プロローグ
鎮守の森、その奥深く。てん、てん、と氷の痕を残しながら歩く女が、一人。
その後を、飛び跳ねるようについていく、小さな子供が三人。
「まったく、まったく。物になんて釣られてはしゃぐなんて」
咎めるような口ぶりで言う女に、子らはきゃらきゃらと笑う。
「だって、だって!」
「おまつり、おまつり!」
「たのしかった、たのしかった!」
きゃらきゃらと笑う、子らの、素直な感想に、女は呆れたように溜息をついて見せながらも、振り返らない口元は微笑んでいた。
一度きりの祭を、子らが満喫出来た事を、喜ぶように。
「いいこと? 本当は火龍王様のために祭を駄目にしなきゃいけないんだからね。ご加護が無きゃ、私たちの夏は地獄なんだから、ちゃんとおし。お前たちも次は――」
窘めるような声が、止まる。
女の声を詰まらせたのは、悪寒。
だけれどそれは、決して冷たいものでは、なく。
ごぅ――!
ほど近い位置で爆ぜた火炎に、女は思わず止めた足を、数歩、後ずらせた。
強烈な炎は辺り一面を緋に染め、ゆらりと漂う陽炎を産む。
(火龍王様……!)
あつい。あつい。あつい。
「ヒサメねえさま、あついよ」
「ヒサメねえさま、とけるよ」
「ヒサメねえさま……」
「お行き」
小さな一言が、子の背を押した。
た、と駆け出した子供たちが、間違いなく遠ざかっていくのを振り返り見て、女は緩やかに微笑む。
「罰なら、咎めなら、幾らでも。私はいつだって、いつだって、貴方様の御為に」
あつい。あつい。あつい。
とけてしまう。
あぁ、これは人間などに唆された氷女への罰なのだろう。
だけれどこれは、恩赦なのだろう。
許されるだけの働きを行えと。灼熱の揺らめきが告げているように、思えた。
嗚呼、なんと憎いこと。
あんなやつらにであわなければ。
(出会わなければ、今頃――)
――今頃、あの子らを救ってくれる者は、居なかった。
たすけて。
たすけて。
たすけて。
『「ヒサメねえさまをたすけて」と。雪の童が申しておってな』
色白二次元美女、クジノアタリ=ソウナ姫が唐突に告げる。
ちらちらと辺りに残っている雪の結晶を払いながら、姫は続けた。
『先日、カニクより悪い報せを聞いたろう? 火龍王の分身が、妖怪を共につけて祭を狙っておるようでな』
分身というのは、火龍王の得意とする技である。
辺り一面に業火を吐き散らす火龍王は、分身体であっても強力な存在であり、それに配下の妖怪を付けているとなると、相応に対処の困る存在であることは明白だった。
しかし、その影で、もう一つ。ささやかな問題が、生じていた。
『共となっておるのは、雪女。これもつい最近、祭を脅かしては払われた記憶があるが……まぁ、それはよい』
問題はここからだ。
火龍王の加護下にあり、火属性の恩恵を受けている雪女は、夏の日差しをものともしない程度には、熱に強い。
けれど、燃え盛る火炎の傍へ付くとなると、話は別。
『哀れではあるが、跡形もなく溶け散るであろうな』
さらりと告げた姫は、一度だけウィンクルム達の表情を伺ってから、本題を切り出した。
すなわち、火龍王の分身体の討伐である。
強烈な火炎を吐くゆえに、火傷の一つ二つは覚悟がいるだろうと姫は言うが、まともに喰らえばその程度で済みもしないだろう。
『ああ、そう、そうだな。例えば氷を扱う味方の一人でもいれば、少しはマシにもなるだろうが』
にやり。と。姫は笑った。そうして、あっけらかんと言い放つ。
『雪の童の願いでもある。救ってやれ。あれの気持ちの揺らぎは、見たはずだろう。どうすれば、どう傾くかも、判らぬわけでもあるまい?』
大量の水と氷、森を通れる程度の台車。それぐらいなら用意が出来ると告げる姫に応じるように、雪童達が三人がかりで氷を積んだ台車を押してきた。
「たすけて」
「たすけて」
「ヒサメねえさまをたすけて」
例えばそれが裏切りで、炎の加護を失うことになろうとも。
それよりも大切な温もりを、彼らは充分、知っているのだ。
解説
●目的:火龍王の分身を討伐すること
※雪女が溶けて消える→普通
雪女が溶けないように保護する→成功
雪女に積極的に助力して貰う→大成功
●敵情報
火龍王の分身体×1
強烈な炎を吐く龍です。
攻撃範囲は3M~最大10M四方。
威力が高いほどに範囲が狭くなります。
雪女×1
吹雪による範囲攻撃。低威力範囲攻撃
氷柱による単体遠距離攻撃
雪女<<<火龍王ぐらいの火力なので、防寒対策よりも防熱対策を推奨します
また、上記力関係により、放っておけば雪女は溶けて消えますので配下としては脅威足り得ず、
防熱対策としても全く役に立ちません。火傷の治療はしやすいかもしれませんが
●その他補足
雪童達は危ないのでお留守番です
雪童3人分で成人男性一人分の腕力だと思って下さい
台車も水も氷もたくさん用意できますが、台車一台追加するごとに移動速度は遅くなります
さじ加減はご相談ください
他にも必要なものがあれば、可能な範囲で用意してくれると思います
ゲームマスターより
敵として、再来。
だけれどいつかの甲斐あって、彼女の心は、確かに人に傾いています。
その傾きを、生かすも殺すも、貴方次第。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
木之下若葉(アクア・グレイ)
事前にトランス 長袖長ズボンとブーツ その上に濡らした羽織り物 氷水の台車には火傷や炎避けに使うため大判のタオルを浸して行く 場所に着いたら氷の台車とタオルを持ち 皆と共にヒサメさんの元へ 自分は荷台に上がりヒサメさんの手を取りに乗るように誘導 最終的に乗らない場合は強引にでも荷台へ抱え上げ退避 お久しぶりです 勝手に助けに来てしまったよ 迷惑だと所詮人間の戯言だと思っていいよ 恨んだって、いいよ いくらでも足りるだけ 雪童達は「行ってくる」と言ったのだから「ただいま」って帰るつもりだよ ヒサメさん、これから何を為すにしても 君の帰る場所は少なくとも此処の地面では無いでしょう 命あっての物種だしね 「お帰り」って言うためにもさ |
セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
ヒサメさんへの説得と炎龍王への戦闘対応。 氷と水の台車を全体で2台用意。 盥の氷水へタオルを浸ける。 迅速に現場到達のため、皆で手分けして引いて行く。 王を視認したらトランス。 ヒサメさんには最初に 「雪童達から話を聞いて来たぜ」と言う。 「自分達ではヒサメさんの代わりにはならない。雪童達が貴女の無事を願っている。無事にあの子達の所へ戻ろう」と。 女性を助けるのに理由なんかいらないだろ? 「この件が済んだら皆で一緒にかき氷食べようぜ」 と彼女に人懐っこい笑顔を向ける。 彼女を信頼する仲間達に任せて俺は敵対応するぜ。 龍王を倒さないと無事に帰れねぇ。 敵の気を引き、精霊達へ敵攻撃攻撃が集中しない様に攪乱。逆鱗を探し周知。 |
鹿鳴館・リュウ・凛玖義(琥珀・アンブラー)
心情 ・エライ事になっちゃったけど、あまり表には立てない分、皆をサポートするかもしれないねぇ。何だか心配。 行動 ・予め、濡れマスクをしたり、濡れタオルを首に巻く 手足は持ち運べるクーラーボックスに、敷き詰めたペットボトルの氷水を被ったり、キャップを開栓して精霊に渡したり、琥珀ちゃんに渡したりしようか 攻撃する機会があれば、ヒットアンドアウェイでいくけど、仲間が不意打ちされそうになった際に咄嗟に庇うつもりで前に出よう 戦闘後 ・かき氷?気になるけど、うーん、食べていいのかなぁ? |
エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
防炎対策 綿が詰まった長襦袢を氷水に浸して着用 台車 森から火龍王の炎が届かない程度の位置まで 氷と氷水がそれぞれ入った台車を、その場全員で2台一気に運ぶ 服が乾いた時用に頭から水を浴びる用のタオルバケツ用意 トランス→精霊と別行動 引っ張り出されたヒサメさんを氷台車に運んで他の方と一緒に説得 「一時の出会いであっても ここまでやる人間が一握りでもいる事を知って欲しいのです」 「ヒサメさんには、雪ん子さん達と一緒に、これからの夏の避暑地について考えて頂きたいのです」 「恩ある方に反旗を翻せ等とは言いません ですが、何卒ご助力を頂きたいのです」 「ヒサメさんと雪ん子さん達には、ずっと幸せに笑っていていただきたいのですよ」 |
鳥飼(鴉)
分身を倒した後、カズハちゃん達が熱に負けたら大変です。 戻るまで体を冷やしていてください。 トランス後、皆さんと台車二台を押し、倒さぬ様に急いで移動します。 防炎対策はエルドさんに倣い、長襦袢をお借りし濡らしたものを羽織ります。 乾けば用意したバケツで冷水を頭から被りますね。 喉の保護は濡らしたハンカチを。 戦闘にも意識を傾け、ヒサメさんの説得を。 ヒサメさんが頑なでも、これだけは 「今回カズハちゃん達を守れても。僕達がいなくなった後は、誰があの子達を守るんですか!」 「カズハちゃん達の為にも、お願いです。生きてください」 もう会えないのは、……すごく寂しいんですよ。(弟が頭を過ぎる また、ラムネを持って来ますね。 |
●燃えて、爛れて
がらら、音を立てて、台車が走る。
二台の台車を、五人ずつで。安定性と速度を重視した台車の上では、がたがた、氷と氷水の入った樽が揺れていた。
ひたひた。氷水に浸された長襦袢から、駆ける度に滴が落ちる。それでも、森を進む程に、痛いと感じた冷たさが薄れるのを、エルド・Y・ルークは感じていた。
同様の熱対策に、濡れたスカーフを口元に巻いたディナス・フォーシスもまた、じりじりと強まってきた熱に、眉を顰める。
今回の目的は炎龍王の分身を倒す事。それと同時に、『たすけて』と願われた雪女を保護する願いを、抱いて臨んでいた。
(間に合いますよね、きっと……)
願いは同じ。真っ直ぐ前を見据えながら進む鳥飼を横目に見て、鴉はひそりと、雪女にご執心なご様子の主殿に肩をすくめた。
火消の纏を見に付けて臨むセイリュー・グラシアとラキア・ジェイドバインは、森へ入る際のトランス時に、「皆で無事に帰る」と決意を告げ合った。
その中には、当然、雪女の存在も含まれている。改めてそんな一同を見渡して、鹿鳴館・リュウ・凛玖義は肩に下げたクーラーボックスの紐を握り直し、小さく息をつく。
あまり表だって役には立てさそうだが、せめて願いを叶えるサポートが出来ればと、パートナーの琥珀・アンブラーを見つめ、合った視線に微笑んだ。
「――きます!」
暗がりの中、炎が爆ぜる。俄かに明るくなったように感じた視界に、ひゅん、と空を切り裂いて横切る影。
アクア・グレイの鋭い声に、応じるように。いつかの時と同じように、氷柱が飛んできた。
明確な敵意を宿したそれは、けれど、あの時ほどの勢いは無く。
か細いそれに、木之下若葉は雪女を重ねて、かすか、眉根を寄せたけれど。
「お願いします」
かける言葉は、彼女に、直接。説得に専念するため台車にて待機する若葉は、炎熱を放つ炎龍王の姿を見上げ、攻撃範囲ぎりぎりで台車を立ち止まらせる。
その傍らを離れ、追い抜き、ディナスとラキアが、光の輪を展開しながら駆けだした。
「琥珀ちゃん!」
「ありがと!」
クーラーボックスから素早く氷水の入ったペットボトルを取り出し、凛玖義は琥珀へ放る。ばしゃっ、と頭からそれを被り、琥珀はオーラを放って炎龍王の前へと飛び込んだ。
琥珀のアプローチに炎龍王の視線が向くのを見とり、鴉は逆の方向から炎龍王の意識を逸らすべく動く。
ちらり、と。その視界に入った雪女と、目が合った。
「なんで……」
「その節は、どうも」
何処か愕然とした様子の雪女に、鴉は笑いかけて、それだけ。
かける言葉を用意してきた他の者に託すべく、アクアと視線を合わせ、『邪魔』な炎龍王へと攻撃を仕掛けた。
「だめ、させない……炎龍王様に、手出しなんて、させない……!」
氷柱が彼女の頭上で形成されるが、やはり、その形状は細く儚い。それでもと放たれた氷柱を、セイリューは鴉に届く目前で叩き割り、雪女へと向き直った。
「雪童達から話を聞いて来たぜ」
告げれば、雪女の目が丸くなった。
しかし、それ以上の言葉を紡ぐ前に、ラキアに腕を引かれ、勢いよく後退させられた。
一瞬の後に、せいりゅー達の居た場所に、火炎がが吹きつけられ、ごぅ、と一際激しい熱の感覚に晒される。
「サンキュ、ラキア」
「早くあちらへ連れて行ってあげないと、ゆっくり話もできそうにないね」
「全く以て同感です」
凛玖義から適宜放られてくる氷水を受け取り、雪女をやや押しのけるようにして炎龍王との間に割って入ったディナスは、その拍子にふらついた彼女を支えながら、口元のスカーフを下げ、告げる。
「雪童さん達に『ヒサメねえさまを守って』と言われて来ました」
自分たちが此処に居るのはそのためだとの主張に、雪女は口元で小さく、「うそ」と呟くが、彼女は知っていた。
いつかの時に相対した彼らが、どこまでも真摯であることを、知っていた。
だからこそ、すぐに理解した。
彼らと無事に逢うことのできた雪童達は、きっときっと、無事なのだろうと。
「あの子達、無事なのね」
安堵に微笑んだ雪女の頬が、とろりと溶ける。
雪童達の無事を理解した安心感に、最低限、炎龍王の傍に付き従うべく自らを覆っていた冷気さえ、収めたのだろう。とろりとろりと溶け始める雪女を、ディナスはきつく眉を寄せて炎龍王から遠ざけた。
間に合ったのに、まだ何も、伝えていないのに。
「セイリューさん、鳥飼さん……!」
「急ぎましょう」
駆け付けた鳥飼は、セイリューと共に雪女の手を取り、ふらつく彼女を支えて離脱を始める。
「いいの、いいのよ。あの子達が無事なら、それで」
微笑む雪女は、か細く告げる。
これは罰で咎めなのだから、抗わず従おうと、決めていた。初めから、決めていた。
――だからと言ってその場の誰も、それを許容することなんて、出来なかったけれど。
「自分達ではヒサメさんの代わりにはならない。雪童達が貴女の無事を願っている。無事にあの子達の所へ戻ろう」
「今回カズハちゃん達を守れても。僕達がいなくなった後は、誰があの子達を守るんですか!」
精一杯の声。雪女にとって穏やかな印象しかなかった鳥飼の叫ぶような声に顔を向ければ、鳥飼はどこか悲痛な顔に、笑みを作って、雪女を見つめていた。
真っ直ぐな視線。雪女を見つめる鳥飼の脳裏には、亡くした弟の姿が浮かんでいた。
死んでしまえば、もう会えない。それがどんなに悲しい事か、鳥飼は知っていたから。
「だから……」
ぱぁん! すぐ傍らで、何かの破裂する音が聞こえ、声が途切れる。
引きつけに勤しむ精霊たちへ向けて放たれた火炎の余波を、鴉の操る虎の人形が防いだ音だった。
「悠長にしている場合じゃありませんよ、主殿」
早く、と視線が訴える。頷き返して、台車にて待つエルドと若葉へ、雪女を託した。
「カズハちゃん達の為にも、お願いです。生きてください」
途切れた言葉を、もう一度。
微笑む鳥飼の傍らで、セイリューも人懐っこい笑みを浮かべた。
「この件が済んだら皆で一緒にかき氷食べようぜ」
セイリューは、知らないだけだった。あるいは、知っていたのかもしれないけれど、気にしてはいなかった。
そもそもこの雪女と相対するきっかけが、それであると。
だからこそ、ぽかん、としたヒサメは、着物の袖で顔を覆って、俯いた。
「なによ、なによ、それ……」
紡ぐ言葉を見つけられないで居る様子の雪女の体が、ひょいと浮かされ、ざらり、冷たい氷の中に手足が押し込まれる。
驚きに顔を上げれば、「お久しぶりです」と告げる若葉と視線が合った。
「ワカバさん、もう少し下がりましょう」
「ん、そうだね」
エルドと共に台車を押して距離を開ければ、呆然としたような顔の雪女を覗き込む。
「勝手に助けに来てしまったよ」
若葉の台詞は、けろりと軽く、だけれど見つめる眼差しは、真剣で。雪女はただただ、その顔を見つめた。
「迷惑だと、所詮人間の戯言だと、思っていいよ」
思えなかった。若葉の言葉は、これが『自己満足』であると告げているに等しいけれど、何を汲んだゆえの行動かは、良く、良く、理解していた。
「雪童達には「行ってくる」と言ったのだから……「ただいま」って帰るつもりだよ」
雪女は、雪童達を助けてほしかったのだろう。
だけれど雪童は、雪女を助けて欲しいと願ったから。
その願いに、雪女の気持ちも重なってほしいと、思う。
「ヒサメさん、これから何を為すにしても、君の帰る場所は少なくとも此処の地面では無いでしょう」
「わた、私は、だって、だって、私は……炎龍王様の……」
言い淀み、纏まらない言葉。動揺と葛藤が顕著に表れている雪女に、アクアは炎龍王を狙って握りしめていた銃を下ろして、雪女に向き直った。
「恩が在るのでしょう。義理が有るのでしょう。けれど、それでもと、願ってやまないのが僕達なんです!」
「そんな、勝手な……」
「勝手でも!」
否定の言葉は覚悟の上だ。だからこそアクアは繰り返す。「それでも」と。
「どうか、どうか……この気持ちに嘘が無い事だけは信じて下さい」
沈黙。重い沈黙の向こうで、仲間たちが戦う音が、聞こえる。
鉄と鉄がぶつかるような音は、炎龍王の鱗の強靭さを、否応なく伝えてくる。
「傷一つ入らないって、どういうことさ……」
冷たい汗が伝うのを感じながら零した凛玖義に、雪女は唇を噛み締めて、「当たり前」と呟く。
「叶いっこ、無いのに……」
「『それでも』、ですよ」
ゆるりと首を振って、エルドが言葉を継ぐ。
敵が強大であることは重々承知していた。叶いっこないと雪女が告げるのも、納得できてしまうほどに炎龍王は強い。
「助けて欲しいと望まれて、助けたいと願った。一時の出会いであっても、ここまでやる人間が一握りでもいる事を知ってほしいのです」
ゆっくりと説き伏せるエルドの言葉は、雪女の瞳を揺らす。
人間なんて、所詮自分たちとは住む世界の違う、脆弱な存在だと思っていた。
簡単に蹂躙されて、簡単に命を散らして、傍に寄るだけで、凍り付いてしまうような脆い存在の、はずなのに。
「ヒサメさんと雪ん子さん達には、ずっと幸せに笑っていていただきたいのですよ」
穏やかに微笑む老紳士の顔には、暖かさがあった。
身を焦がし、焼き散らすような熱とは違う、心の内側から滲むような、温もり。
「命あっての物種だしね。お帰りって、言うためにもさ」
「ヒサメさんには、雪ん子さん達と一緒に、これからの夏の避暑地についても考えなければいけませんからねぇ」
一緒に、帰ろうと。
そう言ってくれる誰かを、待っていたのかもしれない。
彼らが、それを告げてくれるような。
そんな期待に、雪女は穏やかな二人の顔を、見上げた。
「恩ある方に反旗を翻せ等とは言いません。ですが、何卒――」
「駄目だ、下がれ!」
――誰かの声とともに、炎が、吹きつけられる。
「ワカバさん!」
「ッ、――!?」
台車ごと突き飛ばされた若葉とエルドの元にまで届いた強烈な熱風に、思わず腕を掲げて顔を庇った彼らが目に留めたのは、陽炎の揺らめく、火の海。
それはさながら、地獄の業火のようで――。
●溶けて、潰えて
燃えるものすべてを瞬く間に灰へと変えた炎龍王の炎の淵で、前衛に立っていた者が膝をつくのが、見えた。
「なんと……!」
想像は、していたかもしれない。けれど心のどこかで否定し続けていた光景に、歴戦の猛者であるエルドの顔色も変わる。
己を守る術を持っていたディナスとラキア、そして琥珀は、精霊でありトランスの加護がある事も相まって、辛うじて立つ事が出来たけれど。
それ以外の者の消耗は、明らかだった。
「は……主殿、ご無事で……?」
「無事、とは、言い難いかもしれないけど……生きてますよ」
「ラキア、悪い……」
「く……今、回復を……」
蒼白した顔でセイリューを支えたラキアの周囲に光が満ちる。
全員、意識はある。倒れる程の致命傷を負った者は、幸運にもまだいない。
だけれど、彼らは致命的に、決定力に欠けていた。
退避する術も、考えてはいない。このまま消耗戦に陥るようなら、全滅は免れない。
かた、と。台車を支える若葉の指先が小さく振るえたのを見て、雪女はゆっくりと、視線を上げた。
「人間の分際で炎龍王様に楯突こうなんて思うから、こんなことになるのよ」
揺れる。揺れる。
ここで、ウィンクルムを殺せば。
きっと、炎龍王様は許してくれる。
「人間の分際で私たちの領域に踏み込むから、こんなことになるのよ」
すぅ。掲げられた手のひらの上で、ぱきぱきと氷柱が形成される。
同時に、大きく息を吸い込んだ炎龍王。ラキアの回復は行き届いていない。誰もが、即座に避けられる程健常な状態ではない。
「人間の、分際で……!」
炎熱から遠ざかり、氷に冷やされた雪女の手が産む氷柱は、初めて対峙した時と同じ力強さを取り戻していて。
睨むような眼差しは、熱風に吹き飛ばされたアクアを支えながら見つめる若葉の視線と、合った。
「――こんなところで死んだりしたら、呪ってやるんだから!!」
ごぅ、と空気を焼いて吐き出されようとした業火を防ぐように、雪女の渾身の一撃がその口元に重なる。
それでも炎が収まるはずなんて無かったけれど、じゅぅ! と氷が溶けて蒸発するだけの時間と熱量を奪われた分、ウィンクルム達に注がれた火炎は、ぎりぎり、鴉の虎人形とライフビショップたちの光輪が捌ききった。
「ヒサメさ……」
「右の脇腹を狙いなさい!」
声を張り上げながらも氷に縋るように台車に凭れかかった雪女は、再び銃を構えようとするアクアに叫ぶ。
その声に、確かめるようにしてエルドが目を凝らせば、赤黒く均一に並んだ鱗の中、右の脇腹……足があれば、きっと付け根に値する部位に一つだけ逆さまに張り付いた物が、目に留まった。
「ディナス、右脇です、右側の脇腹に位置する部分を!」
「ミスター……なるほど、上ばかり見ていたせいで気付けませんでしたね……」
そこは、雪女が立っていた場所。
弱点であるその場所を守るために、彼女はそこに立っていた。
目視出来るや、アクアはスナイピングにて的確に逆鱗を打ち抜く。
途端、今まで涼しい顔をしていた炎龍王が悶え苦しみだした。
「セイリュー、続こう!」
「ああ、あの位置なら、俺たちでも届くな!」
折れかけた膝は、癒しの力で再び立ち上がれるに至った。ぴきりと、明確な傷の奔る逆鱗へ追い打ちをかけるべく、剣を振るう。
「琥珀ちゃん、無茶すんなよ……!」
「大丈夫! もっとこっち見るんだよー!」
乾いた喉は、放られた氷水で潤して。琥珀は両手を差し伸べるように炎龍王に向け、なおもその意識を引く。
「ここまで来たら、手をこまねいて見ている場合ではありませんな」
「機会があるなら向かうまでだよねぇ」
「ッ、援護、します……!」
逆鱗を見つけたとはいえ、それまでの攻撃は殆ど聞いていなかったも同然だ。総合的な攻撃力に欠ける面子である以上、一つでも多くの刃が必要なのは、明白で。
無茶をするなと止めたい気持ちを押し込んで絞り出したアクアは、駆け向かうエルドと凛玖義の背を見送って、もう一発、精密な射撃を見舞った。
「鴉さん、パペットは」
「もう出ませんよ。次が来る前に、仕留めきらないと大変そうです」
肩を竦めながら告げる鴉に、鳥飼は小さく頷く。
生きて、と。願った身なのだから。勝って、生きなければ。
逆鱗と、その周囲の鱗がぱきりと音を立てる度に、炎龍王の抵抗は増す。暴れる尻尾を辛うじて弾き飛ばし、同時に自身も弾かれたディナスの身は、気に叩きつけられるより先に、降り積もった雪に飲み込まれた。
お陰様で体も冷えたと、礼を述べるべく身を起こしたディナスが見たのは、ぽろぽろと、氷の粒を足元に転がしている雪女の姿。
感謝も、経緯も、忠誠も思慕も、もしかしたら愛情もあったのかもしれない。
それでも彼女は選んだ。
守りたい、大切なものを選んだ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい――」
涙が、すぐさま氷に変わる。炎龍王の熱が、徐々に弱まっているために。
「恨んだって、いいよ」
ぽつり。若葉が小さく零した。
恨んでいい。幾らでも、足りるだけ。
彼女の行為が裏切りで、加護と共に大切な何かを失くすことだとしても。
「それでも、生きて」
託された望みも、抱いた願いも、等しく、同じだったのだから。
どろり、と。炎龍王に突き立てた刃の周囲が、溶ける。
まるで溶岩が流れるような光景に、思わず間合いを取ったウィンクルム達が見守る中で、炎龍王はどろどろと溶けて、そのまま消え去ってしまった。
「たお、した……?」
誰かが呟いた。その安堵は、ウィンクルム達に瞬く間に波及して、誰も彼もがその場に膝をついて大きく息をついた。
ぱちぱちと音を立てる倒木や草木に、ちらちらと雪が降り注ぐ。
汗すらも蒸発したような心地の中で、ささやかな冷たさは、何だか心地が良い気がした。
「帰ろう」
その帰りを待っている人の元へ。
●笑って、笑って
「ヒサメねえさまだ!」
「ねえさまだ、ねえさまだ!」
「ヒサメねえさまたすかった!」
一行が紅月ノ神社へ戻れば、待ちわびていた雪童達が一斉に駆け寄ってきた。
三人の子供の突撃を受けて一瞬だけふらつきながらも、しっかりと抱きしめる雪女。それを見て、ウィンクルム達は微笑ましげに顔を綻ばせる。
応急処置だけは施したが、きちんとした治療の必要がある彼らの周囲を、妖狐がわらわらと取り囲んでは、慌てたように手を引いて行く。
「ねえ、ねぇ。ちょっと」
治療に連れていかれるウィンクルム達の背に声をかけた雪女は、つんと澄ました顔をして言う。
「あれで、炎龍王様を倒したなんて思わない事ね。炎龍王様は幾つでも幾つでも、分身出来るんだから」
分身。その単語は、あの強敵との再戦を否応なく感じさせた。厳しい顔をするウィンクルム達を見て、ぷい、と顔を背けた雪女は、ぽそぽそ、小さく告げた。
「だから、ちゃんと治して、備えなさいよ……カキ氷、一緒に食べるんでしょう」
きゃらきゃら、足元で雪童達がはしゃぐ。
「かきごおり、かきごおり!」
「ヒサメねえさまのかきごおり!」
「とびっきりつめたいかきごおり!」
「……それって、凍えたりしないのかねぇ?」
肩を竦めた凛玖義に、雪童達はなおもきゃらきゃらと笑い、雪女もまた、澄ました顔にくすりと笑みを浮かべた。
「ぬるい貴方達にはぴったりよ!」
敵に情をかけるほどに「ぬるい」彼らは。
敵にさえ情をかけられるほどに、「あたたかい」。
その熱は、優しく、優しく、雪女の凍った心を溶かしていた。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 錘里 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 08月28日 |
出発日 | 09月05日 00:00 |
予定納品日 | 09月15日 |
参加者
- 木之下若葉(アクア・グレイ)
- セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
- 鹿鳴館・リュウ・凛玖義(琥珀・アンブラー)
- エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
- 鳥飼(鴉)
会議室
-
2014/09/04-23:57
ルーク君、鳥飼君は、お初だね。こちらこそよろしく。
セイリュー君と若葉君は、いをながし以来かな。
こっちもプラン出したよ
なるべく、戦おうとは思っているけど、もしかしたら皆を庇ったりする側に回るかも。
ヒサメさんの説得は皆に任せるね -
2014/09/04-23:56
エルドさん、お疲れ! 色々と苦労をかけてゴメン。
良い結果が来る事を祈っているぜ。
最後は笑顔で良く冷えたかき氷を是非とも!
定番のイチゴ味とか。レモンも良いよな。
ヒサメさんは何味が好きかなぁ。
意見交換や行動調整諸々、皆さんお疲れさまでした。 -
2014/09/04-23:35
皆さんお疲れさまです。
こちらの精霊がヒサメさんの引き離れてくださった後に手が空くので、微弱ではありますが古知恵に沿って『喉の下にあるかと予測される、逆鱗の鱗を狙って魔力攻撃』を行なってもらおうかとプランを組みました。
場所に関しては、当たれば幸い。
違っている可能性はもちろんありますから、(他の龍と異なり、背中・腹部の可能性も否定出来ない)その場合、火龍王の被ダメージも微々たる物でしょう。
その時にこそ、正にアクアさんに一任する形となるかと思われます。
アクアさんにはご負担ばかりお掛けして、誠に申し訳ありませんがどうかよろしくお願いいたします。
こちらも、プラン的にもこれが限界でしょう。
残り、30分を切りましたが、皆様どうか最後までよろしくお願いいたしますよ(深々とお辞儀をして) -
2014/09/04-23:31
プランは提出できているぜ。
今回も文字数が超絶に厳しい・・!
巧く伝えたい事ややりたい事をまとめられたか
心配だけれど、やれる事はやった。
後は皆との分担・連携が巧くいっている事を祈るばかり。 -
2014/09/04-22:37
鹿鳴館さん、どうぞ宜しくお願い致しますだよ。
>逆鱗
一応、アクアに
『ダブルシューターⅡで攪乱と同時に鱗を剥がす(飛ばす)ように 周囲を移動しなが打ち、その間逆鱗らしき物の捜索。
攻撃を受けそうになった場合シャイニングアローⅡへ退避、カウンターを狙う。(周囲の注意喚起込み)
逆鱗を発見次第、射程距離範囲内でスナイピングを発動。
発見出来なかった場合は装甲の薄くなった所を狙い致命傷誘う』
みたいな形でお願いしてみたよ。
このタイミングで炎龍王に関する情報が出るとは思わなかったからびっくりしたよね。
ん。東洋の龍って言うし浮いていそうなイメージだよ。何となく。
出発までは覗くつもりだから、何か付け足し等あったら言ってね。文字数は……頑張って調整してみるから。
-
2014/09/04-19:46
凜玖義さん、はじめまして。
よろしくお願いします。
新たな情報を見る限り、
炎龍王の分身は浮いてるんでしょうか……?
鱗も厚いようですし。
そうですね、逆鱗を狙えると良さそうです。 -
2014/09/04-05:23
おや、ここに来て……
しかしこちらは主にヒサメさんを引っ張り出す為の行動ではありますが、知っておくに越した事はありません。
この情報が出立前で良かったです。
本によれば、逆鱗は喉の下についているとの事。狙うのは難儀ではありますが、アクアさんには頑張って頂きたいところです。
私も精霊のヒサメさんの対処が終わったら、微弱ながらも、どこかにそのお手伝いの一文が追加出来れば良いのですが…(文字数を目にして沈黙) -
2014/09/04-01:30
炎龍王に関する情報が更新されたみたいだ。
プラン提出間際なので、
該当箇所をコピペっておくぜ?
---以下キャンペーンページ引用----
外見は漆黒をベースに赤い模様があるウロコを身にまとった東洋の龍で、
ウロコはとても固く丈夫です。
そのままではエンドウィザード、ハードブレーカーなどの大技以外は
弾かれてしまう恐れがあります。
その為、ダメージを与えるには、まずウロコを攻撃で剥がす必要があります。
目、鼻、口にはウロコは付いていませんが、
炎龍王も理解しているため容易には攻撃出来なでしょう。
身体のどこかに1ヶ所だけ逆鱗と呼ばれるウロコが逆さまに付いており、
そこが弱点だとする説もあります。
障害物のない上空では、時速数百キロ程度で空中を自在に飛ぶ事ができます。
体が大きいため、森の中などを移動するときはかなり速度が落ちます。
普段は身を隠すため低空を移動する事が多いです。
鎮守の森のねぐらから紅月ノ神社までは、
低空で森を抜けて3時間程度で現れるようです。
---引用終わり---
逆鱗と呼ばれる鱗部分をアクアさんに狙ってもらう必要があるな。
-
2014/09/04-00:14
鹿鳴館さん、今回もヨロシク。
5人居ると色々と心強いぜ。
◆今回も最大の敵は文字数だからな。
後で装備も見直さないと。
-
2014/09/03-23:50
凜玖義さん、お初にお目にかかります。当方、エルド・Y・ルークとその精霊のディナスと申します。
どうぞよしなに。
>台車・氷・氷水
その場の全員で運べるようでしたら、これで実質五名です。かなりのスピードになるかと……タオルとバケツは拡大者に1台あればと、うっかり他の方任せにしてしまうところでした。それでは、各人でタオルとバケツが収まりますように……(既に無意味にカツカツな文字数との戦い)
>分身体
もしそうでしたら、他のところで繋がっている本体が少しでも脆弱化出来れば魅力的ですねぇ。
もしそうでしたら、胸にこみ上げるものを感じます。この老体ももっと頑張れそうな気がいたしますよ。
>ヒサメさんの冷気対策
氷の上からでも、ご自身で御身を守れるように手助けをして頂ければこの上ない幸いですが、説得次第でしょうか……
一応「恩ある方に反旗を翻せ等とは言いません。ですが、何卒ご助力を頂きたいのです」等を説得に含めてはおりますが、如何せんこちらは余りあてには出来ません。皆さんで説得してみる位が丁度良いかもと思えますねぇ。
-
2014/09/03-23:28
ごめんね。ひとまず挨拶するよ。
タイミング悪かったかもしれないけど、参加しちゃった。
初めましての方もいるみたいだね、僕は凜玖義っていう者だよ。改めてよろしくね。
僕の精霊、琥珀ちゃん(ロイヤルナイト)は
近くの敵を攻撃するか、引き付けて囮になるぐらいだけど、
皆の立ち回りによっては臨機応変に対応していこうかなって思っている。
でも、いきなり参加しちゃったからねぇ。
悪いけど一度、皆の話し合いを僕なりにまとめた上でまた発言するね。 -
2014/09/03-23:05
>追加スキル
俺の所はファスト・ガンって言う不意打ち補正が付いたスキルが来ていたけれど
今回は前言った通りスナイピングとダブルシューターⅡで行くつもりだよ。
>台車・氷・氷水
じゃあ、ヒサメさん様が氷の台車。俺達用のが氷水の台車でいいのかな?
後はその場まで誰が持って行くのか……って思ったのだけれど
分散せずに行くのだから、なるべく早いスピードで皆でその場まで持って行くって書き方できっと台車は運べるよね。
ならタオル等の積み込み物は各自忘れずにプランに書かなくては、だね。
>行動・攻撃
有難う。ならアクアをセイリューさんのシャイニングアローⅡに隠れさせて頂きながら鴉さんと前衛を務めさせて頂くよ。
>炎龍王の討伐
そうだね。この部分が今回のメインだから、戦闘はきっちりやらないと。
あ、なるほど。コピーじゃなくて分身体、だもんね。
確かに分身体倒して大本の本体にダメージが行ったりしたら、ちょっとドキドキするよね。
>ヒサメさん
冷やすのにも限界があるものね。自発的に身を守ってくれれば一番なのだけれど……。 -
2014/09/02-22:38
連投ゴメン。しかも長い。
◆思ったんだけれど、出会った状態のヒサメさんは
炎龍王の熱気をそのまま甘んじて受けてしまいそうなので、
是非内側から冷気を発散させてもらい、
その事で彼女自身の防御力をあげて欲しいところ。
攻撃は最大の防御じゃないけれど、
彼女自身が雪女の能力を使えば、彼女の護りがより堅固になるかと。
だから彼女の安全のためにも、積極的に助力してもらった方がいいよな。
◆ヒサメさんの保護も大事だけれど、
任務的には炎龍王の討伐が任務の目的だよな。
ここを外すと任務達成って言えないと困るので、頑張ろう。
これは全くの私見で根拠もない事だけれど、
分身を幾つか出している今は各炎龍王は弱体化していると思う。
エネルギー100の物が分身化しても
各々が100のエネルギーを保持しているとは思えない。
(エネルギー総量が増えると思いにくい)
分身は100を間引いて個体数を増やすのではないかと。
ここで分身を倒せば本体を相手にしている
別任務の人達も少し楽に戦えるかなぁって。
分身を倒せばその分本体のエネルギーは下がったままになるだろ。
だからこの任務は自分達だけじゃなくて他の人達にも役に立つかも。
(と思うとより広い視点で面白いっていうか
盛り上がるって言うか、メタな視点で) -
2014/09/02-22:18
◆昨日は相談参加できなくてゴメン。
追加スキル来てたけど、ライフビショップのLv1と14を
交流掲示板つぶやきスレに書いておいた。
今回の件では使用予定スキルに変更なし。
◆【罰ゲーム】か【パペットマペット】か
もう結論が出てるけど鴉さんのスキルはパペットマペットを推す。
防御がある方が心強いぜ。炎龍王影の攻撃って範囲攻撃で来そうだし。
◆台車、氷・氷水
盥の中身を氷水と氷だけ、の2種がいいと思ったんだけど、
ヒサメさん用は氷中心の方がいいよな。
エルドさんの認識で行った方が良さそうだからそうしよう。
自分達の防御用は被るには水が入っていないと不便だと思って。
◆流れはエルドさんのまとめ(?)が
簡潔で判りやすくて素晴らしい。
その方向で良いと思う。
◆アクアさんの攻撃は頼りにしている!
水攻撃+1は水中関係なく属性に乗るかも。乗ると良いな。
シャイニングフローは元々防御主体のスキルなので
(防御値の方が大きいから)
シャイニングアローⅡの後ろに隠れるのは
むしろこちらがお願いしたいぐらい。
どんどん隠れてください。
その方がアクアさんもより安全になるし。
-
2014/09/01-20:33
鴉:
ふむ。
そういえば前衛がいないのですね。
なら、アクア殿と私で引き付け役を致しましょうか。
左右から連携してお互いに注意を向けさせ合えば、……まあ鬱陶しいと思われるでしょうけれど。
ライフビショップの方が攻撃する隙は出せるでしょう。
>ジョブスキル
雪女殿のことを考えると短期決戦の方が好ましいですね。
では、当初の予定通りパペットマペットをセットすることに致します。 -
2014/09/01-11:40
いえいえ、こちらこそ気苦労をお掛けしまして。
私も精霊も早くセイリューさん達の様になりたいものです。
いいえ、木之下さんが謝るようなことは全く。むしろ安心しています。
木之下さん、説得の件、誠にありがとうございます。
皆さん、頼りにしていますよ。
私も出来る限りの事をしなければなりません。
>戦闘
威力に防御判定がつくのでしたら、安全も兼ねてパペットマペットは如何でしょうか。
トラ型のパペットマペットでしたら攻撃特化の可能性もありますが、僅かなりとも防御が付けば安心かと思われます。
>台車、氷・氷水
台車は、4組のウィンクルムがいるので、
1台につき2組で運べば早くつけるでしょうか。
タライにバケツとタオル。タライは可能な限り量が入るように、底が深いものを提案出来れば良いですねぇ。
セイリューさんの[16]より、氷だけのと氷水と用意しておきたい。との事より、氷だけが乗った台車はヒサメさん用、氷水の台車は自分達用という認識にて問題ないでしょうか。
もし間違っていたら、是非ご指摘をお願いしますよ。
>防火対策顔
私も、こちらを思案せねばならないようですね。
窒息しない程度に口周りに氷水に漬けたスカーフでも巻いておき、私も伝える時だけ外すような形に出来ればと思われますよ。
>こちらの行動
現状、この様なことを考えております。
1.炎龍王の炎が届かない程度の位置まで台車を運ぶ
2.トランス後、精霊を走らせシャイニングアローⅡを展開。
3.ヒサメさんと炎龍王との間に割って入り炎反射(引っ張り出すのに抵抗が無いように、ここで一言精霊に「雪童さんに頼まれて来ました」と告げさせる予定)
4.3実行の間に、セイリューさんにヒサメさんを台車まで連れ出して頂き、セイリューさんや木之下さんとの言葉の合間にでもこちらも一言二言でも説得予定
5.シャイニングアローⅡが切れたら、精霊には氷水を被りながら、トリニティサイン発動を狙いつつマジックブック魔力攻撃
300(精霊入れて600)文字に収まる気配を見せませんが、現状この様な事を考えております。
認識相違、間違い等ありましたら、どんどん言って頂ければ幸いですよ。
-
2014/09/01-10:23
あー……うん。アクアの説明あんな感じだけれど、
本人至って真面目だから。拳握ってるから。
あと鳥飼さん達は勝手に話題に出してしまってごめんね。
そしてセイリューさんもエルドさんにも気苦労ばかりで申し訳ない。
守りの拠点で囮の苦労をかける訳には……!
アクアも言っていたけれど、こちらもちょこちょこ動くみたいだからさ。
案は有難く頂戴したく思うけれど、こちらにも振って大丈夫だよ。
すごく頼り無いとは思うけれど。現在進行形で(アクアに前言通り揺さぶられながら
エルドさんは前回に続き参加したのは俺も同じだから気に病まなくて大丈夫だよ、って言うのは俺の台詞と違うか。重ねて、ごめんね。
>説得
喉と火の粉に気を付けて叫んでね。
ん。いいい思うよ。むしろ、どんどんやって大丈夫だよ。
>鴉さん
確かにどちらを使っても面白そうだね。
罰ゲームは注意を逸らすのにも使えるし、パペットマペットは盾にも攻撃にもなる。
使い勝手と短期決戦を狙うならパペットの方かな?とも思うのだけれど。
ツッコミその他いろいろ諸々お待ちしております、だね(ペコリ -
2014/09/01-10:17
ワカバさんに笑顔で「任せた」って言われていましたのでちょっとだけ出て来ました。
アクア・グレイと申します!
そうですね。威力と申しますか、攻撃力・機動力含めてガンナーの方がありますから。
そもそも守りの拠点であるライフビショップの方を前に出そうと言うのが間違っているので、あとでワカバさんをゆっさゆっさって揺すっておきますね!
護りがあるから、安心して戦えるんですから!
えーっと僕の武器は両手銃の「ビリースペシャル」を予定しています。
攻+60 命+16。追加効果は水中目標攻撃時ですから今回はきっと関係が無いですね。
早打ち特化タイプですのでダブシュタⅡ装備で前衛に出てエイッと打ち込んできます。
危なくなったらちゃんと後ろに下がって避難しますので大丈夫ですよっ。
防具に対妖怪類防御時 防御+2 火耐+3の物を身につけて行きますので万が一掠っても致命傷にはならないはずですし。
ワカバさんの言葉を借りるなら多分、ですが大丈夫です!あ、用心と集中力は切らしませんのでっ。
でしたら上記も含め、僕が挑発も込めて前衛で打ち込み相手が釣られて攻撃をしてきたらシャイニングアローⅡの後ろに隠れ、それに伴いカウンターを狙う形も取らさせて頂いても大丈夫でしょうか?
視界さえ良好でしたらシャイニングアローⅡの後ろに隠れたあと、カウンターで怯んだ相手を狙ってスナイピングを打ち込む事も出来ますし。
これならラキアさんのカウンターも必ず発生出来ます。
その場合攻撃が来る直線上および跳ね返った先の直線上は注意が必要ですが、
今回動きまわってるのきっと僕だけの予定ですからそこまで心配しなくても大丈夫かと。
鴉さんが違う場所で攻撃中だった場合は何か叫びます。「来ますよ!」とか。
場所を移動して物影から相手を狙う事も可能です。頑張ります。敵さんの急所に当てれば後々少しは楽なはずです。
あ、勿論死角を取るように気を引いて頂けるなら、チャンスは逃さず焦らずドーンっと!
若葉「アクア、任せた手前なんなんだけれど色々アレ。すっごくアレ」
?アレ、って何でしょう?
ともあれ、今思いつくものはこんな感じでしょうか。 -
2014/09/01-09:54
私のことは「鴉」。そうお呼び下さい。
トリックスターのジョブに就かせていただいていますよ。
>戦闘
ジョブスキルは「パペットマペット」を用いての牽制・攪乱・嫌がらせを考えていたのですが。
この度、ムスビヨミ殿のおかげか「罰ゲーム」という、敵の頭をピコピコハンマーで叩くジョブスキルが加わりました。
威力は「22」ということですが。
パペットマペットは2回のみ。
罰ゲームは3回、現状では使うことが可能です。
---
【パペットマペット】
:発動 2回
:威力 基本45(ぬいぐるみの種類により増減)
:防御 基本30(ぬいぐるみの種類により増減)
:備考 一行動の指示が可能、攻撃を受ければ相手にカウンターダメージを与える
【罰ゲーム】
:発動 3回
:威力 22
:備考 敵の頭上にピコピコハンマーを落とす、ピコピコ音がする
---
どちらを使っても面白そうですね。
ああ、パペットマペットでは「トラ」型のぬいぐるみを使用するつもりでいます。
手数か威力か。
どちらを優先したものかと思いまして。
皆さんのご意見を伺えたならと、書き込ませていただきました。 -
2014/09/01-00:39
セイリューさん、本当に申し訳ありません……
ヒサメさんのエピは最初は「普通」だったのです……
それが「難しい」として再登場するとは、考えもせず……ヒサメさんのエピだと知り難易度を知りつつも出てしまいました(頭を申し訳なさそうに下げながら)
その分、何か発想が浮べば即座にご報告にあがりますよ。それ位しか役に立つものがありません。
しかし、炎龍王を倒すには、やはり、
木之下さんとセイリューさんのご助力が無ければ不可能です、
ああっ…本当に、遠い目までさせてしまって申し訳ありません…!(汗)
遠足の保護観察まで最後までどうかお願いします(深々と)
>説得>木之下さん
こちらで先程当方が「」に入れさせていただいていた、ヒサメさんい伝えたい文を発言という形でプランに挿入させていただいてもよろしいでしょうか?
もっと言ってしまえば、戦闘の合間を縫って、告げるないし叫ぶような形となりそうですが…… -
2014/09/01-00:26
◆アクアさんのダブルシューターⅡのほうが
シャイニングアローⅡよりも攻撃力は高い。
それと狙った所へ狙ったタイミングで撃ち込めるので、
炎龍王影への効果的主火力はアクアさんなんだ。
オレ達は敵の注意をそらすというか。
敵の気を引くというか。そんな方向で。
これだとより死角も得やすいかと。
シャイニングアロー系は防御の方に重きを置いてあるので
攻撃力そのものは低めなんだぜ。 -
2014/09/01-00:15
◆じゃあ俺達が頑張るしかないな・・(遠い目。
攻撃力的にはアクアさんのダブルシューターⅡを
効果的に炎龍王へ使う必要もあると思う。
そのためにはラキアと俺が囮というか。
何しろラキアに攻撃してきてもらわないとカウンター攻撃も出来ないし。
さりとてラキアに敵攻撃が集中してもそれはそれでヤバイので
攻撃対象増やすためにはオレもある程度前に行かないと。
火消半纏用意してもらって氷水に漬けておき火防御にしよう。
この辺はエルドさんの案と似た感じだな。
ラキアはマジックワンド「パラライズスネーク」を持って行く。
水攻+3はいいけど、オーガ類攻撃時威力+25 麻痺+1 は(遠い目
・・・いや、皆で無事に帰るまでが任務だから頑張ろうぜ。
-
2014/09/01-00:06
>台車・氷水運搬
ごめん。神人が持つと何故か勝手に思い込んでいたや。教えて頂いて有難うだよ。
氷だけ(ヒサメさん用)の台車と氷水(防火用)の台車かな。
タライにバケツ、タオル……ん。了解。
分散せずに炎龍王ところまでって言うのも了解。そうだね、周囲の警戒も出来るものね。
>説得
いや、セイリューさんの説得格好いいよ。俺だとこうは行かないし。
エルドさんのも重みがあって、そのままで十分いいと思うのだけれど。
俺は、どうしようか。実はまだあまり固まっていなくてね。
皆が言いたい事言ってくれたって言うのもあるし。もう少しだけ悩んでみようかな。
>主火力
威力は心もとないけれど、アクアのダブルシューターⅡの遠距離射撃も足しになれば……。
こうなったらスナイピングも付けて急所を狙って行くスタイルの方がいいのかな。
注意を逸らすにはガン・アサルトも思ったのだけれど、攻撃力が無いからね。ダブシュタⅡで代用しようかな。
……うん。火力不足は痛感しているよ。ラキアさんには申し訳無いけれど、頼りにしている。
アクアも頑張るとは言っているけれどね。 -
2014/08/31-23:48
◆もしかして主火力がシャイニングアローIIとか恐ろしい事言わないよな?
……済みません、これがLv.5の限界値です……
と言う所ですが、オークションでトリニティサインが出ていたので、これを少し落札してきました。
マジックブック「トリニティーサイン」 【片手本】 (メイン武器) 精霊
必要Lv:5~ TS LB 攻 +58 命 +6
水属性で攻撃力が58あれば、属性補正値と相まって、微弱ながらも杖よりダメージも効率も良くなりそうです。
武器はこれで行こうかと思っています。……むしろ、これしかありませんねぇ……(遠くを見つめる眼差し)
皆さんでカキ氷ですか、それは楽しそうです。是非ご相伴に預かりたいところですねぇ…… -
2014/08/31-23:32
鳥飼さん、はじめまして。ヨロシク!
前回の件の関係者なので心強いぜ。
◆台車・氷水運搬
神人と精霊と一緒に行く方がいいと思う。
エルドさんの意見に賛成だな。
ヒサメさん達の前に付くまでは
こちらは分散しない方が安全だと思うし
台車の運搬も迅速にできるのでは。
台車にバケツを乗せてく。
それか水の入ったタライ(桶・樽)の中に突っ込んで行こう。
台車は2台で。氷もできるだけのせて。
氷だけのと氷水と用意しておきたい。
氷水にタオルなど浸しておこうぜ。
◆雪童にとってヒサメさんは代わりの等居ない大切な同族だと思う。
「自分達ではヒサメさんの代わりにはならない。
雪童達が貴女の無事を願っている。無事にあの子達の所へ戻ろう」
かな・・・誰かを助けるのに特別理由なんかないし。
でも女性は笑顔での方がより綺麗だと思うから笑っていて欲しい。
この件が済んだら皆で一緒にかき氷食べようぜ。
・・・軽いノリか。軽いのかやっぱこれ。
◆もしかして主火力がシャイニングアローⅡとか恐ろしい事言わないよな? -
2014/08/31-23:07
>台車・氷水
そうですね、分担はそれで構わないと思います。
ではこちらは、精霊とトランス後別行動を取って……
待ってください、台車を引く前に精霊と最初に分かれてしまっては一気に敵対視され、氷を積んだ台車が間に合わない可能性があります。
精霊にも台車を引かせ、2台が射程距離内に入ってから一気にヒサメさんと火龍王影の作戦に映った方が安全ではないかと思われますが、どうでしょうか。
感覚相違が発生している可能性がありますから、間違っている箇所がありましたら是非ご意見お待ちしておりますよ。
>ヒサメさん
そうですね。
恐らく、ヒサメさんと会うのは、何を言いましてもこれが最後となるでしょう。
私も、前回の悔いを残したまま、今回までそうあっては……(沈黙)
>ヒサメさんの全面協力を仰ぐには(まだ早いかも知れませんが:大成功条件)
極めて個人的な私見ですが、
「ヒサメさんと雪ん子さん達には、幸せに笑っていただきたい」のです。
「一時の出会いでしかないのに、ここまでやる人間が一握りでもいる事を知って欲しい」のです。
是非お伝えだけでもしたい言葉なのですが、火龍王さんを裏切ってまで、こちらについて頂くついて頂く理由としては足りないでしょうか……ふむ。
言わないよりは是非お伝えしたい言葉なのです。
ヒサメさんには、可能であれば、台車の中から範囲攻撃で冷やして頂く、ピンで氷柱を火龍王さんに過去の決別として氷柱をぶつけて頂きたい。
しかし、その為の一言が、どうにも浮びません。もう少し思案すべきでしょうか。それとも、木之下さんを初めをして、皆さんの中でも、何か良い案があれば是非にお願いできればと思っております。
前回のような、「哀しい成功」は、今回は意地でも回避したいと願ってやまないのですよ。 -
2014/08/31-22:51
鳥飼さんに鴉さんもお久しぶりです、だよ。
こちらこそ宜しくお願い致しますだね(つられてお辞儀
>台車・氷水
ならば、2台だね。ヒサメさん用と防火対策用でいいのかな。
ん。ならば誰が持って行こうか。
神人が4人になったから2人で1台持って行く事も出来るだろうけれど。
どうだろう、2人で持って行ったら少しは早く持って行けるのかな?とか。
>バケツ等
それなら台車に積んで(もしくは台車の水の中に浸して)行ってしまう?
手で持って行っても大丈夫だろうけれど、両手がふさがって居ない方が動きやすいだろうしね。
ああ、あと差し支え無ければタオルを数枚ほど防火対策用の氷水の中に入れて欲しいんだ。
熱気で目が乾燥した時に冷やしたり、軽い火傷の対処用に。使わないのが一番なんだけれどね。
>説得
これは勿論だよ。
鳥飼さんも一言二言と言わず、存分にだね。
セイリューさんの心意気や心配を伝えたいと思う気持ちも、
エルドさんの来年を思い遣り次につなげる未来の話もとても大切な説得だと思っているよ。
皆が皆、ヒサメさんを心配なのを言葉で伝えた方が行動も合わさってちゃんと彼女に届くと思うし。
何より思っていて言葉に出さないと、届いても届かなくても後悔が残るし。
悔いは、残したくないんだよなー……とか。前回ふまえて、さ。
>ヒサメさん
ん。そこへ説得が無理そうだったら氷台車へヒサメさんを担ぎ入れ、その後緊急回避も思っていて頂ければ。
俺が氷水台車に入って彼女の事引きずり込む等するつもりでいるからさ。…出来るか不安も残るけれどね。
セイリューさんの言う通り説得は炎龍王の傍を離れた後でも出来るし、何より彼女を溶けさせないのが先決だから。 -
2014/08/31-22:24
>防炎対策
色々と思案した結果、こちらは着物か、綿が詰まった振袖用の長襦袢を氷水に浸して着用しようかと。
これでしたら、用意もしてもらえますし、恐らく炎を浴びても氷水が蒸発するまでは燃えないはずです。氷水を浴びれば使い回しが出来ます。
バケツは名案です。氷水がたらいで来る可能性も高いですから、頭から浴びられたら一気に素早く行動できそうです。
>火龍王のデミ化疑惑
こちらは、対オーガ戦を踏まえて想定しても良いかと思われますねぇ。
こちらはどうしても、シャイニングアローIIを主戦力にせざるを得ません。
簡易バリアが張れる攻撃力弱い初期杖と、攻撃力は若干にしても効果の期待できないマジックブック……これは決断が必要となりそうです。
>ヒサメさん
確かに危険ではありますね。ですが、ヒサメさんを炎に晒すわけには絶対にいけません。
アクアさんに引き付けて頂いて、シャイニングアローIIの4R(60秒)+防炎装備が間に合うまでの間に、『木之下さんの説得の完了』が条件となるでしょう。
今回ヒサメさんは敵として、いらっしゃっているのですから。
>台車と氷・氷水
極めて私見ではございますが、私も鳥飼さんと同様に2台で良いのではないかと考えています。
冷却物が多くても、ヒサメさんが溶けてしまっては意味がありません。
ヒサメさんには、是非「雪ん子さん達と一緒に、今夏の避暑地について考えていただきたい」のですから。
これをヒサメさんにお伝えしたら怒られますかねぇ…… -
2014/08/31-22:13
若葉さん、アクアさん。
エルドさん、ディナスさん。
お二組とも、この前のヒサメさんの説得以来ですね。お久しぶりです。
セイリューさんと、ラキアさんは初めまして。
僕のことは「鳥飼」と呼んでください。
ヒサメさんが、大変だと聞いて。
いてもたってもいられず、参加させていただことにしました。
よろしくお願いいたします。(お辞儀
>台車
ヒサメさんを助けることを考えると、2台の方がいいのではないかと思います。
セイリューさんも言われている通り、1台毎に速度が落ちるということなら
あまり遅くなると説得している間に、ヒサメさんが危険かも知れません。
>説得
僕もヒサメさんに伝えたいことがあります。
一言二言でいいので、説得役に加えていただいて良いでしょうか。
例えカズハちゃん達を守っての事だとしても、残されるカズハちゃん達には悲しいことですから。
>戦闘
まだLv2ですし、鴉さんの属性は火ですので。
攻撃力としてはあまりお役に立てないと思います。
ですけど、トリックスターの攻撃は片手本を飛翔させてのものになります。
相手の視界を邪魔することは可能です。
パペットマペットが2回は使えます。
上手く使えるなら、ヒサメさんと炎龍王の分身を引き離すお手伝いができると思います。 -
2014/08/31-21:32
そうか。
【台車も水も氷もたくさん用意できますが、
台車一台追加するごとに移動速度は遅くなります】だったっけ。
うっかり忘れていたぜ。
現場到着が遅くなるとヒサメさんへの加熱負担が大きくなって良くないな。
3台でいいかもう一度よく考えよう。
早く到達する方がいいか、冷却物が多い方がいいか。
速度を取るなら3台も必要かをよく考えないと。 -
2014/08/31-21:01
有難う。
説得力……は、あるかどうか解らないけれど出来る限りやってみるね。
いや、俺の場合周りの方々に助けられてばかりだから。
今回もご迷惑をお掛けする事の方が多いだろうけれど、改めて宜しくお願い致しますだよ。
>防熱対策。
なるほど。なら俺は長袖長ズボンの上に水に浸した上着を羽織ろうかな。
邪魔にならない程度の、それでも長めの奴。熱気や火の粉で喉も危ないから
口元にバンダナでも巻こうと思っていたのだけれど、ヒサメさんと話す時は外さないと、かな。
ちゃんと面合わせて話した方がいいだろうし。
>火龍王のデミ化疑惑
ならば念のため戦闘前にトランスしておいた方がいいかもしれないね。
角、か。禍々しい雰囲気や何か違う感じがするって噂は聞くし用心に越した事は無いもの。
ん。対オーガ戦くらいを考えて、か。
……デミやオーガになってしまうと破壊衝動が出たりするらしいから、火龍王の湧き上がる憎悪もそれが発端なのかもね。
例え分身体でも感情や思考は本体に引っ張られるか、本体の命令を忠実にこなすだろうし。
それにしてもどれくらい大きな龍なんだろうね。火龍王。
>ヒサメさん
ん。なら早々に離れさせるだけ離れさせなくちゃだ。
案を上げて頂いた通りエルドさんが割り込んでくれれば、きっと引き離しやすいだろうけれど
ヒサメさんが火龍王の傍に居るのかでエルドさん達の危険度がぐっと上がる気がして。
もしその案を通すなら、アクアがヒサメさんと逆方向に火龍王の注意を引きつけその間にヒサメさんを氷台車へって感じかな……?
>台車
そうすると今のところ3台(神人3名分)かな?
1台はヒサメさん用(兼割り込み用込み?)
1台は自分達の防火対策用
で必須って感じで。
追加は、戻るまでの距離にもよるだろうけれど移動中に何があるかも解らないしでちょっと危険かなって。
いや、火龍王の吐く炎が距離に比例し弱まるとは言え最大10M四方ってすごい距離だよなーとか思っていてさ……。 -
2014/08/31-19:59
対オーガ補正が入るにしろ、入らないにしろ、
結局使う装備は同じなんだ。
追加が入ったらラッキー程度に思っておこう。
シャイニングアローⅡがメインダメージって訳にもいかないし。
接敵前に水被った方がいいな。バケツも持って行こう。 -
2014/08/31-13:41
小さな箱からで失礼致しますよ。うっかりとで拾えなかった話題につきましては、落ち着いたら是非拾わせて頂きます。
はい、セイリューさんとは花火工場以来ですね。大変お久し振りです。その節は大変お世話になりました。恐らく久し振りの感じがなされないのは、私が精霊と遊び呆けているせいではないかと……(笑)
木ノ下さんも、お久し振りです。この度は雪女さんの件がどうしても悔恨堪えかねて出てきてしまった形です。どうかこの度もよろしくお願いしますですよ。
私は前回ヒサメさんの説得に失敗し木ノ下さんの案に助けられたくちですので、メインの説得の旨木ノ下さんにお任せ出来ればと考えています。
主旨案といたしましては今の方向性で頼もしいと思っておりますし、ヒサメさんには氷台車に居て頂きたいのも本音です。
台車には時間が掛かるようですね。こちらもトランス後、戦闘では精霊に、シャイニングアローⅡ発動後、雪女さんと王の狭間に割り込み、焔を跳ね返して頂いて、ヒサメさんが溶けないように時間稼ぎをしたいと考えております。
雪ん子さん達がお留守番ですから、必要でしたらその間に私が2台目の台車を運べればと思われますが如何でしょうか。
防炎対策といたしましては着物等を事前に濡らしたものなどを羽織るか、防炎布があれば一番でしょうか。しかし防炎布はお祭りにあるとは思い難いですねぇ。
オーガ補正が、デミに実効性があるかは未知数ですねぇ。選べる武器が変えられるようでしたら問い合わせてみてもよろしいかもしれませんね。 -
2014/08/31-12:14
連投ゴメンよ。
炎龍王が既にデミ化かオーガ化している可能性もあり。
角生えてきたっていう話だろ?
炎龍王には対オーガ追加ダメージが入りそうな雰囲気
・・・と思うのはオレだけ?
ヒサメさんちゃんと保護しないと
先々デミ化の可能性もあるよな。
-
2014/08/31-11:38
木之下さんとは『【夏の思い出】いをながし』以来だものな!
『【夏祭り・陽炎の記憶】渇え抗えども』
でMVP獲得(おめでとう!)な
その説得力を大いに頼りにしているぜ。
エルドさんとは『襲われた花火工房』以来だけれど、
あまり久しぶり感が無いような気がする。
活躍をよく目にするからかな。
◆氷・水の台車はオレ達も引っ張っていくつもり。
何しろ、俺達だって熱に強い訳じゃない。
炎龍王の熱気対策って事でも必要だぜ。
◆雪童達が心配している事は、ヒサメさんに伝えたい。
生物的な寿命の差=時間感覚の相違は仕方ない事だけど、
「楽しい時間を一緒に過ごす事が出来る」こととか
「ヒサメさんに消えて欲しくないと思う子(人)が居る」
ことは伝えたいぜ。
単純に男として女性の危機を見過ごしておけねーし。
ヒサメさんの融解防止と彼女とゆっくり話すためにも、
炎龍王の傍からは早めに引き離した方がいいと思う。 -
2014/08/31-11:18
>ヒサメさん
信じたいけれど、信じたくないって感じなのかもね。
信じてしまうと裏切られた時のショックが大きいし。
ほら。妖怪の方からしたら人間って口でも行動でもたいして何も出来ないくせに寄り集まってなんだかんだするけれど、コロっと短い時間で死んでしまう生き物でしょう。
ヒサメさんからしたら、それが「なによ」って感じになるんじゃないかな。
「あんなに大きな事を言って」とか「やっぱりそんなことだと思ったわ」みたいな。
セイリューさんの言う通り、絶望はしていないけれどそれでもやっぱり希望を持つ事は怖い生き物。
その点、火龍王様は暑さを厭う自分や雪童達に加護を付けてくれた。
理由はどうであれ、見える形で口だけじゃ無く、ね。
その御恩に報いたい気持ちが彼女を火龍王様の傍に留まらせているんじゃないかな?
前回で痛感したのだけれど、暑さって本当に彼女や雪童にとって死活問題のようだしさ。
そもそもヒサメさん何だか義理がたそうだし。
何だか裏切られたような気がしてしまって厭ってきた人間達とそれと同じ行為(裏切り)をしてまで俺達に付いて来てくれるかと言われたら……。
うーん、本当にヒサメさん次第だと思うんだよね。
だから俺は今回、説得には全力を尽くすけれど、メタ的な話し成功狙いでとりあえずヒサメさんを火の傍から離す事にまずは全力を注ぐつもりでいるよ。
だってそんな人間が「助けに来たよ」なんて言っても「お生憎さま!」って一蹴されそうだしね。
「雪童さん達お留守番してるよ」「助けてって言って来なかったよ」
「ヒサメねえさまを助けてって来たんだよ」「だから、助けに来たよ」ってさ。
事実だしね。嘘やまやかしはきっと通用しないだろうし、
俺たちは信じられなくても雪童達は信じているだろうから理由はこれで十分かなって。
来てくれなそうだったらそれこそ無理やりにでも手を引いてしまいたいぐらいだし。
後は俺、1台は自分で台車引っ張って行ってその中に雪女さん突っ込む気でいるんだけれど他にも台車持って行くかどうかなんだよね。アクアに戦闘は頑張ってもらうとしても……うーん……。
あ。何だか長くなってしまったけれど、
これあくまで俺が思うヒサメさん像だからツッコミとかそれは違うとかあったらどしどし言ってね。
あと1個前の発言削除したのは俺です。読み返したら酷い誤字を発見したので……。
読み返し、大切(ぐっ -
2014/08/31-10:31
セイリューさんはお久しぶりだよ。
エルドさんは前回の雪女さん以来だね。
木之下とパートナーのアクアだよ。
揃って宜しくお願い致します、だね。
お二人ともライフビショップなんだね。
カウンター技も回復技も心強いよ。
アクアはダブルシューターⅡとガン・アサルトの予定。
ヒットアンドアウェイ方式で通常射程距離範囲ぎりぎりで攻撃して遮蔽物間へ撤退。
近づきすぎて攻撃受けるとバッサリ行く気がしてね……。
視界が悪くなさそうだったらガン・アサルトをやめてスナイピングでも…って思っているぐらいかな?
本当は罠や水トラップを仕掛けたいのだけれど、まだ何も思いつかなくてね……。 -
2014/08/31-02:50
セイリュー・グラシアだ。今回もヨロシク。
3人だと結構厳しいかなぁ・・・が正直な感想。
前回雪女さんに関わった関係者は別の依頼で
ここには来れそうにないかも。
◆相談中にLv20には届きそうにない。
なのでチャーチ無しで考えないといけないな。
◆参加人数が増えなかった場合攻撃力にやや不安が残るので
カウンター攻撃の方がいいかも。
防御もできて、攻撃にもなるからさ。
相手の攻撃力が強かった場合
光輪が破壊され術が解除になるかもしれないので
シャイニングアローⅡの方がいいかと思う。4R持つし。
Ⅰで4R×3を使いきるだけの長期戦は
自分達の方が不利になると思う。
◆ヒサメさんの説得は難しそうだけれど。
千年鏡に映らなかったのは
「過去に干渉して何とかなる事ではない」といだけで、
前回の祭りでの様子を見る限りでは
人間に対して絶望だけがあるという事でも無さそうだ。
その辺から何か話で切る事が無いか考えよう。
人といて楽しかった、嬉しかった思い出があり
それをまだ大切にしている、と思えるからさ。
個人に対して絶望はした(だから過去に戻ってもどうともできない)が
人間という種族全てに対し絶望している訳じゃない・・って言動に見えるから。
今現在考えているのはこの位かな。
ラキアのスキルは
サンクチュアリⅠ
シャイニングアローⅡ の予定。 -
2014/08/31-01:13
皆様、エルド・Y・ルークと申します。どうか何卒宜しくお願いしますよ。
現状ですと、(敬称略)
プレストガンナーLv.11 精霊属性:水属性
ライフビショップLv.19 精霊属性:水属性
ライフビショップLv.5 精霊属性:水属性
高レベル帯の方がいらっしゃり、大変心強い限りです。この度もどうか宜しくお願い致しますよ。
まずは、若輩極まりない為、ディナスのMPスペックを先にお話させて頂きますね。
MP:22 ×○(回数)
・シャイニングアロー×3
・サンクチュアリ×2
・シャイニングアローII×1
スキルストックが1しか無い為、このどれかのみの使用となります。
非力ですが全力を尽くさせていただきますよ。
実質の相談期間は5日間。
余裕があるように思われますが、大成功を狙う場合でしたら、雪女さんの説得が含まれています。
時間配分が非常に悩ましいところです。
過去報告書を閲覧し直しているところですが、これと言える説得文句も悩ましいところです。
残念な事に「貴女が雪童さんと微笑み合っている姿を是非一度見たいのです」という、くどき文句しか出てきません。
『台車も水も氷もたくさん用意できます』と言うことは、使う事は必須となるでしょう。
しかし、雪女さんを軽い説得で『そこに乗せての保護のみ』では大成功は狙えません。
雪女さんを完全に味方につける事が出来なければ……
ですが、このレベル帯の方に集まっていただいて、大成功を狙わない手は無いと思われますが、如何でしょうか。
是非、皆様のご意見をお伺いできれば幸いですよ。
ですが、ラキアさんが、相談中にLv.20になるご予定がおありでしたら、『水属性のチャーチ』をご利用になられれば非常に心強いですね。