プロローグ
その日あなた達は、仲良しグループで某温泉旅館に来ていた。
おいしいご飯を食べて、広くてあったかいお風呂を満喫して、大満足。
素肌の上に旅館で用意されていた浴衣を身にまとい、廊下をとてとてと歩く。
「お、土産物売ってる」
今も忙しく任務に出ている仲間もあるだろう。
A.R.O.A.の職員、寝てないだろうし。
せっかくだからなにか買っていってあげようか。
いやいや、きっと夜はしゃいじゃうし、自分達も食べるために買っていく?
店に並んでいたのは。
1、キャベツの形の温泉まんじゅう(しろあん/二個セット)
2、しょうゆ味のおせんべい(男性手のひらサイズ、ハート型/一枚)
3、こうのとりおばさんのチョコチップクッキー(こうのとり型/二枚セット)
4、なぜかおっぱい型のプリン(もちろん二つセット)
5、言えない形のキャンディ、12センチサイズ(ピーチ味/一本)
それぞれ200jrです。
さて希望の品を購入するためにレジに行くと、隣にはほかほかの肉まんが売っていた。
しろくてむちむち、なぜか先っぽがほんのりピンク。
「これ美味しいですよ! 当旅館のおすすめです!」
そう言われたら買っちゃうよね、ということで、買い物に追加!
で、部屋に戻って、とりあえず冷めないうちにと肉まん食べて、お正月の練習にかるたに興じていたあなたたち。
なんだけど。
「なんか胸がかゆい……」
「お前も? 実は俺もさっきからさあ」
皆が顔を見合わせて、そのうち誰かが浴衣の前をがっ! と開いた。
それはもう、男らしく豪快に。
すると、そこにはなんとまあ立派な、ぽよんぽよんのおっぱいが!
「えええええっ!」
当然叫び声を上げると、後ろから、カシャカシャ!
「なんか今変な音が……?」
「……って、あの押し入れ明らかに怪しいんだけど!」
隙間のあいているふすまを開ける。
すると中には、一人の男。
「ふはははは、おっぱいとったぞ~!」
彼は興奮して立ち上がり――がんっ!
「痛いっ!」
「そりゃ押し入れの中で立とうとすればな。ってかお前、男だけの部屋でおっぱいを狙うとは、相当なHENTAIだな!」
「は、俺がそんな馬鹿なことをすると思うか。貴様らが『おっぱい肉まん』を買って行ったから、狙っていたのよ!」
つまり、あの肉まんを食べた人は、おっぱいがはえます。
「ところでその写真返せよ!」
「いやいやいや、これは俺の宝物~」
男はスマホを握り締め、部屋を駆けだした。
解説
ウィンクルムさま1ペアにつき、お泊り代400Jrいただきます。
それと『おっぱい肉まん』は、ウィンクルムのうちどちらか、または両方が購入してください。一個100jrです。
その他のお買い物はご自由に。文字数が勿体ないと思うので、『1』とか頭の番号を使って、プランにご記入くださいね。
二個買う時は『1×2』でお願いします。先に来るのが、購入品です。
できそうなことは
・男を追いかけてスマホ奪取
・男はスルーで買ったものを食べる
・お正月が大事だから、かるたの練習
などでしょうか。もちろん他に思いつくことは何でもしていただいて構いません。
部屋は大部屋で、ウィンクルム全員一緒です。
あと着ているものはよく旅館やホテルにある浴衣なので、頼りのなるのは帯一本。
暴れるといろいろ見えます。
下着ははいていてほしいですが、上は素肌がいいですね。
じゃないとおっぱいが見えないYO!
追いかえる時はスリッパで。転んでも自己責任です。
あ、胸のサイズの希望は、カップのアルファベットで書いてください。
以上、適当にわちゃわちゃしてください。
男は捕まえなくても、写真をネット公開とかしません。
ええちょっと自分で楽しむだけです、問題ない!
ゲームマスターより
こんにちは、瀬田です。
おわかりだとは思いますが、コメディです。
あと、皆でわいわいするエピです。
他の人との関わりNGなウィンクルムさんは、参加をご遠慮ください。
会議室で相談してもらえれば、それなりに賑やかにできるかと。
もちろん「俺たちは二人で●●するぜ!」も結構です。
が、二人きりの描写にはならないということだけは、ご承知を。
それではみなさん、どうぞ素敵な旅館ライフをお楽しみください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
おっぱいが生える肉まんだって? ところがどっこい絶壁だよ!ミラクルパワーなんてなかった! というわけで僕にデメリットはないんだけど… 桐華さんが殺る気満々だし、一緒についていくよ 男がどこに逃げてくかわからないからねー、誘き寄せたいよねー 廊下がツルツルで転んじゃったぞー的なノリで桐華さんを突き飛ばしてイルドさんにボディアタックさせよう そのまま押し倒せばいいんじゃないかな? それを僕がこれみよがしに撮影するから ベストアングルが欲しかったら出ておいで? あ、桐華さん以外は無許可では撮らないから安心して! 撮っていいなら撮るけど なかなか捕まらなくて退屈になったらお土産屋にふらっと 後でキャンディ食べる? 二本買っとこ |
スウィン(イルド)
皆の作戦内容にあわせる Dカップ (変態に唖然とし)大きければ男の胸でもいいの? Lv高すぎて理解できないわ~…したくもないけど 兎に角これ以上被害者を増やすわけにもいかないし 捕まえて懲らしめましょ! (作戦でイルドにからかい含め胸押し付け) こんな機会滅多になさそうだし触ってみる?(ケラケラ) ハーレムじゃない。妬けちゃうわ~☆ (過激すぎる事はしない 想定外のお色気ハプニングがあった場合 照れる必要はないと思うものの何故か照れる) やれやれ一件落着ね あの肉まんって女の子が食べても胸が大きくなるのかしら? 変な効果があるなら先に教えてほしかったわ とんだサプライズよ! まぁ何だかんだで楽しかったし、また来たいわね♪ |
蒼崎 海十(フィン・ブラーシュ)
肉まん食べた A 下着有 上素肌 スマホ奪取する…! フィンの写真が誰かのものになるなんて絶対に許せない カインさんに触られ抵抗はないが恥ずかしい(貧乳だし 他の皆と協力し、男を囲い込み 誘き寄せる為胸を囮…俺は囮にならなさそうなので、隠れて男を警戒 何でそんなにノリノリなんだ、フィン! べ、別に胸の大きさを羨ましがってるとか悔しがってるんじゃない フィン、少しは恥じらえ! 隠せ! あ…凄い柔らかいナンダコレ わ、悪い!そんなつもりじゃ(足が止まったせいで、フィンと一緒に床に倒れ込み) !!?(声にならない) 写真、置いてけ!! (八つ当たりに男目掛けて履いていたスリッパを脱いで投げつける) 写真は消去…フィンのだけ欲しい、かも |
ハルト=グリーンフォレスト(アルフリート=キルシェイス)
肉まん×2 A 自分と相手の胸を見比べ胸倉掴んでがくがくゆさゆさ 何故だ、何故俺の方が小さいんだ!? 何だか悔しくなるじゃないかキルシェイスぅぅぅう!! 我に帰って男を追いかける 旅館の見取り図を確認できる場所があったら確認する キルシェイスの後を追走する形で、彼がイルドさんと接触したら自分も接触し両手におっぱい状態を狙う。男が出現しないか目を光らせることも忘れない。 男が出現したら捕獲に動く 他の方がイルドさんと囮になって男をおびき寄せようとしていたら、そこに更に参加して男をおびきだす 胸…ちっちゃいけど 男を捕獲したら、データを消させて説教する 肖像権の侵害はいけない。プライバシーの侵害にもあたる云々。 |
カイン・モーントズィッヒェル(イェルク・グリューン)
3x2 H あいつ(亡き妻)よりもこいつ(イェル)よりもでけぇ こっちはどうなんだ? ※胸見比べ、下着の中身確認 フィンも育ったなー※胸むにむに あと、てめぇの嫁の胸失礼※軽くタッチ 痛ぇっ! ま、捕まえるか イェルの胸は俺の…痛ぇっ! 胸露出しないよう注意しねぇと 俺でこの胸は視覚攻撃力高過ぎる イルドがおっぱいハーレムなので誘引要員 嫁の胸だけじゃなくて、しかも俺で悪ぃが※方法問わずイルドへ胸をむにむに 誘引成功したら捕獲、踏む 俺がこの胸で楽しいか? 「こっち変化ねぇし」と男である事を証明(意味深 全部終わったら… 叶、撮ってた? イェルのセクシー画像あったら、欲…痛ぇっ! 盛大な自爆だが、還ってこい かるたして落ち着け ※頭撫で |
「はああああっ!?」
一同は顔を見合わせた。
ここにいる一同とは、まずはイルド。
そして叶。
蒼崎 海十に、ハルト=グリーンフォレスト。
イェルク・グリューン。
スウィンとアルフリート・キルシェイスとフィン・ブラーシュ。
桐華。
それとカイン・モーントズィッヒェルである。(おっぱい順)
「なんだこれは!」
イルドは叫んだ。自身のぺったんこの胸は、相変わらずそのままぺったんこ。
だって肉まん食べなかったから!
だけど周りの人は違う。
「何故だ、何故俺の方が小さいんだ!?」
「ハ、ハルトさん!? ……うわああぁああ!!」
相棒に胸倉掴まれ揺さぶられ、アルフリートはがくがくと顎を震わせた。
「ほ、ほら、体格差とかありますし!」
あなたはスレンダーだからと必死に説得するも、ハルトは納得いかず。
アルフリートの胸部……たゆんと揺れるDカップのおっぱいを見て、また「あああっ」と声を上げた。
「なんだか悔しくなるじゃないかキルシェイスぅぅぅう!」
「いいじゃないか、まだっ!」
そう言って、二人の肩に手を置いたのは、叶。
「僕なんか絶壁だよ! 肉まん食べたのに! ミラクルパワーなんてなかった!」
「ホントに見事にまったいらだな」
後ろからぺとりと桐華の手が伸びて、むにゅっとかじゃない感じに触られて、叶はくるりと振り返る。
「勝手に触るなよっ、たゆんたゆんな桐華さんめ!」
そんな騒ぎの最中、HENTAIが消えた廊下の先を、スウィンは呆然と見つめている。
「大きければ男の胸でもいいの? ……レベル高すぎて理解できないわ……したくもないけど」
男の胸っていうか、俺はお前の胸が……と。隣のイルドには言えるはずはなかった。
浴衣をきっちり着ているスウィンの胸は見えないけれど、たぶんさっき食べてた肉まんよりも、でかいものがついているのはわかる。ちなみに設定はDカップ。たゆ。
さてこちら、変わり果てた胸を堪能しているウィンクルム。
「あいつよりもこいつよりもでけぇ。こっちはどうなんだ?」
あいつは亡き妻、こいつはイェルク。こっちというのはHカップのお胸よりももっと下、平たく言えば足の間のことである。
どうなんだ、と存在を確認するカインの横で、イェルクは彼を殴りつける元気がない。だってイェルクも肉まん食べた、Bカップ。
「妊娠していないのに胸だけ……。こうのとり女史の恩恵……?」
イェルクは、自分の両胸に手を置いている。たしかにある。この下にある。
肉まん効果がきれるのはいつなのか、これはあの店員に確認せねばと思っていると、こんな声が聞こえてきた。
「フィンも育ったな……」
「たゆんたゆんだよねえ」
「あと、てめぇの嫁の胸失礼」
「えっ、あの……俺の、小さいので……」
フィンのDカップおっぱいをむにむにするカイン。
カインのHカップおっぱいをもにもにするフィン。
それはまあいい。だけど。
「人の家の奥様に何してるんですか!」
イェルクはばしばしと思いっきり、それはもう力いっぱい、カインの肩やら背中やら、とりあえず平手打ちで殴りまくった。
「痛ぇやめろイェル!」
「大丈夫です、俺別に抵抗ないし。ただちょっと小さいから申し訳ないっていうか」
「何言ってるの海十。慎ましやかで可愛いよ」
「か、可愛っ……」
ばしんばしん! の近くで、頬を染めた恋人に微笑みかけて、甘やかな空気を醸し出しているフィン。
まだ「キルシェイスうぅぅ!」とか聞こえているが、それはそれ。
恋人のお胸ならばばいーんとおっきくても、ぷるんと小柄でもいいに決まっているのだ。愛はおっぱいのサイズに勝る。
「兎に角、これ以上被害者を増やすわけにもいかないし、捕まえて懲らしめましょ!」
ぱん、とスウィンが手を打ち、一同が現実に目を向ける。
「ま、捕まえるか。イェルの胸は俺の……」
「って、人前で何言ってるんですか!」
またもばしばしと叩かれるカイン。
とはいっても、はっきり言って男がどこに行ったかはわからない。
「旅館の見取り図って、どこかで手に入らないのでしょうか」
なぜだどうしてだキルシェイスとハルトに襲われたアルフリートは、いつの間にやらはだけてしまった浴衣の身頃を合わせながら言った。
谷間が目に入ったらまたもハルトが暴れそうなので、しっかり手で押さえたままだ。
「たぶん避難経路を確認するためのものが、どこかにあるはずですよね」
アルフリートは、室内に置かれたテレビ台の下に目をやった。
で、字数の関係上さっそくビンゴ。
とりあえず部屋の前の廊下は一本道だ。その先は温泉やら他の客室やらに繋がっているロビー。
普通逃げるのならば、そっちに行くだろう。
見る間、ちょっと前傾姿勢になっているものだから、皆……いや、それは誇張だった。
一部のおっぱいがぶる、と揺れる。
「……重いな、これ」
桐華が言うと、叶がふくよかおっぱいをじっと見た。
「走るの大変そう? 桐華さん。絶壁の僕にはまるでわからないんだけど」
「俺にもわからないのだが」
「俺もそこまでは、ちょっと」
じ、じー。ハルトと海十に見られた上に続けて言われて、桐華の眉間にはしわが寄る。
なぜそんなに胸のサイズにこだわる。別にこれは肉まんの効果だろ。なくていいだろこんなもの。
「だから海十はそのままでいいんだって」
フィンが笑顔でフォローしているが「それは男の体の時に言ってほしい」と海十が言うのはもっともだ。
ともかく。
「男がどこに逃げてくかわからないからねー。おびき寄せたいよねー」
「この部屋にはもう来ないでしょうしねえ」
「人が集まるところならロビーと言いたいところですが、それだと人目が厳しいですね……」
叶とスウィン、そしてイェルクが顔を突き合わせている横で、すっくと立ち上がったのはカインだ。
「あのHENTAIのことだ。胸が揺れてりゃ場所はどこでもいいんじゃねえか?」
「揺れてりゃって、どこでもって……」
イェルクが、呆れた顔をする。だが。
「確かに、それはそうかもしれないね」
フィンは深く頷いた。
愛する者以外のおっぱいを求める浮気男ならば、節操なく本能だけに従うだろうと感じたからである、が。
この場の誰もが思った。
年齢もサイズもばらばらのおっぱいがよりどりみどりのこの状況。
お胸が揺れればきっと来る。絶対来る。確実に来る。
「よく言うもんな、犯人は現場に戻ると!」
ハルトは声高らかに叫んだ。
ぎゅっと握られた拳に、どうしても犯人を捕まえるという信念を感じられる気がする……けれど。
このおっぱい格差の恨みを晴らしたいだけかもしれない……というのは、アルフリートの胸中だけに留めておく。
ただそこで「でも」と小さな声が聞こえた。スウィンだ。
彼は実に真剣な眼差しで、自身のおっぱいを見つめている。
ぽよんと突くと指が沈む、やわらかおっぱいであるから、他の皆のものも含めて、揺れればおっぱいマニアにとってはかなり魅力的だろう。だがしかし。
「それだけでいいのかしら……」
「それだけって、どういうこと?」
フィンが尋ねる。
するとイルドははたと思いついたように、ひたすら沈黙を守っていた、唯一男胸のままのイルドを見た。
「そうよ、いいことを思いついたわ。イルドに囮役をやってもらえばいいのよ」
どうしてこうなった。
部屋の前の廊下に立ったイルドは渋面だ。もともと愛想がいいとは言えないが、もうそれどころじゃない。明らかに不機嫌だ。
たしかに、おっさんのおっぱ……もとい、胸部をあのHENTAI男に写真に撮られたことは許せない。
奴はどうしても捕まえて、それなりの報復をしてやりたいとも思う。
だが、しかし。
「じゃあ行くわよ、イルド。おっさんたちはおっぱいが揺れるように全力で走るから、あなたはおっぱいまみれになって逃げてね」
笑顔で言うスウィンにも、深く頷くその他仲間にも、まったくもって納得いかない。
だが「イルド、お願いね」と腕を掴んで見上げるスウィンには、正直ぐっときて。
「おっさん、その胸絶対見せんなよ……」
仏頂面で頬染め言ったその言葉が、作戦開始の合図であった。
ばいーん、ぼよーん、たゆんっ、ぱいん!
男の胸でおっぱいが、揺れる、揺れる、揺れている。
「イルド、待ちなさい!」
スウィンが『砂浜でうふふきゃっきゃしている恋人状態』の声を出すが、はっきり言おう。叶はこれではいけないと思った。
だってこれさっきから。
「全力疾走しすぎじゃないか、イルドさん!」
ついにハルトが声を上げる。
イルドが逃げて他が追い、おっぱいばいんばいんのおっぱいハーレムになる予定だったのに、なんかもう完全にただの競争、陸上競技になっている。
そんなことを、まっすぐな廊下で何往復。
アルフリートには、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、イルドの気持ちがわからなくもない。
彼は別に、わざと自分たちを引き離そうとしているわけではないのだ。
ただおっぱいが近付いてくるから、動揺してつい走ってしまうだけで。
「もう、イルド! もう少しゆっくりにしてちょうだい! はーい、じゃあ次、一本行くわよっ!」
スウィンが天高く、人差し指を一本立てた手を上げた。もはやこれはいったいなんの特訓かと思うが、まあまあ。
「いくわよ、スタート!」
だだだっ、と走り出すイルド。だがまだ早い。
もう精霊だけでも追いついちゃえばいいんじゃないかな、と考えて、叶ははたと閃いた。
「うわあ、つまづいちゃったあ!」
つるつるの廊下を片足で蹴って、バンザイのように腕を伸ばして前に倒れ込む。
手のひらが当たるのは、前を走る桐華の背中。
「おい、叶っ! お前わざとっ……人様を、巻き込むな!」
叫んだところで勢いはついている。
いくら運動能力にたけた精霊だって、相棒に突き飛ばされたら、そんないきなりは止まれないのだ。
「あっ、イルド……!」
「えっ、うわっ!!」
スウィンの声、その直後。
桐華はすぐ前を走るイルドを押し倒していた。
イルドの背中にもにゅんと当たる、桐華のEカップ。
なぜか傍らにはスウィンのお胸Dカップ。
廊下に俯せとなったイルドがぱっと顔を上げようとすると、叶が「動かないでっ!」と叫んだ。
「ここすっごいいい感じだよ。ほら、桐華さんの浴衣が少しはだけて……」
そう言いながら、カシャリと一枚。画面の中の画像を確認してニコリ。
「ふふ、ベストアングルが欲しかったら出ておいで?」
「なるほど、これはいいチャンスね!」
スウィンは嬉々として体を起こし、イルドの隣に座り込んだ。
「こんな機会めったになさそうだし、触ってみる? ……っていっても、これじゃちょっと動き辛いわね」
「桐華さんにちょっとどいてもらって……。ああ叶さん、シャッターチャンスはすぐ作るからね。イルドさん起きて起きて」
「イルドさん、私も失礼しますね」
「嫁の胸だけじゃなくて、しかも俺で悪いが」
気付けばイルドの右手は、ケラケラと笑うスウィンのおっぱいに触れている。
フィンはその上の二の腕におっぱいを押し付けているし、アルフリートは合わせをおっぱいの肝心なところが見えないラインで開いて、アピールしているし。
カインにいたっては、イルドの背中にぐにっと思い切りおっぱいを当てている。
「俺も役に立つだろうか」
ハルトはそう言って、イルドの左側へとしゃがみ込んだ。どうしたものかわからずにとりあえず横から抱き付いてみる。
「どうだ? 羨ましいだろう?」
どこかにいる男に向けたフィンの得意げな顔を、海十は柱の陰から見た。
なにせ自分は慎ましやかなAカップ。囮にはなれそうにはなったから、隠れて男を警戒していたのだが。
「なんでそんなにノリノリなんだ、フィン!」
しかしフィンは気にせずに、両方のおっぱいを下から持ち上げる。
「偽物の胸なんだし、恥ずかしくないよ。あ、でも海十は見せちゃ駄目だよ?」
「イェルも見せんじゃねえぞ」
むーにむーにとおっぱいハーレムをつくりながら、カインが、男を探して廊下の先を見つめているイェルクに言う。
その間にも、カシャカシャと写真を撮る、カメラマン叶。
「はい桐華さんもう一歩前でてみようか」
「呑気に撮ってんじゃねえよ。手伝えよ!」
桐華が叫ぶも叶は一言。
「だって僕、おっぱい生えなかった!!」
イルドは思う。
なぜどうしてこうなった。早く出て来いHENTAI男。
だってほら。
むにっ!
「だぁ?!」
ぼよおおん!
「く、くっつきすぎだ!」
「やだイルド、おっぱい掴んだわね?」
「いや、わ、悪い! ほかの奴らが、押してくるからっ」
「駄目だよイルドさん、君の胸が魅力的だからつい、って素直に言わないと」
「真面目なイルドさんになんてことをっ! すみませんイルドさん、うちのフィンがっ」
「うちの……!さすが事実婚のお二人ですね!」
「イェルそこで感心するな。むしろここはそんな奴らばっかりだ!」
「そうそう、皆ラブラブだよね。ほらもっとくっついて! はい撮るよ~」
「いつの間にか集合写真みたいですね」
「俺はこんな写真は嫌だぞ、キルシェイス!」
「……すまない、うちの神人が……頭悪くて」
右もおっぱい左もおっぱい。背中もおっぱい、手にもおっぱい。
その真ん中で、イルドはすっかり困惑している。
なにがおっぱいハーレムだ、本当に。
思わず叫ぶ。
「さっさと出て来い、HENTAI男!」
ざっと目の前の襖――ウィンクルム一同の隣の部屋――の扉が開いたのは、そのときだった。
「HENTAIだなんて心外なっ!」
「おま、どこからっ!」
イルドが叫ぶも男はしれっと。
「うん、ここから」
「逃げたと思ったのに、また戻ってきていたなんて……」
スウィンが半ば呆れて呟いた。
しかし男は動揺なんて1ミリもせずに、スマホを取り出し正面のウィンクルムたちを、カシャリ。
「ちょっと大人の都合でね。一応館内走り回って疲れたから、空いてた部屋で寝てたってことになってる。この撮りためたおっぱい画像を見ながらね!」
にまっと笑った男は、たった今撮ったばかりの画像を満足そうに眺めて、指先でするりと撫ぜた。
ぞぞっとウィンクルム一同の背中に寒気が走る。なにこれやっぱりこいつHENTAIだ!
っていうか。
「捕まえろっ!」
「ひえええっ!」
男は高い声で叫んで、いっきに全力疾走。廊下を一直線。
ウィンクルムは当然それを追いかけようとしたけれど。
「ちょっと誰押した……ああっ、もう!」
くっついていた皆がいきなり走り出そうとしたから、たまらない。
誰かが誰かを押して突いて蹴飛ばして、スウィンがイルドを押し倒した。
「ごめんね、イルド」
作戦じゃなくてくっつくのは恥ずかしいというのがまるわかりの照れた顔に、イルドの方も赤面だ。
そんな二人をよそに、真っ先に駆けだしたのは桐華とフィンとアルフリート。
その後にすぐ、他のメンバーも続く。
だが直前まで、浴衣でおっぱいハーレムをしていたのが災いした。
「あっ!」
ぶるんと揺れたおっぱいに、フィンは自分の胸元に視線を落とした。
するといつのまにやらたゆんたゆんのおっぱいが、人目はばからず存在主張。
「フィン、隠せっ!」
HENTAI男は放置で駆け寄ってきた海十は、つい、本当につい、両手をフィンのおっぱいに伸ばした。
瞬間。
「あっ……」
凄い柔らかいナンダコレ。
しかも焦って飛び出してきたから勢い止まらず。
「うわっ!」
「海十!」
ドン、とフィンの背中に硬い衝撃。
だけど倒れ込んできた海十は、なんとか自分の上に転んでくれて、痛い想いをしたのは自分だけ。
ああよかった……などと思うゆとりはフィンにはない。
だってどうなったのかわからないけど頬にぺったり海十のお胸。
慎ましやかで柔らかい、マシュマロおっぱいが、そこに!
海十は無言。ひたすら沈黙。ただし顔は真っ赤な完熟苺で、全身がフルフル震えている。
幸せって、こんなところにもあったのか……。真っ赤になった海十、かわいいです。
フィンが幸せを噛みしめている間に、海十は無言のまま体を起こし、自分のスリッパを手に持って、さっそうと走り出していた。もちろん、浴衣の胸を押さえて。
一方男は走行中。
「ウィンクルム、はやっ……」
ぜえぜえと息を切らして廊下をつっきり、ロビーを抜けて、その先はごちゃごちゃした客室温泉、その他諸々。
「まずいぞ、地の利はあちらにある!」
後方からハルトが叫ぶのを、アルフリートは聞いた。
なにせ知らぬ間に部屋に隠れていた男だ。またどこかに隠れられたら、追いかけっこではなくかくれんぼになってしまう。
ち、と舌打ちをして、桐華は道を折れる。
「ああ、なるほどっ!」
アルフリートはすぐに合点して、自らは真っすぐ男を追った。
だだだ、とついてくる仲間もアルフリートに続いている。これで一人いなくなったことなんてばれるはずもない。
ひたすら男を追って、廊下をだだだっ!
そして行きついたのは突き当り。廊下は左に折れるだけ。男はもちろん左手へ――と、いうところで、前に、桐華。
「覗いた相手が悪かったな。俺はしつこいのが売りでな」
桐華が一歩、前に進む。男は当然後退だ。
「……まぁ、叶に生えてなくて、良かったな?」
さらに一歩、進む桐華。男、後退……できず。だって後ろにウィンクルム。
そこから前に出てきたのは、まさに鬼の形相のイルドである。
「そんなに好きなら、自分で食ってろ! もう二度とすんな!」
「もぐっううう!」
彼はここに来る途中にいただいてきたらしい、あの肉まんを、男の口へと押し込んだ。
もちろんその後、男のスマホは再起不能までに破壊されたことは、言うまでもない。
ちなみに。
「ハルトさんと私のデータなんて要らないですよね? ね?」
そう詰め寄りながら、穏やかな顔のまま。
精密機械を手打ちにしたのはアルフリートだ。
「やれやれ、一件落着ね」
部屋に戻って、お土産用のハート型おせんべいをひらひらさせて。
スウィンはほっと安堵の息をついた。
「あの肉まん、変な効果があるのなら、先に教えて欲しかったわ。とんだサプライズよ!」
その横で、イルドはすっかり脱力している。
「まったく、酷い目にあった……」
「まああの男も、次はしないだろう。先ほど肖像権とプライバシーの侵害について、説教してやったからな」
そう言うハルトに、アルフリートは疑いの眼差しを向けている。
彼の言ったことが問題なのではない。男が二度と事件を起こさないということに、疑問を感じたのだ。
「でも、海十の写真欲しかったな……」
「俺もフィンの……」
二人は同時に呟き、互いを見て黙る。
実はまだ、おっぱいはそのままだ。別に今撮ればいいんじゃない? という空気が満ちる中、勢いよく襖が開いた。叶だ。
「ただいま!」
「お前いつの間にかいなくなったと思ったら」
「皆で追いかければ絶対捕まると思って、お土産屋見てきたんだ。ねえ桐華さん、キャンディ食べる?」
そう言って叶が袋からがさがさと取り出したのは、あの微妙な形の12センチピーチ味。
ビニール包装だけだから、中身がすけすけ、丸見えだ。
「お店の人に、噛まないで優しく食べてねって言われちゃったよ」
「……お前、なんてもん買ってんの」
解決後も事件が待ち受けているとは思わなかったと、桐華は呆れることしかできない。
しかもこれを食べるとか、あのHENTAI追いかける以上にハードル高い。
そんな桐華をよそに、カインは叶へと寄っていく。
気の毒だが、相棒のすることだ。そして自分たちが選んだチョコチップクッキーは、やっぱりまともな部類だった。ありがとうこうのとりおばさん。
さて、カインがこっそり、叶の耳元で告げるのは。
「撮ってた? イェルのセクシー画像あったら、欲……痛ぇ!」
叩かれ振り返れば、そこには柳眉を上げる愛妻一名。
「何言ってるんですか、そんなの見たい時に実物見……」
そこでぼんっと、イェルクの頭が爆発した。今私何を言いました?
「まぁ何だかんだで楽しかったし、また来たいわね♪」
真っ赤になったイェルクを遠目に見ながら、スウィンはイルドに視線を向けた。
「……次は肉まん食べないならな」
イルドはスウィンから目を逸らす。
目に毒だろ、その身体。いったいいつもとに戻るんだ。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 瀬田一稀 |
エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | コメディ |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 12月23日 |
出発日 | 12月30日 00:00 |
予定納品日 | 01月09日 |
参加者
- 叶(桐華)
- スウィン(イルド)
- 蒼崎 海十(フィン・ブラーシュ)
- ハルト=グリーンフォレスト(アルフリート=キルシェイス)
- カイン・モーントズィッヒェル(イェルク・グリューン)
会議室
-
2015/12/29-23:37
…イルドは強く生きろ(目線逸らし)
-
2015/12/29-23:36
-
2015/12/29-23:10
イルド:
…どうしてこうなった -
2015/12/29-23:10
-
2015/12/29-22:19
-
2015/12/29-22:19
-
2015/12/29-22:19
-
2015/12/29-22:18
フィン:
スウィンさん、あらためてお問い合わせ有難う!
男の身体におっぱいだけ生えたのか…
イルドさん、がんばれ☆
会議というかおっぱい談義というか
叶さんの仰る通り、全然会議らしくない事しか喋ってないし、ハルトさん達は気にしないで!
たゆんたゆんで、男確保がんばろうね!
俺達もプラン提出したよ
たゆんたゆんだよ
海十:
(フィンにツッコミ疲れた)
と、兎に角、男だけは絶対捕まえて、写真は消去したいです(ぐっ) -
2015/12/29-20:46
-
2015/12/29-20:45
会議らしい会議は特にしてないから大丈夫だと思うよ!
たゆんたゆんしてたらそれだけでいいような気がしている僕がいるくらいだし!
一先ずさささーとプラン纏めたよ
桐華さん突き飛ばしてベストアングルで撮影してお土産覗いてるだけになったよ…
男捕まえるのに貢献出来てるかは桐華さんの頑張り次第かな!
桐華:
働 け よ 。 -
2015/12/29-15:35
ハルト:
会議にほとんど参加できずすまない。
見取り図の確認に囮作戦だな。承知した。
囮は…キルシェイスの方が適任か…しかし俺も…
(キルシェイスと自分の胸を見比べ)
イルド殿、貴殿の犠牲、無駄にはしない。
キルシェイス:
本当に、会議への参加が出来ず申し訳ありません。
自分の胸を囮に利用するのは何やら複雑な気分ですが……
男の確保には全力で取り組みます。
絶対に取り押さえましょう! -
2015/12/29-15:34
カイン:
お上から連絡来たな。
男の体据え置きってことは……。
イルドがんばれ。代わってやれねぇ。これはお前だけが出来る大切な役割だ。うん。
……しかし、これいつ戻るんだろうな?
消化したらとかなんかなぁ。
改めてスウィンはお問い合わせありがとうな。 -
2015/12/29-10:23
カイン:
いや、スウィンこそ、お前の婿に悪いな。
遠慮なくいかせて貰うので、後で慰めてやってくれ。
お上の返答が間に合うかどうか分からないが、今日顔見せが分からないって言ってたんで、先んじて、スウィンはお上へのお問い合わせお疲れ様、ありがとうな。
しかし、顔据え置きなら、俺がこの胸で楽しいのかねぇ。
うちの嫁なら似合(ばきっ)痛ぇっ!
…まぁ、俺のだからやらn(ばきどこっ)だから、痛ぇって!
イェルク:
(あ、事実婚で合ってたという顔)
カイン、世の中には人様に向けて言っていいことと悪いことがあるんですよ。
カイン:
まぁ、でっぱいでもちっぱいでも大事なのは中身だ(ぽふぽふ)
世の中にはこの両派が存在しているのは知ってるがな!
>フィン
押すなよに似た予言だな…。
イルドちょうがんばれ。おうえんしてる。 -
2015/12/29-02:41
囮場所は風呂だったり部屋だったり追いかけ時だったりふわっとお任せね、りょーかい。
変態捕まえたら一発殴った後口に肉まん押し込むつもりよ。
皆の婿or嫁じゃなくて、イルドとラブハプニングでこっちこそごめんね…!頑張りましょ! -
2015/12/29-00:53
フィン:
あ、更新してなかった…!
叶さんの意見に賛成!
ふわっとしたカンジにT○Loveる、いいね!(ぐっ)
俺も頑張ってイルドさんをゆーわくするね!(ぐぐっ)
海十:
イルドさん、本当、申し訳ない…頑張って下さい…!
フィン:
効果が切れるタイミングによっては、更にイルドさんが惨事になりそう?
それもまたヨシ!だよね
海十:
スパーン!
(スリッパが唸った) -
2015/12/29-00:48
フィン:
囲むべきか胸を囮にすべきか…は、
両方やってみるのはどう?
囲む為に、胸を囮にして…イルドさんがおっぱいに囲まれる楽園で男を誘き寄せて
男が来たら、囲んで捕まえる!
囮場所は可能ならお風呂
駄目なら部屋
ってしておけば、色んな方向に対応できるかなって…
イェルクさんが言ってくれた複合型って奴だね。
スウィンさんの仮プレとの差異もなしになるし。
俺もこの胸だと、走りにくいかも…(たゆん)
海十:
だから、揺らすなっ
ちゃんと隠しとけ!
フィン:
偽の胸だもん、いいじゃない。
でも、海十は隠しておいてね。嫁入り前なんだから…。
海十:
よ、嫁とか言うな!
フィン:
事実婚……いい響きかも。
今度から、そう言う事にしようかな(キラリ)
海十:
……(ツッコミ疲れた) -
2015/12/29-00:41
スウィンさんお問い合わせありがとうー、の、折角書いたんだから僕は合わせたいぞーのこころ!
というわけで、イルドさんにはおっぱーれむ頑張ってもらおう。
大喜びしなくても、わざわざお風呂場を用意しなくても、
追いかける過程で廊下とかでT○Loveればいいんじゃないかな?と思ってる僕です。
勿論お風呂場に誘い込む感じでやるのもいいと思うし、
ふわっと、ふわーっと、そのへんはGMさんにお任せしつつーの、
とりあえず僕はイルドさんに向かって桐華さんを突き飛ばすお仕事に努めるよ!
出会い頭のおっぱい!
桐華:
……イルド、その、すまんな……頑張ってくれ(目を逸らした)
叶:
下着の中身(意味深)はまぁ、まぁ…この際どっちでもいいよね!
お風呂に入る時に要注意かな!
そういえばいつ効果切れるんだろうね。
いい汗かいた後にはお風呂にーとかちょっと思ったけど…
まぁ、僕関係ないからどーんと行っちゃうけどねー。
あ、桐華さん別に僕おっぱい要らないから揉まなくていいからね?
桐華:
安心しろ。肉にはそんな興味ないから
叶:
君本当女子に失礼だよね!? -
2015/12/28-23:52
とりあえず「胸囮・風呂・イルドハーレム」で仮プレ送ってるわ。
29日にこれるよう頑張るし、もし皆と差異があっても「皆の作戦にあわせる」って書いてるから何とかなると思う。
だから作戦内容は↑から変更になっても大丈夫よ。話し合いはお任せする事になるかも、ごめんね;
「イルドハーレム」の注意点は、演技でも「おっぱいに囲まれて大喜び」は難しいわね。反応に困るって感じよ。
問い合わせはまだ回答がないから、間に合わない可能性もあるわ
(運営様、GM様、お忙しい所すみません。もし間に合わなくても大丈夫です) -
2015/12/28-22:24
カイン:
(ホワイトボードを見つつ)
えっと、
・男を全員で捕まえる
・見取り図は見ておこう(地の利は上でも頭に入れた方がいいよな)
・囲むべきか胸を囮にすべきか(囮場所は風呂にすべきかそれとも別か)
・イルドおっぱいハーレムじゃね?(囮の場合、イルドがおっぱいに囲まれる楽園?)
スウィンがお上に確認中
・下着の中身(意味深)はどうなっているか。
現状はこんな感じか。
俺絶対走るの遅くなってそうだなぁ、これでかいし。
(浴衣の中覗いてる)
イェルク:
え、ご夫婦じゃない…?
カイン:
海十は年齢的に入籍出来ないぞ(微妙に笑い堪えてる)
イェルク:
Σ
失礼しました。
まだ事実婚でした!
カイン:
ぶふっ。
やべぇ…(小声で言ってから部屋の隅で蹲っている。大笑いしているらしい)
イェルク:
?
とりあえず、囲い込みか囮かそれとも複合か。
囮の場合は全員かイルドさんの尊い犠牲かになると思うんですが、どうでしょうか。
それにしても、私も慎ましめでも落ち着かないですね(浴衣の中をちらっと見た)
……守らないと。 -
2015/12/28-01:29
フィン:
スウィンさん、お問い合わせ有難う!
胸を囮に…成程!
あの男性は、たぶん、おっぱいにだけ興味がある人みたいだし、
おっぱいを撮影できる絶好のシチュエーションを作れば、ホイホイ寄ってくるかもね
おっぱいハーレムって、アレだね、魅惑の響きだね!
海十:
しかし、全員男(重要)だ。
頭痛くなってきた…
フィン:
楽しくなってきたね♪(いい笑顔)
海十:
イェルクさん、夫婦って…そのあの…俺達はそーゆうのでは…
フィン:
海十、頭沸騰しちゃった?
俺は嫁でも夫でもどっちでもいいよ♪
海十:
スパーン!
(スリッパを振り下ろした) -
2015/12/27-16:03
スウィン:
揉めば急速成長…(揉んで即絶壁から巨乳にぼいーんと成長するのをイメージして一人ウケ)
全体的に女性の身体になる可能性も0じゃないなら確認した方がいいと思って
問い合わせのお手紙出してきたわ。
囮作戦でイルドが要っていうと、例えば皆でイルドをおっぱい(意味深)して
変態に「羨ましい!そこを代われ~!」って出てきてもらう、って事?
(皆で囮になる場合、「イルドも肉まんを食べた」って事に内容を変更してもOK)
イルド:
……(凄く嫌そうな表情/失礼。背後はばっちこいである)
もし個人風呂がなかったら…女風呂に入るのは問題だろ。
男風呂だったら、あの変な肉まんの効果を教えずに売った分
一時貸切に協力してもらえねぇもんか。
あと、おっさんはタオル巻かないと認めねぇ。
スウィン:
大きくなったとしても男の胸なんだけど…(意見を変えないイルドを見て苦笑)
背後が29日にこれない可能性があって、28日夜にプラン書く予定。
29日の話し合いの内容はプランに反映できないかもしれないわ、ごめんね。
皆は最後まで盛り上がって大丈夫だから! -
2015/12/27-14:04
カイン:
(まだ触らせてる)
でけぇよなぁ、これ。
まぁ、下着の中身(意味深)によっては、ただ男の胸が膨れただけと割り切れば別に。
けどよ、お上から下着の中身(意味深)が触れられてないので、確認した方がいいんかなぁ。
スウィンの言う通り男の体据え置きだとは思うが。
>叶
俺もフィンも嫁のレア画像は欲(どごっ)
イェルク:
皆さんで追撃、と(殴った後、涼しい顔でホワイトボード書き書き)
カイン:
そういや思ったんだが、イルドだけ食ってないんだよな?
叶は絶壁(自己申告)かもしれんが、フィンの言う通り揉めば急速成長する可能性はあるので、カウントするとして。
イルドは今、おっぱいハーレムなんじゃね?(凄い真顔)
それなら、囮作戦をするなら要(遠まわしな表現)にな(ごすごす)
イェルク:
(スリッパ通り越してハンガーで殴ってる)
ともかく、逃しては駄目ですよね。
誘き寄せるならお風呂とか、お色気シーンとかなんでしょうか。
個人風呂ってこの部屋ありましたっけ…。
個人風呂じゃないと男女どっちの風呂か判断に困りますし…(悩)
>海十さん
え、婿じゃないんです?(きょとん)
あれ? フィンさんが海十さんのお嫁さんです??
すみません、私てっきり普段の様子から海十さんがフィンさんのお嫁さんだとばかり。
寧ろカインがお2人の夫婦生活に茶々入れるように触って申し訳ないというか(凄い申し訳なさそうな顔でぺこぺこ) -
2015/12/27-13:15
もしかして……撮っちゃっても良い流れ?(きらっ)
僕、今から撮影技術習得してくるね!ポイントが余ってるから!
(いい笑顔でサムズアップ)
(した指をぐにゃっと曲げられた)
痛い痛い痛い!?
君精霊!俺神人!加減しろよ加減!
うぇーん桐華のばかー
桐華:
自業自得だろが。
見取り図を先に確認しての包囲作戦で了解。
物覚えるのは得意だし、出来そうなら先回りとかも狙いたいな
こっちが場外ホームランしないかぎりは旅館から出てくことはないと思いたいが…
…………。
…………………。
胸を囮にすれば、出て行かないんじゃないかとか思って、その、すまん…。
叶にやらせ…れないんだった。ないんだった。
叶:
ふーんだ!どうせ絶壁ですよーだ!言い出しっぺがやれよばーかばーか! -
2015/12/27-12:45
スウィン:
スウィンとイルドよ、よろしくぅ。
男の身体のまま胸だけ大きくなるってのも変よね。
どうせなら全部女性の身体になった方がまだよかったような…(溜息)
皆は二人とも肉まん食べたのね~。
こっちはおっさんだけ食べちゃって…イルドずるい!
イルド:
ずるくねぇ(理不尽、という顔で)とにかく、俺達も変態を追っかけて一発殴って画像を消す!
先に見取り図を確認して、皆で囲い込んで捕獲か?問題ねぇ。
変態が旅館から出て行くって事はないんだよな?
スウィン:
被害がおっさんだけなら変態さんを放っておいてもいいんだけど、
皆も被害にあってるし、今後も被害者がでるかもしれないし、放っておけないわよね。
素早さはそれなりにあるつもりよ♪体力は…イルドに任せるわ。
走る時胸が邪魔そうだけど、腕で押さえて走ればましよね。これってDくらいかしら…?
あ、写真はおっさんは気にしないわよ。面白い写真になりそうじゃない?(けらけら) -
2015/12/27-00:29
フィン:
うんうん、部屋まで付いて来て押入れに隠れちゃうくらいだもんね
地の理は向こう(男)にありそうだよ
ただ、体力と腕っぷしは負ける気はしないね!人数的にも、これはイケる!
頑張ろうか(ぐっ)
あ。(叶さんに頼むカインさんに、その手があったかという顔)
叶さん、俺も海十の写真を一枚……
海十:
パシーン!
(スリッパでツッコミ)
フィン:
もう、海十~折角だからいいじゃない。
わ、カインさんのおっぱいおっきいな~
凄い弾力(こちらも女子高のノリで触る)
大丈夫だよ、海十
揉めば大きくなるっていう……
海十:
スパーン!(スリッパでフィンの背中を叩いた)
な・ら・な・い!
時間制限あるから!
後で無くなるから!
え?イェルクさん……婿って……(ぶわっと赤くなった)
別に俺、触られた事は平気なんだけど……
寧ろ、フィンの奴がなれなれしく触ってすみません!(ぺこぺこ) -
2015/12/26-23:42
カイン:
囲い込んで捕獲が一番無難だろうな。
旅館内の見取り図分かれば、待ち伏せ先に追い込んでってことも出来るだろうが、あっちの方が詳しそうだし、地力勝負になりそうだよな。
>叶
イェルクの画像1枚頼みt(ばしばしばしばし)
痛ぇっ!!
イェルク:
真面目な顔をして何言ってるんですかあなたは。
寧ろそれよりあなたの胸の画像を奪還しないといけないのですよ。
ただでさえ、大きいのですから、寧ろ対策しないとですね。
カイン:
あ、そうそう。大きさ大きさ。
へぇ、これがDか。なるほど。
うち、死んだ嫁Cカップだったからなぁ。
(女子高的な感じにふにふに触っている)
俺のはこん位。
でかいと肩凝るってあれ、誇張じゃなかったな。
(触っていいよと自分の胸ぽんぽん)
海十はAか。
フィン、お前の嫁の胸ちょっと失礼。
(軽く触る)
Aもモトカノにもいなかったんだよな。
へぇ、この位k(ばしばしばしばしばしばしばし)
イェルク:
(殴った)
海十さんに何てことしてるんですかあなたは。
フィンさんが触るならまだしも、海十さんの婿でもないあなたが触っていいとでも思ってるんですか。
海十さん、ちょっとこの人達本格的に張り倒しませんかね?
でも、そろそろ手が痛くなってきたので…。
(スリッパ自分の分も持ってきた) -
2015/12/26-22:49
フィン:
じゃあ、追い掛ける組の皆で囲い込んで男を捕まえようか!(腕まくり)
くっ…俺もおっぱいが無ければ、海十の撮影にいそしむのに…!
(叶さんを見て、その手があったかという顔)
海十:
……(無言でスリッパを構えた)
フィン:
カインさん、胸にタッチするの?
いいよいいよ、俺のならいくらでもどうぞ☆(たゆんたゆん)
あ、俺も参考までに触らせて貰いたいな♪
海十:
スパーン!(スリッパでフィンの背中を叩いた)
お、俺のは触っても面白くないと思う…
(フィンと見比べて小さくなる人) -
2015/12/26-22:32
桐華:
とりあえず追えばいいんだろ?
そんで締め上げればいいんだろ?
任せろ、得意分野だ
叶:
桐華さんが殺る気だ!
でも僕は止めない!
ダッシュすれば桐華さんのたゆんたゆんのおっぱいがいい感じに揺れてくれそうだから!
Eそこそこかな?すごいよねぇ。肉まんパワー。
僕は桐華さんを手伝う素振りでスマホ片手に撮影班に回るよ!
だって!僕に!おっぱい生えなかった!!
(清々しいまでの絶壁。肉まんは食べたはずなのに)
桐華:
…………叶が絶壁なのは不幸中の幸いということにして、不穏なことは聞こえなかったことにしよう。
あと暇だからって土産を買うな。買い漁るな。こっち手伝え。
叶:
そんな感じで賑やかしに勤しむ予定の叶と愉快な桐華さんだよどうぞよろしくねー。
みんな一緒な場所からスタートだし、きっと追いかける子は一緒にいるよねぇ
桐華さんはともかく、(桐華「ともかくってなんだともかくって」)他の子の
せくしー画像は取り戻さないとねぇ。
あ、僕も撮影班だけど他の子は映さないように気をつけるから安心してね! -
2015/12/26-22:24
カイン:
(おっばい揺らしつつ)
これ、そのまま走ると大変そうだな。
帯余分があれば晒しとか出来るかもだろうが、晒しになるだけあるとも思えねぇし。
俺のはともかく、イェルの胸はちと看過出来ないな。
それは俺のものだろうが。
何、人の嫁の胸で楽し…痛ぇっ!!
イェルク:
(後頭部殴った)
真顔で何てこと言うんですか、あなたは。
あと、浴衣はもっと合わせてください。
今の所皆さん、男追走のようですね。
私達も追おうかなと思っています。
(ホワイトボードにきゅっきゅと希望書いてる)
カイン:
胸がでかすぎて合わねぇ。
だってこんなにでかいんだぞ、ほれ(手をぺっと触らせる)
イェルク:
人前で何てことするんですかあなたは(ばしばし)
カイン:
痛ぇっ。だって触らなきゃ判んねぇだろうが!
一時的に膨らんだだけだしなぁ。
揉ませた訳でもない軽いタッチなら、女子高でもやるって死んだ嫁が言ってたぞ。
……よし、画像検証の参考にどの程度かちょっと触らせろ。海十とフィンもこっち来い。
(友人の海十とフィンを手招きしつつ) -
2015/12/26-21:49
ハルト:
俺はハルトという。
こっちはキルシェイスだ。
よろしく頼む。
(じっと自分の胸を見た後キルシェイスの胸を見て)
何故だ…何故俺の方が小さいんだ!?
良く分からんが、何だかくやしくなるじゃないかキルシェイスぅぅぅう!!
(相手の襟首つかんでがくがくゆさゆさ)
キルシェイス:
アルフリート=キルシェイスです。
何でこんなことに……
お、落ち着いてくださいハルトさん・・・うわあぁぁあ!?
(がくがく揺らされて目を回しかけ)
ほ、ほら、体格差とかありますしっ!
ハルト:
む、そうか。(ぱっと襟首から手を離し)
そうと分かれば、俺達はあの男を追うぞ!
肖像権の侵害は許せん!
キルシェイス:
ふう…(襟首放されて一息)
分かりました。私も、あんまり恥ずかしい写真は勘弁してほしいですから。
どうやら、ハルトさんは私と二人だけでも男を追うつもりらしいです。
皆さんはどうされるのか気になるところですが…
効果はその内切れるんじゃないかと思うんですが、胸が膨らまれた皆さんもそうでない皆さんも、色々とお気をつけください。
※ハルトAカップ、キルシェイスDカップ -
2015/12/26-21:36
フィン:
はい、フィンです!
パートナーは海十。
皆様、宜しくお願いするね。
いやあ、面白い効果だよねぇ。
これって、Dカップくらい…かな?
案外胸って重たいものなんだ…(たゆんと揺らしてみる)
海十:
止めろ、揺らすな。
フィン:
折角なんだから、海十もそんな恥ずかしがらずに堪能すればいいのに…。
海十は可愛らしいね、Aってところかな?
海十:
言うな、バカ!
フィン:
恥ずかしがり屋だなぁ(良い笑顔)
取り合えず、海十の胸を撮られたのは大問題だから、俺はカメラを取り戻しに男を追い掛けようかな…って…
でも、かるたもしたいし、他のお土産品もこうなったら凄く気になるよねぇ…(悩) -
2015/12/26-00:11
カイン:
カインとイェルクだ。
しかし……(自分の胸を見、イェルクの胸を見る)
何で、あいつ(死んだ嫁)とこいつ(イェル)より俺の胸がでかくなるんだ?
女神ジェンマ……幾ら嫁は中身重視とは言え、俺の胸が一番でかいというのはちょっと切ない。
イェルが思ったより小さいな(じー)
イェルク:
紹介を受けましたイェルクです。
……亡き彼女より育ってないことは喜ぶべきかも(小声)
でも、まぁ、よくまぁ、こんなに育ちましたね、カイン。
胸が膨らまれた皆様もお気をつけくださいね。
追おうか違うことしようかどうしようかという所ですけど。
皆様次第でしょうか。
カイン:
効果切れるだろうし、ちょっと確認してもいい気もするが。
イェルク:
何の。
※カインHカップ、イェルクBカップです。