神聖にして崇高なる宴(こーや マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

●ちゅー
 ミラクル・トラベル・カンパニーはA.R.O.A.とも提携している。
その関係から企画したツアーの案内をA.R.O.A.に持ってくることもしばしばだ。
 勿論、よく来るツアーコンダクターと受付娘は自然に顔馴染みになる。
ツアーコンダクターは持ってきたイベントの説明ついでに、軽い世間話をしていく。
 が、この時は、ツアーコンダクターはそそくさと帰ろうとしていた。
受付娘は気になって声をかけた。
声をかけて、しまった。


「会員制のパーティへの招待ですか?いいじゃないですか!」
「いや、その……ね、いろいろと変わったパーティで……」
 今までは会員制だったパーティに新しい風をということで一般参加を募る。
それをミラクル・トラベル・カンパニーが委託されたらしいのだが、ツアーコンダクターの目は泳ぎっぱなし。
「どういうパーティなんですか?」
「……あの、私が何を言っても驚かないでくださいね?」
「わ、分かりました」
 ではと、ツアーコンダクターは覚悟を決めた。
大きく深呼吸し、片手で顔半分を覆う。
「我は古より目覚めし御使い。刻まれし十の封印が解かれる日も近い……ククク、これはほんの挨拶代わりよぉってあああ、引かないでぇぇぇ!!」
 受付娘ドン引き。
ツアーコンダクター半泣き。
「こ、こういう感じのやり取りが主体のパーティらしいんです。
パーティ中は自分の設定を元に動くらしくて……」
 先輩には詳しく聞かれたらこういう風に説明しろって言われたんです、パワハラですと、ツアーコンダクターははらはら涙を零す。
受付娘はその背中をさすり、慰める。
「で、でもさっき聞いた説明だと、かなりいいお食事なんですよね?」
「はいぃ、お食事は立食形式ですごく豪華らしいんですけど……でも、パーティに順応できなければ偉大なる主の力をお借りして、すぐに追い出すってお話で……」
「へ、へぇ……」
 ヤバイ匂いしかしない。
「わ、私は良く分からないんですけど、ビームとか炎も、心の目で見ればちゃんとあるとかそういうことも言われてて……」
「そ、そうかー」
 ヤバイ匂い通り越して危ない匂い。
受付娘は企画倒れを予感した。
予感した、のに。


●にっ
 まさか詳細を聞きに来る人がいるだなんてと、つい遠くを見てしまう。
世の中って広いんだなー。
 受付娘は感情をこめず、機械的にパーティの説明をした。
自分は無関係でいたい、その一心から。

・参加費は一人につき700ジェール

・衣装は現地で貸し出しで私服厳禁
大体のものは揃ってる

・食事は立食形式で豪華
アルコールは無し

・きちんと設定を作っておくこと

解説

●参加費
一人につき700jrです。

レンタル衣装と食事込みでの金額となっております。


●れっつぱーりぃ!
立食形式のパーティとなっております。

・レンタル衣装
貴族的な衣装からパンクっぽい衣装、はてはきぐるみまで幅広く取り揃えております。
つけ羽につけ尻尾、クラウンなどの小物もばっちりです。
ただ光ったり回ったりするような機能は一切ないのでご注意を。

・食事
立食形式です。
こちらも種類は豊富です。
よっぽどマイナーな料理以外は大体揃ってます。
何気にラーメンもあります。

自慢はローストビーフと、赤さに定評があるトマトジュースとブラッドオレンジジュースです


●大事なこと
例:
「お、俺の眼、がっ、うわあああああああ!!」
すごい力を放出してる……ように見えるだけです。
「くっ、なんていう霊力(オーラ)だ……俺だけでは、とめられない!」
押さえ込むべく魔法っぽいのを使ってる……ように見えるだけです。
実際にはなーんにも起こってません。
演出は皆さんの心の中で。
ジョブスキル使用は言うまでもなくNGです。


今回のエピソードの性質上、ステータスでの口調はあまり反映いたしません。
誰にも聞こえないくらいの独り言、心の声などは勿論、通常口調で問題ありません。
パーティでどういうキャラとして動くか、またどういう口調になるかなどをプランにお書きください。
また、他の参加者さんたちとネタあわせすると愉快間違えた、悲惨なことになるかもしれないですね!!

ゲームマスターより

くっ、し、静まれぇ!!
俺の両手ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

油屋。(サマエル)

  設定:闇の神に選ばれし元人間、邪悪なパワーで悪に目覚めた
   強気な女悪魔 リリス せくしーボインで男共を悩殺よ!

事前にネットで悪魔について調べ、役作り
精霊と打ち合わせ

メイクをお願いする

(何で首輪!?)

ウフフ、この世界はもうすぐ貴方の物となる
今宵はその前祝い、さぁ 存分に楽しみましょう

主に祝酒(ジュース)と供物(食べ物)を持って行く
あら、忠実な僕として当然の事をしたまでですわ 

アッハハハ!馬鹿ねぇ、貴方如きが私の主様に
敵うハズがないじゃない



※ ネタです。何なりとお使いください アドリブ可



ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
  【衣装】
ミニスカ型の着物と足甲
白色の長いマフラー
髪型は小さくポニテ

【設定】
ロアさんを守るためにクレドリック博士の改造をうけたニンジャなんだよーディエゴさんは「オーガスレイヤー」私は相棒の「ちびスレイヤー」

アイエエエエ!
豪勢な料理を目の前にして、働きたくないでござる

……ロア=サンにアンブッシュを図るニンジャがいるやも
オーガスレイヤーと協力して毒見致します(既に5皿確保)
私のユニーク・ジツ「吸引力の変わらないたった一つの胃袋」
ハァァ…Wasshoi!

ハロルド「もぐもぐ」(ロア=サンを守ります)
ディエゴ(まさか、こいつ直接ロア=サンの脳内に…!)
ハロルド(フ〇ミチキください)
ディエゴ(大した奴だ…)



クロス(オルクス)
  アドリブOK

左眼眼帯 黒の和装ゴスロリ 銀狼ぬいぐるみ 首輪 ツインテール

ロアにメイク頼む

天界の女神で闇堕ちした魔王の嫁
闇の十字架(クロス)又の名を血濡れた勝利の女神様(ブラッディヴィクトワール)

ルク様、料理…
食べても、良い…?
うん
美味しい…
はいルク様
美味し…っ!?
奴が来る…
クーが、護る
ルク様、には…指一本触れさせない!(ぬいぐるみぎゅー)
シーちゃん、裏切ったんだ…
あっちゃんさっちゃん怪我…!
お願い癒して!ナース!
ルク様、クーも行く
仇、討ってやるんだからぁ!
先手、必勝…
皆死んじゃえー!深淵獄炎(アビス・ブラスト)!
シーちゃん!?
な…で、かば…きゃぁぁっ!
ふぇっ痛いよぉルク様ぁ(泣)



ロア・ディヒラー(クレドリック)
  事前に一緒に参加する神人のメイクの手伝いをする。(メイクスキル使用)油屋→可愛い色っぽい系
ペシェ→セクシー系 クロス→和ゴスに合わせて

前世の記憶を持つ紫水晶の魔女(アメジストウィッチ)として参加。一人称わらわ。語尾は~なのじゃ、~かえ?余裕のある態度で時折クククと笑う。
服装は魔女帽子に紫と黒基調のゴスロリ魔女服。
メイクは大人っぽく。下僕はハロルド達。

わらわは混沌を愛し血濡れの惨劇を欲しているのじゃ

(憧れのゴスロリ服に、美味しいデザートの数々・・・来てよかった!・・・それに意外とこういう振る舞い楽しい。今ならクレドリックに勝てる気がする)

狂気の科学者よ、わらわはそなたと一緒にいることを所望する。



ペシェ(フランペティル)
  私はごちそうが食べられると聞いてたのですが
「貴様の胸についている脂肪を活用してやる」って私の服もフランが選んで口を挟めませんでした…
スキル『メイク』で他の精霊さんの髪と化粧もするとかでフランが張り切ってます

あの、いくらなんでもこの衣装は恥ずかし…着ないと会食から出される?
うう…解りましたよ…
お化粧はロアさんにお願いします
フランが何か言ってたみたいですが

役はフランが『天使と悪魔の間に産まれた勇者』らしいです
クロスさんペアに「死の魔王、闇の十字架!俺はお前達には負けない!」とか言って絡んでます

私は『魔王の手先の夢魔。ツンデレお色気担当』で『勇者に惹かれ魔王を裏切る』とか…
お肉美味しい…(現実逃避)



●ふふ、我が真の姿……見せてやろう!
「ラッキーだよね。お試しだからお連れ様分は無料だなんてさ」
「そうだな。懐に優しい」
 ロア・ディヒラーはクロスにメイクをしてやりながら、安くなった参加費について話す。
なんでも「古より続く偉大なる力のお導き」らしい。
すげぇ。
 皆より一足先に準備を終えたロアは、ここぞとばかりに趣味に突っ走ったゴシックロリータ調の魔女服で決めている。
大きな帽子は、今は邪魔なので横においてある。
選んでいる最中、テンションが天元突破していたことは今日、ここにいる皆だけの秘密だ。
まあクレドリックさんがガン見していたんですけどね、些細なことですね。
 暗いピンクの口紅をリップブラシで乗せてやり、クロスの準備は終了。
左目を眼帯で覆い、和テイストの黒いゴシックロリータ。
銀狼のぬいぐるみを小脇に抱え、長い髪はツインテールに。
妙に厳つい首輪が気になるところ。
 既に準備を終えているパートナーの死の魔王(と書いてオルクスと読む)の元へ向かう。
ちなみにクロスは闇の十字架と書くらしい。
「はい、次―」
 ロア先生、一人で女性陣のメイクをやってるんで大変です。
メイク係は一応いるのだが、古代の人型兵器の為、古代語しか話せないとのことで意思疎通が出来なかったのである。
なぜかフランペティルだけは会話を成立させていたが、その理由に触れる勇気を持つ者は一人もいなかった。

 そのフランペティル、男性陣のメイクを手早く終わらせ、今は重要な作業中。
白と黒の一対の羽を背負い切り込みの入った真紅のマントを翻しながら、ばいんぼいんなペシェのウォーキング指導に熱を入れている。
 ご馳走が食べられるとだけ聞いていたペシェは恥ずかしがりならもちゃんと練習中。
ご馳走がかかっている以上はやるしかない(と、吹き込まれた)。
ブーツのピンヒールをかつこつ鳴らしながら、腰をくねらせ歩く。
歩くたびにスリットから覗く太ももはえろす。大事なことなのでもう一度言うがえろす。
しかも胸の谷間まで強調してくれちゃって、フランペティルさん、いい仕事してますねぇ。
 あ、やっぱり撤回。
脳内のイメージと噛み合わないからって腰触っての指導入ったよ、触ってる方が必死だから気付いてないよ、ずるい。
「慣れてますね、フラン」
「げふごふぶへ!」
 触れられたくないところに切り込まれたらしい。
必殺の一撃ってやつだね。
哀れ、勇者フランペティル。
君の偉業は忘れない。

 準備を終えた油屋。とサマエルは決めポーズの研究に余念がない。
聖なる書(ちゅうにびょうの教科書)で調べたポーズは既に頭の中だ。
二人揃って鏡に向かいびしびし決めポーズ。
 動く度にたゆんと揺れる二つのメロンが眩しい油屋は強気な女悪魔。
 ふぁさり、長い髪と共に金糸で飾られたあえて短めのマントを翻すのは闇を統べるドS神サマエル。
どうでもいいけどドSって響きは、なんだかどきがむねむねするね。
 そのドS様、どうにもしっくり来ないらしく首を傾げている。
ぽくぽくぽく。
閃いた!
「何で首輪!?」
「フフ、よく似合うぞ、我が僕よ」
 油屋に首輪を着けたサマエルはご満悦。
流石、ドSの神様である。

 ところで皆さん、急いだ方がよさそうです。
ロアの護衛役としてクレドリック博士に魔改造を受けたオーガスレイヤーとちびスレイヤーが扉の前でスタンバってます。
多分、扉の向こうのご馳走を見ています。
 だってほら、オーガスレイヤーもといディエゴ・ルナ・クィンテロの口元を覆うマスクの文字が「鬼」「滅」じゃなくて「はら」「ぺこ」に見える気がするし。
 ちびスレイヤーもといハロルドもエアー食事始めてるし。
ヨイデワ・ナイカ・パッションにも程がある。
どうしてこうなった。


●ちゅうに書き
 ビームとかオーラだとかそういうものは心の目で見てください。
よろしくお願いします。
 あとは自己責任でお願いします。


●これが、私の力だああああああああああ!!!
「魔王、今こそ決着のときだ!」
「ふはは、来るがいい、勇者!蹴散らしてくれるわ!!」
「ぬかせっ!俺には、みんなの想いがついてる!!」

「ここは私が食い止める……だから、行って!」
「馬鹿を言うな!お前を見捨てることなんて……!!」
「あいつの気持ちを汲んでやれ!ここは、先に行くのが俺達の役目だ!!」

「陛下、戻りましてございます」
「早かったな。して、奴は?」
「死体は確認しておりませんが、あの傷では生きていても時間の問題でしょう」
「ふっ、他愛もない」

「ぬるぽ」
「がっ!」

「くっ……げふっ……。しくじっちゃったなぁ……」
「おい、しっかりしろ!生きて、生きて戻るって約束したじゃないか!!」
「ごめんね……私……失敗しちゃった……。絶対に、奴を、倒してね……」
「うわああああああああ!!」

「よいではないかよいではないか」
「あーれー」


 どうしよう、最初からクライマックスだよ。
 ペシェは魂がどこかに飛んでいきかけているというのに、フランペティルはこここそが自分の生きる場所と言わんばかりに生き生きしている。
「力が……!これが、父さんと母さんの……!」
 覚醒が始まったらしい。
黒い羽からは父より受け継いだ禍々しい力、白い翼からは母より受け継いだ慈悲深き力。
今、それが解き放たれる。
 そんなフランペティルにこつり、靴を鳴らしてクレドリックが近寄る。
悪の波動に目覚めた魔法使いにしてマッドサイエンティストである彼が、今のフランペティルを見逃すはずがない。
 ざんっ。
袖から何本ものメスを取り出し、にやりと笑う。
右半分が紫、左半分が白い髪に濃い隈、さらには血染めの白衣がその異様さを物語っている。
「興味深い検体だな……我輩が改造してやる、ありがたく思え!」
「いや、そうはさせない。勇者はここで仕留める。魔王様の為にもな!」
 すっと、クレドリックとフランペティルの間に割ってはいる影。
僕である女悪魔油屋を(首輪を引いて)従えたドS神、サマエル様だ。
残念ながら下から読んでもサマエル様にはならない。
「何!?こんな所まで魔王の機関の手が……?」
 劣勢を悟り、じりと後ろに下がるクレドリック。
しかし彼には切り札がある。
「来い!オーガスレイヤー、ちびスレイヤーよ!!」
 クレドリックが手ずから改造した忍者、ディエゴとハロルドを呼ぶ……が。
「アイエエエエ!豪勢な料理を目の前にして、働きたくないでござる」
 二人とも護衛対象であるロアの毒見と称して熱心にお食事中。
職務放棄されちゃったか、ドンマイ。


 宴が催されている場所のすぐ隣。
そこが男の城だ。
 男は自らの城から次々と作品を送り出し、宴に集う者たちを内部から支配してきた。
それ故、いかな魔王、勇者であろうとこの宴に集う者達は彼に一目置かざるを得ない。
 彼の名は美食の王。
多くの配下を従え、影からこの宴を支配してきた。
 何度か彼の天敵の眷属が現れはしたが所詮は眷属。
美食の魔王に敵うはずはなく、易々と退けてきた。
しかし、今日は違う。
美食の魔王の配下たちが忙しない。
「来たか……我が仇敵」
 主の言葉に、そんなと、配下が小さな悲鳴を上げた。
「この目でしかと見てこよう……暴食の魔王の姿を、な」
 そう言って美食の魔王は一時、自らの城を離れた。


「わらわは混沌を愛し、血濡れの惨劇を欲しているのじゃ」
 フランペティル、サマエル、クレドリックの攻防を、さも愉快げに眺めるロア。
ククと、笑い、何も言わず左手を差し出せば、当たり前のようにハロルドから皿が渡される。
その上にはラズベリーソースがかかったレアチーズケーキ。
 ロアは満足げにそれを口に運ぶ。
途端、悠然とした笑みが崩れ、ぷるぷると震えだした。
 憧れのゴスロリ服に、美味しいデザートの数々……来てよかった!
……それに意外とこういう振る舞い楽しい。今ならクレドリックに勝てる気がする。
憧れの成就と美食への歓喜、そしてマッドサイエンティストへの逆襲の可能性に震えているようだ。
 そんなロアの横で二人の暴食の魔王もといオーガスレイヤーとちびスレイヤーが本領を発揮している。
「オーガ滅すべし、慈悲はない」
 ディエゴは目の前の敵(ご飯と書いてオーガと読もう)を殲滅すべく、己の体すべてを賭けて挑んでいる。
ハロルドもその小さな体で共に戦っている。
彼女はユニーク・ジツ「吸引力の変わらないたった一つの胃袋」を発動させているのだ。
ゆえに、デジタルでスリムな吸引を実現している。
「……ロア=サンにアンブッシュを図るニンジャがいるやも。毒見が必要でござる」
「あ、お前……設定にかこつけて食いまくる気か。こういう場では慎みをもてと言った筈」
「そういうディエゴさんこそ」
「これくらい俺にとってはベイビーサブミッションだ。だからノープロブレム」
 周囲に聞こえぬよう小声で行われた会話だがこの間だけで一体いくつの料理が消えたのかは語るまい。
毒見と称しているが、ロアに渡している皿の数よりも二人が食べている量の方が多いことだけは確かだ。
ロアはハロルド達ほど食べないので問題はないのだが。


 そんな彼らをペシェが羨ましそうに眺めている。
オルクスの配下であるにも関わらず彼女は愛の為に裏切り、その身を挺してクロスの一撃からフランペティルを庇ったのだ。
強力な一撃はペシェの命を奪うのには充分すぎる威力を持っていた。
……といった具合に、ちょっと目を放した隙に話が進みに進んだらしい。
マッドサイエンティストとドS神は一体どこへ行った。
「ふっ……この私が、魔王様を裏切るだなんてね。でも……最後にあなたを守れて……よかったわ……」
「駄目だ、死ぬんじゃない!こんな傷、すぐ治してやるから!!」
「無駄よ……じきに、この魂は魔王様の下へ還る。
いいこと、勝つのよ、絶対に……。そうじゃなきゃ、絶対に、許して、やらないんだからね」
 ペシェはフランペティルに抱き起こされ、支給されたメモ通りの台詞を棒読みで紡ぎだしているが目線はばっちりご馳走へ。
 しかも二人が見せ場を繰り広げている隙にオルクスとクロスも食事を始めたんだから、そりゃあ我慢しきれませんって。
「クー、口を開けろ」
「はい、ルク様。……美味しい」
「これも飲むがいい。一足早いが、勝利の美酒を味わおうではないか」
 ブラッドオレンジジュースのグラスを掲げ、高笑うオルクス。
しかし勝利の余韻は長くは続かない。
「ペシェ……お前の想いは、絶対にっ、無駄にはしない!俺は、運命(セカイ)に抗ってもお前を救って見せる!」
 愛しい者を喪った想いが、そして愛しい者を救わんとする想いが、フランペティルの覚醒を完全なものへと促したのだ。
 ゆらり立ち上がり、融合した白と黒の力を纏う聖剣をオルクスに突きつける。
ついでにそそくさとご馳走の元へ向かうペシェ。
「あなたの悪夢、美味しそう」なんて言いながら肉を食べ始めたあたり、彼女も染まり始めている。
「ルク様には指一本触れさせない」
 抱えたぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ、クロスはフランペティルの前に立ちはだかる。
魔王に寄り添う血濡れた勝利の女神(ブラッディヴィクトワール)も、元は天界の女神。
光と闇の力の両方を使いこなせるという意味では勇者と同等。
「皆死んじゃえー!深淵獄炎(アビス・ブラスト)!」
 地獄の業火がフランペティルを襲う。
その炎は強大なる闇の力を帯びている。
当たれば一たまりもない。
けれど、クロスでは今のフランペティルに勝てない。
「きゃあああ!!」
「クー!!」
 クロスは二つの力を使いこなせるだけ。
その力を融合させたフランペティルに敵うわけもないのだ。
「やるな……私直々に相手をしてやる。光栄に思え!」
「行くぞ、狂気じみた鮮血(ルナティックブラッド)!いや、死の魔王オルクス!ペシェの魂、返してもらう!」
 そのペシェさんは「お肉美味しい」だそうで、とても幸せそうです。


「ふっ……我が掌で踊るがいい、勇者よ」
 勇者と死の魔王の死闘を、サマエルが見つめる。
唇は弧を描き、青い瞳には怪しげな光。
「長く退屈な現世が続いたものだ。人間共にも飽きた」
「ウフフ、この世界はもうすぐ貴方の物となる。今宵はその前祝い。さぁ、存分に楽しみましょう」
 油屋が祝酒(トマトジュース)と供物(ローストビーフ)を差し出す。
受け取ったサマエルは視線だけであたりを見回し、嗤った。
「再び世界を闇が満たす。……正しき姿へと戻そうではないか」
 手始めに―
「あそこの二人が食べ尽くしそうなラーメンを確保するとしよう」


 ハロルドがロアを守るようにすっと近寄った。
シェフらしき男が歩み寄ってきたからだ。
 きらり、ハロルドの目が光る。
箸で持ち上げたラーメンをすすり上げる。
「もぐもぐ(訳:ロア=サンを守ります)」
「まさか、こいつ直接ロア=サンの脳内に……」
「え、ちょっと、どういうこと……!?」
 二人の謎のやり取りが分からず、思わず素に戻ってしまったロア。
あなたは悪くない。
 ロアの困惑を他所に、ハロルドはシェフを睨み付けた。
「ファミ=コン・チキください」
 大した奴だと、呟いたディエゴの真意は賞賛か、それとも驚愕か。
 シェフはハロルドとディエゴをじっくり値踏みし、厳かに宣言した。
「よかろう、暴食の魔王達よ。貴様らの挑戦、受けて立つ」

 緑と白の紙で包まれたチキンは熱く、改造されたハロルドとディエゴといえど火傷しそうな程だった。
ハロルドは慎重に両手で包み紙を開こうとして、思い直す。
大事な儀式を忘れていた。
「ハァァ……Wasshoi!」
「ちびスレイヤー……我輩が想定していたよりも遥か上のスペックを発揮しておる」
「2P側の音声入力機能を使いこなすとは……やるではないか」
 感嘆の声を上げるクレドリックとサマエル。
だが驚くのはまだ早い。
「上下上下右左右左BA」
「何をしておる、オーガスレイヤー!お主、ジツを使えばソウルがダークに染まるのじゃぞ!!」
「あはは、好都合よ!もう一度そのコマンドじゃなかったジツを使ってみなさいな!」
 ロアはディエゴのジツを制止しようと、油屋は再度ジツの行使を促す。
もう、誰にも二人は止められない。
 遠くから様子を窺っていた美食の魔王は、己の敗北を悟った。


●まだだ、我を倒しても第二、第三の魔王がお前を待っている
「喰らうが良い!漆黒裁剣(ダークネスディシジョン)!」
「ぐ、ぐっ!な、なんて力だ……!」
 漆黒の闇がフランペティルを塗りつぶさんと襲い掛かる。
もはやここまでか……フランペティルが膝を突きかけたそのとき。
 一本のメスが、闇を打ち消した。
「我輩の改造を受けなかったことを後悔しているのか、勇者よ」
「クレドリック、貴様……!」
 オルクスが乱入者を睨み付ける。
血染めの白衣を靡かせたクレドリックと、ペチコートで膨らませた裾を揺らすロア。
「なぜ、俺を助ける……?」
「別に助けたわけではない」
「勘違いしないでもらいたいのぉ。わらわは混沌を望んでおるのじゃ。
ゆえにここでお主に倒れられては困るというのがわからんかえ?」
「……感謝する」
「勘違いするでないと言うておろうに」
 ロアの抗議を聞き流し、聖剣を杖代わりにして立ち上がる。
残された力のすべてを振り絞れば、今まで完成させることが出来なかった究極魔法を放つことが出来るだろう。
フランペティルの腕の中で果てたペシェの姿を思い起こせば、不思議と力が湧いてくる気がする。
「これが、これが俺の最後の魔法だ!!受け取れ、究極魔法、絶対なる永遠の氷嵐(エターナルフォース略)!!」
 氷の世界へと導く吹雪。
その魔法を受けたものは死ぬ。
 しかし―
「ルク様!!!」
 闇の十字架が吹雪の中に飛び込み、死の魔王に寄り添った。
魔王と女神、二人がかりの魔法で絶対零度の魔法に抗う。
 フランペティルはさせまいと、魔力をこめ……ようとするも魔法が霧散した。
彼の魔力が尽きたのだ。
「あと……あともう一歩だというのに!」
 ふらり、オルクスが立ち上がる。
妻である女神、クロスを抱き上げて。
「ふぇぇ……痛いよ、ルク様ぁ……」
「見くびっていたようだな。……今日のところは退いてやる。次はないから覚悟しろ!」
 ボロボロの体で去っていく魔王を、勇者は追うことが出来なかった。
その力が残されていないからだ。
「ペシェ……待っていろ……必ず、必ず魔王を倒して見せるからな……!」
 勇者の慟哭がその場に響き渡った。
愛しき夢魔への想いに支配されて。


「ふふふ……これでわらわの筋書き通りじゃ」
 ロアは手中でグラスを揺らし、血のように赤い液体を躍らせる。
どちらにも倒れられては困る、ゆえにロアはあの戦いに介入したのだ。
「ようやった、狂気の科学者よ。この先もわらわはそなたと一緒にいることを所望する」
 果たしてその言葉は芝居か、本音か。
ロアの表情からは読み取ることが出来ない。
 一緒にいたいということだろうか……この胸の痛みと温かさは何だというのだ。
狂気の科学者いやクレドリックは自らも知りえない心の動きに困惑し、僅かの間、芝居を放棄せざるを得なかった。


「アッハハハ!馬鹿ねぇ、みんな!私の主様に敵うハズないじゃない!」
 高く邪悪に、油屋が笑う。
なぜなら全てが、魔女の介入すら彼女の主のシナリオ。
「俺は暴力に頼るような真似はせんよ。使うものは己の手ではなく、無自覚で優秀な駒たちさ」
 くるり、豚骨スープがよく絡んだ麺をサマエルは肉叉で掬い上げた。
心底愉快な気持ちだった。
 魔王の配下と見せかけて、その実、魔王を利用していることに気付く者などいないのだから。
さらにいえばチャーシューの脂の乗り方が絶妙なのもサマエルの上機嫌の理由の一つだ。
「平和を愛する勇者様、本当の意味で君が俺の前に現れるのはいつの日だろうねぇ?
その時は、君の言う正義とは何かをお聞かせ願おうか」
 ははははははははは!!
全てを支配する者の、全てを嘲笑うような高笑いが響いた。
……直後、麺が気管に入ったのか派手にむせてしまい、油屋に背中をさすられていたのは見なかったふりということで。


 ここに来てようやくハロルドはデザートに着手した。
この世で最も食べにくいお菓子の一つ、ミルフィーユ。
ぼろぼろに崩れていく生地と共に広がっていくカスタードクリームが難敵だ。
 実際、ハロルドの口元にもカスタードクリームがついている。
ディエゴはそれに気付き、そっと拭おうと手を伸ばし……たところで。
「すいません、サン=クシュークリームください」
 近くを通った美食の魔王の配下を呼び止めるためにハロルドが振り返り、空振りした。
つまり、真の敵は七つの大罪が一つ『暴食』だったということだ。
 ディエゴは届かなかった自らの手をひたと見つめ、そして周囲を見渡した。
なんと凄惨な光景か。
勇者が、天使が、悪魔が、魔王が、ニンジャが蠢く宴のなんと非生産的なこと。
これはまるで地獄絵図。
 しかし、ウィンクルム達は誰一人としてこの宴の恐ろしさに気付いていなかった。
そう、宴が終わり我に返ったとき……黒歴史が自らの中に刻まれる。
この恐ろしさに震えるがいい、ウィンクルム達よ。
神聖にして崇高なる宴は、再び君達の前に現れるであろう。
何度でも。



依頼結果:大成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター こーや
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル コメディ
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 06月23日
出発日 06月28日 00:00
予定納品日 07月08日

参加者

会議室

  • [21]ペシェ

    2014/06/27-23:44 

    フラン(あ、これ勇者死んだわ)

    ペシェ「くのいちならば網タイツは外せませんね。ええ。
    魔女に女悪魔に女神様…楽しみです!すてきなんでしょうね……(うっとり)」

  • [20]ハロルド

    2014/06/27-21:04 

    ハロルド:

    カワイイヤッター!×2

    こういうのは楽しんだ者勝ち…ヨイデワ・ナイカ・パッション重点

  • [19]クロス

    2014/06/27-20:56 

    クロス:
    ハロルドのニンジャは可愛いだろうなぁ…
    ロアの魔女や油屋。の悪魔も美人で可愛いだろうな!
    今から楽しみだ(微笑)
    ホント…カオスしか…見えない…(遠目)

    オルクス:
    サマエル、油屋。、我が下僕として存分に力を発揮するがいい!!
    勇者なんぞコテンパンにしてやろうぞ!!
    ふははははっ!コテンパンにする私、まさにドS!
    良いぞ良いぞぉ(ニヤニヤ)

  • [18]ペシェ

    2014/06/27-20:17 

    あぁ……ニンジャに勇者(笑)に魔王にマッドサイエンティストに神に…カオスしか予測できません…

  • [17]ハロルド

    2014/06/27-18:31 

    ハロルド:

    カワイイヤッター!

  • [16]油屋。

    2014/06/27-18:27 


    サマエル:

    ええ勿論、お仲間設定大歓迎ですよ。一緒に勇者をフルボッコです
    フランさん、ありがとうございます。当日はどうぞ宜しくお願い致しますね

    さて、勇者様とやらが俺達相手にどう戦うのか楽しみだなァ?wwww
    覚醒モードだっけぇ~~~?wwwww 
    まじこえーーwwwwビビっちまうぜぇぇぇぇ~~wwwwww 

    ……あら、失礼致しました。
    演技ですよ、演技!うふふ、中々で御座いましょう?


    油屋。:

    ニンジャカワイイ

  • [15]クロス

    2014/06/27-16:01 

    オルクス:
    そうだろうそうだろう!
    中々乙な一興だろう!
    何を言うか…
    私の『死鬼魔剣(ディスデーモンソード)』には敵うまい!!
    ふははははっ!

    クロス:
    あぁもう完璧に侵されてるよ…
    別に良いんだが、後で後悔しても知らないからな…

  • [14]ペシェ

    2014/06/27-15:06 

    クロス嬢、オルクス氏

    フラン
    「ぬぅ……神人の柔肌さわり放題は叶わぬ、か…まあよい。へアセットも含めて纏めて面倒見てくれようぞ。

    『ふっ……。戦う……か……それが勇者(オレ)と魔王(ヤツ)の世界(サダメ)…!』

    魔王と勇者の戦い、良いではないか!ふはははは!
    吾輩のまだ見ぬ聖剣(借りる予定の玩具)の錆にしてくれる!(ただし剣は全く振れない系男子)

    あ、そうだ。
    ならば、夢魔のペシェはそちらの手先だったが裏切って勇者についた事にしようではないか。
    で、魔王の攻撃から勇者を庇って倒れるのだ」

    ペシェ「え?ちょ、何ひとのこと殺してるんですk……」

    フラン「で、勇者は夢魔の死に真の力を解放して光と闇が融合した覚醒モードになるのだ……!」

    ペシェ「……妄想の世界から帰ってきてー……」

    フラン「ロア嬢、吾輩男衆のメイクとへアセットする故、
    ペシェのメイクを任せても良いか?こう、セクシー系で頼むぞ」

  • [13]クロス

    2014/06/27-12:27 

    クロス:
    連投失礼
    今考えたんだけど、勇者と魔王がいるならいっその事戦わね?
    折角だしそう言う一興も楽しいかなぁって…
    オルクの発言にも勇者よ倒せるかみないなフラグがあるし…←
    あっ無理にとは言わないから!
    ただの提案だからさ!
    では失礼しました!

  • [12]クロス

    2014/06/27-09:47 

    オルクス:
    フハハハハ!良いぞぉ良いぞぉ!
    私が相手をしてやろうぞ!
    勇者よ、私が倒せるかな?(ニヤリ)
    此方には血濡れた勝利の女神様(ブラッディヴィクトワール)がいるのだ!

    クロス:
    ロア、俺のメイク頼んで良いか?
    フランさん、良ければオルクのメイクお願いします!
    目元仮面付けるけど…
    あっサマエルと油屋。は良かったらこっちの仲間って設定はどうかな?
    俺ら魔界に住んでるし…

  • [11]油屋。

    2014/06/27-07:28 


    聖なる書(ちゅうにびょうの教科書)のネタに従って
    サマエルは闇を支配する神、アタシはその神によって悪魔に変えられた元人間って
    設定にしてみました。

    サマエル
    「今から練習しなくっちゃ★ コホン…… (☆自主規制☆)まぁ、フランさんはメイクが出来るのですか?プランに余裕が御座いましたら、ぜひお願い致します」

    油屋。
    「アタシも!ロアさんお願いしても良いかな?」

  • [10]ペシェ

    2014/06/27-02:49 

    フラン
    「くっ……!クロス嬢とオルクス氏から漂う魔力(オーラ)のなんと禍々しきことよ……(誉め言葉)
    ならば吾輩魔王としてではなく、勇者(悪魔と天使のハーフ)として目覚めるとしよう。
    ん?ペシェか?こやつは……吾輩を誘惑せんとする夢魔でよいわ」

    ペシェ「ちょ!なんですかそのぞんざいな扱いは!」

  • [8]ロア・ディヒラー

    2014/06/27-01:44 

    クレドリック
    「ふむ、了承した。と言うことは私の作品達という認識でいいだろうか」

    ロア
    「その呼び方はどうかと思うよ!!いいの、ハロルドさん、ディエゴさんっ!?なんかクレ調子に乗ってるけど・・・あとでしめておきます。なりきってるときは私も失礼な物言いするかもしれませんがよ、よろしくお願いします・・・!」

    >フランさん
    ロア
    「わ、フランさんもメイクスキルお持ちなのですね。私もレベル1ですが、一応習得していますのでもしかしたら神人さん側の方でお役に立てるかもしれません。髪やお化粧のお手伝いよろしければ言って下さいね。」

  • [7]ハロルド

    2014/06/27-01:16 

    ハロルド:
    魔王がかぶっちゃったから変更するね、ごめんね。

    えーっとロアさんをオーガから守るために改造されたニンジャその名も「オーガスレイヤー」と
    その相棒の「ちびスレイヤー」で行きます。

  • [6]ペシェ

    2014/06/27-00:44 

    フラン
    「ネタ合わせとはちと異なるのだが……
    吾輩、lv1だがスキル『メイク』持っておる故、もし普段と違う髪型や化粧をする際に手を貸せなくも無いぞ。
    神人諸君に関しては、吾輩が触れても良いかは精霊次第であろうがな」

  • [5]ロア・ディヒラー

    2014/06/26-23:09 

    ええっと・・・ロア・ディヒラーと申します。
    ペシェさん初めまして、どうぞよろしくお願いいたします。
    油屋。さんは高校潜入以来、ハロルドさん、クロスさんは山葵さんの依頼でご一緒しましたね、またよろしくお願いします。

    ・・・と、とはいえなんだかとんでもないところに迷い込んだ予感、が・・・
    おいしいご飯目的とはいえ、クレドリックに騙された気しかしないです・・・
    私はえと・・・何だっけクレドリック・・・(遠い目をしながらパートナーのほうを見て)

    クレドリック「前世の記憶を持つ紫水晶の魔女(アメジストウィッチ)だ。私は雷に打たれ悪の波動に目覚めしマッドサイエンティスト兼魔法使いという役回りでの参加となるので、しっかり覚えたまえロア」

    どこから出てきたのその設定・・・
    ってクレドリック、よく見るとほぼいつも通りじゃん!
    常日頃から変人って事だよね・・・うらやましい限りだよあははは(棒読み)

    ・・・おいしいご飯のために、私は自分を捨てる覚悟を持っていきますね。
    どうぞよろしくお願いいたします。ネタ合わせ歓迎です。

  • [4]クロス

    2014/06/26-09:38 

    クロス:
    ペシェさんは初めまして(微笑)
    他は久しぶり!
    俺はクロス、パートナーはオルクスだ
    宜しくな♪

    オルクス:
    フハハハハ!待たせたな、愚民の家畜共!
    我が名は死の魔王(オルクス)、又の名を『狂気じみた鮮血(ルナティックブラッド)』様だ!
    こっちは私がかつて闇堕ちさせた女神、奴隷であり妻でもある闇の十字架(クロス)、又の名を『血濡れた勝利の女神様(ブラッディヴィクトワール)』だ

    クロス:
    うん変なスイッチ入っちまったな…
    まぁ仮だしネタ合わせ大歓迎だからな!

  • [3]ペシェ

    2014/06/26-01:03 

    ごちそうが食べられると聞いて。
    あ、油屋。さんにサマエルさんこんにちは。
    他の方は……はじめまして、ぺ……
    フランペティル
    「ふはははははは!我こそは深淵を統べし魔王(ディープタイラント)フランペティルなるぞ!」

    フランは通常運行ですね……私はペシ……
    「こやつはかつては豊穣の女神であったが闇に堕とし我が僕(しもべ)にしてやった。
    現在(いま)は影を失いし悪夢の女王(ナイトメアクイーン)ペシェであるぞ」
    え?何ですかそれ、私しらな……

    「ノリの悪い奴め。この激流(なみ)に乗ることも抗うことも出来ず流されるだけの豚なら黙っているが良いぞ。
    ……コホン。無論、仮の設定である故、ネタ合わせは歓迎である」

  • [2]ハロルド

    2014/06/26-01:01 

    ラーメンですよ!ラーメン!

    ハロルドと申します、宜しくお願いします。
    私は堕天使で、ディエゴさんは暴食を司る蠅の王をやる予定
    だけどまだちょっと悩んでます・・・;

  • [1]油屋。

    2014/06/26-00:29 


    サマエル:

    時は満ちた……禁断の扉開かれし時 闇の力は覚醒する。
    恐れ戦け!我が名は 盲目の神 サマエルちゃんでぇーっす★
    油屋。と一緒に参加させて頂きます。皆様、どうぞ宜しくお願い致します!
    私が神?で油は女悪魔をやるようです。ネタ合わせも大歓迎ですよッ。


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