まである長髪を後ろで括る。 左目の下に赤い瞳の印がふたつ。
老けて見えるが二十代である。
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