プロローグ
●パジャパ?
「ウィンクルムはチームで任務に携わることが多いですよね。たまには、神人同士・精霊同士で交流を深めてみませんか?」
にこにこ笑顔でA.R.O.A.の女性職員が手製のチラシを君たちに配った。しかも、神人にはオレンジのチラシ、精霊には紫のチラシと、どうやら神人と精霊でチラシの内容が違うらしい。
「もちろん、ウィンクルムとしてお互いの仲を深めることが一番大事ですけど、外を見て深まる仲ってーのもあると思うんです! なので、今回はお互い離れ離れで一夜を過ごしてもらう企画なのです~」
なるほど、神人と精霊のパーティー会場は別々らしい。
頷きながら君はチラシに目を落とし、大きなフォントで書かれたタイトルを見て首をかしげた。
「……パジャ、パ……?」
「ハイッ。パジャマパーティーですよぉ。寝巻き姿でだらだら寝そべり、飲んだり食べたりしながらダベって頂き、徹夜もしくは寝落ち……というのが今回の趣旨なのでーす」
君は相棒と顔を見合わせた。
確かに、イベントや任務があっても、パートナー以外の人と親しく会話することはあまりない。他の人と仲良くなっていて損はないだろう。
いい機会かもしれない。君は興味を抱き、チラシの続きに目を通す。
一夜限定で住宅展示場のモデルハウスを二軒貸切ったらしい。大きな部屋いっぱいにクッションを敷き詰め、ごろ寝しても大丈夫なようにセッティング済みだそうだ。
なお、ライフラインは確保されていて、冷蔵庫やパントリーにも軽食や食材を詰め込んであるが、持込も歓迎すると記されていた。
行く気を見せた君たちを、笑顔で職員が会議室に案内する。
「参加者の皆さんは会議室に一旦集まってもらって、顔合わせしてもらえるようにしときましたので、是非どうぞ~」
解説
●内容:男の子でもパジャマパーティー
説明しよう! パジャマパーティーとは寝巻き姿で夜通しダベるダラダラしたパーティーである!
参加費は一人300ジェールである! 寝巻きは各自で用意するのである!
愚痴とか恋愛相談とか惚気とか自由に喋るといいのである!
喋る内容について事前に公開しておけば、他の人がプランでアドバイスなど反応してくれるかもしれないので、積極的に会議室を使ってほしいのである!
というか、プランに書ききれないトーク内容は、会議室に書いておけば今回は拾うのである!
パジャパは会議室から始まっているのである! たぶん。
●目的:他の神人・精霊と交流する
今回は自分のパートナーとは会話できませんが
交流の中で自分とパートナーとの関係を見直す・気づきがある
ということがあれば親密度が上がります。
●日時と場所
夜20時~朝11時まで。だらだら朝寝坊もOKな余裕のあるスケジュールです。
神人:パンプキンハウス
タブロス住宅展示場の緑と黒、オレンジがテーマカラーのおうち。
一階建ての1LDKで、素敵なアイランドキッチンが自慢。
部屋にはパンプキンクッションが敷き詰められ、ごろ寝できるようになっている。
精霊:キャンディハウス
パンプキンハウスの向かい側にある紫と白、ピンクがテーマカラーのおうち。
間取りはパンプキンハウスと同じ。
部屋にはキャンディクッションが敷き詰められ、ごろ寝できるようになっている。
●その他
大体のものはパントリーと冷蔵庫に入っていますが、持ち込みも可能。
大人は飲酒可能ですが、未成年にお酒を飲ませるのはNGですよ。
仲良く楽しくだらだらと!
ゲームマスターより
お世話になっております。あき缶でございます。
皆にもっとお互い交流して仲良くなってほしいんだ!
ハピエピでも会議室盛り上がってほしいんだ!
本音が出すぎてるけどキニシナイ!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
栗花落 雨佳(アルヴァード=ヴィスナー)
ふふふ お泊まり会なんて初めてでわくわくするなぁ 僕のパートナーは凄く優しくて良い人ですよ ちょっと口は悪いですけど、照れ隠しなんです 彼は僕になんでも与えてくれるけども…僕は彼に何も返せていないんです… 彼の為に何ができるのか…難しいですよね ふふ、君はいつも朝早いね みんなまだ寝てるよ。僕はあんまり眠れなかったんだ だからちょっと外の空気でもと思って …こっちの分の朝食まで作ってくれたの?気にしなくてよかったのに…ふふ、ありがとう 皆それぞれの関係性があって話聞いてて楽しかったよ そして、君がやっぱり大切だなって思った… ほら、ルール違反 早くそっちの家に戻って 他の人に怒られちゃうよ 白地グレーストライプセットアップ |
ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
サーシャが用意した寝巻を着るのに小一時間掛かり遅れて合流 寝巻は黒猫耳と尻尾付き 見られるのも気恥ずかしくクッションで隠す 似合ってないと即答 パジャパは教会に居た頃に経験有 懐かしい気持ちに 表向きは忘れた素振り 神人達に前から思っていた事を告げ精霊との仲について聞く 年齢層が幅広いので皆の過去の経験談など聞きたい 聞き手側寄り サーシャに対しての気遣いは特になし サーシャの不可解な行動に内心困惑してる自分がいる事に困惑 晴れぬ靄に悶々 今も相手の事を考えていて複雑 寝る前に温かい物を飲み無防備に寝転ぶ 何だかんだ楽しい 台詞 俺には愛される資格などないしそんなもの…何の力にもならないと俺自身が一番理解してる ギャグノリ希望! |
天原 秋乃(イチカ・ククル)
【服装】 灰色のスウェット上下 【心情】 他の神人達と話ができるってのはおもしろそうだよな …イチカがいろいろとうるさいが、とりあえず放っておこう… 【行動】 最年長のはエルドさんから、最年少のアーノまで…とにかく神人の年齢層の幅の広さに驚く 精霊に対して気を使う…なんて、考えたこともなかったな エルドさんには「信頼関係があって羨ましい」と言ってもらえたが、俺には実感がない まあ、変な奴だけど…嫌いではないな 契約したことは未だに解せないが、相手がイチカでよかったとは思う。…絶対本人には言ってやらねえ しかし、特に子どもが好きというわけではないんだが、年下のアーノにはつい構いたくなってしまうな…(保育スキル) |
俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
パジャマ:綿100%白青ストライプ あのな、俺だって好きでツッコミやってるわけじゃないんだ ただちょっと、ボケをかます奴がいたら突っ込まずにいられないだけで! それがたまたまネカだっただけだ まあアイツに会ってからは退屈しないし ワーカホリック気味だったのが治って視野も広がった気がする …感謝は、してるな 駄目だ、なんか調子出ねえ この右の裏拳をどこに持って行ったらいいのか分からない もう一杯ラムくれ… 他の神人と話してるうちに改めて感じた ネカのボケに突っ込むのって、やっぱり俺の中で日常の一部になってるんだな けど寂しいってのは…(自分の拳を見つめ)そうかもしれないな、うん 悪い、もう一杯くれ 飲んで気持ちの整理つける |
エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
パジャマ: 寝るのに困らない程度にゆったりとした黒で、上下一体の長袖パジャマを ディナスは過去に起きた事変の兎耳パジャマです 俊さんは、いつものボケをかましてくれる精霊の相方さんがおらず もどかしい思いをなさっているようですね ヴァレリアーノさん 黒猫のフード付きがとても良くお似合いですよ それを選んで下さったのが相方の精霊さんだとしたら、とても良くあなたを見て愛してくださっている人なのでしょうねぇ …今の私はどうでしょう 彼が兎角戦闘を行いたいという衝動を完全に抑えてしまったのは私です それだけでも責任を感じます しかし、せめて『彼が自由であるように』と願って行動してきたのは確かです せめて少しでも、届く事を願って |
●キャンディハウス
「みなさんは、ずるい」
と、むぅと唇をとがらせるディナス・フォーシスは、既にクッションまみれの部屋に寝転がり、耳の下にはショッキングピンクのクッション、抱えるはウォッカの透明な四角の瓶。いわゆる自棄酒の後ふて寝スタイルを決め込んでいる。
むーっとふてくされた顔のまま、ディナスは続ける。
「みなさんの神人さんは、どうしてそんなに若くて素敵なんです……?! 僕のところだなんて老マッチョですよ、老マッチョ……! 僕はいつの間に幸運を使い果たしていたのでしょう……!!」
ディナスは、既に出来上がっているのか、それとも素面か、ウォッカを抱きしめてシクシク泣く。彼の神人は、恰幅の良い白髪白髭の御年六十八歳になる、なんとなくチキンの唐揚げが得意料理そうなご老人である。
そんなディナスを、ワインを片手に面白そうに見ているアレクサンドルの神人は、十一歳。勝者の視線か。
「……おい、ディナス、もう絡み酒かよ。とりあえず、食って落ち着け」
キッチンから小ぶりの皿を持ってきたアルヴァード=ヴィスナーが、呆れたように宥めながら、ディナスの目の前に皿を置くと、さっさと根城(と書いてキッチンと読む)に帰る。
皿の上には形よく盛りつけられた生ハム、チーズ、ドライトマト。まずは気軽なつまみから、といったところか。
泣きながらも嬉しそうに、まむまむとチーズを口に運んだあと、ディナスは起き上がると皿と酒瓶、割り材のジュースをメンバーの中央に移動させた。独り占めするつもりはないのだ。
酒は他にもいろいろあった、と伝えながら、ディナスは自分用にきつめのブルドッグを作り、定位置に戻る。
「みなさんは、自分の神人と出会えてよかったと思うことって何かありましたか?」
話題を変えようとディナスは人のいい笑顔を浮かべながら、まわりの面々に問う。
「秋乃と出会えてよかったと思うこと、かあ。うーん、僕としては出会えたこと自体よかったと思っているからなあ……。運命感じちゃったってやつ?」
ドライトマトとチーズを一緒に口の中に入れ、咀嚼を思考の時間とし、飲み下してからイチカ・ククルは答える。
ちゃっかりキッチンで話題は耳に入れていたアルヴァードは、次の皿としてタコとサーモンのカルパッチョを盛ったガラスの皿を、チーズの皿の横に置くと、
「自分の神人と出会えてよかった……ねぇ。取敢えず、俺が居る事であいつは生き倒れの心配がなくなっただろ。……若くてもうちのは宇宙人だからな。何考えてるのかわかんねぇし、メシ食わねぇし……ぼーっとしているくせに、向こう見ずな所もあるし……」
と『メシ食わねぇし』に力を入れて言う。
「手際が良いな。我は料理が苦手故に助かるのだよ。……我も頂こう」
アレクサンドルがタコに手を伸ばす。
「食え食え。空きっ腹に酒だけ入れると悪酔いするぞ」
アルヴァードがどんどん減っていく料理を嬉しそうに眺め、更に勧める。
「私のところは毎日楽しくやっていますよ。もはや熟年夫婦と言っても差し支えは……」
大量のクッションを背もたれに、楽しげなネカット・グラキエスは歌うように言い……。
しばしの間の後、しょぼくれた。
「そうでした、今はシュンいないんでした……」
ツッコミ待ちだったらしい。
「ふむ、美味だ。……ネカットの所はよく神人と漫才でもしているのか?」
タコを食べ終わったアレクサンドルは、目に笑みを浮かべ、茶化すように言い、そしてディナスの問に自信満々に答える。
「アーノと出会えて良かった事、かね。一言で言うならば、これほど我に合う適合者に会えた事そのものが幸運だったという事だろう」
ふんと鼻息を一つ。アレクサンドルはグラスにワインを注ぎ、次の話題を提供する。
「では我からも聞きたい事を言っておくとしよう。各々のパートナーの好きな所や逆にここを治した方がいいというのがあれば教えて欲しいのだよ」
「直してほしいところ……おおむね不満はないんですが、そうですね……」
ネカットはしばし考えてから、にこにこと、
「朝はもう少し優しく起こしてほしいとか、たまにはエプロン以外は身に着けないでお出迎え…………」
と言いかけ、またしばし黙りこみ、沈む。
「……うん、何でもないです、おおむね平和で」
「僕は秋乃の全部が好きだから、特に直して欲しいところもないかな。……まあ、嘘がつけない性格のせいか、たまに秋乃からの視線が痛い時もあるけど、それも彼の魅力のひとつだと思うんだよね」
うんうん、と一人頷き、イチカは答えると、度数の高い火酒をグラスになみなみ注いで、きゅーっと口に運んだ。
「分かりますよー、私もシュンの全部が面白……じゃなくて、好きですから。って、そう言うといつも『何言ってんだ!?』って怒ったような顔するんですけど――家に帰ると謝ってくるんですよ? 『あんなこと言ってごめんね』って…………」
イチカの言葉に賛同を示し、ネカットは自分のコップにジュースを継ぎ足す。
そしてまた黙りこみ、やはりお約束のように沈んだ。
「……はぁ。うーん、なんだか今日は調子が出ません」
ぐいぐいと自棄のようにジュースを喉に流し込むネカットは、ハァと深い溜息をもう一度つくと、いきなり叫ぶ。
「シュンのあの、流れるような鋭いツッコミがないと物足りないです……っ! お客様の中にツッコミの方はおられませんか!?」
だが、誰の返答もまたず、再びネカットは沈み込んだ。
「…………やっぱり駄目です。私にはシュンでなくてはならないんです……」
ぐでりとクッションに身を埋め、ごろりとネカットは寝返りを打った。
「ネカット君にはなんだか親近感わいちゃうなあ」
既に火酒の瓶を八割消費しているイチカが上機嫌で、ネカットの近くに寄る。
「でも反応してもらえるなんて、羨ましいよ! 秋乃は鈍感だから反応してくれない時もあるし、ツッコミっていうより視線が痛いだけだし」
と慰めているのかと思いきや、
「でも僕はそんなあきのんが大好きなんだー!」
とパンプキンハウスの方角に叫ぶ。結局惚気である。
既にかなり杯を重ねているディナスは、少しトロリとした口調で話しだす。
「うちの神人はボケていてはどうしようかと不満を持ちましたが、結果として僕より頭が良かったという非常に残念な結果になりました。そんな人に直して貰いたいところといったら。……やはり、子ども扱いしないで欲しいところでしょうか。僕は、これでも成人なんですっ。立派なお・と・な!」
「それはMr.故に仕方ないというものだろう。年の功とも言うが」
アレクサンドルはしれっと返す。
むぅとディナスは、アレクサンドルを睨み……そして、何かに気づいたように目を見開いた。
あの鼻をつく鉄臭さが、どろりとした暗く鮮やかな茶けた赤が、蘇った気がした。
ふわりと浮かぶ殺意。
アレクサンドルは怪訝そうにディナスを見る。
(ミスターに迷惑をかける訳にはいきませんから)
ディナスは酒と一緒に殺意を飲み下す。
その時、オリーブオイルとにんにくの香りを伴ってグツグツと煮える陶器の鍋が現れる。
「どうした? ほら、小エビのアヒージョだ」
アルヴァードの料理が、パーティーとはそぐわない空気を一掃する。
「いいえ。あ、わぁー美味しそうですね!」
「ん、じゃんじゃん食え。……まぁ、いいんじゃないか? 甘えても。向こうもきっと甘やかしたいんだろうし、そんだけ歳離れてりゃなぁ」
アルヴァードがそこまで言った時、オーブンがバケットのトーストが終わったことを知らせたので、またアルヴァードは根城に帰っていった。
アルヴァードの言葉を聞き、ディナスはまじまじと己の手を見る。
「二十二歳と六十八歳……ええ、これは甘えるには余りにも余りにです」
先ほど、殺意を抑えた理由をもう一度ディナスは思い出した。
(……ああ、もうミスターは僕にとって大事な存在じゃないですか……。こんな簡単な事に、今まで気付かなかっただなんて)
そこまでしんみりした時、ディナスは殺気を感じた。
ネカットである。シュン不在の寂しさを紛らわせるためか、ただの癖か、脳内でのキャンディハウス内バトルロワイヤル戦闘シュミレーションをしたので殺気が漏れたらしい。
とっさにディナスがその方角にクッションを投げ、第二撃を投擲しようとした時、
「食いもんがある所で騒ぐんじゃねぇっ、埃が入るだろうがっ!! そもそもアヒージョ煮えたぎってるとこで暴れるんじゃねえ! あぶねーだろ!」
ブルスケッタを持ってきたアルヴァードが、ウガーッと牙を向いた。
「すっ、すみませんっ!!」
硬直するディナス、
「ふわわっ、え、私何にも言ってませ……はい、ごめんなさい……」
クッションを受け止めたネカットも思わず謝る。
その様子を心底面白そうに笑い、アレクサンドルはワイングラスを揺らしながら言う。
「アルヴァードはまるで母親だな」
「誰が母親だ誰が。暴れても構わねぇが、食い物がある場所は卓上が戦場だ」
ぶすくれたアルヴァードが言うと、ネカットの顔が明るくなる。手を打ち、
「なるほど。つまり、たくさん食べた人が勝ち、ということですね! いいでしょう、受けて立ちます!」
「何だか面白そうなのだよ。我も参加させてもらおうか」
アレクサンドルもカトラリーを握り直す。
「カルパッチョ争奪戦の敵が増えましたーっ!!」
あわあわとディナスも食器を構えた。
「……はぁ、あいつもこれくらい食えばなぁ」
アルヴァードが呟く。
「アルヴァード君のパートナーは……確か、雨佳君だっけ?」
三人が料理争奪戦を繰り広げているのを横目で観戦しながら、イチカがアルヴァードに寄り、水を向ける。
「おお。さっきの質問じゃねえけど、直してほしい所は沢山あり過ぎる……絵を描き始めると周りが見えなくなる所か飯も食わなきゃ水も飲まないし、いったん眠ると中々起きねぇし、さらっととんでもねぇこと言ったりやらかしたり……」
溜息を吐くアルヴァードに、イチカがうんうんと頷きながら、酒の杯を差し出す。
「俺も別に性格的なものはしょうがないと思ってるが……なんかあったときに自分の首を絞めるような悪癖は直して欲しいな。特に、寝ない・飯食わないは命にかかわるからな……」
受け取った酒を飲み、アルヴァードはまた息を吐いた。
「線の細い人だなと思っていたけど、寝ない・ご飯食べない、だなんてそんな……」
イチカがアルヴァードの杯に酒を足す。
「普段は惰眠を貪ってるんだけどな……。食わねぇのは元々だが……絵を描き始めるとそれしかしない。ほっとくと水も飲まねぇからな」
アルヴァードの神人への愚痴(という名の心配)は深夜まで続いた。
●パンプキンハウス
丸いパンプキンクッションの上に、器用に正座する老人は開口一番質問を口にした。
「神人の皆さんには、是非この機会に見たい事柄がございまして。皆さんは、……精霊の皆さんに何か気を使っていることはありますか?」
エルド・Y・ルークの質問に、座椅子のようなソファに片足を立てて座る栗花落 雨佳は、足を抱き、膝に頭をのせたアンニュイなポーズで思案する。
「……気を使っている事……ですか……」
「……イチカに対して気を使ってること、か」
天原 秋乃は、とりあえずエルドの問に答えようと考え始めるが、次第に不機嫌そうに眉間に皺を寄せていく。
「………いや、俺は特にないな。あいつに対して『気をつかう』なんて想像したら、癪に障る。無理だ」
ばっさり。そもそも秋乃にとって、精霊に気を使うという発想がなかった。
だが、エルドは前向きに捉えたらしい。
「天原さんは、しかと信頼関係を結ばれておられるようですねぇ。羨ましい限りです」
予想外の反応に、秋乃は不思議そうに眉間の皺を一度解くが、再び顰め面になった。
「……信頼関係……結べてるんですかね? 俺にはあいつの考えてることよくわかんねぇし、あいつの言ってることどこまで本気なのか……」
信頼関係の実感が無い。秋乃はエルド老の反応に納得ができない。
だが、エルドはニコニコと好々爺の笑みを浮かべつつ、優しく頷いた。
「ええ、それだけ精霊さんが自由に動けるということは、それを聞いて下さる神人さんがしっかりしていないと信頼が置けませんから。言葉の真贋は、正面から見据えなければ分からないものですが。恐らくは杞憂に終わるでしょう。大丈夫ですよ」
それを聞き、秋乃は思案にふける。
(変な奴だけど…………嫌いではないな。言ってやらねえけど。契約したことは未だに解せないが、相手がイチカでよかったとは思う。……絶対本人には言ってやらねえ)
一方、クッションの上にだらりと座っている俊・ブルックスは、
「気を使ってることか……特にねえかなって思ってたんだが。なんだろう、この開放感。清々しい」
精霊が側に居ないと清々しいということは、何かしら気を使い続けていたのだろう、と俊は理解する。
「アイツ、たまにとんでもねえこと言い出すからいつも結構ひやひやしてんだよ。あと妙に殺意は高ぇし、休みの日は徹夜でゲームやってるし、隙さえあればダンスユニット結成させるし、殺意は高ぇし」
言い出せば、もうネカットへの愚痴が止まらない。ぶつくさとあふれだす俊の不平にも、エルドは楽しそうだ。雨佳も、楽しそうですね、とのほほんと笑っている。
「楽しんでるのはネカだけなんだよっ!」
うがーっと俊が言い返す。この深刻な悩みを深刻に受け取ってもらえない悲しみ! 二度も殺意は高いと訴えているというのに! まるで、俊がわくわくウィンクルムライフを充実させているように受け取られてしまっている!
「どうやらこちらは精神的ご負担になっておられるようですな。しかし、間に挟まれている言葉も聞く限り、余程アクティブな精霊さんなのでしょうねぇ。……さ、こちらで宜しければ是非どうぞ」
苦笑したエルドは、グラスに浅く強いラム酒を注いでやり、俊に差し出す。
「悪い。さんきゅー」
素直に受け取り、俊はラム酒を煽ったが。
「きっつ!!!」
げほげほ噎せながら、俊はコーラをラムのグラスに注いだ。
「まったく。こっちはいつもあいつのこと見張ってないと、何やらかすか分かんねえだけだっての」
ぶつぶつと再び愚痴をこぼしながら、ラムコークを飲む俊だが、どこか空虚を感じていた。
その時、遅れていたヴァレリアーノ・アレンスキーがやってきた。
「……よりにもよって用意した寝巻がこれか。サーシャめ、後で覚えてろ」
しかしこれしかないので、着るしかなかった……というのが、黒猫耳フードと猫しっぽが可愛い着ぐるみ型ルームウェアである。もちろんフードはかぶっていない。
「よう、アーノ。たまにはそういう子供らしい格好もいいんじゃねえの? 似合ってる」
秋乃が笑顔で迎えるも、
「似合ってない」
不機嫌にヴァレリアーノは一蹴した。
しっぽが見えないようにクッションを上にかぶせ、ヴァレリアーノはどっかと座り込むとメンバーを見回した。
老人から、自分のような子供まで幅広い面々だ。
「その寝巻を選んだのがアレクサンドルさんでしたら、それは愛されているのだと思いますよ」
いやぁ良い仲ですねぇ、とのんびり言うエルドからは、いつもながら只者ではない雰囲気を感じる。
「それで、何の話をしていたんだ」
遅参したヴァレリアーノは今までの会話の流れの説明を求めた。
エルドから簡単な説明を受け、
「ふむ」
と頷いたヴァレリアーノは答える。
「気を遣っていること、か。サーシャへの気遣いは特にない。気を遣う間柄でもないしな。最近、サーシャの不可解な行動が多くて些か衝突したこともあったが」
「なるほど。雨佳さんはいかがです?」
「僕より、向こうの方が色々気を使ってくれているかなって思う事はありますね……」
雨佳の答えは他の面々とは一種違っていた。
「逆に精霊側が気遣っているケースもあるのか」
ヴァレリアーノが物珍しそうに呟いた。雨佳は笑顔で頷いた。
「ふふ。口調は乱暴なんだけどね。 でも、言っている事は正しいし、全部僕の為のに言ってる事は分かっているから。 僕は彼が居なかったら、そのあたりでもうのたれ死んでるんじゃないでしょうかねぇ」
「その様なケースもあるのですねぇ。精霊との関係に新しい物を見たような気がします」
エルドは髭を撫で撫で、頷いた。
「僕はしてもらうばっかりで何も返せていないのですけどね……。逆に彼は、僕の世話ばかりで大変じゃないかなぁって思うのですよ。普段の仕事も忙しそうですし、僕の事ばっかに構ってられないのになって。申し訳なくなる事が多いのですが、中々どうにもできなくて……」
雨佳は困ったように微笑む。
「ははあ、それは羨まし……こほん。それは、他の大事な事より、栗花落さんの事を一層に大事に慮っての事かと思われますよ。強いて、お相手を思われるのでしたら、無理に変えずにほんの少しずつ変えていければと。こちらは、じゃじゃ馬も良いところなので、少しは老体は労ってもらいたいところですねぇ。うちの精霊がこちらの為にしてくれた事が、果たして幾つあったでしょう……」
しょんぼりと沈む老人に、周囲から温かい視線が注がれる。それに気づいたエルドは、いやいやと手を振った。
「いえ、もちろん何かをしてもらいたい訳ではなく、それが彼の魅力と言っても良いのでしょうが。ですが……これは難しいところです。私も年でしょうかねぇ」
「どこも大変なんだな。まぁでも、皆の精霊があいつに振り回されそうな奴らじゃないだけ、向こうのことは安心だ」
キャンディハウスの方を見やり、俊はラムコークをぐいぐい飲む。
「見張るのが大変なんだよな……ほんと」
「見事に振り回されているようだが、何だかんだ俊も楽しんでいるのでは?」
ヴァレリアーノはフッと笑い、秋乃の方に目をやった。
「秋乃の所も端から見ているとやり取りが漫才のようで面白いが」
「俺とイチカが漫才……ねえ。漫才って言うなら……俺達よりそれっぽいのがいるだろ」
秋野の視線は俊に向かう。
「楽しんでないっ! これが! 楽しんでるように! 見えるかっ!? んで、誰が漫才だ! 俺の苦労ってのが皆ぜんっぜんわかってない!」
きゅーっと酒を飲み干し、叫ぶ俊だが、やはりどこか虚しい。
「? にしてもなんかいつもと感覚が違うような…………?」
「ほほう。俊さんは相性の良い相方がおられずに、苦心しておられる……と」
エルドが楽しげにメモを取った。
「誰が相方だっつの! あのな、俺だって好きでツッコミやってるわけじゃないんだ。ただちょっと、ボケをかます奴がいたら突っ込まずにいられないだけで……ダメだ、なんか調子でねえ」
いつも裏拳を繰り出す右手を開閉し、俊はうなだれる。エルドがラムを継ぎ足してくれる。
「ふふふ。日常の一部になっている事が無くなると、穴が開いたみたいに寂しくなったり虚無感に苛まれたりするものですよ。調子が出ないのでしょう?」
雨佳が微笑む。
「……ツッコミが日常の一部になってるのか。んな馬鹿な……いや、でも……そうかもしれないな、うん」
俊は釈然としない気持ちと納得できる気持ちを抱きながら、気持ちの整理をつけようと更にラムコークの杯を重ねるのだった。
(まあアイツに会ってからは退屈しないし、ワーカホリック気味だったのが治って視野も広がった気がする……感謝して……してるな、うん)
それぞれの話を聞きながら、ヴァレリアーノは温かい紅茶を飲む。
他人の話を聞きながらも、自分の精霊のことばかり考える自分にもやもやする。
楽しい空気に、懐かしい昔を思い出す。誰に言うつもりもないが、こういうパーティーは二度ほど経験があるのだ。それは、幸せだった頃の記憶。今が不幸だというわけではないが、もっと平穏に満ちていた頃の記憶。あの向日葵の時代の。
「俺には愛される資格などないし、そんなもの……何の力にもならないと俺自身が一番理解してる」
呟いた小さな声は誰に届くこともなく、紅茶のカップに落ちて、ヴァレリアーノの胃の腑へと流れ込んでいった。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | あき缶 |
エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | ハートフル |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 10月07日 |
出発日 | 10月16日 00:00 |
予定納品日 | 10月26日 |
参加者
- 栗花落 雨佳(アルヴァード=ヴィスナー)
- ヴァレリアーノ・アレンスキー(アレクサンドル)
- 天原 秋乃(イチカ・ククル)
- 俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
- エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
会議室
-
2014/10/13-23:21
ディナス:
【精霊側:キャンディハウス】
僕も、年を取ればお金持ちに……!(むしろ散財に長けているためそんな未来はない)
……お酒を飲むと、安心するんです。ああ、僕はここにいても良いのだなって──……『飲んだ後に後悔』していませんから、まだ依存症ではありませんよっ!!
…僕は……身体が華奢なだけですから。
せめて神人のショートソードを自在に振り回せるようになる位には筋肉をつけたいところです。ライフビショップやっているうちは無理でしょうが…。
(アレクサンドルさんの宣言に)
カルパッチョ争奪戦の敵が増えましたーっ!!(戦慄) -
2014/10/13-23:20
エルド:
【神人側:パンプキンハウス】
>天原さん
ええ、それだけ精霊さんが自由に動けるということは、それを聞いて下さる神人さんがしっかりしていないと信頼が置けませんから。
言葉の真贋は、正面から見据えなければ分からないものですが。
恐らくは杞憂に終わるでしょう。大丈夫ですよ(穏やかに、ただ自分にも振り返るように言葉を紡いで)
>栗花落さん
……(少し幸せそうに微笑んで)
それは、より、親密を置かれている証かと。
他の大事な事より、栗花落さんの事を一層に大事に慮っての事かと思われますよ。
強いて、お相手を思われるのでしたら、無理に変えずにほんの少しずつ変えていければと。
(にこにこと、静かながらも優しく笑みを作って) -
2014/10/13-18:57
【神人側:パンプキンハウス】
>俊
そうですか?ふふふ。日常の一部になっている事が無くなると、穴が開いたみたいに寂しくなったり虚無感に苛まれたりするものですよ。
現にほら、調子が出ないのでしょう?(小首を傾げる様にして)
>エルド
僕はしてもらうばっかりで何も返せていないのですけどね…(苦笑)
逆に彼は、僕の世話ばかりで大変じゃないかなぁって思うのですよ。
普段の仕事も忙しそうですし、僕の事ばっかに構ってられないのになって。
申し訳なくなる事が多いのですが、中々どうにもできなくて……。
-
2014/10/13-10:01
アレクサンドル:
【精霊側:キャンディハウス】
それはMr.故に仕方ないというものだろう。年の功とも言うが(しれっと返し、くすくす笑い
それにしてもディナスはよく飲むのだね。
あまり強くないように見えたが、そんなに飲んで大丈夫かね?
(ディナスの思考が読み取れず軽く首傾げ悩む素振りを見せ)
…そうか、深追いはしないでおこう。この場が冷めてしまっては元も子もない。
美形、か?その言葉はディナスにこそ相応しいと我は思うがね。
アルヴァードは昔から料理をやっていたのか。道理で上手な筈だ。
余程可愛がってもらってたと見受ける。
おや、汝にぴったりな愛称かと思ったのだが?(涼しい顔で微笑み
ネカットやイチカは本当にパートナーの事が好きなのだね。
見ていて微笑ましく思うのだよ。
…そういえばここにはツッコミがアルヴァードぐらいしか居ないような(はて
(ネカットの視線でカルパッチョ争奪戦の予感に気付き)
何だか面白そうなのだよ。我も参加させてもらおうか。 -
2014/10/13-01:42
エルド:
【神人側:パンプキンハウス】
>雨佳さん
全て自分の為に……ですか。
(雨佳さんの言葉にしばし考えながら)
うちの精霊がこちらの為にしてくれた事が、果たして幾つあったでしょうねぇ……(少ししょぼんとした眼差し)
いえ、もちろん何かをしてもらいたい訳ではなく、それが彼の魅力と言っても良いのでしょうが。
ですが……これは難しいところです。私も年でしょうかねぇ。
>俊さん
おや、俊さんは相性の良いな相方がおられずに、苦心しておられる……と
(楽しそうにこちらもめもめも)
-
2014/10/13-01:40
ディナス:
【精霊側:キャンディハウス】
>アルヴァードさん
……『甘えてみても』…ですか……
確かに心地悪い訳ではないのですが……その、この歳ですから……
(非常に困ったように悩んでいる)
OKAN……料理を作ってくださる、新手のミュータn…!(背後の方からゴスッ!)
……分かりました、ここははっきり言いましょう!
『お・か・ん』!!
(満足しつつもやり遂げたような達成感)
(新たに出てきた料理に目を輝かせ)
食は細いと評価を受けますが(酒は別腹)、これが戦いであるのならば容赦しません……!!
(短く「いただきます」を告げてから、味わいつつも手を休めず料理を頂き始める箸の文化が無かった為、フォークを引っ張り出しながら)
>天原さん
(PL:こちらは全然問題なくーっ!)
ここには、お酒飲み沢山いると見ました……!(横目でイチカさんの取ったラベルを目にしながら)
い、いえ。全てが愛おしいというのは、た、大変、お、恐ろしい感情なんだなって……!!
(緊張の余り口が滑って、言ってはならなさそうなところまでつい思ったことを口に出してしまいつつ)
ネカットさんは、ツッコミ役の方がおられないので「不調」と……(めもめも)
-
2014/10/13-00:37
【神人側:パンプキンハウス】
>エルド
…信頼関係…結べてるんですかね?
俺にはあいつの考えてることよくわかんねぇし、あいつの言ってることどこまで本気なのか…。
>ヴァレリアーノ
よう、アーノ。お前もきてたんだな。
(猫耳ルームウェアをまじまじとみて)
それにしても、今日はやけに子どもらしい恰好してんな……。
たまにはそういうのもいいんじゃねえの?似合ってる(ふわりと微笑み
それにしても、俺とイチカが漫才…ねえ…。
漫才って言うなら…(ちらりと俊さんに目をやり)俺達よりそれっぽいのがいるだろ。 -
2014/10/13-00:14
【精霊側:キャンディハウス】
>イチカ
普段は惰眠を貪ってるんだけどな…。食わねぇのは元々だが…絵を描き始めるとそれしかしない。
ほっとくと水も飲まねぇからな……。
>カネット
おぉ、食え食え。じゃんじゃん食え。
(とか言っているうちに小えびのアヒージョやらブルスケッタやらおつまみ沢山出てくる)
-
2014/10/12-14:51
俊:
【神人側:パンプキンハウス】
おう、さんきゅー…(ラム酒をあおり)
……きっつ!(くらくらしつつコーラで割る)
…ふぅ。あいつがいないのは静かでいいが、
なんか他の精霊にとんでもねえことしでかしてないか心配になってきたな…
とはいえ(周りを見渡して)振り回されそうな奴らもそんなにいないような気もするけど。
(溜息ついた後即ヴァレリアーノの方を向き神速で腕を振る)
って誰が楽しんでるって!?これが!楽しんでるように!見えるかっ!?
(今度は雨佳に向けて手を振り)
お前も!楽しんでるのはネカだけなんだよっ!?
全く、こっちはいつもあいつのこと見張ってないと、何やらかすか分かんねえだけだっての…
(ラムコークをぐびり)
……?にしてもなんかいつもと感覚が違うような…?
(ツッコミにいつものキレがない気がする) -
2014/10/12-14:38
ネカット:
【精霊側:キャンディハウス】
(100%ジュースを手にイチカさんの話をうんうん頷きながら聞き)
分かりますよー、私もシュンの全部が面白…じゃなくて、好きですから。
って、そう言うといつも「何言ってんだ!?」って怒ったような顔するんですけど
家に帰ると謝ってくるんですよ?
「あんなこと言ってごめんね」って……
(やはり何かを待っている)
……はぁ。うーん、なんだか今日は調子が出ません。
(ジュースぐびーっ)
>アルヴァードさん
食事時の卓上が戦場…なるほど(ぽんっ)
つまり、たくさん食べた人が勝ち、ということですね!
(皿に残っているカルパッチョに視線をやり、一瞬他の精霊さん達と視線を交錯)
いいでしょう、受けて立ちます!(目を輝かせて箸すちゃっ) -
2014/10/12-01:27
(PL:前回の発言で「アルヴァードさんの手料理」と書きこむところ誤って「ディナスさんの料理」と表記してしまいました。両PL様たいへん失礼いたしました)
イチカ:
【精霊側:キャンディハウス】
え、お酒あるの!?(期待の眼差し)
未成年と一緒にいるせいか、最近飲んでないんだよねー。
せっかくだから、僕もお酒いただくよ。
(迷いなく度数の高い酒をとりだし、コップに並々と注ぐ)
(ガタブルしているディナスさんをみて)
ところでディナス君はなんで震えてるんだい?(にこー
アルヴァード君のパートナーは…確か、雨佳君だっけ?
線の細い人だなと思っていたけど、寝ない・ご飯食べない、だなんてそんな……。 -
2014/10/11-23:35
【神人側:パンプキンハウス】
>ヴァレリアーノ
いいな、二回もあるんだ。
ふふ。口調は乱暴なんだけどね。
でも、言っている事は正しいし、全部僕の為のに言ってる事は分かっているからね
>俊
ふふ、楽しそうな精霊さんですね。(俊の様子もなんのその、のほほんと笑って)
>エルド
僕は彼が居なかったら、そのあたりでもうのたれ死んでるんじゃないでしょうかねぇ(のほほんと笑って)
>秋乃
ウィンクルムもそれぞれに特色があって面白いですよね
-
2014/10/11-23:26
【精霊側:キャンディハウス】
衣食住で最も大切なのは食だ。
服も住処も雨風凌げれば良いが、食は自分自身の体に直接影響を及ぼすからな。
>ディナス
まぁ、良いんじゃないか?甘えても。
向こうもきっと甘やかしたいんだろうし、そんだけ歳離れてりゃなぁ。
>カネット
暴れても構わねぇが、食い物がある場所は卓上が戦場だ。←
>アレクサンドル
あぁ、俺はガキの頃からトラットリアに入り浸ってたからな。一番はそこのシェフだ。
親父みたいなもんだからなぁ。
……誰が母親だ誰が。おい、オカンとか言うなっ!
>イチカ
まぁ、俺も別に性格的なものはしょうがないと思ってるが…なんかあったときに自分の首を絞めるような悪癖は直して欲しいな。
特に、寝ない・飯食わないは命にかかわるからな……(遠い目)
-
2014/10/11-18:32
エルド:
【神人側:パンプキンハウス】
確かに、今回は普段は聞けない事を聞く素晴らしい機会ですねぇ。
いいえ、ヴァレリアーノさん。
私はよくどこにでも出没する老人の一人ですよ。
そうですねぇ、確かにこの歳でウィンクルムをやらせて頂いているのですからその点におきましては、多少は奇抜かも知れませんが……。
(のほほんと笑顔で答えつつ。その猫耳フードのついたヴァレリアーノさんをしばし眺めれば)
……そうですねぇ、それを選んだのがアレクサンドルさんでしたら、それは愛されているのだと思いますよ。
(さらりと言いながら。いやぁ、良い仲ですねぇ、と茶々を入れつつ)
栗花落さんのところでは、精霊さんが面倒を?
それは羨まし…こほん、その様なケースもあるのですねぇ。
精霊との関係に新しい物を見たような気がします。
まったく……こちらは、じゃじゃ馬も良いところなので、少しは老体は労ってもらいたいところですねぇ。
(思ってもいなさそうなのうのうとした様子で、思いを馳せるように呟きながら)
-
2014/10/11-18:31
ディナス:
【精霊側:キャンディハウス】
(アレクサンドルさんから目をそらして、また1:1の、もはやカクテルではない単純なウォッカのジュース割りを作りながら)
ですが、ミスターの方が持ち金額の桁が明らかに違うんですよ。もはやあれは卑怯の領域ですっ。所持金の桁が2桁違うだなんて!
(言いながら表情を変えずにこくこくと割り物を飲みながら。薄黄色のグラスを唇に当てたまま尋ねるアレクサンドルさんをこれでもかと言う位に凝視してから)
……いいえ。特に何も。何かあってミスターに怒られるの嫌ですし。
強いて言えば、男性にしては美形かな……と考えていた位です。
(のうのうとそう答えて。
またグレープフルーツの割り物を飲んで空にしながら、やっと少し気分がご満悦の様子)
イチカさんっ、作って頂いた食べ物も美味しいですが、冷蔵庫にはお酒が沢山入っていましたよ!こちらもどうぞっ。
(飲んでいるのが自分だけの為、新しく来られた方に早速お酒を勧めてみる)
……全部が好き、ですか。
(小首を傾げながら話を聞き、視線が痛いという言葉に聞いてはならない事を聞いてしまった気がして少しガタブルしている) -
2014/10/11-14:03
イチカ:
【精霊側:キャンディハウス】
やあやあ、出遅れちゃったみたいだねー。
イチカ・ククルだよ。よろしくね!
(へらあ、と笑いながら挨拶)
それにしても美味しそうな料理だね。早速いただくよ!
(ディナスさんの料理に手を伸ばしながら)
秋乃と出会えてよかったと思うこと、かあ。
うーん、僕としては出会えたこと自体よかったと思っているからなあ…。
運命感じちゃったってやつ?
で、僕は秋乃の全部が好きだから、特に直して欲しいところもないかな。
……まあ、嘘がつけない性格のせいか、たまに秋乃からの視線が痛い時もあるけど、それも彼の魅力のひとつだと思うんだよね。
(うんうん、とひとり頷きにやけつつ) -
2014/10/11-12:52
ヴァレリアーノ:
【神人側:パンプキンハウス】
…よりにもよって用意した寝巻がこれか。サーシャめ、後で覚えてろ。
(寝巻が黒猫耳がついたルームウェアで、着るのを大分躊躇ったため来るのが遅れた。フードは被らず登場)
挨拶は不要だと思うが一応。ヴァレリアーノ・アレンスキーだ。
俺の事はアレンでもヴァレリーでも好きに呼んでもらって構わない。
パジャマパーティーは…遠い昔にやった事が一、二度あるぐらいでもう記憶にないな。
それにしても本当に年齢層が幅広い。普段聞けないような事も聞く良い機会だ。
今だから言うがMr.エルドに最初バーで会った時、普通とは違う何かを感じていた。
…只者ではないただならぬ雰囲気は今も感じているが。
因みに俺も秋乃同様、サーシャへの気遣いは特にない。気を遣う間柄でもないしな。
最近、サーシャの不可解な行動が多くて些か衝突したこともあったが。
雨佳の所は逆に精霊側が気遣っているケースもあるのか。
秋乃の所は端から見ているとやり取りが漫才のようで面白いが、
前に自転車に乗った時にも思ったが秋乃の事は結構大事に思っている節があったな。
俊の所は見事に振り回されているが、何だかんだ俊も楽しんでいるのでは?(ふっ -
2014/10/11-11:29
アレクサンドル:
【精霊側:キャンディハウス】
では早速頂こうかね。嗚呼、我は酒には幾分か強いのでそうそう酔いはしないのだよ。
しかし気遣いは嬉しく思う。礼を言う(生ハムとチーズ・ドライトマトを摘み
ふむ、美味だ。アルヴァードはどこで料理を覚えたのかが気になるのだよ。
我とした事がうっかり話に乗ってしまった。。
ほんの冗談故、気にしないでくれると助かるのだよ。アルヴァード(本当の所怪しい
ネカットもああ言っているし、我も会話を楽しみたい。
…しかしふと母親のようなオーラを感じたのだよ。略してMOA(まるでオカンなアルヴァード、と小声で)
我はネカットから妙な気を感じなかったら気付かなかっただろう。
それとお菓子はあってもいいのではないかね?(同じく垣間見て
その論争を盃に我は中立で見守っていよう。
汝達の神人への思いを聞くととても新鮮に感じるのだよ。
ディナスは…言わずもがなそれも理由の一つだろう(子供扱いされる理由にくすくす笑いながら答え
汝の神人から見たら我も子扱いされる可能性もあるが。
…それはそうと、我の顔に何かついているかね?ディナス。
(自分を探るような眼差しに違和感を感じ貼り付けた笑み浮かべ)
【既知設定大歓迎なのだよ。我は生憎ディナスの事を覚えていないが】 -
2014/10/11-10:39
ディナス:
【精霊側:キャンディハウス】
(ネカットさんがしまおうとしたお菓子を目ざとく見つけて)
──僕は、『たけのこ型』派です。『きのこ型』派は須く公開処刑されればいいと思います。
(『紛争上等』とばかりに、断言)
-
2014/10/11-10:34
エルド:
【神人側:パンプキンハウス】
凄いですね、10代の方から私のような60代まで(嬉しそうにしみじみと)
しかし、天原さんは、しかと信頼関係を結ばれておられるようですねぇ。羨ましい限りです。
──おや、しかしこちらは精神的ご負担になっている方が。
「徹夜でゲーム」「ダンスユニット結成」ですか……間に挟まれている言葉も聞く限り、余程アクティブな精霊さんなのでしょうねぇ。
……おや、約75度のラム酒が入っていますよ。本当にいたせりつくせりですねぇ。
こちらで宜しければ是非どうぞ。過去に飲んだことがありますが、味は悪くなかったはずですよ。
(グラスに浅めに注ぎながら俊さんへ)
-
2014/10/11-09:44
俊:
【神人側:パンプキンハウス】
初顔もけっこういるな、俊・ブルックスだ。今日はよろしく。
(適当にクッションに座り)
気を使ってることか…特にねえかなって思ってたんだが…
……何だろう、この解放感。すがすがしい。
アイツたまにとんでもねえこと言い出すからいつも結構ひやひやしてんだよ。
あと妙に殺意は高ぇし休みの日は徹夜でゲームやってるし隙さえあればダンスユニット結成させるし殺意は高ぇし…(ぶつぶつ)
……悪い、一杯くれ。出来れば強いやつ。 -
2014/10/11-09:29
ネカット:
【精霊側:キャンディハウス】
ふわわっ、え、私何にも言ってませ…はい、ごめんなさい…
(アルヴァードさんの怒声にびっくりして思わずぺこっと頭を下げる)
わぁ、美味しそうですねー…早速いただきます。
私もお菓子を持ってきていたんですが、アルヴァードさんのお料理があるし
これは争いの元になるのでしまっておきましょう…
(こっそりときのこ型とたけのこ型のチョコ菓子をしまう)
直してほしいところ…おおむね不満はないんですが、そうですね…
朝はもう少し優しく起こしてほしいとか、たまにはエプロン以外は身に着けないでお出迎え…
(何かを待っている)
……うん、何でもないです、おおむね平和です…(しょぼん)
(アレクサンドルさんの提案に驚きつつも微笑み)
ふふっ、嬉しい申し出、ありがとうございます。
ですが、今日は親交を深めるということで、それはまたの機会にしましょうか。
…それにしても、声には出していないつもりだったのですが、思考を読まれてしまいましたか。
まだまだ修行が必要ですね(ぼそり) -
2014/10/11-03:11
【神人側:パンプキンハウス】
天原秋乃だ。よろしく。
(周りをざっとみまわして)
しかしまあ…こっちは幅広い年齢層だよな…。
……イチカに対して気を使ってること、か。
(考えながらどんどん眉間に皺がより、厳しい表情に)
………いや、俺は特にないな。
あいつに対して「気をつかう」なんて想像したら、癪に障る。無理だ。 -
2014/10/11-01:13
ディナス:
【精霊側:キャンディハウス】
家で食べる手料理っていいですよね。夢のような世界というか、安心するというか……ほっとします。
(幸せそうに微笑みつつも。
アルヴァートさんの怒声にピシィッと背筋を正して驚きのあまり硬直。
第二段の枕投擲計画中断)
なんだか、アルヴァードさんは大変な神人の方をお持ちのようですねぇ……。
うちの神人はボケていてはどうしようかと不満を持ちましたが、結果として僕より頭が良かったという非常に残念な結果になりました。
そんな人に直して貰いたいところといったら。……やはり、子ども扱いしないで欲しいところでしょうか。僕は、これでも成人なんですっ。立派なお・と・な──! ……?
(アレクサンドルさんが目に入る:アレクサンドルさん依頼履歴[9]共有設定より(幼少期、彼の村の近くに住んでいたが、その時無くした命の量に誘われるように、少ししか離れていなかった自宅壊滅)
彼の見覚えがある姿、立ち振る舞いなどにしばらく凝視していたが、何か腑に落ちたように納得した様子で、辺りを見渡してから自分で割った酒をコクコクと一杯まるっと飲んで)
アルヴァードさんは、正に専業主婦ですねぇ。(早速お酒のおつまみにとタコとサーモンのカルパッチョを頂きつつ)
……しかし、不思議です。その神人さんは今までどうやって生活なさっていたのでしょうか……?(七不思議を考えるかのように)
逆に好きなところを挙げていきましょうか。
・三食奢ってくれる
・任務の後にはお酒を奢ってくれる
・必要生活費は全てミスター持ち
……も、もしかして、僕が子ども扱いされているのは、これのせいでしょうか……?!
(ずっと森の中にいた為、財布の紐が無い状態からのスタート。今更気付いた真実にガタブルしている) -
2014/10/11-00:27
ふふふ。お泊まり初めてで凄くドキドキしますねー。
栗花落雨佳です。改めてよろしくお願いします(ぺこり)
……気を使っている事…ですか…。
僕より、向こうの方が色々気を使ってくれているかなって思う事はありますが…
(一人掛けのソファに片足を立てて座り、その足を抱くようにして頭を膝に乗せて苦笑) -
2014/10/11-00:24
>ディナス
…まぁな。元々作る仕事してるしな。自分の分も作んなきゃなんねぇし、一人分増えた所でどうってことないしな。
(タコとサーモンのカルパッチョをテーブルに出しつつ)
>アレクサンドル
まぁ、出来て困る事はねぇからな。
おぉ、食え食え。空きっ腹に酒だけ入れると悪酔いするしな。
好きな所…は、正直わかんねぇ…。
何考えてるかも良くわかんねぇし…。
直してほしい所は沢山あり過ぎる……絵を描き始めると周りが見えなくなる所か飯も食わなきゃ水も飲まないし、いったん眠ると中々起きねぇし、さらっととんでもねぇこと言ったりやらかしたり……(色々思い出して深いため息)
>三人組
テメェら食いもんがある所で騒ぐんじゃねぇっ!埃が入るだろうがっ!!
-
2014/10/11-00:03
アレクサンドル:
【精霊側:キャンディハウス】
おや、出遅れてしまったかね。
随分楽しそうな事になっているようだが(ワインを持って賑やかな空気に溶け込むように入り
アルヴァードは手際が良いな。我は料理が苦手故に助かるのだよ(出来あがった料理見て感心し
我も頂いて良いかね?(グラスにワイン注ぎ、クッションに座り
嗚呼、自己紹介が遅れてしまったか。見知った顔が多いが念の為にしておこうかね。
我はアレクサンドル、宜しく頼む。
ふむ…アーノと出会えて良かった事、かね。
一言で言うならばこれほど我に合う適合者に会えた事そのものが幸運だったという事だろう(くつくつと笑い
ネカットの所はよく神人と漫才でもしているのか?(と思えば異様な空気を感じて目を細め
組むなら我が名乗り出ても良いのだよ(笑顔でさらっと話に乗っかり
では我からも聞きたい事を言っておくとしよう。
各々のパートナーの好きな所や逆にここを治した方がいいというのがあれば教えて欲しいのだよ。 -
2014/10/10-22:28
ディナス:
そういえば、ミスターはどうしているのでしょうねぇ…
------同時並行------
エルド:
【神人側:パンプキンハウス】
改めまして、私はエルド・Y・ルークと申します。どうか宜しくお願いしますよ。
神人の皆さんには、是非この機会に見たい事柄がございまして。
皆さんは、……精霊の皆さんに何か気を使っていることはありますか?
(バランスの悪いパンプキンクッションの上に、見事に改まっては正座して是非聞いてみたかった事をとん、と話題としてみて) -
2014/10/10-22:19
ディナス:
(アルヴァートさんから、生ハムとチーズ・ドライトマトを目を輝かせて受け取り全員が食べれるようにと中央に)
あ、100%果物ジュースとウォッカは勝手に持ち出してきてしまいましたが、他のお酒も色々入っていましたよ。美味しそうでした。
(幸せそうな笑顔で伝えつつ、自分の分の飲み物をウォッカ1:グレーフルーツ1で割って作って運び、人数分の空コップとお酒、勝手に出してきたジュースの類は同じく中央へ)
減食ダイエット……と言う訳ではありませんよね…?
では、今はその神人さんのお食事はアルヴァートさんが作っているんですね?
それは確かに『運命の出会い』ですねっ。
(目を輝かせたところで。
ハッとした様子で、ネカットさんに向かって一人で抱え込んでいたクッションの一つを投げてから我に返って)
すっ、すみませんっ!! 今、その方向に殺気が!今その方向から殺気が!!(言い訳じみているが、殺気を受けただけなので、明確な根拠も無く、ネカットさんは普通に怒っていい) -
2014/10/10-15:46
ネカット:
(すでにリラックス体勢で周りを見渡し)
こんにちは、お邪魔してますよ。
うーん、皆さんは神人さんに苦労している感じなのでしょうか…?
私のところは毎日楽しくやっていますよ。もはや熟年夫婦と言っても差し支えは…
(何かを待っている)
……おや?そうでした、今はシュンいないんでした…(しょぼーん)
それにしても、そうそうたるメンバーが集まりましたねぇ。
若輩ですが、どうぞよろしくお願いします。
……
(乱戦になった場合、この中では私のレベルが一番下…圧倒的に不利です。
まずは誰かと組んでからディナスさんから倒すのが定石ですね…
グラキエス家家訓、敵のライフビショップは生かしておいてはいけない)
…おっと、すみません、ぼーっとしてました(微笑)
(ふう、ついうっかり、対人戦闘シミュレートしてしまいました。私の悪い癖ですね…) -
2014/10/10-10:05
(キッチンでしこたま料理作りつつ。ほとんどが下準備をしてきてある状態での持ちこみ)
おい、ディナス…飲む前からもう絡み酒かよ。
取敢えず、食って落ち着け。
(生ハムとチーズ・ドライトマトの盛り合わせ)
……若くてもうちのは宇宙人だからな…。何考えてるのかわかんねぇし、メシ食わねぇし(重要)
ぼーっとしている癖に向こう見ずな所もあるし…。
自分の神人と出会えてよかった……ねぇ。
取敢えず、俺が居る事であいつは生き倒れの心配がなくなっただろ(論点違う) -
2014/10/10-06:59
ディナス:
【精霊側:キャンディハウスにて】
みなさんは、ずるい。
(真顔で唐突に何を言い出したかと思えば、ウォッカの瓶を抱えて既にクッション確保のごろ寝体勢。側には好きに割るための100%果物ジュースを幾つかの空のコップと共に置いて)
みなさんの神人さんは、どうしてそんなに若くて素敵なんです…?!僕のところだなんて老マッチョですよ、老マッチョ…!僕はいつの間に幸運を使い果たしていたのでしょう……!!(しっかり酒瓶を抱えて、さめざめと涙しながら)
そうですねぇ……みなさんは、自分の神人と出会えてよかったと思うことって何かありましたか?
(ふと、唐突に質問を一つおいてみて)