【解放】僕のデートスポットを守って!(上澤そら マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

●塞!塞!
「たっ、大変ですぅ!!」
 A.R.O.A本部、職員の一人が慌てて駆け込んでくる。
 眼鏡をかけたひょろりとした青年は、ウィンクルムの姿を見つけると近づいてくる。
「あ、あのっ、近所のスケート場が、おっきい土偶みたいなのに占領されてるんですぅ」
 涙目な職員。もっとシャキっとせぃ!と思ったウィンクルムもいたとかいないとか。
「どうやら最近、その土偶が様々なデートスポットを通せんぼしているみたいで……スケート場も入り口を塞がれてしまってるんですぅ。うぁあぁあおぁうあ」
 泣くな、それぐらいで泣くな!と思ったウィンクルムもいたとかいないとか。
「お願いします、どうかあの土偶を退治してくださいっ」
 深々と頭を下げる職員。
 随分と仕事熱心ね、と思えば。
「僕、気になるあの子をデートに誘っちゃったんです、その日に備えてスケート靴買っちゃったんです、練習しないとマズイんですぅぅぅううう!」
 結局、自分の心情絡みか、とため息をつく。

「た、大変やでぇ」
 そこへ、更に大きな声を上げるエセ関西弁の職員が駆け込んでくる。
 デコの広い職員は手当たり次第にウィンクルムに声をかける。
「あんな、近くに展望台あるやろ?冬になったら空気が澄んでて、夜景がめちゃくちゃ綺麗でなぁ」
 うっとりと、瞳とデコを輝かすエセ関西弁職員。
「んでな、展望台見に行ったらこーーーんなおっきぃ土偶がおんねん!」
 腕を伸ばして見せるが、それがどんな大きさかはまったくもって伝わらない。
「せっかく夜景や、そこから見えるイルミネーションのキラキラを楽しみたいのに、中に入られへんねん。どないなっとるんやでしかし!」
 人差し指を立てながら怒りを露わにしている。
「頼むわぁ、あの土偶どかしてくれへんやろかー?」
 近くにいたウィンクルムにすがりつく。

「ちょ、ちょっと!僕が先にお願いしてるんですよ!スケート場の!」
「そんなんおまえ、池でもどこでも行ってササー滑ったらえぇねん!ウィンクルムはんもキラッキラみたいやろ?な?」
「とっても綺麗なスケート場なんですよ!夜になるとライトアップもされるんです!スケート教えてもらうフリしてピッタリくっついたり……」
「なんや男らしくないなぁ」
「あんただってイルミネーションって顔じゃないだろ、デコばかり光らせてっ!」
 徐々にヒートアップしていく二人の職員。
「あ、それじゃあ、土偶に書いてあったなぞなぞ、わかりますか?『食べると安心するケーキってなーんだ!?』」
「はぁ?じゃあおまえ、こっちの土偶に書いてあったなぞなぞわかるんかい?『関西弁を話す犬の種類は何?』猫ちゃうで、犬やでぇ!」

 とりあえず、この二人ではなく善良な市民のためにも、デートスポットを土偶から守ることを決めたウィンクルム達だった。

解説

●流れ
 四組のウィンクルム様、【スケート場】【展望台】に向かって
 それぞれの「デートスポットを守る土偶ちゃんこと「塞の神」をやっつけてください。
 二組ずつに別れるが理想ですが、参加組数によっては偏っても構いません。
 しかし両方守らねば成功とはなりませんゆえご注意を!
 仲良く分担してくださいね☆

 塞の神を倒した後はそれぞれのデートスポットで遊ぶことができます。
 むしろそっちがメインです、コメディもしくはロマンスなハピ寄りアドです。
 同じ場所を選んだ方は他のウィンクルムさんと絡むかも、です。

 プロローグで出てきた職員2人は出てくることはありませんのでご安心ください。

●塞の神
 岩石+土偶みたいな外見、体長2メートルほど。
 動きは遅いですが、ひたすら硬いです。
 なぞなぞを解けば多少脆くなります。

 なぞなぞを解き、トランスして気長に叩く!で倒せます。
 レベル低い方でも時間かかりますが必ず倒せますので初心者さんでも上級者さんでもウェルカム。
 ここぞとばかりに色んな技使ってみたりしてもよきかと。
 でもあまり油断すると叩かれますのでご注意をー!

●なぞなぞ
 スケート組は標準語職員、展望台組は関西弁職員のなぞなぞの答えをお答えください。
 なぞなぞを解けば塞の神を倒す時間が短縮でき、その分遊べます。

●デート
 夜、ライティングされたスケート場と、空気が澄んだ屋内の展望台。
 ぜひ討伐後に遊んで行ってください。入場料無料です。

ゲームマスターより

今回のテーマは、エセ関西弁にチャレンジ!こんにちは、新米上澤そらです。

正月エピを色々出したかったのですが時間的なアレがアレで、じゃあ合同で!なプロローグです。
仲良く塞の神を倒し、仲良く冬デートを堪能していただければ本望です。

レッツ、ダブルデート!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

木之下若葉(アクア・グレイ)

  おや。本当に色んな場所に出没しているんだね、塞の神

展望台に着いたらトランス
その後、周りをざっと見まわして
周囲に人が居ない事を確認
万が一って事もあるし念のため

次に塞の神を眺めて、っと
ん。コレの事だよね礼のなぞなぞって
…チャウチャウちゃう
じゃなくて、チャウチャウちゃうん?

一応なぞなぞ解いてみたら後は塞の神を退かしに
背後に回って少しくらいは傷をつけられたらいいのだけれど
あ。塞の神の立ち位置が悪そうだったら
アクアに場所移動お願いするよ

おや。見事な星空
夜景も綺麗だし、街の星と空の星で星の海だね
確かにいちゃいちゃが増えそうな景色ではあるけれど
景色に罪は無いんだから
神様も此処からの景色を愛でればいいのにね



柊崎 直香(ゼク=ファル)
  【展望台】へGO
到着後、周囲状況見て作戦の最終確認

なぞなぞで防御力削るんだぞ
若葉くんに解答任せるけど、曖昧で塞の神も首傾げそうなら
「結論:チャウチャウ」ってスパッと言っちゃう
さて皆さん戦闘開始ですよ

ゼクは後方で詠唱、僕は前衛の邪魔にならないよう
槍構えて塞の神の移動阻止と周囲警戒。
積極的には仕掛けない。
精霊が動きやすいフィールドの維持に努めること

戦闘後。
イルミネーションは見えるけど空はどうだろ。
あ。
夜になるとやってきて
朝になると自然にいなくなってしまうもの、なーんだ。
答えはお星さ……ゼクを塞の神と対峙させなくてよかった
もっと柔軟に考えたまえよ
なんで僕の名前が答えになるのさ
そこまでふらふらしてない


ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
  なぞなぞの答え:ホットケーキ

時間が惜しい
油断せず手短に済ませる

なぞなぞの答えを言いトランス
前衛
ジル達と協力し大鎌で敵の胴や足を倒れるまで叩く
敵の攻撃は回避

戦闘後、密かに楽しみだったスケートを皆で存分に楽しむ
はしゃぎすぎたら咳払いし誤魔化す
幼い頃滑ってたので巧い方
一回転も試す
サーシャの目は見ずに手を引いて仕方なく先導する様に一緒に滑る

ライトアップのスケート場に自然と昔を思い出す
転倒に巻き込まれたら否応なしにサーシャと視線合わす
妙に意識して首押さえる
頬が赤い
なかなか起き上がれないサーシャに手差し出し起こす

台詞
…あの時の事は忘れてないが、俺にはお前(の力)が必要だ
だから手放す気もない、今後も俺を護れ



暁 千尋(ジルヴェール・シフォン)
  アドリブ大歓迎
絡みOK

アレンさん達とスケート場へ
トランスは現場に到着してから

デートスポットとはいえ、ここはカップルだけの場所ではありません
無関係な人々への迷惑行為は神様といえど遠慮していただかなければ

塞の神:
確かに土偶…ですね
本で見たことがありますが、実物をこんなところで拝めるとは…
写メ撮ってもいいでしょうか?

戦闘:
事前に周囲に一般人がいないか警戒・誘導
戦闘中も警戒を怠らない

スケート:
スケートは久しぶりなので少し緊張しますが、まぁ滑るのに問題はないでしょう
え…意外です
先生でもできない事があるんですか…
教えるといっても、こういうのは慣れですからね
えーと…手を引くので一緒に滑りましょうか…?


●塞!塞!
「……今回は、普通の依頼なんだろうな?」
 ムスッとした表情を見せたのはゼク=ファル。その言葉はパートナーの柊崎 直香に向けられている。
「嫌だなぁゼクさんや。あまり疑心暗鬼になると眉間の皺取れなくなるよ?」
 頬を膨らませ抗議する……演技をする直香。
(いつもお前がッ……!)
 という抗議の気持ちは胸にしまえば。
「あらあら、仲がいいのねぇ」
 暁 千尋のパートナー、ジルヴェール・シフォンが微笑ましい眼差しを向ける。
 女性のような美しさと柔らかな物腰。小料理店の女将として働いているだけあって誰に対しても上品かつフレンドリー。
 そしてノリも良い。
「ちゃんとしたお仕事よね、チヒロちゃん」
 そう隣にいる千尋に声をかければ、千尋も頷いた。
 ジルヴェールの現在の姿にカルチャーショックを受けたものの、共に行動をする内に少しずつ慣れてきているようだ。
「二組に分かれてそれぞれの塞の神を倒しましょう。スケート場と展望台がありますが……」
 千尋の言葉に、ヴァレリアーノ・アレンスキーが手を上げた。
「できれば、スケート場を希望したい」
 凛とした佇まいで、年齢からは想像もつかない落ち着いた雰囲気を醸し出すヴァレリアーノ。
「我からも、願う」
 少年の隣に立つのは、パートナーのアレクサンドル。
 彼の傍に寄り添い、微笑んでいる。
「ん。構わないよ、俺達は希望もないし」
 木之下若葉はいつもの表情筋を使わぬ表情。
 それを受け、隣にいる可愛らしい羊系ディアボロ、アクア・グレイも明るい笑顔を見せ頷いた。
 千尋や直香達も行き先にこだわりはないようで。
 直香、ゼク、若葉、アクアは展望台へ。
 ヴァレリアーノ、アレクサンドル、千尋、ジルヴェールはスケート場へと向かった。

●想い出は画面の中に
「そういえば、お二人とご一緒するのは初めてですね」
 スケート場へ向かう途中、千尋が思い出した用に呟く。
「あぁ、そうだな。俺のことはアレンでもヴァレリーでも好きに呼んでくれて構わない」
「わかりました、お言葉に甘えてアレンさんとお呼びしますね」
「ワタシもジルで構わないわよ」
 千尋が微笑めば、ジルヴェールも己の顎元に人差し指をあて、小首を傾げ笑む。
「あぁ。そう呼ばせて貰う」
 そういうと、ヴァレリアーノはスケート場に向きなおり。
「時間が惜しい。手短に済まそう」
 ヴァレリアーノの態度に、少しだけアレクサンドルが違和感を感じる。
 彼の表情に期待の色が見える気がする。
 きっとアレクサンドルにしかわからない、ほんの少しの違いだが。
「そうですね、デートスポットとはいえスケート場はカップルだけのものではありませんし」
「なるべく早く終わらせて遊びたいわねぇ」
 真面目な千尋に、ジルヴェールはふんわりと微笑んだ。

 スケート場に近づくと、入り口に佇む謎の物体も確認できた。
「わ……確かに土偶ですね。本で見たことはありますが、実物をこんな所で拝めるとは……!」
 千尋は琥珀色の瞳を眼鏡の奥に輝かせ、塞の神に釘付けだ。
「写メ撮ってもいいでしょうか…!」
「別に構わぬと思うが……汝は土偶が好きなのかね……?」
 千尋の瞳キラキラっぷりにアレクサンドルがつい尋ねる。
「昔も土偶のページに見入ってたこともあったわねぇ」
 千尋の元家庭教師であるジルヴェールが過去の千尋を思い返す。
 遠目にパシャパシャと千尋が写メを撮れば
「あれも一応神様になるのかしら?一応拝んでいた方がいいかしら」
 と、ジルヴェールも塞の神に手を合わす。
「……サーシャ、これは何の風習だ」
「我にだって理解が難しいこともあるのだよ、アーノ」
 二人が千尋達を眺めていると。
「せっかくですから、アレンさん達も」
 そう言うと、千尋は塞の神をバックにヴァレリアーノ達にカメラを向けた。
 あ、あぁ……と二人は視線を向ける。優雅な笑みを浮かべるアレクサンドルに対し、ムスッとした表情を見せるヴァレリアーノ。
「早く倒してスケートを……」
「アレンちゃん、笑って笑って♪」
 ジルヴェールが可愛らしく彼を呼ぶと、ヴァレリアーノが想定外のことに「ちゃんっ!?」と反応する。
 ……素敵な瞬間が写メれたのは言うまでもなく。

●2人は☆愛玩具
 一方その頃、チーム展望台。
「おや。本当に色んな場所に出没しているんだね、塞の神」
 展望台入り口に見える塞の神の姿を見、若葉が呟く。
「そうですね。2メートル程の大きさですから、ワカバさんやゼクさんよりちょっと大きい位です」
「硬いって言うけど……どの位硬いんだろうね。ゼクの頭とどっちが硬いかな」
 至極真剣な表情でゼクを見上げる直香。ゼクが渋い顔を直香に返す。
「ん。どっちが硬いかな……」
 若葉も真剣な表情でゼクを見る。
「アクアくんは絶対柔らかい。ふわふわ」
「ん。だね。実際に柔らか」
 直香の視線は柔らかそうなアクアへ注がれ、若葉は隣にいるアクアの頭に優しく手を当て撫でる。
 嫌がるそぶりもなく、くすぐったそうにはにかむアクア。
 羊を思わせる白い角に、ふんわりと柔らかそうな薄い水色の髪。可愛らしい雰囲気と笑顔もその容姿を更に柔らかな印象を与える。
「うちのおっきぃのとは正反対だにゃあ」
 直香が2人のやりとりを微笑ましく見守る。隣のゼクは変わらず渋い表情を崩さない。しかし。
(あのふわふわはもふってみたい……)
 とアクアを見てゼクさんが思っていたとかいないとか。 

●スケート場店員、Yさんの証言
 ―まるで、嵐が来たのかと思いました―

 そう語るのはスケート場の店員Yさん。
 彼は塞の神が現れた際、客や他の従業員を逃がし、1人このスケート場に残っていた。
 建物の中で救助を待っていると、外に4人の人影が見えた。
 やっと助かる……そう思うと、四人はフラッシュを発していた、と当時の様子を語る。
 
 四人が塞の神に近づいてくると、眼鏡をかけた青年が私の姿に気付いたようです。 
 建物内に居る私に落ち着かせるような笑顔を向け、周りに一般人がいないか確認しているようでした。
 周りに一般人がいないことを他の三人に告げ、皆の頷き合う様子が見えました。
 そして
「ホットケーキ」
 クールそうな銀髪の少年が胸を張り、力強く答えると敵が身体に纏っていた鎧がボロボロ剥がれ落ちたのです。
 それを確認すると、神人が精霊の頬に唇を寄せていました。
 あれがトランスというものなのですね。目の保養になりました。 

 そして……後は嵐のようでした。
 金髪の青年の腕が青白い狼のようになり、敵の腕を激しく何度も噛みつきました。
 そして敵が反撃しようと腕を振りましたが、その動きはスローモーで。
 銀髪の少年がジャンプし、敵の腕に着地しました。
 そのまま大鎌を振り上げ、胴体に力強く当て。私の耳にも激しい金属音が届きました。
 敵は殴りかかろうとしても、動きがあまりに鈍く。金髪の方は斧で軽くあしらいます。
 後ろにいる美人のお姉さんの方まで敵が向かうことはなかったですね。
 しばらく彼らの攻撃は続いてました。すると、いつの間にか私の元に眼鏡の青年が来てくれたんですよ。
「大丈夫ですか?」
 と優しく声をかけてくださいましたが、見ての通りピンピンしてましてね。
 大丈夫、と答えると同時に、外から『ドゴォン!』という爆撃音がしたんですよ!
 慌てて外を見たら……眼鏡の青年が呟いてました。
「流石です、先生」
 敵の身体の中心に穴が開き……そのままポワンと消えちまいましたよ。 

 いやぁ……皆息も上がらない様子で。そして。
「ホットケーキはあんことアイスをつけて食べるのが好きよ。美味しいわよね」
 そう微笑んでいた美女が男性だったことが、一番の驚きでしたね……。

●展望台
 展望台組の4人は塞の神を視界に捉えた。
 向こうは此方には気づいていない模様。
 若葉が念のため、周囲の状況を確認する。
「見たところ、みんな避難はできてるようだね」
 敵の位置に関しても、動かすことなく「色んなスキルを使おうの会」を実現できそうだ、とも付け加えた。
 各自の動きを最終確認し、それぞれがトランスを済ませる。

 そして、若葉がススッと塞の神の前へと進んだ。
「塞!塞!通さぬぞう!」
 塞の神が両手を広げ、通せんぼ!な格好でお出迎え。
 そして、若葉は胸を張り……なぞなぞの答えを言う。
「チャウチャウちゃう」
 ……小首を傾げる塞の神。
「ワカバさん、チャウ一個多いですっ」
 アクアが伝える。
「え?チャウチャウちゃうん?」
「……ちゃうちゃう、チャウチャウ」
 若葉が振り返り確認し、そして直香が更に答え……。
 彼らは何をやっているんだ、と言う表情のゼクと塞の神。
「結論!答えはチャウチャウ!」
 直香が答えると、ピキピキと塞の神の鎧にヒビが入り、鎧が崩れていった。
 
 それが戦闘の合図となり、真っ先に飛び出したアクア。
 彼の持つ長弓「ダークムーン」から次々と矢が注がれれば、的としては十分な大きさの敵に命中し、よろめく。
 後ろではゼクが詠唱を始めていた。
 直香と若葉はそれぞれ敵の背後、側面へと回り込み、敵が建物の方へ移動しないよう行動を見張る。
 幸い、塞の神は細かく動くアクアしか目に入らないようで、丸い空洞の目はアクアの動きを追う。
 ブゥン、と腕がアクアめがけて振り下ろされようとするも。
「思ってた以上にゆっくりですねっ」
 軽くジャンプで腕をかわせば、敵の腕はドゴォン!と土にぶつかる。
 アクアはゴツゴツとしたその腕を階段を上がるよう駆け上がる。
 そして敵の肩の位置から大きくジャンプし……スキル、パルパティアンで敵の頭上から矢の雨を降り注いだ。
 激しい矢の雨に「塞……!」と苦し気な声を上げる塞の神。
「やれましたねっ!」
 ジャンプしながらのパルパティアンが命中し、アクアが嬉しそうな声を上げる。
 しかし敵が身体を動かしたこともあって、敵の肩に下りるハズが着地点がズレる。
「アクアっ」
 その様子を見た若葉がアクアの元に走りより……見事にアクアをキャッチ。
「ワカバさん、ごめんなさいっ」
「大丈夫?よく頑張ったんだよ」
 ワカバの手がアクアの髪を優しく撫でた。お姫様抱っこ状態だ。
「あ、ゼクから合図来たっ。移動しようっ」
 直香の言葉に抱っこしたまま塞の神から離れる。
 いつの間にか敵の遥か頭上にエネルギーの球が出来上がっていた。
 そして仲間の移動が済んだことに合わせ、エネルギー弾が一気に塞の神へと降り注いだ。
 アクアの攻撃を先に受けていたこともあり、敵の頭に亀裂が入っていく。更に鈍る動きに、四人は総攻撃をかけた。

 ほどなく塞の神は膝をつき……そのままボワン、と消えていくのだった。

●エスコート
 スケート靴を履き、氷の上に立てば。千尋は懐かしい感触だな、と昔を思い返す。
(スケートは久しぶりなので少し緊張しますが、まぁ滑るのに問題はないでしょう)
 そう思い、ジルヴェールの方を見れば……目に入るのはスケート靴を履き、恐る恐るスケートリンクへ歩く姿。
「もしかして、先生……」
「ワタシ、滑ったことないのよねぇ」
 不安げに眉を寄せている。
「え……意外です!先生でもできないことがあるんですか……」
「あら?そんなに驚くようなこと?ふふ、ワタシだって知らない事はたくさんあるわよ?」
 目を丸くして驚く千尋に、どれだけ彼はワタシのことを完璧超人だと思っていたのかしら?とジルヴェールが思う。そんな風に思ってもらえるのはとても誇らしいことだけれど。
「せっかくだから、チヒロちゃんに教えてもらおうかしら?」
 悪戯な視線を千尋に投げかけてみる。
「教えるといっても、こういうのは慣れですからね……」
 そんな視線の意味など考えず、千尋は真剣に考え込んでいる。
「えーと…手を引くので一緒に滑りましょうか…?」
 そう言うと、千尋がジルヴェールへ手を差し出した。
「あら……」
 差し出された手に驚きつつ、ジルヴェールは素直に千尋の手を取る。
 昔よりも大きくなった千尋の手。しかしその手は以前と同じく暖かく、そして優しい。
 そして千尋にリードされ、ジルヴェールも氷の上へ。
(チヒロちゃんから手を繋ごうなんて言われたのも何年ぶりかしら)
 元々バランス感覚が良いのだろう。千尋のサポートもあってかジルヴェールは自然に氷の上を舞う。
(なんだか嬉しいような恥ずかしいような……)
「不思議な感じね」
 ポソリ、と呟いたジルヴェールの言葉に。
「そうですね、氷の上を滑るってなかなかできませんからね」
 真の意味には気づかず、千尋は微笑んだ。
 しばし千尋に初スケートをコーチてもらい、ジルヴェールは一人休憩を取ることに。
「チヒロちゃん、ありがとう。せっかくだから思う存分滑ってらっしゃい」
「はい、先生」
 氷の上を舞う千尋の姿をジルヴェールは目を細め見守ったのだった。
 華麗に舞う少年の姿はジルヴェールの心を暖めた。


「スケート場を貸し切りか……」
 ヴァレリアーノがライトアップされたスケートリンクに誰よりも早く降り立った。
 解放の一報を聞いた従業員が急きょスケートリンクを開けてくれたのだ。
 早々に滑り出す少年を、アレクサンドルはベンチに腰掛け見守る。
(アーノの雰囲気の違いは……このためだったのだな)
 華麗に氷の上を舞うヴァレリアーノは水を得た魚の如く。
(いや、空を舞う天使、か…)
 氷上にて一回転を決めるヴァレリアーノ。艶やかな銀髪がサラリと揺れ、そして彼の首元のマフラーがたなびく。
 マフラー。
 宿り木の下でアレクサンドルがヴァレリアーノの白い首筋に唇で痕を付けた。
 絞められたマフラーから察するに痕は残っているのだろう。
(我としたことが、力を込めすぎたか)
 そして同時に。一生残ってしまえばいい……とも頭によぎり。彼は自嘲した。
「サーシャ」
 名を呼ばれ顔をあげれば、目の前にヴァレリアーノの姿が。しかし視線は氷に向いている。
「滑らないのか?」
「あぁ」
 スケートの経験がないことを伝えれば「こんなに楽しいのに」とポソリと呟く。
 その言葉をしっかりと聞き、アレクサンドルが「楽しい?」と悪戯な声を向ければ、彼は慌てて咳払いをする。
 周りを見回せば、手を繋ぎ滑る千尋とジルヴェールの姿。
「スケート靴を履け。来い」
 視線を合わせぬまま紡がれた言葉にアレクサンドルは目を少し見開き。言われるがまま彼の手を取った。

 相変わらずヴァレリアーノはアレクサンドルの目を見ない。
 彼の目に映るのはスケート場に照らさせる様々なライト。
(幼い頃を思い出すな……)
 彩り鮮やかなスケート場に目を細めた。
 一方、アレクサンドルは手を引かれながら、先日の宿り木以降のぎこちない空気を修復せねば、と考えていた。
(今ならアーノの機嫌も少しは良かろう)
 そう思い、彼の名を呼ぶ。
「どうした?サーシャ」
 滑りながら彼は声をかけるが、決して振り向かない。
「アーノ。先日は……すまなかッッ!?」
 ヴァレリアーノを止まらせようと少し強めに手を引いてしまう。バランスを崩した二人はそのまま転倒してしまった。
 ヴァレリアーノに覆いかぶさる格好になったアレクサンドル。
 否応なしに2人の視線は絡まった。
 先日のように、二人の顔の距離は近い。ヴァレリアーノの顔がみるみると朱に染まっていく。
 はだけたマフラーから見える、ほんの少しの朱。
 その視線を感じたのか少年は首元を抑える。艶っぽい表情を見せる少年に、アレクサンドルの時間は止まるようだった。

――強き者と戦う為に必要だから一緒に居る
――それだけなのに
――我もこの生温さに絆されたか

 想いを抱え、アレクサンドルはヴァレリアーノの頬に手を添え、撫でる。歪んだ笑みは少年の心にどう映るのか。
 ヴァレリアーノは瞳を閉じ、スゥと息を吸い呼吸を整え。次の瞬間にはアレクサンドルの身体からスルリと離れた。
 スクッと立ち上がるが、不慣れなアレクサンドルは立ち上がるにも手間取っているようで。
 何も言わず、手を差し伸べる。その手をアレクサンドルは掴み、立ち上がった。
 そしてヴァレリアーノは口を開く。
「……あの時の事は忘れてないが……俺にはお前が必要だ」
 そして。
「だから手放す気もない、今後も俺を護れ」
 目を合わせ、しっかりとした視線と決意溢れる眼差しに。
「我とて同じくアーノが必要なのだよ。今後も無茶する気満々なのかね」
 笑みを浮かべ、言葉を返す。
「サーシャとしても、その方が退屈しないだろ」
 そう言うと、ヴァレリアーノはアレクサンドルから手を離し、一人優雅にスケートリンクの上で舞った。
 アレクサンドルに見せつけるように、優雅に。そして妖しく。

●なぞなぞなぞ
「さて、帰るか」
 そう言うゼクの腕を直香はグイッと掴んだ。
「まだやらなきゃいけないことが残ってるんだよ?」
 また何か騙されているのかと!?と思っていると、展望台の開放を知った従業員がやってきた。
 そして彼らをエレベーターへ案内する。
「これが、やらなきゃいけないことか?」
「そうだよ。夜景を見るまでがお仕事」
 直香がニッ、と笑う。
「そうか……せっかくなので上がってみるか」
 デートには程遠いがな、と思いつつ案内されるがままに上へ昇る。

「おぉー、貸し切りだー」
 広い展望台には二組のウィンクルムのみ。
 大きな窓から広がるのはイルミネーションと、輝く街の光。
 ゼクも景色に目を奪われる。
「イルミネーションや街の光は見えるけど、星はどうだろ?」
 直香は窓に近づき夜空を見上げる。
「あ。」
「どうした?」
 直香がくるりとゼクに向きなおり、人差し指を立てる。
「夜になるとやってきて、朝になると自然にいなくなってしまうもの、なーんだ?」
 直香くんクイズタイム!
「朝になるといなくなる……」
 考え込むゼクにしびれを切らした直香。
「答えはお星さ……」
「わかった、『直香』か?」 
 想定外の答えに「はぁ!?」と声が出る。
 そしてゼクを塞の神と対峙させなくてよかった、と心から思う。
「もっと柔軟に考えたまえよ。なんで僕の名前が答えになるのさ」
「いや、お前いつの間にか居なくなるだろ、たまに」
「そこまでふらふらしてない。答えは『お星様』だよ」
 キパッと言い返す直香に
「……なぜ答えが星になる。見えないだけで日中も存在しているしこの魔法世界では諸説あるだろ」
 至極真面目に答えるゼク。
「やっぱりゼクは塞の神ばりに頭が固いことが証明されたね」 
 悪かったな、とゼクが渋い顔を見せる。
「塞の神のなぞなぞの答え、ゼクはわかってたの?」
「……未だにわからない。なぜ犬が喋る?」
 やっぱりな、と直香が思う。
「それはね……カンサーイという地域に昔から人の顔を持った人面犬というのがいて……」
 直香が物凄く真面目に嘘情報を与えたことに、ゼクが気づくのはいつの日になることか。

●キラキラふわふわ
「わぁ!キラキラです……!」
 塞の神の討伐後、展望台へと案内された若葉とアクア。
 夜景は二組だけのものとなっている。
 アクアは眼下に広がるキラキラとした街並みに目を輝かす。
「おや。見事な星空」
 若葉は顔を上げ、星を見る。
 空気は澄み渡り、空に近いからか更に大きく輝いて見える気がする。
「夜景も綺麗だし、街の星と空の星で星の海だね」
「本当ですね、ワカバさん……」
 ワカバの方を向いて楽しそうに頷くアクア。 
「あ、ここにも星が輝いてる」
 腰をやや落とし、アクアの顔に己の顔をググッと近づける若葉。
 そして目の前のアクアの瞳に見入る。
「な、何を言ってるですか、ワカバさんっ!」
 突然顔を近づけられ慌てるアクア。少しだけ楽しげな表情を浮かべ、若葉は外の景色に視線を戻す。
「確かにイチャイチャが増えそうな景色ではあるけれど……景色に罪は無いんだから」
「そ、そうですね」
 今も収まらないドキドキに。アクアは己の胸に手を当て、深呼吸する。
「神様も此処からの景色を愛でればいいのにね」
 若葉は振り返り、アクアに向かって表情筋を動かし笑む。
 夜空と、街並みと、夜色の髪を持つ青年。
 名前の通り若葉色をした瞳が輝きを放つ。
(夜空も夜景も愛でても構わないですけど……ワカバさんまで愛でられたら困ります)
 アクアがそんな想いを抱えていれば、アクアの薄水色の髪に若葉が触れた。
 まるで安心させるかのような優しい手の動きに、アクアは満面の笑みを見せたのだった。



依頼結果:成功
MVP
名前:木之下若葉
呼び名:ワカバさん
  名前:アクア・グレイ
呼び名:アクア

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 上澤そら
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 4
報酬 通常
リリース日 01月09日
出発日 01月16日 00:00
予定納品日 01月26日

参加者

会議室

  • [20]柊崎 直香

    2015/01/15-23:59 

  • [19]暁 千尋

    2015/01/15-22:59 

    【スケート場組】
    ギリギリになってしまいましたが、プランに絡みOKと明記しています。
    もし絡むようなことがあれば、よろしくお願いしますね。スケート楽しみです。

    それでは場所は別ですが、【展望台組】の皆さんも一緒に頑張りましょうね。
    では最終チェックしてきます。

  • [18]木之下若葉

    2015/01/15-22:49 

    こちらも出発準備見直し中だよ。

    【展望台組】
    ん。そうだね、俺だけだとどうも曖昧な雰囲気になりそうだから
    横からスパッと答えて頂けたら嬉しいよ。

    柊崎さん達の動きも了解。
    俺も立ち位置問題無ければそのまま戦闘へゴーな感じだからそれで大丈夫。
    色んなスキル使ってみようの会だから
    ゼクさんも大丈夫なようだったらパン籠使ってね。

    アクアはジャンプ中にパルパィアン出来るのか試したいって言っていたから
    塞の神足場にして一回くらい飛び跳ねてるかもしれないよ。

    お互い怪我無く頑張ろう、だよ。

  • [17]柊崎 直香

    2015/01/15-21:52 

    そろそろ出発の準備だー。

    【展望台組】
    なぞなぞは若葉くんに返答して貰う方向でいいのかな。
    曖昧な雰囲気になりそうだったら簡潔に答え言っちゃうかもしれないけど。

    若葉くんたちの動きは了解。
    現場到着後に塞の神の位置を見て作戦の最終確認って文言添えとくね。
    スキルは機会があれば試したい、ってだけだから、
    周囲に被害が及びそうなら乙女の恋心Ⅱに切り替えるからだいじょぶー。

  • 【スケート場組】
    わかった、ならこちらもジルと呼ばせてもらう。
    なぞなぞの件も了解だ。
    早めに任務を終わらせて一緒にスケート…(咳払い)いや何でもない。

  • [15]暁 千尋

    2015/01/15-08:56 

    【スケート場組】
    ありがとうございます。
    お言葉に甘えて、アレンさんと呼ばせて頂きます。
    あぁ、こちらも先生の事は「ジル」でも構いませんよ。好きに呼んでください。

    それでは、なぞなぞの方はお任せしますね。
    宜しくお願いします。

  • 【スケート場組】
    あと俺のことはアレンやヴァレリーなど好きに呼んでくれて構わない。

    スキルの件は了解した。
    試したいスキルをいい機会だからやれたら良かったのだが。
    前で俺達が足止めや攻撃等をしている間、
    ジルヴェールが詠唱して「乙女の恋心」で後方から攻撃といった流れで問題ないだろうか。
    周囲警戒や一般人の誘導などは千尋に任せる。

    なぞなぞは俺も答えるつもりでいたが、
    早めに任務を終わらせたいと考えていたので普通に答えようと思っていた。
    もし答えても大丈夫そうなら俺が答えられればと思っている。

  • [13]暁 千尋

    2015/01/14-23:35 

    【スケート場組】
    改めて、ヴァレリアーノさん、アレクサンドルさん宜しくお願いします。

    先生は「乙女の恋心」をセットしていくみたいです。
    本当は「カナリア」を使いたかったそうですが、四散して周囲へ被害が及んでは困るので…
    前衛はお二人にお任せして、僕は周囲に一般人等がいないか警戒・誘導に務めたいと思います。
    あまりお役に立てる気がしないので、攻撃に加わる気はありません。

    なぞなぞは一応答えるつもりでいますが、特に面白いことをいうわけではないので
    どうしても答えたい!など希望がありましたら、気軽に声を掛けてください。

  • [12]木之下若葉

    2015/01/14-22:29 

    【展望台組】
    そうだね。時間は夜っぽいけれど、灯りに関しては俺もそんなイメージだよ。
    真っ暗じゃなくて、道中街灯くらは点々とありそうだなーとか。
    トランスも展望台に近づいたらサクっと。
    ん。塞の神も一緒で、サクッと倒せたらいいよね。

    なぞなぞ、答えるつもりではあるけれど「真実は一つ!」って感じより
    「~ちゃう?ん。そうちゃうん?」
    って首傾げる感じになりそうだから、こっちも掛け合いの返答になれると思うよ。

    俺はまず周囲に一般の人が居ないか一応ざっと確認して、
    展望台を巻き込まないか塞の神の位置を確認する感じかな。
    ちょっと問題ありそうな位置に立っていたら
    アクアに攻撃と敵の位置移動兼ねてダブルシューターⅡで対応。
    いい感じの場所に居るなら、そのままパルパティアンで火力大き目の攻撃。
    銃だとうっかり建物に当った時怖いから、武器は弓の予定だってアクアが言っていたよ。

    んー……場所移動すると言っても塞の神の一直線上の背後位置に
    建物が無いような状態にするだけなんだけれどね。
    向きを少し変えるとか。少し前に出て貰うとか。
    だから詠唱の邪魔にはならない、はず。多分。
    問題あったら言って貰えれば凄く嬉しいよ。

    俺も積極的に攻撃はしないかな。
    持っている武器が対象防御-7になるものだから少し掠ればいいなーとか。

  • [11]柊崎 直香

    2015/01/14-21:28 

    戦闘場所の返答ありがとーう。
    時間帯は夜にかかりそうだけど、
    普段から人の出入りがある場所だし灯りの心配はなさそうかな。
    あとトランスをー忘れずにー。

    【展望台組】
    若葉くん、アクアくんはよろしくね!
    なるべく早く倒したいしどんどんダメージ入れて貰って構わないよ。

    んーと、ゼクは詠唱に専念させるとして、
    なぞなぞは僕か、若葉くんたちが答えることになるけど、どうする?
    ちゃうん?に持ってくという素晴らしいアドバイスを頂いたので、
    掛け合いでも返答にはなりそう。

    僕は周囲警戒、塞の神の足止め。
    武装は槍なので前には出てる。
    邪魔になりそうなので積極的に叩きにはいかない。
    と、いった感じでー。

  • [10]木之下若葉

    2015/01/13-23:25 

    ヴァレリアーノさんまとめ有難うだよ。
    柊崎さんも改めて宜しくね。

    パン籠。それなら攻撃ポイントがずっと見えていた方がいいんだよね。
    ……パルパティアン使ったら敵の固定も出来たりしかな、とか思いつつ。
    邪魔にならないように前衛するってアクアが言ってたよ。

    ん。ほら、最後が「ちゃうん?」になれば疑問形のチャンスも。

  • ・スケート場
    千尋、ヴァレリアーノ

    ・展望台
    若葉、直香

    上記の組み合わせで決まりだな。改めて千尋は宜しく頼む。
    各入口を塞がれているから恐らく戦闘は屋外だと思う。

    パッシブスキルは試してみたいが今回はあまり役に立てなさそうだからな。
    俺達も特に試したいスキルはないので、
    サーシャに「スネイクヘッド」と「ウルフファング」をセットさせて挑むつもりだ。
    手短に済ませられるならそれに越したことはないからな。
    俺達は二人とも前衛希望しておく。

  • [7]暁 千尋

    2015/01/13-09:55 

    では僕達は【スケート場】に向かいますね。
    入口を塞がれているようなので、戦闘は屋外で良いんじゃないでしょうか。

    ふむ…試すほどスキルもないですし、僕等は火力優先でセットしていきますね。
    できればさっさと終わらせたいです。寒そうですし。

  • [6]柊崎 直香

    2015/01/13-01:08 

    偏っても時間掛ければ倒せそうだけどね。
    じゃあ僕は【展望台】行こうかな。
    希望変更は可能だよー。
    火力だけはあるから一人担当でも頑張れる気はする。

    中に入れないってことは、戦闘は屋外を想定でいいのだろうか。
    ジョブスキル「神様のパン籠」を試してみたいなと思って。
    関西弁のなぞなぞの方はいっそ掛け合いでもするか……と考えたけど、
    あれ最終的に否定する会話だった。あかん。

  • [5]木之下若葉

    2015/01/12-20:41 

    遅くなってしまい申し訳無い。

    あけましておめでとうございます。
    木之下とパートナーのアクアだよ。
    揃って宜しくお願い致します、だね。

    俺達も【スケート場】と【展望台】特に優先順位は無いかな。
    なぞなぞ回答の自信は、どちらともやんわりした感じだし。やんわり。

    ん。でも二組ずつ解れるのが理想みたいだから
    今のところ希望が無い【展望台】に行ってみようかな。

    あ。変更等々どんとこいだからお気軽に、だね。

  • [4]暁 千尋

    2015/01/12-10:24 

    明けましておめでとうございます。
    アレンスキーさん達は初めまして。
    暁千尋とエンドウィザードのジル先生です。宜しくお願い致します。

    僕達も場所はどちらでも構いません。
    希望のある方が優先で選んでください。

  • Добрый вечер、そして新年あけましておめでとう…か?
    ヴァレリアーノ・アレンスキーとシンクロサモナーのサーシャだ。
    若葉と直香は久しいな。千尋達は初めまして。今回宜しく頼む。

    場所なんだが、俺達は【スケート場】を希望したい。
    関西弁職員のなぞなぞが少し自信なくてな。

  • [2]柊崎 直香

    2015/01/12-00:37 

    はろーはろー。はっぴーにゅーいやー?
    クキザキ・タダカと申しますよ。
    精霊はエンドウィザードのゼク=ファルとかいう物です。隅に置いてある。

    とりあえず担当場所決めた方がいいかな?
    【スケート場】と【展望台】。
    僕のところはどっちでもいいよー、なので希望のある方お先に立候補どうぞ。

  • [1]柊崎 直香

    2015/01/12-00:36 


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