黒猫のテイルスで、正義のヒーローのような人でありたいと、日々意識しながら生活している。 とある日、買い物袋の底に穴が開いてしまい、地面に物を散乱させてしまった少女を助けて『しまった』。 少女にはどうもヤンデレの素質が十分すぎるほどにあったようで、翌日に家を訪ねられた。 恐怖や混乱から停止気味の思考を整理するためにも、一旦家に帰らせる。 「申し訳ないんだが、一旦状況を整理したいんだぜ……。 一人にさせてもらっていいか?」 「わかりました、待ちます、待たせていただきます。お返事、いつ『ま』でも待っています、ね……♪」バタン その後、安堵と共に『取り返しのつかないこと』が起きるという謎の恐怖を抱き、居ても立っても居られないかのように、外へ飛び出す。 結果『あの少女』に関係した事件を解決。契約を行うまでに至った。
『取り返しのつかないこと』は始まりを告げた。
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