キャンペーン情報

オリジナルパペット大公開!!



桐華
ミサ・フルール
エミリオ・シュトルツ
羽瀬川 千代
ラセルタ=ブラドッツ
スウィン
イルド
月野 輝
アルベルト
手屋 笹
カガヤ・アクショア
信城いつき
レーゲン
かのん
天藍
アキ・セイジ
ヴェルトール・ランス
夢路 希望
スノー・ラビット
ハロルド
ディエゴ・ルナ・クィンテロ
日向 悠夜
降矢 弓弦
柊崎 直香
ゼク=ファル
栗花落 雨佳
アルヴァード=ヴィスナー
八神 伊万里
アスカ・ベルウィレッジ
セイリュー・グラシア
ラキア・ジェイドバイン
七草・シエテ・イルゴ
翡翠・フェイツィ
アイオライト・セプテンバー
白露
リヴィエラ
ロジェ
クロス
オルクス
Elly Schwarz
Curt
ロア・ディヒラー
クレドリック
瑪瑙 瑠璃
瑪瑙 珊瑚
エリー・アッシェン
ラダ・ブッチャー
楓乃
ウォルフ
アマリリス
ヴェルナー
ティート
水田 茉莉花
八月一日 智
高原 晃司
アイン=ストレイフ
マリーゴールド=エンデ
サフラン=アンファング
木之下若葉
アクア・グレイ
リゼット
アンリ
コカコ
ポヴァラ
ヴァレリアーノ・アレンスキー
アレクサンドル
ペシェ
フランペティル
シャルル・アンデルセン
ノグリエ・オルト
エルド・Y・ルーク
ディナス・フォーシス
鳥飼
ご参加いただいたみなさん、
制作いただいた ひゃくイラストレーター、
本当にありがとうございますっす!


紅月ノ神社夏祭りイベント!!

(イラスト:ゆきのIL)

 ゼノン!紅月ノ神社(あかつきのじんじゃ)への道が開いたっす!
 そうか、今年も紅月祭り(あかつきまつり)が開催されるんだな。
 今年も色々な出店があるようだ。
 
 りんご飴、お好み焼き、わたあめに、たこやき!
 オレはもちろんやきとりっす!
 (食べ物ばかりだな…。)
 射的や金魚掬いなどお馴染みの出店もあるな。中には特殊な出店もあるようだ。
 しかし、ライ、油断は禁物だ。楽しいお祭りとはいえ、
 異世界で出現するオーガ達はどれも強敵。危険が無いとは言い切れないぞ。
 目撃者が少ない為定かではないが、過去に火を噴き空を飛ぶ固体もいたと報告をうけている。
 息抜きも必要とはいえ、一般の人に危害が及ばぬよう気を張っておくのが得策だ。
 わかったっす!オーガ達をやっつけて、やきとりを楽しむっす!
 (既にやきとり限定か…。強ち間違えでもないが…。)
 あぁ、討伐や撃退任務とお祭りの切り替えが必要そうだな。
 ウィンクルム各員、お祭りを大いに楽しんでくれ。
 戦闘任務はくれぐれも無理はしないように。検討を祈る。

先に紅月ノ神社の詳細を確認する。


◆関連エピソード情報 NPC情報・エピソード情報更新!

■概要
キャンペーン期間中に関連エピソードとして、 【夏祭り・月花紅火】【夏祭り・鎮守の不知火】【夏祭り・陽炎の記憶】がリリースされます。

関連エピソードのプロローグを確認する。(ページ下部へ移動します)
関連エピソードのエピローグを確認する。(ページ下部へ移動します)

■エピソード情報
今回のイベントでは関連エピソードの進行に合わせ、テンコ側、炎龍王側の部下を通じて物語が展開されます。

エピソード情報を確認する(ページ下部へ移動します)

■NPC情報
エピソード情報にて中心となるテンコ側、炎龍王側それぞれの部下です。(順次更新)

エピソード情報の中心となるNPCを確認する(ページ下部へ移動します)

■解説
【夏祭り・月花紅火】
 妖怪から受ける妨害に負けずお祭りを盛り上げよう!というエピソードです。
 店の売り子の助っ人をしたり、催し物を企画したり、イベントに参加して、お祭りを盛り上げます。

【夏祭り・鎮守の不知火】
 不穏な動きを見せる妖怪たちからお祭りを守るエピソードです。
 周辺のパトロールや、人間に化けた妖怪たちの調査を行い、お祭りへの被害を防ぎます。

【夏祭り・陽炎の記憶】
 妖怪たちがなぜ人々やムスビヨミを恨むようになったのか、時間を超えて過去に遡り調査・解決するエピソードです。
 問題を抱える妖怪たちの過去へ遡り調査・対処することで、根本から問題の解決を図ります。

紅月ノ神社の詳細を確認する。(ページ下部へ移動します)


◆オリジナルアイテム抽選キャンペーン

■キャンペーン内容
イベント期間中(8月1日~8月31日)に、
エピソード参加・イラスト発注の際に配付される「オリジナルパペット券」が抽選券となり、
合計10名様にオリジナルアイテム「神人パペット」と「精霊パペット」を描きおろし・プレゼントいたします!
(担当イラストレーター:ひゃくIL)

「オリジナルパペット券」の数だけ抽選が行われますので、たくさん持っていると当選確率UPします!
また、20枚集めたお客様には抽選とは別枠でプレゼントさせていただきます!

■「オリジナルパペット券」入手方法
【エピソード参加】
  ○ハピネス・アドベンチャー⇒1枚
  
  更に関連エピソード【夏祭り・月花紅火】【夏祭り・鎮守の不知火】【夏祭り・陽炎の記憶】への参加で、
  「オリジナルパペット券」をもう一枚プレゼント!!(関連エピソードは8月5日からのリリースを予定しております。)

【イラスト発注】
  ○アイコン・スタンプイラスト⇒1枚
  ○バストアップ・全身図・ミニキャライラスト⇒2枚
  ○シングルピンナップ・カップルピンナップ⇒3枚
  ○設定図⇒6枚
  更に「夏祭り」「浴衣」「甚兵衛」のいずれかを含む発注で「オリジナルパペット券」をもう一枚プレゼント!!

当選されたお客様へ
オリジナルアイテム
「神人パペット」「精霊パペット」
紅月ノ神社の夏祭りの出店「オリジナルパペット屋」で作ってもらった自分そっくりのパペット人形。
手を入れて動かすことが出来る。(イラスト:ひゃくIL)
分類衣装
部位グローブ
対象神人・精霊
必要Lv期間終了時のLv
能力直+?(期間終了時のLvに依存)
P率100
■備考・注意事項 ・アイテムの配付は2014年9月10日を予定しております。  (当選者の発表は、本キャンペーンページにてお知らせいたします。) ・「オリジナルパペット券」の配布は、エピソード通常参加時、エピソード予約参加確定時、イラスト発注時となります。 ・期間終了後は、「オリジナルパペット券」を「ジェールチケット100」と交換させていただきます。 ・「神人パペット」、「精霊パペット」は、基本画像(バストアップ・全身図)をベースに制作となります。  (基本画像を複数枚お持ちの場合は、弊社よりどのイラストをベースにするか確認のご連絡をさせていただきます。) ・基本画像(バストアップ・全身図)を一方のキャラクターしか所持していない場合は、1体分のみの制作・配付となります。  (代替として「ジェールチケット3000」を配布させていただきます。) ・「オリジナルパペット券」、「神人パペット」、「精霊パペット」はオークションでは出品いただけません。

◆関連エピソードプロローグ◆



・夏祭り会場、準備中

「でぇ嫌れいだ!」
 くすんだ銀色小判のような姿をした妖怪は頭から熱湯を吹き出すと、お祭り会場の設営をしている一団に吹きかけた。
「人間が喜ぶお祭りなんて、でぇ嫌れいだ!」

 その妖怪が、自分が妖怪であることを自覚したのは、生まれてちょうど99年たったときだった。
 貧乏な寒村にて、お湯を貯え人々を温めるモノとして重宝され、人に愛される充実した日々だった。
 しかし、村に電気が来た時、彼の毎日が一変した。

「でぇ嫌れいだ!」

 何があったのか――。
 よく思い出せないが、悲しみに心が疼く。

「人間なんて、でぇ嫌れいだ!」


・決断

 A.R.O.A.本部では、幹部と最高評議員を集めて会議が行われていた。

「紅月ノ神社がA.R.O.A.に救援を求めていると……?」

 紅月ノ神社の祀神「ムスビヨミ」は昔からウィンクルムと関わりの深い神である。
 中でも流星融合の予言をウィンクルム達に伝え、被害を少なくした話は有名だ。
 その女神の祀る神社が危機に瀕しているという……。

「しかし、少し大げさでは? たかが祭りでしょう?」
 若い下級幹部の発言に評議員の一人が、神社から送られてきた依頼書の資料を指差す。
「いや、ここには『祭りは、女神の力の源であり、祭りが失敗すれば女神は力を失ってしまう』……と書かれてある」

 人の歓喜を糧にする女神にとって、この祭りは重要な行事である。
 万が一失敗することがあれば、女神は糧を、力を失い、テネブラが輝くことは二度とないという。
 それはウィンクルムにとっても、危機的状況に繋がりかねないのだ。

 紅月ノ神社を運営する妖狐(神に仕える狐の妖怪達)からの依頼書は以下である。

【依頼書】
 どうか助けてください。
 紅月ノ神社のお祭り会場は、今妖怪たちに襲撃を受けています。
 準備はなんとか終わりましたが、襲撃は続いています。
 妖怪からお祭りを守ってください。
 彼らのリーダー炎龍王は、悪さをして追放された、元龍神です。
 いまはまだ、彼の力が眠りから覚めていませんが、私たちではどうすることもできない、恐ろしい敵です。

 お店の売り子も、イベント要員も怪我人続出で、不足しています。
 お手伝いをしてくれる人も探しています。
 そして、なぜ妖怪達がこんな事をするのかの謎も解き明かして欲しいのです。

 紅月ノ神社、夏祭り会場運営、妖狐一族より


・落ちぶれた神

 ここは、紅月ノ神社の裏、鎮守の森である。
 澱んだ空気の中、数百の妖怪達が自分の主を見上げて、ひれ伏していた。

「これより祭り会場へおもむき、人間どもを食い荒らしてまいります! 炎龍王様!」
「炎龍王様! 私は、屋台に放火してまいります!」
 一団の妖怪が、人に変化すると闇に消えていった。

 主である、炎龍王と呼ばれた巨大な龍は……澱みの中心で、妖怪達眺めていた。

 自分がなぜこんなに怒りに満ちているのか――。
 これまで気にも留めていなかった人間達の存在ですら、目障りで気になって仕方ない。
 あの虫けらどもを皆殺しにすれば、さぞかし気分が晴れえるのだろうか……。

 この溢れ上がる憎悪はどこから湧き出てくるのか。
 炎龍王は、最近できた額の新しい角が疼くような気がしたが、
 直ぐに月の女神ムスビヨミを倒し、肉を喰らい、また神の座に返り咲く計画に没頭するのだった。

◆関連エピソードエピローグ◆


・祭

 紅月ノ神社夏祭り。その時間もあと僅かとなっていた。
 炎龍王をはじめとする妖怪たちの妨害を受けて、壊れてしまった屋台や、怪我をしてしまった妖狐たち。
 そんな状況で救援を受けてくれたA.R.O.A.には、感謝してもしきれないほど助けられた。

 どうにかして恩返しはできないものか。そう思うテンコの脳内に、ムスビヨミの声が響いた。
 『A.R.O.A.により救われたのは私も同じ。彼らの活躍で例年通り…… いえ、それ以上に力を得ることができました。』
 『彼らの行く先に幸のあらんことを願い、安らぎと、眠れる力の覚醒を授けましょう。』
 ムスビヨミからの話を聞いたのち、テンコは駆け足で祭り会場へと向かった。

 宵の口。お祭り会場の賑わいは増し、売り子の声や祭囃子が紅月ノ神社を包み始めていた。
 そこへ駆け足でやってきたテンコは、ステージの拡声器を手に取り声高に叫ぶ。

 「皆の衆!!話を聞いてくれー!!」

 テンコの突然の登場に、人々は驚きステージへを目を向ける。
 何百という人の山。しかし、その民衆を前にしてもテンコは物怖じをせずに続ける。

 「今年の祭りはいろいろと大変じゃった!A.R.O.A.の諸君には感謝してもしきれん!」
 「それでじゃ!わたしとムスビヨミ様からささやかなサプライズをプレゼントじゃ!!」

 その内容は、ささやかどころではない驚くべき内容であった。
 一つ目は「ゲートの安定」 これにより、通常の世界と紅月ノ神社をいつでも自由に移動できるようになった。
 二つ目は「ウィンクルムの覚醒」 ムスビヨミの力により、ウィンクルムに眠っていた一部の力が覚醒された。
 このどちらも、夏祭りが大成功し人々に活気が満ち溢れ、ムスビヨミが十二分に力を蓄えることができたからこそである。

 「最高じゃ!最高の祭りじゃ!! 残り時間は僅かじゃが存分に楽しもうぞー!!」

 あまりにも盛大なサプライズに気を取られていた人々が我に返る。
 そうだ。いまは祭りだ。細かいことはどうでもいいんだ。とりあえず盛り上がろう!
 そうして瞬く間に、テンコを中心としたあたり一帯は歓声に包まれ、今年の夏祭り一番の盛り上がりとなった。

 神人と精霊。人間と妖怪。楽しいことに隔たりなんて存在しない。
 みんなで歌って、みんなで踊って、そうやって少しでも幸せな世界になっていけばいいな。
 まだまだ幼いなりに今年の祭りを乗り越えたテンコはそう思いつつ、またひとつ成長したのだった。


・焔の行方 闇の深淵

 人と妖怪が、垣根を越えてお祭りを楽しんでいる最中。
 空に浮かぶ雲の切れ間から、その様子を見降ろしている二つの影があった。
 
 一方は巨大な龍。炎を纏った長い体躯には黒い楔のようなものが打ち込まれており、低い唸り声を響かせている。
 もう一方は、人のような何か。女性のような風貌だが、人と呼ぶにはあまりにも禍々しく異質な空気を放っている。
 そして人とは決定的に違う点が、角だ。彼女の頭部には二本の角があり、月夜に照らされて青白く輝いている。
 
 その二つの影は何をするわけでもなく闇夜に浮かび、人と妖怪が騒ぐ様をただただ見下していた。
 そうして時が流れ、賑わいが最高潮となったころであっただろうか。
 彼女が艶美な声でくすりと笑うと、二つの影は夜の闇へと沈んでいった。


・龍を追いかけ月の道へ

 お祭り騒ぎの翌日。A.R.O.A.の本部にて幹部と妖狐たちにより、ひとつの会議が開かれた。
 数日前に鎮守の森から各地へ飛び去った火玉、炎龍王の問題はもちろん、
 ゲートの安定により、いつでも出入りが可能になった以上、その他にも色々な打ち合わせが必要だったためである。
 
 そんな中、テンコ様を通じてムスビヨミより新たな依頼が舞い降りた。
 その依頼は、あまりにも意外な場所、意外な内容であった。
 
 『テネブラと対となり闇夜を照らすもうひとつの月、ルーメンを救っていただきたいのです。』


◆NPC情報◆



2014/08/05:テンコ側「青雪」、炎龍王側「蛇御子」情報公開
2014/08/09:テンコ側「シバ」情報公開
2014/08/13:炎龍王側「遊火」情報公開
2014/08/24:テンコ側「カニク」情報公開
2014/08/31:炎龍王側「ヒヅキ」情報公開


●テンコ側
青雪(きよゆき)
妖狐たちの頼れるリーダー格。人間の年齢にして27歳。
青年期は先代の宮司(テンコ様の親)のもとに仕えていたため、実務の多くを任されている。
シバ
テンコ様の幼馴染で今年10歳の妖狐。
若干ながら年上であることを気にし始めて、お兄ちゃん気取りをしたい年頃。
普段はテンコ様と一緒に遊び、悪さをしては周りに怒られている。
カニク
青雪が事務関係を担う一方で、現場を取りまとめている妖狐。人間の年齢にして27歳。
持ち前の明るく気前のよい性格のためか、妖怪や人間、分け隔てなく交友が広い。


●炎龍王側
蛇御子(へびみこ)
炎龍王のもとに集った妖怪たちを束ねているリーダー格。
一見すると丁寧な物腰だが、実際は身内にも容赦なく内面に渦巻くものはどす黒い。
遊火(あそび)
ところ構わず戯れに火を撒く危険な妖怪。
その粗暴な性格から妖怪内でもよく思われていない節がある。
火と炎という縁があるためか、炎龍王には気に入られている。
ヒヅキ
暗い雰囲気を纏い、他の妖怪たちから一歩引いた位置にいる不思議な妖怪。
一人でひっそり行動していることが多いため、妖怪たちの間でもあまり気づかれていない。


◆エピソード情報◆



2014/08/05:テンコ側①『妖狐たちの願い ウィンクルムの過去』、炎龍王側①『危険な遊火と謎の角』情報追加
2014/08/09:テンコ側②『おまつりは楽しい!』情報追加
2014/08/13:炎龍王側②『火種』情報追加
2014/08/24:テンコ側③『響く囃子と揺らめく焔』情報追加
2014/08/31:炎龍王側③『炎を蝕む深き闇』情報追加


テンコ側①|妖狐たちの願い ウィンクルムの過去
【紅月ノ神社】
ウィンクルムの皆様方。この度は私たちのために、テンコ様のためにご協力いただきありがとうございます。
皆様には数々のお願いをすることになりますが、我々もお力になれるよう、過去の文献などを調べております。
文献に記されている、皆様方――ウィンクルムが持つ力に関係する事象も合わせて調べておりますので、
なにか判明次第、皆様にお伝えさせていただきますね。
テンコ側②|おまつりは楽しい!
【数日後・紅月ノ神社】
おー! A.R.O.A.の人たちがいっぱいだ! みんな、きてくれてありがとう!
そういえばさっきね、青雪にいちゃんが「皆さんにも楽しんでいただかねば……!」って、
なんだか出店の人たちと相談してたり、古い本を読んだりして、いろいろと準備してたみたいだよ!
みんなも、せっかくのおまつりだからお仕事だけじゃなくて楽しんでいってね!
テンコ側③|響く囃子と揺らめく焔
【紅月ノ神社】
おっす! A.R.O.A.のみんな! いい知らせを持ってきたぜ。
おかげさまで邪魔する妖怪からの被害も減って、出店やイベントも賑わってきたもんでな、
改心した妖怪たちまで加わったからいつも以上の活気でさ、ムスビヨミ様も元気になってるってよ!
……ただ、悪い知らせもひとつあってな。
数日間に、鎮守の森から幾つかの火玉が飛び出したって話で、炎龍王が何か企んでるみてぇだ。
ムスビヨミ様も力を蓄え、祭りの終わりが近いこの時期だからこそ、気を付けねぇとな。


炎龍王側①|危険な遊火と謎の角
【鎮守の森】
……なるほど。 A.R.O.A.が、憎らしい人間どもが動きだしたようですね。
ここは炎龍王もお気に入りの彼に、ちょっとした遊びでもやってもらいましょうか。
(湧き上がる人間どもへの憎しみ。そして炎龍王に現れた新たな角……。これは、気になりますねぇ。)
炎龍王側②|火種
【数日後・紅月ノ神社付近】
さてさて♪ 蛇チャンに呼ばれて来てみれば、A.R.O.A.が随分頑張ってくれちゃってるね~♪
妖狐たちも何かしてるようだけど、炎龍王サマも動くみたいだし、ぼちぼち燃えていこうじゃないか♪
炎龍王側③|炎を蝕む深き闇
【鎮守の森・謎の焦土】
な、なんだこれ……。森だけじゃない。動物や……仲間の妖怪も、なの?
すごい嫌な感じがする……。この禍々しい雰囲気、炎龍王様とは違う何かがいるの?
お祭りの邪魔も失敗しちゃったし、どうなっちゃうんだろう……。


◆紅月ノ神社の詳細◆

 もともと、ウィンクルムにしかみえない月(テネブラ)に対して、一般的な信仰はありませんでした。
 しかし、流星融合の前夜、ウィンクルム達の夢枕にテネブラの女神ムスビヨミが現れ、
 危険を警告してくれたおかげで被害を僅かに食い止めることができました。
 それ以降、一般でも月の女神への信仰が始まり、流星融合でもたらされた和風文化と合体して現在の祭りの姿になりました。
 
 【紅月ノ神社】は、タブロス周辺にある謎スポットの一つで、異空間にあります。
 祭りの期間だけ、ゲート(鳥居が出現)が開いて入ることができるようになります。
 
 お祭りの間、月の女神ムスビヨミが降りてきます。
 月の神様は、普段月に住んでいるので、お祭りのあいだ、神様が神社に降りてきます。


 ■ステージを照らす二つの月
 この世界では、月が二つ存在します。
 一つは明るい月と呼ばれる「ルーメン」は、見た目の大きさで(我々が住む現実の)
 地球の月とほぼ同じ大きさ、同じ色をしています。
 もう一つは、見えない月と呼ばれる「テネブラ」で、契約を行った神人と精霊にしか見えないようで、
 神的な力の作用によるものではないかと言われています。

 ルーメンは、地球の月と同じく満ち欠けをし、
 東から出て西に沈みますが、テネブラは満ち欠けはせずに色が変化します。
 ちょうどルーメンが新月の時に明るい赤色になり、満月の時に暗い濃紺にまで変色するようです。
 また、テネブラは空を移動することなく常に北の空に見えており、
 太陽が沈むとゆっくりと姿を現し、昇る頃にゆっくりと姿を消します。


 ●テンコ様
 神社の宮司にして妖狐一族の長でもある子狐です。
 先代が早世したため長を継いだ、今年8才の黒髪おかっぱの男の子です。
 完全にお飾りですが、重要な会議やA.R.O.A.に妖狐の代表として依頼を出すときは姿を見せます。
 変身の術が未熟で、しっぽも耳も出っぱなしで、引っ込められません。

 ●妖狐達
 お祭りの売り子から裏方までなんでもこなす狐の妖怪。
 変身能力がありますが誰にでも変身できるわけではなく、人での容姿は決まっています。
 男女両方いますが男性の方がやや多く、若干線の細いタイプの美形ぞろいです。
 戦闘力はほとんどなく、暴れる妖怪を倒す力はありません。

 ●ムスビヨミの眷属神
 好奇心旺盛なため、ちょくちょく姿を現しては人間や精霊に姿を見せます。
 神様たちは直接話す事ができまないため、近くの地面や壁、紙などに話したい内容を浮かび上がらせます。

  ・ワタガシニコ・ハイテル姫
  砂糖菓子の神、ふわふわした雲のような存在で、ふわふわした手足がついています。 美味しい綿菓子の守護神です。

  ・リンゴアメノ・サカサの尊
  真っ赤な顔をした童子の姿の神様で、りんご飴の神様です。

  ・クジノアタリ・ソウナ姫
  籤の神様で色白の美人だが実は二次元、性格は見た目に反していい加減です。

 ●炎龍王
 敵対する妖怪達の首魁で、もともとは同神社内に祀られていた龍神でしたが、悪事を重ね追放された。
 恨みを持つムスビヨミの力を完全に削いだあと、社を乗っ取ろうと企んでいますが、
 本人でも自覚しえない何かが起きているようです。
 
 外見は漆黒をベースに赤い模様があるウロコを身にまとった東洋の龍で、ウロコはとても固く丈夫です。
 そのままではエンドウィザード、ハードブレーカーなどの大技以外は弾かれてしまう恐れがあります。
 その為、ダメージを与えるには、まずウロコを攻撃で剥がす必要があります。
 目、鼻、口にはウロコは付いていませんが、炎龍王も理解しているため容易には攻撃出来なでしょう。
 身体のどこかに1ヶ所だけ逆鱗と呼ばれるウロコが逆さまに付いており、そこが弱点だとする説もあります。

 障害物のない上空では、時速数百キロ程度で空中を自在に飛ぶ事ができます。
 体が大きいため、森の中などを移動するときはかなり速度が落ちます。普段は身を隠すため低空を移動する事が多いです。
 鎮守の森のねぐらから紅月ノ神社までは、低空で森を抜けて3時間程度で現れるようです。


 ■鎮守の森
 紅月ノ神社の裏にある不思議な場所で、紅月ノ神社で働いている者達でもめったに踏み込まない場所です。

 ■1000年鏡
 異次元空間でムスビヨミが地上にいる短い期間のみ使うことができる、時間を遡れる特殊な鏡です。
 数枚しかない国宝級の宝で、過去1000年までの時間を遡ることができ、最長で1時間その時代に滞在できます。
 今回は特別に使用許可が下り、この鏡を用いて妖怪たちの過去へ飛び、問題の調査・解決を行うことになります。


 ■オリジナルパペット屋
 様々な屋台が軒を連ねる中、一際目立つ屋台。
 看板には、「オリジナルパペット屋」と書かれている。
 屋台の前は人だかりで、人気のお店だということが伺える。


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