プロローグ
●旅路の果てに
男は、長い長い旅を終えてリーリナ村へ辿り着いた。故郷では名の知れた料理人である彼は、この村へある目的を持ってやってきたのだった。
リーリナ村近郊の森でしか取れない、幻の果実・リーリナの実。
その実はクリームのように滑らかな舌触りで、上等なプディングのように甘く濃厚なのだという。
それを手に入れオリジナルのスイーツを作り上げること。それが、その男の長年の夢だった。
「ついに……ついに、ここまでやってきたぞ……!」
握り締めた拳が、感激に震える。男が森へと足を踏み入れようとした、その時だった。
「あ、兄ちゃん。その森は立ち入り禁止だよー」
呑気な声が、男を制する。どうやら、村の人間のようだった。
「え……。でも、あの、私は……」
「いいから、止めておいた方がいいって。なんか、やたらでっかいねずみみたいのが住みついちゃってなあ。危ないから、ここいらじゃもう森に入る人間はいないよ」
軽く一蹴されて呆然とする男を置き去りにして、親切な村人は去っていく。その背中を見送りながら男は絶望――しかけ、けれどその時、あることに思い当たった。
『やたらでっかいネズミみたいの』。故郷で聞いた覚えがある。そういうデミ・オーガが、確かいるのだと。
「デミ・オーガなら……A.R.O.A.が何とかしてくれる……!」
男は希望を胸に、リーリナ村へと続く道を駆けていった。
●ねずみ退治のお仕事です
「リーリナという首都タブロス近郊の村からデミ・オーガ退治の依頼があった」
何でも村の近くにある村に、少し前からデミ・大ラットの群れが住み着いてしまっているらしいのだが……さして生活に影響もなかったので、ずっと放っておいたらしい。何とも呑気な村である。
「だが、ある日旅の料理人を名乗る男が村にやってきて力説した。あの森に生る果実はとても貴重なもので、このまま森をねずみたちの根城にしてしまうのはとても勿体ない。それに、森を荒らし尽くした後は、奴らは今度は村に仇なすかもしれない、と」
それでも村人たちはのほほんと構えていたらしいが……男が依頼料は自分が払うので頼むからA.R.O.A.を呼んでくれと懇願すると、旅の人がそこまで言ってくれるならと村人たちはやっと重い腰を上げた。
「今回の目的はデミ・大ラット退治。油断は禁物だが、そう難しい依頼ではない。そしてこれは余談だが……リーリナの実といえば、知る人ぞ知る幻の実。旅の男はその実を求めてやってきた料理人だという話だから、場合によっては、事件解決の折には美味しいご褒美が待っているかもしれないな」
ともあれ気をつけて向かうようにと、男は話を締めたのだった。
解説
●目的
デミ・大ラットの駆除。
●敵
リーリナ村近郊の森に巣食うデミ・大ラットの群れ。
偵察係の1匹が獲物を見つけ一声鳴けば群れが殺到しますので、敵を探して森中を駆け回る必要はありません。
数は多いですが、1匹ずつは強くありません。
●リーリナの実
リーリナ村近郊の森でのみ採れる幻の果実。
とは言いつつも、森には結構な数が生っているので、事件解決の折には少々なら収穫しても構わないでしょう。
そのまま食べるもよし、村まで持ち帰り旅の料理人を喜ばせるもよし。
後者の場合は、特製のスイーツを食べさせてもらえるかもしれません。
●移動手段について
A.R.O.A.がリーリナ村までバスを出しますので、移動については心配ありません。
敵の死体の処理も、事件解決後A.R.O.A.の専門の職員が済ませてくれます。
ゲームマスターより
お世話になっております、巴めろです。
このページを開いてくださり、ありがとうございます!
幻の果実(プリン味)に興味がある方集まれ~! です。
皆さまに楽しんでいただけるよう力を尽くしますので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
田口 伊津美(ナハト)
(結寿音を名乗って参加) 【心情】 最近いちごジャムばっかりでちょっと飽きてたから口直しにはいいかな? 正直塩ものがほしいけど、仕方ない あと報酬弾みそうだし、さくっと終わらせますか 後輩も多いし、引っ張るよ 【戦闘前】 爆竹を用意して森でぶっぱなしてデミラットをおびき寄せるよ 他にチーズとかあるし、偵察役が一匹ぐらいは異変を察知してきてるれるよね あと木陰でナハトをトランス状態に入れておく 【戦闘】 主な戦闘は精霊に任せて、撃ち漏らしの弱ったやつとかを叩くよ 【戦闘後】 シェフにどれくらい実は日持ちするのか、家でも簡単に調理可能か聞いてみる 保存食にならないかな?なったらこれでまた食費を浮かすことができるんだけど |
月野 輝(アルベルト)
幻の果実…しかもプリン味…… もういい加減バレてるんだし、隠さないわよ。 ええ、凄く食べてみたいわよ! そのまま食べるのもいいけど、せっかくだから料理人さんにも作って欲しいわよね。 両方って選択肢アリかしら?大きな袋持っていきましょうね。 もしレシピ教えて貰えるなら自分でも作ってみたいわね。 記憶力スキルで覚えられるかしら? ■戦闘 森に入ったら誘き寄せ用のチーズをある程度の範囲に撒いてみるわ。 デミ・ラットが集まってきたらアル達の邪魔にならない場所まで待避、 戦闘場所を囲むような形で殺鼠剤入りチーズを撒いておいて… 逃走を図る個体が居たら爆竹で逆方向から脅かしてみたり、 剣でアル達の方へ追い立てたりしてみるわね。 |
テレーズ(山吹)
幻の果実……一体どんな味がするのでしょうねー あ、大丈夫です!勿論ラット退治の事も忘れていません 頑張りましょうね山吹さん! まずは誘き出しですね 爆竹を鳴らして出てこないか試してみましょう 群れとはいっていましたがどれくらいいるんでしょうか 囲まれたりしないよう注意しないとですねー 戦闘は精霊さん達に任せて私は少し離れて待機です 敵が逃走しようとしたら爆竹を使って精霊さん達側に追いたてられるようにしますね 討伐が無事に済んだら幻の果実ですね! 収穫して料理人さんの所に持っていってあげましょう 一体どんなお菓子になるんでしょうか ふふ、楽しみですー でも実そのままの味も気になりますねー 一杯あるのなら少し食べてみたいです |
Elly Schwarz(Curt)
【心情】 こう言う時こそクルトさんに協調性を持って貰わないと! 彼は甘味が嫌いらしいので嫌々でしょうが、仕事なんですから関係ありません! 早めに倒して特性スイーツを頂きましょう! 【行動】 今回もクルトさんに説得。 あとクルトさんがトランスへ入る際 今度こそもたつかない様にしないと……同じ事の繰り返しはさせませんよ! 恥ずかしかったんですからね!(震え声) 作戦の際、僕達神人は戦闘場所から少し離れて待機。 基本的な戦闘は精霊さん方にお任せですが 逃走しそうなラットがいたら、爆竹で精霊側へ追い立て、網で捕獲しましょう。 その際、ラット用に改良した毒入りチーズも忍ばせておきましょう。 【スキル】 薬学 【所持品】 網 毒入りチーズ |
ロア・ディヒラー(クレドリック)
ネズミってどんどん増えていくからほっとくと危険かもね。お菓子も待ってるしやる気出るね。 持ち物 安いライター、爆竹(複数個。多めに) 行動 森に入ったら爆竹を鳴らし、おびき寄せるのを手伝う。 戦闘時は戦闘場所から少し離れて待機。(テレーズさんの位置と反対に位置どる。)逃走しそうなのがいたら、爆竹で精霊側へ追い立てる。テレーズさんと協力して双方向から追い立てるとやりやすいかも。 「クレドリックは…大丈夫そうだね。私は何も見なかった…」 終わったら果物を沢山収穫して、料理人に届ける。 幻の果物で作ったお菓子、もし食べられたら満面の笑みで食べるよ。 「あれ、手が止まってるけど甘いの苦手だった?」 「な、なな何すんの!」 |
●さて、お仕事の時間です
「この森の中に、デミ・オーガと幻の実が……」
森の入口に立ち、ナハトが言葉を零した。オーガの駆逐に並々ならぬ執着心を持ち、甘い物をこよなく愛するナハト。感情をあまり表に現わさない彼だが、
「はぁ。やる気満々だね、馬鹿ロボット」
『結寿音』こと田口 伊津美には、ナハトの考えていることが手に取るようにわかる。そもそも、この依頼に参加したいと言い出したのもナハトだった。
(報酬がもらえるなら、付き合ってあげるけどさ。それに、最近苺ジャムばっかりでちょっと飽きてたから、口直しにはいいかもね)
正直に言えば塩ものがほしい伊津美だが、それはこの際仕方がない。
「幻の果実……しかもプリン味……」
幻の実に興味津々なのは、ナハトばかりではなかった。思わずといった調子で呟いたのは、月野 輝だ。
「甘い物が絡むとほんと気合い入ってますね、輝は」
呟きを捉えてパートナーのアルベルトがからかうように笑みを漏らすが、今日の輝はそんなことには動じない。
「……もういい加減バレてるんだし、隠さないわ。ええ、すごく食べてみたいわよ!」
「ああ、隠すのやめるんですか? それは良い傾向ですが、私としてはちょっとつまらないですねえ」
くすり、と再び楽しげに笑うアルベルト。しかし、開き直った女子は結構強かったりする。
「そのまま食べるのもいいけど、せっかくだから料理人さんにも作って欲しいわよね……。両方って選択肢アリかしら? 大きな袋持っていきましょうね」
「……その袋、幻の実収穫用だったんですね」
「あら? 他にどんな用途があると思ったの?」
「いや……結構な大きさだったので、何に使う気だろうかとは思っていましたが……」
がっつり収穫する気満々の輝である。実はたくさん生っているとのことなので、問題ないだろう。
「幻の果実……一体どんな味がするのでしょうねー」
にこにことマイペースに言ったのは、テレーズだ。
「幻というだけあって珍しい味のようですね。少し、興味があります」
パートナーの山吹が、穏やかな口調で返す。けれど、彼には一つ懸念があるようで。
「甘い物はそこまで好きなわけではないですが……果実なら恐らく問題ないでしょう」
顎に手をやってそう零す山吹に、テレーズは明るく笑いかける。
「山吹さん、大丈夫ですよー。もし甘すぎた場合は、私が代わりに食べてあげちゃいます!」
えへんと胸を張るテレーズに、それは心強いですねと山吹は微笑んでみせて。
ふんわかした空気を作り出している二人の隣では、Elly Schwarzがその表情は変えないままに、胸の内に静かな気合をほとばしらせていた。
(こういう時こそ、クルトさんに協調性を持ってもらわないと! クルトさんは甘味が嫌いらしいので嫌々でしょうが、仕事なんですから関係ありません!)
目的の潤滑な達成のために、『ちゃんと協力してくれれば言うことを聞く』という約束までしたエリー。
「頑張りましょうね、クルトさん」
呼びかけるも、一方のCurtは、見るからにご機嫌斜めだ。
「何が頑張りましょう、だ。甘味が好きだからお前は張り切るんだろーが、俺は甘い物は嫌いなんだよ。何度言えば解る?」
「い、今更そんなこと言わないでください。『約束』したじゃないですか」
エリーが言えば、クルトは寸の間考え込んだ後、にやり、と黒い笑顔を浮かべる。
「ああ、そうだったな。こりゃあ、今回は真面目にトランス入って、たんまり言うことを聞いてもらわねぇと」
「うっ……!」
依頼終了後に一体何が待っているのか、今から不安になるエリーだった。
「鼠ってどんどん増えていくからほっとくと危険かも。お菓子も待ってるし、やる気出るね」
「ああ。幻の果物か……どんな味がするか、知っておくのもいい」
ロア・ディヒラーの言葉に応えて、にぃ、と口元を緩めたのはクレドリックだ。その笑顔を見て、ロアは思わず顔を引きつらせた。
「何て悪人面……。クレドリック、あんまり笑わない方がいいよ……」
「クレドリックじゃない」
「え?」
「クレちゃん、と呼んでもらいたいところだな」
「……」
面倒臭い。あまりにも面倒臭い。普段なら大抵無視するところだが、今ここで機嫌を損ねられると、任務に支障をきたす恐れもある。
「……頑張ろうね、クレちゃん」
諦めモードの棒読みでそう告げると、クレドリックは満足げに頷いた。
「ああ。私の活躍、しかと目に焼きつけておきたまえ」
「さて、と。それじゃ、さくっと終わらせますか!」
伊津美の言葉を合図に、一行は森の中へと足を踏み入れるのだった。
●突撃! リーリナの森
「わぁ……!」
森の中には、黄金色のまんまるとした果実が幾らともなく実っていた。思わず歓声を上げたテレーズの藤色の瞳が、キラキラと輝く。
「あれがリーリナの実ですか。早く食べてみたいですねー。あ、勿論ラット退治のことも忘れていません。頑張りましょうね、山吹さん!」
ぐっとガッツポーズを決めてみせれば、山吹もふんわりと笑みを零す。
「はい、頑張りましょう。けれど……戦闘依頼は初めてでしたね。皆さんの足を引っ張らないといいのですが」
「大丈夫大丈夫! そんなに固くならなくってもいいって!」
「結寿音さんの言う通りよ。誰でも最初は初心者なんだし、それに、2人きりで戦うわけじゃないもの。ね?」
やや表情を固くした山吹に伊津美が明るく声をかけ、輝がその言葉を継いだ。ありがとうございますと返した山吹の緊張が、ふっと和らぐ。
「それでは、作戦開始といきましょうか」
アルベルトが音頭をとる。
「まずは、爆竹で敵をおびき寄せるんですよねー」
「チーズも準備してあるわ。匂いに惹かれてくれるかもしれないと思って」
テレーズと輝が言った。敵を炙り出すための準備は万端だ。
「今回は数が多いようですから魔法で一掃できれば一番でしょうね。クレドリックさん、頼みましたよ」
「ああ。任せておけ」
アルベルトの言葉にクレドリックが応じた。他の者も、各々の役割をきちんと把握している。後、しておくべきことは――。
「トランス、だな」
クルトが、にぃと口の端を吊り上げる。エリーがびくりと跳ねた。トランス状態への移行に関し、クルトのせいで恥ずかしい思い出ができてしまっているエリーである。
「同じことの繰り返しはさせませんよ! 恥ずかしかったんですからね!」
震え声&涙目で叫ぶエリーに、クルトはにまにまと笑いかけて。
「わかってるっての。言ったろ? 今回は真面目にやるって。『約束』があるから、なぁ?」
嫌な予感しかしない。が、やるしかない。
エリーは早口にスペルを唱え、クルトの頬に口づけた。
「よくできました、だ」
にやりとしたクルトは、紫のオーラを身に纏っている。
「それじゃあ、輝。私もスキルを使いますから、いつものをお願いしますよ?」
からかうような口調でアルベルトが言えば、輝の顔が朱に染まった。
「わ、わかってるわよ! 『異界の友よ来たれ……召喚!』」
唱えて頬にキスを零せば、オーラが二人を包み込んで。
「相手はオーガじゃないし、スキルを使わない場合はトランスしなくっても大丈夫だよ。まあ、実際どうするかは本人たち次第だけど」
伊津美が後輩たちに説明する。ちなみに彼女と相棒のナハトは、既に木陰でトランス済みだ。
「さて……どうする、ロア?」
「どうするって……しなくていいんなら、それでいいじゃない」
「ふむ、予測通りの答えだな」
なのに何だか面白くないのは何故だろうかとクレドリックは首を傾げる。
「山吹さん、私たちはどうしましょうか?」
「ええと……また今度、でいいんじゃないでしょうか」
「わかりましたー」
にこにこ笑顔でテレーズに尋ねられて、柔らかく答える大人な山吹。
任務の前の一仕事は、こうして無事(?)終わったのだった。
「それじゃあ、まずは誘き出しですね。爆竹を鳴らして出てこないか試してみましょう!」
テレーズが明るく言った。デミ・大ラットを釣るためのチーズも、輝が設置済みだ。
「それじゃ、パンパンっとぶっぱなしちゃおっか!」
「了解ですー」
伊津美が言えば、テレーズとロアが爆竹に火をつけ、地面へと投げつける。
――パンパンパンパンッ!!
盛大な破裂音が、森中に響き渡った。
「後は待つだけ……だね」
緊張した面持ちで呟くロア。
「何だ、ロア。緊張しているのか。安心したまえ。鼠など、私の魔法で完膚なきまでに叩きのめしてくれよう」
「ん……まあ、期待してる」
クレドリックの不器用な励ましに、ロアはふっと笑みを浮かべた。
「群れとはいっていましたがどれくらいいるんでしょうか? 囲まれたりしないよう注意しないとですねー」
テレーズの言葉に、山吹が頷く。
「そうですね、気をつけましょう。皆さん、集まっていただけますか? この間に、防御魔法をかけておきます」
マジックブックを手に念を込めれば、簡単な防御壁がそれぞれの周囲に展開される。さしたる防御力はないが、鼠相手ならばある程度の効力は発揮するだろう。
と、その時。
――カサリ。
草陰から、体長30センチほどの鼠が1匹、とび出してきた。その額には、小さな角。
「デミ・オーガ、ですね……」
「ああ。おいでなすったか」
エリーとクルトが小声で呟く。デミ・大ラットは、しばらく付近に撒かれたチーズへと気を取られていたが、そのうちに、闖入者たちに気づいて甲高い鳴き声を上げた。
「キュキィィィ!!」
デミ・大ラットの鳴き声が森に木霊し、やがて――どたどたと不穏な音が辺りに響き出した。デミ化した鼠たちが殺到する。
「ちょ、まっ、多すぎでしょ?!」
伊津美が思わずそう叫んだのも無理はなく。いつの間にかウィンクルムたちの前には、20、30ではきかないような数の個体が集まっていた。
「……鼠は、増えるっていうよね……」
ロアが遠い目で呟く。
「とにかく作戦開始、ね。皆、頑張りましょう!」
輝が皆を鼓舞しようと声を上げる。鼠たちがチーズに夢中になっているうちに一同は陣形を整えて。大がかりな鼠退治の始まりだ。
●鼠さんがいっぱい!!
「デミ・オーガ……全部、倒す」
デミ・オーガが出現するまではぼんやりと頭上の幻の実を眺めていたナハトが、眼差しを鋭くしてダブルダガーを構える。ひとりで全ての鼠を駆逐してしまいそうなその勢いに、伊津美が慌てた。
「ちょっと、馬鹿ロボット! 今回の役目は避ける盾っ! ちゃんとわかってる?!」
「大丈夫。わかってる」
短く答えて、ナハトは先陣を切ってデミ・大ラットの群れへと突っ込んでいく。流れるような剣の舞が敵を翻弄し、引きつけた。
「それでは、私も行きますかね」
次いで、食人薔薇の力を身に纏ったアルベルトが戦場へと向かう。ロングソードの一振りで鼠共を薙ぎ払い――向かってきた命知らずたちも、薔薇の蔓の餌食となった。逃げ出そうとするものたちも、大抵がクルトの精密な射撃の餌食となる。
「残念。逃げ切れると思ったか?」
そして、運よく精霊たちの猛攻をかいくぐった鼠たちも、無事では済まない。まず、戦場の周囲には輝が殺鼠剤入りのチーズを撒いてある。おびき寄せ用のチーズと同じ物かと思いそれを口にした個体は――命を手放しこそしなかったものの、無事では済まなかったようでその動きを鈍らせる。
「やった! 成功ね」
森の奥に逃げることすら覚束なくなった鼠たちは、さらに爆竹を投げつけ追い立てられ、ほとんどがふらふらしながら仲間たちの元へと戻っていく。それでも何とか逃げ出そうとするある意味豪気な鼠を、伊津美が小刀でえいと仕留めた。
「早めに倒して、特製スイーツを頂きましょう!」
とエリーもやる気十分だ。爆竹に追い立てられた鼠たちを、ラット用に改良した毒入りチーズを忍ばせた網で捕獲する。鼠は文字通りイチコロである。
やがて鼠たちもチーズは危険だということに気づいたようだが……わかっていても、爆竹攻撃の方は防げない。
「どんどんいきますよー」
こちらに向かってきた鼠を爆竹で群れへ戻そうとしたテレーズ。しかし、一瞬の隙を突かれ、鋭い牙を剥いたデミ・大ラットが彼女へと襲いかかり――。
「危ない!!」
パァン! と派手な音を立てて、デミ・大ラットが弾き飛ばされた。何が起こったのかわからないまま、パニックになった様子で群れへと戻っていく小さなデミ・オーガ。しかしテレーズには、自分が誰に救われたのかがちゃんとわかっていた。
「ありがとうございます、山吹さん」
にっこりと笑いかければ、山吹も口元を柔らかくして。
「いえ……無事で、良かったです」
戦闘開始前にかけたものの上から更に重ねがけされた防御魔法。2重のバリアーが、テレーズの身を守ったのだった。
(クレドリック、結構手間取ってるなぁ)
他の面々と同じく、爆竹で鼠を威嚇しながら、ロアはちらと後方のクレドリックを見やる。爆竹の破裂音が鳴り響く中である。神経を集中させるのが難しい様子だった。けれど。
「――時は満ちた」
にまり、とクレドリックが恐ろしいような笑みを浮かべる。杖の宝玉が、それ自体意思を持った生き物であるかのように、生き生きと輝いていた。
「さあ、寄せ集まって震えながら溺れるがいい、哀れな害獣どもよ……!」
「はぁ。大丈夫そうだね……って、皆避けてくださいっ!!」
ナハトが、アルベルトが転がるようにして脱出した場所――こちらの思い通りに集められたデミ・大ラットの群れのそのド真ん中を、暗い紫の光を帯びた濁流が襲う。群れはほぼ全滅だ。撃ち漏らされ、もがき逃げようとするうちの1匹をクルトの連続射撃が貫いた。
「逃がさねぇって言ってるだろうが。あ?」
「そろそろ終わりにしましょうか」
アルベルトも、哀れな生き残りをその剣で叩き切る。そして最後の1匹を、ナハトのスピードが追いつめた。素早いダガーの一撃が、デミ・大ラットの命を奪う。
「ちょっと! 敵倒した時の『お前は、壊されたということを理解すらできないだろうな』ってやつダサいから……」
「お前は、壊されたということを理解すらできないだろうな」
「……言うなって言おうとしたのに。遅かった……!」
大きなため息を零す伊津美である。一方、
「ロアからの視線を感じた気がしたが……気のせいか」
首を傾げるクレドリック。そんな彼とは目を合わせずに、
「そう、気のせいだよ。私は何も見なかった……」
自分に言い聞かせるように呟くロアだった。
●幻の果実を味見し隊
「これは……たくさん収穫できましたね」
女性に持たせるわけにはいかないと山吹が抱えた袋の中を覗き込み、苦笑交じりに呟くアルベルト。輝が持参した袋の中は、幻の果実でいっぱいだ。
「一体どんなお菓子になるんでしょうか? ふふ、楽しみですー」
早くもスイーツのことを思って笑顔になるテレーズだが、実は果実そのものの味も気になって仕方がない。ふわりと山吹が笑み零した。
「テレーズさん、とても分かりやすく今食べたいという顔をしていますね。1個くらいなら大丈夫でしょうか」
言って、袋から取り出したるは黄金の実。それを見て瞳を輝かせたのは、テレーズばかりではなく。
「わ、私も一ついただけるかしら?」
「俺も食べたい……」
「僕もぜひ!」
「後学のために私もいただこうか」
輝が、ナハトが、エリーが、クレドリックが言って、袋の中へと手を伸ばす。それぞれのパートナーが、ある者は苦笑し、ある者は呆れ顔を作ってみせた。しかし。
「ふわわわ! 口の中でとろけますー」
一口齧ったテレーズが、感嘆の声を上げる。
「成る程。悪くはないな」
「これ、甘くて美味しい」
「プリンの味がします……!」
「そのまま食べてこの味なら、スイーツにも期待しちゃうわね」
口々にそう言われれば、他の者も果実の味が気にならないわけはなく。
結局、甘味嫌いのクルト以外の全員が、その実を堪能したのだった。
●幻の実のジェラート・キャラメリゼ添え
幻の実を持ち帰ると、旅の料理人はそりゃあもう喜んだ。ちょっと泣いていた。
そんな彼が一行に振る舞ったのは、幻の実をふんだんに使ったジェラートに、これもまた幻の実のキャラメリゼを添えた一品で。
「んー、美味しいっ!」
スイーツを口に運んで、ロアは幸せ全開の笑顔を零した。早速二口目を、とスプーンを伸ばすロアの隣。一口食べたきり手を止めたクレドリックが、興味深そうな顔をしてじぃとロアの様子を観察している。
「あれ、手が止まってるけど甘すぎた?」
「いや、甘い物は嫌いではないが……君があまりにも美味しそうに食べているのでね。同じ物なのか試したい」
「試す? それってどういう……」
ロアが言い終える前に、クレドリックの指がロアの頬に触れた。そして、指で掬ったスイーツの欠片を、躊躇なくぱくり!
「ふむ、若干甘さが増した……ような気がするが気のせいか。……ロア、どうした?」
「な、なな何すんの! このマッドサイエンティストがぁ!!」
真っ赤になったロアの叫びが、辺りに木霊した。
「美味しい……。幸せです」
うっとりと呟くエリーの隣で、クルトはあからさまに不機嫌顔だ。
「つくづく甘味に対して潔いな、お前は。クソ、お前だけいい思いするとか、ほんとありえねぇ」
整った顔を黒い感情に歪めていたクルトだったが――ふと、その顔に邪悪な笑みが浮かぶ。エリーは戦慄した。
(これは……きっとまた、良からぬことを考えているに違いありません……)
そして、エリーの予感は不幸にも見事に的中した。
「いいこと思いついた。そうだ、『約束』があったんだよなぁ? 良い子ちゃんは約束破ったりしねぇよな。くくっ、今から楽しみだ」
「な、何をやらせる気なんですか?!」
「さぁな。それはまだ秘密。あーあ、楽しみ楽しみ」
折角のスペシャルなスイーツを目前にしつつも、先のことを思いブルーになるエリーだった。
「すっごく美味しいですー」
スイーツを頬張りとろけるような笑みを零すテレーズの隣で、山吹はジェラートを一匙口に運んだっきり、青い顔をしてフリーズしていた。彼の異変に気づいたテレーズが、心配顔で声をかける。
「山吹さん? 大丈夫ですか?」
「え、ええ、何とか。その……少しばかり、スイーツが甘すぎまして。実そのものは平気だったんですが……」
弱弱しく笑顔を作る山吹。そんな山吹の前から、テレーズはそっとスイーツの皿を自分の手元へと運んで。
「テレーズさん……?」
「森に入る前に、約束しました。甘すぎた場合は私が食べてあげますって。だから、大丈夫ですよー」
にこっと山吹に笑いかけ、テレーズは二人分のスイーツをせっせと口に運んでいく。
「……ありがとうございます、テレーズさん」
柔らかな言葉が、降った。
「……美味しい」
「はいはい、良かったね。今日のおやつはそれで済ませるから、たくさん食べといたら?」
無表情ながらも幸せそうにスイーツを口に運ぶナハトの隣で、伊津美は苛立ちを隠そうともせずにテーブルをこつこつと叩いた。それもこれも、全て幻の実のせいである。
(ジャムにしないと日持ちしないなんて……よりにもよってジャム……!)
ここのところ苺ジャムで食い繋いでいた伊津美。またジャム中心の食生活が始まるのかと思うと気も重くなる。が、
「だけど……これでまた食費を浮かすことができる……!」
超がつくほどの倹約家である伊津美は、これくらいのことではめげないのだった。
「本当に美味しい! レシピとか、教えてもらえないかしら?」
自分でも作ってみたいわと零す輝の隣で、アルベルトはくつくつと笑みを漏らした。
「な、何が可笑しいのよアル?!」
「いや……随分浮かれているようでしたので、つい」
「わ、私は浮かれてなんか……!」
「レシピを教えてもらえたとして、幻の実をどこで調達するつもりなんですか?」
「あ……」
輝の反応に、アルベルトは笑みをますます深くする。
「ほら、輝。早く食べないと、ジェラートが溶けてしまいますよ」
指摘されて、輝は慌ててジェラートをスプーンで掬う。そんな輝を、アルベルトはどこか優しいような表情で見守っていた。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:月野 輝 呼び名:輝 |
名前:アルベルト 呼び名:アル |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 巴めろ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 冒険 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 04月28日 |
出発日 | 05月07日 00:00 |
予定納品日 | 05月17日 |
参加者
- 田口 伊津美(ナハト)
- 月野 輝(アルベルト)
- テレーズ(山吹)
- Elly Schwarz(Curt)
- ロア・ディヒラー(クレドリック)
会議室
-
2014/05/06-12:47
>月野さん
ありがとうございます。ハラハラしましたが間に合いました!
ではラット用毒入りチーズ、用意しておきますね。
……と言ってもLv1ですから、効果の有無はGMさんの判断になりそうですけどね。
あと半日を切りましたね。
改めて皆さんよろしくお願いします! -
2014/05/06-12:05
この世界、まだ始まったばかりなので色々手が届いてない所多いわよね。
要望には応えてくださる運営さんだし、お願いしてみると検討してくれそう。
私もまたいくつか要望出してみようかしらね。
エリーさん、レベルアップおめでとう!
間に合って良かったわね。
一応、チーズには殺鼠剤を仕込むってしておいたけど、
通常の薬じゃ効かないかもだし、スキル使用は有難いかも。
お願いして良いかしら?よろしくね。 -
2014/05/06-00:24
当日になってですが、先日参加したハピエピの結果が届きまして
漸くLvが上がりましたので、スキルを取得してきました。
僕:薬学(一般スキル)
クルトさん:ダブルシューター(ジョブスキル)、フェイク(一般スキル)
になります。
薬学スキルでチーズにラット用の毒を盛れるかもしれないのですが、如何でしょう?
取得したスキルを生かしたプランを行いますね。
その他何か出来る事がありましたら、ご指摘下さい。 -
2014/05/05-18:57
作戦まとめありがとうございます。
役割了解しました、頑張ってプランに押し込んできますねー。
オーガ戦も始まるようですしよくある質問は欲しいですねー。
システム面があやふやは結構致命的ですし。
早いもので出発も明後日ですね、頑張りましょー。 -
2014/05/04-23:31
お問い合わせと作戦総まとめありがとうございます!
確かに公式でよくある質問みたいなのがあると助かりますね。
(レベル1の魔法職はどれ位魔法が使えるの?など)私も要望で今度出してみようかと思います。
作戦了解いたしました!
えっとでは私は、テレーズさんと共に爆竹で精霊のほうにネズミを追い立てる役割をしますね!二人いれば、両側から挟みうちで追い立てることもできそうですし。
幻の果物を大量ゲット目指して頑張りましょうね! -
2014/05/04-19:10
お問い合わせと作戦纏めお疲れ様です。
作戦把握しました。
>結寿音さん
そうですね。
こう言う時戸惑ってしまいますし、戦いのヒント……欲しいですね。
寧ろ公式でFAQのようなものがあれば、皆さん把握出来るような気がしますけども。
同じ質問をしなくて済むとも思うんですよね。
ーーー
まぁ……何はともあれ、この依頼頑張りましょう。
網の持参も忘れず記入しておきますね。
またクルトさんの性格がひん曲がっているので、もしご迷惑をおかけしてしまったら申し訳ないです。
改めまして今回よろしくお願いします。 -
2014/05/04-13:14
お問い合せ&作戦纏めお疲れ様ー
だいたいわかったよー
正直レベル1でもできることは事前にまとめといてくれよ運営…って感じ
私も要望で送っとこうかな? 最近新人さん多いし戦いのヒントになるだろうし
簡単だしさくっと終わるっしょ!気軽にいこー -
2014/05/04-11:07
そうすると……
・森に入ったら、爆竹を鳴らしたりチーズを撒いたりしてデミ・ラットを誘き寄せる
・前衛盾役:ナハトさん、アルベルト…それぞれのスキルを生かしてラットを集め、呪文詠唱の時間稼ぎ
・後衛:クルトさんは射撃で攻撃、クレドリックさんは魔法攻撃、山吹さんは防御魔法を展開
・魔法での撃ち漏らしが出たら、前衛二人とクルトさんの射撃で対処
・神人は戦闘場所から少し離れて待機、逃走しそうなのがいたら、
爆竹で精霊側へ追い立てる、網で捕獲する、
殺鼠剤入りチーズを投げつけて気を反らせる等の対処を
戦闘の作戦としてはこんな感じで大丈夫かしら?
その後、幻の果実を収穫して持ち帰ればOKよね。 -
2014/05/04-11:04
>エリーさん
いえ、私もさっきまで忘れてたの(笑)
網で捕獲するなら、虫取り網のように持ち手ついてる方が使いやすいかしら…
大きな網をバッと広げるのもアリだと思うけど…
>テレーズさん
問い合わせお疲れ様でした。
やっぱりジョブの性質で使える魔法の種類は決まるのね。
本でも杖でも、それを補助するに過ぎない、って所かしら。
そして、前のレスで私が言ってた「以前回復魔法使ってた」って発言、
あれ、防御バリアだったわ…勘違いごめんなさい。
バリアは有難いので頼りにしてるわね。 -
2014/05/04-03:11
ロアさんも初めましてー。はい、頑張りましょうね!
確かに規模もはっきりしていませんし神人だけだと広範囲カバーしきれなそうですね。
爆竹の準備はしっかりして行きますねー。
あとお問い合わせもう返ってきましたー。運営さんいつ休んでるんでしょう…。
丸々貼っていいのかよく分からないので箇条書きしますが
・マジックブックは魔力を秘めているが特有の魔法などが使えるわけではない
・本でもバリアは張れる
・現在はレベル1では回復手段を持っていない
な感じらしいです。
やっぱり攻撃には向いていないようなので後衛から支援にあたらせて頂きますねー。
防御魔法を使ってサポートしようと思います。 -
2014/05/04-00:18
>月野さん
あ、そうでしたね!
逃走しようとしてる個体を追い立てられればいい事
爆竹の存在が抜けていましたね。すみません!
では爆竹の使い道は脅かしの認識で。そこから精霊さん方と挟み撃ち出来れば良いですね。
漏れてきたラットは待機してる私達で取り囲み、網を投げつけて捕獲……と言う感じですか。
その際は私達が攻撃されない様に慎重になるべきですかね。
-
2014/05/03-23:27
連投でごめんなさい。
逃走しようとしてる個体、精霊達の方に追い立てられればいいのだから、
せっかく爆竹持っていくって案があったのだし、
爆竹で反対側から脅かしてもいいかもしれないわね。
その場合は、神人はばらけて、戦闘場所をぐるっと取り囲む感じで
待機してるのが良さそうかなと思うわ。 -
2014/05/03-23:22
んっと…場所が森の中だから、網や粘着テープを仕掛けるなら、
戦闘場所の周りをぐるっと囲めるくらいの物が必要だと思うの。
網って言い出したの私だけど、考えてみたら、
かなり広範囲に仕掛けないと意味が無さそうかも…。
あ、仕掛けておくんじゃなくて、逃走しようとしてるの見つけたら、
網を投げつけて捕獲する…ならいけるかしら?
チーズに何か仕込むのは有効そうなので、
薬が効くかどうかは判らないけどやってみて損はないと思うわ。
殺鼠剤仕込んだチーズを用意してくるわね。
-
2014/05/03-23:00
テレーズさん初めまして!私のパートナーも
攻撃できない魔法使いかもとあせりましたがそんなことはなくほっとしたところです。一緒に未知のスイーツ目指して頑張りましょうね!
エリーさんが網を用意してくださるなら、私は粘着シート用意してきますっ。網をはった付近などに設置して逃走を防げるようにしますね。くっついてくれると良いのですが。
-
2014/05/03-20:31
>月野さん
確かに精霊さんに任せてばかりはいけませんね。
神人での罠用意は良さそうです。
では僕は網を準備しておきましょうか?
>テレーズさん
テレーズさんの粘着シートやチーズに何かを仕込むのも良さそうですね。
味については想像もつきませんが、どんな味でも楽しみです。
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2014/05/03-03:23
>月野さん
わわ、こちらこそ失礼しました!お久しぶりですー。
ううん、マジックブック謎ですね。
ワールドガイドを読む限り「本が体当たり噛み付き」的な記述があるんですが色々と曖昧ですねー。
本の角で殴るっていうのも意外と正解かもです。
とりあえず起きたらお問い合わせでもしてみますねー。
>エリーさん
はい、こちらこそよろしくお願いしますねー。
元々プリン味のものがどうなるのか楽しみです!
確かに逃走防止策は必要そうですねー。
屋外で範囲が広そうですし、網も含めて思いついたもの全部試してみるくらいで丁度いいかもです。
相手はねずみですからぱっと思いつくのだと粘着シートだったりチーズに何か薬を入れておいたりでしょうか。 -
2014/05/02-21:39
ごめんなさいっ!今思い出したのだけど、
私、テレーズさんにお会いした事あったわよね!?
初めましてとか言っちゃってごめんなさいね。
ミステリーツアー以来よね、お久しぶり。
ほんとに、最近、人の名前と顔が一致しなくなってきて……
記憶力スキルあるはずなのにっorz
と、とりあえずこれだけっ!
えっと、作戦とかは…
前衛と後衛でそれぞれ得意な事をやるって事で大丈夫そうよね。
あと、逃げそうなラットは神人で何とか出来ないかしら。
周りに網を張っておくとか……
もうちょっと何か考えてみるわ。 -
2014/05/02-20:25
>結寿音さん
そうなんですか……影響ないのもちょっとアレですけども。
……デ レ デ レ?何だか鳥肌が……。()
遊撃了解です。
>ロアさん
ふむふむ……そうなんですね。
親密度の意味を問いたくなりますが、突き進む事も大切ですね。
>テレーズさん
テレーズさんも初めましてですね。今回よろしくお願いします。
特製スイーツ目指して頑張りましょう!
ーーー
僕達はどうしましょう。
取り敢えず一匹一匹確実に仕留めようとは思いますが
……そうですね
ラット達が散らばらない様にする事も出来ればと思っています。 -
2014/05/02-14:07
テレーズさんも初めまして、よろしくね。
やっぱり魔法系の方はその辺気になってたのね。
たぶん、剣士系が普通に剣を使えるように、魔法系は魔法を使えるのかなと思うわ。
スキルは「特別な強い技」と言う事なんじゃないかしら。
修行を積んだ者だけが使える、的な。
そうじゃないと、魔法系の方辛すぎだものね…
マジックブックで攻撃……本の角で殴ったら痛そうね(笑)
って冗談はともかく、マジックブックでの攻撃はどうなのかしら。
本の特性で言えば、攻撃できる感じだけど防御魔法は苦手そうよね。
ライフビショップの得意は防御魔法よね。
うーん……どうなのかしら、これ…… -
2014/05/01-22:28
皆様初めましてー、テレーズと申します。
パートナーはライフビショップの山吹さんです。
アドベンチャー初めての新米ですがよろしくお願いしますー。
参加したものの冷静に考えたら回復できない回復役なのでは、と気づいてどきどきしてましたが大丈夫なのですね。
安心しました!精一杯頑張らせ頂きますねー。
武器はマジックブックなので攻撃も大丈夫…でしょうか?
爆竹とチーズを使う旨了解です。
特製スイーツ目指して頑張りますー。 -
2014/05/01-20:53
>月野さん
実例があるなら安心できます、良かったー…。
ライフビショップも回復使えないと厳しいですものね。
レベルアップへの道のりは遠いですが、頑張りますっ!
>エリーさん
以前アドエピではありませんが、ハピエピに参加した際に、親密度0の状態でしたが結果とても楽しく活躍までさせてもらってたので、結寿音さんのおっしゃるとおりさほど影響してないのかもです。気にせず突き進めば意外と何とかなるものですよー。
>結寿音さん
杖は杖らしく魔法を使えっていうことですね…!
魔法も使えそうですし、杖を無駄な犠牲にしないよう有効活用します。
戦闘中の事了解しました!ひと纏まりにしてもらった雑魚を魔法で清掃しますね。
-
2014/05/01-19:53
ほへー、魔法ってスキルなしでも行けるのか!
行けないと実際レベル2になるのもちょっと時間かかるからキツイものな…
あ、杖は殴っても意味ないって明記されてたから注意なのだよー
親密度は精霊が私達の言うことを聞いてくれるか、デートを魅力的なものにしてくれるかに影響するとか聞いたけど、現状影響してない気がするデース
エリーちゃんの場合はあれやな、ゲスデレからデレデレになるんじゃなかろうか
あ、ナハトには早さを活かした遊撃をしてもらおうと思うの
撃ち漏らした雑魚清掃と雑魚をひと纏まりにするように誘導するよ
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2014/05/01-19:01
ロアさん、初めまして!
一緒に頑張りましょうね。
>月野さん
そうですそうです。
……あぁ、なるほど。確かにあれは難しい依頼でしたから
敵もそれなりだったと言う事ですよね。
親密度がどうのでご迷惑をかけたんじゃなくて良かったです。
(それでもお役に立てたかは別ですが)
親密度は少しくらい上がると思っていたので、ちょっと拍子抜けでした。
なので現在親密度は変わらず……((
魔法使いの方はそのくらいないと辛いところですよね。
大丈夫だと信じましょう。
(初期スキルを求めるのは、きっと我が儘でしょうね。)
-
2014/05/01-18:47
>エリーさん
それ、ご一緒した木苺の依頼の時の事?
あれは親密度が…と言うより、敵の防御力が高くて
クルトさんの攻撃力を上回ってたからじゃないかなと
今回の敵はアレより防御力低いでしょうし大丈夫じゃないかしら
一緒に危険を乗り越えてるのだから、アドエピでも親密度の変化あってもいいわよねえ…
>ロアさん
以前やっぱり「Lv1でも魔法使えるんでしょうか」って言ってる方がいたの
その方はライフビショップだったけど「前にエンドウィザードの方が魔法使ってたから大丈夫だと思う」
って言ってる方がいて、結果が返ってきたら、ちゃんと回復魔法使ってらしたのね
だから、たぶん大丈夫だと思うわ
ええ、頑張りましょうね! -
2014/05/01-17:54
初めましてっロア・ディヒラーと申します。
パートナーはクレドリックです。
ぺーぺーの新米ですがよろしくお願いいたします!
お友達機能欲しいですよね…
そうなんですよ…超絶新米なものですからスキルが無いのです、魔法使いなのに…
月野さんそれかなり朗報です…!魔法が使える扱いだったらいいなあ…じゃないと杖で殴ってもらうはめに。
多少なりとも使えれば、後ろから援護ができますし…!
あ、詠唱の時にクレドリックが強くも無いのに怪しげな台詞(厨二的な)を言ってるかもしれませんがスルーで大丈夫です。
爆竹とチーズいいですね、良い具合におびき寄せられそうです。
特製スイーツのためにもがんばりましょう! -
2014/05/01-17:44
月野さんはお久しぶりで、結寿音さんは先日ぶりですね。
友達機能……確かにあれば便利ですね。僕も同意です。
爆竹とチーズですか。良い案だと思います。
以前爆竹使用を火事にならないか不安で危惧しましたが
そう言ったものではないのですね(調べた)。
では僕達は後衛ですね。
親密度のせいか、以前攻撃が全く聞いていない様に感じたので
僕も神人としての覚悟を固めて依頼へ望みます。
と言うか、アドベンチャーでは親密度の変化はないのですね……((
-
2014/05/01-17:22
エリーさんと結寿音さんはお久しぶり。
テレーズさんとロアさんには初めまして
月野輝です。よろしくね
友達機能、ほんとに欲しいわね。同意だわ
スキルが無くても魔法系の方は普通に魔法が使える扱いだって
前に別の依頼で聞いた覚えがあるのだけど…
メタな事言えば、マスター様次第かしら?(メタ過ぎ
それはともかく、私達も前衛で盾役を任せて貰おうかしら
ローズガーデンで防御・カウンター狙いでいこうかなと思うの
上手くいけば自分の攻撃ターンの他に防御ターンでも攻撃できるかなって
爆竹いいかも。脅しにも使えそうだし
あと、ネズミと言えばチーズ…って事で
チーズ撒いて誘き寄せてみるとかどうかしら -
2014/05/01-16:30
久しぶりの人はお久しぶりー
初めましての人は初めまして!結寿音だよ!(偽名を名乗ってます)
友達機能が切実にほしい…
今回は雑魚たくさんかー、じゃあエトワールでエンウィザードの時間稼ぎでも…
ってスキルがない!? こういう時ってどういう扱いになるんだろかねぇ
テンペストダンサー6Lv
シンクロサモナー 5LV
ライフビジョップ 1LV
エンウィザード 1LV
プレストガンナー 1LV
って感じか、よっしゃー、先輩頑張ってひっぱちゃうよー
前衛後衛はっきりしてるし、(避けるけど)メイン盾は任せろ!
森に入ったら爆竹でも鳴らせば早速集まってこないかな?
一匹来たらもうそれで十分だし、深く考えなくて良さそうだね
-
2014/05/01-15:06
初めまして、お会いした事がある方は改めまして
Elly Schwarz、エリーと言います。
パートナーはCurt、クルトさんです。
デミ・大ラットを素早く倒して特製のスイーツを頂きましょう!
クルト「今回は随分潔いな……甘味に釣られやがって」
クルトさんは黙ってて下さいよ。
動機は不純ですが
依頼へはちゃんと前向きに頑張りますので、よろしくお願いします!