プラン
アクションプラン
かのん (天藍) |
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7 露天風呂も順番に入ってほこほこ、人心地 ここに来る前に、これから一緒に暮らすため天藍が間借りしていた自警団の部屋から、かのんの家へ引っ越ししてきた …荷物少なかったですよね(段ボール箱数個)本当に全部ですか? 天藍、これ受け取って貰えますか クリスマスプレゼント:シンプルな家の形の金属プレートつきキーホルダー 勝手口や物置その他諸々、家周り全ての鍵付き ※門扉と玄関の鍵は昨年のクリスマス天藍に手渡し済み 私のとお揃いなんです(はにかみ 素敵なデザインですね書きやすそう ありがとうございます天藍、大事にしますね 出された紙の意味に気付き嬉しさで言葉が詰まる 見覚えのある文字に気付く この前おじ様から 我はかき入れ時故一緒に行けぬが、良いクリスマスになるじゃろうって言われて… 書き終え天藍に渡し えっと 少し考え居住まい正し ふつつか者ですが、どうぞ末永くよろしくお願いします 三つ指ついてお辞儀 …使い方間違ってました?小首傾げ |
リザルトノベル
ふわりと露天風呂の湯気が立つ。
それは、夜に一際映えるかのんの艶やかな身体を、緩やかに隠しては消えるを繰り返していた。
「素敵なお風呂ですね」
その心地よさに、かのんは幸せにほっと小さくため息をつく。
そんなかのんが寛ぐ露天風呂とは、少し離れた場所にある様式溢れた和室では、彼女に譲られ先に露天風呂に入った天藍が、その静かな時間をどこか緊張の面持ちで過していた。
テーブルの上には、細いリボンで留められた一つの箱と、一枚の紙──
「お待たせしました」
壁越しからふいに聞こえたかのんの声と、その姿に天藍は内心慌ててそれらをテーブルの下へと隠す。
「──? お待たせしてしまいましたか?」
「いや、何でもない」
一瞬動揺していたように見えた天藍の様子に首を傾げながらも、かのんは彼の隣にあった座布団の上にちょこんと正座する。
「今日はお疲れ様でした、天藍」
「かのんこそ、お疲れさん」
──二人は今日ここに来る前に、以前、銀幕の前で結んだ大切な約束を果たしてきた。
今日は、天藍が自警団に間借りをしていた部屋を引き払い、かのんの家に引っ越しをして来た記念の日──
かのんも今日、約束の言葉通りに、届いた荷物の荷解きをするべく、引っ越しを手伝ったのだが。
「……荷物少なかったですよね。本当に全部ですか?」
そこでかのんが目にしたものは、片手に余る段ボール箱たったの数個……それは、引っ越しと呼んで良いかも分からない極々小さなものだった。
「まあ、殆どの物が備え付けだったからな。
あれでも、かのんと会う前よりは私物増えてるんだ」
「……あれだけ少ないと困りませんか?」
「なに、これからはかのんの家が自分の居場所になる。心配ないさ。
実際、専門書等を少し手元に置ければ良い程度だからな」
自分の家が、天藍の家になる──さり気ない言葉に、それだけでかのんの胸は一杯になる。
そして同時に、かのんは忘れてはいけない大事なことを思い出した。
「そうでした……!」
慌てた様子でそう告げると、かのんは自分の荷物の中から、濃紺色の小さな箱を取り出した。
箱を開けて天藍に中を見せれば、そこには幾つもの鍵がついたキーホルダー。
「これは……」
「これからは、一緒ですから……
去年に渡した門扉と玄関以外の──家の全ての鍵です。
勝手口や物置に、窓の鍵と──」
そしてホルダーに添えられた、シンプルかつ可愛らしい家の形をしたアクセサリーに、
「私のと、お揃いなんです……」
少し嬉しそうに、そして仄かに頬を染め照れた様子でかのんが微笑み手渡した。
鍵を受け取った天藍は、何を思ったのか、かのんの前でじっと無言でそのキーホルダーを見つめている。
「あ、あの……アクセサリーは気に入らなければ他のに──」
「……いや、気に入った」
身に受けたあまりに深い感慨に、天藍は何とかそれだけ言葉を紡いだ。
掌に乗せた鍵束──可愛らしいアクセサリーと、実際の重さ以上に感じられる鍵のその想いが、今、これからかのんと共に暮らす実感を教えてくれるのだ。
手渡してくれた、自分に全てを託してくれた想いが嬉しい。
──今までに、自分にとって、これ程までに嬉しい聖夜のプレゼントがあっただろうか。
「有難うな、かのん」
……自然と笑みと共に零れた、天藍からの感謝の言葉に、かのんは恥ずかしそうに俯いた。
「──俺からも、かのんに」
天藍は、彼にはあまり似合わない少しの勇気を共にして、机の下に隠していた白い紙を上に置き、同じく置かれた箱をかのんへ渡した。
「……? 開けてもいいですか?」
「ああ」
細長い黒い箱に、銀と青の細いリボンで結わえられた箱。
紐を解き、かのんがそっと箱を開ければ──
そこにあったのは、
起毛の下地に置かれた、一本の万年筆。
それは女性の手になじむ細身の形状。
黒の胴軸には、柔らかなラインを描いた銀の蔦葉に、青の薔薇が一輪咲いている。
「素敵なデザインですね、書きやすそう」
そしてキャップを開ければ、ペン先にも彫り込まれた透明感のある青い薔薇──
それは、どこまでも彼女を想い、そしてあつらえられた万年筆。
かのんは数度瞬きをして……それから、この上なく嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます、天藍。大事にしますね」
目を細めて幸せそうに笑みを浮かべるかのんの傍らで──天藍は机の上に置いた一枚の紙に手を伸ばす。
「……」
今度こそは、天藍にも明確な勇気が必要だった。
だが、情けないとは思わない。これは互いにとって、それだけの出来事を含むことであったから──
「……それで、できればこれに書き込んで貰えないか?
明日の帰り道、二人で届け出に行けたらと思っているんだが……」
万年筆のキャップを閉じようとしていたかのんの手前に、一枚の白い紙が差し出される。
「これは……? ──!?」
かのんは、自分の目を疑った。
日常、まず目にする事のないその紙は……シンプルだが、確かにかのんへと、その重みを伝える文字を載せていた。
──婚姻届。
「──!」
かのんは思わず、両手で口を強く押さえた。予想外で、そして嬉しさで、涙が零れそうになるのを必死で堪えた。
もし泣いてしまえば、それがどんなに嬉しい事であるか天藍に伝わっていたとしても……それでも尚、相手に心配を掛けてしまうのは分かっていたから。
そんなかのんの気持ちを、理解して。
それでも、その最中に卑怯だと思いながらも、天藍は自分の嘘偽り無い思いをかのんに伝えた。
「共に暮らし始める前にけじめを付けたい。
──これからはかのんの夫として傍にいさせて欲しい」
一度、その言葉に正面から天藍を見つめたかのんは、見開き潤ませた瞳でこくんと頷いた。
その時に、零れ落ちた幸せの涙は、世界で見た事もない程に、あまりにも美しいものだった──
「……この文字は」
落ち着いたかのんが、既に自分が空白を埋めるだけとなった婚姻届を目に留める。
そこには、天藍とは異なる見覚えのある文で、かのんが少女の時代に世話になっていたもう一人の精霊、朽葉の名前があった。
「実は……
クリスマスに、このホテルに泊まる事が決まった時に、おじ様から『我はかき入れ時故一緒に行けぬが、良いクリスマスになるじゃろう』って言われて……」
『どう言うことだろうと思っていたのですが……』と続けたかのんに、天藍はそれに少し座り悪く、ばつの悪そうな様子で告げた。
「頼みに行ったら『引っ越し決めたくせにまだ出しておらんかったのか』と説教受けた。
……情けない話だが」
苦笑交じりにそう応えた天藍の笑顔。
かのんはその朽葉の心遣いにも、改めてその恩人でもある彼に頼みに行ってくれた天藍にも。
二人分の温かな思いを受けて、己の胸に優しく満ちる想いを感じながら、かのんは隠さない幸せと共に微笑んだ。
己をイメージされた万年筆で、初めて書き刻む婚姻届──こんな、幸せな事があって良いものだろうか。かのんは思いながら最後の一文字を書き締めた。
紙を見直して。幸福に細めた、柔らかな紫の瞳で見つめた後、それを天藍の元へゆっくりと手渡して。
天藍が、それを表情にはあまり出ない万感の思いで見つめる中──
かのんはふと何かを思い出したかのように、不意に膝を天藍の方に向けて佇まいを直して座り直した。
「かのん?」
「ふつつか者ですが──
どうぞ末永くよろしくお願いします」
畳に、そっとつかれた三つ指。
そして、天藍に向かい、深々とお辞儀をして見せたかのんの姿。
「……」
天藍は、その行動に瞬間理解に及ばず、瞬きをしてそれを見つめた。
そして、ゆっくりと顔を上げるかのんを見て、その意味にようやく理解が至る。
「……使い方間違ってました?」
反応のない天藍に、かのんが不思議そうに、そしてやはり困ったように小首を傾げた。
「……いや、間違えてない」
この小首を傾げる癖は反則であろう。これが、この愛らしすぎる存在が。これからの、自分の伴侶に、守るべき妻になるのだ、と……
「……」
──一瞬、流石の天藍もこれが夢である可能性を疑った。
しかし、夢ではない。
過去、ウィンクルムになる夢は、守るべき存在を得たいと云う願いは。
──過去に夢で、願いであったもの全ては、
目の前の存在が、今まで全て現実にしてくれて来たではないか。
「……むしろ、俺の方こそよろしく」
その愛おしさ全てに、眩暈がする。
天藍は、そっとかのんの肩に手を伸ばした。
触れられる……こんなにも、素晴らしい存在に。
深く自分の胸に抱き寄せたかのんが、身を任せてくれている。それが一際嬉しくて。
天藍は、その溢れんばかりの想いを確認するかのように、ゆっくりと深くかのんの唇に口付けた。
二人の影が重なった──
それは、今まで数多に積み重ねてきた想いが、一つの愛へと昇華した一夜の出来事……
それは、夜に一際映えるかのんの艶やかな身体を、緩やかに隠しては消えるを繰り返していた。
「素敵なお風呂ですね」
その心地よさに、かのんは幸せにほっと小さくため息をつく。
そんなかのんが寛ぐ露天風呂とは、少し離れた場所にある様式溢れた和室では、彼女に譲られ先に露天風呂に入った天藍が、その静かな時間をどこか緊張の面持ちで過していた。
テーブルの上には、細いリボンで留められた一つの箱と、一枚の紙──
「お待たせしました」
壁越しからふいに聞こえたかのんの声と、その姿に天藍は内心慌ててそれらをテーブルの下へと隠す。
「──? お待たせしてしまいましたか?」
「いや、何でもない」
一瞬動揺していたように見えた天藍の様子に首を傾げながらも、かのんは彼の隣にあった座布団の上にちょこんと正座する。
「今日はお疲れ様でした、天藍」
「かのんこそ、お疲れさん」
──二人は今日ここに来る前に、以前、銀幕の前で結んだ大切な約束を果たしてきた。
今日は、天藍が自警団に間借りをしていた部屋を引き払い、かのんの家に引っ越しをして来た記念の日──
かのんも今日、約束の言葉通りに、届いた荷物の荷解きをするべく、引っ越しを手伝ったのだが。
「……荷物少なかったですよね。本当に全部ですか?」
そこでかのんが目にしたものは、片手に余る段ボール箱たったの数個……それは、引っ越しと呼んで良いかも分からない極々小さなものだった。
「まあ、殆どの物が備え付けだったからな。
あれでも、かのんと会う前よりは私物増えてるんだ」
「……あれだけ少ないと困りませんか?」
「なに、これからはかのんの家が自分の居場所になる。心配ないさ。
実際、専門書等を少し手元に置ければ良い程度だからな」
自分の家が、天藍の家になる──さり気ない言葉に、それだけでかのんの胸は一杯になる。
そして同時に、かのんは忘れてはいけない大事なことを思い出した。
「そうでした……!」
慌てた様子でそう告げると、かのんは自分の荷物の中から、濃紺色の小さな箱を取り出した。
箱を開けて天藍に中を見せれば、そこには幾つもの鍵がついたキーホルダー。
「これは……」
「これからは、一緒ですから……
去年に渡した門扉と玄関以外の──家の全ての鍵です。
勝手口や物置に、窓の鍵と──」
そしてホルダーに添えられた、シンプルかつ可愛らしい家の形をしたアクセサリーに、
「私のと、お揃いなんです……」
少し嬉しそうに、そして仄かに頬を染め照れた様子でかのんが微笑み手渡した。
鍵を受け取った天藍は、何を思ったのか、かのんの前でじっと無言でそのキーホルダーを見つめている。
「あ、あの……アクセサリーは気に入らなければ他のに──」
「……いや、気に入った」
身に受けたあまりに深い感慨に、天藍は何とかそれだけ言葉を紡いだ。
掌に乗せた鍵束──可愛らしいアクセサリーと、実際の重さ以上に感じられる鍵のその想いが、今、これからかのんと共に暮らす実感を教えてくれるのだ。
手渡してくれた、自分に全てを託してくれた想いが嬉しい。
──今までに、自分にとって、これ程までに嬉しい聖夜のプレゼントがあっただろうか。
「有難うな、かのん」
……自然と笑みと共に零れた、天藍からの感謝の言葉に、かのんは恥ずかしそうに俯いた。
「──俺からも、かのんに」
天藍は、彼にはあまり似合わない少しの勇気を共にして、机の下に隠していた白い紙を上に置き、同じく置かれた箱をかのんへ渡した。
「……? 開けてもいいですか?」
「ああ」
細長い黒い箱に、銀と青の細いリボンで結わえられた箱。
紐を解き、かのんがそっと箱を開ければ──
そこにあったのは、
起毛の下地に置かれた、一本の万年筆。
それは女性の手になじむ細身の形状。
黒の胴軸には、柔らかなラインを描いた銀の蔦葉に、青の薔薇が一輪咲いている。
「素敵なデザインですね、書きやすそう」
そしてキャップを開ければ、ペン先にも彫り込まれた透明感のある青い薔薇──
それは、どこまでも彼女を想い、そしてあつらえられた万年筆。
かのんは数度瞬きをして……それから、この上なく嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます、天藍。大事にしますね」
目を細めて幸せそうに笑みを浮かべるかのんの傍らで──天藍は机の上に置いた一枚の紙に手を伸ばす。
「……」
今度こそは、天藍にも明確な勇気が必要だった。
だが、情けないとは思わない。これは互いにとって、それだけの出来事を含むことであったから──
「……それで、できればこれに書き込んで貰えないか?
明日の帰り道、二人で届け出に行けたらと思っているんだが……」
万年筆のキャップを閉じようとしていたかのんの手前に、一枚の白い紙が差し出される。
「これは……? ──!?」
かのんは、自分の目を疑った。
日常、まず目にする事のないその紙は……シンプルだが、確かにかのんへと、その重みを伝える文字を載せていた。
──婚姻届。
「──!」
かのんは思わず、両手で口を強く押さえた。予想外で、そして嬉しさで、涙が零れそうになるのを必死で堪えた。
もし泣いてしまえば、それがどんなに嬉しい事であるか天藍に伝わっていたとしても……それでも尚、相手に心配を掛けてしまうのは分かっていたから。
そんなかのんの気持ちを、理解して。
それでも、その最中に卑怯だと思いながらも、天藍は自分の嘘偽り無い思いをかのんに伝えた。
「共に暮らし始める前にけじめを付けたい。
──これからはかのんの夫として傍にいさせて欲しい」
一度、その言葉に正面から天藍を見つめたかのんは、見開き潤ませた瞳でこくんと頷いた。
その時に、零れ落ちた幸せの涙は、世界で見た事もない程に、あまりにも美しいものだった──
「……この文字は」
落ち着いたかのんが、既に自分が空白を埋めるだけとなった婚姻届を目に留める。
そこには、天藍とは異なる見覚えのある文で、かのんが少女の時代に世話になっていたもう一人の精霊、朽葉の名前があった。
「実は……
クリスマスに、このホテルに泊まる事が決まった時に、おじ様から『我はかき入れ時故一緒に行けぬが、良いクリスマスになるじゃろう』って言われて……」
『どう言うことだろうと思っていたのですが……』と続けたかのんに、天藍はそれに少し座り悪く、ばつの悪そうな様子で告げた。
「頼みに行ったら『引っ越し決めたくせにまだ出しておらんかったのか』と説教受けた。
……情けない話だが」
苦笑交じりにそう応えた天藍の笑顔。
かのんはその朽葉の心遣いにも、改めてその恩人でもある彼に頼みに行ってくれた天藍にも。
二人分の温かな思いを受けて、己の胸に優しく満ちる想いを感じながら、かのんは隠さない幸せと共に微笑んだ。
己をイメージされた万年筆で、初めて書き刻む婚姻届──こんな、幸せな事があって良いものだろうか。かのんは思いながら最後の一文字を書き締めた。
紙を見直して。幸福に細めた、柔らかな紫の瞳で見つめた後、それを天藍の元へゆっくりと手渡して。
天藍が、それを表情にはあまり出ない万感の思いで見つめる中──
かのんはふと何かを思い出したかのように、不意に膝を天藍の方に向けて佇まいを直して座り直した。
「かのん?」
「ふつつか者ですが──
どうぞ末永くよろしくお願いします」
畳に、そっとつかれた三つ指。
そして、天藍に向かい、深々とお辞儀をして見せたかのんの姿。
「……」
天藍は、その行動に瞬間理解に及ばず、瞬きをしてそれを見つめた。
そして、ゆっくりと顔を上げるかのんを見て、その意味にようやく理解が至る。
「……使い方間違ってました?」
反応のない天藍に、かのんが不思議そうに、そしてやはり困ったように小首を傾げた。
「……いや、間違えてない」
この小首を傾げる癖は反則であろう。これが、この愛らしすぎる存在が。これからの、自分の伴侶に、守るべき妻になるのだ、と……
「……」
──一瞬、流石の天藍もこれが夢である可能性を疑った。
しかし、夢ではない。
過去、ウィンクルムになる夢は、守るべき存在を得たいと云う願いは。
──過去に夢で、願いであったもの全ては、
目の前の存在が、今まで全て現実にしてくれて来たではないか。
「……むしろ、俺の方こそよろしく」
その愛おしさ全てに、眩暈がする。
天藍は、そっとかのんの肩に手を伸ばした。
触れられる……こんなにも、素晴らしい存在に。
深く自分の胸に抱き寄せたかのんが、身を任せてくれている。それが一際嬉しくて。
天藍は、その溢れんばかりの想いを確認するかのように、ゆっくりと深くかのんの唇に口付けた。
二人の影が重なった──
それは、今まで数多に積み重ねてきた想いが、一つの愛へと昇華した一夜の出来事……
依頼結果:大成功
エピソード情報 | ||||||
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リザルト筆記GM | 三月 奏 GM | 参加者一覧 | ||||
プロローグ筆記GM | なし |
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エピソードの種類 | ハピネスエピソード | ||
対象神人 | 個別 | |||||
ジャンル | イベント | |||||
タイプ | イベント | |||||
難易度 | 特殊 | |||||
報酬 | 特殊 | |||||
出発日 | 2016年12月18日 |