プロローグ
「らめぇ」
もしゃもしゃ。
「らめぇらめぇ……」
もしゃもしゃもしゃもしゃ。
間の抜けた、それでいて、なんだかいかがわしいような。何とも言えない鳴き声が、パステルグリーンの牧場に響く。
木の柵ではない、ガトーショコラの柵に囲まれたシュークリーム牧場。
ショコランドでは一般的な家畜であるシュークリームシープを飼育し、シュークリームを産ませるための牧場である。
しかしこの絵本のように可愛らしくのどかな牧場で、今、前代未聞の惨劇が繰り広げられているのだ。
その元凶は……。
「うえさわそら?」
空耳した。
正しくは『ウエサ・ふぁ・そ・らめぇ』
略して『そらめぇ』
シュークリームシープの変異体である。
普通のシュークリームシープには手足や顔はないが、そらめぇには足も顔もある。
つぶらな瞳、パステルグリーンのクリームを絞って乗せたようにツンと立った尾。
そして何よりも、シュークリームシープよりも二まわりほども大きい。
非常な食いしん坊であるらしく、次々と食べられてゆくシュークリームシープ。
一見すると単に大きなシュークリームが食べられているだけのようだが、
微妙にプルプルと震えつつ「めぇめぇ」と鳴きながら食われるシュークリームシープは、なかなかに哀しい光景である。
私達はあなたに食べられるために生まれてきたんじゃない……そんな声が聞こえてくるようであった。
らめぇと言いたいのはきっと食われるシュークリームシープの方だろう。
「これ以上シュークリームシープを食われちまったら、オラ、商売を続られなくなるだよ。
オラには年老いたおっかぁと、かみさんと、7人の子がおるだ。
こいつら全員、飢えさせるわけにはいかねぇ。どうか助けてくんろ」
どこの世界も、大黒柱の気苦労は尽きない。
とにかく、このままでは牧場内のシュークリームシープが全て食われてしまう。
どうにかしてくれないか、と泣き付いてくるのは牧場主の小人だ。
「普段の『そらめぇ』はこんなに凶暴じゃねぇ。ほんのちょびっとシュークリームを食ったら昼寝してる穏やかなヤツなんだ。
それが、ちょっと前に……何て言ったかな。マントゥール教団の何とかとかいう男が来てよぅ。
それから『そらめぇ』の様子がおかしくなったんだ」
そういえばこの牧場のすぐ近くで、怪しい男とオーガの目撃情報もある。
もしかすると『そらめぇ』もオーガが出す瘴気の影響で凶暴化しているのかもしれない。
「もちろんタダとは言わねぇ。なんとかしてくれたら、シュークリームシープを一人に一個ずつあげるだよ」
このまま『そらめぇ』に食べられ続けるくらいなら、
何個かを贈り物として差し出しても『そらめぇ』を退治したほうが被害は少ないと考えたのだろう。
乱雑にまとめた羽根布団くらいの大きさがありそうなシュークリームシープ。
それをくれると言われても素直に喜べるものなのかどうか。
それでも目の前で困っている者がいるならば、そしてそれがオーガ絡みの可能性があるのなら。
助けてあげるのがウィンクルムの道だ。
念のため牧場主には安全そうな場所に避難してもらい、あなた達は改めて牧場の様子を確認する。
『そらめぇ』のいる牧場の広さは、だいたい小学校の校庭くらいの長方形。
そこを小人の背と同じくらいの高さのガトーショコラの柵が囲んでいる。
囲いの中にはシュークリームシープ30頭くらいの群れが3つ。そのうち1つの群れが既に『そらめぇ』に襲われている。
『そらめぇ』の数は3頭。手前側にいる一つの群れを3頭が一緒になって襲っている。
見ている限りでは、シュークリームシープの走る速度は人間の大人と同じくらい。
巨体を生かした羊特有の頭突きが最大の攻撃であるようだが……。
「近づこうとすると、クリームみたいなのを飛ばしてくるだよ。それがもう……目に染みて染みて」
さっきの牧場主がそんな事を言っていた。
羊の形にデコレーションされたシュークリームにしか見えない可愛らしい外見の割に、なかなかの強敵のようだ。
この局面をどう乗り切るか。
ウィンクルム達の実力が試される。
解説
●目的
『そらめぇ』を倒してシュークリームシープ達を守ってください
●シュークリームシープ
シープとは名がついているが、目鼻や足、角もない、直径1mほどの巨大なシュークリーム
日向ぼっこをして成長するとシュークリームを産む。
移動速度は時速3kmほど。重さは75kg程度。およそ18万キロカロリー。
「めぇめぇ」と鳴くが、ショコラランドから出ると普通のシュークリームになる(但し大きさはそのまま)
跳躍はできない
●そらめぇ
正式名称「ウエサ・ふぁ・そ・らめぇ」
シュークリームシープの変異体。直径1.2mほどで顔や手足、尾がある。
パステルグリーンのクリームをサンドしていて、噂によると中身はワサビらしい。
「らめぇ」と鳴く。
普段はシュークリームを少し食べれば満足するが、何故か今はシュークリームシープを貪っている。
走行速度は時速20kmほど。重さは120kg程度。50cmほど跳躍することも可能です。
毛皮が厚く防御力が高い。
近づくとパステルグリーンのクリームを飛ばしてくる他、攻撃の仕方によっては中のクリームが飛び出してきます
●シュークリーム牧場
東西に80mほど、南北に40mほどの長方形で、周囲を高さ1mのガトーショコラの柵が囲んでいます
今いる場所は南西の角。
シュークリームシープの群れは今いる場所から見て(東に10m北に20m)(東に40m北に10m)(東に60m北に40m)の三箇所。
それぞれの場所に30頭くらいずつ群れになっていて、東に10m北に20mの位置にいる群れが襲われています
●ショコランド
バレンタイン領、バレンタイン城の裏手にそびえる巨木の幹に開いた穴から繋がるメルヘンワールド。
●マントゥール教団
ウィンクルム達の所属するA.R.O.A.と敵対する組織
オーガの存在が人類より優れているとして上級のオーガを神と崇める集団
ゲームマスターより
エピソードをご覧いただきありがとうございます。
今回はメルヘンな世界で、可愛いわりに凶悪な「そらめぇ」との戦いです。
どうぞよろしくお願いします。
ウエサ・ふぁ・そ・ら?
うえさわ……?
あらイヤだ。空耳ですよ、空耳。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
ハイトランスして現着 可愛いシューシープに何て酷い事をするんだ(憤慨 悪いが、苦い思いをして貰うからな(水泳眼鏡装備 ◆戦闘 「そらめぇ」1頭をまず担当 鞭で注意を引く 持参のシュークリームに引き付けつつ誘導 そらめぇの体に鞭を巻き付け、思いっきり引く!⇒転倒狙い 突進は身をかわして避ける 避けざまに持参のゴーヤを口に放り込む! ・苦くて倒れたら縛って瘴気が抜けるまで安置 ・怒ったら気絶させるまで戦う(ランスの壁にも誘導 ☆体に細工がされてたら、外して楽にしてやる ☆残りのそらめぇ対応にも加勢に行く ◆戦闘後 もふもふ愛でたい そらめぇから瘴気が抜けるのはいつか判断 貰えるなら俺はそらめぇが良い 預けますので育てて頂けませんか? |
セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
『そらめぇ』のクリーム防御の為にゴーグル着用。 牧場に入る時にトランス。 シュークリームシープから『そらめぇ』を引き離すぜ。 盾で防御しながら剣で『そらめぇ』を突いて気を引くぜ(クリームを出さないように注意してつつく)。 他の人が『そらめぇ』と交戦中の場合はシープを手でぽんぽんと触って『そらめぇ』から離れるように促す。 「今のうちにあっちへ行こう」と。 ランスさんの魔法が来るのでランスさんに近い方へ移動させてシープの安全を計ろう。 オレは出来るだけシープを移動させる事を中心に動くぜ。 シープを貰ったらここで引き続き育ててもらって 生まれたシュークリームを貰うのが良いなぁ。 その方がシュークリーム楽しめるじゃん。 |
アイオライト・セプテンバー(白露)
らめぇに対抗するにはしゃけぇが一番だと思うな だから、パパ頑張ってー(笑顔 あたしカンケツセンをらめぇに撃つよ お水で気分がしなしなにならないかな あ、らめぇの濡れ透けも楽しいかもっ …真面目にします の前に、あたしはまず走って 今いる位置から2番近い群れのとこに行って こっちにらめぇが来ないよう威嚇しよう 方法はやっぱり水鉄砲 もし近くの人がクリームでべとべとになっても水鉄砲 らめぇらめぇ♪←気に入った あたし、普通のシュークリームシープさん食べたいっ らめぇらめぇらめぇ♪ |
瑪瑙 瑠璃(瑪瑙 珊瑚)
シュークリームシープの食感は気になるが、 海牛といい、雪白テンサイといい、最近、食べてばかりだな。 「あんな風に太らなければいいが」 そらめぇのクリーム対策として、 ゴーグルとレインコートを持参した上で着用する。 無理な場合、クリームで汚れた服は脱ぐ。 そらめぇの顔を覆い、目隠しに使う為だ。 珊瑚とトランス後、 顔のついたシュークリームシープを手掛かりに探そう。 発見次第、珊瑚や他の神人に声をかけ、そらめぇを挟み撃つ。 最終的には柵の端か隅っこに追いやり、 そらめぇを逃がさないようにした上で攻撃。 「しばらく、食べ納めか」 いずれにしても、コレ(※シュークリームシープ)を機に、 依頼絡みで食べるのは一旦控える事にしよう。 |
明智珠樹(千亞)
「普段お世話になる方のお名前に酷似していて、倒すのが心苦しく感じますが…仕方ありませんね、ふふ」 ●持ち物 ゴーグル、マスク、チョコ ●行動 すぐに東30、北20あたりに行き (東40、北10)の羊達を背に、タムタム構え羊を護る。 (東10、北20)の敵が此方にきたら持参したチョコを投げ。 少しでも気を逸らせれば。 近づいた敵にはタムタムで攻撃。 クリーム、ワサビ、どんと来い! 「ふふ、さぁ私をクリームまみれにしてください…!(ドM)」 仲間と声をかけ合い連携意識。 敵の動きを千亞や皆に伝える。 ●戦闘後 「千亞さん、お疲れ様でした。はい、シュークリームです。千亞さん一個じゃ足りないでしょう?私の分もどうぞ」 「あーん☆」 |
●聞き間違っちゃらめぇ
「普段お世話になる方のお名前に酷似していて、倒すのが心苦しく感じますが……仕方ありませんね、ふふ」
ウエサ・ふぁ・そ・らめぇ。略して、そらめぇ。
その響きから連想したアノ人を思い浮かべ、優雅な仕草で胸に手を当てるド変態こと明智珠樹。
ほんのり頬を染めてうっとりしている珠樹の隣で、柵越しにそらめぇの観察をしているのは千亞だ。
「パステルグリーン……抹茶かな?」
しかし、抹茶にしてはどうも風に乗って漂ってくる匂いがおかしい。
青さを含んだ爽やかな香りというのは抹茶にも共通するが、これは爽やかさのバローメーターが完全に振り切れている。
「いや、この香りは……ワサビ!?」
そう、そらめぇの中身はワサビクリームなのだ。
爽やかすぎる香りに、目をしょぼしょぼとさせている瑪瑙 瑠璃。
「ゴーグルとレインコートを持ってきておけば良かった……」
だがこの状況を知ったのは今ここでのことである。
持ち合わせは無いが、取りに戻っている時間も無さそうだ。
「水泳ゴーグルとかは持ってねぇの?」
牧場主にそう尋ねるコライユ珊瑚こと、瑪瑙 珊瑚。少し離れた所に避難していた牧場主が答える。
「オラの子供のが2、3個あるだが、小せぇと思うだよ」
牧場主の小人の身長はおそよ1m。
メンバーの中で最も背の低いアイオライト・セプテンバーですら、牧場主より頭一つほど大きいのだ。
その小人の子供となると、きっと身長は80cmとかそれ以下と考えられるだろう。
「数も十分じゃないし、サイズも無理そうだ」
肩を落とし、溜め息をつきながら首を振るセイリュー・グラシア。
「ゴーグルがあれば目を守れると思ったんだけどね……」
同様に、少し残念そうにラキア・ジェイドバインが言った。
「マスクかタオル。いや……マスクも私達には小さそうですね。タオルをお借りすることはできないでしょうか?」
白露が牧場主にそう尋ねる。
「タオルならたくさんあるだよ、なんせ子沢山だからな。ちぃと待っててくれるか?」
牧場主の小人は少し離れた所に見えている彼の家へと走っていった。
「バスタオルを持ってきただよ」
ややあって戻ってきた牧場主。その手には少し大きめのタオルがたくさん抱えられている。
「ありがとうございます。もしクリームが飛んできても、口内への直撃は避ければまだマシでしょう」
牧場主からタオルを受け取り、メンバー達に配る白露。
タオルで顔の下半分を覆い、アイオライトにも同じようにしてやりながら白露は言った。
「目の方は私は普段から眼鏡をしてますし……なんとかなるでしょう」
手に入らないものがあっても、何とかするのが適応力だ。
装備を済ませ、いよいよ彼等は柵の中へと向かう。
「やべぇ、腹減ってきたかも。デージ食いてぇ。っていうか、アレ全部シュークリームに見えるぞ!瑠璃!」
「シュークリームシープの食感は気になるが、海牛といい、雪白テンサイといい、最近、食べてばかりだな」
時刻はちょうどお昼時。
若い男性らしく食欲に溢れる発言をする珊瑚に、瑠璃が小さく溜め息をつきながら、そらめぇを眺めた。
「あんな風に太らなければいいが」
「しわさんけ!その分、動けばいいじゃねぇか!」
瑠璃の呟きに心配するなと笑う珊瑚。
「ラピスアトゥイ・ウルマヌナダグァ」
インスパイアスペルの後半を瑠璃と共に唱える珊瑚。
少しだけ顔を上に向け、瑠璃は珊瑚の頬に口づけた。
無数のシャボン玉が空へと舞い上がり、瑠璃色のオーラに包まれる。
続いてトランスをするのはセイリューとラキア。
「滅せよ」
敵をはいえ生き物を攻撃するのは、オレの指示だからラキアが良心の呵責を感じる必要はない。
そんな願いを込めたスペルを唱え、セイリューはラキアの頬にキスをした。
トランスを済ませた後、更にもう一度インスパイアスペルを唱えるのはアキ・セイジである。
「コンタクト」
唇を寄せるのは、ヴェルトール・ランスの手の甲に浮かぶ文様だ。
「では行きましょうか」
出入り用の格子の扉を押して柵の中に入るアキとランス。瑠璃と珊瑚、セイリューとラキアも続く。
そんな中……。
「ねぇパパ。あたし達もトランス!」
白露の上着の裾をぎゅっと握るアイオライト。
「そうですね、危うく忘れるところでした」
アイオライトに合わせて腰を屈める白露。
「ウィーウェ・メモル・モルティス」
死を忘れずに生きよ……と唱え、アイオライトは白露の頬に口づけた。
もちろんその際、白露の首にぎゅっとしがみつくのは忘れない。
「らめぇに対抗するにはしゃけぇが一番だと思うな。だから、パパ頑張ってー」
無邪気な笑顔を見せるアイオライトに、白露は頭痛を堪えるように額に手を当てる。
「鮭で羊と戦う精霊。メルヘンとはほど遠い光景です」
「僕達も忘れてた……!」
白いウサミミをひょこりと揺らす千亞。
今回の敵はオーガではないため、トランスをしていなくてもダメージを与えることはできるかもしれないが、
トランスをしないままでは、スキルが使えないなどの理由から不都合が起こることもある。
「咲き誇れ、誓いの薔薇」
少しだけ腰を屈め、千亞の頬に唇を寄せる珠樹。
これで全員のトランスが完了した。
いよいよそらめぇとの戦いの始まりである。
●気をつけなきゃらめぇ
「顔のついたシュークリームシープを手掛かりに探そう」
「またに!!」
駆け出そうとした瑠璃の手を掴み、珊瑚が「待て」と押しとどめる。
そらめぇの体躯は普通のシュークリームシープより二まわりほども大きく、顔や手足がある他、
パステルグリーンのクリームがサンドされているなどの特徴があり、遠目からでもその存在は確認することができる。
更に現在そらめぇは3頭が一緒になって(東に10m,北に20m)のシュークリームシープの群れを襲っており、
それ以外には、そらめぇの姿は見当たらないのだ。
「そらめぇは、あそこだ」
瑠璃を促して珊瑚はそらめぇに向かう。
「柵の端か隅っこに追いやって、逃がさないようにした上で攻撃しよう!」
そらめぇの場所と姿が確認できたことで、具体的な作戦が浮かんだ瑠璃がメンバー達に向かって声を上げる。
「それならまずは、シュークリームシープからそらめぇを引き離すぜ」
頷くセイリュー。
「あたしカンケツセンをらめぇに撃つよ。お水で気分がしなしなにならないかな……」
水鉄砲の二丁拳銃を彫るスターから取り出すアイオライト。
「あ、らめぇの濡れ透けも楽しいかもっ」
「アイ、いい子にしましょうね……」
今はまだまだ真っ昼間。濡れ透けの色気を堪能するには時刻が早すぎる、と白露はアイオライトを嗜める。
「はぁい……真面目にします」
片手を振り上げて返事をするアイオライトの頭を軽く撫で、白露はそらめぇに視線を転じた。
「私はとにかくらめぇに攻撃を」
初手を取りたいと考えた白露のスキル『ファストガン』
しゃけぇ、もとい両手銃『トキシラズ』を構え3頭のうち最も西にいるそらめぇを狙って引き金を引く。
鮭の口を模した銃口から飛び出す、紅い弾丸。
正直、イクラのようにも見えなくないが、それは無慈悲にそらめぇのモコモコとしたシュー生地を穿った。
「ら、めぇぇぇ!!」
今まさに、新たなシュークリームシープに喰いつかんとしていたそらめぇが、怒りの咆哮を上げて振り返る。
その勢いで、そらめぇの銃創からパステルグリーンのワサビクリームが飛び散った。
「うわ……ふっついた!!」
返り血ならぬ返りクリームを肩に受けた瑠璃。
タオル越しにもはっきりと分かるワサビの芳香に顔をしかめつつ汚れた上着を脱ぐと、
瑠璃は、まるで闘牛士が布を広げるような仕草でクリーム塗れの上着をそらめぇの顔へと放った。
「らめっ!らめぇぇぇ?」
可愛らしいそらめぇの顔を覆い隠す瑠璃の上着。
付着したクリームが、そらめぇと上着の間で粘着材のようにはたらき、そらめぇが身動きをしても上手い具合にそらめぇの視界を遮っている。
「よしっ!」
小さくガッツポーズをした珊瑚がダブルダガー『トリトン&ネリトン』を構えた。
そして、そらめぇに胴が触れるのではないかと思うほど近くまで一気に踏み込む。
そこから繰り出される『アルペジオⅡ』
珊瑚の手に握られたダガーが二合、三号と連続して、瑠璃の上着に隠されたそらめぇの顔を切りつけた。
「しまった……自分の上着」
そらめぇと運命を共にしてしまった上着に気づき瑠璃は小さく声を上げる。
けれどもそれ以上の事は、今はすることができない。
一つ頭を振って意識を切り替えると、瑠璃は鉱弓『クリアレイン』を構えて、顔を傷つけられたそらめぇと対峙した。
その頃、瑠璃と珊瑚が相手をしているそらめぇの西隣にいるそらめぇのところでは……。
ピシィ……!!
と激しい音が一つ、空を震わせた。
アキがそらめぇの気を引くためにウィップ『ローズ・オブ・マッハ』を打ち鳴らしたのである。
不穏な音に、シュークリームシープを貪るのを止めて振り返るそらめぇ。
「……らめぇ?」
低く威嚇するような声で鳴くそらめぇ。
そんなそらめぇに対し、アキは牧場の隅に転がっていたシュークリームを掲げてみせた。
きっと、この惨劇が始まる直前にシュークリームシープが産み落としたのだろう。
外はサクサク、中はしっとり。見るからに美味しそうなシュークリームだったが、残念ながらそらめぇは興味を示さなかった。
何事も無かったかのような態度で、再びシュークリームシープに食いつこうとする。
そういえば牧場主が、普段のそらめぇはシュークリームで満足するが今はそうではないと言っていた。
「仕方ない……」
溜め息をついて再び鞭を振るうアキ。
大きくしなった鞭がそらめぇの丸々とした胴体にぐるりと巻きつく。
「よし……」
満足げに頷き、アキはそらめぇに巻き付いた鞭を力いっぱい引いた。
シュークリームシープから引き離し、あわよくば転倒させてしまおうと思ったのだが……。
「らめっ……らめぇぇぇぇ」
青空の下に響く、そらめぇの哀れな叫び声。
鞭に締め上げられ、ひょうたん型にひしゃげたそらめぇから、パステルカラーのクリームが流れ出す。
「……おっと」
アキの加勢をしようと、そらめぇの側まで寄っていたセイリューが装備していた盾を慌ててかざした。
ワサビクリームの奔流を受け止めるセイリューの盾『食いしん坊なオバケ』。その口がガバリと開く。
「えぇっ?!食べるの?!」
セイリューの驚きはもっともだ。
食いしん坊なお化けが封印されているとはいえ、盾がクリームを一息に飲み込んだのである。
状況を見ていたラキアや、アキやランスまでも、それぞれの表情で驚きに目を丸くしていた。
予想外ではあったものの、地面にこぼれた厄介なワサビクリームが消滅したのは有難い。
「良かった……」
小さく呟いて、セイリューは盾を構え直した。
盾の影に隠れるようにしてそらめぇの、フカフカとしたシュー生地を太刀『紅蜘蛛』でつつく。
「ら、めぇぇ!!」
つぶらな瞳を怒りに吊り上げて振り返ったそらめぇが攻撃態勢を見せた。
「セイリュー。下がって!」
すかさずセイリューとそらめぇの間に割って入り『シャイニングアロー』を発動させるラキア。
「らめぇっ!!」
クリームが零れ落ちたことで少し軽くはなったものの、十分すぎる重量を伴って、そらめぇが突進してくる。
ぶつかりあう『シャイニングアロー』の光輪とそらめぇの体躯。
「くっ……」
ずっしりと重たい感覚にラキアは強く歯を食いしばった。
自分の後ろにはセイリューがいるのだ。何としてでも耐え切らねばなるまい。
バチーン!!
平手打ちをもっと激しくしたような音と共に、そらめぇの身体がはじき飛ばされる。
ラキアのシャイニングアローが競り勝ったのだ。
「今度はこっちだ」
再び鞭を鳴らすアキ。
ダメージを受けたり、繰り返し攻撃を喰らって苛立っていたのだろうか、
先ほどはあまり反応を示さなかったそらめぇが、今度はアキの方に向き直る。
「らぁめぇっ!!」
一声咆えるとそらめぇは地面を蹴った。
巨体に似合わぬ素晴らしい突進力を見せつけ、アキを突き飛ばそうとする。
しかし……。
『ハイトランスジェミニ』により身体能力をアップさせているアキがひらりとそらめぇの突進をかわす。
そしてその拍子、何か緑色のものをそらめぇの口の中へと放り込んだ。
反射的にもしゃもしゃとそれを咀嚼したそらめぇが、不自然に動きを止める。
「らめ……ぇ?!」
口元を起点に深緑色に色を変えてゆくそらめぇ。
「……」
そんなそらめぇを、どこか気の毒そうな表情で見つめるセイリュー。
アキがそらめぇの口に放り込んだもの、それはゴーヤだったのだ。
何故にゴーヤ。何故にそんなものを所持していた。そんな疑問に満ちたセイリューの視線を受けたアキが涼しい顔で答える。
「備えあれば憂いなしです」
ゴーヤを持ち歩くというのは一体どういう備えなのか……。
更に突っ込みたいところではあるが、生憎と今は交戦中。細かな疑問に時間を費やしている暇はない。
現に衝撃から立ち直ったらしいそらめぇが、怒りに満ちた表情でアキの方を振り向いている。
「そうだ。こっちだ……」
挑発するように鞭を打ち鳴らすアキ。
そして再びそらめぇがアキに向かって突進した。
一塊になっていた3頭のそらめぇのうち、最も東側の1頭と対峙しているのは千亞だった。
メイス『ドルミート』を振りかざし、シュークリームシープに喰らいついているそらめぇの背後から振り下ろす。
飛び散るワサビクリームをバックラー『タルタルーガ』で防ぐ千亞。
「くっ……」
一部、小型の盾では受け止めきれなかったワサビクリームが膝のあたりに付着したが、刺激に弱い顔周りへの直撃は避けることができた。
ほっとしたのも束の間。
「らめぇーらめぇー」
抗議するような声を上げて千亞を振り返るそらめぇ。
そしてそらめぇが地面を蹴る。
「おっと」
至近距離からの突進を受けたものの、何とか身をかわした千亞。
千亞の脇をすり抜け、勢いのまましばし走ったそらめぇが振り返り首を巡らせる。
その視線の先にはもう一つのシュークリームシープの群れ。位置にして(東に40m北に10m)の一団が居た。
アイオライトと珠樹がそちらを護りに行ってはいるものの、行かせるつもりはない。
そらめぇが走り出すのと同時、千亞の姿がちょうど2つに分裂した。スキル『陽炎』である。
「行かせないよ!」
幻影の分身と本体と、通常の2倍の幅をもってそらめぇの進路に立ちふさがる千亞。
そして、そらめぇが2人の千亞のうち右側の千亞に額から突っ込んだ。
ばふっ!!
重量のあるものが羽根布団の中に落ちるような音と共に、跡形もなく消滅する千亞。
そらめぇが突撃したのは、幻影のほうの千亞だったのである。
はっとした表情の左側の千亞の横をすり抜けて、
そらめぇはアイオライトと珠樹が護衛しているシュークリームシープの群れの方へと走っていった。
「くらえー!!」
向かってくるそらめぇ目掛け、水鉄砲の二丁拳銃『カンケツセン』の引き金を引くアイオライト。
飛び出した温泉水が見事にそらめぇの顔に命中し、そらめぇはアイオライト達のすぐ手前で、怯んだように足を止めた。
「ふふ、さぁ私をクリームまみれにしてください……!!」
ごしゅじんさまどうかこのいやしいわたくしめにごほうびを……。
そんな声が聞こえてきそうな表情でで踏み出す珠樹。
そして珠樹はステッキ『タムタム』をそらめぇに向かって振り下ろした。
水を張ったタライの中に濡れたタオルを叩き込んだかのように飛び散る、そらめぇのワサビクリーム。
避ける事もせず珠樹は真正面からクリームを受け止める。
右目を隠す前髪と口元を覆ったタオル、さらに服までもを汚すパステルグリーン。
「あぁっ……ツンときます!!すごく……イイです」
すぐ隣で子供が見ているというのに、大丈夫なのだろうか。
「こっ……の、ド変態!!」
追いついてきた千亞が、珠樹とそらめぇの間に割って入りつつ『ドルミート』をらめぇの眉間に向けて振り下ろす。
その瞬間、パチーン!!と、張詰めきった糸はじくような音が周囲に響いた。
そして今まで動き回っていたそらめぇが、まるで眠るように目を閉じて膝を折ってしまう。
『ドルミート』の特殊効果により気絶したのだ。
「触るなよ。ビリッとくるからな」
口調だけはのんびりと、そらめぇとシュークリームシープ達の間に割って入るランスは
北側の柵からスキル『天の川の彼方』で魔法による壁を作っていた。
霊錫『黄泉塞岩』を構えてそらめぇを牽制しつつ、瑠璃が伝達した作戦の通り、そらめぇを牧場の隅へと追いやるように障壁を張ってゆく。
「今のうちにあっちへ行こう」
シュークリームシープの背と思しき場所をポンポンと叩き、半透明に輝く壁から引き離す方向に誘導するセイリュー。
更に、先ほど千亞が気絶させたそらめぇを、千亞とアキ、瑠璃と珊瑚が協力してランスが作る障壁の中へと押しやる。
そしてランスが、そらめぇ達の行き場を完全に塞ぐように、もう一枚の障壁を柵に向かって伸ばした。
これでひとまずシュークリームシープ達の安全は確保された。
「瘴気が抜ければ大人しくなるんだから殺さなくて良いよな」
だから殺しちゃらめぇ……とランスは主張したのだが、瘴気が抜けるのがいつになるか明確な確証はない。
それまでランスの天の川でそらめぇ達を抑えておけるかというと、そうとは限らない。
そういう訳で、アキとランスの希望も虚しくそらめぇは倒されることになった。
障壁の外側から誘いをかけ、そらめぇを壁へと突進させて体力を削らせるラキア。
同じく障壁の外側から、障壁の内側でスキル『カナリアの囀りⅡ』を発動させるランス
そして柵の外側に避難し、そこから『トキシラズ』でそらめぇを狙い打つ白露。
そらめぇ達の体力は着実に削られてゆき、やがて3頭全てがその動きを止めた。
●真似しちゃらめぇ
「シープを貰えるんならここで引き続き育ててもらって、生まれたシュークリームを貰うのが良いなぁ」
お礼のシュークリームシープを……と言う牧場主に対してそんな事を言うセイリュー。
何故かと問うような牧場主の視線に対し、セイリューはこう答えた。
「その方がシュークリーム楽しめるじゃん」
確かにそうではあるのだが、シュークリームを毎回、新鮮なうちに発送して受け取るというのは少々難しい。
「あたし、普通のシュークリームシープさん食べたいっ」
そんなアイオライトの意見もあったが、やはり持ち帰りや、処理、世話の面で無理があるということで、
結局、生まれたてのシュークリームをこの場で1個ずつもらうという事で落ち着いた。
「しばらく食べ納めか。いずれにしても、コレを機に、依頼絡みで食べるのは一旦控える事にしよう」
濃厚なシュークリームに舌鼓を打ちつつも、そんな誓いを立てる瑠璃。
アイオライトに『カンケツセン』でワサビクリームを落としてもらった珠樹が千亞に言う。
「千亞さん、お疲れ様でした。はい、シュークリームです。千亞さん1個じゃ足りないでしょう?私の分もどうぞ」
「え?じゃあ、お言葉に甘えて半分貰おうかな……」
既に自分の分は食べ終えていた千亞。
「はい、あーん」
珠樹が口元に差し出してくるシュークリームに食いつこうとしたところで、はたとその動きを止めた。
「って、何餌付けししようとしてるんだド変態!」
珠樹を上目遣いに睨んで怒鳴る千亞。
それでも差し出されたシュークリームをパクリと口の中に納める。
「……ありがと」
二人の頬がほんのり紅く見えるのは、傾きはじめた日の光のせいだけではないだろう。
そして彼らは惨劇の舞台となった牧場を後にする。
「らめぇらめぇらめぇ」
白露と手を繋ぎ、帰り道を歩くアイオライトは、どうやらそらめぇの鳴き声が気に入ってしまったらしく、何度も繰り返している。
がっくりと肩を落とす白露。
「アイ……なんだか卑猥な言葉を連呼するのは止めましょう」
牧場主の苦悩は解決できたが、白露パパの苦悩はまた一つ増えたようであった。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 白羽瀬 理宇 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 01月29日 |
出発日 | 02月05日 00:00 |
予定納品日 | 02月15日 |
参加者
- アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
- セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
- アイオライト・セプテンバー(白露)
- 瑪瑙 瑠璃(瑪瑙 珊瑚)
- 明智珠樹(千亞)
会議室
-
2015/02/05-00:00
-
2015/02/04-23:46
プランは出せた。
ラキアはシャインスパークで敵命中率低下、
味方の回復とカウンター攻撃ってところ。
うまくいきますように。
相談その他いろいろとお疲れさまでした。 -
2015/02/04-23:12
プランは出来たよ。一息つこう。(皿に一口パイチョコクリーム入りを乗せて差し出し
あ、今日のは市販品だ。流石にこれは俺程度のシロウトが片手間に作れるものじゃない。
サイコロ:チョコパイの「箱」の数
【ダイスA(6面):1】 -
2015/02/04-21:14
珊瑚:
う、うん……。なんつーか。
今回は地道にそらめぇを見つけたら、一体ずつ倒す方がいいかもしれねぇな。
あ、アイオライトは連絡サンキュー。
オレらもプラン仕上げるなー。 -
2015/02/04-20:10
えぇと、ひとまずプランは完了、だよ。
珠樹はひとまず、東に30、北20あたりに移動して、東40、北10の羊達の方にらめぇが行かないように守るみたい。
僕は一番近い東10、北20を襲うらめぇに急行。
悩んだけど盾持って近接武器での攻撃予定。
他の群れに行きそうになったら陽炎で分身して通せんぼできれば、って思ってるよ。
ギリギリまで変更できそうだから、何かあればぜひー!(ぺこり) -
2015/02/04-18:13
ご、ごめん。
後ろの人がいそがしくなっちゃって、
あんまり確認できなかった。
今日これからも忙しいから掲示板確認できないかも。
ごめんなさい。
取りあえずプランだけなんとかだします。 -
2015/02/04-18:09
おっと、発言が遅れたな。
アキ・セイジ。相棒はウイズのランスだ。
らめぇが地味に強敵なので、なんとかクリームをぶっかけられずにすませたいと悩んでいたりする。
今の所ノーマルな足止め方法で行く予定だ。
JOB的に火力を期待されてると思うので、ランスはらめぇ対応に動く。俺はそのサポートになる。
《閑話休題》
ノーマルじゃない足止め方法は色々考えたけど全部却下になった。笑いバナシとして書いておくよ
・燃やしたらどうかな?
⇒ しめった生物を燃やすのは大変。燃やすのは無理
・シートをかけて押えたらどうだ?
⇒ 一人では抑えきれない。好き勝手めえめえ去られる気配しかしないのでやっぱり却下
・いっそ水でもかけて重くしたらどうだ?
⇒ 相当脚力強いので、水の重さも加わって鉄も塊みたいになって突撃されると俺達が骨折だ
・檻に追い込むのはどうだ?
⇒ 檻の用意時間と場所の関係上却下(だが狭隘地には追い込めるのでそちらは実行する)
・食べてしまえばいいじゃん…ウソデス食べません
ともあれ、背後がネオチしないようになんとかプランを書かせる予定。 -
2015/02/04-00:12
ギリギリになってお邪魔いたします、明智珠樹と甘いもの大好き!シノビの千亞さんです。
皆様何卒よろしくお願いいたします(ぺこ)
私はまだ襲われていない他の群れの護衛、千亞さんは手裏剣でらめぇさん攻撃なぞ考えておりましたが
手裏剣が他の羊に行ってしまわないか心配ですね。
近接攻撃に変えるか、もしくは上手くらめぇを引き付けられればいいのですが……
あとは他の群れに行こうとした際に分身で足止め、でしょうか。
何かあらばなんなりと…! -
2015/02/03-20:41
えー、先輩方が来て下さって団欒したい所なのですが、申し訳ありません。
そろそろ、そらめぇについて意見させていただきます。
(※以下、ホワイトボードに向かって書く)
クリーム対策
→伊達眼鏡やゴーグル、レインコートなどの汚れてもよい服
作戦(提案)
→そらめぇを倒す側と、シュークリームシープを保護する側に分担。
そらめぇを攻撃する側
・顔があるか確認した上で攻撃。
シュークリームシープを保護する側
・そらめぇから引き離したり、そらめぇの接近または攻撃やクリーム飛抹から盾になって守る。
余談になりますが、
そらめぇを1体ずつブルーシートで包み込み、シート越しから串刺しにするとか、
チャッカマンで着火させて火だるまにするとか、
顔や手足を傷つけて動けなくするという案は珊瑚と話し合った結果、没にしました。 -
2015/02/03-20:38
珊瑚:
(ガバッと起き上がって、ひよこ饅頭を掴む)
うおおー!ひよこ饅頭やっさ!にふぇーど!(※ありがとう)アイオライトー!
くわっちーさびらー!
セイリューとラキア、アキとランスも(参加してくれて)にふぇーでーびる。
でさ、そろそろ話し合わねぇ?明日までだろ?(プランの)締め切り。 -
2015/02/03-00:16
ひよこ饅頭が食べられると聞いて!(違
セイリュー・グラシアとLBのラキアだ。
18万キロカロリーに誘われたとも言う!
(ラキア「ちょっと食べモノから離れようよ?」苦笑)
頭の中が食べ物で一杯なので対処方法は今から考える。
みんな、ヨロシク!
-
2015/02/02-01:20
わーい瑪瑙さんたちだーー♪
最近よく一緒になるよねー。今回もよろしくー♪
はい、ひよこ饅頭どうぞー。
プランとかまだ全然考えてないけど、なんとなく思ったことだけ。
>位置関係
手元で絵を書いて思ったけど、一番近いのが襲われてるけど、
1箇所から攻めて討ちもらしたら、すぐ他の群れのほうにらめぇ(名前変えるな)が行っちゃいそうんだよねー
うーん。
最初の攻撃でどうやって囲むかが問題だろうけど……人数が
へいかまん!(何処へともなく)
>攻撃の仕方
武器だったら、
片手杖(ライフビショップ)、片手本(ライフビショップ、トリックスター)、両手杖(エンドウィザード)
あたりで攻撃すると、
クリームが飛び散らないかなぁって思った。
全部、物理攻撃威力:0だし。
でもまあ、うちは、プレストガンナーなんですけどっ(超笑顔) -
2015/02/01-01:03
珊瑚:
(会議室のドアを乱暴に大きく開け)
アイオライト!オレだ!ひよこ饅頭く(ry
瑠璃:
失礼しました、瑪瑙瑠璃です。
アイオライトさん、雪白テンサイではお世話になりました。
アヒルさんに呼ばれたわけではないのですが、改めてよろしくお願いします。
(と言って、珊瑚を担ぎ椅子に座らせる) -
2015/02/01-00:28
(ひよこ饅頭もぐもぐして待機)
-
2015/02/01-00:26