プロローグ
あぁ、お可哀想に。口癖のように囁く声を笑顔で受け止めながら、マリエルは客人にお茶のお代りを出すよう給仕に目配せする。
そうして、微笑みながら切り出した。
「イベリン王立音楽堂の再建に、妨害が入っているお話は、お聞き及びでしょうか」
「ええ、ええ、勿論でしてよ。オーガの現れる事態もあるそうで、ウィンクルムの方々は日々奔走しているそうで」
貴女のご主人とお兄様も、顕現したばかりだと言うのに駆り出されて。
領主の不在の間、領地を任されている貴女もさぞつらい思いをされているでしょうに。
あぁ、あぁ、なんてお可哀想!
「さほど、でもありませんの。A.R.O.A.の皆様にはよくして頂いているようで、今は、まだ、危険な仕事には就いても居りませんし」
「まぁ、そうでしたの」
「ですが、今回ばかりは名ばかりとはいえ貴族の肩書を頂戴している身として、本職の務めも果たさねばと申しておりますの」
はぁ、と。身内を案じる装いで零した吐息に、客人はやはり、そう、それはお可哀想に。と囁いた。
お決まりの台詞を聞いてから、マリエルはゆるりと首を振る。
「再建工事のための寄付金を、手ずからお渡ししたいと申しておりまして。あぁ、とても不安ですの。ウィンクルムに顕現したのだから大丈夫だと言い張って、護衛の一つもつけやしようとしないなんて」
眉を下げて、嘆くような台詞に、客人――ブリアンヌ伯爵夫人は、かすかにかすかに、微笑んだ。
「お膳立ては致しましたわ。彼女の尻尾を掴んで差し上げて下さいまし」
A.R.O.A.を訪れたマリエルは、会議室に案内されての開口一番、そう告げた。
手渡したのは薄い資料の束を詰め込んだ封筒。
詳しい事はこちらに、と前置いてから、概要を語りだす。
曰く、ハルモニアホールの再建の為に、貴族であるマリエルらも寄付金を出す事とした。
それを届ける仕事を、先日神人に顕現し、ウィンクルム契約を果たしたマリエルの夫と兄とで行うと言う。
不穏な事件が続いているため隠密に行動する……という体で、イベリア警察が怪しんでいる一人の人物に情報を零したのである。
「イベリア警察も優秀ですので、なんらかの繋がりがある事は確実でしょう……とはいえ相手も貴族。表立って行動してくるとは思えませんの」
全く無関係の盗賊を金銭で買い取り襲わせるかもしれない。
あるいはオーガを出してくるかもしれない。
『経験の浅いウィンクルム』が関与しているとなれば、生贄として好都合。対峙者がオーガとなる可能性が高くなるだろうとマリエルは予見した。
「彼女自身の、教団との繋がりを明白にするには及びませんが……主人たちが襲われる事態となれば、彼女にだけ零した情報が、どこから漏れたのかが疑問視されます。それだけでも警察を動かす材料にはなるでしょう」
襲われれば、の台詞も、マリエルは淡々と語る。
ウィンクルムへの信頼の高い彼女は、何一つ、疑っていないのだ。
「わたくしの身内は、オーガに対峙できるほど練度がありません。足手纏いにはならぬよう努めさせますので、お力添え頂ければ幸いです」
非力な身内を、きっと、守ってくれると。
解説
目的:
寄付金を輸送する新米ウィンクルムへの襲撃を撃退すること
※襲撃が行われるのは決定事項です。
そのため、何らかの理由で襲撃が行われなかった場合のみ、失敗となります
マリエルの資料:
※下記の事項は読んだものとして自動的にPC情報として扱われます
・移動は幌馬車を使う(御者はエリック)
・寄付金として荷台にジェール金貨が積まれている
・幌馬車の積載量は多くはない。金貨を除けば人3人が乗れる程度
・移動は領地出発の後街道・森・渓谷を通るやや遠回りのルート。朝出発の夕方着の予定
・領地とタブロスは離れており、タブロス方面には寄らない
・ブリアンヌ伯爵夫人には新米ウィンクルム二人だけでの仕事と告げてある
・ブリアンヌ伯爵夫人は移動ルートを知っている
・予想される襲撃者は金目当ての盗賊・デミを含むオーガ
・不運な事故を装うため、教団員が現れる可能性は低いだろう
・輸送者の生死、および寄付金の行方は問わない
・襲撃があった事実さえ得られれば、襲撃者の処遇は問わない
登場NPC:
新米ウィンクルム
ミハエル(神人)マリエルの夫で領主
エリック(精霊・ライフビショップ)マリエルの兄で貴族
レベル1です。トランスはできますが戦闘面で役には立ちません
マリエル、ブリアンヌ伯爵夫人はリザルト上での接触はありません
ゲームマスターより
こんなに早く出てくるとは思ってなかったミハエル氏とエリック氏のお仕事のターン
過去作登場NPCですが、特に彼らに構う必要もありませんので、初対面の方も歓迎です
人当たりのいい二人なので、お声掛けには喜んでお返事いたします
目的は、お間違えの無いよう。
問わない事項も、成功判定の上昇には繋がりますので、考慮してみてください。
なお、敵情報辺りは明確ではありませんが、当エピソードはEXです。
そしてシナリオジャンルは『戦闘』です。
どう言う事か、判りますね?
マリエル資料にて、若干の想定が出来るかと思いますのでご確認ください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
打合せ踏まえ実行 ●準備 ミハエル達と地図見て襲撃予想地検討 森や渓谷が確率高いな 曲り角等視界が悪くなる最有力地を指し 「ここで轍から脱輪させ復帰作業で停止を」と依頼 「襲って貰うんです」 馬車屋根の端にオーガナノーカを布で隠し設置 →スマホで受信し録画 俺達は永倉達と道を挟み潜む ●馬車が来たら 敵が見えたら無音携帯でセイリューに1切で合図 ビデオで記録 IC記録機ON トランス→ハイトラ 永倉達と敵包囲の形で侠撃奇襲 「口封じしろって君等の依頼者に頼まれたのさ」とカマして依頼者をゲロらせる 敵を無力化 賊1人は生かして鞭捕縛 「馬車へ!金を守れ!」とミハエル達にも役割を振る ★事後 動画や自白音声は依頼者に 賊は警察に 金は音楽堂へ |
セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
オレ達の役目はミハエルとエリックの身の安全を護る事だ。最初から2人の乗る馬車へ忍び込ませてもらうぜ。 乗る前に変装2を使い使用人に見えるよう変装。 (武器防具は身につける) 万一見られても荷物持ち下男か、と思ってくれ。 偽装3を使い荷に紛れるようカモフラージュ。 布を被って金貨袋っぽく偽装だ。有事には飛びだせるように工夫しておく。 先に仲間達と襲撃され易い場所を地図で相談しとく。 携帯はマナーモード。位置情報を皆が収得可にする。充電はフルに。皆が頼りだ。 馬車中では隠れたまま地図で現在位置を確認。 ミハエルに「皆が居るから大丈夫。怯えず堂々と行こう」と勇気づける。 敵襲撃時にトランス。戦闘中はミハエル達を護る。 |
月岡 尊(アルフレド=リィン)
身バレ防止の為 観光客らしく服装は多少洒落た物を 武装はシート下等に隠す 車内で煙草は控える…非常に吸いたい気分だが 予め移動ルートは頭に叩き込んでおく 休憩可能な水場や、森の見晴らしの悪さも気に留めるが ・挟み撃ち易い ・人里離れor人目の少ない ・大人数でも囲める開けた場 ↑のパターン位も把握 物見のふりして遠眼鏡を構えミハエルの馬車注意 自分以外の神人宛てのメール送信画面を開いておき、素早く襲撃を報せられるようしておく 襲撃時はトランス ミハエルらを護れるよう馬車を囲む形で布陣 俺は馬の側に居て襲撃に対応 馬の暴走を狙われないよう次第によっては綱を切る事も検討 攻撃は閃光効果も狙いクリアレインを使用 対象はアルに合わせる |
ローランド・ホデア(リーリェン・ラウ)
用意:馬車、カメラ付スマホ、双眼鏡2、地図 「人命・金の無事は不問、か…なかなかマリエルも剛毅な女だ(ククク」 幌馬車を双眼鏡で観察できる距離で月岡に同行 名目はイベリアへの撮影観光 距離は撮影・喫煙などの名目での下車で保つ 双眼鏡で幌馬車周囲に目を配る 武器と紋章は隠す(リェン含) 幌馬車が襲われれば車内でトランス、一斉メール、現場に急行 しばらくはLBが持ちこたえるだろう 距離保ち弓で牽制 戦闘は精霊に任せるが盗賊・デミなら参戦 幌馬車を守るように囲む オーガであれば邪魔にならないような位置にいる カメラで襲撃の様子を撮影 できれば動画 警察に証拠の一つとして提出 襲撃者が人なら依頼主を聞いてみるが…望み薄だな |
永倉 玲央(クロウ・銀月)
今回は護衛任務かあ。 マントゥール教団・・・噂には聞いていたけど、まさか直接関わる事になるなんて・・・。(ちょっと怯え) ・未だ任務への緊張感がある様子 ・ミハエルとエリックに挨拶 「僕達もまだ新人ですが・・・必ずお守りしますから!」 ・アキ、ヴェルトールと共に待ち伏せ班 ・共に襲撃されそうな場所を最初に地図で検討(1人が予測失敗でも、2人目が成功する可能性を賭けて) ・敵に見つからない様隠れる ・森か渓谷で待ち伏せ場所を決め、道の両側を挟むように待ち伏せ、何事も無く幌馬車が通過したら追尾に加わる ・待ち伏せ失敗の場合、追跡組を追う ・携帯で合図を確認 ・敵との交戦時に危険だと感じたらチャーチ内に アドリブOK! |
任務に当たり、ウィンクルム達は最後の打ち合わせをミハエル達と行っていた。
荷を運ぶ幌馬車には金貨を除けば三人しか乗れないと言う事で、ミハエルと同乗を名乗り出たのはセイリュー・グラシアとラキア・ジェイドバインの二人だった。
高位のライフビショップであるラキアは防御スキルにも通じている。その事を伝えれば、なるほどとエリックは頷いた。
「ならば君たちは、我々の目標だな」
「目標だなんて……全力で守ります」
「任せろよな!」
同じライフビショップであるエリックは、ゆくゆくはこういう仕事も行うのだろうなぁ、とのんびり語りながら、セイリューたちが同乗の準備を行うのを眺めていた。
荷物持ちの下男に扮した上で、布を被って金貨袋のように振る舞うようである。
幌馬車である以上、覗き込む事をしない限りは、十分な偽装となっていた。
「さて、携帯の位置情報を取得可能にしとくから、外側の事は宜しく頼むな」
袋の中に潜り込む間際のその言葉に頷くと、月岡 尊は取り出した携帯電話のメール画面を開き、襲撃を示す簡易な文章を準備する。
今回の作戦は待ち伏せ班と追跡班、そして同乗班の三つに分かれる。特に待ち伏せと追跡はどちらかが欠けている状態での襲撃となってしまう可能性が否定できない。
待ち伏せ班の潜む場所を通過してしまった後に襲撃されるかもしれない。逆に追跡班が追い付くより前とも考えられる。
メールは、前者の場合に備え、早急な連絡の為の下準備だった。
尊と同じ追跡班となるアルフレド=リィンは、マリエルに依頼し小型の馬車を準備する。
そうして、観光者に扮しての自然な追跡を図るべく、ローランド・ホデアとリーリェン・ラウと共に、観光の見どころになりそうな場所をざっくりと押さえていた。
「時期が良けりゃ、桜でも見れたかね」
「あぁ、花は判りやすいな。藤とか咲いてたら、その辺で休憩できそうか?」
いい年した男ばかりで花見観光は、結構シュールな気はしないでもない。
が、気にしている場合でもなかった。
「森は見通しの良い所はあまりありませんわ」
「そうか……どこからでも襲撃できそうだな」
「渓谷の方は、この辺りとこの辺りが、岩壁の高さが少し低いかと」
「うーん……じゃ、じゃあ、やっぱりこの辺で襲撃されそう、ですかね……」
マリエルに地図上の立地を訪ね、アキ・セイジは難しい顔をする。永倉 玲央もまた、同じ地図を覗き込んで唸った。
襲撃可能箇所が、多すぎるのだ。待ち伏せをしようにも、敵が現れそうなポイントを絞り切れない。
そもそも『遠回り』をしたマリエルの意図は、襲撃チャンスを増やす事である。
路程が長いため、『待ち伏せした箇所で襲撃が起こるかどうか』のリスクが高い事は、セイジを含め皆理解していた。
そして『集団で追跡する自然な手段』を模索するのが難しい事も、同時に理解していた。
最低限の当たりを付けての待ち伏せと、人数を縮小した上での追跡は、そういう意味では最適解とも言えた。
難題なのは、その『最低限の当たりを付ける』事ではあったが。
「セイジ、どうする?」
「……一先ずは森、だろう……これだけ周囲が開けているなら、街道は無いだろうし」
パートナーのヴェルトール・ランスに尋ねられ、セイジはやはり難しい顔で地図をなぞり、道沿いの一か所を、指した。
「丁度大きくカーブしている、この辺りはどうだろうか」
「そう、ですね。次点で、この辺の少し道の狭くなりそうな場所はどうでしょう」
「確かにここも良さそうだな。よし、急いで待機しよう」
促しに頷いて、玲央とクロウ・銀月は駆け出しかけ、ミハエルとエリックの前で、一度立ち止まって礼をした。
「僕達もまだ新人ですが……必ずお守りしますから!」
「そういうの死亡フラグでありそうだな」
「不安がらせんな!」
なんの気の無いクロウの台詞にすかさずツッコミを入れた玲央に、くすくす、ミハエルは微笑んで。
「此方こそ、宜しく頼むよ」
告げて、見送った。
待ち伏せ班は見つからないことが第一である。移動にバイクや馬を使う事を提案したが、目立ちすぎると却下された。
……それ以前に、同じ班内でそれらを繰れる者と繰れない者が居るという事実が、マリエルにとっては大きい理由だったようだったけれど。
セイジは地図を持ちミハエルに駆け寄ると、玲央と決めた地点を告げ、そこでわざと道を逸れて脱輪して貰うように頼んだ。
ふむ、と一つ頷いて了承したのを確かめて、セイジはランスと共に急ぎ待機場所へ向かう。
やや間を置いてから、いよいよ出発である。
「襲撃を誘うつもりでいるから、少しゆっくりいくよ」
「了解。近寄りすぎないように、調節する」
幌馬車の御者を担うエリックの言葉に、追跡馬車の御者となるアルフレドが馬を撫でながら応えた。
進みだした馬車を見送りながら、ローランドはリーリェンに火を求める。
「吸い終わったらスタート?」
「丁度良いだろう。それに馬車内は禁煙だからな」
今の内に吸っておけ。そう、告げながら。
◆
森の中程。目当ての場所にたどり着いた玲央は、急ぐ気配の無いクロウをせっつくが、当の本人は欠伸を噛み殺している。
正直とてもダルイです。そんな感想が顔に書いてある気がしたが見ない振りだ。
「マントゥールだかマンホールだか知らんが、まあどっちでもいいな……貴族様相手なら、がっぽり儲かりそうだな」
「いや、よくねえだろ! どんだけ適当!? っていうかクロさん、待ち伏せってどうやるもんなんですか」
小声ながらもツッコミは忘れない玲央に、頭を掻きながらクロウは指示する。
息を潜めて慎重に。それだけでいい、と。
木々の生い茂っている森は、鳥の声や木の葉の揺れる音等で、思うほど静かではない。
馬車が通れる程度には道が広い事もあって、道を挟んだ反対側に配置したセイジとランスの姿も見えたり見えなかったりだ。意図的に騒ぎ立て、目立つ行動を行わない限りは、即座に見つかる事もないだろう。
欲を言うなら、武器や服装などを偽装したり、万一見つかった場合の言い訳なども用意しておけば、安心感は増しただろうが、無ければ仕方がない。
後は、腹を括るだけだ。
「セイジ、画像になんか映ってるか?」
「いや……」
幌馬車の屋根の端に、こっそりと設置したオーガ・ナノーカ。
幌馬車前方の情景を送り続けるアヒルには、今のところ何も映っていない。
「まぁ、向こうも潜んでるだろうから、そんなあっさり見えないだろ」
「……そうだな。襲撃が映れば、後で証拠になると思っておくのが無難だな」
陽はまだ低い位置で佇んでいる。ゆっくりとした道程は、ある種の我慢比べに似ているような気がした。
街道は長閑な旅路として難なく通過した。
先を行く幌馬車が森に差し掛かるのを、セイリューの位置情報で確認した尊は、アルフレドに告げた。
「少し追いついておいた方が良いだろう」
「了解、そんじゃお客様方、ちょっと揺れるかも知れないけど勘弁してくださいよ」
馬車の運転能力にはさほど自信があるわけではないアルフレドは、あくまで客に接する態度で肩を竦め、事故の無いように注意しながらも馬車の速度を上げる。
がたん、と一度大きく揺れた馬車の窓から顔を覗かせ、リーリェンはぐるりと周囲を双眼鏡で見渡した。
街道沿いは何もない。何かあるとすれば、森だろう。
「それにしても、人命・金の無事は不問、か……なかなかマリエルも剛毅な女だ」
強かな顔をしたマリエルを思い起こし、クク、と喉を鳴らして笑うローランド。
んー、と曖昧な相槌を貸しつつ、リーリェンは思案気な瞳で双眼鏡を胸元に降ろした。
「そーいえばさぁ……」
車内禁煙にそわそわしている尊が用意していたメールの事を思い出し、何気なく呟く。
「あっちからの連絡って、誰から来るんだっけ?」
例えば、待ち伏せが成功、あるいは失敗して、追跡班の目の届かぬところで幌馬車が襲撃された場合。
その事を、想定している者はいなかった。
「……追いつくまで、持ちこたえて貰うしか、あるまい」
それが出来るだけの能力を持つ者は、幸いにも、傍にいてくれているのだから。
がたごとがたごと。
不規則に揺れる幌馬車の中、麻の袋で地図と睨めっこをしていたセイリューは、こそり、ミハエルを見上げて小さく伝える。
「そろそろ予定の場所だぜ」
「予定通り、ここで襲って貰えたらいいんだけど……」
少しの不安を過らせたラキアが、ぽつりと呟く。直後、馬車が大きく揺れて、道を外れた。
「っと、とと……ミハエル、無事かい?」
「あぁ、大丈夫だよエリック。馬は大事無いだろうか」
それらしいやり取りの後に幌馬車を降り、ぐるりと確かめるように見て回るミハエル。馬を宥めていたエリックは、不意に顔を上げる。
大きく道の曲がった場所。
恐らく追跡班からは見えない位置だろう。
セイジの思惑として、目撃者の居ない位置と思えば、あちらに襲わせる条件としては十分である。
『犯罪者心理に適った立地選び』では、あったけれど――。
「ッ、ミハエル、トランスを……!」
気付く、べきだった。
襲撃予想者はデミを含んだオーガの可能性があり。
マントゥール教団との関わりの露見を避ける為、教団員の同行はないだろう。
――即ち、邪眼のオーブという教団関与の印象が強いアイテムの使用は無く、代わりに知能の低いデミ・オーガに『幌馬車を待ち伏せる』指示を出せるレベルのオーガが、現れるだろう事を。
前方から、デミ・ウルフが駆けてくる。
獣の瞬発力は、多少の距離をものともしない。エリックへと飛び掛かろうとした狼を、間一髪、クロウが受け止めた。
「玲央、数判るか?」
「え、あ……ご、五匹! それと、あのオーガは……」
「ヤックドーラ、だな」
慌てながらも数を把握した玲央の視線を追い、セイジが答える。
デミ・オーガの強化、あるいは麻痺を可能とする長い舌を揺らしながら獰猛に笑うヤックドーラを睨めつけ、鞭を鳴らして狼を威嚇した。
「セイジ、オーガ相手なら捕縛とか考えなくていいよな」
「そうだな。速やかに無力化しよう」
言うが早いか詠唱を始めるランスへ飛び掛かろうとする狼を、セイジは鞭で叩き伏せた。
「ラキア、チャーチを……」
「ちょっと、待って……今の状態じゃ範囲内にデミ・ウルフも入っちゃう……!」
有事の際にはトランスの上で即座にチャーチを。行おうとしたが、チャーチは侵入を妨げる物であって、展開範囲内の『異物』を弾きだすものではない。
真っ直ぐに幌馬車に殺到してくる狼を巻き込んでの展開は、意味がないのだ。
「大丈夫だ! 俺が叩き出す!」
幌馬車に飛び掛かってきた狼の顔面を蹴り飛ばしたセイリューは、ハイトランスを行って躍り出る。
同様にハイトランスをしたセイジも前線に出るが、数の面で、不利だった。
「エリックさん、ミハエルさん、一先ず荷台の中に!」
展開したチャーチの範囲は直径6メートル。その範囲外に押し出してさえしまえば、凌げる自信はある。
武器を眩く光り輝かせ、敵の視界を晦ませて。少しでも有利にとラキアは願う。
(追跡班の、人達は……)
戦力外を自覚している玲央は、自衛に努めながら、後方を振り返る。
馬車の姿は、まだ見えない。
位置情報が、ずっと同じ場所で止まっている。
馬車の速度を上げるのに、それ以外の理由は要らなかった。
猛烈に揺れる馬車のどこそこに捕まりながらカーブを大きく曲がった所で、アルフレドは叫ぶ。
「ツキオカさん、トランス!」
応じ、尊が素早く下車するのと同時、ローランドもリーリェンへのトランスを済ませ、駆け付ける間も惜しいとばかりに、弓を引いた。
煌めく鏃が飛来するのを見上げ、玲央はほっと息をつく。
流れる水の膜のようで、その実頑強なチャーチの外側で、朝霧が揺蕩う。それが晴れるのを待つことなく、ランスは囀るカナリアの声を、弾けさせた。
「そぅら行くぜ。全部纏めて黒焦げだ!」
強烈な一撃に群がったデミ・ウルフが倒れるのを見届けたローランドは、視線の更に先で長い舌を打つヤックドーラの姿を捉えると、仄かに熱を帯びる大剣を大きく振り回すリーリェンに命じる。
「金も人も安否を気にするな。お前は好きに遊んで、血まみれの天使になってりゃいい」
単純明快な主人の命令に、リーリェンは口角を釣り上げて笑い、焼け焦げた狼の屍を踏み越えて肉薄した。
「ケケケ。こまけーことはどーでもいいから、遊ぼうぜェ!」
大剣が、獰猛な爪に転じる。それがヤックドーラを捌くも、足りない。
追って放たれたアルフレドの手裏剣が左右より同時に突き刺さり、苦悶の声を上げるオーガ。
先に戦闘を開始した事で侵食の影響が強いクロウは、それでも白いワームで相対したデミ・ウルフを仕留めた。
ランスの詠唱を待つまでもないとばかりに、セイジは鞭を振るい、セイリューはすらりと薄い刃の太刀を薙ぐ。
勇ましく前に踏み込む神人を見て、ミハエルはぽつり、小さく呟いた。
「……あれが、噂のハイトランスというやつか」
なんとも、凄まじいね。そう告げる、どこか羨ましげな顔を、ラキアは苦笑しつつ見つめた。
「無茶は、控えて欲しいんですけどね」
控えて欲しい本音はあるけれど。ラキアの顔は、誇らしげだった。
ハイトランスを得た事で、セイリューが、よりラキアを活かしてくれているのだから。
合流を果たして後の場の制圧は、そう時間のかかる事ではなかった。
戦闘の様子をナノーカが捉えているのを確かめて、セイジはうんと一つ大きく頷いた。
「後はこれを、依頼主に届けるだけですね」
「おや。届け先はイベリンの警察だよ」
よいこらしょ、と。道を塞ぐ狼の死体を退けながら、エリックはさらりと告げる。
そうして、何をしているのかというような視線に笑みを返した。
「マリエルには件の伯爵夫人をどうこうする権限はないからね。情報提供の為の依頼だよ。というわけで、お疲れの所悪いが、このままイベリンまで向かうよ。金貨も届けなければならないしね」
その言葉に、ウィンクルムの間に少しの動揺が広がった。
というのも、迎撃すればそれで終わりだと思っていたためだ。ゆえに、持続時間の短いハイトランスに踏み切った面もある。
複数回の襲撃がある事を薄らと認識していた者は居たが、はっきりと警戒していたのは、尊とアルフレドのみだ。
第一、馬車に同行できる移動手段は、足りていなかった。
どうする、というように顔を見合わせるのを見て、エリックは苦笑する。
「移動速度を徒歩に合わせる事は可能だよ? というか、初めからそう言ってくれると思っていたけれど……必要なかったのかな」
マリエルの資料にあったように、移動には元より積載量の少ない幌馬車を使用する心積もりで居たのだ。
同乗者不在を装う措置でもあったが、それならばなおの事、迎撃を任せる事になるウィンクルムに合わせて動く気でいた。
追跡の為に馬車を用意し、待ち伏せとして先行する発想にはなるほどと感心したものだが、道具類の準備に時間を割くくらいなら、素直に頼んで欲しかったとも、思う。
「我々も、貴族である以上それなりの物は揃えられるが……万能でもなくてね」
今後あまり大きなものをすぐに用意できなくても、怒らないでおくれよ。肩を竦めて、エリックは席へと着いた。
進もうとする彼らを、引き留める理由もない。
一度以上の襲撃。その証拠はもう手に入れているのだから、堂々と同行してしまえば、彼らが何度も襲われる懸念は薄れるだろう。
全くのゼロではない以上、警戒は解けないけれど。
「こっちとそっちの馬車で、交代しながら行こうか」
ひらりと追跡用の馬車に着いたアルフレドが、一行を促す。
ゆったりとした幌馬車の旅は、まだ、終わらない。
◆
「なー、あとどれくらいかかる?」
煙草の煙を燻らせながら、リーリェンは隣を歩くローランドに尋ねた。
「敵さんが委縮して襲撃を控えてくれりゃ、小一時間で着くだろうな」
「イヤーな予感しかしねぇわそれ」
出発前の玲央とクロウのやり取りを思い起こす。こういうのはあれだ、フラグというやつだ。
一方で馬車に乗車している玲央は、待ち伏せて潜んでいた時のクロウの手慣れた雰囲気を思い起こし、小さな声で尋ねた。
「やけに慣れてましたけど……職業柄ああいうのも必要なんですか?」
「……まあ、大人には色々あるんだよ」
馬車の窓に肘をつき、双眼鏡を覗いているクロウの返事は、曖昧だった。
だけれど、玲央もそれを特に追求することは無かった。
トランスしたウィンクルムが付き添っていたという状況は少なからず効果があったのだろうか。森での襲撃は無く、一行は渓谷を半分ほど進んでいた。
地図で見る限りはゆっくりとしたペースでも、一時間程度で着くだろうと思えた。
陽は傾いている。高い岩肌に囲まれた渓谷は、既に薄暗い。
見上げ、尊は吸殻を携帯灰皿に押し込みながら、小さく息をついた。
(暗くなる前には、抜けきりたいものだな……)
「ツキオカさん、疲れた? 交代して貰う?」
御者をランスと交代し徒歩組に混ざっていたアルフレドが覗き込むのにゆるりと首を振った尊は、マリエルの挙げていた『岩壁の低くなる場所』に差し掛かる頃であるのを思い出す。
人里の離れた、人目に付きにくい場所。
左右という逃げ場がなく挟み撃ちをしやすい場所。
大人数で囲めるような開けた場所とはむしろ逆だが、逃げ場がないという意味では襲うための条件としては十分で。
尊は己の想定していた襲撃地点に条件が合致していることに、薄く瞳を眇めた。
表情をかすかに険しくした尊に促されるように、素早く周囲を警戒したアルフレド。
嫌な予感に始まった警戒は瞬く間に派生し、ぴりりと空気を張りつめさせる。
「多分、いるな」
ぴくり、獣の耳を動かしながら、ランスが小さく呟く。
「……出来れば盗賊がいいな」
「そうだな。その方が、証拠にもなるし」
トランスが無くても、戦えるし。
飲み込んだのは、セイジとランス、お互いの胸中で燻った言葉だった。
「――例えば、だよ」
「はい?」
ミハエルと同じ馬車に乗りこんでいたセイジらに、ミハエルは独り言のように呟く。
「もしも潜んでいるのがオーガで、逃げ出す必要があったなら、我々の事は置いて行っていい、と言ったら……君たちは怒るんだろうか」
問いかけのような言葉に、セイジは一度瞳を丸くしてから、眉を寄せた。
「多分、怒ります」
「そうか」
「俺達は、貴方達と、「お疲れ様」と労い合いたいですよ」
真っ直ぐな目に、ミハエルはくすくすと笑った。
「それは、我々よりも彼らと交わして貰いたいがね」
信頼関係は大事だよ。小さく零したミハエルが、妻であるマリエルへの不信を抱いていた事を、セイジとランスは知っている。
それでも今、彼女となお夫婦である事も、知っている。
そんな彼の『独り言』は、随分と、重たかった。
と――。
「襲撃だ!」
俄かに騒がしくなった外の様子。
びくりと震えた玲央だが、振り返ったクロウはどこか安堵した様子で、それでも素早く馬車の外へ出る。
「盗賊だ」
張りつめた緊張の中にふわりと過った安堵に気が緩みそうになるのを押さえながら、セイリューはラキアを振り返る。
「ラキア、トランスは……」
「うん、切れちゃってるけど……それでも俺たちのやる事は変わらない、でしょう?」
変わらない。彼らの目的は、ミハエルとエリックを護る事。
例え依頼主であるマリエルが慈悲の無い目で切り捨てろと命じたとしても、セイリューとラキアは、それに応と頷く事は出来ないのだ。
「ミハエルもエリックも……セイリューも、護って見せる」
それが、ラキアの矜持だった。
そしてそれをよく理解しているセイリューは、だからこそ同じ志で彼の傍らに立つ。
「積み荷を置いて行きやがれ!」
「テンプレート台詞ドーモォ。そっちがやる気ならこっちも暴れたりないんで、遠慮なく行かせて貰うぜェ!」
武器を持つ盗賊に怯むどころか嬉々として突撃するリーリェンに続き、アルフレドも盗賊の一人を切り伏せる。
相手が盗賊となればスキルを使う必要もない。トランスの恩恵がない事で、逆に無用に殺す心配も薄れる。
「ツキオカさん、危ないから下がってていいよ?」
「馬鹿言え。使える物は何でも使うもんだ」
「だと思った。じゃ、奥のあの一回り大きいボスらしい奴」
「当たらんでも文句は言うなよ?」
クリアレインを引き絞った尊に満足気な笑みを返し、アルフレドはボスと思われる敵を狙い済まして手裏剣を放つ。
早々に撤退してくれれば何よりだと願いながら、尊も同じ敵を狙って矢を放った。
「トランスが無くても、拘束は可能でな!」
「だからってあんまり出すぎるなよセイジ! こっちは任せろ!」
物理攻撃力の無いランスにミハエルを任せ、セイジは再び鞭をしならせる。
音速を超えるとされる鞭先は、風を切って盗賊に絡み、その身を地面に引き倒す。
ラキアもまた、素早くエリックの傍に駆け寄り、身を挺して守る姿勢を取った。
「何があっても、護ります」
美しく華奢な体つきながらも、毅然とした態度で立つラキアの姿に、エリックは穏やかに笑む。
「いつか、私も言えるようになりたいものだ」
そんな彼らの前で、パッ、と赤い血が飛ぶ。
軽くだがリーリェンの首筋を掠めた剣戟が、血を飛ばしたのだ。
しかしそれでも彼が怯む事はない。口角はますます鋭利に吊り上がり、踏み込む間合いは一層、深くなる。
「効くかよォ!」
血に塗れる己の精霊を見て、ローランドが天使だと思ったとか思わなかったとか。
いつもの発作のような物である。それでも仕事はきっちりするのがローランドという男である。
短剣を振るう盗賊の攻撃を弦で受け止めつつ、舌打ちと共に蹴り付ける。
「邪魔だ、見えん!」
欲求には割と忠実な男である。
戦い、というより喧嘩慣れしているように見えるローランドにぽかんとしつつ、玲央はぎこちないながらも剣を振るう。
流石に武装が板についている盗賊を退けるには至らないが、自衛はできている。そんな玲央をちらと確かめるように見て、クロウは嘴のような形状の鈍器を叩きつける。
……一応、鋭利な嘴側は避けるようにしながら。
「あんたで終わりみたいだぜ?」
流石に命までは奪わないながらも、辺りは死屍累々と言った状況。
鍔迫り合いをしながら不敵に笑ったセイリューに、残った盗賊は唸り、セイリューを突き飛ばして逃げ出した。
待て、と言いたいところだが、深追いをする必要もない。一段落ついた事に息を吐きつつ、セイリューが予め積んでいたロープで転がっている数人の盗賊を拘束し、取り囲んだ。
「積み荷が何だったか、知ってたんだろう?」
詰問するローランドに対し、盗賊は鼻で笑う。
「こんな所を通る馬車なんて、普通に物資輸送だと思うだろ?」
期待はしていなかった。が、腹が立ったので、紳士的にスマートに顔の横に足を叩きつけてやった。
「今、言えば、命ぐらいは保証するが?」
凄味のある声で促しても、目を逸らすだけ。
予想の範囲内で強情な態度に、やれやれと溜息をついたセイジは、視線を合わせてにやりと笑ってみせる。
「口封じしろって君等の依頼者に頼まれたのさ」
怯えて口を割ってくれれば理想だったけれど、盗賊の態度は変わらない。
彼らはすぐに理解した。もしも彼らがマントゥール教団の依頼を受けたのだとしたら、失敗した時点でお終いなのだ。
あるのは、オーガの腹に収められるかウィンクルムの刃に切り捨てられるかの違いだけ。
このまま何も言わず『ただの盗賊』として処罰されるのが、彼らにとっては一番生存確率の高い選択肢だった。
やれやれと肩を竦め、捕縛した盗賊も連行しようかと、エリックは苦笑する。
「馬車が狭くなるねぇ」
「我々も歩こうか、エリック」
イベリン領まではもう少し。
襲撃者である盗賊本人と、オーガによる襲撃の証拠映像。
情報として十分な成果を持って、ウィンクルム達はゆるりと長い旅路の終わりを実感する。
(噂に聞いていたマントゥール教団と関わるなんて、ちょっと怖いと思ったけど……)
一行の最後尾を、少し控えめのペースで歩いていた玲央は、前を行く仲間達を見て、かすかに微笑んだ。
(無事で、良かった)
噛みしめるような言葉。
その傍らでは、クロウが飲み込み切れなかった大きな欠伸を、零していた。
◆
後日。マリエルは穏やかな顔でブリアンヌ伯爵夫人と対峙する。
「先日は無事に現地までたどり着けたようですわ」
「そのようですわね。お兄様もご主人も、ご無事で何より」
「ええ、ありがとう」
満面の笑顔で、マリエルは告げる。
そんな彼女を見て、ゆったりとした羽根扇を口元に添えてしおらしく笑うブリアンヌ伯爵夫人は、優雅で和やかなティータイムを終えて後、馬車の中で忌々しげに爪を噛んでいた。
「本当、お可哀想な人達だこと」
きっとあの女に焚きつけられて、嫌々渋々渦中に巻き込まれたのだろう。
嗚呼、可哀想だこと!
口ではそう言いながら、ブリアンヌには容易に想像できたのだ。笑顔で謝辞を述べ、握手なんかを交し合う彼らの姿が。
ギリ。上品な形をした爪が歪む。
彼らの善意も好意も信頼も矜持も、何もかもが、全部、ぜんぶ、忌々しい――!
依頼結果:成功
MVP:
名前:月岡 尊 呼び名:ツキオカさん |
名前:アルフレド=リィン 呼び名:アル |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 錘里 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 05月05日 |
出発日 | 05月13日 00:00 |
予定納品日 | 05月23日 |
参加者
- アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
- セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
- 月岡 尊(アルフレド=リィン)
- ローランド・ホデア(リーリェン・ラウ)
- 永倉 玲央(クロウ・銀月)
会議室
-
2015/05/12-23:58
PL発言
>セイリューさん
お気持ちお察しいたします。
私も途中で頭ごなしに無礼な言葉を浴びせられ、大変不快な思いをし傷つきましたので分かります。
掲示板はRPの場とはいえ最低限の礼儀くらいはほしいですよね。
月岡さんと永倉さんも発言しづらかったことと思います。
他3人様とはまた何かの依頼でご一緒したく存じます。その時にはどうぞよろしくお願いします。 -
2015/05/12-23:57
プランは提出ずみ。
後は良い結果になりますように!
相談など皆さんお疲れさまでした。
素敵リザルトになるように祈っています。
---以下、PL発言-----
発言少なめで申し訳なく思います。
これには、個人的見解ではありますが、
今回の会議室中で、
本来自分自身で決めたい部分を
色々と他の方より依頼というよりも
指示をされているのではないか。
という印象を持ったからでありまして。
何度か既に依頼任務を共にこなしているのならともかく、
ほぼ初対面に近い方にスキルからあれこれと
勝手に決められる事は、あまり気分のいい物ではありません。
この部分だけが非常に残念に思いました。
とても楽しみにしているマスター様のエピソードですから。
他3人様には、また別の依頼でご一緒した場合には、
同行を喜ばしく感じるとともに、
また色々とご相談させていただけると幸いです。 -
2015/05/12-23:25
当方も、プラン用意完了の報告を。
お疲れ様だ。
現地でも宜しく頼む。 -
2015/05/12-22:54
出発前に、オレの携帯の位置情報を
皆に解るようにしておくぜ。何が起こるか解らないので、念のため。 -
2015/05/12-22:50
ローランドさんまとめ感謝です!(怖そうだけど結構いい人かも・・・)
現在プランのまとめ中です。
ギリギリまでねばりますよー。 -
2015/05/12-22:20
俺の見解だがまとめておこうか。
待ち伏せ班の内容に不足があれば適宜追加してくれ。
・目的:幌馬車を襲撃する者(オーガ?デミオーガ?盗賊?)を排除する
乗員・金銭の安否不問、襲撃者の生死不問
・幌馬車
エリックの御者で、ミハエルと寄付金が乗っている(敵は二人だけだと思っている)
ミハエルの領地からイベリアへのルート(敵も知っている)
→街道~森~渓谷 の遠回り
グラシアとジェイドバインが同乗しミハエル達を守る(敵は知らない)
・追尾班:月岡とリィン、俺とリェン
一台の馬車をたて、リィンの御者で移動
観光目的と偽り、写真などを撮って休憩を挟むことで幌馬車と距離を保つ
幌馬車が襲われたら、幌馬車を囲む陣形で戦闘
・待ち伏せ班:アキとヴェルトール、永倉と銀月
地図を見て、森か渓谷で待ち伏せ場所を決め、道の両側を挟むように待ち伏せる
何事も無く幌馬車が通過すれば、追尾に加わる
こんなとこかね。 -
2015/05/12-21:54
>アキさん
玲央でいいですよ!
地図の検討ですか・・・僕はかまいませんよ。
沢山のご意見が出てますね。
ついていくのに精一杯かも・・・(汗)
どなたか詳しくまとめていただければ有難いです~。
-
2015/05/12-19:51
>月岡さん
待ち伏せは一番襲われそうな地点に絞る。
地図を読めばここが危険だなあって場所はあるからな。
そこなら犯罪者心理を突けると思う。
>永倉さん
襲撃されそうな場所を最初に地図で検討するんだけど、永倉さんも文字数あればやらないか?
「1人が予測の判定を失敗しても、2人目が成功するかも」…というメタ視点だが。
文字数が足りなかったら無理にとは言わないが、どうだ?
>セイリューさん
携帯で襲撃その他の合図を送る件、了解もらえて感謝だ。
リアルな話を言うとな、朝から夕方まで馬車が進むわけだよな。
だから、あー…なんというか…トイレ大変だがなんとかしてくれ(目そらし
3人ともレスありがとうな。プランは提出できている。うまくいくといいな。 -
2015/05/12-19:43
セイジさん
携帯の件は了解した。音が出ないようにしておく。
月岡さん
ミハイルさん達を護る事は任せてくれ。
ただし敵の事は皆でよろしく。
間近に来た敵は対処するけれど、そうならない方がありがたいかな。
回復スキルは持って行くので、負傷時はラキアの傍へ。
敵へはシャインスパークでの命中率減を考えているよ。
永倉さん
敵との交戦時に危険だと感じたら躊躇せずチャーチ内へどうぞ。 -
2015/05/12-19:02
籠城の認識に齟齬がないならいいんだ。
すまなかったな、月岡。
陣形についても異存ない。恐縮だが記載を頼む。
大方プランは書けて、提出してある。夜まで対応できると思うが……まぁもう大丈夫だろう。
皆の武運を祈る -
2015/05/12-18:23
承知した。
では、休憩についてはローランドに頼む。
メールと、陣形は「馬車を囲む布陣」という考え方で問題無いようであれば、
それも此方で受け持とう。
>戦闘
すまん、言葉が足りなかったな。
避難願いと言ったのは、先の[21]で発言した、『馬車の中で待機』の事だった。
籠城が良いと、俺の考えもローランドに同じだ。 -
2015/05/12-08:29
>月岡
休憩を装う件はこちらで受け持つ。
メールのことは頼みたい。
陣形もできればお願いしたいが……。
指摘してくれた待ち伏せの懸念は俺も思う。
ただ森や渓谷もどれだけ広いか分からないから、
一組でカバーしきれるか……ということを考えたら
一番怪しい地点に集中しておくのも、手なのかもしれん。
>戦闘
ジェイドバインはシャイニングアローもチャーチも使えるし、
無理に避難させるよりは馬車の中に籠城してもらったほうが
安全じゃないかね?
……チャーチは6m四方だから敵を巻き込むかもしれんので、悪手かもしれんが……。
それでも、ジェイドバインの側を離れないようにしてもらえれば、
シャイニングアローのカウンターも見込める。
敵がこちらを完全無視してミハエル達を追ったら守りきれん。
敵がオーガなら俺は戦闘には参加しないでトランスが切れない範囲で離れておこうと思う。
攻撃手段が神人の俺にはないからな。ハイトランスもまだ出来ないし。
盗賊やデミ相手なら、馬車を囲む布陣に参加するよ。 -
2015/05/12-01:46
まずは回答に感謝を。
馬車の件は、アルに言っておく。
それから、丁度良かった。
速度と距離調整のために休憩を装うのは、俺も同じ事を考えていた。
……より正確に言えば、既にプランに織り込んでいた。
メール送信の事についても書き出してあるんで。
字数の制約もある事だし、もしよければ記載はこのまま俺の方で受け持とう。
待ち伏せは……2組同じ場所で行うのか?
距離がと言っていたし、たとえば森と渓谷など、箇所を分けて行うかと思っていたが……。
人数も2人ずついることだし、空振りしたら追いかける事になるリスクもその方が少ないと思うんだが、どうだろうか?
一考願えればと。
戦闘について、もう少し。
ミハエル達への避難願いについては、側にいるセイリュー達に頼めればと思うんだが、
頼んでも良いだろうか? -
2015/05/12-01:27
>全員
月岡のメール配信は良案だと思う。
各自、同じ地図を持とう。襲撃地点をメールで説明するのに必要だと思う。
>永倉、アキ
じゃあ待ちぶせ頼む。
俺は森が怪しいんじゃないかと思うが……。
>月岡
馬車を御せる奴が来るのはとても助かる。俺達じゃ無理だからな。
すまないな、じゃあリィンに御者を頼むよ。よろしく頼む。
ああ……三人も喫煙者が居るのか(笑
観光馬車を装うが、距離を保つ言い訳のために写真撮影や喫煙のための休憩を挟むことも考えている。
よければ、合わせてくれ。
(写真は襲撃場面の証拠取得にもなるだろうと考えている)
戦闘だが概ね賛成。
待ち伏せが空振った場合、特に待ち伏せ場所より手前で襲撃されたら
しばらくは三組で持ちこたえないといけないな……。 -
2015/05/12-00:45
>永倉さん
すまないな。ありがとう。
森か渓谷か地図見て場所をきめれたらと思ってる。
賊に見つからないように隠れていような。
俺達と永倉さんとが道(森でも馬車道は在る。ないと通れない)の左右に分かれる形でいいだろうか?
待ち伏せが空振りしたら追跡組をおいかけようか(苦笑)
戦闘は俺の方は敵の回避力を下げる霧をあたり一帯に放出する魔法で援護をした後、必要に応じて攻撃魔法、かな。 -
2015/05/11-22:35
何度も長々とすまんな。
それから、戦闘が起こる事も大前提の仕事だ。
そちらについても、意見をある程度出し合った方がよさそうか?
……しかし、申し訳ない。
こっちについちゃ、オーガがいるならトランスは必須だろうとか、
ミハエル達には身を守る事を第一にしてもらい、トランスはしておいて馬車の中で待機、
我々はそれを囲む様に布陣する――というのはどうだろうか、とか……
そのくらいしか思い付かなんだ。
有用な策や戦闘法など、教授願えればありがたく。 -
2015/05/11-22:28
襲撃者へのスタンスについて、それぞれの意見了解した。
まずは追尾について。
行程の長さと、読みを外した際のリスクについては非常に同意なので、
そこは無理には推さないよ。
……とはいえ、アキ達が待ち伏せに回る事についても反対はしないが。
追うにしても、馬は目立ち過ぎるし自動車は不自然――その通りかと。
追尾するんであれば俺も馬車かと思っていたところではあるし、
敵の警戒を不要に招かぬようにするならば、馬車のサイズは大き過ぎない方が良い。
となれば、ミハエル達と同程度の、御者含め5人乗れる程度が限度かと思う故、
ローランド達が馬車で追尾するのであれば、我々も同乗したいが、どうだろうか。
今回の任は、何より『襲撃される事』が大前提。
ミハエル達と無関係を装いたい件、観光を装う件、共に異存無い、
素人程度の腕ではあるが、うちのツレのシノビは特殊車両も扱えるんで、使って貰ってもいい。
ついでにだが。
どこで襲撃があるとも分からない。
我々も分断して動く以上、携帯は全員が持っておき(その際、バイブ設定にしておき)、
あらかじめ一斉送信できるようメールを作っておいて、襲撃を受けた者が皆に送信、
知らせる――くらいの対策は取っておいた方が良いのではないかと。 -
2015/05/11-21:49
>アキ
はい!
それだったら僕達が待ち伏せ班に加わります。 -
2015/05/11-14:24
一寸思うところがあって、発言を修正して投稿するよ。
結局、ホデアは車はやめて馬車にしたんだな。
車で問題無いなら車でいいんじゃないか?
言い訳は車だと馬より苦しそうだけど、わざわざ俺が案に出した観光に切り替えなくてもいいんだぞ。
馬車は「特殊車両」、場合によっては「騎乗」だろうか。
少なくとも自動車ではないな。スキルが無いなら操作は大変だな。
馬車のためのスキルをもっていないとは思わなかったんだ。それはすまなかったな。
で、だ。
ホデアが馬車にして俺と別のを用意するようなので、馬車が二台に増えてしまうんだよな。
二台は目立つ。目立ちすぎる。だから避けたい。
一台の馬車に大勢がのって進むのも、敵が警戒して出てきてくれなくなったら困る。
ホデアが追跡に回りたいようなので、俺は待ち伏せのほうに回らせてもらうよ。
発言11で書いた「待ち伏せと追跡の併用」だ。
別に俺は追跡に固執はしていない。敵に怪しまれないのを優先している。
さて、待ち伏せはもう1組くらい来てもらえると助かる。
誰か待ち伏せでの行動を希望している人がいたら挙手してくれ。
いないなら俺達だけでも待ち伏せ方面の人員として対処しておくよ。
ホデアは望みどおり追跡で頑張ってくれ。
>セイリューさん
敵を見つけたら合図として携帯を一度だけ鳴らすので、音が出ないようにバイブにしておいて貰えるか? -
2015/05/11-06:39
諸事情により顔出しが遅れてゴメンよ。
セイリュー・グラシアとライフビショップのラキアだ。
色々と難しい任務になりそうだけれど、皆、ヨロシク。
オレとラキアは『新米ウィンクルムの2人を護る』事を
最優先事項としたいの。
だから申し訳ないけれども、馬車へ一緒に忍ばせてもらおうと思っている。
その分、敵への攻撃対応は皆さんにお任せするつもりなので、
戦力的には(スキル的にも)あまり役にたてそうにない。ゴメンよ。
-
2015/05/10-23:20
あーはいはい、言いたいことは分かった。
どっちにしろ、馬でも、道無き道を並走する方法は、渓谷で引っかかる。
渓谷っつったら、片側は川で片側は崖なことが想定されるからだ。
ついでに言うなら、畑の中を馬は……むしろ目立つぞ? 鋤でもつけて引くか?
つまり、馬での隠密行動は難しいと考える。
ついでに、見つかった時の言い訳が苦しい。
バラバラに分かれるより、一度に事に当たれるように、集団で移動するほうが今回は得策だ、と俺は考える。
で、ご心配の車のエンジン音は問題ない。
隠密する気は露ほどもないからだ。
だが、速度面で不自然だというなら、馬車でもいい。
馬車での乗り合い観光……に切り替えるだけだ。
観光なら周辺の景色を楽しみつつ、たまに写真とか撮ってりゃ、のんびり進んでいることにも言い訳がたつ。
写真を撮るふりをして、周囲の警戒だって可能だ。
干草輸送と違って、大人数で乗り合わせていても不自然じゃない。
武具とかは布で覆って奥に隠せばいいだろう。余程のことがない限り、覗きこまれはしないだろうが。
……馬車の運転が「自動車」なのか「特殊車両」なのかは知らないが、自動車なら俺は出来る。
言い換えようか、俺達は特殊車両の運転も、乗馬も出来ない。
『護衛はつけない、二人だけの任務』
この条件を満たした状況を作るために、俺達は現金輸送中の幌馬車とは無関係の団体を装って追尾する。
……俺が言いたいことの主旨はこれだけ。
ああ、アキがランスと二人で干草輸送がしたいなら、反対するつもりはない。 -
2015/05/10-19:21
馬車じゃないぞ。単独の馬で併走だよ。ほら、発言にも「馬で併走」ってあるだろ。
馬なら、道以外でも進めるし、それで遅くなって馬車と等速だろうという考えだな。
車だとエンジオ音と速度がネックだな。
併走するにしても追走するにしても、音でバレバレだ。
あと、速度が早いので、馬車に合せてのろのろ走ってたらとても不自然だ。
だから車はチョイスしなかったんだ。
車で追走する場合、観光に行く途中だとノロノロ運転の理由が無い。
道中を楽しんでるとかに理由を変えるとか、一度追い越して戻ってくるとかしたら自然かなあ…。
襲撃を中止されると困る(失敗になる)ので、敵にあやしまれるのは避けたいよな。
車が一般的な土地なら、依頼者も馬車ではなく現金を車に積んで輸送するのが自然だ。
馬車を使うと言う事は、馬車のほうが車よりも一般的なのだと分かる。
ま、貴族の習慣かもしれないが(苦笑) -
2015/05/10-13:26
意見拝聴した。
以下は長いが、てめえらに対する俺の意見だ。
>同乗者
確かに、探りが入る可能性は高い。
月岡の言う小声などの対策はとても重要だと俺も考える。
幌馬車だから外から内部は見えづらいとは思うが
黒い布でもかぶってもらっていたほうが確実だろうな。
金貨は是非積んでいってもらうべきだろう。
盗賊の目当ての品がないと、「目的の馬車」だとすら認識されないかもしれない。
>待ちぶせ
確かに追尾するなら、馬車に並走出来る速度を保つ必要があるな。
月岡の待ち伏せ案はうなずけるのだが、アキが言うように待ち伏せるポイントが粗すぎるというリスクが有る。
遠回りなルートだそうだから、全員で事にあたれない可能性が高いんだ。
襲われた時に、同乗者だけで持ちこたえてもらう時間が長引くのも良くない。
リスクが高いな。
俺は追尾を推す。
>アキの代案
承服できないところが一点。
・道じゃない場所を並走
ルートは街道、森、渓谷だ。
街道と森はいいが、渓谷に隠れながら並走できる道があるとは思えない。
……そもそもてめぇ、馬車で隠れながら並走するつもりなのか?
馬車は幅があるから、森の道無き道を行くのは無理だと思うがな。
別団体としての追尾という案はいいと思う。
輸送馬車という方法がいいかどうかは別にして。
馬や馬車にこだわらず、車での追走はどうだ?
双眼鏡で見える距離を保っても、車ならすぐ詰められるだろう。
これなら俺もスキルがあるし、複数組乗り合わせることが出来る。
森とはいえ、道はあるだろう。
イベリアへ観光に行くんだ、と言えば同じルートを偶然行くのも
複数人が車に乗り合わせているのも、納得できる範囲だと思う。
なおも強く詰問されてしまったら……
俺は先ほどの発言で提案した「自分たちもミハエル達を暗殺しようとしている一団だ」とウソをつくつもりだ。
「お前たちが失敗したら尻ぬぐいをするんだよ・お前たちの仕事ぶりを伯爵夫人に伝える者だ」
こんな感じで言えば、襲撃も張り切ってくれるだろうしな……(ククク) -
2015/05/10-11:08
折衷案としてこういうのもある。
1組か2組は待ち伏せして待機。
襲われたという連絡が追跡組から携帯で入ったら、全速力で現場に急行して撃退。
馬車組はそのまま迎撃、追跡組は襲撃を見たら連絡して自分達も馬車組に加勢。
*待ち伏せ組は、バイクなどの高速移動できる乗物に乗っていることが望ましい。
というのはどうかな?
・全部追跡
・追跡と待伏せの併用
この2案を代案として提示しておくよ。皆はどうしたい? -
2015/05/10-11:04
ルートが遠回りであり、朝出発の夕方到着である事を考えると、待ち伏せした場所で襲ってくれるかすごく難しいよなあ。なにしろ路程が長い。
襲撃に適した地形というものもあるのだが、それの数にセイリュー以外の俺達のペア数(4)が満ちているかと言われると…。待ち伏せたけど空振りになる確率のほうが高いと感じている。
襲撃の人数も分からないので、分断されて敵と当たるのも避けたいよなあ。
なので待ち伏せはリスクが高すぎると思うんだよな、正直。
で、代案だ。
道を馬車が行くとして、
道の両脇の畑とか森とか林とか…道じゃない場所を、馬車がギリギリ視界に入る距離をキープしつつ馬で併走。左右2組。
馬車がやはり視界にギリギリ入る距離(こちらは双眼鏡の距離でもいいかな、目立つから)をキープしつつ馬車を追跡する。2組。
馬車の中に隠れて潜む。1組。
とかできるといいなあと思うんだけど、どうかな?
追跡する2組は輸送馬車で馬のえさ(干草)を運んでいるとかにすればいいかなと思う。
一人が御者で、残りが干草と一緒に荷台に乗って、これから行き先の農家で作業する牧童ってことで。
武器や盾は、干草の下に隠しておく。鎧は怪しまれるから着ない。
干草輸送ならゆっくり進んでも問題無い。のどかなもんだ。
俺は騎乗のスキルの関係上、この、追跡する輸送馬車を担当したいと思ってる。
他の人が別の追跡方法をするとしたら、俺とランスだけになるけどな。
とりあえず意見がほしいところだ。
馬に乗れないとなったら別の移動方法を考えねばならない。
その場合でも、俺達は干草輸送での追跡で行くのでご容赦願いたい。 -
2015/05/09-01:02
>襲撃対策
ローランドに同じく、俺も「待ち伏せる」か「追尾する」かのどちらかかと思っていた。
しかし、馬車の速度に置いて行かれず、且つ、気取られず追尾する策は、正直思い付かなんだ。
人目があれば、襲撃そのものがされない事も考え得るんで、リスクの方が高そうとも。
なので、個人的には「待ち伏せる」を推したい。
伯爵夫人にまで明かしてある移動ルートだ。
俺達も、事前に地図等で確認して、人気の無い場所や、隠れるのに適した場所など当たりは付けられるだろうしな。
こっちの問題は、人数配分次第では少数で持ち堪えなければならん事と、
待ち伏せるポイントが襲撃者と被って発見されたりしない様する事、
通過されたポイントの面子は、結果、追尾せねばならん事だが……
この場合の追尾は、同時に敵方の目も掻い潜った事になるだろうし、
襲撃者の姿を事前に確認できるのは、転じて連絡手段さえあれば襲撃への早急な対策が出来るって事でもある。
……喋り過ぎてすまんな。
皆の忌憚ない意見を貰えると助かる。 -
2015/05/09-01:02
揃ったか。改めて皆、宜しく頼む。
>馬車乗車
セイリュー達の意思次第だとは思うが、叶うならば俺も二人に頼みたいかと。
今回は特に、まずは少人数で迎え撃たねばならんだろう関係上、
実力の高さに加え、守りの要たりうるライフビショップの存在は、非常に心強い。
また、『新米ウィンクルム二人だけでの仕事』という名目上、
こちらについても事前より注意を払っておくべきかと思う。
盗賊が混じっているというなら、出発時に「本当に二人だけか」探りを入れる可能性もあるかと。
なので、ミハエルらが乗り込む前に馬車内に隠れておく、移動中も会話は小声で、
外に姿を悟られぬようするなどの対策を講じて行った方が良いかと思うが、いかがなものだろうか?
それから、金貨はどうしたものか。怪しさを低減しようと思うなら、積んでいった方が無難かね? -
2015/05/09-00:16
埋まったようで重畳。
月岡、アキ、永倉、よろしく。
これだけ頭数があれば、やりようはいくらでもあると思う。
以下、つらつらと解釈を述べるので、意見をたまわれれば幸い。
想定される敵は
金銭目当ての人間か、オーガ……。オーガと言っても、スケールはさほど深刻ではないだろう。
首謀者が貴族のマントゥール教団員とはいえ、
人間……教団員の言い方を借りれば「オーガの奴隷」の命令に従うようなオーガは、レベルが低いだろうからな。力は強くとも、知能はたかが知れてるだろう。
襲撃の回数も分からないが、一回あれば証拠には十分だろう。
怪しいポイントに各自、待ち伏せるか。
それとも集団で幌馬車を追尾するか。
追尾するなら、ウィンクルムであることはバレないようにすべきだろうな。
「ブリアンヌ伯爵夫人には新米ウィンクルム二人だけでの仕事と告げてある」のだから。
……いっそ、こちらもブリアンヌ夫人に雇われた暗殺者だとでも言えば、怪しまれないかね? -
2015/05/09-00:05
-
2015/05/08-23:36
ローランドさんとリーリェンさん、月岡さんとアルフレドさんは初めまして。
セイリューさんとラキアさんは前回ぶりです。
永倉玲央です!
パートナーはシンクロサモナーのクロさんです。
僕達もほぼ新人ですが・・・。
>馬車
そうですね、セイリューさん達がいいと思います。
現時点でこの中でレベルが高いのはセイリューさん達ですし。
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2015/05/08-23:23
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2015/05/08-21:25
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2015/05/08-08:40
揃っちゃいないが、出発はするようだから、先に挨拶しておこう。
俺はローランド、精霊はシンクロサモナーのリーリェンだ。
レベルはさほど高くないが、よろしく頼む。
さて、個人的なこの事件の解釈を以下に書いておく。闊達な意見交換が必要だと考えている。
・成功条件は、ミハエル・エリックの馬車を襲わせてその証拠を得ること。
馬車の中身の安否は不問、敵の生死も不問。
・馬車には3人しか乗れないという。
御者は含まないと考えれば、ミハエルと同乗できるのは一組のみだな。
今のところは、セイリュー達に乗ってもらったほうがいいだろう。高レベルLBの存在は、乗員の生存率が跳ね上がるからな。
ミハエル達の生死は不問だが――どちらかと言えば、生きていて欲しいんだろう?
さて、俺達だが……馬車を尾行して襲われたところに割って入るのか、怪しい場所に待ち伏せるか、かと思っているが…………どちらにせよ、かなり隠密しないと怪しまれて襲撃自体なくなってしまう可能性がある。
ここはもう少し考える。助言があれば喜んで受けたい。
では重ねて、よろしく頼む。 -
2015/05/08-00:16