プロローグ
今年のタブロスは暑い。夏だから暑いのだとはわかっている。それでも暑い。暑すぎる。
市内某所にあるすずらん銭湯の店主は頭を抱えていた。
ただでさえ古い店で馴染みに客くらいしか来ていなかったのに、この暑さでその客すらも足が遠のいている。みんなが出掛けるのは風呂ではなくプールやら海やらで、同じ水を使っているのにこれはどうした、いかがなものか。
はらはらと店主は泣いた。泣いてどうにかなるものでもないが泣いた。
ぶっちゃけ生活がかかっている。せめて自分の代までは、なんとかこれで食べていきたい。
そう告げると、店主の妻は悲しむ店主の肩を抱き、優しく告げ――なんてことはしなかった。
「あんた! なに弱気になってるの。暑いから客が来ない? は、だったらもっと暑くしてあげましょうよ!」
「もっと暑くって……それはどういうことだい?」
「こういうことよ!」
そんないきさつでオープンしたのが、すずらんサウナである。
名前はちょっとあれだが、本場某国、もっといえばトナカイが住んでいる国のサウナを模している。
天然木を使ったログハウスの中には、同じく木製の椅子が並んでいる。
中央には焼けた石が入った入れ物があり、そこに水をかけて、体感温度を上げる仕組みだ。
もちろん飲み物の持ち込みオッケー。
白樺の葉で肌を叩くと血行が良くなり健康にいいと言われているので、中には枝が無造作に置かれている。
ということで、真夏にサウナ! あえて暑さを求めてみませんか。
解説
【注意】
こちらは皆さんが同じサウナを使用します。他のウィンクルムとの絡みはNGという方は、ご参加を遠慮ください。
むしろ積極的に絡んでください。そのためのエピです。
サウナに入って、男同士の友好を深めましょうというエピソードです。それだけです。
入場料はおひとりさま200jr。
水着や褌や、とりあえず大事なところを隠すものの着用必須です。
なお、倒れられても困るので飲み物なども販売しています。
1:冷たいペットボトル一本30jr
(麦茶、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、メロンソーダ、フルーツオレ)
2:あえてホットなペットボトル30jr
(緑茶、コーヒー、ココア)
3:アイスキャンディ30jr(一般的な棒状アイスです)
(ソーダ、オレンジ、ピーチ)
※文字数が勿体ないと思うので、冷たい麦茶が飲みたいなと思ったら『1麦』と書いてくださって大丈夫です。アイスなら『3ソ』とかですね。
倒れても看病してくれる人はいませんので、ウィンクルム内で何とかしてください。
それではみなさん、素敵なサウナライフをお楽しみください。
……あ、温度の調節(石に水をかける作業)は必要ならばご自分達でどうぞ。
ゲームマスターより
こんにちは。瀬田一稀です。
暑い夏にあえてのサウナ。耐久勝負をするもよし、普通に楽しむもよし。
でも万が一ウィンクルムが体調不良になっても責任はとれませんので、無理は禁物ですよ。
なお、こちらは皆さんでわいわいしてもらいたいエピです。
会議室で事前に「こんな感じで絡んじゃう?」くらいの相談をされることをお勧めします。
……というかしてくださると、瀬田が嬉しいです。
他ウィンクルムを無視したプランはいけませんぞ。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
普通のサウナに入るのは初めてだったりする僕です 普通じゃないサウナ?そりゃ、真夏の冷房のない密室でしょ あれはしんどいからあんまり好きじゃないけど… 忍耐と友情を育む漢の社交場って聞いたら、わくわくせざるを得ないでしょ 冷たい麦茶をお供にいざ我慢比べ! 飲み物は自力脱出用の保険としてね。へばって倒れるのは拙いし 折角なので石にお水をかけてみようと思います むぐぐ、お外の涼しさが僕を惑わす… 聞かれた事にはお返事するよ 素直に答えるは詰まんないから、思わせぶりなお返事になりそうだけど 勝っても負けても桐華さんにはしなだれかかってアイスをねだる 僕頑張ったよー 何を話してたのかは気になるけど、聞かない きっと普通の事だから |
初瀬=秀(イグニス=アルデバラン)
ここまで暑いといっそ汗かいた方がすっきりするだろうしな さて、着いたはいいが……(水着着用) まあ眼鏡なきゃ見えねえわな 髪色と体格で判断するか……(じっ) ……秋乃……いや、俊か? ん、いや?怒ってない。見えてないだけだ。 すまん、なるべく積極的に喋ってもらえると助かる ……こいつ割と食う割に細いと思ってたが華奢ではないんだよな いや、何でもない(目逸らし) 我慢比べ?お前ら元気だな……若いわ…… 俺は見学させてもらうわ、頑張れよ イグニス、お前は大人しくしてろ さて、脱落組用に一応冷たい麦茶でも用意しとくか 優勝者はパートナーがアイスキャンデー奢りだからな まあ勝っても負けてもピーチ味を奢ってやろう あーんはしないぞ |
天原 秋乃(イチカ・ククル)
☆ 我慢比べに参加 負けるつもりで勝負はしたくないから、気を失わない程度に頑張るつもり 温度調節は人が多い内はあまりやらないでおく 気力が残ってるうちにみんなと会話できたらいいな 最近どんな依頼に参加したか、とかそういうの ユフィニエはまだウィンクルムなりたてみたいだし、これからの目標とかも聞けたらいいな 俺は教職目指してるから、いろんな依頼で経験積んでそれをいかせたらって思ってる 我慢比べに負けたらちょっと悔しい もしも勝てたら嬉しい…けど、イチカにアイスを食べさせてもらうとかそういうのはちょっと…どんな顔していいかわかんねえ イヤというわけじゃないけど… もしも気力が残っていれば具合を悪くした人の介抱 |
ユフィニエ(アッシュ)
☆ 水着は2人お揃いハーフパンツ わぁ…ここが憧れのサウナ…! 忍耐力を高め友情を育む漢の社交場…! う、さ、早速暑い…けど、頑張りますっ! 僕も皆さんみたいに立派な漢になるんです! 我慢比べは、参加したかったけど駄目って言われちゃった(しゅん でも、その分応援を頑張る、ね アッシュも皆さんも頑張って! あ、でも、無理はしないでっ ふふ、皆さんとっても仲良しで素敵ですね あう、あつ、い…(くたり うう、アッシュ達が頑張ってるのに情けないです…(1スくぴくぴ 皆さんみたいに、ちゃんとアッシュを支えられるようになりたい、のに 勝敗に依らず労いの意を込め3ピをアッシュにあーん お疲れさま、アッシュ 皆さんすっごく格好良かったです! |
俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
☆ 緑色の海パン着用 勝負と聞いちゃ黙ってられない …この辺、ネカの影響かな 暑さを紛らわすために我慢比べ参加者に話を振ってみ… しまった、ツッコミすると余計暑い しかも突っ込むのを我慢しても暑い! ネカ…何か策はないか?一緒に考えてくれ どっちか優勝したらアイスの食べさせ合いでも何でもやってやるから やるからには勝ちたいだろ …怖えーよ!?(ネカの口押さえ 暑いのに背筋ゾクゾクするよ! お、おい…もうちょっとそっち行ってもいいか どうせ暑いんだからくっついてもそう変わらんだろう …分ってるよ、勝負事は好きだがそれでお前に倒れられたらかなわん 3ソ×2 結局アイス買っちまったな 別に優勝じゃなくても、したいならすればいい、ぞ… |
●すずらんサウナへようこそ
「わぁ……ここが憧れのサウナ……! 忍耐力を高め友情を育む漢の社交場……!」
ユフィニエは、すずらんサウナの建物を見上げ、深い紫の瞳を輝かせた。ログハウス入口の階段をゆっくりと登る。背後には保護者よろしく相棒のアッシュがついている。
「えへへ、よかったな~フィニ。俺もフィニとお出かけ嬉しいよ」
大きな手で萌葱の髪を撫ぜるアッシュ。その和やかな二人の後ろで初瀬=秀は腕を組んだ。
「まあここまで暑いといっそ汗かいたほうがすっきりするだろうしな」
「普通のサウナに入るのは僕、初めてだよ」
叶はにこにこと笑いながら、珍しげに周囲を見ている。
「普通じゃないサウナってなんですか」
イグニス=アルデバランが尋ねると、叶は彼を振り返った。
「そりゃ、真夏の冷房のない密室でしょ。あれはしんどいよ~」
「お前の部屋のことか?」
「ううん、そんな場所で遊んでられないし」
桐華に聞かれ、首を横に振る叶。まあそれはそうだろうなと納得し、桐華は黙った。部屋のことは気にはなっているが、こんなことで叶がぼろを出すとは思えない。
一行は入口で料金を支払い、更衣室で水着に着替えた。そして向かうは灼熱のサウナである。
●入室!
「うわ、暑い!」
扉を開いた瞬間のむわっとした空気に、俊・ブルックスは声を上げた。その後ろからひょこりと顔を出し、部屋を覗き込むネカット・グラキエス。
「これは……本当ですね」
せめて見た目だけでも涼しくなるようにと雪の結晶柄の水着を着てきたが、それくらいでは対処できない感じまんまんだ。ちなみに俊が着用しているのは目にも鮮やかな緑色の水着。暑さの中で見ると、生き生きと伸びる木々を連想する。
しかしここで立ち止まっているわけにはいかない。背後にはウィンクルムが並んでいるのだ。二人は覚悟を決めて室内に進み、部屋の周囲に設置されている木製のベンチの腰を下ろした。続いて入ってきたのは天原 秋乃とイチカ・ククルのペアである。秋乃は入るなりおっと身体を引きかけて、イチカに背中を押されていた。
「サウナが暑いのは当然だからね~」
「それはそうだけど」
その後に一番幼いユフィニエが続く。ぶわっと一気に溢れてくる汗。
「う、さ、さっそく暑い……けど、頑張りますっ!」
「フィニ、頑張りすぎないでね。ちゃんと水分とって、無理しちゃ駄目!」
はいと頷く小さな頭。それを秀は正面のベンチから微笑ましい気持ちで見つめていた……つもりだった。少なくとも隣の相棒から指摘が入るまでは。
「秀様、そんなに睨まないであげてください。ユフィニエくんが若干涙目ですよ」
「え、ちが……ちがいます! これは汗でっ」
「いや、怒ってないぞ。見えてないだけだ」
わかっているからこそイグニスはからかったのだろう。秀の身体を置いてあった木の枝でぺしぺしと叩きながら笑っている。その傍らにも同じように含み笑いをする赤髪男子が見えた。秀は彼を見やる、も――。
「んだよ、秋乃……いや俊か?」
ぶっちゃけ色白の細い体と赤髪で、どっちだかわからない。相手もあえて名乗るつもりはないのだろう。口を閉ざしたままだ。傍らにいる相棒から判断しようにもこれまたどっちも黒髪な若者で、もうなにがなにやら。
その間もイグニスはぺしぺしと秀の身体を打ち続けている。ぺしい、ぺしい。秀様細いですね、これ血行が良くなるんですよ、健康になりますよ。
こいつ割と食う割に細いと思ってたが、華奢ではないんだよなと、秀は傍らのイグニスを見やった。彼はすぐに秀の視線に気付き、首をかしげる。見ていたのがばれるのはなんとなく気恥ずかしく、秀は短く返す。
「いや、なんでもない」
その間にも、ぺしい、ぺしい。
「……いい加減にしろイグニス。お前らも積極的に喋ってくれよ、本気で誰かわからん」
「まあ笑ったくらい気にしないで。ほら秋乃もいつまでも秀からかってないで」
「はは、子供に怖がられるって意外だな。だいじょぶだぞ、ユフィニエ。このおじさんは優しいからな」
秋乃は優しい声を出した。ユフィニエは「はい!」と頷き、秀に向かって頭を下げる。
「すみません、僕驚いてしまって」
「いや、気にすんなって」
秀はひらひらと手を振った。隣でイグニスもひらひらと枝を振り、どうやらそれが気に入りらしいことはわかる。
「それにしても、ユフィニエはまだ小さいのに、ウィンクルムになるなんて大変だよな……。こんななウィンクルムになりたいとかあるのか?」
秋乃が尋ねる。皆は興味津々に彼に目を向けた。誰でもあった最初の頃、パートナーとの出会いを思いだしているのかもしれない。
「僕は……」
言いながら彼はアッシュを見上げた。フィニの思ってることを言えばいいんだよと言われ、大人たちの顔を見る。
「僕は、アッシュともっと仲良くなりたい……です」
「それはとても素晴らしいことですね。私も秀様ともっともっと仲良くなりたいです」
「私も俊ともっともっともっと仲良くなりたいです」
ネカットとイグニスが同時に深くうなずき、パートナーを見る。秀はふいっと目を逸らし、俊は「なに張りあってるんだよ」とネカットの頭をぺしりとはたく。
「でもいいよねえ、仲がいいのは。ま、僕も桐華さんと仲良しだけどね」
「その水着、お揃いだもんね」
叶の言葉を受け、指をさすイチカ。まあね、と笑う叶。
まだまだウィンクルムは平和である。
●いざ我慢大会
しかし数分後には、様子は変わっていた。
誰の発案か、突如我慢大会が始まろうとしていたからだ。ちなみに優勝者には相棒からアイスキャンディが贈られることになっている。
「我慢比べですか、望むところです」
「勝負と聞いちゃ黙ってられないよな」
俊とネカットのペアは汗だくの顔でにやりと笑った。そんな彼らに「よーし負けませんよ」と言ったのはイグニスだ。しかし秀はそれにはのらず、嘆息した。
「お前ら元気だな……若いわ……俺は見学させてもらうわ、頑張れよ」
「え、あれ、秀様!?」
イグニスは相変わらず持ったままだった木の枝の動きを止めて、悲しそうに秀を見た。しかし普段はそれほど年齢を感じないとはいえ四十路こえの彼に若いと言われてしまうと、無理を強いることはできない。それでは秀様の分まで頑張りますね! と笑顔を向けた。秀の「お前は大人しくしてろ」という声はスルーである。
「ふふー、我慢比べ! わくわくする!」
アッシュは無邪気に言って、しかし保護者の顔で、隣で湯気を上げそうになっているユフィニエの肩に手を置いた。
「フィニは駄目だよ。もっとおっきくなってからじゃないと危ないから」
「……はぁい……でも、そのぶん応援頑張るね! みなさんも頑張ってください。あ、でも無理はしないで」
最年少に言われてしまうと、大人は苦笑するしかない。そもそもこんな真夏にサウナで我慢大会をしようとしていること自体が大人げはないのだが、楽しければ問題はない、はずだ。
「はーい、僕も参加するよ~」
叶は部屋に入る前に購入した冷たい……いや、冷たかった麦茶を手に、もう片方の手を上げた。漢同士の友情はもう育んでいる気がするけれど、忍耐はきっとこれで育むんだ、たぶん。
しかし桐華は冷静に「それなら俺は退室するか」と腰を上げる。
「外で冷たいものと涼しい空間準備して待ってるわ。無理しすぎるなよ、叶」
ええ、桐華さんやらないの? と反論が来ると思いきや、叶はあっさり「最後に出てくからね~」と言った。
「じゃあ俺たちも参加するか」
「そうだね~せっかくだし」
秋乃とイチカも参加を決め、見学組の桐華と秀は退室した。
我慢大会の始まりである。
「しかしただ我慢も暇ですね。コイバナでもします?」
イグニスはきらきらした笑顔で、周囲の人物を見回した。
「……なんかよけい暑くなりそうな気がするな」
「言い出しっぺの法則って知ってるか?」
秋乃と俊がそれぞれイグニスを見る。しかしイグニスは楽しそうに枝を振り。
「秀様がいないところで秀様のことをお話するわけには……ということでネカット様たちのお話はどうでしょう?」
精霊と神人が揃って残っているウィンクルムのうち、脈がありそうな方に話を振る。ぼんっと赤くなる俊。
「ちょっと待てよ、相手がここにいなくたって話せるだろ? イグニスが言わないなら、叶と桐華はどうなんだよ」
「うん? 僕たちはお互いの裸を見ている関係だよ」
「お前、それはっ……」
指をさす俊に、叶はにっこりと微笑んだ。まあそうだろうな、まじか、それはそれは……等々。呟かれる声は多種あれど、納得とはどういうことか。まあとりあえず、これは特殊な黒眼鏡で見たとは言わないほうがいいのかもしれない。
「話をふった相手が悪かった……本当によけい暑くなった……」
俊は脱力した。これならいっそ黙っていたほうが暑さがまぎれるかもしれないが、何をどうしたって暑い。
「ネカ……なにか策はないか?」
「優勝できたら、シュン、アイス『あーん』ってしてくれます?」
「ああ、なんでもやってやるから」
交渉成立。俊は一同をぐるりと見渡す。
「それなら涼しくなる怖い話なんかどうですか?」
この灼熱サウナにおいてそれがどれほどの効果をもたらすかはわかりかねるが、なかなか効果がありそうだ。俊がうなずくと、ネカットはいつもより低い声で話し始めた。
「……ある男が、巨漢とサウナで我慢比べをしました。巨漢は途中でギブアップをし、部屋を出たのですが、ドア……」
そこで突然、俊はぱっとネカットの唇を覆う。
「……これは先を続けちゃいけない気がする……なんかこうすごく嫌な予感が。暑いのに背筋ゾクゾクするし」
「おや、俊はずいぶん怖がりなんですね」
離れた手の隙間で、ネカットが笑う。俊は悔しそうに、上目づかいでネカットの顔を覗き見た。
「お、おい……もうちょっとそっち行ってもいいか」
「ええ、もちろん大歓迎ですよ」
「か、歓迎とか言うな!」
声を上げたせいで一気に吸い込んだ熱気が熱い。いつもよりも弱い声を上げれば、アッシュがははは、と声を上げて笑った。
「みんなもやっぱりパートナーのこと好きなんだね。俺もフィニが好きっ!」
いきなり話題の中心になり、ユフィニエは恥ずかしそうに頬を染めた。しかしもはやそれがわからないくらいふうふうの状態になっている。
「あつい……」
「ちょっとフィニ大丈夫?」
「うう、アッシュが頑張っているのに情けないです……ちゃんとアッシュを支えられるようになりたいのに」
「それとサウナは関係ないよ!」
アッシュはすっかり力の抜けたユフィニエを抱き上げると、彼をサウナの外へと連れて行った。相棒が心配なのでこのまま自分も抜けるつもりだったが、ユフィニエはアッシュは頑張って、と弱々しく口にする。そのため、外に待機していた桐華と秀に任せて、大きく手を振って部屋へと戻って行った。
アッシュが中に入ると突然「アッシュさんは大きいですね」と言われた。
「え?」
何のことかと思いきや、発言主であるネカットは「もちろん体のことですよ」と言う。
「見るからに逞しいですよねえ」
ネカットが感心するような目を向けると、イチカはひらりと手伸ばした。
「筋肉しっかりついてるもんね。ちょっと触ってみてもいい?」
「うん、いいよっ!」
快い返事を聞いて、イチカがアッシュの肌……もとい筋肉に触れる。あちこちに傷のついた体は、それだけ戦いの場を抜けてきたということでもあるだろう。せっかく裸のお付き合いをしているのだからと、厚い胸板に触れてみる。かたい。
「おお、すごいな……」
「ほんと、かちかちだ」
腕に触れていた秋乃も、反対の肩を触っていた俊も驚きの声を漏らした。それを見ながら、イグニスはこの場に残っている仲間を観察する。一見細い体をしている彼らは経験を積んだウィンクルムだから、それなりに体力はあるだろう。これじゃ結果が出るまでにはしばらく時間がかかるかもしれない。
ドアについた小窓を見れば、そこからはユフィニエが覗いていた。相棒アッシュに手を振っている。アッシュも答えて手を振った。
私も秀様に応援してほしいです……と思ったところで、こくりと喉を鳴らして麦茶を飲んで、叶が立ち上がった。
「ねえこれ、水かけていい?」
部屋の中央近くに置かれている石の横。隣のバケツから水をすくって叶が問う。
「それ、なんですか?」
「んー、たぶん、この中もっと暑くするやつ?」
イグニスの瞳は当然のごとく輝いた。かけていいですか? と無言で尋ねる青い瞳と、実際にそうしようとしている叶に、異論を唱える者はない。
熱い石にザバっとかけられる水。むわっと上がる蒸気。これぜったい何度か上がった。外はきっと涼しいんだろうな、と叶は入口をちらり。桐華さん、外では何を話しているんだろう。
「叶様、ギブアップですか?」
またも枝をとりぺしぺしと叩いてくるイグニスが問う。
「んー、最初にリタイアっていうのは……」
「ですよね! 勝負はもっとねばらないと!」
ネカットの言葉に隣の俊が頷いている。だんだん似てきたこのウィンクルム。しかし別の場所では、イチカが苦笑していた。
「あんま無理しないで。倒れそうになったら強制送還するからね。楽しくいこうよ、みんな」
●サウナの外にでてきました
さて、こちらは涼しい外である。
少し休んだところでユフィニエは回復し、今は桐華と秀と合わせて三人で、まったり話をしている。
「誰が勝つんだろうなあ」
眼鏡をかけた秀は視界もクリア、ちらりとサウナに通じるドアを見た。
「勝ち負けに熱くなりそうなのは、俊とネカットか? でも秋乃も意外と……いや、イチカがついているから無理はしねえか。おう、叶をほっといて良かったのか、保護者」
秀は桐華を見た。保護者、ではない。しかしそうと言うなら、と桐華が口を開く。
「そっちこそ、イグニス放置でいいのか」
「あー……大人しくしてっかな、あいつ。まあ多少の不安はあるが、大人だしな、大丈夫だろ。それになにより、俺が奴らと我慢比べをできる体力がない」
「とてもそんな風には見えないが」
「そうか? でもイグニスと一緒にいると、あいつわっけえなあとか思うぜ? まあその若さがけっこうかわ……」
そこまで言って、秀ははっと口を閉じた。
「や、なんでもないなんでも!」
何を言おうとしたかわからないが、秀の顔は真っ赤だ。桐華はあえて気付かないふり。ユフィニエは二人を見上げ、小さな声で呟いた。
「僕も我慢比べ、したかったなあ……」
「まあまた機会があるだろうよ」
秀がぽん、と小さな頭を軽くたたいた。
――と、そのとき。
がちゃりとドアが開き、秀と桐華、そしてユフィニエはそちらに目を向けた。
「暑かったあ~。なんだよ桐華さん涼しそうな顔しちゃって」
まず出てきたのは、汗だくになった叶だ。叶は座っていた桐華の肩にぺったり肌を付けて寄りかかった。
「僕頑張ったよ~」
「こら、重い……結構頑張ったな。熱くなってる」
「桐華さん冷たくて気持ちいい……」
「あーはいはい、お疲れさん」
桐華は叶の額に張り付いた髪をかきあげた。叶はすぐさまアイスアイスと言うのだが、最初に出てきたあたり、絶対に我慢比べには勝っていないだろう。と思いきや。
彼が出てきて数秒もたたないうちに、仲間たちがぞろぞろと外に出てきたのだ。
「秀様! 僕頑張りましたよ!」
「フィニ~、大丈夫っ? うっわあ、涼しい!」
イグニス、アッシュ。その後に、秋乃、イチカ、俊にネカットと続き、結局全員がまとめての退陣だ。
「なんだお前ら。勝負はどうなったんだ?」
秀が用意していた麦茶を差し出しながら、イグニスに聞く。
「それが大変なことになっちゃったんですよ。叶様と私と秋乃様が……」
イグニスはペットボトルの中身の半分ほどを一気に飲み干した後で、外にいた三人に告げた。桐華は自分にしなだれかかっている叶を見る。こいつ何やったんだという視線である。秋乃はイチカと並んで座り、困惑顔。
「なかなか勝負がつかなくて、中の温度を上げようってことになったんですが、ちょっと調節を間違えてしまったんですよね」
「イグニス、なんでそんなに他人事な言い方なの? 二人で盛り上がった結果なのに」
「叶さんが『まだまだ』って言うからですよ~」
「俺も調子にのったしな……」
イグニス、叶、秋乃の台詞に、秀と桐華は顔を見合わせる。やっぱりこいつら放っておいちゃ駄目だったというアイコンタクト。
「誰かが具合悪くなりそうだったら僕も止めようと思ったんだけどね~、楽しそうだったからさ」
イチカはへらりと笑ってから、ごめんね、と小さく頭を下げた。
「でも面白かったあっ!」
アッシュはにこにこと笑って、ユフィニエの前に立つ。
アイスアイスと叶のコールが続いている。俺もアイス、とアッシュもまた売り場に期待のまなざしを向けた。
「俺買ってくるよ。フィニも食べるよね?」
「うん」
「桐華さん、アーイースー」
「……割り勘な」
あのサウナに入っても体力が余っているらしいアッシュと桐華が、並んで売店に買いに行く。その背中に秀も続いた。
「お前も食うだろ、イグニス。奢ってやるからそこで涼んでろ」
「アッシュ、お疲れさま! はいあーん」
「ピーチ味っ! 冷たくて美味しいっ! じゃあフィニにもお返し! あーん」
「ソーダもさっぱりしてて美味しいです……」
愛らしい子どもと優しい大人のやり取りは、見ていて微笑ましくもある。しかしそれを羨ましそうに眺める大人、つまりはイグニスに秀は困惑した。
「秀様……」
じっとりと見つめる瞳は、確実に「あーん」を要求している。見れば傍らではこの「あーん」を、俊とネカットもやっていた。
「別に優勝じゃなくても、お前がしたいならすればいい、ぞ……」
「いいんですか?」
「……いいからさっさと食わせろ、暑い」
薄いブルーのアイスを互いの唇の前に差し出す二人。満面の笑みのネカットと照れている俊に、エアコンの効いた外なのに体感温度が上がった気がする。
「だからそんな目で見るなよイグニス。俺はしないぞ」
ほら、と購入したピーチ味のアイスを差し出してやると、イグニスは恨みがましい目をしながらも、ありがとうございますと受け取りそれを口に入れた。ふわりと広がる甘い味。桐華に散々強請っていた叶は、相変わらず桐華にぺったり寄り添って、しゃくしゃくとアイスを齧っている。
「あー、冷たくて美味しい、生き返るね~」
「別に中でも元気にしていたじゃないか」
秋乃がもしゃもしゃと口を動かし続けている叶に言う。だよねーと笑うのはイチカ。彼らは二人ならんで腰を下ろし、アイスを楽しむ他のメンバーを見ていた。
一応、イチカは聞いたのだ。「秋乃、アイス食べる?」と。しかし秋乃が首を振った。別にアイスが嫌いだというわけではない。「あーん」をしている仲間を見たら、ああいうのは無理だと思ってとっさにノーと答えてしまったのだ。
――イチカにアイスを食べさせてもらうとかそういうのはちょっと……どんな顔していいかわかんねえ。イヤ……ってわけじゃないけど。
そのことに関して、イチカじゃ何も言わない。今彼は隣で「倒れる人がいなくてよかったねえ」と穏やかに笑っているだけだ。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 瀬田一稀 |
エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | コメディ |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 08月07日 |
出発日 | 08月14日 00:00 |
予定納品日 | 08月24日 |
参加者
会議室
-
2015/08/13-23:52
イチカ:
僕も秋乃もメインはみんなと仲良くなることー、だから色々質問させてもらうつもりでいるよー。よろしくね
プランはもう提出済みだから、あとは天にまかせようかな
みんなと楽しく過ごせたらいいね♪ -
2015/08/13-23:12
アッシュ:
叶もネカットもありがとっ!
念のためプランは提出済みだから、
このまま問題がなければこれでいけたらって!
一応ギリギリまで覗けるようにするなっ。
へっ?心理戦?
…………うんっ!どーよーさせる作戦だ!(何も考えてなかった)
体感温度を上げるってどんなことするのかなと思いつつ、
俺もどんな作戦(?)もどんとこい!だ!
ネカットも何か秘策があるんだな!カッコいい!
ふふー、勝負勝負、今からすっごく楽しみだ!
倒れないように気をつけて、頑張ろうなっ。 -
2015/08/13-21:16
ネカット:
秀さんはまとめありがとうございます。
勝ちに行きます(本気の目)
お熱い質問作戦でも温度上げもどんとこいですよ!
私は逆に、暑さに耐えられるような涼を取る秘策を用意していきますね。
もうプランは提出済みなので、皆さんの質問や振りに直接答えるようなことは
今から書き加えられないのが残念ではありますが…
それではみなさん、体調には気を付けつつ御武運を! -
2015/08/13-19:37
わーい一杯お喋りするのは楽しいから僕好きだよー。
秀君は纏めありがとー。あ、僕眼鏡の無い秀君は一回見たことある気がするから平気だよ。そんな怖くなかった。
あーんとか微笑ましい光景も見れたりするのかな?覗きに行くような野暮はしないけど!
ふふ、それはそれとしても、だ。
「パートナーの事が好き?」だなんて、それは心理戦かな?
サウナの熱に違う熱を加えて動揺させる作戦かな!やるね!
なんて。そう言うの、なかなか聞く機会もないし僕は別段構わないよー。
他の質問でもオールオッケー。
あ、僕積極的に体感温度上げに走るけど、その辺は大丈夫? -
2015/08/13-17:47
ユフィニエ:
そのっ、度々の発言失礼します。
もうすぐ出発だなんて、楽しい時間はあっという間、ですね。
僕も、漢の戦いに参加される皆さんともお喋りできたら嬉しいですっ。
応援したり、皆さんに「仲良しで素敵」みたいなことを言ったりするかも、です。
もし、何か問題があったりご迷惑だったら言ってくださいね。
あとは、ウィッシュにて皆さんと沢山絡みたい旨を一応GMさんに伝えられたら、と。
それから、その、秋乃さんは「あーん」のことありがとうございましたっ!
お二人のやり取りを見ているとやっぱり仲良しに見えるですが…
秋乃さんが違うって言うなら違うんでしょうか…?(首傾げ)
アッシュ:
我慢比べご一緒する皆はよろしくお願いします、だ!
皆強そうだからわくわく!するっ!
「皆もパートナーのこと好き?」とか聞けたらって思ったんだけど、
フィニのと同じで迷惑だったりやめた方がよかったら言ってもらえたらって。
ユフィニエ:
初めてだらけで至らない点が多いかもですが、
その、皆さんと楽しい時間を過ごせるよう最善を尽くしたいと思って、ます。
可能な限り0時ギリギリまで覗けたらと思っているので、
プランはまだまだ修正可能ですし、
何かあればお声掛けいただけると嬉しい、です。(ぺこり) -
2015/08/12-23:14
秀さんはまとめありがとうございます。
我慢比べ参加の面子はよろしくな。参加しないユフィニエ達ともある程度会話できたらなって思ってるぜ
参加する人もしない人も無理は禁物ってことで。
しかし、食べさせあい…そうか…了解した(苦虫を噛みつぶしたような表情で)
あとユフィニエ、秀さんの言うようにツッコミ能力はウィンクルムに必要ないから。
別にこいつと仲良しってわけでもねえし
イチカ:秋乃ってばひどーい
……あとアッシュさんを労ってやりたいから「あーん」をしてあげたい、だっけ?
いいんじゃないか?勝っても負けてもやりたい奴はやっていいと俺は思うぜ。 -
2015/08/12-20:49
わ、秀さんは纏めありがとうございますっ。
桐華さん、秀さん、そのっ、よ、よろしくお願いしますっ!
僕は、あの、割と早い段階でくったりしてしまうかもしれません。
ええと、ご迷惑は掛けないように気を付けます、のでっ。
皆さんみたいにお互い支え合える関係になりたいんですが、
その……何だか先は長そう、です。(しゅん
アッシュにも、無理はしないでねって伝えておかなくっちゃ。
え……ツッコミ能力はいらない、ですか?
でも、ぼけてつっこんでが自然にできるって、
えっと、何だか仲良しさんの香りがしてやっぱり羨ましい、です。
食べさせ合いも仲良しさんの香りで素敵、ですねっ。
勝っても負けてもアッシュに頑張ったねって「あーん」したいけど、
優勝者特権なら負けた時はやめておいた方がいい、でしょうか? -
2015/08/12-14:21
おごるのはパートナーな、了解。
今なんか食べさせあいとか聞こえた気がするが気のせいだよな。
ええと、今のところ、
*我慢大会参加者
俊・ネカット・秋乃・イチカ・叶・アッシュ・イグニス
*見学
桐華・ユフィニエ・秀
ってとこか。見学組は冷たいもんでも飲みつつのんびりしようぜ?
(ああやっぱり俺も入ってたかツッコミ神人トリオ……)
ユフィニエ、ウィンクルムにツッコミ能力はいらないんだ……
うちの場合は止めないとどこまでもどこまでも暴走していくから。
仕方なくだから。
余談だがサウナの性質上眼鏡外すせいで
物凄く睨みつけてる感じになると思うが見えてないだけだ。
怒ってないから。先に言っておく。
-
2015/08/12-01:34
優勝者のパートナーが。なるほど、それはいいな。
うちの阿呆が他所様に迷惑かけずに済む
叶:「失礼な!僕が迷惑かけるのは桐華さんだけだ!」
……。
……ツッコミ精霊トリオか…どうも訓練してた連中にそれっぽいのが居た気がするな。
(ツッコミポジションの不憫率が高い気がする残念なお知らせは黙っておくことにした)
やる気満々な叶の介抱役として、俺は不参加にしとく。
程々のところで離脱して、冷たい物でも飲みながら……少し話でも出来りゃ、良いと思ってるけど。 -
2015/08/11-09:03
おごるのは優勝者のパートナー……!
ネカットさんの案、とっても素敵だと思いますっ。
漢の社交場は忍耐力を高め友情を育むだけじゃなくて、
ウィンクルムの絆も強くするんですね……!
アッシュ、そのっ、僕もいっぱい応援するから一緒に頑張ろうねっ。
俊さんと秀さんと秋乃さん、そして桐華さんもツッコミ……。
何だか、立派なウィンクルムになるにはツッコミスキルが必要な気がしてきました。
ぼ、僕も頑張らなくっちゃ! -
2015/08/11-06:14
ネカット:
改めて、精霊のネカットです。みなさんよろしくお願いします。
賭けですか…私は純粋な勝負が好きなので賭けはどちらでも構わないんですが、
優勝者はそれだけたくさん我慢したということですからアイスキャンディで労ってあげたいところですね。
おごるのは優勝者のパートナー、というのはどうでしょうか。
仲良くアイスを食べさせあって、忍耐力を高め友情を育む漢の社交場っぽくなりませんかね?
あ、トリオというのはシュンと秀さんと秋乃さんであってます。
以前任務でご一緒した時に揃ってツッコミなさってたものですから、つい。
だからきっと、桐華さんもどこかにツッコミ精霊トリオの残り二人がいるはずです。
俊:
勝手に妙なトリオ作んな!? -
2015/08/11-01:57
アッシュ:
皆はじめましての改めてよろしくお願いします、だ。
我慢比べ、俺も混ざりたーい!
えへへ、皆強そうだけど俺も頑張るっ!倒れないようにっ!
賭けるのは……アイスキャンディなんてどうかな?
最下位の人が優勝した人に、とか?
でも結構参加人数が多いから……うーん、難しいな。
ユフィニエ:
えっと、あの、残念だけど僕は我慢比べは不参加、です。
アッシュが、もっとおっきくなってからじゃないと危ないって。
で、でも、漢になれるようにサウナは頑張りますっ!
それで、その、我慢比べ不参加の皆さんはどんなふうに過ごすんでしょうか?
良ければご一緒させてもらえたら嬉しいなぁって……。 -
2015/08/11-01:01
ツッコミ神人トリオは、俊君と秀君と秋乃君だよねっ!って思った僕です。
だって僕は!ボケ担当だから!
あ、僕も我慢比べまーざるー。言い損ねてたー。
何か賭ける?賭ける? -
2015/08/11-00:13
悪ぃ、挨拶が遅くなってしまったな。
ユフィニエ達は初めまして、他のみんなも久しぶりだったりいつもの面子だったりだなー。
天原秋乃とパートナーのイチカだ。よろしく。
……ん?
ツッコミ神人トリオってもしてかして俺も数に入ってるのか……?←
それはそうと、忍耐力を高め友情を育む漢の社交場…か…。
なるほどそういう考え方もアリなのか(感心しつつ)
我慢比べするなら、俺もイチカも参加するぜ。 -
2015/08/10-16:14
意外と勝負事は好きな俊・ブルックスだ。
ユフィニエ達は初めまして、他の皆もよろし…あ(メンバーを見て何かを悟る)
っつーかよく一緒になるなツッコミ神人トリオ。まあよろしくな。
我慢比べ、一応俺達どっちも参加っつーかさっきからネカの目が本気だ。
無理しない程度に頑張ろうぜ。
ネカット:
ちなみにトリオ名は私命名です!
ふふふ、負けませんよ~! -
2015/08/10-14:20
どうせ暑いならとことんまで突き詰めちまえか、うまいこと考えたもんだな。
初瀬とイグニスだ。
ユフィニエ達は初めましてだな、よろしく。
忍耐力を高め友情を育む漢の社交場……
いやまあ間違っちゃいないだろうけど……まあいいか
我慢比べ……そうな、お前ら若いもんな……(遠い目)
おっさんは無理をすると命に係わるので
やる気満々の精霊を残してのんびりさせてもらうわ。
ぶっ倒れるんじゃねえぞ、マジで。
(イグニスが不満げに見ているのを華麗にスルー) -
2015/08/10-01:28
サウナー!夏場の個室の暑さもサウナー!
だけどこっちはみんなでわちゃわちゃ楽しくてきっと気持ち良いんだろうなと期待。
そんな感じの、叶と愉快な桐華さんだよー。どうぞよろしく!
ユフィニエ君達は初めましてだね。
秀君達と秋乃君達はお久しぶりー、かな?
忍耐力を高め友情を育む漢の社交場ってなんかすごく格好良い響きでどきどきしちゃう。
ふふふー、僕も格好いいを一杯吸収できるかな。
桐華:無理だと思う
そんなハッキリ言うことなくない!? -
2015/08/10-00:46
は、初めまして、僕、ユフィニエです……!
あの、えっと、サウナって聞いて、アッシュにお願いして連れてきてもらいましたっ。
あっ、こっちがアッシュ。僕のパートナー、です。
その、サウナって、忍耐力を高め友情を育む漢の社交場だって噂に聞いたので、
僕も、先輩ウィンクルムの皆さんみたいにかっこよくなりたいなぁって、思って……。
なので、あの、皆さんよろしくお願いしますっ!!(深々
アッシュ:
えへへ、よろしくお願いしまーす!(にこー
皆でサウナ、楽しみだなぁ。
まったり過ごすのも楽しそうだし、我慢比べもちょっとやってみたい、かも!
ふふー、今からわくわくしちゃう!なっ!