プロローグ
「のーおおおおおおっ!」
タブロス市街の真ん中である。
突然響いた絶叫に、周囲の人は何事かとその根源たる男を見やった。
がくりと両の膝を折り、自らの髪に両手を差し入れかき乱している、黒縁眼鏡の男だ。
「違う、こんなはずじゃなかった。俺は、俺はああああっ」
彼は叫んだ。愛しい人を失ったとしても、ここまで取り乱す者はいまい。眼鏡の奥の瞳からは、はらはらと熱い涙が頬を伝っている。
「だ、大丈夫ですか?」
声をかけたのは、スーツ姿の男性だった。しっかりとアイロンのかかった真っ白なハンカチを男に差し出す。何があったのかは知らないが、きっとよほど衝撃的なことだったに違いないと思っていた。
「警察とか呼びますか? それとも救急車?」
男の胡乱な目が、男性を見上げる。男性は彼を安心させるべく、にこりと微笑んで見せた。しかし。
「のーおおおおおおおおぉぉっ!」
「ど、どうしたんですか? 私看護師をしているんでけど、もしお体の調子が悪いようでしたら……」
勇気ある女性が、彼ら二人に声をかける。
スーツの男性はすっかり困惑してしまった。聞かれてもまったくもって意味がわからないからだ。
女性は半ば錯乱状態の男の肩に、とんと手を置いた。男が、今度は女性を見上げる。
――と。
「あなたは……あなたは、女神だああああっ!」
突然男は両腕を伸ばし、女性の腰に抱き付いた。
「いやああああっ!」
抱き付かれた方はたまったものではない。やめて離してと持っていたバッグを振り回す。スーツの男性は男と彼女を引き離そうと、男の背後に回りその両肩を強く引いた。男が叫ぶ。
「お前などに用はない! この裸族めえええっ!」
※
さてこちら、男が収容された警察である。
「つまり、同性だけ裸に見えるらしいんですよ。そうです。着衣していても、裸に見えてしまうんです。ええ、異性は着衣のまま。だから彼は、女性を見て女神だと思ったんでしょうね。男性ばかりが真っ裸な街並みなんて、誰も見たくありませんから。そう、回収したいんですけど、売っている場所について、口を割らないんですよ。どうやら仲間らしくて。あんなショックを受けたんだから、庇う必要もないと思うんですけどねえ」
そんな眼鏡を、どんな偶然もしくは悪運か、偶然購入してしまったあなた達。
さて、どうなるでしょうか。
解説
同性だけの衣服が透けて見える眼鏡。相棒だけではなくすべての同性が対象です。
黒縁。視力矯正はできません。
一本400jrです。
という眼鏡を、ウィンクルムのどちらかが手に入れてしまった、ということになります。
眼鏡をかける場所は、
1、タブロス市街の往来(通行人に男性あり)
2、ウィンクルムのどちらかの部屋
3、その他
のなかから、どこか一か所の選択でお願いします。1と2についてはプランの初めに数字のみお書きください。
3は具体的な場所のご指定をどうぞ。
他のウィンクルムとの絡みをご希望の方は、両者で相談の上、プランに記載ください。
なにも書いてなければ、ウィンクルムごとの描写になります。
なお、こちらは全力でコメディ展開のエピソードになります。
また裸に見えるだけで、実際は服を着ていますので、そこは勘違いなさいませんようお願いします。
ゲームマスターより
こんにちは。らぶてぃめの限界に挑戦しています。瀬田です。
そろそろ暑いですからね。脱ぎたい方もいるでしょう。たぶん。
先ほども書きましたが、こちらは全力でコメディです。
そしてらぶてぃめは全年齢のゲームです。
いいですか、全年齢です。みなさんの良心にかかっています。
こんなエピソードを出していても、やばそうなら容赦なくマスタリングしますので、ご注意くださいませ。
それでは皆さん、愉快なお時間をお過ごしいただければ幸いです。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
1 面白眼鏡を装着して往来に 平然としたお顔で歩こう 公園辺りで一休みがてら、桐華さんに「流行のUVカット眼鏡」としてかけてみて貰う え?なぁに?男の人がみんな全裸? 何言ってんの桐華さん、暑さでやられた?それとも願望?やだえっちー あんまりにも動揺するものだから、面白いけど返してもらっとこ 千亞君に遭遇、眼鏡の正体がばれる 満面笑顔で脱兎するよ! 桐華さんのご立派様はお風呂で見てるから今更だしねー! 明智君に混ざって一緒に逃げるよー ふふ、明智君、これは大変だよ。捕まったらめちゃくちゃ説教されるパターンだ! にしても明智君見た目に寄らずなかなか… あはは、やだもー桐華さんってば妬かないでよー 絡み愛歓迎 鬼ごっこ楽しもう |
ハティ(ブリンド)
☆2 リンの眼鏡では見掛けない色だったし 似合いそうだとすすめた黒縁 リンの家に帰ってから確認 上着のこと…か? 帰ったらすぐにハンガーにかけろって言うだろアンタ どうしたんだ変な声出して 似合ってるぞ、ほら鏡 服と合わせられない眼鏡?どういう意味だ? 落ち着けよリン 見えているのが本当の裸だと何故わかる 眼鏡が見せる幻覚かもしれないぞ ちょっと外してみろ ああ、今脱いだ。上だけだが 何か気が付くことはないか ここと、ここに、傷がある かけてみて見えるか? そうか… ?服を着たんだが、どうかしたか くすぐったくて身を捩れば距離を取られ、 首を傾げていると布団の中から電話の声 聞きながら残された眼鏡を装着 話しはわかった これでお相子だろ? |
スウィン(イルド)
☆1 二人で外出中露店で度なしファッション眼鏡購入 「見てみたいわ、かけてみて♪」 奇声をあげたと思ったら抱き締められ大慌て 「な、なになにどうしたの?!いつもの服でしょ?!」 ぴんときてイルドの眼鏡を外し自分でかけると イルド他が裸に見え、肩を掴んで揺さぶり 「イルドー!こんなとこで裸になるような子に 育てた覚えはないわよー!」 ころっと「と、冗談はおいといて。この眼鏡何なのかしら?」 ブリンドから携帯に電話がかかってきて 「もしもし。え、眼鏡? おっさんが買った眼鏡も男だけ裸に見えるみたいなのよ お互い災難ね~。これ警察に届けるべきよね」 電話終了 「奇声もあげてたし このまま待ってたら警察来てくれるかしら?(ケラケラ」 |
アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
1 明智の様子が変だ 「オーガが出たのか? それとも緊急の任務か?」 「明智なら今そっち」むぐーっ 千亞に答えようとしたらランスが後ろから抱き絞めーの口押さえーので ちくしょう馬鹿力め(ぢたぢた 「ゲーム?そうかなあ」 ちなみにここは服飾店 全身姿見の前で試着したスーツを見て貰ってた (ランスってその眼鏡持ってたっけ?)とチラリ で、これ…どうかな?と服の具合を聞く 褒められて照れる いいけど…(くるり 要望に応じ、後ろ髪かきあげから始まり色々ポーズ取る ★ランスが鼻血出すので慌てて介抱 今日のランスは無茶苦茶懐くな(仕方ない奴め 千亞に逆方向だとメール 早く捕まえてあげてくれ、とな ★追求してほしくなさそうなので謝罪の理由は不問 |
明智珠樹(千亞)
☆ 1:眼鏡 (眼鏡姿の千亞に) おや。眼鏡姿も愛しいです、ふふ。 (反応に) …千亞さんどうしましたか、顔が赤いですよ?発情期ですか? (千亞の眼鏡をスッと取り、身に着け) …おや、これは凄い。 桃源郷が此処に…! …千亞さん、大き…ッ!?そんな所にホクロ…!? こんなお宝、返すわけには行きません はっはっは、兎さんこっちですよー! (全力逃走。ランスさんに匿ってもらう。動きはランスさん任せ☆) お礼に私の全身をご鑑賞下さい…!(恍惚) (叶さん合流) おや叶さん、ナイス眼鏡。 そして…素敵な肉体…!(うっとり) さぁ共に裸男祭の開催です、裸眼鏡を世に広めましょう…! (鬼ごっこ。 が、千亞の言葉に急停止 大人しくお縄に) |
市内某所にある露店の、一番目立つところに置かれた黒縁眼鏡。その前で2人の男性――もとい、それぞれに連れがいたから、4人の男性が足を止めた。
「あら、この眼鏡、いいじゃない」
「これ、リンの眼鏡じゃ見かけない色だな」
お茶目黒髪男子と真面目赤髪男子が同時に手を伸ばす。そこで「あら」「ああ」と顔を見合わせた。
「ハティと、ブリンドも! なあに、2人も買い物?」
「ああ、リンの日替わり眼鏡にいいと思ってな。スウィンさんとイルドさんも?」
「こっちはちょっとしたデートって感じ?」
スウィンがちらりとイルドを見る。無表情の彼は無言だが、悪い気分でもないようだ。ふんとそらした顔からなんとなくそんなことがうかがえた。
「ってお前日替わり眼鏡とか、日替わり定食みたいに言うなよ」
ブリンドは真面目な顔で、いかにも深刻そうにため息をついた。
「なによ日替わり定食ってぇ」
スウィンが笑う。
「でもいいわよねえ、黒縁って」
「ほら、スウィンさんもいいと言っている。似合いだ、リン」
それが彼らの、眼鏡との出会いであった。
さてこれより数時間前、同じ眼鏡を購入していた者がある。明智珠樹、千亞の両人だ。
それを千亞はなんとなく手に取って、着用してみたのだが。
「おや、眼鏡姿も愛しいです。ふふ」
と笑う珠樹が。
「ちょっ、珠樹!? 何脱いでんだ突然っ!? しまえっド変態!」
千亞は一瞬にして完熟林檎のように赤くなって、周囲を見回した。
「……千亞さんどうしましたか、発情期ですか?」
珠樹が言うが、そのセクハラ発言にも突っ込めない。
「……いや、珠樹だけじゃない……なんだこれ!?」
眼鏡を外し、呆然と両手に持つ千亞。珠樹はその手から眼鏡を手に取り装着し――。
「……おや、これは凄い。桃源郷がここに……!」
理想郷は視界が肌色。しかも男子オンリーで。これが眼鏡の効果とわかれば、当然珠樹は相棒を見る。そして。
「……千亞さん、大き……ッ!? そんな所にホクロ…!?」
「え? ホクロ? ななな何言ってるんだ馬鹿! ド変態!」
千亞は一歩引き、両足の間の大事なところに両手を置いた。
「僕を見るなぁぁ! いや、周りも見るな、って逃げるなああ!」
思いきり叫ぶも、珠樹はひらりと踵を返し走り出す。
「こんなお宝、返すわけにはいきません。はっはっは、兎さんこっちですよー!」
さて一方こちら。スウィンとイルドは、眼鏡を購入したハティ・ブリンドの二人を見送ったあとも、まだ店の前にいた。
「ね、見てみたいわ、かけてみて♪」
「そんなものかけたって、たいして変わらないだろ」
イルドは渡された眼鏡を渋々かけた。たいして変わらないはず。そう疑っていなかったのだが。
「くぁwせdrftgyふじこlpッ?!」
「あら、似合う。やっぱりもとがいいからかしら」
そう笑うスウィンの前で、悲鳴が言葉にならない。なんだこの裸祭りは! 心臓がばっくばっくと暴れまくる。今までの人生の中で一番じゃないか。こんな裸がたくさん……いや、別にほかの男はどうでもいい。問題は目の前のスウィンだ。
「バカ! おっさんなんて格好してんだ!?」
とっさに上着を脱いでかけようとするも、それを着ていないことに気付く。ええい往来でもしかたない。いやしかたないじゃねえ、こんな姿誰にも見せられるかふざけんな!
イルドはがっと激しく、スウィンを抱きしめた。逞しい腕に背を抱かれ、今度動揺するのはスウィンである。
恥ずかしいと照れる暇はなかった。それよりも日頃奥手な彼が、突然起こしたこの行動の方が問題なのだ。痛いほどにきつく胸に引き寄せられて、体は動かない。スウィンはかろうじて声だけを上げた。
「な、なになにどうしたの!? いつもの服でしょ!?」
「いつもの? どこがだよ!」
イルドは少しだけ腕の力を緩めると、スウィンの顔を見下ろした。黒縁眼鏡をかけて耳までを赤く染めているイルド。その眼差しはガラスの奥で困惑しきっている。その様子に、スウィンはピンときた。なるほどそういうことね。
「イルド、大丈夫だから離してちょうだい」
「大丈夫って」
「ほら、おっさんを信じて。ね?」
スウィンはイルドに腕を外させると、彼がかけている眼鏡を抜き取った。それを装着。
「イルドー! こんなとこで裸になるような子に育てた覚えはないわよー!」
イルドの肩を掴み、がっしがっしと体を揺らす。突然着衣となった彼の姿に、イルドはほっとするやら驚くやら。というか。
「育てられた覚えがない!」
「と、冗談は置いといて」
「冗談かよ!」
「この眼鏡、何なのかしら?」
まじまじと黒縁を見つめる二人。そこで、スウィンの携帯が鳴った。
アキ・セイジとヴェルトール・ランスは、服飾店にいた。全身鏡の前でスーツを着たセイジが振り返る。
「どうだ?」
「え? ああ、すごくいいよ」
いつのまにか、黒縁眼鏡をかけたランスが爽やかに笑う。ランスってそんな眼鏡持ってたっけ? ちらりと思うが、今大事なのは眼鏡じゃない。スーツだ。
「じゃあこれでいいか」
セイジは最終確認をするために、鏡を振り返ろうとした……と、その途中。通りに面した窓の先を、軽快なリズムで走っている見知った男に目が止まった。
「明智?」
いくらタブロスとはいえ、なんという偶然。いや、彼が急いでいるということは……。セイジは店の入口まで行くと、そこからひょこりと顔を出した。
「どうした、事件でもあったのか」
「おや、アキさん」
足を止め、セイジを見る珠樹with黒縁眼鏡。なぜか視線は一点凝視、セイジの目から恐ろしいほど動かない。
「オーガが出たのか? それとも緊急の任務か?」
「いえ、そういうわけではないのですが。ちょっと千亞さんに追われていまして」
「追われている? っていうかその眼鏡、ランスと……」
聞こうとしたところに、ぐっと太い手が伸びてくる。ランスだ。彼はセイジの後ろから珠樹を見、彼の眼鏡にすべてを察した。――すなわち珠樹は、眼鏡同盟を結ぶべき同好の士なのだと。
「来い、明智。こっちだ」
「おい!」
一旦店から出て珠樹の腕を引き、店内奥へと進んでいくランス。そのまま二人は揃って裏口へ。ドアを開け、ランスは珠樹に敬礼する。
「頑張れよ、明智」
「ランスさんこそ」
ふたりは目を見てにこりと笑いあった。珠樹はすぐに、ドアの向こうに消えて行く。
「追われているって……いったい何をしたんだ?」
セイジが聞くも。
「まああれだろ、愛の逃避行?」
「はぁ?」
言っている意味がわからない。セイジは疑問に思いつつ、鏡の前へと戻った……が、直後。大通り側のドアが開く。
「珠樹がここに入っていくのを見たんですけど!」
千亞である。
明智なら今そっちへと、セイジはたった今珠樹が消えたドアを示そうとした。しかしその背後から抱きしめるように、ランスがセイジの口を押さえる。
「うっ」
動けないセイジ。千亞は口を開けてランスの顔を指さす。
「そ、その眼鏡……!」
「そんなことより! 明智が出ていったのはあっちだぞ!」
「あっちか……ありがとうございます! ってかその眼鏡」
「眼鏡はいいから!」
千亞は一瞬悲しそうな目をセイジに向けた。なぜ俺は同情されているのか。困惑している間に、兎耳を揺らして千亞が駆けていく。それを笑顔で見送って、ランスはセイジに囁いた。
「ったくセイジは。仲良しゲームに野暮だよ」
「ゲーム? そうなのか?……っていうかいい加減離せよ! ここをどこだと思っているんだ!」
抱きしめられていて上半身は動かずとも、脚は自由である。セイジは思い切りランスの足を踏みつけた。それなりに激しい音がして、ランスは渋々セイジを離す。
「ひっでえの」
「人前でがっついてくるほうが悪い」
ランスは唇を尖らせた。いつもなら人前でなければいいのかと問いただすところだ。しかし今はそれよりも、目の前の幸せを楽しもうか。
「で、このスーツで決まりでいいんだよな?」
「うーん……もう少し確認したいな。セイジ。そこでくるりと回ってみてくれるか?」
「いいけど……」
「次は腕を後ろで組んでみてくれるか。ああ、次は前かがみで」
「なんだ、今日は随分熱心だな」
前に横に後ろにと移動しながらスーツを確認しているランスに、セイジは言った。
「まあ……ほら、動き難さとか見なきゃだろ?」
「動きって……それは一理あるが、別にこれを着て戦うわけでもないし」
そう言いながらも、相棒が熱心に考えてくれることが不快なわけはない。千亞が眼鏡を見て驚いたことは気になったが、おそらく明智の眼鏡と似ていたからびっくりしただけだろう。
セイジは一人で納得し、ランスの指示に従いポーズをとる。ランスにして見れば、夢世界が今ここに! である。やめられない破廉恥行為。これは男の性というべきか。いうべきだろう。いうに決まっている。っていうか決めた。
だがそんなふうに愛する相棒を見つめていると、だんだん頭がぼんやりしてきた。そしてなにやら鼻の中からつーっと……。
「ランス! お前、鼻血!」
セイジがランスに駆け寄った。寄り添ってやりたいが、スーツに血がつくと困るので我慢。とりあえず壁にもたれるように座らせて、店員にティッシュを貰いに行く。
パタパタと動き回るセイジを見、ランスの心に生まれてくるのは罪悪感だ。俺はこんな眼鏡を使って優しいセイジを騙すようなことをしてしまった。くっと唇をかみしめて、眼鏡を外す。ティッシュを持ち大丈夫かと顔を覗くセイジに「ゴメンな」と呟いた。鉄拳制裁は後ほど受けよう。事実を黙っておくなんて俺にはできない。でも天国でしたありがとうございます。
「急にどうしたんだよ。体調不良なんだ、謝らなくていい。だが、千亞に逆を教えたのはいただけないな」
どこまでも真面目なセイジに、罪悪感は募る。ランスは千亞に正しい方角をメールするセイジを、黙って見つめていた。
さてその頃、眼鏡を買って帰ったハティとブリンドは自宅にいた。とりあえず買った眼鏡をかけてみたブリンドなのだ、が。
「どうだ?」
ハティに見目を確認してもらおうと振り返り、目の前に現れたものに息が止まる。直後。
「ふおおおおっ!」
ブリンドは叫んだ。全裸だ。赤髪美青年の。
「予備動作もなく脱いだ……だと?」
「上着のこと……か? 帰ったらすぐにハンガーにかけろって言うだろ、アンタ。どうしたんだ、変な声だして」
変な声もなにも、なぜお前は全裸なんだ。いやその前に服を着て欲しい。というかどうしてこうなった。ブリンドは眼鏡を外し目をこすった。しかしそんなブリンドに、ハティは平然と……。
「似合ってるぞ。ほら鏡」
――今度はいつの間に、服を着た。
意味がわからないまま、着衣のハティに渡された鏡。それを片手に眼鏡を着用すれば、なるほどと納得した。なにせ四角い鏡の中に、銀髪青年の裸があったのだから。
「似合ってもこりゃ服に合わせられねえぞ……」
「服と合わせられない眼鏡? どういう意味だ?」
「服が見えねー」
「……ということは、その眼鏡をかけると俺が裸体になると」
ふむ、と真顔で考え込むハティ。ってかこいつ今あっさり裸体とか言いやがった。睨み付けたいが振り向けば裸。なんでこんな眼鏡買ったんだこの野郎……いや俺か。しかしハティは実に落ち着いた様子で、背後からハティの肩をとんと叩いた。
「落ち着けよリン。見えているのが本当の裸だと何故わかる。眼鏡が見せる幻覚かもしれないぞ」
「……幻覚だと?」
「ああそうだ。その眼鏡、ちょっと外してみろ」
「あ?」
ブリンドは言われるまま、黒縁眼鏡を手に取った。しかし外しても、目の前に見えるのは肌色。一瞬くらりと気が遠くなりかける。
「ってかお前、なんで脱いでんだ」
「ああ、お前に確認してもらいたいことがあって、今脱いだ。上だけだが。ここと、ここに、傷がある。かけてみて見えるか」
どうせ目の前は肌色。かけてもかわらないと、ブリンドは眼鏡を装着した。そしてハティが指し示した場所に、じっと目を凝らす。
「言われてみりゃ見えるような……いや変わんねーよ。つーか今知りたくなかった」
「そうか……」
ハティは残念そうに眉を寄せて、ごそごそと体を動かしだした。そうやって動くといろんなところが見えるだろ。ってか。
「……何してんだ」
「服を着たんだが、どうかしたか」
「着れてねーんだよだから」
服の感触を確かめるべく、ブリンドが手を伸ばす。手触りはうん、布だ。しかし絵的には裸で、つまりブリンドの目に映るものとしては、ハティの素肌に触れる自分……。
「リン、くすぐったい」
ハティがわずかばかり身をよじる。はっと正気に返り、ブリンドは固まった。俺は今何を……。
「クソこんなもんで……こんなことで。本当の裸ってなんだよクソッ。裸に見えるのが問題なんだよ……!」
もうなにも見たくない。眼鏡を床に放り出し、ブリンドは布団にダイブした。
青い空に白い雲、風は緩やか気分は上々。
叶はいつも通りご機嫌に、往来を歩いている。隣にいるのはこれまたいつも通りの桐華。こんな二人にとって普段と違う点があるとすれば、それは今日に限って叶が黒縁眼鏡をかけていることだ。
意外と似合うような、違和感だらけような。いややっぱり似合うのか? まあどちらにしろ中身は叶だ、問題はない。どうせただの気まぐれか遊びだろう。
街の通りを抜けて、公園のベンチで休憩をとる。そこで叶は、かけていた眼鏡を外し、桐華に差し出した。
「ねえ桐華さん、これ流行のUVカット眼鏡なんだって」
「ふうん、そうか」
玩具じゃなかったのかと思いながら、渡された物をなんとなく受け取る。叶はにこりと微笑み、一言。
「かけてみて」
桐華は言われるままにそれを装着した。なんてことはない、つるを耳にかけるだけ。これで何が起こるとも思わなかったのだが。
「は!?」
さすがに驚いた。公園を歩く男性が、裸肌色、全裸祭。ひたすら全裸なのである。
「男がみんな全裸、だと……?」
「え? なあに? 男の人がみんな全裸?」」
繰り返す叶を見てしまったのは、当然声が聞こえたから。しかし叶も男である。相棒限定で裸効果なしとか、そんな親切設計、眼鏡になかった。
「いや、おま、服……」
桐華は先が紡げない。いろいろ言葉にならない顔が熱い。たぶん赤い。
「何言ってんの桐華さん、暑さでやられた? それとも願望? やだえっちー」
叶が笑うが、いや待て待て。
願望とかそんなわけあるか。でも叶ずっとこれ付けて歩いてたし、精霊にだけ作用する何か……?
赤面のまま考え込む桐華が面白い。でもさすがに動揺しすぎだよねと判断し、叶は桐華の眼鏡をすっと耳から抜き取った。
「じゃあ僕がかけとくよー」
「……お前は平気、なのか?」
「ん? なにが?」
首をきょとりと傾げて聞けば、桐華は黙り込んでいる。
そのまま散歩を再開し、タブロスの商店街を歩いていると。
「…叶さん、桐華さん! 珠樹、見ませんでしたっ?」
呼び止められて、叶と桐華が振り返る。
「千亞君。こんにちは~」
叶はにこやかに挨拶するが、千亞ははっと目を見開いた。
「その眼鏡……珠樹と一緒の!」
「なんだ? やはりなにか問題があるのか?」
「あるのかって、大ありですよ!」
千亞はつらつらと眼鏡の説明をした。桐華の顔に、みるみる怒りが満ちていく。そんな桐華の後ろに、千亞は道を横切る珠樹を発見した。
「珠樹!」
思わず叫ぶ。律儀にも振り向く珠樹。その顔に黒縁眼鏡。桐華の耳に、叶のつぶやきが届く。
「あーあ、ばれちゃった」
これまでは、いつものフェイクか。平然と男の裸を見ていたのか。まあついてるものは自分と同じだしな。納得しかけて、だがしかし。
「人で遊ぶなっていつも言……ってこら、かけたまま逃げるな、割らせろ!」
「やーだよ! それに桐華さんのご立派様はお風呂で見てるから今更だしねー!」
「拒否するのお前のくせにいつも一緒見たいに言うな! つーか見せてない! 温泉の時もタオル巻いてただろうが!」
叫ぶ桐華の前から叶が走り出し、走る珠樹の横に並ぶ。
「まて珠樹っ! 叶さん連れてくなっ!」
「ふふ、明智君。これは大変だよ。捕まったらめちゃくちゃ説教されるパターンだ!」
「叶っ!」
響く怒声。叶は笑って、珠樹は目を瞬かせて、顔を見合わせる。そして上下に首を動かし。
「叶さん、ナイス眼鏡ですね。そして……素敵な肉体!」
「明智君も見た目によらすなかなか……」
二人してくすりと忍び笑い。そこにまたも響く桐華の声。
「人様の裸体をまじまじ見てんじゃねえ!」
「あはは、やだもー桐華さんってば妬かないでよー」
「こんな下らないことで妬くか!」
「千亞さんは妬いてくれてもいいんですよー」
「誰が……!」
千亞は珠樹から一瞬だけ目をそらした。なんだよ妬くとか。僕は別に珠樹が誰を見たって……いや、叶さんや桐華さんには申し訳ないけれど!
走りにくいことを承知の上で隠しているあちこちの部分。それを押さえる手に力が入った。そんなことを、当然珠樹は知らない。彼は満面の笑みで、叶に言った。
「さあ叶さん。共に裸男祭の開催です。裸眼鏡を世に広めましょう……!」
「明智君。君は面白いことを言うね」
たたた、と軽やかに走っていく叶と珠樹。体力的には精霊の方が上のはずなのに、追いつけないのはどういったわけか。あれか、裸眼鏡にかける情熱なのか(珠樹限定)それとも桐華を困らせたい悪戯したい一念なのか(叶限定)
「……く、逃げ足早……!?」
「人ごみの中をするすると……。あいつらこれ全部裸に見えてるってことだよな」
桐華の言葉に、千亞はぎゅっと唇を引き結ぶ。きっと珠樹は「叶さんいい体ですね」とかセクハラなことを言ってるんだろう。叶さんならさらりと流しそうだけど、なんかそれはそれで……。
あいつと付き合うには、覚悟が必要だ。千亞は決意を固めた。足の間を押さえていた手を、ぱっと離す。
「珠樹! 他の男を見るな、僕だけを見ろっ!」
その声は、珠樹の耳にはっきりと届いた。動かしていた足を止め珠樹は振り返る。いや、むしろ千亞の方へと歩いていく。
「千亞さん、……なんという熱烈な愛の告白……!」
「ほ、本心じゃないからな! お前を止めるために仕方無く……」
しどろもどろの千亞は、とっさにその場で高く跳躍。
「ってかその眼鏡をとれええ!」
「あふんっ!」
千亞のキックがさく裂! 吹っ飛ぶ眼鏡&珠樹。その腕を桐華が掴む。もう片方は当然叶を。
「……来い。お前たちは正座で説教だ。ほら叶、さっさと眼鏡外せ!」
眼鏡をかけたらスウィンが裸に見えて激しく動揺。叫んで当人のスウィンにからかわれたイルドは、ぎりぎりと両手を握り締めていた。たったいまスウィンの携帯にかかってきた通話により、状況がわかったからである。
「もしもし、ブリンド? え、眼鏡? おっさんが買った眼鏡も男だけ裸に見えるみたいなのよ。お互い災難ね~。これ、警察に届けるべきよね」
なんて破廉恥な代物だ。女性が被害を受けるよりはましかと思うが、犯人を殴りたくなる。
通話を終えたスウィンはころりと声音を変えて、イルドを見やる。
「奇声も上げてたし、このまま待ってたら警察来てくれるかしら」
ケラケラと笑うスウィンにの言葉に、イルドはげんなりと肩を落とした。
「おい、やめろ。……警察、行くぞ」
一方少し遡り、電話の相手ブリンドの方。
どうして電話をかけたのかと言えば、自分だけではないと知りたかったからである。眼鏡屋の前で会ったスウィンなら、きっと同じ状況だろうと思ったのだ。
電話の先のコール音。「もしもし?」と聞こえた声に、どれほど安堵したことか。
「出てくれて助かったぜ。今日買った眼鏡がよぉ……」
そんなふうに会話を始め、警察の単語にドキリとした。そうかそういう案件なのか。
とりあえず気持ちが落ちついたので布団を出る。静かにしている相棒を見れば。
「……なにその眼鏡かけてんだよお前!」
「いや、電話の会話が少し聞こえて、話はわかったからな。どうだ、これでおあいこだろ?」
しれっとそんなことを言ってくるハティに、ブリンドは布団をぶん投げた。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 瀬田一稀 |
エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | コメディ |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 05月17日 |
出発日 | 05月24日 00:00 |
予定納品日 | 06月03日 |
参加者
会議室
-
2015/05/23-23:53
-
2015/05/23-23:45
-
2015/05/23-23:40
なんとかかんとかプラン完了です、ふふ…!
改めて絡んでくださる叶さんご両人、アキさんご両人に心からの感謝を…!
ご丁寧な説明をありがとうございます。
逃走については「ランスさんお任せ★」な記載にさせていただきました。
そして叶さんに熱い視線返し…!!(きゅぴん)
しかしやりたいこと多すぎて……上手い具合に絡めてますことを祈るばかりです、ふふ…!!
ハティさんご両人&スウィンさんご両人の声の絡み愛も期待ですね、ふふ、ふふふふふ!! -
2015/05/23-23:21
-
2015/05/23-23:06
文字数との戦いが思ったより長引いちまったが、今提出してきた。あとは☆をつける他ねえぜ…
電話については端的だが俺の方(ウィッシュ)でスウィンのおっさんとの電話に逃避、
出てくれて助かったぜ、今日買った眼鏡がよぉ〜って感じで書いてるぞ。
-
2015/05/23-22:25
桐華さんの優しさに期待してプランを見送った。
モ=ジスウが倒せなくて説教まで辿り付けなくなってしまってさ。
おかげで俺はずっと気付かない展開。得意技(右ストレート)は次回持ち越しだ。
それはそれでオイシイとPLは言ってる。うまくいくといいなあ(汗 -
2015/05/23-22:02
千亞君から説明して貰うって事とー、
明智君と一緒に鬼ごっこするよーって事とー。
きっと明智君をまじまじ見ちゃうなーって事を描いて、一先ずプランをそーい。
これ凄いお説教の予感しかしない!
アキ君とこはお説教(物理)みたいだけど、きっと桐華さんはもう少し優しいと信じてる…!
-
2015/05/23-21:47
>明智さん
参考になるかわからないけど、こんなこと書いたよ。
・ランスは店の中に明智さんを招きいれ、別の出口へ誘導する
・俺は明智さんが逃げた方向を千亞さんに教えようとする
・ランスはそんな俺の口を押さえる。そして逆方向を教える
・すったもんだのあと(暫く時間かかります)、俺は千亞さんに逆だとメールする
なお、俺達は店に残るので追いかけっこの結果はあとで知ることになると思う。
そして、モノが何かきいていないので眼鏡の正体を俺は知らない…という事実が判明した。
ランスへの説教は次回持ち越しになりそうだ。 -
2015/05/23-15:44
不束者だけどよろしくぅ~(ケラケラ)電話のタイミングは落ち着いた頃でいいと思うわ。
一応プラン提出済み。ぎりぎりまで修正はできるわよ。電話の部分はこんな感じ↓
「もしもし。え、眼鏡?こっちも男だけ裸に見えるっぽい眼鏡があってね。
お互い災難ね~。これ警察に届けるべきよね」 -
2015/05/23-01:28
(( プランの文字数が 足りない ))
流れのご承諾、誠にありがとうございます…!!お優しき皆様…!(ほろ)
しかし、ひょこひょことプラン書いておったのですが
文字数が足りません。圧倒的文字数不足……ッッ!! ざわ… ざわ…
ざわ…
「明智、ランスさんに匿っていただく」
「千亞、事情を桐華さんに伝える」
「明智、叶さんとキャッキャと往来を逃げる」
だとか、端的な行動方針になってしまいそうです、むむ。
絡み愛はGM様任せになりそうな予感…!!
参考にされないかとは思いますが、プラン出発~リザルト到着まで
フレンド欄の皆様の表示をこっそりこのシナリオ用に変えようかと画策しております。自己満足ですね、ふふ。
あと千亞さんは大事な所を隠しつつ追ってくるらしいのでスピードは遅いとのことです。
そして私の背後霊が「見て!明智も千亞も見て!明智は踏んで!」と念派送ってきておりますので
今夜は無礼講!
私も熱い視線を送りたい!全てのダンスィーを今夜比べたい!!
と、相変わらずそんなノリの私です。
出発前にまた覗きに来れると思いますので何かあらばご指示くださいご主人様方。
それでは、また。うふふふふふつ。
-
2015/05/22-22:14
>逃げ回る私をアキさんorランスさんに幇助していただき逃亡成功。
(中略)
>まぁ最終的には掴まりますがね、ふふ、ふふふ…!
流れOK。
逃亡幇助はランスでいくよ。
俺は捕まえるほうに加勢。
あの野郎に色々見られたので、とっとと捕まえて短期記憶が無くなるくらい説教(物理)だ。
あ、ぶっそうなことにはしないから大丈夫。 -
2015/05/22-19:02
わぉ。何か賑やかで楽しい事になりそうだねぇ。
ふふー。じゃぁ僕らは先に千亞君と遭遇しよう。
かくかくしかじかで眼鏡の秘密がばれちゃったらてへぺろして脱兎して、明智君と一緒に鬼ごっこだー。
あ、大丈夫だよ明智君。僕、千亞君はちゃんと胸上くらいまでしか見ないようにするから!
桐華さんは上から下まで舐めるように見てあげれば良いよ!
お電話ルルルなスウィン君達とハティ君達も、
お互いどんなどたばたがあるのやらと思うと楽しみだなぁ -
2015/05/22-14:46
ブリンド:
間違っちゃいねえがそういうのは公表する必要ねーんだよアホハティ。
電話のタイミングはお互い落ち着いた頃で良さげ?スウィンのおっさんとイルドはよっしくな。
つーかよ、もしかして俺ら以外全員市街か?スゲーな。スゲーな… -
2015/05/22-01:13
ふふ、ふふふふふふふ!!夢と妄想と愛が広がりまくりですね、ふふふふふふふふ!!
レッツ・ラ・メガネ!
先に行動宣言させていただきます。
行動場所【1】市街戦
眼鏡かけた明智がアハハウフフと逃げ回ります。
眼鏡回収のために千亞さんが私を熱い眼差しで追いかけます。
ここから下は提案的な。
逃げ回る私をアキさんorランスさんに幇助していただき逃亡成功。
探す千亞さんが叶さん桐華さんご両人発見
「珠樹を見なかったですかっ!?」からのかくかくしかじか。
そんな所に明智登場、叶さんと共に「捕まえてごらんなさぁい、あははうふふ」
追う桐華さん、千亞さん
道行く人に「その人達に正面向かないで!見せないで!」と謎の声かけ運動…!!
すぐに捕まるもよし、多少逃げ回るもよし……!
まぁ最終的には掴まりますがね、ふふ、ふふふ…!
っていうか、もし上記でも良い場合……私、皆様の色々見ちゃうんですがいいんですか夢ぢゃないですか。
そしてハティさんとスウィンさんのカップル成立おめでとうございます…!
ハピエピでワキャワキャ絡めるのも嬉しいですよね、ふふ。
4名様の電話絡み愛も楽しみです…!
ふふ。
盛 り 上 が っ て き ま し た … !
特に身体のいちb
千亞「 黙 れ ド 変 態 」(空中殺法)
-
2015/05/21-23:22
>明智さん
街に出ようかな程度の漠然としたイメージだったんだよね。
明智さんのドタバタにまきこまれてみたいPLがいるよ(苦笑
眼鏡かけて逃げるのは明智さんですね。
あれやっていいですか?
逃げてる明智さんに「こっちこっち」と店の中に誘って、逃亡幇助。
そのまま店の反対側にあるもう1つの出口からスタコラサッサ的な。
ちなみに、かけるのはランスのほう。 -
2015/05/21-20:06
明智君と遊べるやったね!えへへ、こちらこそ宜しくー。
んーと、僕はねぇ、最初僕が平然とかけてて、今流行のUVカット眼鏡なんだってーって桐華さんに押し付けるつもりでいたんだよね。
まぁ、とーぜん全裸祭になるわけじゃん?桐華さん動揺するじゃん?
え、なぁに?皆が全裸とか頭おかしいんじゃない?って笑ってあげようかなって(えへ)
その後にでも、鬼ごっこ中の明智君と遭遇してかくかくしかじかしてくれれば、
バレちゃーしょーがない!って感じで僕も鬼ごっこに混ざれそうかなーって
そーんな感じでおぼろげに考えてました。
あ、逃げる時は僕が眼鏡かけて、見られたくなきゃ捕まえてごらんなさぁいするよ。
今の桐華さんから逃げきれる自信はあんまりないけどね! -
2015/05/21-19:57
おっさんも繋がりもてて嬉しいわ、よろしくね!
それじゃこっちは「電話がかかってくる」って事にしておくわ。
明智と叶の方も面白くなりそうで楽しみね♪ -
2015/05/21-17:34
ラ・メガネ…いやなんでもない。
繋がりそうでうれしい。お言葉に甘えてスウィンさんのところに連絡してもいいだろうか。
自分だけじゃないということに慰められるみたいなので、それだけ割いてくれれば充分だと思う。
すまないな。俺も確認すると言ってるのに俺のことはノーカウントらしい。
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2015/05/21-00:50
ふ、ふふ、まさかの叶さんが乗っかってきてくださるなんて……!と、悦び大興奮です。
わぁい、遊んでください弄んでください叶さん!(頬染め)
ふ、ふふ。夢が広がりますね…!!
叶さんの素敵アイディーアに夢が広がります、ふふ。
ひとまず、此方は千亞さんが眼鏡かけたら即座に外して終了、と言うなんとも面白くない流れになりそうなので
私が着用、しかもなかなか外さない。外させるために追い駆けっこ★をこっそり想定していました。
裸眼鏡着用は叶さんですよ…ね?
そんな中で
偶然会うも、
待ち合わせしておく、も
叶さんと共に逃げ、桐華さんと千亞さんに熱く激しく追いかけ回される、のも
うぇるかむ、です!!
ご希望あればぜひにぜひに!ふふ、嬉しいです、楽しみです…!!
千亞さんの太腿見え具合もきっと広がります。
そしてスウィンさんご両人とハティさんご両人、電話し合っちゃえばいいじゃないヒューヒュー!と思いました。
そしてアキさんはお家でしっぽりコースなのか気になります……!
皆様のラを想像して幸せに眠れそうです、ふふ、ふははははは
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2015/05/20-23:55
スウィンとイルドよ、よろしくぅ♪今のところ1番の予定。
やる事が大体決まってるから会って絡むのは難しいけど
電話だったらいけるかな?とか。その場合
”誰かから携帯に電話がかかってくる(またはこっちからかける)→
男だけ裸に見える眼鏡が~。え、そっちも?お互い災難ね。これ警察に届けるべきよね”
的な?(普通な上に短いけど) -
2015/05/20-15:41
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2015/05/20-15:39
ハティとブリンドだ。よろしく。
眼鏡はブリンドがたくさん持っているが、黒縁のものは見たことがなかったのですすめてみた。
確認もせずに買うとは思わなかったが、趣味なんだな多分。眼鏡収集。
【(2)帰ってから着けてもらった】
絡むというか、一緒に買った誰かに電話で変化を確かめたいらしい。
なんだか心細いらしい。…違う?だったら自分で説明しろよ…
同じような事象が起こっているなら電話に出られなくても無理もないし、余裕があればの話なんだけどな。
無理なら無理で、気にしないでくれ。
(精霊の罵詈雑言をBGMのように受け流しながら)
俺も自分の目で確かめたいと思ってる。
ともあれ、 -
2015/05/20-10:25
はろーはろー。叶と愉快な桐華さんだよ宜しくねー。
やー、面白いもの手に入れてわくわくが止まらないよ。
ていうかついつい千亞さんの太腿に目が行きそうになったじゃないかもーとかはさておいてー。
折角だから宣言聞いてる明智君と遊びたいなーって思ってる僕です。
お家に引き籠って桐華さんd(げっふん)桐華さんと遊ぼうかなーって思ってたけど、
全裸放題な町中でぐーぜん見かけちゃってもいーし、
ちょっとうっかりお仕事前の打ち合わせとかで逢う約束しちゃってもいーし!
一緒する機会って少ないからちょっと色々夢広がってるんだけどどーだろ。どーだろ。 -
2015/05/20-00:21
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2015/05/20-00:21
皆様こんばんは。暑くなくても脱ぎたい明智珠樹です。
隣のスベスベふともも兎男子は千亞さんです。
ふ、ふふ。素敵な眼鏡ですね一般販売はいつですかね三日徹夜してでも購入列に並びますね一番に手に入れたいですね。
それはさておき、もし絡んでもいいぜ!って方いたら
ぜひ遊んでいただけると嬉しいです、と宣言。
眼鏡明智でも眼鏡千亞でもどちらでもオッケィです、ふふ。 -
2015/05/20-00:15