フェスティバルイベント『愛と罪と罰と愛と』はこちら
◆フェスティバルイベントエピローグ◆
●
――『オベリスク・ギルティ』の瘴気が、霧散していく。
ウィンクルム達が『ホワイト・ヒル』にてデートを行ったことで、瘴気が愛の力によって浄化されたのだろう。
瘴気が愛の力で浄化された『オベリスク・ギルティ』は、まるでライトアップされた建設物のように橙色に煌めき、自身と降りしきる雪を照らしていた。
それは、大きな一つの戦いが終わりを告げたことを告げているかのようでもあり、ウィンクルム達の勝利を称えているようにも見えた。
ノースガルド『ホワイト・ヒル』では、マントゥール教団の姿も、ギルティ・シードの姿も街から消え、人々や街は混乱していた様相から一転して、クリスマスムードへと移り変わっていった。
キチンとクリスマスが行えるか不安が残るところではあったが、今年も、レッドニス・サンタクロースの大忙しな時期が訪れることになった。
彼曰く、『オベリスク・ギルティ』の一件で少々作業に遅れはあったものの、プレゼントの用意は間に合ったようだ。
『大聖夜祭』の準備も着々と進んで行き、不安で彩られていた表情には笑顔もある。
まさに、聖夜にふさわしい、幸せが幸せを呼ぶ光景が広がっていた。
A.R.O.A.がウィンクルム達に、『大聖夜祭』を開催しクリスマスデートをプレゼント出来たのは、スペクルム連邦全体がA.R.O.A.へ援助をしたことももちろんあるが、ウィンクルム達に助けられ、クリスマスを楽しんでほしいと店やホテルなどの場所を提供してくれた人々の感謝の気持ちによるところが大きい。
人々の感謝を酌み、ウィンクルム達は思う存分クリスマスデートを楽しんでしまおう。
●
『オベリスク・ギルティ』の瘴気は浄化され、元々備わっていた「瘴気を集約し、蓄える」という能力も愛の力によって打ち砕かれた。
グノーシス・ヤルダバオートが六罪を司るギルティ達を募らせるために、マントゥール教団員達を生贄として出現させた氷の塔だとは思えないほど、今は橙色に彩られた綺麗な姿を見せている。
愛は罪だと、グノーシス・ヤルダバオートは話した。確かに、愛とは罪が伴うこともある。
今でこそ、ウィンクルムという愛の象徴があり、一般人も恋や愛について様々な見解を持つようになったが、遥か昔には、身分の違い、近親、略奪……様々な理由から人々に奇異の目で見られ、罪として迫害されてきた人々も数多く存在していた。
そして、悲しい愛の物語や逸話は人々だけではなく、神にさえも存在する。
ルミノックスの伝承に存在する、英雄リベロと女神スワロの神話もまた、叶わぬ恋に焦がれた女神と英雄として、悲しい愛の物語だと言えるだろう。
そういった悲しみは、闇を呼び、その者の身を堕落させる要因になる。
それだけを見れば確かに、愛とは罪であり、闇を生む存在なのかもしれない。
(――ですが、愛はそれだけではない。)
愛を司る女神『ジェンマ』に仕える、天使『ジュリアーノ』は、歪む空間の中を翼を広げ飛び続ける。
(……ウィンクルム達が、『オベリスク・ギルティ』での騒動を終結させ、瘴気を浄化できたのは、彼等彼女等の愛の力があったからです。愛は人々に力を与え、希望を与えることもできます。)
ジュリアーノは、光を纏った翼をはためかせて、空間を滑空していく。
女神ジェンマからウィンクルム達のための力を授かり、それを届けようと飛行するジュリアーノだったが――。
「やはり、新たなギルティ級のオーガが生まれるのは、空間の歪みが酷いですね……」
今回、ミラス・スティレートは完全なギルティへと堕落することはなかったが、膨大な瘴気が一箇所に集い、ほとんどギルティとなる状態まで堕ちていた。
その影響で、世界全域に位置している空間が、歪みを生じているのだ。
元々、ダークニス・サンタクロースの誕生や、ヴェロニカの使用した月の力など、様々な要因によって空間は大きく歪んでしまっていた。
空間が歪めば、他の空間にも様々な影響を与えかねない。かつてハロウィンに現れた黄昏世界なども、その影響による一因だ。
「すぐにでも、ウィンクルム達に新たな力を授けなければ……」
自身の持てる力の全てを使って、全速力でウィンクルム達の元へと向かうジュリアーノだが、歪む空間がその飛行を邪魔し、思うように飛行がままならない。
「待っていて下さい、ウィンクルムの皆さん……!」
世界を護るためには、この新たな力がウィンクルム達に必要だ。
ジュリアーノは大きく翼を翻し、再び滑空を続ける。
「すぐに、向かいます!」
●
「もういくつ寝ると、お正月ですね」
紅月ノ神社でコタツに入りながら、甕星香々屋姫が書類を整理しながら呟く。
目の前で同じようにコタツに入るテンコが、相槌をうつ。
「そうですが……まだ少し早くないですか? クリスマスもまだ来ておりませんよ」
「クリスマス……恋人達が仲を深めるという、行事ですね」
はっと、テンコは甕星香々屋姫の顔色を見て、また「破廉恥です!」と暴走するのではないか、と懸念を抱いたが、甕星香々屋姫はそういった行動はせず、
「公序良俗に反していなければ、破廉恥ではありませんね」
そう言って、お茶を一口すすって資料整理を続ける。
ほぅ、と息を吐いて、テンコが甕星香々屋姫に問う。
「そういえば、甕星香々屋姫様はサンタさんに何を頼むのですか?」
甕星香々屋姫はその質問に書類整理の手を止め、テンコを見据えた。
「テンコさん。サンタさんなんて、まだ来るものだと思っているのですか?」
「え? サンタさんは、い、いますよ甕星香々屋姫様!」
甕星香々屋姫は、夢を壊されたかのような表情をするテンコに、一呼吸を置いて言い放った。
「サンタさんは既に、プレゼントを瞬時に届ける装置を開発済みなのです!」
「な、なんとっ!?」
耳をぴーんっと伸ばして、テンコが驚愕に彩られた表情になる。
その反応を見て、甕星香々屋姫は自信有り気な表情で、続けた。
「考えてもみてください。この世界には一体どれだけの子供達が居ると思いますか!?
わたし達のように、神や、神の遣いにまで、一晩でプレゼントをする……とても現実的ではありません!」
「た、確かにっ!」
「サンタさんも現役の頃は、その腕一本でプレゼントを届けていたのかもしれません。
ですが、サンタさんももうお歳を召されています。動悸や息切れが苦しいでしょう。
それでも子供達にプレゼントを渡さなければ……サンタさんは悩まれました。」
甕星香々屋姫は神妙な面持ちでそう続けながら、書き損じた書類の裏面にさらさらと図解を描くと、
「そして、ついにサンタさんは、一瞬で子供達へプレゼントを届けることができる、このような装置を開発したのです!!」
「そ、そうだったのですか! 初めて知りましたっ!」
「これはわたしが行き着いたサンタさんの手がかりです!
テンコさん、わたしと共に、更にサンタさんの情報を集めて、お礼を言いましょう!」
「もちろんです甕星香々屋姫様!」
二人はがしっと固い握手を結び、サンタさんの情報収集をはじめるのだった。
「はっくしょん!」
ノースガルド『夢見の塔』で、レッドニス・サンタクロースがむず痒さを感じて、くしゃみをする。
「……この時期は、冷えるな。けど風邪なんかひいてられねぇ!」
サンタさんとして、世界中の子供達にプレゼントを配らなければならないのだから。
言外にそう誓いつつ、レッドニスはフライング・トナカイボートの点検を続けるのだった。
クリスマスが、やってくる。
◆フェスティバルイベントMVP◆
『オベリスク・ギルティ』での戦闘、そして瘴気の浄化お疲れ様でした。
皆様のご活躍により、ミラス・スティレートは完全なギルティに堕ちることなく自我を取り戻し、
再び神人セナ・ユスティーナとの日常を過ごすことができるようになりました。
また首都タブロス、ノースガルドに蔓延っていた『ギルティ・シード』も浄化され、平穏が訪れはじめています。
ご活躍されたウィンクルムの中から数ペアとなってしまいますが、
戦功を称える勲章を授与させていただきます。
女性PC側MVPはこちら
|
A.R.O.A.聖位大勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv10~ HP+20 MP+20 命+20
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大変大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々から尊敬の眼差しを受け、英雄として讃えられることだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.名誉戦功章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv5~ MP+10 攻+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、戦果を出した者に授与される誇り高き勲章。この勲章を持つということは、一人前の戦士として認められたという証だ。
|
|
A.R.O.A.聖位大勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv10~ HP+20 MP+20 命+20
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大変大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々から尊敬の眼差しを受け、英雄として讃えられることだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.名誉戦功章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv5~ MP+10 攻+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、戦果を出した者に授与される誇り高き勲章。この勲章を持つということは、一人前の戦士として認められたという証だ。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
男性PC側MVPはこちら
|
A.R.O.A.聖位大勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv10~ HP+20 MP+20 命+20
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大変大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々から尊敬の眼差しを受け、英雄として讃えられることだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.名誉戦功章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv5~ MP+10 攻+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、戦果を出した者に授与される誇り高き勲章。この勲章を持つということは、一人前の戦士として認められたという証だ。
|
|
A.R.O.A.聖位大勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv10~ HP+20 MP+20 命+20
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大変大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々から尊敬の眼差しを受け、英雄として讃えられることだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.名誉戦功章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv5~ MP+10 攻+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、戦果を出した者に授与される誇り高き勲章。この勲章を持つということは、一人前の戦士として認められたという証だ。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|
|
A.R.O.A.栄誉勲章【貴重品】(冒険携帯品) 共通 100%
必要Lv8~ HP+10 MP+10 防+10
マントゥール教団との死闘を潜り抜け、大きな戦果を出したウィンクルムに授与される誇り高き勲章。この勲章を持つ者は人々からの、熱い感謝の気持ちを受けることになるだろう。
|