【アイノアカシ】ササグイトシネガイ(あき缶 マスター) 【難易度:とても難しい】

プロローグ

●その男、生死問わず
 その日は、初冬にしては寒い日だった。
 木枯らしが吹く中、A.R.O.A.に召集された一同は、固い顔の職員に迎えられた。
「よく来てくれた。正念場なんだ、よろしく頼む」
 と配られたのは厚い紙束。
「ずっとこのところマントゥール教団員によるテロが続いていただろう。
 その元凶を確保して欲しい」
 表紙をめくったウィンクルムは息を呑む。
 水色の長い髪に青い瞳を持つ麗しいファータの写真と共に、彼に関する情報が記載されていた。
 名前はクート・アズール。歳は二十九。捨て子であり、現在は育った孤児院『みちびきの家』の院長を務めている。そして、マントゥール教団の若き幹部である。
「我々も教団の組織関係には注意しているが、クートはつい最近急激に台頭してきたんだ。我々が気づく間もなく、あっという間に幹部になったのさ」
 クートの急激な出世には理由が二つ。
 一つ目はオーガすら魅了してしまう天性のカリスマ性。
 二つ目は誰の追随も許さぬ勢いでの布教活動とテロ行為の煽動。
「奴のうまいところは、決して自らの手を汚さないってところだ。テロは全て彼に心酔する信者が『良かれと思って独断で』起こしている。
 クートは明確な指示をしていない。クートを愛する者達が、彼に喜んでもらおうとテロをしているだけなんだ」
 クートを法的に裁ける証拠が無い。だがこんなにも活発かつ過激に活動する幹部を放置も出来ない。
「とにかく奴を止めないといけない……デッドオアアライブで」
 ――生死問わず。
 ウィンクルム達はその意味を推察し、震えた。
「次の資料を見てくれ」
 ウィンクルムは促され、次のページをめくる。
 そこには、先日未契約の双子神人を保護したウィンクルムからの報告をふまえた、予想される戦力についての詳細な記載があった。
 ヤックドーラに加え、猟銃を持つマキナと刃物使いのディアボロのカップル。そして、孤児院で生活する十人の子供達。
「クートは逃げも隠れもせず、『みちびきの家』にいるだろう。
 あの孤児院は小さいが、運営資金は潤沢にある。確証は無いが、隠し部屋とか武器庫とかがある可能性が高い。
 ……あと、おそらくクートは『邪眼のオーブ』も持っているはずだから、追い詰められたら使うだろう」
 今もその布陣は崩れていないはずだ。
「今日も奴は何食わぬ顔で、そう『善人面』で子供達を洗脳しているのさ。オーガの奴隷にするためにな」
 許せないだろう、と職員は怒りに拳を震わせた。
「だから頼む。これ以上、テロが起きないようにクートの野望をつぶしてくれ。
 出来れば、純真な心を汚されていっている孤児も助けてくれ」
 だが、孤児はきっと――大切な『クート先生』を守るため、命をも顧みず抵抗するだろう……。
 窓の外、風が唸り、空は鉛色。ウィンクルムは背筋を震わせた。

解説

●成功条件:クートの確保(生死問わず)
 普通:クートの捕縛または死亡
 成功:クートの捕縛または死亡、オーガの死亡
 大成功:クートの捕縛または死亡、孤児1名以上の救出

<以下は、プロローグにて配布された資料の内容>
●敵
 ヤックドーラ 1体
 『アイノアカシ』シリーズに登場したオーガと同一個体。
 舌による麻痺・強壮を得意とする。頭脳は子供並みだが狡猾。

 セツラ・アマンダ(27)
 『【アイノアカシ】愛はこの手をすり抜けて』に登場したマキナ。
 クートと孤児院で幼少期を共に過ごした。神人が大嫌い。
 猟銃のエキスパートであり、体術も使える。
 アラシュと恋仲。

 アラシュ・ノクターン(28)
『【アイノアカシ】愛はこの手をすり抜けて』に登場したディアボロ。
 クートと孤児院で幼少期を共に過ごした。神人が大嫌い。
 ナイフなど刃物を得物とし、体術も使える。
 セツラと恋仲。

 孤児院の子供 10名
 男児:バン(8)、ディック(10)、フリッツ(12)、ハンス(15)、ジャック(17)、ルーク(18)
 女児:エレナ(7)、ガーベラ(11)、イライザ(14)、ケイト(16) 

 クート・アズール(29)
『【アイノアカシ】愛はこの手をすり抜けて』に登場したファータ。
 孤児院で育ち、今は院長として孤児達を育てている。
 天性のカリスマを生かし、教団のトップを目指している。
 一見慈愛に満ちているが、本性は冷酷かつ野心家。
 デミウルフを操る『邪眼のオーブ』を所持している可能性高。

●場所 孤児院『みちびきの家』
 牧歌的な村の村はずれに立つ小さな孤児院。周囲は一面のライ麦畑。
 マントゥール教団の慈善事業という名目で運営されている。
 村人には好意的に受け入れられている。
 運営費用は寄付金で賄われているが、クートが院長になってから寄付金が倍増し、設備投資が行われている模様。
 内部についての情報は無い。

襲撃時間は任意(何時でも全員在宅)ですが、場所は敵の本拠地であり地の利は敵にあります。

ゲームマスターより

お世話になっております。あき缶でございます。
とうとうアイノアカシ最終回です。
あき缶が運営してきたエピソードでも最高値の難易度となるでしょう。
これ以上の被害を出さないためにも、皆様の奮起を期待します。
禍根無く年を越そうではありませんか。
ちなみにライ麦は秋~冬に種を蒔き、夏に収穫する作物です。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)

  ●準備
「ニカルデオン座」のユルクとルヨの墓へ行き写真を撮る
事件の記録から石化死体写真(現場検証で普通撮る)もコピー

●戦闘
狙撃に警戒(遮蔽物と盾で被弾防止
致命傷は時計で遡及

「助けに来たんだ」と説得

オーガと精霊や子等を分断するように心がけ戦う
*麻痺攻撃対策は革長袖と手袋

篭城されそうなら、前に家に押し入り速やかに制圧
*隠し部屋に注意
*鎧の殺気看破も使い不意打ち注意

●対クート
可能なら生捕る
逃がすくらいなら殺す
「此処で終わらせる。次は無い!」

鞭で巻き拘束きも狙い、飛び掛る!
*自殺と口封じはさせない

●クートに群がる子供対策
「準備」した写真を突きつけ、離反を決断さたい
「助けに来たんだ。来い!」
*油断はしない



アイオライト・セプテンバー(白露)
  準備:携帯電話

今更隠れてもしかたないし、隠れる気もないし
正面から孤児院に向かうね
それで、向こうの方から出てきてくれたらいいんだけど
出てきてくれなかったら…孤児院に火を付けちゃうぞって叫ぼう
今日はパパが弓持ってきてくれたから、それで火矢撃っちゃうぞって
孤児院に子どもが残ってたら、悪く思われそうだけど
…ほんとはやだけど、綺麗事じゃ解決しないよね

戦闘は精霊相手、主にマキナ
神人が嫌いなんでしょ、相手したげる(でも怖いし、自信ない
だから、孤児院の子を盾にしちゃダメだよ
生かして…とか言ってらんないから、全力で向かってく

クートは出てくるかな
これ以上、子どもを巻き込みたくないの
だから、おとなしく捕まって欲しい


ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
  依頼遂行は絶対
十字架に祈りの口付けし気合い入れる

発煙筒、縄、携帯準備

昼に襲撃
車で待機し何人かの子供達がスイーツ教室に向かうのを確認後、
極力人目につかないよう孤児院へ向かう
発煙筒の類を孤児院の中に投げ入れ外へ誘導
籠城されたら警戒しつつ家の中へ入り強襲
子供が残っていたらクートの盾になられる前に間髪入れず縄で捕縛
子供の命は取る気はない
自殺や敵に殺されないよう家から離れた所へ確保

セツラ対応
前衛
アラシュと連携取らせないよう動向注意
二人を引き離して大鎌で首と胴狙う
出来れば猟銃奪取
体力の差を敏捷な身のこなしで埋める
射線注意

クートがオーブを使おうとしたら大鎌で破壊
情けは無用
野望は潰す

台詞
До свидания



天原 秋乃(イチカ・ククル)
  ●準備
「子どもでも作れるお菓子教室」を開催したい旨を伝え、村人に交渉。場所を提供してもらい、みちびきの家の子ども達を連れて来てもらう
もし、理由を問われたら「教職に興味があるから」と答えておく

神人であることがバレないように、左手の紋章は包帯を巻いて隠しておく

●お菓子教室
作るお菓子は型抜きクッキー
基本的には目の前の子どもに集中

家に戻ると言い出す子どもがいれば、できる限り足止め

イチカ達が気がかりではあるが、あいつらなら大丈夫だって信じてる

クートがこちらに現れたら携帯で知らせる

※みちびきの家の子ども達が一人も呼びこめなかった場合は、イチカ達と合流して戦闘に参加。クリアレインで敵の視界を奪う等して動く



柳 大樹(クラウディオ)
  契約で引き裂かれた事があんのかね。

インカム人数分申請、全員に配布。
秋乃くんにはスイーツ教室が無理な時に渡す。

子供らの移動中は隠れる。

仕掛ける前にトランス。
残った子供の対応。挑発し引きつけられるか試す。
「捨て駒扱いでよくやるよ」
「ヴァンとエリスの事知ってんだろ」

子供がいなければアラシュ担当。防御に回り自分の劣勢を逆手に徐々にセツラから離す。
回避不可なら致命傷だけは避ける。

孤立を避け、敵味方の配置に注意。
子供の隠し武器と、セツラの斜線にも注意。

クートが屋内なら、機を見て孤児院の裏へ。裏口からの逃亡を警戒。
現れたら連絡。逃がさない様に立ち塞ぐ。

デミ・ウルフは一匹ずつ確実に倒す。

突入なら不意打ち警戒。



●甘い罠
 おずおずと公民館に顔を出した子供達を見て、天草 秋乃は顔を輝かせた。
「ようこそ! 入っておいで!」
 明るい笑顔で両手を広げると、幼い者から入ってきた。
 村人達にはA.R.O.A.であることを伏せた。ただ、教職を目指す青年が子供と触れ合う機会として、『子供向けのお菓子教室』を開催したいから孤児院の子を誘ってくれとだけ頼んだのだ。
 そして、その『甘い罠』に応じたのが、十歳前後の男女四人と、ティーンエイジの少女が一人だったということ。
 それぞれ、バン、ディック、エレナ、ガーベラ、イライザと名乗った。
「俺は秋乃。じゃあ今日はクッキーを……」
「待って。秋乃、その左手はどうしたの」
 最も年上のイライザは、秋乃の包帯を巻いた手に不審な目を向ける。
「……怪我、しちゃってね」
 さすが、『みちびきの家』のクートの息がかかった子供だ。ウィンクルムには注意するように言い含められているのだろう。
 秋乃は痛そうな顔で、嘘をついた。
「見せて」
 イライザの要請を秋乃は冷静に断る。
「剥がすと巻きなおせないから。クッキーの後でもいいかな?」
「……いいわ。ここには、秋乃しかいないの? 秋乃は精霊じゃないよね?」
 イライザの詰問は厳しい。彼女は、きょろきょろと周囲に契約した精霊がいないかどうか探っている。
「そうだよ? 何で?」
 嘘ではなく、ここには秋乃しか居ない。他の仲間は皆、孤児院を強襲すべく『みちびきの家』の近辺に隠れているのだ。ある意味、イチカ・ククルを孤児院に行かせたのは良策だったようだ。
 イライザはホッとしたように険しい顔を緩め、勝手にうろうろしだした子供達をまとめだす。
「ううん、なんでもないの。秋乃のお手伝いがいないなら、私が頑張らなくっちゃね。あなた先生の卵なんでしょ、頼りないわ。あ……こら、ディック、勝手に触らないの! エレナ、卵割れちゃうから気をつけて! ガーベラ、バンが小麦粉ひっくり返しそうだから止めさせてっ」
 どうやら彼女の疑いは晴れたようだ。
(この子達を絶対に孤児院に戻さないようにしなくちゃ)
 秋乃は自分の肩にかかる任務の重さに少し眩暈がしたが、ことさら明るく顔を作り直し、元気に言う。
「さっ、お菓子作ろう! 今日はサクサクの型抜きクッキーだよ! 抜き型もいーっぱい用意したからね!!」
 秋乃が疑われぬよう、イチカにはトランスさせなかった。彼は今、他の精霊よりは弱い。心配ではないといえば嘘になる。だが。
(あいつらなら、大丈夫だって……信じる)
 秋乃はひとつ首を大きく振ると、目の前の子供達に集中することにした。
「まずは材料を計るよー! たーっくさん、焼こうね!」

●燻出す
 少し前。
 遠くに止めたSUVから、孤児院を監視していたウィンクルム達は、子供らが五人公民館のほうへと出て行ったのを確認していた。
「秋乃、頑張ってね」
 小さくイチカは呟き、神人へと届かないエールを送る。
「五人か。全員出て来ないことも考えられたから、半分でも戦場から離せたなら、いい方だな」
 アキ・セイジは冷静に状況を分析していた。
 だだっ広い、まだ芽が出るか出ないかという状態のライ麦畑。その真ん中に一軒家のような孤児院が建っている。
 これこそ、マントゥール教団が作った『みちびきの家』。その院長が一連のテロを教唆したクート・アズールなのだ。
「じゃ、いこっか」
 ドアを開け、出て行こうとするアイオライト・セプテンバーを、ヴァレリアーノ・アレンスキーが肩を掴んで止める。
「正面から出る気か」
「そーだよ。いまさら隠れてもしかたないし隠れる気もないし。隠れるところもないじゃない」
 たしかに、車を降りればもう孤児院まで遮蔽物は何もない。畑色の黒い服を着て、匍匐前進でもすれば、隠密行動は可能だろうが……。あまり隠密にメリットはない、とアイオライトは考える。
「正面から向かってったら、向こうも出てきてくれるといいんだけどね。パパ、行こ」
 ぴょんっと車を飛び出し、アイオライトは白露を伴って堂々と孤児院へと向かっていった。
「クロちゃん、トランス。……在るがままに在れ」
 クラウディオの頬に唇を押し当て、柳 大樹は互いに光を纏わせる。
 アイオライトを追うように、大樹達も下車し、イチカも続く。
 セイジも行こうとして、動かないヴァレリアーノに声をかけた。
「行かないのか?」
「俺には俺の考えがある。先に行ってくれ」
 それ以上の詮索はしない。セイジは頷き、ヴェルトール・ランスをつれてイチカの後を追った。
「サーシャも行け」
 ヴァレリアーノはランスの後に続け、とアレクサンドルに言う。しかし、アレクサンドルは神人を置いては行けないと、指示を拒んだ。
「いいから行け。陽動だ」
 ヴァレリアーノが手に掴んでいるものを見て、アレクサンドルは得心したように頷くと、車を出て行った。
「なるほど、悪知恵が働く」
 誰もいなくなった車の中、ヴァレリアーノは、
「一言余計だ」
 ポツンと文句を言う。そして、首から提げた十字架に口付けすると、他の者とは違うルートで孤児院へと向かい始めた。

「出てこないなー」
 むーっと腕を組み、アイオライトは孤児院を睨む。
「しょーがない。パパ、アレやるよ」
「分かりました」
 火のついた矢を白露は弓につがえた。
「おーーいっ! 出てこーいっ! 出てこないと放火しちゃうぞー!!」
 しぃん。
 反応はない。
 肩を落とし、しょげたようにアイオライトは唸った。
「うー。どっちが悪者なんだか分かんない。でも、綺麗事じゃ解決しないよね」
「出てこないようなら、突入しかないな。ぐずぐずしていると、隠し通路から脱出してもぬけの殻……ってこともあり得る」
 焦れたようにセイジは言うも、白露が止める。
「待ってください、セイジさん。……アイ、もう一度言ってみましょう。ダメなら狙いをはずした感じで、遠くに本当に矢を撃ってもいいですし」
 精霊の励ましに気を取り直し、アイオライトは思い切り息を吸い込んで、叫んだ。
「うん。……おーい!! ほんとーに火つけちゃうぞー!! 焼けちゃうぞーっ!」
 その時、孤児院から煙が出てきた。
「えっ!? パ、パパ!?」
 もう火を放ってしまったのか、と焦ってアイオライトは白露を見やる。
 だが白露は火矢をまだつがえたままだ。白露も何がなんだか、という表情で神人を見返した。
「いっ、いいえ、私はまだ」
「アーノだ」
 後ろから冷静な声が飛んだ。声の主アレクサンドルが得意げに見る方向、ウィンクルムたちと交差するような位置に、ヴァレリアーノが立っている。
 ヴァレリアーノはこちらへと駆け寄り、一同の疑問の視線に端的に答えた。
「発煙筒だ。火事を錯覚させてやろうと思ってな。それでなくとも煙で燻り出されるだろう」
 彼が答えを言い終わるや否や、孤児院から人影が複数走り出てきて、発煙筒をはるか遠くへと投げ飛ばした。
「ずいぶんと面白い真似してくれんじゃーん。善意の孤児院に発煙筒だなんて、正義のウィンクルム様ともあろうものが、まるでテロリストじゃねーか。あーん?」
 楽しげにマキナのセツラが叫ぶ。

●裏切り
 大樹はじっと煙の中目を凝らし、出てきた人数を数える。
 子供が四人、大人が二人、そして――ヤックドーラが一体。
「クートがいない。あと……男の子が一人足らないか」
 カリと眼帯を掻いて、大樹は呟く。
(やっぱりね。篭城タイプだと思ってた。……でも、裏口から逃げるかも)
 が、ウウウという耳障りな唸り声を聞いて、大樹は戦慄した。この声、大樹は絶対に忘れない。彼の片目を奪った相手だから。
 畑の果てから一匹のデミウルフが走ってきている。
「ちっ、オーブは子供が持ってるのか!」
 青く光る玉を少年が持っているのを見て、イチカが歯噛みする。だが、少年が慣れておらず扱いが下手なのか、それともレプリカオーブの質が悪いのか、操れるのは一匹だけのようだ。
「させるか」
 ヴァレリアーノが鎌を振り回し、少年へと踊りかかる。
 無辜なる命まではとるつもりはないが、殺意だけは発して威嚇する。
「う、うわぁあ……」
 少年は泣きそうな顔でオーブを抱え込む。
「ハンス、絶対離すな! クート先生からの借り物だぞ!」
 他の子供が少年の名を呼び、励ました。
 間髪いれずデミウルフがヴァレリアーノに噛み付く。
「ぐ……っ」
「アーノ!」
 アレクサンドルがはじかれた様に、痛みに呻いた神人のほうを振り向くも、ヴァレリアーノは叱責するように叫んだ。
「サーシャ! 自分の持ち場を離れるな!」
 アレクサンドルは苦虫を噛み潰したような渋面を作ったが、素直にオーガに向き直った。ヴァレリアーノに加勢しようと大樹が走ってくるのを見て、任せることにしたのだ。
「もう逃がすわけには行かないのだよ。そう何度も逃げられるようでは私の沽券にかかわるのでね」
 アレクサンドルはこのヤックドーラを二度も逃している。彼のプライドにかけて、これ以上目の前で逃亡されるわけには行かないのだ。
 一方、トランスしていないイチカはヤックドーラに有効打を与えられない。イチカはデミウルフにダガーを振るう。トランスの力がなくとも、精霊たるイチカは神人より強い。
 注意深くセツラを見て、セイジは盾を構えつつ、
「助けにきたんだ!」
 大声で子供達に叫びながら、なにやらばらまいた。
「見ろ!」
 ばらまいたのは、ニカルデオン座にいた子供の墓と石化した遺体の写真。オーガに食われ、石になった被害者であり、『みちびきの家』の出身者である。
 だが子供の心は揺らいでいない。さも当然というように写真を一瞥しただけだった。
「ユルクとルヨは、もうオーガ様の役に立ったんだ。あたしらも頑張らないとね」
 と少女は笑い、他の者も頷く。
 セイジは内心歯噛みする。マントゥール教団員にとって、オーガによる死は名誉の死なのだ。何の疑いもなく。
「セイジ、行くぞ。悲劇の連鎖は此処で断つ!」
 ランスがキューと鳴くプラズマを放つ。
「ちっ」
 アラシュがぐるりと側転し、プラズマを避けた。その先にはヤックドーラがいる。
「ハ? ギアアッ」
 ジュッとヤックドーラが焼ける。続けて白露が放った矢がオーガに刺さる。態勢を崩したところにアレクサンドルの刃が叩き落される。
「オマエェエ」
 痛手を負い、ヤックドーラはアラシュをギロリと睨んだ。
 だが、アラシュはどこ吹く風でアイオライトに向かっていく。
「セツラに手ェ出すな」
 ヒュバッと切る風と金髪。避けきれず、アイオライトの美しい毛先が散る。
 頬をかすかに切ったか、赤い筋がつうっと流れるのを拭ったアイオライトは、ナイフを握るアラシュを睨んだ。
「っ、神人が嫌いなんでしょ。相手したげる」
 アイオライトの膝は震える。本当は怖い。だが、これ以上子供は死んで欲しくない。壊れて欲しくもない。彼の脳裏には、あの鍵を飲み込むほどにクートに心酔する少女がいる。
「ああ嫌いだな。お前達のせいで、クートは壊れた。俺達はああなりたくはない」
 アラシュは冷たい目をアイオライトに向け、再びナイフを振るう。
「えっ?」
 予想しない返答にアイオライトは虚を突かれる。
 その隙を狙い、猟銃の弾丸が彼を貫いた。
 バンッという銃声と同時にアイオライトが崩れ落ちる。
「アイ!」
 白露の悲鳴がライ麦畑に響く。
「チッ」
 オーブに気をとられすぎていた。ヴァレリアーノは連携されてしまったことに舌を打つ。
「こっちは任せといて。……捨て駒扱いでよくやるよ」
 大樹がオーブを抱え込むハンスや、彼を守ろうとする他の子供らの対応を引き受ける。子供はオーブを守ることで精一杯らしく、デミウルフは自分の意思だけで動いているようだ。これならイチカ一人でデミの対応は十分だろう。
 ヴァレリアーノは頷きだけを返し、セツラへと走る。
「行かせるか」
 アラシュがブロックするようにヴァレリアーノに立ちふさがろうと走る。
 だが、もはやランスにまでオーガの魔の手が届かないとふんだセイジが、アラシュの足を鞭で絡めとり、ヴァレリアーノの邪魔をさせない。
「ったく、後生大事に持ってるんじゃないよ!」
 ガシャンと大樹の足が邪眼のオーブを蹴り壊した。やわなオーブは、あっけなく効力を失う。
 同時に近いタイミングでイチカもデミウルフを倒した。
 轟音のような銃声が響く。
「村に逃げな!!」
 セツラが叫んだ。
 子供達は一斉に公民館のほうへと走り始めた。
 大樹はそれを見て、そっと孤児院の裏手へと回る。
「っ……助けを呼ばれたら」
 セイジが顔色を失う。だがマントゥールの精霊らは笑った。
「心配すんな。村人が来る前には終わってるからよ」
「ガキにもう手ェ出すな。俺らだって無闇やたらとガキが死ぬのは楽しくない」
「俺らが死ぬのもなっ」
 二人の精霊は脱兎のごとく走り出す。
 セツラは逃げざまにもう一発発砲したが、セイジの懐中時計が『無かったことにした』。
「! 待て!」
 ヴァレリアーノが叫ぶなり、アラシュが走りながら無数にナイフを投げてきた。
「心配すんなって、そのパツキンのガキも致命傷じゃねーから」
 二人はあっという間に、ウィンクルム達のSUVに乗り込むと、笑い声だけを残して猛スピードで走り去ってしまった。
「エ……ッ」
 骨で出来た手裏剣が、まさかの逃亡に呆気にとられているヤックドーラの皮膚を、ぼやぼやするなとばかりに裂く。クラウディオとアレクサンドル、そして白露の絶え間ない攻撃を一方的に受け、ヤックドーラは弱る。逃げるには遮蔽物がなさ過ぎる。
 苦し紛れに舌を伸ばしたが、アレクサンドルの虎の爪に引き裂かれた。
「同じ轍は踏まない。これで本当に最期にするのだよ!」
「フィエエエエエッ」
 舌が千切れ、満足に発音もできなくなったオーガに、トドメがくる。乙女の恋心がオーガの中心に火を放つ。
「フィアアアアアッ」
 一瞬後、オーガは火柱と化し、炭になった。
「オーガは倒した。あとはクートだな」
 ランスが前衛たちに走り寄り、次の行動について話を始めたとき、一同のインカムに声が流れてきた。
 大樹と、もう一人……おそらく、これはクートの声。
『神人さえ、ウィンクルムさえいなければ、シュリは壊れなかったのに!』

●無辜
 大樹は先んじて孤児院の裏手に回っていた。
 裏口からクートが出て、逃げるのではないかと踏んだのだ。
「っ」
 既に裏口のドアは開いていて、大樹は冷や汗をかく。もはや逃げたのか……?
 だが、ぐるりと周囲を見回し、大樹は裏手にあった井戸の傍に、ひとり戦場にはいなかった少年を認める。
 大樹とさほど歳はかわらないようだ。彼がルークだろう。
 大樹が息を潜めてルークの様子を伺っていると、ルークは井戸を覗き込み、誰かを引っ張り上げた。
「!」
 引き上げられた者を見て、大樹は息を呑む。クートだ。
「クートだ!」
 とインカムに吹き込んだものの、向こうからは大騒ぎが聞こえる。戦闘が佳境に入っているのだろう。喧騒が激しく、大樹に応答するものはいなかった。
 応援を待つ暇はない。大樹はクートへと走った。
「待って。もうかくれんぼも鬼ごっこもおしまいにしよう」
 ルークが持っていたバットを振り下ろすも、大樹はサッと避ける。オーガ相手に戦闘を重ねてきた大樹と、ろくに戦闘訓練していない人間のルークでは、勝負にならない。
 だがクートは精霊で、マントゥールの幹部だ。戦闘力は分からないが、無闇に戦うのは得策ではない。
「どうしてこんなことすんの。契約で引き裂かれたことがあるとか?」
 大樹は話をして引き伸ばすことにした。その間に応援も来るだろう。
 大樹が何の気なしに投げた言葉は、クートの心のどこかをひどく痛めつけたらしい。ルークを押しのけ、クートは大樹に迫ると、強い口調で言った。
「ご明察ですね。あなた方神人が私からシュリを奪い、シュリを壊した。神人さえ、ウィンクルムさえいなければ、シュリは壊れなかったのに! 私を愛してくれたシュリを返してください!!」
 クートは水色の髪を振り乱し、大樹の首を絞めた。
 苦しむ大樹の首を絞め続け、クートは常軌を逸した表情で語りだす。
「シュリは私の恋人でした。この孤児院でセツラとアラシュと私達は幸せに暮らしていたっ。なのに、適合したからとお前達はシュリを連れて行った! 私は待った! 待ち続け、ようやくシュリが帰って来たと思ったら……!!」
 ――守れなかったんだ。
「シュリは壊れてしまっていた! 私は、私はウィンクルムを、神人を恨みます! 皆死ねばいい! お前達を殺せるなら、私は何にでもなる! 男を手玉に取り、駒にし、子供を供物にし、マントゥールのトップに立って、お前達を虐殺するのだ!」
 シュリとは、おそらくヤグルロムをつれて村を襲ったディアボロのことだろう。大樹はシュリをよく知っていた。オーガをかばって死んだという末路まで。
 ぎゅうぎゅう締まり、真っ赤に染まる視界の中、大樹は震える指でクートを指さした。
「シュ、リを、殺したのは、あんた、だよ」
 シュリを手駒に使い、オーガの手下にして、結果的に命を奪ったのは、クート自身だと。
 だが血走った眼をしたクートは首を振った。
「違いますッ。シュリを殺したのは、ウィンクルムで……っ!!」
 げふりとクートは血を吐いて、ずる……と落ちた。
 彼の背には深々と手裏剣が刺さっていた。
「……クロちゃん」
 喉をさすり、さんざん咳き込んだ後、大樹はクートを殺した精霊の名を呼んだ。声は掠れて上手く出ず、吐息のようになったが、クラウディオはちゃんと聞き取った。
 ゆっくりと歩み寄ってきたクラウディオは、口下手な彼なりのフォローなのか、
「汚れ役は慣れている」
 と、言う。
 アイオライトを背負った白露は、息絶えたクートに縋って泣くルークの肩に手を置いた。
「他の孤児の子も皆無事です。話は、A.R.O.A.で聞いてください。そして……自分で判断してください。何が正しいのか、を」

 イチカから電話で首尾を聞いた秋乃は、子供達を見やった。
 途中で逃げ込んできた子供達の話は、急にウィンクルムに襲われて、必死に抵抗したが力及ばず逃げてきた……というもの。
 泣きじゃくる子供達を宥めながら、秋乃はぼんやりと思う。
(さて……何から話せばいいんだろう……)
 子供は全員無事で、アラシュたちは逃げ、オーガは死に、クートも本性を曝した後に死んだ。
 ウィンクルムの任務としては、大成功だ。
「一番、辛いのは、この子達だな……」
 クッキー作りの最中、子供達から聞いていたクートの様子は本当に慈愛に満ちた素晴らしい聖人のようだった。
 誰もが彼を嫌いになどならないと断言できるほどの善人ぶりだったのだ。
 ――ああ、子供達はただ無垢なる愛を捧げていただけなのに。
 秋乃は天を仰ぎ、深い息を吐いた。



依頼結果:大成功
MVP
名前:柳 大樹
呼び名:大樹
  名前:クラウディオ
呼び名:クラウ、クロちゃん

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター あき缶
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても難しい
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 多い
リリース日 12月06日
出発日 12月16日 00:00
予定納品日 12月26日

参加者

会議室

  • [35]柳 大樹

    2014/12/15-23:55 

    こっちもなんとかプラン詰めたよ。
    後は結果を待つのみだね。

  • [34]天原 秋乃

    2014/12/15-23:17 

    イチカ:

    一応プラン提出してきたけど、ギリギリまでねばって可能なようなら修正するつもりだよー
    それにしても、文字数って本当に強大な敵だよね。あれもこれもと思うとどうやって書いていいものやら…
    まあ、単に背後の語彙力がないだけなんだけどね

  • ぱんつは持ってかないけど(あたりまえだ、穿いてくけど)、あたしも念のために携帯電話はもってくねー。
    あともうちょっと手直ししようかな。
    本当に文字数は敵だよね(涙)

  • [31]アキ・セイジ

    2014/12/15-22:22 

    プランは提出できた。

    色々シビアな事を言った気もするが、これでも足りない、手ぬるいと思ってる。
    けど、もう対策をうてない。文字数が限界でもう盛り込めないからだ。
    300って少なすぎるとつくづく思うよ(血の涙

    上手くいってると良いな。

  • セツラの位置取りや子供にも注意はしておいた。
    連絡手段として俺も携帯は所持しておく。

  • [29]アキ・セイジ

    2014/12/15-22:10 

    >アイオライトさん
    俺も流石に点けないよ
    普段住んでる家の中だから罠は張ってないにしても、地の利が向こうにありすぎる
    でて来なかったら行くしかないが、できたら避けたいよな(でも、最悪突入するよ)

    >ALL
    「子供にも注意」な
    クートさまの敵をやっつけるために子供だって何か仕掛けてくる可能性がある。

    ナイフを忍ばせた子供が「おにいちゃーん」と逃げてきた素振りで、近寄ったらグッサリ!
    しかもナイフには毒が塗ってある。

    …なんてのは想定しておくべきだと思う。
    お人よしで正義感に燃えた人間に対しては、極めて有効な殺傷方法だから。
    そのあたりも頭の片隅に留意よろしく(爽

  • >籠城対策
    あたしのほうで「火を付けちゃうぞー」って叫ぶって書いておいたよ。
    そのために、今回のパパは弓持ってもらったの。
    弓のが遠目から見やすいし、ふりだけでも火矢したりとか。

    いちおうただの脅迫で終わるつもりだけどね。

  • [27]アキ・セイジ

    2014/12/15-21:24 

    >天原さん
    互いに上手く行くと良いな。では最大の敵(=文字数)と戦ってくるよ。


    >ALL
    1つ危惧していることがある。

    相手が家からなかなか出てこずに篭城をきめこまれた場合に、
    長引くと、クートに村に対して救助要請をされてしまう可能性がある事だ。
    クートから「変な男たちに襲撃されている。助けて」と電話をされた村人がかけつけてきたら、どうみても俺達が悪者だ(苦笑)

    なので、陽動と挑発と攻撃にも出てこなかった場合(或は出てくる数が少なかった場合)、家の中に入らざるを得ない場合もある。そこは頭の片隅にでも置いておいて損は無いと思う。

    更に追加で言うと、敵に1人、狙撃が上手そうな奴が居るよな。
    そいつの位置取りは注意だ。射線は気をつけてくれよ。遮蔽物を最大限生かしてくれ。

    では俺もプランを書いてくる。

  • 仮プラン終了ーっ。
    パパは殺気感知できる弓持ってて、スキルはパルパティアンとパッシブ
    あたしも携帯もってくね。インカムはちょっと怪しまれそうだし。

    とりあえずギリギリまで張り付いてるから、なんかあったら教えてね。

  • [25]天原 秋乃

    2014/12/15-17:51 

    っと、連投すまない。

    俺から連絡するだけなら携帯でいいよな。
    ってことで、やっぱりインカムはいらない。

  • [24]天原 秋乃

    2014/12/15-14:37 

    >クートが村に来る可能性
    ん、となると連絡手段はあったほうがいいのか……
    やっぱりインカム持ってったほうがいいか?
    有事の際にのみこちらから連絡するってことで。

    素朴な疑問だけど、インカムの電波届くのか?

  • んーとね。
    クートは籠城せず、むしろ村の方に出てくる可能性もあると思うの。
    村の人たちはクートに好意的なんでしょ。そっちを利用するかもしれないなって。
    村の人たちを敵にまわしたら、あたし達どうしようもないだろうし。
    だから、スイーツ教室も油断できないような……。
    ……こういう、もしもを言い出したらきりがないんだけど。

    んじゃ、アーノさんの案を参考に、
    パパはヤックドーラ対策、あたしはマキナのセツラかな。

    パパの武器はどうしよう。
    いつもの片手銃もあるけど、「殺気感知:+5」の付いた弓もあるんだ。
    うーん。

  • [22]天原 秋乃

    2014/12/14-22:23 

    >スイーツ教室
    プランが完全に無駄になる可能性は理解しているつもりだ。
    そのうえで、アキ達が戦闘メンバーにいてくれるほうが心強いと思っての発言だ。

    急に「代わってくれ」なんて言ってすまない。
    無理言って代わってもらったからには、俺は俺にできることをやるよ。

    >インカム
    俺の分は必要ないかな。極力目の前の子どもに集中したいと思ってる。

    >戦闘
    イチカはトランスなしでの戦闘になるから、必然的に精霊相手ってことになるだろうか。
    クート警戒に重きを置きつつ、敵精霊の相手をする神人のサポート、という感じで動いてもらうつもり。

  • [21]柳 大樹

    2014/12/14-21:12 

    >インカム
    そうだった。
    秋乃くんが使うかは任せる。
    スイーツ教室の講師役が付けてて怪しまれるなら問題だからね。

    >セツラとアラシュ
    ごめん、ヴァレリーくんの発言読み漏らしてた。
    連携を断つ為に、分断するんだね。
    んで、それぞれに神人2人か。

    押さえきれるかわからないけど、できたらって形で俺はアラシュ担当させて貰おうかな。
    子供が残ってた場合は、子供の押さえに回らせて貰うよ。

    >ヤックドーラ
    クートがデミ・ウルフを出したときにヤックドーラがいたら厄介だよね。
    クラウには、状況が許せばヤックドーラ優先して貰う事にするよ。
    前衛がヤックドーラ押さえ込めてたら、そのサポートかな。

    スキルは、今のところ『双葉2』にしようかなとは思ってる。

    >クート
    今見たら、俺の素早さ高い方でも無かったっていう。
    裏口にも、回れたらって感じになりそう。

  • [20]柳 大樹

    2014/12/14-14:54 

    >役割
    セイジくんの言ってる通り、状況や敵の配置がどうなるかわからないし。
    最初に秋乃くんや、ヴァレリーくんも言ってた通りクートは篭城しそうな感じだよね。

    それに、セツラってマキナとアラシュってディアボロは資料を見る限り恋仲みたいだし。
    丁度、猟銃のエキスパートと刃物系を使う相手だ。
    遠距離と近距離をそれぞれ賄えるし、連携してくると思うよ。
    後、精霊の身体能力に神人の俺らがどれだけ相手できるかってのも、懸念事項の一つ。

    まあ、セツラとアラシュはそれぞれってよりは、両方を相手取るつもりの方がいいと思う。

    セツラとアラシュは、クートと幼少期過ごして今も一緒にいるって事は。
    クートの護衛でもしてるのかな。

    こっちの狙いがクートなら、あっちはクート逃がせば勝ちなのかも知れないね。

    >クート
    俺が考えて一番ありそうだなって思ったのが。
    最初顔だけ出して、他の奴ら残して孤児院に戻りそうかなって感じもあるよね。
    此処にいるってアピールしといて、状況が悪くなったら裏口から離脱。
    まさか入り口が一つだけの建物なんてないだろうし、そこから逃げられるかもなー、と。

    そのときは、俺が裏に回ろうか。
    今回の最低限の目標はクートだからね。
    建物の裏と表で離れても、インカム付けてれば連絡は取れると思うし。

    ああ、インカムは一応俺の方で全員分申請して配布するようにしとく。

    >残ってた子供
    こっちは子供を盾にされると困るけど。
    あっちはたぶん、困らないと思う。
    最悪、子供を押さえ込んでる間に子供毎撃たれるってのはあり得そう。

    何が切欠で神人になるかも知れない人間を、考慮するようには思えないんだよね。俺には。

  • [19]アキ・セイジ

    2014/12/14-09:00 

    俺の背後の基本的なスタンスは「各自がやりたいことを基本として」頑張りたいというものだ。

    また、行動が空振りした場合はスイーツ教室を行動した人のプランは完全に無駄になるという危険性も先述したとおりだ。
    自分がやりたくて言い出した事なのに他人にその危険を負わせたくない、という気持ちもある。

    が、複数PLから、「戦闘に回って欲しい」と要求されたのでは無下にもできない。
    よって敵の対処に回ることにする。

    敵の位置取りが不明なので、誰が何を担当するかを厳密に決めることは不可能だ。
    ただし、「出来るならドレと戦いたいという形での分担」であれば可能だから、俺達はヤックドーラとクートを対処敵としよう。
    詠唱中のランスのガードには俺が必要だ。MPの補給にも俺が必要になる。なので俺達は一緒だ。

  • >戦闘
    俺も秋乃の意見に賛成だ。
    戦闘側になるべく人数を割いた方がいい。

    振り分けとして考えたのは、
    スイーツ教室担当:神人1人(アキか秋乃)
    ヤックドーラ:白露、サーシャ、クラウディオ、(ランスかイチカ)
    マキナ:神人2人
    ディアボロ:神人2人
    クート:ランスかイチカ

    ヤックドーラは今度こそ逃げられないよう取り囲む形で終止符を打ちたいと思っている。
    因みに上記の配置で行くなら、俺は前衛としてマキナを抑えたい為そちらを希望する。
    また、マキナとディアボロに連携を取られないよう出来る限り距離をとって交戦したい。
    クートの見張りにはランスかイチカを配置したが、
    見張りつつもマキナかディアボロの方に応戦出来そうなら加勢をお願いしたい。

  • >スイーツ教室
    スイーツ教室を開く事で少なくとも何人かはそちらに誘導されるとは思うが、
    特に16歳以上ともなると相当クートに心酔していると見ている為、スイーツ教室に行かず断固としてクートの傍を離れないのではないかとも考えた。
    年齢層が高ければ高い程、それだけクートに洗脳されているだろうしな。
    クートの盾にでもなられたら厄介なので、もしそうなった場合は説得を試みずすぐさま捕縛の方向で行きたいんだがどうだろう。
    マキナやディアボロと同じくらい神人を敵視している子供もいる可能性があるし、
    洗脳を解くのはクートの身柄を確保もしくは死亡させてからでもいいのではと考えている。
    …子供達には酷な事をしているのは重々承知の上だ。
    何が正しくて何が彼等にとって幸せなのか疑問を抱く事はあるがこのままにだけはしておけない。

    >襲撃時間
    襲撃時間は昼になるな。
    孤児院に向かうタイミングは大樹が言うように子供がスイーツ教室に向かったのを確認後で問題ないと思う。
    途中子供達に会わないようにか。確かによそ者の俺達は目立つだろうしな。
    思いついたのは車の中で待機、ぐらいしか今のところ案が出なかった。

    >孤児院から誘き出す方法
    発煙筒みたいなものを家の中に投げ入れて外へ誘き寄せるのはどうだろう。
    火だと延焼してそのまま大火事になりかねないからな。

  • [16]天原 秋乃

    2014/12/14-01:18 

    >スイーツ教室
    うーん、正直火力の高いアキ達がいなくなるときついものがあるような…。

    孤児院の子ども全員を教室に呼びこめるとは限らないし、オーガも精霊達もかなり手ごわい。
    できるだけ戦闘側のメンバーを割くべきじゃないと俺は思うんだ。
    ちなみに、前回精霊二人ではヤックドーラに歯が立たなかったから、最低でもオーガの相手をする精霊が三人は必要なんじゃないかな。

    ってわけで、スイーツ教室のほうは俺一人に任せてくれないか?
    役に立たないかもしれないが、調理・子供好き・保育のスキルは有してる。

    で、イチカはトランスさせずに戦闘側に配置させたい。
    対オーガ戦には役立たないが、対子供戦、対精霊戦であればある程度力になれるんじゃないかなと…どうだろう?

    >クート
    どさくさに紛れて逃げた…なんてことになったらいけないもんな
    見張りは最低1人は必要だと思うぜ

  • >スイーツ教室
    そんじゃアキさん達よろしくおねがいしまーす。

    >孤児院へ近付く
    うーん。これは反対されるような気がするけど。
    孤児院に近付きすぎて怪しまれるようだったら、
    ある程度孤児院に近付いたら、そこで大きな火を燃やすって手もあるよね。
    火を見たら、誰でもとにかく様子を見に来ると思うから。
    他に、孤児院から外へ誘き出すいい方法があればいいんだけど。

    >クート
    とんずらされるのやだよねー。
    オーガ達のほうはパパ達精霊にまかせて、あたし達はクートの動きを見張ってたほうがいいのかなあ。
    生死問わず。……うん、あたしもみんなの方針に従うよ。
    なんかお任せしてるみたいで、無責任だけど。

    意味なくダイスぽいっ。

    【ダイスA(6面):5】

  • [14]柳 大樹

    2014/12/13-21:02 

    >スイーツ教室
    うん。セイジくんはそっちよろしく。
    火力が減るのは痛いけど。
    相手する子供の数が減るだけで違うからね。

    >襲撃
    スイーツ教室を開いてる最中って事になるから、襲撃時間は昼間だとは思うんだけど。
    行く途中で孤児院に向かうメンバーは隠れてて、子供がスイーツ教室に向かったのを確認してから孤児院に向かうってことで合ってるかな?

    孤児院の場所は牧歌的な村の、更に村はずれって事らしいからさ。
    孤児院向かうメンバーが子供らと擦れ違うと駄目な気がして。
    村人との関係が良好ってことは、見たこと無い俺らと擦れ違ったら怪しまれるよね?
    クートが、双子の神人のときにウィンクルムに邪魔されたのを話してないとも限らないし。

    寧ろ、ウィンクルムに悪感情植えつけるのに話してると思うんだよね。
    途中で子供らに見つからないように隠れる場所があればいいけど。

    >クート
    逃がしたら襲撃した意味が無いからね。
    そこは気をつけないとなあ。

  • [13]アキ・セイジ

    2014/12/13-12:19 

    うおあ!背後が二日これない間に進んでいた!

    >スイーツ教室
    ありがとう。じゃあ場所を借りれないか相談してひらけるよう頑張ってみる。
    なるべく沢山の子供達をそこに呼べて助けたいと思う。

    で、確かにトランスするとバレるんだよな(苦笑
    言いだしっぺでもあるので、俺とランスはスイーツの方に専念するよ。
    そっち(子供方面)を上手くいかせるために全力を尽す。

    クートや手下との直接対決は皆に任せる。
    ウイズのランスが居なくなるので戦闘がマズイっていうのもあるんだけど…


    >クートの生死
    強敵なので「殺すつもりで挑まないと返り討ちにあいそう」だ。
    できたら生捕りしたいけど、手加減はしない(できない)方向が良いかなあと思うよ。
    捕縛を優先するあまりコテンパンにのされるのもマズイしな(汗

    あ、交戦のドサマギでクートだけトンズラされるのは注意。

    それと、接近はバレバレになるので、何か陽動でもしないと大魔法なんかで先制攻撃されるかもな。

  • [12]柳 大樹

    2014/12/13-11:55 

    >クート
    生死問わず。要はかなり危険視してるってことだよね。
    捕縛できるならそれに越したことはないんだろうけど。

    俺は方針がどっちでも構わないよ。(眼帯に軽く触れながら

  • >クートについて
    クートには聞きたい事もあるし出来ることなら捕縛といきたい所だが、恐らくその余裕はないだろう。
    無事捕まえた所でクートを崇拝してる仲間やらに逃がされたら、
    今と似たような被害が繰り返されるだけだしな。
    俺はここで逃がすつもりもないし、これ以上犠牲を出さないためにもクートの陰謀は阻止したい。
    いざという時の覚悟は出来ている。
    ただ、皆が捕縛優先するつもりなら俺もその心構えで行かせてもらう。

    クートはオーブも所持しているから、使わせる前に奪取もしくは破壊したい所だ。

  • [10]天原 秋乃

    2014/12/12-02:16 

    これで全員そろったな。改めてよろしく。

    >スイーツ教室
    今までの教団関連の事件に「みちびきの家」出身の学生がいたことを考えると、子ども達全員を呼びこむのは厳しいだろうな。
    特に俺達と同年代の奴らとか…。

    その場合、クートを庇う敵として出てくることになるから、戦闘側のメンバーはなるべく多い方がいいよな?
    イチカは戦闘側を希望。俺はこっちのスイーツ教室のほうでも構わないぜ。

    で、トランスか…確かに大樹のいうようにトランスしてたら怪しまれるよな…
    いっそのこと一組だけトランスしない…というのは危険だろうかやっぱり

    >クートについて
    ところで、デッドオアアライブ…生死を問わずということだが、みんなはどうするつもりだ?
    最初から殺すつもりでかかるのと、捕縛するつもりでかかるのとじゃ結構違うと思うんで意見を聞いておきたい。
    俺としては捕縛優先でいきたいところだが、そう易々と捕まってくれるような奴じゃねえだろうし…その時はその時…という感じだろうか。甘い考えなのはわかっているんだが…

  • 遅れてすまない。ヴァレリアーノ・アレンスキーだ。
    アイや秋乃は前回の依頼に引き続いてだな。改めて皆宜しく頼む。

    >スイーツ教室について
    俺も良案だと思う。
    「クートのために」お菓子を作ってプレゼントというあたりを強調したい所だ。
    また、子供なら無料で参加可能とでも書いておけば、更に効果的かもしれない。
    村人達にはアキが言うように内情を知らせず、
    スイーツ教室を開く場所を貸してもらえないか聞ければいいと思う。

    >戦闘方法
    孤児院の周りはライ麦畑で今は冬だから見晴らしが良さそうだな。
    現段階だとスイーツ教室を開いて子供達がそこへ向かっている間に
    孤児院に堂々と乗りこんでいき、ヤックドーラやマキナ、ディアボロを挑発して呼び寄せる流れだろうか。

    因みに俺とサーシャも戦闘側を希望しておく。
    秋乃が言うようにクートは籠城するタイプだと思うので、
    まずはオーガ達を片づけられればいいのだが…。
    前回の依頼では精霊二人では押さえが効かなかった為、
    オーガを仕留めるなら最低精霊3人以上でヤックドーラを対応出来ればいいと思っている。
    ヤックドーラに逃げ込まれると厄介なので何とか足止めしたい。

  • [8]柳 大樹

    2014/12/11-22:24 

    >スイーツ教室
    なるほど、誘い込みかー。
    そういう手もありかもね。

    >ライ麦畑
    そういやGMコメントにあるけど。
    ライ麦って秋冬に種蒔くんだね。
    今は時期的に、蒔き終わったか蒔いてる最中なのかな。
    どっちにしろ、何も無くて俺らが近づくのはわかっちゃうか。

  • 放火とか発煙筒はあたしも考えたけど、できれば避けたいよね。
    前者は危険きわまりないし、後者はどうも心許無いし。
    とか言いつつ、パパに弓を用意してもらったりして。←念のため

    ちなみに、後ろの人は
    「アヒル特務隊を100羽ほど外で放流すれば、全員家から出てくるよ」
    と、考えることを放棄した意見を出そうとしてました。

    >スイーツ教室
    なるほどー。
    ただ「クリスマス」は全面的に押し出さないほうがいい気がするの。
    今のイベントで「クリスマスの力を奪って、ギルティ誕生させよう」みたいな動きがあるじゃない。
    だから、マントゥール教団にとっては、クリスマスはむしろ望ましくないものなんじゃないかって思うの。
    だから、ただ普通に「年末だから」とか「近々、新装開店するのでキャンペーン」とか、そういう当たり障りないほうがいいかなって。

    あと、スイーツ教室でわざと「神人だってこと」かつ「精霊を連れていないこと」アピールするって手もあるよね。
    こうすると、神人嫌いのセツラやアラシュを挑発することになって、スイーツ教室のほうに誘き寄せられるかも。
    天原さんの御意見を参考にしてみました。

  • [6]柳 大樹

    2014/12/10-17:09 

    >『みちびきの家』から出てきて貰う
    うん。いいんじゃないかな。
    間取りわからない建物の中で多数を相手取るよりよっほど良いし。

    >放火
    個人的には子供らが全員外に出た状態だろうと反対させて貰うよ。
    『みちびきの家』がある村とは良好な関係気づいてて、村には何にも被害は無い。
    んで、村人側にしてみれば俺らは外からいらん波風立てに来たようにしか見えない訳で。

    相手側が自発的にやってくれるならともかく。
    俺らの方からやる事は無いと思う。
    建物に中に教団に関する資料がある可能性は低いけど、A.R.O.A.の職員調査に入る事があれば焼かない方が良い。
    それに、村人のウィンクルムへの感情悪化させると後の任務に響きそうだし。

    代わりに発煙筒大量に投げ込みたいところだけど。まあ、いいや。

    >スイーツ教室
    んー。怪しまれない為には講師役(?)の人はトランス出来ないよね、たぶん。
    トランスしてたら子供らが来た瞬間に怪しまれて聡い子なら全力で戻るだろうし。
    そこは、連れ出せたらそれでおっけーだからいいのか。


    あ。俺、クートの顔、生で拝んでおきたいから戦闘する側を希望しとく。

  • [5]アキ・セイジ

    2014/12/10-02:52 

    ◆戦闘について
    放火は「子供が全部みちびきの家から出た場合の話」だから多分出来ないと思うよ。

    けど、着火も遠距離から火矢でおこなうし、
    敵が出てきて戦頭になった後も自然鎮火するまで待つのだから、危険は無いと思うよ。
    この場合の戦闘は、建物の外。煙や火の粉が飛んでくるほど近づく必要は無い。
    敵が篭城した場合は、鎮火後接近って感じかな。

    放火はさておき、どうやって接近してどう戦うかな。
    アラシュとセツラとヤックドーラとクートとどう戦うか。
    そしして、何人残るかわからないけど子供達への対処も含めて…。



    ◆スイーツ教室について
    携帯でクートから「すぐに戻ってきて欲しい」とか連絡が入った場合の足止めも必要かなとも思うので、本音を言うと1人か2人、戦闘中も会場にいる担当者が居るといいなと思ってる。
    言いだしっぺの俺がしても良い。(トランスは六時間ほどもつから切れないと思うし)
    ランスは火力だからみちびきの家の担当とすべきだから導きの家担当に置いていくよ(←w)

    最大十人の子供+村人不明人の相手なので、「やってもいいよ」なんて言ってくれる神人あと1人居ると助かるかな。
    ただし、教室が開けなかった場合や子供達がノッてきてくれなかった場合は、教室を担当した神人のプランはほぼ無駄になるから、その覚悟が要るかも。

  • [4]天原 秋乃

    2014/12/10-01:21 

    天原秋乃とパートナーのイチカだ。
    今回もよろしく頼む。

    「みちびきの家」から出てきてもらう、は俺も同意見だ。
    クート以外の精霊に関してだが、前回の依頼で相対した印象だと、籠城するような奴らには思えなかった。あくまで俺の所感だが。
    「決着をつけにきた」と言えば、喜び勇んででてきそうな気がする。
    俺とアイオライト、あとアーノは敵に面が割れてるしな。
    とはいえ、肝心のクートは籠城しそうなタイプに思えたが…。

    うーん、放火…か。
    手段の一つとしていいかなとも思うが、家の中に何があるかわからないし、迂闊に火を放つのは俺達の身も危険に晒してしまわないか?

    なるべく子ども達を戦闘に巻き込まないって点は同意。
    アキの言う「スイーツ教室」ってのはいい案かも。

    もうちょっと考えさせてくれ…。

  • [3]アキ・セイジ

    2014/12/09-22:21 

    アキ・セイジだ。相棒はウィズのランス。

    「家」から出てきて貰うのが一番良いのに同意。子供だけでも良い。
    というか子供が全員出てくれるなら、家に放火すればいい。
    焼死させられずとも燻りだせる可能性は高い。
    仮に別途空気を取り入れられる場所に隠れてても、壁が崩れら隠し扉の発見も容易だ。
    夜明け前に火矢でも使って遠距離から全部燃やしてしまえば、明るいうちに自然鎮火する。
    周囲に飛び火する家屋も無いし、ライ麦畑の一部が燃える程度で済むだろう。

    …という物騒な話はさておいて、だ(笑
    表に出てくるのは数人でも良いから、子供達をなんとか先に出したいところだ。
    戦闘で盾になってしまう子供が減るからだ。

    俺達が行っても怪しまれるが、村人とは良好な関係を作っているようだから、
    「クリスマスにむけて、子供でも作れるおいしいお菓子を作る教室」に誘う…
    …という「口実」で、なるべく多くの子供達を、戦闘が行われる時間の間、みちびきの家から引き離すことは出来ないだろうか?
    「クート先生においしいお菓子を作ってプレゼントしよう」で誘うのさ。
    俺達が行っても怪しまれるだけだが、既知関係の村人なら違うんじゃないかな。

    村人に演技をしろというのは難しいと思う。村人は知らないままの方が良いしさ。
    だから、家か公民館を貸してもらって、俺達がスイーツ教室を開くのはどうだろう。
    俺達は、お菓子作りで村や子供達を元気にしたい人…というふれこみだ。

    難点は戦闘要員が1/5少なくなる事。あと、村人の協力が不透明な事、かな。
    けど人数については、村人達と子供達が公民館に集まる時間に戦闘開始して、戦闘後「一寸道が混んでましてごめんなさい」という言い訳でもして到着する形なら減らさず済む。
    村人が協力してくれないかもしれないが、その場合は、純戦闘にするだけだ。
    上手く行けばラッキーってやつだ。

    行事を作って「なるべく大勢の子供達を誘き出したうえで戦闘したい」という思いから、上記の提案をさせてもらった。

    家屋への接近方法や戦闘方法は、これをするかしないかの話の次にでもまた話すよ。

  • アイオライト・セプテンバーだよー。
    心強いメンバーで気が楽だよね。

    で、どうしよう。
    一番いいのはクート達に『みちびきの家』を出て相手してもらうことだけど…
    強硬手段使えばやれるかもしんないけど、これはあんまりやりたくないし。
    「どうもー水道の修理に来ましたー」って近付けば…できるわけがない。

    ごめん、なんかまだ与太しか出てこない。
    あとで冷静になってまた来るね。

  • [1]柳 大樹

    2014/12/09-09:25 

    柳大樹、着任ー、っと。
    よろしく。(右手をひらっと振る

    ご存じの通り、こっちは契約した精霊のクラウディオ。シノビだよ。

    今回のメンバーは、
    【テンペストダンサー】1
    【シンクロサモナー】1
    【プレストガンナー】1
    【エンドウィザード】1
    【シノビ】1
    だね。

    敵側の人数が多くて、建物内部の間取りも不明。
    一面ライ麦畑ってことは、孤児院に俺達が向かうのはもろバレだね。

    襲撃時間は任意ってことで、夜ならある程度こっちが近づくのは誤魔化せそうだけど。
    戦闘の事を考えると、外で戦う事になった場合の視界に難があるかな?


    俺は前回の双子さん奪還時はいなかったけど。
    クート以外にも精霊が2人もいるんだね。
    そして神人大っ嫌いと。
    仲良くなれそうにないわー。(棒読み


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